JP4600792B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリの欠陥救済技術に係り、特に、素子構造の異なる2種類の記憶素子を用いて半導体装置のプローブテスト段階及び組立て後の双方で欠陥の救済を施すことが可能な半導体装置に関し、例えばDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
DRAMなどのメモリの製造工程では、ウェーハプローブテスト時に不良ビットの救済を行っているが、その後のエージング若しくは組立て工程で新たに不良を生ずることがあり、また、救済処理が不適当な為に不良ビットが残ってしまうことがあり、組立て後にも救済を可能にすることが検討されている。この観点に立脚した発明を開示する文献として、特開平8−255498、特開平8−31196、特開平11−16385、特開平8−335674の各号公報がある。それらには、2種類のヒューズを搭載し、その内の1種類については組み立て後に救済可能な電気ヒューズを使用することが提案されている。2種類のヒューズとして、切断型のレーザヒューズと、EPROM記憶セルのような電気的にプログラム可能な記憶素子(電気ヒューズ)とが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は欠陥救済の為に電気ヒューズを半導体装置に搭載することについて検討した。これによれば、電気ヒューズとこれに付随するラッチ回路等によるチップ占有面積は切断型レーザヒューズとそれに付随するラッチ回路によるチップ占有面積よりも格段に大きくなり、全てを電気ヒューズで構成すると面積ペナルティーが大きくなり過ぎる。そこで、切断型ヒューズと電気ヒューズを組み合わせて利用しようとするとき、夫々のヒューズに付随するラッチ回路以降の、論理回路部分を夫々のヒューズに専用化して付随させれば、やはり、面積ペナルティーが大きくなり過ぎるということが明らかにされた。さらに、切断型ヒューズと電気ヒューズを組み合わせて利用する場合、夫々のヒューズにアドレス情報を供給するアドレス配線や比較結果の伝達信号線によるチップ占有面積を極力小さくする必要のあることが本発明者によって見出された。
【0004】
前記公知文献には、電気ヒューズと切断型ヒューズとの双方を使用する場合のチップ占有面積の増大を極力減らすという観点については記載がない。
【0005】
本発明の目的は、電気ヒューズと切断型ヒューズに代表されるように素子構造の異なる記憶素子を救済用のアドレス情報の保持に用いる場合に、それら記憶素子によるチップ占有面積の増大をレイアウトの観点より極力減らすことにある。
【0006】
本発明の更に別の目的は電気的プログラムによって救済用のアドレス情報を保持する場合における長期に亘るデータ保持の信頼性を向上させることにある。
【0007】
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
【0009】
〔1〕半導体装置は、正規のメモリセルが配置された第1メモリアレイ部及び冗長用のメモリセルが配置された第2メモリアレイ部を有する。前記第1メモリアレイ部において救済すべきメモリセルのアドレス情報は相互に素子構造の異なる複数個の第1記憶素子及び第2記憶素子に記憶される。前記第1記憶素子に記憶されたアドレス情報とアドレス信号配線上の信号情報とは複数の第1比較回路にて比較され、前記第2記憶素子に記憶されたアドレス情報とアドレス信号配線上の信号情報とは複数の第2比較回路にて比較される。前記第1比較回路及び第2比較回路による比較結果の一致に係る第1メモリアレイ部に対するアクセスを第2メモリアレイ部に対するアクセスに切換える制御は救済制御回路が行う。前記複数個の第1記憶素子及び第1比較回路はアドレス信号配線に沿って第1領域に形成され、前記第2記憶素子及び第2比較回路は前記第1領域に隣接する第2領域に形成される。
【0010】
前記第1記憶素子は例えば切断の有無によって情報記憶を行う切断型ヒューズ素子(切断ヒューズ)であり、前記第2記憶素子は例えば閾値電圧の相違によって情報記憶を行う電気的にプログラム可能な不揮発性メモリ素子(電気ヒューズ)である。
【0011】
アドレス信号配線に沿って第1領域と第2領域が割当てられ、それらは隣接配置されるから、デバイス構造若しくは回路構成の異なる記憶素子を救済アドレス記憶用に併存させても、その構成の違いによるチップ占有面積の差をアドレス信号配線方向のサイズで調整でき、レイアウト的な観点より、チップ占有面積の増大を極力抑えることが可能になる。
【0012】
望ましい形態として、前記第1比較回路及び第2比較回路にはアドレス信号配線を共有させるとよい。第1比較回路及び第2比較回路はアドレス信号配線沿って配置されているから別々にする必然性はなく、共有化がチップ占有面積の増大を抑える。
【0013】
望ましい形態として、前記アドレス信号配線には前記第1領域と第2領域の隣接部分を直線で横断させるとよい。屈曲部が少なければそれだけアドレス信号配線の為の配線チャネル幅が小さくて済み、この点でもチップ占有面積の増大を抑える事ができる。
【0014】
前記第2記憶素子が電気ヒューズであるとき、半導体装置がその閾値電圧をプログラムする為のプログラム電圧の発生回路を備えるなら、前記第2記憶素子は第1記憶素子よりも前記プログラム電圧の発生回路に接近配置するのがよい。プログラム電圧を第2記憶素子に伝達する電圧配線を短くでき、この点でもチップ占有面積の増大を抑える事ができる。
【0015】
前記第1メモリアレイ部及び第2メモリアレイ部に対して複数メモリバンク構成を想定する。このとき、前記第1メモリアレイ部及び第2メモリアレイ部は前記第1領域及び第2領域を挟んで両側に配置される。換言すれば、前記第1領域及び第2領域を挟んで両側にメモリバンクが配置される。比較的回路規模の大きな電気ヒューズのような第2記憶素子が配置される第2領域には両側のメモリバンクの各側のメモリバンクに固有の第2記憶素子を2段で離間配置する。これに対し、比較的回路規模の小さな切断ヒューズのような第1記憶素子が配置される第1領域には両側のメモリバンクの各側のメモリバンクに固有の第1記憶素子を3段で離間配置する。回路規模の小さな切断ヒューズのような第1記憶素子の配置を3段配置で高密度化すれば、この点でも、チップ占有面積の増大を抑える事ができる。
【0016】
救済回路による救済可能な上限に対し、上限一杯の欠陥が最初に生じている場合には、それを救済した後に発生する新たな欠陥の救済は不可能になる。最初の欠陥が救済可能な上限よりも少なければ、それを救済した後に発生する新たな欠陥の救済が可能である。前者における救済処理の効率化を考えた場合、最初の欠陥が上限一杯でもそうでなくても同じ手順で救済処理を施すことができるようにするのが効率的である。すなわち、前記第1記憶素子によって記憶可能なアドレス数は、前記第2メモリアレイ部によって救済可能な救済アドレス数の上限に等しくされていればよい。例えばそのためには、少なくとも前記第1記憶素子の個数は第2記憶素子の個数よりも多く、前記第1及び第2記憶素子によって記憶可能なアドレス数は、前記第2メモリアレイ部によって救済可能な救済アドレス数の上限よりも多くされ、一部の第1比較回路の比較結果と第2比較回路の比較結果を選択する選択手段を備えればよい。
【0017】
〔2〕救済アドレス情報を保持する電気ヒューズのような第2記憶素子は長期に亘る情報保持性能に高い信頼性を持つことが望ましい。この観点による第2記憶素子には、第1ソース電極、第1ドレイン電極、フローティングゲート電極及びコントロールゲート電極を有し、異なる閾値電圧を持つことが可能な不揮発性記憶トランジスタ素子と、第2ソース電極及び第2ドレイン電極を有し前記フローティングゲート電極をゲート電極とし、前記不揮発性記憶素子が持つ閾値電圧に応じて異なる相互コンダクタンスを持つことが可能な読み出しトランジスタ素子を設け、前記読み出しトランジスタ素子の相互コンダクタンスに応じて発生される信号を伝達手段に伝達するように構成すればよい。
【0018】
上記において、例えば、前記不揮発性記憶トランジスタ素子の一つの閾値電圧を相対的に高い閾値電圧(例えばフローティングゲートに電子が注入された書込み状態の閾値電圧)、他の閾値電圧を低い閾値電圧(例えばフローティングゲートから電子が放出されら消去状態の閾値電圧)とするとき、高閾値電圧状態において前記読み出しトランジスタ素子はカットオフ状態、低閾値電圧状態において読み出しトランジスタ素子はオン状態にされるものとする(トランジスタ素子の導電型によっては当然逆の場合もある)。不揮発性記憶トランジスタ素子に対する消去状態は、例えば不揮発性記憶トランジスタ素子の第1ドレイン電極とコントロールゲート電極を回路の接地電圧のような0V、不揮発性記憶トランジスタ素子の第1ソース電極を6Vとし、フローティングゲート電極からトンネル電流で電子を第1ソース電極に引き抜くことによって達成できる。前記書込み状態は、例えば不揮発性記憶トランジスタ素子の第1ドレイン電極とコントロールゲート電極を5V、不揮発性記憶トランジスタ素子の第1ソース電極を回路の接地電圧のような0Vとし、第1ドレイン電極で発生したホットエレクトロンをフローティングゲートに注入することによって達成することができる。
【0019】
不揮発性記憶トランジスタ素子のフローティングゲート電極は前記読み出しトランジスタ素子のゲート電極になるから、読み出しトランジスタ素子は、フローティングゲート電極の電子注入状態・電子放出状態、換言すれば書込み状態・消去状態に応じたスイッチ状態若しくは相互コンダクタンスを採り、これに応じた電流を前記伝達手段に流すことができる。上記より、読み出し動作では、不揮発性記憶トランジスタ素子の閾値電圧に応じて当該トランジスタにチャネル電流を流す必要はない。したがって、読み出し動作時には不揮発性記憶トランジスタ素子のソース電極及びドレイン電極を夫々0Vのような回路の接地電位にしてもよい。よって、第1ドレイン電極からフローティングゲートに弱いホットエレクトロン注入は生じない。この時コントロールゲート電極も回路の接地電位にされている場合にはトンネル電流も生じない。したがって、長期のデータ保持性能を向上させ、読み出し不良率の低下を実現することが可能になる。
【0020】
前記第2記憶素子としての電気ヒューズはフローティングゲートとコントロールゲートを縦積みにしたスタック構造のフラッシュメモリセルで構成してもよいが、CMOSプロセスなどに比べて製造プロセスが複雑になる。上記救済手段をCMOSプロセスで製造されるDRAM等の半導体装置に適用することを考慮すれば、前記電気ヒューズのような第2記憶素子はCMOSプロセス若しくは単層ポリシリコンゲートプロセスで製造可能であればなおよい。例えば、前記不揮発性記憶トランジスタ素子は、コントロールゲート電極として機能される第1半導体領域の上に絶縁層を介して容量電極が設けられたMIS容量素子と、第2半導体領域に形成された第1ソース電極及び第1ドレイン電極とゲート電極とを有するMISトランジスタとを有し、前記容量電極は前記ゲート電極に共通接続されてフローティングゲート電極として機能されるように構成すればよい。
【0021】
これにより、前記電気ヒューズのような第2記憶素子を有する半導体装置は、CMOSプロセス若しくは単層ポリシリコンゲートプロセスのような、通常のロジック回路プロセス或いは汎用DRAMプロセス等に対して、全く新たなプロセスを追加することなく製造可能になる。
【0022】
〔3〕本発明による別の観点の半導体装置は、複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、前記メモリセルにおいて救済すべきメモリセルのアドレス情報を記憶する複数の第1記憶素子を含む第1救済アドレス記憶回路と、前記メモリセルにおいて救済すべきメモリセルのアドレス情報を記憶する複数の第2記憶素子を含む第2救済アドレス記憶回路と、前記第1救済アドレス記憶回路及び第2救済アドレス記憶回路に夫々の記憶アドレス情報と比較されるべきアドレス情報を共通に伝達するアドレス信号配線とを含む。そして、前記第1記憶素子と第2記憶素子は異なる素子構造を有し、前記第1救済アドレス記憶回路は前記アドレス信号配線に沿って第1領域に形成され、前記第2救済アドレス記憶回路は前記第1領域に隣接する第2領域に形成される。
【0023】
本発明による更に別の観点の半導体装置は、複数のメモリセルを有し一部のメモリセルは他のメモリセルを代替する冗長用のメモリセルとされるメモリセルアレイと、前記冗長用のメモリセルで救済すべきメモリセルのアドレス情報を記憶する複数の第1記憶素子と第1比較回路を含む第1救済アドレス記憶回路と、前記冗長用のメモリセルで救済すべきメモリセルのアドレス情報を記憶する複数の第2記憶素子と第2比較回路を含む第2救済アドレス記憶回路と、前記第1救済アドレス記憶回路及び第2救済アドレス記憶回路に夫々の記憶アドレス情報と比較されるべきアドレス情報を共通に伝達するアドレス信号配線とを含む。そして、前記第1記憶素子と第2記憶素子は異なる素子構造を有し、前記第1比較回路は前記第1記憶素子に記憶されたアドレス情報とアドレス信号配線上の信号情報との比較結果が一致したとき第1選択信号を出力し、前記第2比較回路は前記第2記憶素子に記憶されたアドレス情報とアドレス信号配線上の信号情報との比較結果が一致したとき第2選択信号を出力し、前記第1選択信号又は第2選択信号の一方を選択して前記冗長用のメモリセルの選択指示信号とする選択回路を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】
図2には本発明に係る半導体装置の一例であるDRAMが示される。同図に示されるDRAMは、特に制限されないが、単結晶シリコンのような1個の半導体基板(半導体チップ)に公知のCMOS半導体集積回路製造技術によって形成される。
【0025】
DRAM1は4個のメモリバンクBNK1〜BNK4を有する。各メモリバンクBNK1〜BNK4は左右2マットMAT1R,MAT1L〜MAT4R,MAT4Lに分割され、マット間にXデコーダ(ロウアドレスデコーダ)XDEC1〜XDEC4が配置される。マット毎に、Yデコーダ(カラムアドレスデコーダ)YDEC1R,YDEC1L〜YDEC4R,YDEC4L、カラムスイッチ・メインアンプ回路SW・AMP1R,SW・AMP1L〜SW・AMP4R,SW・AMP4Lが配置される。
【0026】
上下2段に配置されたメモリバンクBNK1、BNK2とBNK3,BNK4との間には、データ入出力バッファDBUF、アドレス入力バッファABUF、メモリアクセス制御信号の入力バッファCBUFが配置され、その周辺には前記バッファDBUF,ABUF,CBUFに接続する図示を省略するボンディングパッド等の外部接続電極が配置される。
【0027】
前記メモリマットMAT1R,MAT1L〜MAT4R,MAT4Lは、特に制限されないが、メモリマットMAT1Lに代表的に図示されるように、センスアンプSAを中心とした折り返し交点方式のビット線BLにデータ入出力端子が結合されると共に選択端子がワード線WLに接続されたダイナミックメモリセルMCを多数有する。折り返し交点方式に代えて1交点方式を採用してもよい。ワード線WLの選択はXDEC1に代表されるXデコーダで行い、選択されたメモリセルMCから相補ビット線BL,BLに読み出された記憶情報はセンスアンプSAで増幅される。相補ビット線BL,BLの選択はYDEC1Lで代表されるYデコーダからの選択信号により、SW・AMP1Lで代表されるカラムスイッチ・アンプ回路のカラムスイッチで行なわれる。データ読み出し動作であれば、メモリセルの読み出しデータがSW・AMP1Lで代表されるカラムスイッチ・メインアンプ回路のメインアンプで増幅され、データ入出力バッファDBUFから外部に出力される。データ書き込み動作であれば、データ入出力バッファDBUFから入力された書込みデータがSW・AMP1Lで代表されるカラムスイッチ・メインアンプ回路のメインアンプで増幅されて相補ビット線に与えられる。特に詳細な説明は省略するが、DRAMは所要のリフレッシュインターバルでメモリセルの記憶情報に対するリフレッシュ動作を行うようになっている。
【0028】
前記各メモリマットMAT1L、MAT1R〜MAT4L,MAT4Rは、正規アレイ(第1メモリアレイ)NARYと冗長アレイ(第2メモリアレイ)RARYに分けられ、各アレイNARY,RARYには前記メモリセルが配置されている。冗長アレイRARYは正規アレイNARYにおける欠陥の救済する為に利用される救済アレイとして位置付けられ、これに対して正規アレイNARYは被救済アレイとして位置付けられる。
【0029】
前記正規アレイNARYの欠陥を前記冗長アレイRARYのメモリセルで代替する為の救済アドレス情報の記憶、並びにアクセスアドレスと救済アドレス情報の比較等の、救済の為の動作を行う救済用回路2が、メモリバンク間の領域に設けられている。メモリの救済は、Xアドレス(ロウアドレス)、Yアドレス(カラムアドレス)の各々に対して可能とするのが一般的であるが、ここではXアドレス救済を例に採って説明する。
【0030】
図3には救済規模の概念を示す。特に制限されないが、救済規模はメモリバンク単位で28ワード線分である。即ち、図2の例に従えば、一つのメモリバンクの正規アレイNARYのワード線に対し、冗長アレイRARYの一つの領域に28ワード線分の冗長用のワード線が配置されている。冗長用のワード線をどの正規のワード線の代替に用いるかは、切断ヒューズブロックLFB、電気ヒューズセットMFSに救済アドレスとして格納される。切断ヒューズブロックLFBは8個の切断ヒューズセットLFS1〜LFS8を有し、4個の切断ヒューズセットLFS1〜LFS4は夫々レーザヒューズによる救済アドレスの切断記憶回路(第1救済アドレス記憶回路)LFAを4個有し、4個の切断ヒューズセットLFS5〜LFS8は夫々レーザヒューズによる救済アドレスの切断記憶回路LFAを3個有する。レーザヒューズ(第1記憶素子)は切断の有無に応じて記憶情報の論理値が決定される。図3の例では、一つの救済アドレス(ここでは1本のワード線のアドレス)は10ビットのアドレス信号で特定でき、救済アドレスの記憶はその相補アドレス信号で行うため、一つの救済アドレスの切断記憶回路LFAには20個のレーザヒューズが配置されている。
【0031】
前記電気ヒューズセットMFSは電気ヒューズによる救済アドレスの電気的記憶回路(第2救済アドレス記憶回路)MFAを4個有する。電気ヒューズ(第2記憶素子)は、閾値電圧の相違によって情報記憶を行う電気的にプログラム可能な不揮発性メモリ素子を用いた構成を有する。構成それ自体の詳細は後述する。
【0032】
図4には一つのメモリバンクに対する救済方式の概念が示される。図3の説明から明らかなように、一つのメモリバンクで28ワード線分の冗長ワード線を救済に割当て可能なとき、救済アドレスの切断記憶回路LFAが救済の上限に匹敵する28個設けられ、その上更に、救済アドレスの電気的記憶回路MFAが4個設けられている。要するに、28本の冗長ワード線の内4本はレーザヒューズでも電気ヒューズでも救済アドレスの設定が可能になる。このときの救済方式の概念を示す図4において、RWL0〜RWL27は冗長ワード線、RWDRVは冗長ワード線を駆動する冗長ワードドライバを意味する。救済アドレスの切断記憶回路LFAは夫々固有の冗長ワード線の選択に割当てられる。図4において3で示されるものは冗長ワード線の選択信号を総称する。そのうち、冗長ワード線RWL24〜RWL27の選択は、#3、#7、#11、#15の番号の切断記憶回路LFA又は#1,#2,#3,#4の電気的記憶回路MFAの何れによっても可能にされる。何れの出力を対応する冗長ワード線の選択に利用するかはセレクタSEL1〜SEL4で選択する。その選択は、同じく閾値電圧の相違によって情報記憶を行う電気的にプログラム可能な電気ヒューズ回路4でプログラマブルに決定することができる。尚、セレクタSEL1〜SEL4によって選択可能な構成に限定されず、電気ヒューズセットMFAをそれ専用の冗長ワード線の救済に割当てるようにしてもよい。
【0033】
救済アドレスの切断記憶回路LFA、及び電気的記憶回路MFAには被救済回路としての正規アレイNARYにおいて救済すべきワード線のアドレス、換言すればそのワード線に選択端子が接続するメモリセルに共通のロウアドレスが設定される。ウェーハ段階での救済は切断記憶回路LFAのレーザヒューズをレーザで切断して行なわれる。組立て後に新たな欠陥が発生し、或いはウェーハ段階の救済が不完全であった場合、最早レーザヒューズの切断は不可能であるから、電気的記憶回路MFAを電気的にプログラムして新たな救済アドレスの記憶を行う。救済が施されたDRAMにおいて、切断記憶回路LFA及び電気的記憶回路MFAは、夫々に救済アドレスとアクセスアドレスとを比較し、一致したとき対応する冗長ワード線の選択信号3を選択レベルにする。切断記憶回路LFA及び電気的記憶回路MFAに記憶された何れか一つの救済アドレスがアクセスアドレスに一致(救済ヒット)されると、そのアクセスアドレスによる正規アレイNARYに対するアドレシング動作は抑止され、これに代えて、救済ヒットされた冗長ワード線がアドレシングされてメモリ動作が行われる。
【0034】
前述の如く、一つのメモリバンクで28ワード線分の冗長ワード線を救済に割当て可能なとき、救済アドレスの切断記憶回路LFAが救済の上限に匹敵する28個設けられ、その上更に、救済アドレスの電気的記憶回路MFAが4個設けられていて、28本の冗長ワード線の内4本はレーザヒューズでも電気ヒューズでも救済アドレスの設定が可能になっている。救済回路による救済可能な上限に対し、上限一杯の欠陥が最初に生じている場合には、それを救済した後に発生する新たな欠陥の救済は不可能になる。最初の欠陥が救済可能な上限よりも少なければ、それを救済した後に発生する新たな欠陥の救済が可能である。前者における救済処理の効率化を考えた場合、最初の欠陥が上限一杯でもそうでなくても同じ同じ手順で救済処理を施すことができるようにするのが効率的である。これを考慮して、前記レーザヒューズによって記憶可能なアドレス数は、前記冗長ワード線によって救済可能な救済アドレス数の上限に等しくされている。
【0035】
図5には切断記憶回路LFAの具体例が示される。RATT<i>(i=3〜12)はロウアドレス信号の非反転ロウアドレス配線、RABT<i>はロウアドレス信号の反転ロウアドレス配線である。それらを内部相補ロウアドレス信号配線と総称し、ここでは10ビットのアドレス信号A3〜A12の相補アドレス信号に対応する20本とされる。夫々の内部相補ロウアドレス信号配線RATT<i>,RABT<i>にnチャネル型のスイッチMOSトランジスタQ1のゲートが接続され、MOSトランジスタQ1のソースと回路の接地端子Vssの間にレーザヒューズ5が配置され、MOSトランジスタQ1のドレインはセンス線6に共通接続される。センス線6には、pチャネル型プリチャージMOSトランジスタQ3が接続されると共に、pチャンネル型MOSトランジスタQ2とインバータIVから成るクランプ回路が接続される。前記MOSトランジスタQ1は第1の比較回路の一例とされる。
【0036】
レーザヒューズ5は初期状態において接続状態であり、救済アドレスのプログラムは、救済アドレスA12〜A3の相補信号が救済アドレス相補ロウアドレス信号配線RATT<i>,RABT<i>に入力されたとき、ハイレベルの信号配線、換言すればオン状態にされるMOSトランジスタ側のヒューズを切断する。例えば救済アドレスA12〜A3が“0001010101”のとき、#20、#19、#18、#7、#16、#5、#14、#3、#12、#1の番号のレーザヒューズを切断することによって救済アドレスが設定される。これより明らかなように、設定された救済アドレスのアドレス信号が入力されると、これによってオン状態にされるMOSトランジスタQ1に接続するヒューズは全て接地端子Vssから分断されているから、センス線6はディスチャージされない。設定された救済アドレス以外のアドレスが入力されたときはセンス線6は必ずディスチャージする。このように、センス線6がディスチャージするか否かによって救済ヒットか否かを判定できる。例えば、プリチャージMOSトランジスタQ3はメモリアクセスサイクル毎にセンス線6をハイレベル(電源電圧Vdd)にプリチャージし、その状態でクランプ回路Q2,IVがクランプ状態にされ、信号3がハイレベルに初期化する。救済ヒットであればクランプ回路Q2,IVのクランプ状態が維持される。
【0037】
図6には電気的記憶回路MFAの具体例が示される。電気的記憶回路MFAはロウアドレス1ビット分の単位ユニットUNITbを10セット有し、各単位ユニットUNITbの出力は図5と同様にセンス線6に共通接続され、センス線6にはプリチャージMOSトランジスタQ3と、クランプ用のMOSトランジスタQ2及びインバータIVが接続されている。図6の単位ユニットUNITbは図5のアドレス1ビット分の単位ユニットUNITaの機能に対応される。
【0038】
単位ユニットUNITbは電気ヒューズ部10、ラッチ部11、及び比較部12を有する。前記ラッチ部11及び比較部12は第2の比較回路の一例とされる。
【0039】
電気ヒューズ部10は長期に亘る情報保持性能に高い信頼性を持つ構造を実現するものであり、nチャンネル型MOSトランジスタQ10、pチャンネル型のMOS容量素子Q11、nチャネル型読み出しMOSトランジスタQ13から成る。前記MOSトランジスタQ10及びMOS容量素子Q11は、第1ソース電極ST、第1ドレイン電極DT、フローティングゲート電極FG及びコントロールゲート電極CGを構成し、異なる閾値電圧を持つことが可能な不揮発性記憶トランジスタ素子を実現する。ドレイン電極DTにはnチャンネル型MOSトランジスタQ12を介して電圧PRGが印加され、ソース電極STには電圧SLTが、コントロールゲート電極CGには電圧CGTが印加される。
【0040】
読み出しMOSトランジスタQ13は前記フローティングゲート電極FGをゲート電極とし、前記不揮発性記憶素子が持つ閾値電圧に応じて異なる相互コンダクタンスを持つことが可能にされる。読み出し用MOSトランジスタQ13の相互コンダクタンスに応じた電流の経路はpチャネル型のプリチャージMOSトランジスタQ15とnチャンネル型のゲートMOSトランジスタQ14の直列回路によって構成される。
【0041】
上記電気ヒューズ部10において、例えば、MOSトランジスタQ10及びMOS容量素子Q11から成る不揮発性記憶トランジスタ素子の一つの閾値電圧を相対的に高い閾値電圧(例えばフローティングゲート(FG)に電子が注入された書込み状態の閾値電圧)、他の閾値電圧を低い閾値電圧(例えばフローティングゲートから電子が放出されら消去状態の閾値電圧)とするとき、高閾値電圧状態において前記読み出しMOSトランジスタQ13はカットオフ状態、低閾値電圧状態において読み出しMOSトランジスタQ13はオン状態にされる。不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)に対する消去状態は、例えば不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)の第1ドレイン電極(DT)とコントロールゲート電極(CGT)を回路の接地電圧のような0V、不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)の第1ソース電極(ST)を6Vとし、フローティングゲート電極(FG)からトンネル電流で電子を第1ソース電極(ST)に引き抜くことによって達成できる。不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)に対する書込み状態は、例えば不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)の第1ドレイン電極(DT)とコントロールゲート電極(CG)を5V、不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)の第1ソース電極(ST)を回路の接地電圧Vssのような0Vとし、第1ドレイン電極(DT)で発生したホットエレクトロンをフローティングゲート(FG)に注入することによって達成することができる。
【0042】
不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)のフローティングゲート電極(FG)は前記読み出しMOSトランジスタQ13のゲート電極になるから、読み出しMOSトランジスタQ13は、フローティングゲート電極(FG)の電子注入状態・電子放出状態、換言すれば書込み状態・消去状態に応じたスイッチ状態若しくは相互コンダクタンスを採り、これに応じた電流をゲートMOSトランジスタQ14を介して流すことができる。上記より、読み出し動作では、不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)の閾値電圧に応じてMOSトランジスタQ10にチャネル電流を流す必要はない。したがって、読み出し動作時には不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)のソース電極(ST)及びドレイン電極(DT)を夫々0Vのような回路の接地電圧Vssにしてもよい。よって、第1ドレイン電極(DT)からフローティングゲート(FG)に弱いホットエレクトロン注入は生じない。この時コントロールゲート電極(CG)も回路の接地電位Vssにされている場合にはトンネル電流も生じない。したがって、長期のデータ保持性能を向上させ、読み出し不良率の低下を実現することが可能になる。
【0043】
前記ラッチ部11はインバータIV1,IV2が逆並列接続されたスタティックラッチにて構成される。
【0044】
比較部12はセンス線6と回路の接地端子Vssとの間に、nチャンネル型MOSトランジスタQ16,Q17の直列経路と、nチャンネル型MOSトランジスタQ18,Q19の直列経路を有する。MOSトランジスタQ16のゲートにはインバータIV1の出力が、MOSトランジスタQ18のゲートにはインバータIV2の出力が結合される。MOSトランジスタQ17のゲートは前記ロウアドレス信号の反転ロウアドレス配線RABT<i>に、MOSトランジスタQ19のゲートは前記ロウアドレス信号の非反転ロウアドレス配線RATT<i>に接続される。
【0045】
電気ヒューズ部10に救済アドレスを記憶する場合、特に制限されないが、救済アドレスのアドレスビット“1”を書き込み対象とし、その他に対しては消去状態を維持させる。例えば、図6に例示される一つの電気ヒューズ部10に対応される救済アドレスのアドレスビットが“1”であるなら、当該電気ヒューズ部10に書き込みが行なわれ、不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)の閾値電圧は高い閾値電圧状態にされ、前記読み出しMOSトランジスタQ13はカットオフ状態にされる。その他に対する消去状態では低閾値電圧状態により読み出しMOSトランジスタQ13はオン状態にされる。
【0046】
電気ヒューズ部10に対する読み出し動作は、特に制限されないが、電源投入時若しくはリセット時に行なわれ、動作電源が維持されている限り読み出しデータは前記ラッチ部11に保持される。救済アドレスの論理値“1”に対応して書き込みされた電気ヒューズ部10に対応するものはインバータIN1の出力が“1”、インバータIV2の出力が“0”にされる。従って、RABT<i>をゲートに受けるMOSトランジスタQ17のスイッチ状態により対応アドレスビットが救済アドレスの対応ビットに一致するかを判定することができる。RABT<i>は対応するアクセスロウアドレスビットの反転レベルであるから、対応するアクセスロウアドレスビットが“1”であればMOSトランジスタQ17のオフ状態且つセンス線6をハイレベルに維持する。救済アドレスの論理値“0”、非救済アドレスの論理値“1”、“0”に対応して消去状態にされている電気ヒューズ部10に対応するものでは、前記とは逆にインバータIN1の出力が“0”、インバータIV2の出力が“1”にされる。従って、この場合にはRATT<i>をゲートに受けるMOSトランジスタQ19のスイッチ状態により対応アドレスビットが救済アドレスの対応ビットに一致するかを判定することができる。RATT<i>は対応するアクセスロウアドレスビットの非反転レベルであるから、対応するアクセスロウアドレスビットが“0”であればMOSトランジスタQ17のオフ状態且つセンス線6をハイレベルに維持する。これより明らかなように、プログラムした救済アドレスに一致するアクセスロウアドレスが供給されたときはセンス線6をハイレベルに維持する。この関係は切断ヒューズによる切断記憶回路LFAの場合と同じである。
【0047】
尚、全ビット“0”の非救済アドレスに対して救済ヒットを判定しないようにするために、特に図示はしないが、電気的記憶回路MFAは救済イネーブルビットを生成するための単位ユニットを有し、この単位ユニットは前記電気ヒューズ部10及びラッチ部11を含み、当該電気的記憶回路MFAで救済を行った場合には電気ヒューズ部10に書き込みを行い、インバータIV1の出力をセンス線6に結合し、救済に利用されていない電気的記憶回路MFAのセンス線6を接地電圧Vssに強制するようになっている。
【0048】
前記不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)はフローティングゲートとコントロールゲートを縦積みにしたスタック構造のフラッシュメモリセルで構成してもよいが、CMOSプロセスなどに比べて製造プロセスが複雑になる。図6の救済手段をCMOSプロセスで製造されるDRAM等の半導体装置に適用することを考慮すれば、前記不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)はCMOSプロセス若しくは単層ポリシリコンゲートプロセスで製造可能であれば都合よい。例えば、特に図示はしないが、前記不揮発性記憶トランジスタ素子(Q10,Q11)は、コントロールゲート電極(CG)として機能されるn型ウェル領域(第1半導体領域)の上にゲート酸化膜のような絶縁層を介して容量電極(FG)が設けられたMIS容量素子Q11と、p型ウェル領域(第2半導体領域)に形成された第1ソース電極(ST)及び第1ドレイン電極(DT)とゲート電極(FG)とを有するMISトランジスタQ10とを有し、前記容量電極は前記ゲート電極に共通接続されてフローティングゲート電極(FG)として機能されるように構成すればよい。
【0049】
これにより、前記電気ヒューズのような第2記憶素子を有する半導体装置は、CMOSプロセス若しくは単層ポリシリコンゲートプロセスのような、通常のロジック回路プロセス或いは汎用DRAMプロセス等に対して、全く新たなプロセスを追加することなく製造可能になる。
【0050】
図1には前記電気ヒューズセットを構成する救済アドレスの電気的記憶回路MFSと救済アドレスの切断記憶回路LFSのレイアウト構成が例示される。図5と図6を比較すれば明らかなようにロウアドレス1ビット分に単位ユニットUNITa,UNITbの回路規模は格段に相違する。これに着目して、救済アドレスの電気的記憶回路MFS及び切断記憶回路LFSにアドレス比較のためのロウアドレス信号を供給するアドレス信号配線20を直線状に敷設し、そのアドレス信号配線20に沿って前記救済アドレスの切断記憶回路LFSを第1領域21に形成し、これに隣接する第2領域22に前記救済アドレスの電気的記憶回路MFSを形成する。図1において電気的記憶回路MFSの単位ユニットUNITbにおいて、Eb1は電気ヒューズ部10の形成領域、Eb2は第2の比較回路であるラッチ部11及び比較部12の形成領域である。切断記憶回路MFSの単位ユニットUNITaにおいて、Ea1はレーザヒューズ5の形成領域、Ea2は第1の比較回路であるスイッチMOSトランジスタQ1の形成領域である。領域23は前記プリチャージトランジスタQ3及びクランプ回路(Q2,IV)の形成領域である。領域23の各クランプ回路(Q2,IV)の出力は図4の構成にしたがい冗長ワード線選択信号として冗長ワードドライバRWDRVに向けて供給される。更に、領域23の各クランプ回路(Q2,IV)の出力は救済制御回路24に供給される。救済制御回路24は、領域23の各クランプ回路(Q2,IV)の出力に基づいて一つでも救済ヒットを判定すると、正規メモリアレイ部NARYに対するアクセスを冗長メモリアレイ部RARYに対するアクセスに切換え制御するために、正規のワードドライバ及び正規のロウデコーダの動作を禁止するアクセス禁止信号25を活性化する。
【0051】
アドレス信号配線20に沿って第1領域21と第2領域22が割当てられ、それらは隣接配置されるから、デバイス構造並びに回路規模の異なる電気ヒューズと切断ヒューズを救済アドレス記憶用に併存させても、その構成の違いによるチップ占有面積の差をアドレス信号配線20方向のサイズで調整でき、レイアウト的な観点より、救済回路に電気ヒューズを併用したときチップ占有面積の増大を極力抑えることが可能になる。
【0052】
第1領域21と第2領域22のアドレス比較回路はアドレス信号配線20を共有している。第1領域21と第2領域22のはアドレス信号配線20に沿って配置されているから別々にする必然性はなく、アドレス信号配線20の共有化はチップ占有面積の増大を抑える様に作用する。この状態を模式的に示すと図7のように表現することができる。救済制御回路24は電気的記憶回路(UNITb)と切断記憶回路(UNITa)において共通化される。望ましい形態として、前記アドレス信号配線20には前記第1領域21と第2領域22の隣接部分を直線で横断させてある。屈曲部が少なければそれだけアドレス信号配線20の為の配線チャネル幅が小さくて済み、この点でもチップ占有面積の増大を抑える事ができる。
【0053】
電気ヒューズに対する電気的な書き込みに高電圧を要する場合、図8に例示されるように、電気ヒューズの閾値電圧をプログラムする為のプログラム電圧の発生回路である昇圧電源回路26に対し、電気ヒューズは切断ヒューズよりも前記昇圧電源回路26に接近配置するのがよい。これにより、プログラム電圧を電気ヒューズに伝達する電圧配線を短くでき、この点でもチップ占有面積の増大を抑える事ができる。
【0054】
前記第1領域21及び第2領域22を挟んで両側にメモリバンクが配置された構成を考慮すると、図9に例示されるように、比較的回路規模の大きな電気ヒューズが配置される第2領域22には両側のメモリバンクの各側のメモリバンクに固有の電気ヒューズを2段で離間配置する。これに対し、比較的回路規模の小さな切断ヒューズが配置される第1領域21には両側のメモリバンクの各側のメモリバンクに固有の切断ヒューズを併せて3段で離間配置することができる。回路規模の小さな切断ヒューズの配置を3段配置で高密度化すれば、この点においても、チップ占有面積の増大を抑える事ができる。図10には前記切断ヒューズの3段離間配置状態がDRAM1の全体で示される。図11には前記切断ヒューズの3段離間配置状態が更に詳細に例示される。図11において30はレーザヒューズ5のアレイ、31はMOSトランジスタQ1のアレイ、32はセンス線6などを現す。
【0055】
図12には救済回路の配置を変えた例が示される。図2で説明したメモリバンクの構成を図12のように構成し、XデコーダXDECの間に救済回路2a〜2dを配置するようにしてもよい。救済回路2a〜2dは前記救済回路2と同様の構成を有する。XDECはロウデコーダ、YDECはカラムデコーダ、SW・AMPはカラムスイッチ・メインアンプ回路である。救済回路2aはメモリマットMAT1U,MAT2Uに割当てられ、救済回路2bはメモリマットMAT1L,MAT2Lに割当てられ、救済回路2cはメモリマットMAT3U,MAT4Uに割当てられ、救済回路2dはメモリマットMAT3U,MAT4Uに割当てられる。
【0056】
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
【0057】
例えば、メモリバンクとメモリマットの数は図2などで説明した構成に限定されず適宜増減可能である。また、電気ヒューズの回路構成も適宜変更可能である。例えば、図6のQ10,Q11、Q13を複数組設け、各組のQ13を直列接続すれば、救済情報の長期保持に対する信頼性は更に向上する。また、Xアドレス救済に限定されず、Yアドレス救済又はX、Yアドレス双方を救済可能にしてよい。また、電気ヒューズと切断ヒューズの段数は、2段と3段に限定されず、適宜の段数に変更可能である。また、本発明はDRAMに限定されず、シンクロナスDRAM、スタティックRAM、そのようなメモリと一緒に中央処理装置(CPU)などを搭載したシステムLSIなどの半導体装置に広く適用する事が可能である。
【0058】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
【0059】
すなわち、電気ヒューズと切断型ヒューズに代表されるように素子構造の異なる記憶素子を救済用のアドレス情報の保持に用いる場合に、それら記憶素子によるチップ占有面積の増大をレイアウトの観点より極力減らすことができる。
【0060】
電気的プログラムによって救済用のアドレス情報を保持する場合における長期に亘るデータ保持の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気ヒューズセットを構成する救済アドレスの電気的記憶回路と救済アドレスの切断記憶回路のレイアウト構成を例示する説明図である。
【図2】本発明に係る半導体装置の一例であるDRAMを示すブロック図である。
【図3】図2のDRAMにおける救済規模の概念を例示する説明図である。
【図4】図2のDRAMにおける一つのメモリバンクに対する救済方式の概念を例示する説明図である。
【図5】切断記憶回路の具体例を新す回路図である。
【図6】電気的記憶回路の具体例を示す回路図である。
【図7】第1領域と第2領域によるアドレス信号配線の共有化の状態を模式的に示して説明図である。
【図8】電気ヒューズの閾値電圧をプログラムする為のプログラム電圧の発生回路に対する電気ヒューズと切断ヒューズの配置例を示す説明図である。
【図9】回路規模の小さな切断ヒューズの配置を3段配置で高密度化した例を示す説明図である。
【図10】切断ヒューズの3段離間配置状態をDRAMの全体で示すブロック図である。
【図11】切断ヒューズの3段離間配置状態を詳細に例示する回路図である。
【図12】救済回路及びメモリバンクの配置が異なった別のDRAMのブロック図である。
【符号の説明】
1 DRAM
BNK1〜BNK4 メモリバンク
MAT1R,MAR1L〜MAT4R,MAT4L メモリマット
MC メモリセル
NARY 正規アレイ(第1メモリアレイ)
RARY 冗長アレイ(第2メモリアレイ)
2 救済用回路
LFB 切断ヒューズブロック
LFS1〜LFS8 切断ヒューズセット
MFS 電気ヒューズセット
LFA 救済アドレスの切断記憶回路(第1救済アドレス記憶回路)
MFA 救済アドレスの電気的記憶回路(第2救済アドレス記憶回路)
UNITa 切断記憶回路の単位ユニット
UNITb 電気的記憶回路の単位ユニット
RWL0〜RWL27 冗長ワード線
RWDRV 冗長ワードドライバ
RATT<i> 非反転ロウアドレス配線
RABT<i> 反転ロウアドレス配線
3 冗長ワード線選択信号
SEL1〜SEL3 セレクタ
5 レーザヒューズ
6 センス線
Q1 スイッチMOSトランジスタ
Q2,IV クランプ回路構成素子
Q3 プリチャージMOSトランジスタ
10 電気ヒューズ部10
11 ラッチ部
12 比較部
Q10,Q11 不揮発性トランジスタ素子構成用MOSトランジスタ
Q13 読み出しMOSトランジスタ
FG フローティングゲート電極
CG コントロールゲート電極
DT ドレイン電極
ST ソース電極
20 アドレス信号配線
21 第1領域
22 第2領域
23 Q3、Q2、IVの形成領域
24 救済制御回路
26 昇圧電源回路

Claims (7)

  1. 複数のメモリセルを有し一部のメモリセルは他のメモリセルを代替する冗長用のメモリセルとされるメモリセルアレイと、
    前記冗長用のメモリセルで救済すべきメモリセルのアドレス情報をヒューズの切断の有無によって記憶する複数のレーザーヒューズと第1比較回路を含む第1救済アドレス記憶回路と、
    前記冗長用のメモリセルで救済すべきメモリセルのアドレス情報をトランジスタの閾値電圧の相違によって記憶して組み立て後救済可能にする複数の電気ヒューズと第2比較回路を含む第2救済アドレス記憶回路と、
    前記第1救済アドレス記憶回路及び第2救済アドレス記憶回路に夫々の記憶アドレス情報と比較されるべきアドレス情報を共通に伝達するアドレス信号配線と、を含み、
    前記第1比較回路は前記レーザーヒューズに記憶されたアドレス情報とアドレス信号配線上の信号情報との比較結果が一致したとき第1選択信号を出力し、
    前記第2比較回路は前記組み立て後救済可能にする電気ヒューズに記憶されたアドレス情報とアドレス信号配線上の信号情報との比較結果が一致したとき第2選択信号を出力し、
    前記第1選択信号又は第2選択信号の一方を選択して前記冗長用のメモリセルの選択指示信号とする選択回路を有して成るものであって、
    前記アドレス信号配線は、第1の方向に延在しており、前記複数のレーザーヒューズが設けられた第1の領域及び前記組み立て後救済可能にする複数の電気ヒューズが設けられた第2の領域は、前記アドレス信号線に沿って前記第1の方向に互いに隣接して設けられることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記組み立て後救済可能にする電気ヒューズは閾値電圧の相違によって情報記憶を行う電気的にプログラム可能な不揮発性メモリ素子であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記組み立て後救済可能にする電気ヒューズのプログラムに利用されるプログラム電圧の発生回路を有し、前記組み立て後救済可能にする電気ヒューズは前記レーザーヒューズよりも前記プログラム電圧の発生回路に接近配置されて成るものであることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 前記レーザーヒューズの個数は組み立て後救済可能にする電気ヒューズの個数よりも多く、前記レーザーヒューズ及び組み立て後救済可能にする電気ヒューズによって記憶可能なアドレス数は、前記冗長用のメモリセルによって救済可能な救済アドレス数の上限よりも多いことを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  5. 前記レーザーヒューズによって記憶可能なアドレス数は、前記冗長用のメモリセルによって救済可能な救済アドレス数の上限に等しくされて成るものであることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記組み立て後救済可能にする電気ヒューズは、第1のソース電極、第1ドレイン電極、フローティングゲート電極及びコントロールゲート電極を有し、異なる閾値電圧を持つことが可能な不揮発性記憶トランジスタ素子と、第2ソース電極及び第2ドレイン電極を有し前記フローティングゲート電極をゲート電極とし、前記不揮発性記憶トランジスタ素子が持つ閾値電圧に応じて異なる相互コンダクタンスを持つことが可能な読み出しトランジスタ素子と、前記読み出しトランジスタ素子の相互コンダクタンスに応じて発生される信号の伝達手段と、を含んで成るものであることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  7. 前記不揮発性記憶トランジスタ素子は、コントロールゲート電極として機能される第1半導体領域の上に絶縁層を介して容量電極が設けられたMIS容量素子と、第2半導体領域に形成された第1ソース電極及び第1ドレイン電極とゲート電極とを有するMISトランジスタとを有し、前記容量電極は前記ゲート電極に共通接続されてフローティングゲート電極として機能されて成るものであることを特徴とする請求項6項記載の半導体装置。
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