JPH10188641A - 面照明体及び液晶表示装置 - Google Patents

面照明体及び液晶表示装置

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JPH10188641A
JPH10188641A JP8351668A JP35166896A JPH10188641A JP H10188641 A JPH10188641 A JP H10188641A JP 8351668 A JP8351668 A JP 8351668A JP 35166896 A JP35166896 A JP 35166896A JP H10188641 A JPH10188641 A JP H10188641A
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JP
Japan
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light
illumination
plate portion
guide
incidence
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JP8351668A
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English (en)
Inventor
Yoshisada Hayashi
義定 林
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CHIYATANI SANGYO KK
Original Assignee
CHIYATANI SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入光効率を高めることができて、しかも照明
板部を薄肉に構成でき、軽量化を図ることができ、さら
に成型による量産が行えてコストを低減することができ
る面照明体及び液晶表示装置のケースに内装されたとき
における液晶表示面に対し周縁部分の幅を狭くすること
ができる液晶表示装置を提供することができるようにす
る。 【解決手段】 側方から入射した光を裏面のドット11
及び反射板12により反射させて表面側を照明するよう
にした面照明体において、四角形の照明板部2と、該照
明板部2の光入射側から裏面側に突出する入光ガイド部
3とを具備し、該入光ガイド部3の先側から光を入光す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に組
込まれる面照明体及び液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示装置は、バックライト
装置として使用される面照明体の側方に直管ランプが配
置されていると共に、面照明体の表面側に液晶表示パネ
ルが配置された構成となっている。また、前記面照明体
としては、特開平8ー5841号公報に記載さたような
エッジ方式の面照明体が用いられている。この従来のエ
ッジ方式の面照明体は、図8に示すように、側方の直管
ランプCから入射した光を裏面のドットD1及び反射板
D2により反射させて表面側を照明するようにした照明
板Bにより扁平に構成されている。そして、面照明体に
おける照明板Bの表面側に液晶表示パネルPが配置され
るのである。また、前記面照明体としては、図示してい
ないが、管ランプが液晶表示パネルの裏面側に配置され
る直下方式も知られている。しかし、エッジ方式は、直
下方式に比べて管ランプを装備した状態での厚みを薄く
できることになるから、面照明体の主流を占めるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エッジ
方式の面照明体においては、高い輝度が得られるように
太径の直管ランプが用いられているため、この直管ラン
プの太さに見合う板厚を有する面照明体を用いて、直管
ランプから面照明体への光の漏れを少なくし、面照明体
の入光効率を高めていた。従って、面照明体は必然的に
厚肉となるのである。このように厚肉の面照明体は、ひ
け等の外観不良が生じ易い成型を避けて、切削加工され
ているのであるが、多量の面照明体を切削加工すること
は成型に比べてコスト高になるという問題があり、さら
に、全面に亘って肉厚が厚いため、重量アップになると
いう問題もあった。また、面照明体の側方に直管ランプ
が配置されているため、これら面照明体及び直管ランプ
が液晶表示装置に内装されたとき、液晶表示面に対し周
縁部分の幅が広くなるという問題があった。
【0004】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、面照明体の全体を扁平な板状にするこ
となく、照明板部と、該照明板部の光入射側から裏面側
に突出する入光ガイド部とを有する構成とすることによ
り、入光効率を高めることができ、しかも、照明板部を
薄肉に構成でき、軽量化を図ることができると共に、成
型による量産が行えてコストを低減することができる面
照明体及び液晶表示面に対し周縁部分の幅を狭くするこ
とができる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る面照明体
は、側方から入射した光を裏面の反射手段により反射さ
せて表面側を照明するようにした面照明体において、適
宜寸法の照明板部と、該照明板部の光入射側から裏面側
に突出する入光ガイド部とを具備していることを特徴と
するものである。第1発明にあっては、光を入光ガイド
部に入光し、該入光ガイド部から照明板部に入射するこ
とができるので、入光ガイド部の入光部を直管ランプの
太さに見合った厚さに構成することにより、外部への漏
れをなくし入光効率を高めることができ、しかも、照明
板部を薄肉に構成でき、軽量化を図ることができる。ま
た、照明板部を、ひけ等の外観不良を生じさせることな
く成型することができ、量産によりコストを低減するこ
とができる。また、照明板部の裏面側に突出する入光ガ
イド部の先側に直管ランプを配置することができるか
ら、面照明体の光入射側幅を狭くすることができて、さ
らに液晶表示装置に内装されたときにおける液晶表示面
に対する周縁部分の幅を狭くし得るのである。
【0006】第2発明に係る面照明体は、前記入光ガイ
ド部を、前記照明板部と一体に成型していることを特徴
とするものである。第2発明にあっては、入光ガイド部
を有する構成でありながら、該入光ガイド部の特別な組
付けが必要でなく、より一層コストを低減することがで
きる。
【0007】第3発明に係る面照明体は、前記入光ガイ
ド部を、前記照明板部と別体の構成としたことを特徴と
するものである。第3発明にあっては、照明板部を平板
状に構成できるから、該照明板部の裏面に設けられる反
射手段を、スクリーン印刷により簡易に設けることがで
きる。
【0008】第4発明に係る面照明体は、前記入光ガイ
ド部を、前記照明板部の光入射側端に対し離隔させてい
ることを特徴とするものである。第4発明にあっては、
入光ガイド部に伝わる熱の照明板部への直接伝導を遮断
することができるから、照明板部から該照明板部の上方
に配置される液晶表示パネルへの熱伝導を少なくでき、
液晶表示パネルを熱から良好に保護することができる。
【0009】第5発明に係る面照明体は、前記入光ガイ
ド部における突出方向先端に、光を入光する入光部を備
えていることを特徴とするものである。第5発明にあっ
ては、光源から照射された光の屈折回数を少なくするこ
とができるから、照明板部への入光損失を少なくするこ
とができる。
【0010】第6発明に係る面照明体は、前記入光ガイ
ド部における照明板部の裏面に臨む内側に、光を入光す
る入光部を備えていることを特徴とするものである。第
6発明にあっては、直管ランプを照明板部の裏面との対
向空間に配置し得るから、液晶表示装置に内装されたと
きにおける液晶表示面に対する周縁部分の幅をより一層
狭くすることができる。
【0011】第7発明に係る面照明体は、前記入光ガイ
ド部における基端側外表面を、前記照明板部の表面に対
し傾斜する傾斜面または湾曲面としていることを特徴と
するものである。第7発明にあっては、直管ランプから
入光ガイド部に入光された光の反射効率を高めることが
できるのである。
【0012】第8発明に係る面照明体は、前記入光ガイ
ド部における基端側内側部を、前記照明板部の裏面に対
し傾斜する傾斜面または湾曲面としていることを特徴と
するものである。第8発明にあっては、直管ランプから
照射された光を伝導し易くでき、該光の伝導損失を少な
くすることができる。
【0013】第9発明に係る面照明体は、前記入光ガイ
ド部における基端側外表面と、先端側外表面とを傾斜面
または湾曲面としていることを特徴とするものである。
第9発明にあっては、直管ランプを照明板部の裏面との
対向空間に配置した場合においても、直管ランプから照
射された光を伝導し易くでき、該光の入光ガイド部によ
る伝導損失を少なくすることができる。
【0014】第10発明に係る面照明体は、側方から入
射した光を裏面の反射手段により反射させて表面側を照
明するようにした照明板部及び該照明板部の光入射側か
ら裏面側に突出する入光ガイド部と、該入光ガイド部の
突出側に設ける光源とを具備していることを特徴とする
ものである。第10発明にあっては、面照明体の光入射
側幅を狭くすることができて、しかも、液晶表示装置に
内装されたときにおける液晶表示面に対する周縁部分の
幅を狭くし得るのであり、さらに光源を予め入光ガイド
部に組み付けることができるので、光源を液晶表示装置
に組付けるときの組付け作業能率を向上し得るのであ
る。
【0015】第11発明に係る液晶表示装置は、側方か
ら入射した光を裏面の反射手段により反射させて表面側
を照明するようにした照明板部及び該照明板部の光入射
側から裏面側に突出する入光ガイド部を有する面照明体
と、前記入光ガイド部の突出側に設ける光源と、前記照
明板部の裏面側に設ける電源基板と、前記照明板部の表
面側に設ける液晶表示パネルとを具備していることを特
徴とするものである。第11発明にあっては、面照明体
が液晶表示装置に内装されたときにおける液晶表示面に
対する周縁部分の幅を狭くすることができるから、液晶
表示面の大きさに対し液晶表示装置の全体を小形化する
ことができ、さらに外形の設計の自由度を大きくするこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明の面照
明体の構成を示す一部を省略した縦断面図、図2はその
斜視図である。この面照明体は、液晶表示装置のバック
ライト装置として使用されるもので、側方から入射した
光を裏面の反射手段1により反射させて表面側を照明す
る照明板部2を具備している。この照明板部2は、合成
樹脂材料のうちでも光損失が少ない性質を有する透明ア
クリル板からなり、該照明板部2の一側方と他側方と
に、入光ガイド部3を一体に成型している。
【0017】照明板部2の裏面には、入射した光を乱反
射させるための多数のドット11を一体成型し、このド
ット11のパターンに、反射した光の漏れを防止する白
色系反射板12を積層し、該反射板12と前記ドット1
1とにより、前記反射手段1が構成されている。
【0018】ドット11のパターンは、既知のとおり、
光入射側端部から遠ざかるにつれてドット面積が大きく
て、ドット密度が高くなるようにし、さらに光入射側端
部から遠ざかるにつれてぼかし度合いが小さくなるよう
にして、各部の輝度のバラツキが少なくなるようにして
いる。
【0019】照明板部2の表面には、拡散板4を積層し
て、裏面のドット11が表面に現われるのを隠すと共
に、反射光を表面上に拡げるようにしている。この拡散
板4は、表面に梨地模様等の細かな傷を付けてすりガラ
ス状としたポリカーボネートシート等から構成されてい
る。該拡散板4の上には、必要に応じて集光板5を積層
して、外部に無駄に光が逃げるのを低減して液晶の指向
性の範囲内に光を集めるようにしている。この集光板5
は、ポリカーボネートシートまたはポリエステルからな
るレンズシートにより構成されている。
【0020】各入光ガイド部3は、照明板部2の光入射
側両端部に基端が連設され、先端側が照明板部2の裏面
側に直角状に突出しており、その突出方向先端に入光部
31を備え、この入光部31と対向する位置に直管ラン
プ6からなる光源を配設して、該直管ランプ6から照射
される光を、入光部31に入光し、入光ガイド部3を経
て照明板部2に入射されるようにしている。
【0021】入光ガイド部3は、その厚さTを、直管ラ
ンプ6の太さに見合った厚さ、例えば8ミリメートルの
厚さとし、入光効率を高めることができるようにする。
これにより照明板部2は、成型時にひけ等の外観不良が
生じ難い厚さT1、例えば入光ガイド部3の半分の4ミ
リメートルの厚さとすることが可能である。
【0022】入光ガイド部3の表面には、反射板7を積
層して、直管ランプ6から照射された光を反射させて照
明板部2に入射するようにしている。入光ガイド部3の
表面に積層する反射板7aは、前記直管ランプ6を被覆
するランプ反射板8の幅方向両端側と一体に形成されて
いる。ランプ反射板8は、アルミニウムシートの内側に
銀蒸着フィルムを積層または白色塗料をコーティングし
てなるシートが用いられ、該シートを略C字形に湾曲さ
せて、その湾曲部により前記直管ランプ6を被覆し、湾
曲部に連続する両端部を、図1に示すように前記入光ガ
イド部3の先側表面に貼り付けて、直管ランプ6を入光
ガイド部3に保持している。
【0023】入光ガイド部3における照明板部側基部の
外表面3aを図1に示すように、照明板部2の表面に対
しほゞ45度に傾斜させて、直管ランプ6から入光部3
1に入光された光の反射効率を高め、光が照明板部2に
向けて反射し易いようにしている。尚、入光ガイド部3
における照明板部側基部の内側角部3aは、図3に示す
ように照明板部2の裏面に対しほゞ45度に傾斜させ
て、光の伝導損失が少なくなるようにしてもよい。ま
た、前記入光ガイド部3における照明板部側基部の外表
面3a及び内側角部3bは、夫々円弧面としてもよい。
【0024】また、前記照明板部2の光入射方向と直交
する両側面及び入光ガイド部3の入光方向と直交する両
側面には、図2に示すように前記白色系反射板12と同
様の材料からなる細幅の反射壁板30を貼り付けてい
る。
【0025】前記直管ランプ6は、例えば直径を6.2
ミリメートル程度の細径とした長尺な冷陰極管ランプか
らなり、その両端部をランプハウス61,61に保持
し、導電線62を介してコネクタ63に接続している。
【0026】以上の如く構成された面照明体は、照明板
部2における集光板5の上方に液晶表示パネル9を配置
し、これら液晶表示パネル9・直管ランプ6・入光ガイ
ド部3及び照明板部2等を、窓孔を有する平面視略凹状
のハウジング10に内装し、該ハウジング10の窓孔1
0aから液晶表示パネル9の表示面を露出させる。そし
て、図4に示すように前記ハウジング10における凹入
部10bに、パーソナルコンピュータなどの入力端子に
接続することにより液晶表示パネル9の作動を制御可能
としたプリント配線回路を有する電源基板20を配置
し、この電源基板20に前記コネクタ63を接続して、
これらハウジング10及び電源基板20を、自動車のナ
ビゲータモニター等に使用される液晶表示装置Aにおけ
るケースKに内装することにより液晶表示装置Aが構成
される。
【0027】しかして、直管ランプ6から照射された光
は、入光ガイド部3に入光され、該入光ガイド部3から
照明板部2に入射することができる。この場合、入光ガ
イド部3の入光部31は、直管ランプ6の太さに見合う
厚さ、例えば8ミリメートルの厚さに形成しているか
ら、照明板部2を、外観不良を生じさせることなく成型
することができる薄肉、例えば4ミリメートルの薄肉に
形成することができる。このため、光入射側に入光ガイ
ド部3を設けた構成でありながら、面照明体の全体を軽
量にすることができるのであり、また、照明板部2を、
入光ガイド部3と一体にアクリル樹脂材料により成型し
た場合、照明板部2にひけ等の外観不良が生ずるのを有
効に防止できるのであり、従来のように照明板部2の表
面及び裏面を切削加工する必要がない。従って、多量生
産によりコストを低減できるのである。
【0028】また、以上のように照明板部2の光入射側
に入光ガイド部3を設けることにより、該入光ガイド部
3が照明板部2の裏面に対し突出し、直管ランプ6を含
む総合厚さT2が大きくなるのであるが、液晶表示装置
Aの電源基板20は、比較的大形となるため、この電源
基板20を図4のように、入光ガイド部3,3間に生ず
る凹入部に配置することにより、該凹入部を有効利用す
ることができ、前記凹入部がデッドスペースとなるのを
回避できるのである。従って、直管ランプ6を含む総合
厚さT2が大きくなるとしても、液晶表示装置A内のデ
ッドスペースを有効になくすることができ、液晶表示装
置Aの薄肉化を図ることができる。
【0029】また、照明板部2の光入射側に設ける入光
ガイド部3は、照明板部2の裏面に対し突出させ、その
突出方向先側に直管ランプ6を配置しているから、液晶
表示装置AのケースKに内装されたときにおける液晶表
示面Wに対する周縁部分Hの幅を狭くすることができる
のである。従って、液晶表示面Wの大きさに対し液晶表
示装置Aの全体を小形化することができると共に外形の
設計の自由度を大きくすることができる。
【0030】図1に示した実施形態の入光ガイド部3
は、照明板部2の裏面に対し突出する突出先端に入光部
31を設けているが、その他、この入光部31は、図5
に示すように、照明板部2の裏面に臨む内側に設けても
よい。斯くすることにより、入光部31の面を図1のも
のに比べて広くすることができるから、入光効率を高め
ることができると共に、直管ランプ6を含む総合厚さT
2を小さくすることができ、また、液晶表示装置Aのケ
ースKに内装されたときにおける液晶表示面Wに対する
デッド部分Hの幅をさらに狭くすることができるのであ
る。尚、図5に示した実施形態においては、入光ガイド
部3の先端側外表面3cを入光部31の面に対しほゞ4
5度に傾斜させて、直管ランプ6から入光部31に入光
された光が照明板部2に向けて反射し易いようにしてい
る。
【0031】また、図1に示した実施形態の入光ガイド
部3は、照明板部2と一体に成型しているが、その他、
図6に示すように、照明板部2と別体の構成としてもよ
い。この場合、入光ガイド部3は、照明板部2の光入射
側端に突合せてもよいが、図6のように照明板部2の光
入射側端に対し離隔させてもよい。斯く離隔させること
により、直管ランプ6から入光ガイド部3に伝わる熱の
照明板部2への直接伝導を遮断することができるから、
照明板部2から該照明板部2の上方に配置される液晶表
示パネル9への熱伝導を少なくでき、液晶表示パネル9
を熱から良好に保護することができる。又、以上のよう
に入光ガイド部3を照明板部2と別体とすることによ
り、照明板部2を平板状に構成できるから、該照明板部
2の裏面に設けられるドット11を、従来と同様、スク
リーン印刷により簡易に設けることができる。
【0032】また、以上説明した実施形態における直管
ランプ6は、例えば直径6.2ミリメートルの冷陰極管
ランプを用いているが、そのた、図7に示すように、直
径2.6ミリメートルの冷陰極管ランプを複数本、例え
ば2本用いてもよい。斯く構成することにより、直管ラ
ンプ6を含む総合厚さT2を、図5のものと同じにでき
て、しかも、直管ランプ6部分の幅tを図5のものに比
べて小さくすることができる。尚、この実施形態におい
ては、ランプ反射板8を、図5のように湾曲させること
なく、略台形状に構成して、反射効率を高めることがで
きるようにしている。
【0033】また、本発明の面照明体は、照明板部2の
一側と他側とに入光ガイド部3を設け、これら入光ガイ
ド部3,3に直管ランプ6,6を装備するように構成し
た二灯式のものについて説明したが、その他、照明板部
2の一側にのみ入光ガイド部3を設け、該入光ガイド部
3に直管ランプ6を装備するように構成した一灯式であ
ってもよい。この一灯式の場合においても、前記入光ガ
イド部3は、図1・図3・図5・図6と同様に構成する
のであって、これら実施形態の二灯式のものと同様の作
用効果が得られる。また、一灯式とする場合、照明板部
2は、全体が均一厚みとなるように構成する他、入光ガ
イド部3から遠ざかるにつれて裏面が表面側に傾斜し、
徐々に厚みが薄くなるようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】第1発明に係る面照明体によれば、光を
入光ガイド部に入光し、該入光ガイド部から照明板部に
入射することができるので、入光ガイド部の入光部を直
管ランプの太さに見合った厚さに構成することにより、
外部への漏れをなくし入光効率を高めることができなが
ら、照明板部を薄肉に構成でき、軽量化を図ることがで
きると共に、照明板部を、ひけ等の外観不良を生じさせ
ることなく成型することができ、量産によりコストを低
減することができる。また、照明板部の裏面側に突出す
る入光ガイド部の先側に直管ランプを配置することがで
きるから、面照明体の光入射側幅を狭くすることができ
て、さらに液晶表示装置に内装されたときにおける液晶
表示面に対する周縁部分の幅を狭くし得るのである。
【0035】第2発明に係る面照明体によれば、入光ガ
イド部を有する構成でありながら、該入光ガイド部の特
別な組付けが必要でなく、より一層コストを低減するこ
とができるのである。
【0036】第3発明に係る面照明体によれば、照明板
部を平板状に構成できるから、該照明板部の裏面に設け
られる反射手段を、スクリーン印刷により簡易に設ける
ことができる。
【0037】第4発明に係る面照明体によれば、入光ガ
イド部に伝わる熱の照明板部への直接伝導を遮断するこ
とができるから、照明板部から該照明板部の上方に配置
される液晶表示パネルへの熱伝導を少なくでき、液晶表
示パネルを熱から良好に保護することができる。
【0038】第5発明に係る面照明体によれば、光源か
ら照射された光の屈折回数を少なくすることができるか
ら、照明板部への入光損失を少なくすることができる。
【0039】第6発明に係る面照明体によれば、直管ラ
ンプを照明板部の裏面との対向空間に配置し得るから、
液晶表示装置のケースに内装されたときにおける液晶表
示面に対するデッド部分の幅をより一層狭くすることが
できる。
【0040】第7発明に係る面照明体によれば、直管ラ
ンプから入光ガイド部に入光された光の反射効率を高め
ることができるのである。
【0041】第8発明に係る面照明体によれば、直管ラ
ンプから照射された光を伝導し易くでき、該光の伝導損
失を少なくすることができる。
【0042】第9発明に係る面照明体によれば、直管ラ
ンプを照明板部の裏面との対向空間に配置した場合にお
いても、直管ランプから照射された光を伝導し易くで
き、該光の入光ガイド部による伝導損失を少なくするこ
とができる。
【0043】第10発明に係る面照明体によれば、面照
明体の光入射側幅を狭くすることができて、しかも、液
晶表示装置に内装されたときにおける液晶表示面に対す
る周縁部分の幅を狭くし得るのであり、さらに光源を予
め入光ガイド部に組み付けることができるので、光源を
液晶表示装置に組付けるときの組付け作業能率を向上し
得るのである。第11発明に係る液晶表示装置によれ
ば、面照明体が内装されたときにおける液晶表示面に対
する周縁部分の幅を狭くすることができるから、液晶表
示面の大きさに対し液晶表示装置の全体を小形化するこ
とができ、さらに外形の設計の自由度を大きくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る面照明体の一部を省略した縦断面
図である。
【図2】本発明に係る面照明体の斜視図である。
【図3】本発明に係る面照明体の別の実施形態を示す一
部を省略した縦断面図である。
【図4】本発明に係る液晶表示装置の横断平面図であ
る。
【図5】本発明に係る面照明体の別の実施形態を示す一
部を省略した縦断面図である。
【図6】本発明に係る面照明体の別の実施形態を示す一
部を省略した縦断面図である。
【図7】本発明に係る面照明体の別の実施形態を示す一
部を省略した縦断面図である。
【図8】従来の面照明体の一部を省略した縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 反射手段 2 照明板部 3 入光ガイド部 31 入光部 6 光源(直管ランプ)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側方から入射した光を裏面の反射手段に
    より反射させて表面側を照明するようにした面照明体に
    おいて、適宜寸法の照明板部と、該照明板部の光入射側
    から裏面側に突出する入光ガイド部とを具備しているこ
    とを特徴とする面照明体。
  2. 【請求項2】 前記入光ガイド部は、前記照明板部と一
    体に成型されている請求項1記載の面照明体。
  3. 【請求項3】 前記入光ガイド部は、前記照明板部と別
    体である請求項1記載の面照明体。
  4. 【請求項4】 前記入光ガイド部は、前記照明板部の光
    入射側端に対し離隔している請求項3記載の面照明体。
  5. 【請求項5】 前記入光ガイド部は、突出方向先端に、
    光を入光する入光部を備えている請求項1から請求項4
    の何れかに記載の面照明体。
  6. 【請求項6】 前記入光ガイド部は、前記照明板部の裏
    面に臨む内側に、光を入光する入光部を備えている請求
    項1から請求項4の何れかに記載の面照明体。
  7. 【請求項7】 前記入光ガイド部は、基端側外表面を、
    前記照明板部の表面に対し傾斜する傾斜面または湾曲面
    としている請求項1から請求項6の何れかに記載の面照
    明体。
  8. 【請求項8】 前記入光ガイド部は、基端側内側部を、
    前記照明板部の裏面に対し傾斜する傾斜面または湾曲面
    としている請求項1から請求項7の何れかに記載の面照
    明体。
  9. 【請求項9】 前記入光ガイド部は、基端側外表面と、
    先端側外表面とを傾斜面または湾曲面としている請求項
    6記載の面照明体。
  10. 【請求項10】 側方から入射した光を裏面の反射手段
    により反射させて表面側を照明するようにした照明板部
    及び該照明板部の光入射側から裏面側に突出する入光ガ
    イド部と、該入光ガイド部の突出側に設ける光源とを具
    備していることを特徴とする面照明体。
  11. 【請求項11】 側方から入射した光を裏面の反射手段
    により反射させて表面側を照明するようにした照明板部
    及び該照明板部の光入射側から裏面側に突出する入光ガ
    イド部を有する面照明体と、前記入光ガイド部の突出側
    に設ける光源と、前記照明板部の裏面側に設ける電源基
    板と、前記照明板部の表面側に設ける液晶表示パネルと
    を具備していることを特徴とする液晶表示装置。
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