JP2505631Y2 - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

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JP2505631Y2
JP2505631Y2 JP1992044551U JP4455192U JP2505631Y2 JP 2505631 Y2 JP2505631 Y2 JP 2505631Y2 JP 1992044551 U JP1992044551 U JP 1992044551U JP 4455192 U JP4455192 U JP 4455192U JP 2505631 Y2 JP2505631 Y2 JP 2505631Y2
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準 神山
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石塚電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、特に複写機、プリンタ
等の定着装置に使用される回転体、又は静止体等の温度
被検知体表面に接触させて、この温度被検知体の表面温
度を検出する温度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の接触形の温度検出装置と
しては、例えば特開昭63−205530号公報記載の
温度センサのように、感熱素子を加熱ロール表面に接触
させる接触形の温度センサが、主として使用されてき
た。
【0003】この温度センサは、外部引出線を接続する
ための外部引出部を有する一対の帯状の金属板と、該一
対の金属板の隙間に配設されると共に、該一対の金属板
に導線が電気的に接続された感熱素子と、前記一対の金
属板の少なくとも一端に形成された保持体と、前記感熱
素子および前記一対の金属板の温度被検知体に接触する
面に設けられた薄膜シートとによって構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、一対の
帯状の金属板の両端に保持体を有する温度センサは、形
状が大きくなりがちで、複写機やプリンタ等の定着装置
のような限られた空間しかない場合には、これを取り付
けることができない場合が生じた。
【0005】又、一対の金属板の一端に保持体を形成し
た片支持タイプの温度センサは、形状を小さくできる利
点はあるものの、従来から使用されているビードサーミ
スタを使用した場合、感熱素子の導線が、通常60μm
前後と非常に細く、且つ保持体とは反対側の金属板の端
部は、可撓性の薄膜シートで固定されている程度で、比
較的自由に動いてしまう。
【0006】そのため、取付けの際の捩じれや振動で、
感熱素子が薄膜シート面より浮き上がり、感熱素子を接
着剤で固定しなければならないこともある。このよう
に、接着剤を使用すると、感熱素子部の熱容量が大きく
なり、熱応答特性を悪化させてしまう欠点を生じさせて
しまう。
【0007】更に、温度被検知体への圧接力を大きくし
ようとすると、金属板の幅を大きくしなければならない
が、その場合には全体の熱容量が大きくなる。これを避
けるため、金属板の幅を小さくすると、圧接力が弱くな
って、熱の伝導がスムースでなくなり、何れの場合でも
熱応答特性が悪化してしまう。
【0008】又、ビードサーミスタは、形状が球形であ
り、温度被検知体との接触が、点接触となってしまい、
これらが相まって、熱応答特性の面で充分に満足のいく
結果が得られなかった。
【0009】本考案は従来の接触形の温度センサの前述
の欠点を解消し、製作も容易で温度被検知体への接触力
も感熱素子部の熱容量を高めることなくして得られ、又
感熱素子として薄膜サーミスタを使用することで熱応答
特性に優れ、更に感熱素子の金属板先端への取付けに際
して固定位置を正確に行える温度センサを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の目的を
達成するための温度センサの手段を要旨とするものであ
り、請求項1に記載の手段は、一対の電極を有する薄膜
サーミスタからなる感熱素子と、一対の金属板と、前記
一対の金属板を略平行に近接させて固定保持した保持体
とを具備し、前記保持体の一方から突出する前記一対の
金属板を外部引出線用の接続端子とし、前記保持体の他
方から突出する前記一対の金属板を前記保持体側に比べ
てその先端部を幅の狭い幅狭部とし、前記幅狭部のそれ
ぞれの先端に前記一対の電極面を各々接合固定して架橋
状に前記感熱素子を設けたことを特徴とする温度センサ
である。また、請求項2に記載の手段は、前記一対の金
属板の幅狭部の先端にそれぞれ窪みを設け、前記感熱素
子の一対の電極面が前記窪みにそれぞれ接合固定したこ
とを特徴とする請求項1に記載の温度センサである。ま
た、請求項3に記載の手段は、一対の金属板と、前記一
対の金属板の一方に接合固定された感熱素子と、前記感
熱素子が設けられた前記一対の金属板を略平行に近接さ
せて固定保持するとともに、前記一対の金属板の他方を
突出させて外部出力線が接続される接続端子とする保持
体とを具備し、前記保持体の対応する一方の面に突出部
を形成し、他方の面に前記突出部と同形の突出部が嵌合
し得る凹陥部を設けたことを特徴とする温度センサであ
る。
【0011】
【作用】本考案の温度センサは、感熱素子が接合されて
いる一対の金属板は、感熱素子が接合されている一端に
向かって、外側辺が斜状の幅狭に形成されているので、
感熱素子の接合されている部分の熱容量は小さくなり、
速やかに周囲の温度に同化する。そのため、一対の金属
板に対する温度被検知体や、感熱素子からの熱伝導が少
なくて済み、感熱素子の温度検知特性を高めることがで
きる。
【0012】又、この金属板の先端に向かっての幅狭の
形状は、金属板に対する曲げモーメントの応力と同じで
あるため、幅狭であるための感熱素子の温度被検知体へ
の接触力が弱まることにはならず、従って感熱素子への
温度被検知体からの熱伝導は良好に行われるものであ
る。
【0013】又、感熱素子を金属板の幅狭部に形成した
窪みに載置し、電気的に接続するため感熱素子を正確な
位置に正しい方向で接続固定でき、位置ずれのバラツキ
に起因する熱応答特性のバラツキを改善できるものであ
る。
【0014】
【実施例】次に、本考案の実施の一例を、図1〜図5に
つて、以下に説明する。図1、図2は、この実施例の製
造過程を示すもので、Aはステンレス、コバール、ニッ
ケル合金等の帯状の金属板を化学エッチング等の手段で
形成したリードフレームであり、図1に示すように、こ
のリードフレームAには、スプロケット用孔1aを長手
方向に一定間隔で形成した帯状板1と、該帯状板1から
直角方向に、一定の小間隔を介して延びる一対で一組を
なす細長い金属板2,3とが順次に複数組設けられてい
る。
【0015】この金属板2,3は、帯状板1から連接さ
れた細幅部2a,3aと、該細幅部2a,3aから連接
され後述する保持体4によりモールド保持される幅広部
2b,3bと、該幅広部2b,3bから連接され対向縁
が平行に外側縁が斜めに形成された幅狭部2d,3dと
から構成されている。
【0016】なお、幅広部2b,3bの対向縁には保持
体4に形成されるネジ孔4aよりも大きく切欠した孔状
部2c,3cが形成されている。又、幅狭部2d,3d
の先端の幅は、後述の薄膜サーミスタ5が接合できる程
度の幅まで狭められるのが好ましい。
【0017】リードフレームAは、図1に示すように、
その孔状部2c,3cにネジ孔4aを形成するようにし
て、その幅広部2b,3bとを絶縁性プラスチック等の
材料の一つで保持体4をトランスファー成形等の手段で
モールドする。又、前記の孔状部2c,3cは、保持体
4の形状、ネジ孔4aの位置によっては必要ではない。
【0018】薄膜サーミスタ5は、図3に示すように、
厚さ100〜300μm、1.6×0.8mm程度の寸
法のアルミナ等の絶縁基板5aの上に、SiCや、マン
ガン、コバルト、ニッケル等の金属酸化物をスパッタリ
ング等の既に知られている薄膜形成技術で形成した感熱
膜5bが形成されていて、この感熱膜5bの両側上に、
2つの電極面5cが形成されているものである。
【0019】そして、図5に示すように、薄膜サーミス
タ5を金属板2,3の幅狭部2d,3dに接合する際に
は、該幅狭部2d,3dの先端に予め半田ペースト等の
ろう材をスクリーン印刷等の公知の方法によって塗布す
るか、薄膜サーミスタ5の電極面5cに予め半田ペース
ト等のろう材を前記したと同様な方法によって塗布し
て、薄膜サーミスタ5の電極面5cがそれぞれ重ね合わ
されるように載置し、加熱等の方法により接合して電気
的に接続されるものである。
【0020】このようにして、2つの金属板2,3を保
持体4で一体化して保持した後、リードフレームAを細
幅部2a,3aから切断し、図4に示す温度センサが得
られる。なお、同図において、2e,3eは図示しない
外部引出線を接続するための接続端子である。
【0021】上記したように、この温度センサは、リー
ドフレームAを連続的に成形した後、保持体4をトラン
スファー成形して、その細幅部2a,3aを切断すれば
良いので、多くの温度センサを連続的に製造することが
でき、従来のような単品加工に比して生産の作業性が著
しく向上する。
【0022】更に、リードフレームAの加工精度が高い
ことと相まって、寸法ばらつきによる不良品の発生を極
めて少なくすることができる。なお、保持体4の成形
は、前述したトランスファー成形に限定されず、予め樹
脂成形した保持体4をリードフレームA上で組み立てる
ようにしても良い。
【0023】次に、本考案の第2の実施例を、図6〜図
10について説明する。図5、図6は、前実施例の図
1、図2に相当する製造過程を示す図で、図5における
リードフレームAは、図1のリードフレームAに比し
て、細幅部2a,3aが長くなっている点が相違するだ
けである。
【0024】そして、図6に示す保持体4は細幅部2
a,3aを露出させてモールドすると共に、細幅部2
a,3a間の部分に、貫通孔4bを貫通させ、該貫通孔
4bの上端には、環状突出部4cを形成し、且つその下
端には、環状突出部4cが嵌入する環状凹陥部4dが、
更には幅狭部2d,3d側の上面には窪部4eが、その
反対面には、窪部4eに挿入される突条4fが形成され
る。
【0025】前記の細幅部2a,3aを露出させて保持
体4でモールドするのは、図9に示すように、これに半
田付けされた外部引出線6の上に収縮チューブ7を被
せ、この部分の絶縁を行うものである。
【0026】又、貫通孔4bの上下に、環状突出部4
c、環状凹陥部4d、更には窪部4e、突条4fを形成
したのは、図10に示すように、これらが嵌合し合うよ
うにして保持体4を順次に積み重ねれば、その重ね合わ
した状態からずれることがなくなり、幅狭部2d,3d
のぶつかり合いによる損傷を防止できるようにするため
である。これを除いて、この実施例は前実施例と異なる
ものではない。更に、保持体10に形成された環状突出
部4c、環状凹陥部4d、更には窪部4e、突条4f
は、温度センサの感熱部を被温度検知体の表面に正確に
取り付ける場合の位置決め用としても利用できる。即
ち、環状凹陥部4d及び突条4f(或いは環状突出部4
c及び窪部4e)が被温度検知体の取り付け部に係合す
るように実装することによって、温度センサ感熱部の位
置決めが容易にできる。 無論、保持体4に形成された環
状突出部4c、環状凹陥部4d、更には窪部4e、突条
4fの形状は、保持体4を順次積み重ねたとしても、積
み重ねた状態がずれることのない形状であればよく、実
施例に限定するものではない。
【0027】次に、リードフレームAの他の実施例を図
11と共に説明するに、本実施例にあっては、前記幅狭
部2d,3dの先端に薄膜サーミスタ5と略同じ外形寸
法で薄膜サーミスタ5を位置決めできる窪み6f,7f
を図12の一部拡大図で示す如くエッチング等の方法で
形成したものである。
【0028】このように構成したリードフレームAにお
ける各金属板2,3の前記窪み6f,7f内に感熱素子
である薄膜サーミスタ5を載置し、接合させるものであ
る。すなわち、窪み6f,7fに予め半田ペースト等の
ろう材をスクリーン印刷等の公知の方法によって塗布す
るか、薄膜サーミスタ5の電極面5cに予め半田ペース
ト等のろう材を前記したと同様な方法によって塗布し
て、薄膜サーミスタ5の電極面5cがそれぞれ重ね合わ
されるように窪み6f,7f内に載置し、加熱等の方法
により接合して電気的に接続されるものである。
【0029】前記幅狭部2d,3dの先端に窪み6f,
7fを形成し、この窪み6f,7f内に薄膜サーミスタ
5を載置して、その電極面5cとろう材によって接合す
るとき、接合時の加熱によってろう材が溶融したときに
薄膜サーミスタ5が窪み6f,7fによって窪み内に固
定されるために、特別な治具等を使用することなく正確
に位置決めして接合することが可能である。
【0030】又、必要に応じて窪み6f,7f内に孔
(図示せず)を設けることにより、過剰なろう材が加熱
溶融時に、この孔を通して裏面にでることで金属板と薄
膜サーミスタの電極面の接合をより強固なものとするこ
とができる。
【0031】前述のように、薄膜サーミスタ5が接合さ
れている金属板2,3の幅狭部2d,3dの断面は、図
5、図13に示すように、平面となり、従って複写機の
加熱ロールのような温度被検知体に面接触させることが
できる。
【0032】そして、薄膜サーミスタ5を使用している
ため、絶縁基板5a上に感熱膜5bが設けられているた
め、薄膜サーミスタ5を直接に、温度被検知体に接触さ
せても、感熱膜5bは絶縁基板5aを介して温度被検知
体に接触することとなり、温度被検知体とは電気的に絶
縁された状態となる。
【0033】又、前記のように面接触していること、お
よび絶縁基板5bにアルミナを使用すれば、アルミナが
熱伝導率に優れていることとが相まって、熱応答特性が
従来の温度センサに比して非常に優れたものとすること
ができる。しかも幅狭部2d,3dの先端に、薄膜サー
ミスタ5が面接合されているので、温度センサとして機
器に取り付けた際の捩じれや振動に対し、充分な強度が
得られる。
【0034】更に、幅広部2b,3bから幅狭部2d,
3dの先端の薄膜サーミスタ5に至るに従い、外側辺を
斜状として順次幅狭くしているため、薄膜サーミスタ5
に伝達された熱が幅広部2b,3bに熱伝導され難くす
ると共に、薄膜サーミスタ5に対する弾性を適正とし
て、薄膜サーミスタ5と温度被検知体との接触が、スム
ースに行われるようにしている。
【0035】前記2実施例の熱応答特性は、薄膜サーミ
スタ5付近では変わることはなく、その熱応答特性を調
べるために熱時定数を測定した。熱時定数は、温度セン
サを180°Cで温度コントロールした被測温体に接触
させた時に、温度センサが25°Cから180°Cの温
度スパン155°Cの63.2%(123°C)に到達
するまでに、必要な時間である。
【0036】本実施例では、予め測定する温度センサの
抵抗温度特性を測定し、25°Cと123°Cの時の抵
抗値を求めておき、温度センサを被測温体に接触させ、
25°Cの時の抵抗値で計測を始め、123°Cの時の
抵抗値になった時に計測を止め、この間の時間を求め
た。
【0037】前述の特開昭63−205530号公報記
載の温度センサにおいては、熱時定数は1.8秒であっ
たが、本実施例のものは0.3秒であり、従来に比して
大幅に熱応答特性が改善されていることが判る。
【0038】
【考案の効果】本考案は叙上のように、先端の外側辺を
斜状とすることにより、先端が細くなっている一対の細
長金属板の先端間に、薄膜の感熱素子を載置、接合し、
この感熱素子を直接に温度被検知体に接触させるように
したので、感熱素子の付近の熱容量を従来の温度センサ
に比して小さくすることができ、そのため、従来よりも
熱時定数を大幅に改善できる。
【0039】しかも、薄膜の感熱素子を支持する細長金
属板は、その形状からして感熱素子を温度被検知体に適
正な押圧力で接触させる弾性体としての作用のみでな
く、感熱素子からの電気的な引出線としても利用され
る。更に、金属板をリードフレームとして、帯状部の一
側に連続的に形成し、保持体をトランスファー成形する
ことが可能となるため、組立部品数、組立工数を簡略化
できると共に、自動組立も可能となる。
【0040】更に、本考案に使用される感熱素子は、セ
ラミック等の絶縁基板上に感熱膜を形成した薄膜構造で
あるため、この温度センサを温度被検知体の温度を測定
すべく取り付けた際、感熱膜は絶縁基板を介して温度被
検知体に接触するため、特別な絶縁処理を施す必要がな
く、構造を簡素化できる等の利点を有しているものであ
る。
【0041】又、感熱素子を金属板の幅狭部に形成した
窪みに載置し、電気的に接続するため感熱素子を正確な
位置に正しい方向で接続固定でき、位置ずれのバラツキ
に起因する熱応答特性のバラツキを改善できる等の効果
を有するものである。更に、温度センサの保持体に形成
された環状突出部、環状凹陥部、或いは窪部、突条は、
温度サンサを発熱回転体等の被温度検知体に取り付ける
場合の位置決め用としても極めて効果的であるととも
に、温度センサの感熱部のずれが発生し難い構造を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のリードフレームの平面図
である。
【図2】同上のリードフレームに保持体を形成した平面
図である。
【図3】薄膜サーミスタの斜面図である。
【図4】図2のものを分離した状態の斜面図である。
【図5】同上のB−B線断面図である。
【図6】本考案の第2実施例のリードフレームの平面図
である。
【図7】同上のリードフレームに保持体を形成した平面
図である。
【図8】図7のものを分離した状態の斜面図である。
【図9】同上のものに外部引出線を接続した斜面図であ
る。
【図10】図8の温度センサを積み重ねた状態の側面図
である。
【図11】本考案の第3実施例のリードフレームの平面
図である。
【図12】同上の一部拡大斜面図である。
【図13】薄膜サーミスタを取付けた状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
A リードフレーム 2,3 金属板 2d,3d 幅狭部 2e,3e 接続端子 4 保持体 5 薄膜サーミスタ 5a 絶縁基板 5b 感熱膜 6f,7f 窪み 6 外部引出線

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電極を有する薄膜サーミスタから
    なる感熱素子と、一対の金属板と、前記一対の金属板を
    略平行に近接させて固定保持した保持体とを具備し、前
    記保持体の一方から突出する前記一対の金属板を外部引
    出線用の接続端子とし、前記保持体の他方から突出する
    前記一対の金属板を前記保持体側に比べてその先端部を
    幅の狭い幅狭部とし、前記幅狭部のそれぞれの先端に前
    記一対の電極面を各々接合固定して架橋状に前記感熱素
    子を設けたことを特徴する温度センサ。
  2. 【請求項2】 前記一対の金属板の幅狭部の先端にそれ
    ぞれ窪みを設け、前記感熱素子の一対の電極面を前記窪
    みにそれぞれ接合固定したことを特徴とする請求項1に
    記載の温度センサ。
  3. 【請求項3】 一対の金属板と、前記一対の金属板の一
    方に接合固定された感熱素子と、前記感熱素子が設けら
    れた前記一対の金属板を略平行に近接させて固定保持す
    るとともに、前記一対の金属板の他方を突出させて外部
    出力線が接続される接続端子とする保持体とを具備し、
    前記保持体の対応する一方の面に突出部を形成し、他方
    の面に前記突出部と同形の突出部が嵌合し得る凹陥部を
    設けたことを特徴とする温度センサ。
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