JP6681129B2 - 火災感知器 - Google Patents

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Description

本発明は、天井面等に取り付けられる火災感知器に関し、特に発報状態となった動作状態を確認するために発光する発光部を有する火災感知器に関する。
火災感知器には、発報状態となったときの動作状況を表示する確認灯が設けられている。この確認灯は、天井面等に複数設けられている火災感知器のうち発報している火災感知器を特定するため、あるいは加煙試験や加熱試験などの動作試験の際の動作確認のために用いられる。このような確認灯は、外部からの視認性に優れるものが求められる。
そこで、確認灯の視認性を向上させるものとして、例えば特許文献1には、光導通部材の一端側を発光素子に光学的に接続し、他端側を火災感知器の本体の外周側面に位置させ、前記光導通部材の他端側を確認灯として用いるようにしたものが開示されている。
また、特許文献2には、防虫網を照射するように表示灯を設けることで、視認性を向上させた光電式煙感知器が提案されている。
特開平9−128666号公報 特開2014−197275号公報
特許文献1に開示のものでは、発光素子の取付位置にかかわらず火災感知器における見易い位置に発光位置を設定できるが、発光部自体は、発光素子が発光するのと同様に点発光であり、十分な視認性を得られているとは言い難い。
これに対して、特許文献2に開示のものでは、表示灯自体の発光に加えて他の部位である防虫網を光らせているので、光る面積が広く視認性はより向上すると考えられる。
しかしながら、特許文献1,2のいずれのものも、確認灯自体が発光していない状態でも外部から見えることを前提としている。
そのため、確認灯のように常時は機能しない部品が外部から見える状態で設置されざるを得ず、そのことが見栄えを損ね、火災感知器の意匠性の向上を難しくしていた。
近年では室内に設置される火災感知器のような物品についても、意匠性が要求され、スタイリッシュな室内の雰囲気とマッチするものが望まれるようになっているが、確認灯は発光していなくても外部から見えるものであるという固定観念の下では、意匠性の向上にも限界があった。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、発報状態の視認性と意匠性の向上を両立できる火災感知器を提供することを目的としている。
発報状態の視認性と意匠性の向上を図るべく鋭意検討し、発明者は発報状態の視認性向上には発光していない状態で確認灯自体が見える必要はないという新たな発想に至り、本発明を完成したものであり、具体的には以下の構成からなるものである。
(1)本発明に係る火災感知器は、取付面に取り付けられて煙導入口から導入される煙を感知する火災感知器であって、発報状態となったときに発光する発光部を有し、該発光部が前記煙導入口の内側に設けられていることを特徴とするものである。
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記発光部は、発光素子と該発光素子の光をガイドする光ガイドによって構成されており、該光ガイドが煙導入口の内部において環状に設けられていることを特徴とするものである。
本発明に係る火災感知器は、取付面に取り付けられて煙導入口から導入される煙を感知する火災感知器であって、発報状態となったときに発光する発光部を有し、該発光部が前記煙導入口の内側に設けられていることにより、発報状態の視認性と意匠性の向上を両立することができる。
本発明の一実施の形態に係る火災感知器の側面図である。 図1に示した火災感知器の断面図である。 図1に示した火災感知器の発光部の取付方法の説明図である。 図1に示した火災感知器の発光部における発光素子と光ガイドとの配置を説明する説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る火災感知器の側面図である。 図5に示した火災感知器の断面図である。 図5に示した火災感知器の発光部の取付方法の説明図である。 図5に示した火災感知器の発光部における発光素子と光ガイドとの配置を説明する説明図である。
[実施の形態1]
本実施の形態に係る火災感知器1について、図1、図2に基づいて説明する。なお、以下の説明における上端と表記した場合の「上」とは、図1、2における上側を指し、以下の説明における下端と表記したときの「下」とは、図1、2における下側を指すものである。
本実施の形態に係る火災感知器1は、図1、図2に示すように、室内の天井面等の取付面に取り付けられて火災により発生する煙を感知する火災感知器1であって、取付面に取り付けられるベース部3と、ベース部3に連結される本体部5を有し、本体部5に設けられた煙導入口7から導入される煙を感知するものであり、このとき発報状態となるものである。
ベース部3は、円筒形からなり上端側が天井面等の取付面に取り付けられ、下端側に本体部5が連結される。
本体部5は、筺体9を有し、筺体9は、円筒部9aと、円筒部9aの下面側に形成された円環状の下面部9bと、下面部9bの中央に下方に突出するように設けられ、煙を導入するための煙導入部9cを有している。
筺体9内には各種の電気部品が実装される回路基板11と、回路基板11に取り付けられて煙を光学的に検出するための検煙部13と、発報状態となったときに発光する発光部15が設けられている(図2参照)。
発光部15は、回路基板11の左右の対称位置に取り付けられた2個の発光素子17(図2、図4参照)と、発光素子17の光をガイドする光ガイド19によって構成されている。
発光素子17は、例えば側面発光のLEDであり、光軸が火災感知器1の設置状態において水平方向(後述する円環部21の切欠き部21aの端面に対向する方向)に向くように設けられる。発光素子17は、切欠き部21aの片側の面に向かって発光するように配置してもよく、2個の発光素子17を切欠き部21aの両方の面に向かって各々が発光するように配置しても良い。
また、本発明の実施の形態では、発光素子17は2個あるものとして説明するが、1個以上あればよく、後述する枠部23が十分に光れば発光素子17は何個でも良い。
図3に示すように、回路基板11の一方の面に検煙部13が設けられ、回路基板11の他方の面に光ガイド19が設けられている
光ガイド19は、図3に示すように、発光素子17が挿入される部位に切欠き部21aを有する円環部21と、円環部21を囲むように設けられた円形の枠部23によって構成されている。
そして、発光素子17の位置が円環部21の切欠き部21aに位置するように、回路基板11における発光素子17が設けられた面を枠部23に嵌め込んで両者を一体化している。このため、図4に示すように、発光素子17が光ガイド19の切欠き部21aに近接して配置され、発光素子17の光が直接光ガイド19に入光するので、光の損失が少ない。また、光ガイド19が基板を保持する基板保持部を兼用している。
回路基板11と光ガイド19を一体化した状態で、発光素子17が発光すると、その光が円環部21及び枠部23に導光されて、光ガイド19全体が光る。
なお、図3(b)で示す回路基板11が露出している部位に充填材を充填してもよい。
また、本発明の実施の形態1では、円環部21及び枠部23を円環状であるものとして説明したが、それだけに限らず、発光する光ガイド19の一部が外部から確認出来ればよく、円環部21の形状が多角形等の環状であったり、不連続な環状であったりしても良い。
光ガイド19と回路基板11及び検煙部13を一体化したものは、図1、図2に示すように、光ガイド19が上側で検煙部13が下側になるようにして筺体9の煙導入部9cの内部に配設されている。このとき、図1に示されるように、光ガイド19の枠部23の外周面が煙導入部9cの煙導入口7から見える状態になっている。
もっとも、煙導入部9cの内部は、筺体9内であるため、通常時は影になって暗い部分であり、外部から光ガイド19は見えにくくなっている。つまり、通常時には機能しない部品である光ガイド19が目立つことなく配設されている。
以上のように構成された本実施の形態の火災感知器1においては、上述のように、通常時において光ガイド19は外部から見えにくくなっている。そのため、確認灯が外部に露出している従来例のように外観を損ねることがない。
他方、発報状態となって発光素子17が光ると、光ガイド19に導光されて、光ガイド19の円環部21及び枠部23が光る。このとき通常状態では暗い部分が光るため、通常状態と違った状態になっていることが一目で分かり、発報状態であることが容易に確認できる。特に、本実施の形態では、光ガイド19が円環状になっているので、360°いずれの方向からでも視認することができる。
このように、本実施の形態の火災感知器1は発報状態の視認性と意匠性の両方の向上を実現している。
また、本実施の形態では光ガイド19が回路基板11を保持する基板保持部を兼ねているので、部品点数を少なくできる。
なお、枠部23と筺体9の内壁との間を密着させることで、筺体9内に異物が入るのを防止することもできる。
[実施の形態2]
実施の形態1の火災感知器1は、回路基板11における検煙部13が設けられる面と発光素子17が設けられる面が裏表という反対の面の場合であった。このため、光ガイド19と回路基板11を一体化して筺体9内に配設する場合、光ガイド19が上側で検煙部13が下側になるように配置するので、光ガイド19が煙導入口7の開口の上側に配置されている。
本実施の形態の火災感知器25は、回路基板11における検煙部13が設けられる面と発光素子17が設けられる面が同一面である場合である。
以下、本実施の形態に係る火災感知器25を図5〜図8に基づいて説明するが、各図における符号は実施の形態1の火災感知器1と対応する箇所は同一名称とし、同一の符号を付してある。
なお、本実施の形態2に係る火災感知器1について、以下の説明における「上」とは、図5、6における上側を指し、以下の説明における「下」とは、図5、6における下側を指すものである。
実施の形態1と異なる点として、上述したように、図7に示すように、回路基板11における検煙部13が設けられる面と発光素子17が設けられる面が同一面である点と、光ガイド19が、円環部21のみから構成されている点が挙げられる。
円環部21のみから構成された光ガイド19は、図7に示すように、円環部21に検煙部13を挿入するようにして、光ガイド19と回路基板11が一体化されている。
一体化されたものは、図5、図6に示すように、検煙部13の下部側に光ガイド19が位置するようにして筺体9の煙導入部9cの内側に配設されている。このとき、光ガイド19が煙導入口7の開口の下側に配置されている。
本実施の形態の火災感知器25も実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
また、実施の形態2では、検煙部13の下部側に光ガイド19が位置するので、本実施の形態1のように検煙部13の上方に光ガイド19が位置する場合と比較して、天井が低い建物において視認性が特に向上する。反対に、実施の形態1の火災感知器1の場合、高い天井の建物に設置した場合に視認性が特に向上する。
なお、上記の実施の形態1,2においては、発光部15を発光素子17と光ガイド19で構成するものであったが、本発明はこれに限られるものではなく、発光部15を発光素子17のみで構成してもよい。この場合でも、発光素子17は煙導入口7の内側に設けられるので、通常時には目立つことがなく、発光したときには通常に暗い部位が光ることになり、視認性に優れるという効果を奏することができる。
1 火災感知器
3 ベース部
5 本体部
7 煙導入口
9 筺体
9a 円筒部
9b 下面部
9c 煙導入部
11 回路基板
13 検煙部
15 発光部
17 発光素子
19 光ガイド
21 円環部
21a 切欠き部
23 枠部
25 火災感知器(実施の形態2)

Claims (2)

  1. 回路基板に取り付けられて煙を光学的に検出する検煙部と、前記回路基板に取り付けられて発報状態となったときに発光する発光素子と、該発光素子の光をガイドする光ガイドによって構成された発光部と、を有し、取付面に取り付けられて煙導入口から導入される煙を感知する火災感知器であって、
    前記発光部は円環状に形成された円環部を有し、
    前記発光素子は前記円環部に近接して配置され、
    前記円環部は前記煙導入口の内側に設けられていることを特徴とする火災感知器。
  2. 前記光ガイドは前記回路基板における前記検煙部が取り付けられた面と反対側の面に取り付けられると共に前記円環部に切欠き部を有し、前記発光素子は前記切欠き部内に配置されていることを特徴とする請求項1記載の火災感知器。
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