JPH0629731Y2 - ガスセンサ - Google Patents

ガスセンサ

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JPH0629731Y2
JPH0629731Y2 JP1573588U JP1573588U JPH0629731Y2 JP H0629731 Y2 JPH0629731 Y2 JP H0629731Y2 JP 1573588 U JP1573588 U JP 1573588U JP 1573588 U JP1573588 U JP 1573588U JP H0629731 Y2 JPH0629731 Y2 JP H0629731Y2
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JP
Japan
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lead
insulating substrate
pin
gas
electrodes
Prior art date
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JP1573588U
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JPH01121844U (ja
Inventor
洋暉 岡崎
昌之 白鳥
孝 松坂
正道 一本松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Osaka Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、ガス漏れ警報器などに用いるガスセンサに
関する。
(従来の技術) 近年、ガス漏れによる事故を防ぐため、ガス漏れ警報器
を取付ける家庭が増えている。
このような家庭用のガス漏れ警報器に用いられるガスセ
ンサとしては、たとえば半導体式ガスセンサがあり、そ
の一例を第4図に示す。
第4図において、1は本体の基台となるステムで、その
ステム1にはリードピン2a,2b,2c,2d,2
e,2fが植設されている。そして、これらリードピン
にそれぞれリード線3を介して絶縁管4が接続および保
持される。
絶縁管4は、内部にヒータ5を内蔵するとももに、外周
面に一対の電極を対向して設け、その両電極上にわたっ
て感ガス体を設けたもので、リード線3により、ヒータ
5の両端がリードピン2b,2e、一方の電極がリード
ピン2a,2c、他方の電極がリードピン2d,2fに
電気的に接続される。
なお、ステム1にはステンレス製かつ網状のネットキャ
ップ6が被せられている。
すなわち、ヒータ5で絶縁管4を熱した状態において、
大気中のガスの濃度に応じて各電極間の感ガス体の抵抗
値が変化する。これをセンサ出力として取出すものであ
る。
ところで、上記絶縁管4はリード線3によって保持され
る形となっているが、リード線3としては白金(Pt)
等の細線(約0.1φ)が採用されており、しかもリード
線3と絶縁管4との接続部はリード線3が感ガス体に対
して潜り込んだ状態となっているため、衝撃や振動が加
わるとリード線3が断線したり、感ガス体の破損を招く
などの問題がある。
これに対し、最近、平板形のガスセンサが開発され、実
用化されつつある。
これは、絶縁基板にヒータを内蔵し、その絶縁基板上に
一対の電極を設けるとともに、両電極上にわたって感ガ
ス体を設け、さらに絶縁基板に各電極およびヒータの両
端が導通する複数のボンディングパッドを設け、それら
ボンディングパッドとリードピンとを板状のリードフレ
ームにて接続するものである。
すなわち、強度にすぐれたリードフレームの採用、およ
びリードフレームとボンディングパッドとの溶接によ
り、従来のようなリード線3の断線や感ガス体の破損を
防ぐようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、溶接は難しい作業であり、それをリード
フレームとボンディングパッドとの接続だけでなくリー
ドフレームとリードピンとの接続にも使用しているた
め、製造時の作業能率が悪いという問題がある。
また、過度の衝撃や振動が加わった場合には、特に接合
面積の小さいリードフレームとリードピンとの接続が外
れることがある。
この考案は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、製造時の作業能率の向上を可
能とし、しかもリードフレームとリードピンとの強固な
接続状態を得ることができ、過度の衝撃や振動に対して
十分な強度を発揮することができる耐久性および信頼性
にすぐれたガスセンサを提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 基台と、この基台に設けられた複数のリードピンと、絶
縁基板と、この絶縁基板の上面に設けられた一対の電極
と、これら電極上にわたって設けられた感ガス体と、前
記絶縁基板に設けられたヒータと、このヒータの両端お
よび前記各電極にそれぞれ接続された複数のリードフレ
ームと、これらリードフレームまたは前記各リードピン
の一方に設けられたかしめピンと、各リードフレームま
たは各リードピンの他方に設けられ前記かしめピンが嵌
合される嵌合孔とからなり、リードピンおよびリードフ
レームにより前記絶縁基板を保持する。
(作用) 簡単なかしめ接続の採用により、製造時の作業能率が向
上する。さらに、かしめ接続なので、リードフレームと
リードピンとの接続が強固となり、過度の衝撃や振動に
対して十分な強度を発揮する。
(実施例) 以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第2図および第3図において、11は本体の基台となる
ステムで、そのステム11にリードピン12a,12
b,12c,12dが植設されている。そして、これら
リードピンにリードフレーム13a,13b,13c,
13dを介して矩形状の絶縁基板14が接続される。つ
まり、リードピンおよびリードフレームにより、絶縁基
板14がステム11の上部に保持される。
ここで、リードピン12a,12b,12c,12d
は、後述するが、各リードフレームとの接続部(上端
部)にかしめピンを有している。
リードフレーム13a,13b,13c,13dは、導
電性材料を板状に形成したもので、後述するが各リード
ピンとの接続部に嵌合孔を有している。
絶縁基板14は、たとえばアルミナを主成分とするセラ
ミックを材質としている。
また、絶縁基板14は、ヒータ15を内蔵するととも
に、上面の対角線上に一対の電極16,17を対向配設
している。さらに、絶縁基板14の上面には上記電極1
6,17にわたって膜状の感ガス体(金属酸化物半導
体)18が設けられている(被覆)。
さらに、絶縁基板14の上面の四隅には対角の位置にそ
れぞれ電極リード用ボンディングパッド19,19およ
びヒータリード用ボンディングパッド20,20が設け
られている。
電極リード用ボンディングパッド19,19は、電極1
6,17とそれぞれ電気的に導通されている。ヒータリ
ード用ボンディングパッド20,20は、ヒータ15の
両端とそれぞれ電気的に導通されている。
そして、電極リード用ボンディングパッド19,19に
対し、リードフレーム13b,13dのそれぞれ一端が
溶接される。
ヒータリード用ボンディングパッド20,20に対し、
リードフレーム13a,13cのそれぞれ一端が溶接さ
れる。
また、リードフレーム13a,13b,13c,13d
の他端は、各リードピンの上端部にかしめ接続される。
すなわち、第1図に示すように、リードピン12aの上
端部にかしめピン21が設けられている。さらに、リー
ドフレーム13aの他端に嵌合孔22が形成されてい
る。そして、嵌合孔22にかしめピン21が嵌合され、
嵌合孔22から突出するかしめピン21の先端がかしめ
られる。
リードピン12b,12c,12dおよびリードフレー
ム13b,13c,13dについても同じ構成となって
いる。
なお、ステム11上にはステンレス製かつ網状のネット
キャップ30が被せられている。
したがって、リードピン12a,12c間に電圧が印加
されると、ヒータ15が発熱し、絶縁基板14が熱せら
れる。この状態において、大気中に所定のガスが存在す
ると、それに感ガス体18が反応し、ガスの濃度に応じ
て電極16,17間の抵抗値が変化する。そして、抵抗
値変化がセンサ出力としてリードピン12b,12dか
ら取出される。
ところで、リードフレームとリードピンとの接続に簡単
なかしめ接続を採用したので、製造時の作業能率が向上
する。
しかも、かしめ接続なので、リードフレームとリードピ
ンとの接続が強固となり、たとえ過大な衝撃や振動が加
わってもその接続が外れるようなことがなく、絶縁基板
14を確実に保持することができる。
なお、上記実施例では、かしめピン21をリードピンに
設け、嵌合孔をリードフレームに設けたが、反対に、か
しめピン21をリードフレームに設け、嵌合孔をリード
ピンに設けるようにしてもよい。また、かしめピン21
の先端をかしめるようにしたが、かしめピン21の径を
嵌合孔22の径よりも若干大きくしておき、単なる圧入
によって接続を行なうようにしてもよい。
その他、この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案によれば、基台と、この基台
に設けられた複数のリードピンと、絶縁基板と、この絶
縁基板の上面に設けられた一対の電極と、これら電極上
にわたって設けられた感ガス体と、前記絶縁基板に設け
られたヒータと、このヒータの両端および前記各電極に
それぞれ接続された複数のリードフレームと、これらリ
ードフレームまたは前記各リードピンの一方に設けられ
たかしめピンと、各リードフレームまたは各リードピン
の他方に設けられ前記かしめピンが嵌合される嵌合孔と
を設けたので、製造時の作業能率の向上を可能とし、し
かもリードフレームとリードピンとの強固な接続状態を
得ることができ、過度の衝撃や振動に対して十分な強度
を発揮することができる耐久性および信頼性にすぐれた
ガスセンサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における要部の構成を示す
図、第2図は同実施例の全体的な構成を示す斜視図、第
3図は第2図の一部を上方から見た図、第4図は従来に
おけるガスセンサを示す斜視図である。 12a,12,12c,12d……リードピン、13
a,13b,13c,13d……リードフレーム、14
……絶縁基板、15……ヒータ、16,17……電極、
18……感ガス体、21……かしめピン、22……嵌合
孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松坂 孝 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内 (72)考案者 一本松 正道 大阪府大阪市東区平野町5丁目1番地 大 阪瓦斯株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−223550(JP,A) 特開 昭63−275943(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台と、この基台に設けられた複数のリー
    ドピンと、絶縁基板と、この絶縁基板の上面に設けられ
    た一対の電極と、これら電極上にわたって設けられた感
    ガス体と、前記絶縁基板に設けられたヒータと、このヒ
    ータの両端および前記各電極に接続された複数のリード
    フレームと、これらリードフレームまたは前記各リード
    ピンの一方に設けられたかしめピンと、各リードフレー
    ムまたは各リードピンの他方に設けられ前記かしめピン
    が嵌合される嵌合孔とを具備し、リードピンおよびリー
    ドフレームにより前記絶縁基板を保持する構成としたこ
    とを特徴とするガスセンサ。
JP1573588U 1988-02-10 1988-02-10 ガスセンサ Expired - Lifetime JPH0629731Y2 (ja)

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JP1573588U JPH0629731Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 ガスセンサ

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JPH01121844U JPH01121844U (ja) 1989-08-18
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JP2009058389A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 New Cosmos Electric Corp ガス検知素子
EP3489670A4 (en) * 2016-07-19 2020-03-04 NGK Spark Plug Co., Ltd. GAS SENSOR
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