JP7213473B2 - 音響装置 - Google Patents
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Description
以下の実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。以下の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、以下の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各図中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(2.1)全体構成
以下、本実施形態の音響装置1の全体構成について詳しく説明する。ここでは、音響装置1は、一例として電池式の火災警報器である。ただし、音響装置1は、外部電源(例えば商用の電力系統)に電気的に接続され、外部電源から供給される交流電力(例えば実効値100V)を直流電流に変換して駆動する火災警報器であってもよい。
筐体4は、制御部10、第1出力部11、第2出力部12、バッテリー13、検知部2、及び、制御部10や各種の回路を構成する回路部品が実装される回路基板B1(図4参照)等を内部に収容する。図示は省略するが、ここで言う各種の回路とは、例えば後述する音響回路、第1点灯回路、第2点灯回路、及び電源回路等である。
第1出力部11は、音(音波)を出力する。第1出力部11は、制御部10にて火災が発生したと判定したときに、火災の発生を報知するように警報音を出力する。
スイープ音と、スイープ音に連続する音声メッセージとから構成されることを想定する。
第2出力部12は、照明光を出力する。第2出力部12は、制御部10の制御の下、火災に関する情報に応じて、周囲の領域R1を照らす照明光を出力する。
作動灯15は、光源として回路基板B1に実装された赤色LED15A(図5参照)を有している。作動灯15は、通常時(火災の監視時)には消灯しており、制御部10にて火災が発生したと判定したときに点滅(又は点灯)を開始する。作動灯15は、警報音の発報が停止すると、制御部10の制御の下、点滅を停止する。
検知部2は、特定事象である火災を検知する。ここでは、検知部2は、一例として、煙を検知する光電式のセンサ(煙検知部)である。検知部2は、図5に示すように、例えば、LED等の発光部21と、フォトダイオード等の受光部22とを備えている。発光部21及び受光部22は、筐体4のラビリンス内において、受光部22の受光面が、発光部21の照射光の光軸上から外れるように配置されている。火災の発生時には、煙が筐体4の側壁部4Cにある開口部41を通じて、ラビリンス内に導入され得る。
制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを主構成とするマイクロコンピュータにて構成されている。言い換えれば、制御部10は、CPU及びメモリを有するコンピュータにて実現されており、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータが制御部10として機能する。プログラムは、ここではメモリに予め記録されているが、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよい。
以下、音響孔H1及び窓孔H2について、図2A及び図2Bを参照しながら詳しく説明する。
以下、筐体4の外側の構造について、図3を参照しながら詳しく説明する。
以下に、いくつかの変形例について列記する。以下では上述した実施形態を「基本例」と呼ぶ。以下に説明する変形例の各々は、上述した基本例や他の変形例と適宜組み合わせて適用可能である。
以上説明したように、第1の態様に係る音響装置(1、1A)は、構造体(C1)に設置される。音響装置(1、1A)は、制御部(10)と、第1出力部(11)と、第2出力部(12)と、筐体(4)と、を備える。制御部(10)は、特定事象に関する情報を受けて特定事象が発生したか否かを判定する。第1出力部(11)は、制御部(10)にて特定事象が発生したと判定したときに、特定事象の発生を報知するように音を出力する。第2出力部(12)は、上記情報に応じて周囲の領域(R1)を照らす照明光を出力する。筐体(4)は、制御部(10)、第1出力部(11)及び第2出力部(12)を収容する。筐体(4)は、構造体(C1)に固定される基部(4A)と、基部(4A)の前側に位置する前壁部(4B)と、有する。前壁部(4B)は、その前面(40)において、基部(4A)に近づく方向に凹んだスリット(9)を有する。スリット(9)は、その内面(90)の第1領域(91)に、上記音を筐体(4)の外部に導出する音響孔(H1)と、内面(90)の第2領域(92)に、上記照明光を筐体(4)の外部に導出する窓孔(H2)と、を有する。第1の態様によれば、音(警報音)の出力だけでなく照明光の出力も行い、また音響孔(H1)と窓孔(H2)とがスリット(9)の内面(90)に設けられているため、これらの孔が目立ち難い構造となっている。したがって、外観上の見栄えが損なわれることを抑制しつつ、避難時間の短縮を図ることができる。
10 制御部
11 第1出力部
12 第2出力部
2 検知部
3 操作部
4 筐体
4A 基部
4B 前壁部
4C 側壁部
40 前面
41 開口部
411 第1縁
412 第2縁
9 スリット
90 内面
91 第1領域
92 第2領域
9X 小スリット
C1 構造体
E1 前壁部の周縁
H1 音響孔
H2 窓孔
P1 中心
P2 中心
R1 周囲の領域
R10 領域
T1 テーパ状の面
Claims (13)
- 構造体に設置され、特定事象の発生を報知するように音を出力する音響装置であって、
前記特定事象に関する情報を受けて前記特定事象が発生したか否かを判定する制御部と、
前記情報に応じて周囲の領域を照らす照明光を出力する出力部と、
前記制御部、及び前記出力部を収容する筐体と、
を備え、
前記筐体は、前記構造体に固定される基部と、前記基部の前側に位置する前壁部とを有し、
前記前壁部は、その前面において、前記基部に近づく方向に凹んだスリットを有し、
前記スリットは、その内面の特定領域に、前記照明光を前記筐体の外部に導出する窓孔を有し、
前記制御部は、前記特定事象が無くなったと判断すると、前記出力部を制御し、前記照明光を停止させる、
音響装置。 - 外部からの操作入力を受け付ける操作部を、更に備え、
前記制御部は、前記操作部への操作により動作点検用の所定の動作試験を実行し、
前記動作試験時において、前記出力部は、前記照明光を出力する、
請求項1に記載の音響装置。 - 前記出力部から出力された前記照明光を前記筐体の外部に導出する導光部材を、更に備える、
請求項1又は2に記載の音響装置。 - 前記導光部材は、その下端に露出部を有し、
前記露出部は、前記窓孔から少なくとも一部が露出する、
請求項3に記載の音響装置。 - 前記スリットは、前記前壁部の前方から見たときに、前記筐体の外周に沿った形状となっている、
請求項1~4のいずれか1項に記載の音響装置。 - 前記スリットは、前記前壁部の前方から見たときに、前記外周の周方向における当該スリットの一端と他端とが互いに繋がった環状の形状となっている、
請求項5に記載の音響装置。 - 前記スリットは、複数の小スリットから構成され、
前記複数の小スリットは、前記前壁部の前方から見たときに、前記外周に沿って並んでいる、
請求項5に記載の音響装置。 - 前記スリットに囲まれた領域の中心は、前記前壁部の前方から見たときに、前記外周の中心と一致している、
請求項5~7のいずれか1項に記載の音響装置。 - 外部からの操作入力を受け付ける操作部を、更に備え、
前記操作部は、前記前壁部の前方から見たときに、前記前壁部の前記前面において、前記スリットに囲まれた領域内に配置されている、
請求項5~8のいずれか1項に記載の音響装置。 - 前記前壁部の前記前面は、その中心から周縁に向かうほど、前記基部に近づくように傾斜している、
請求項1~9のいずれか1項に記載の音響装置。 - 前記特定事象とは、火災であり、
前記筐体内に収容され、かつ前記火災を検知する検知部を、更に備え、
前記制御部は、前記検知部からの検知結果を前記情報として受けて前記火災が発生したか否かを判定する、
請求項1~10のいずれか1項に記載の音響装置。 - 前記検知部は、煙検知部であり、
前記筐体は、前記前壁部の周縁から前記基部に向かって突出する側壁部を更に有し、
前記側壁部は、火災煙を前記筐体内における前記煙検知部の検知空間に流入させる開口部を、有し、
前記開口部は、その開口縁に、前記火災煙の流入をガイドするテーパ状の面を有する、
請求項11に記載の音響装置。 - 前記開口縁は、前記基部の側の第1縁と、前記前壁部の側の第2縁と、を含み、
前記テーパ状の面は、前記第1縁及び前記第2縁のうち、少なくとも前記第2縁にある
請求項12に記載の音響装置。
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