JPH07326198A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH07326198A
JPH07326198A JP6118016A JP11801694A JPH07326198A JP H07326198 A JPH07326198 A JP H07326198A JP 6118016 A JP6118016 A JP 6118016A JP 11801694 A JP11801694 A JP 11801694A JP H07326198 A JPH07326198 A JP H07326198A
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JP
Japan
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defective cell
redundancy
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defective
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JP6118016A
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Inventor
Toyoko Miyashita
豊子 宮下
Yutaka Fukutani
豊 福谷
Yoshiyuki Fujita
佳幸 藤田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一の方法による冗長関連の回路部分に不良が
発生した場合にも、他の方法による冗長関連の回路部分
を使用して、製造工程における歩留りの更なる向上を図
り得る半導体記憶装置を提供する。 【構成】 メモリセルアレイ1と、メモリセルアレイ1
中の部分と置換可能な冗長セルアレイ3とを備える半導
体記憶装置であって、冗長セルアレイ3がメモリセルア
レイ1中で置換すべき部分の位置情報を、一の方法によ
って保持する第1不良セル位置情報記憶手段5と、冗長
セルアレイ3がメモリセルアレイ1中で置換すべき部分
の位置情報を、他の方法によって保持する第2不良セル
位置情報記憶手段7と、第1不良セル位置情報記憶手段
5または第2不良セル位置情報記憶手段7の何れかを選
択する冗長選択手段9とを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冗長回路を備えた半導体
記憶装置に係り、特に、一の方法による冗長関連の回路
部分に不良が発生した場合にも、他の方法による冗長関
連の回路部分を使用して、製造工程における歩留りを更
に向上させた半導体記憶装置に関する。
【0002】近年の半導体記憶装置の高集積化(微細
化、大容量化)に伴い、半導体記憶装置の製造工程にお
ける不良セルの発生率も増加する。かかる欠陥の存在に
より多くの良品部分が存在するにも関わらず、チップ全
体が不良品とされ歩留りの低下を招来することとなる。
【0003】そこで、予めチップ上に必要以上のメモリ
セルを具備しておき、製造工程終了後にテストを行っ
て、少数ビットの不良セルを良好な他のメモリセルに置
き換える、いわゆる冗長回路技術が開発されている。
【0004】この冗長回路技術は、半導体記憶装置の製
造工程における歩留りの向上に大きく寄与し、半導体記
憶装置の低価格化にも貢献している。
【0005】
【従来の技術】冗長回路は、例えば、半導体記憶装置の
メモリセルのうち、ウェーハプロービング試験時に検出
された不良セルのアドレスを不良セルアドレスメモリに
プログラミングしておき、不良セルがアクセスされた時
に、不良セルアドレスメモリのプログラミングデータに
基づいて、当該不良セルを冗長メモリセルに置き換える
ことによりアクセス可能としてチップを救済するもので
ある。
【0006】プログラミング手段としては、大別して、
多結晶Si等からなるヒューズ素子をレーザ光照射で切
断する方法(以下、レーザ冗長という)や過大電流によ
って焼き切る方法(以下、電気冗長という)等がある。
【0007】レーザ冗長では、一次試験(ウェーハプロ
ービング試験)において不良セルのアドレスを確認した
後、レーザを用いて不良セルアドレスメモリのヒューズ
素子を切断し、再び一次試験に戻るといった工程が必要
となり、工数がかかるという欠点があるが、信頼性が高
いという長所もある。
【0008】一方、電気冗長では、一次試験中に不良セ
ルのアドレスを確認し、そのまま過大電流によって不良
セルアドレスメモリのヒューズ素子を溶断すればよく、
レーザ冗長に比較して工数が少ないという長所がある
が、意図しない過大電流によってもヒューズ素子が溶断
してしまう等、信頼性が低いという欠点もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の半導体
記憶装置では、レーザ冗長または電気冗長の何れかのプ
ログラミング手段によって冗長回路技術を実現してお
り、冗長関連の回路部分(冗長回路、ヒューズ素子等)
に不良が発生した場合には、冗長メモリセルによる置き
換えを行うことができず、半導体記憶装置の製造工程に
おける歩留りが低下するという問題があった。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するもので、
その目的は、一の方法による冗長関連の回路部分(冗長
回路、ヒューズ素子等)に不良が発生した場合にも、他
の方法による冗長関連の回路部分を使用して、製造工程
における歩留りの更なる向上を図り得る半導体記憶装置
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴の半導体記憶装置は、図1に示
す如く、メモリセルアレイ1と、前記メモリセルアレイ
1中の部分と置換可能な冗長セルアレイ3とを備える半
導体記憶装置であって、前記冗長セルアレイ3が前記メ
モリセルアレイ1中で置換すべき部分の位置情報を、一
の方法によって保持する第1不良セル位置情報記憶手段
5と、前記冗長セルアレイ3が前記メモリセルアレイ1
中で置換すべき部分の位置情報を、他の方法によって保
持する第2不良セル位置情報記憶手段7と、前記第1不
良セル位置情報記憶手段5または前記第2不良セル位置
情報記憶手段7の何れかを選択する冗長選択手段9とを
有して構成する。
【0012】また、本発明の第2の特徴の半導体記憶装
置は、請求項1に記載の半導体記憶装置において、前記
冗長選択手段9は、前記第1不良セル位置情報記憶手段
5または前記第2不良セル位置情報記憶手段7の何れを
選択すべきかを示す情報を保持する。
【0013】また、本発明の第3の特徴の半導体記憶装
置は、請求項1に記載の半導体記憶装置において、前記
冗長選択手段9は、前記第1不良セル位置情報記憶手段
5または前記第2不良セル位置情報記憶手段7の何れを
選択すべきかを示す外部信号に基づき選択する。
【0014】更に、本発明の第4の特徴の半導体記憶装
置は、請求項1、2、または3に記載の半導体記憶装置
において、前記一の方法または他の方法は、ヒューズ素
子をレーザにより切断する方法、抵抗素子をレーザによ
り低抵抗化する方法、或いは、ヒューズ素子を過大電気
量により溶断する方法である。
【0015】
【作用】本発明の特徴の半導体記憶装置では、図1に示
す如く、例えば、メモリセルアレイ1中の一部セルに不
良セルがある場合には、冗長選択手段9で第1不良セル
位置情報記憶手段5を選択して、第1不良セル位置情報
記憶手段5に対して、一の方法によって、冗長セルアレ
イ3が置換すべきメモリセルアレイ1中の不良セルの位
置情報(アドレス)を保持させて、不良セルを良好な他
のメモリセルに置き換えて歩留りの向上を図る。
【0016】更に、一の方法による冗長回路部分、即ち
第1不良セル位置情報記憶手段5等に不良が発生した場
合には、冗長選択手段9で第2不良セル位置情報記憶手
段7を選択して、第2不良セル位置情報記憶手段7に対
して、他の方法によって、冗長セルアレイ3が置換すべ
きメモリセルアレイ1中の不良セルの位置情報(アドレ
ス)を保持させるようにしている。
【0017】このように、複数種の方法による冗長回路
を備えることにより、一の方法による冗長関連の回路部
分(冗長回路、ヒューズ素子等)に不良が発生した場合
にも、他の方法による冗長関連の回路部分を使用して、
更に製造工程における歩留りの向上を図ることができ
る。
【0018】特に、本発明の第2の特徴の半導体記憶装
置では、冗長選択手段9に、第1不良セル位置情報記憶
手段5または第2不良セル位置情報記憶手段7の何れを
選択すべきかを示す情報を保持する記憶手段を備えて構
成して、該記憶手段に基づき選択するようにしている。
【0019】また本発明の第3の特徴の半導体記憶装置
では、冗長選択手段9に、第1不良セル位置情報記憶手
段5または第2不良セル位置情報記憶手段7の何れを選
択すべきかを示す外部信号を入力する端子を備えて構成
し、該外部信号に基づき選択するようにしている。
【0020】尚、本発明の第1不良セル位置情報記憶手
段5または第2不良セル位置情報記憶手段7において、
位置情報を保持する方法は特定されないが、例えば、ヒ
ューズ素子をレーザにより切断する方法、抵抗素子をレ
ーザにより低抵抗化する方法、或いは、ヒューズ素子を
過大電気量により溶断する方法等がある。
【0021】例えば、ヒューズ素子をレーザにより切断
するレーザ冗長と、ヒューズ素子を過大電気量により溶
断する電気冗長とを具備して構成した場合には、比較的
信頼性の低い電気冗長を信頼性の高いレーザ冗長でバッ
クアップすることが可能となり、製造工程における歩留
りを更に向上させることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。第1実施例 図1に本発明の第1実施例に係る半導体記憶装置の構成
図を示す。本実施例の半導体記憶装置はスタティックR
AM(SRAM)である。
【0023】同図において、本実施例の半導体記憶装置
は、基本的な構成要素として、メモリセルアレイ1、行
アドレスバッファ11、列アドレスバッファ12、行デ
コーダ13、列デコーダ14、センスアンプ15、及び
入出力バッファ16を具備している。
【0024】また冗長回路(図1において破線で囲った
部分)として、冗長セルアレイ3、センスアンプ21、
第1不良セルアドレスメモリ5、第2不良セルアドレス
メモリ7、冗長選択回路9、アドレス比較回路22、及
びデータ切換回路23を具備している。
【0025】冗長セルアレイ3はメモリセルアレイ1中
の不良セルを置換すべく付加されたものである。第1不
良セルアドレスメモリ5は、冗長セルアレイ3がメモリ
セルアレイ1中で置換すべき不良セルのアドレスを、一
の方法によって保持する。ここでは、ヒューズ素子をレ
ーザにより切断するレーザ冗長によって、不良セルアド
レスが記憶されるものとする。
【0026】第2不良セルアドレスメモリ7は、冗長セ
ルアレイ3がメモリセルアレイ1中で置換すべき不良セ
ルのアドレスを、他の方法によって保持する。ここで
は、ヒューズ素子を過大電流により溶断する電気冗長に
よって、不良セルアドレスが記憶されるものとする。
【0027】冗長選択回路9は、第1不良セルアドレス
メモリ5または第2不良セルアドレスメモリ7の何れか
を選択する選択信号RSを生成する。アドレス比較回路
22は、行アドレスバッファ12からの列アドレスAr
と、選択信号RSに基づいて選択される第1不良セルア
ドレスメモリ5または第2不良セルアドレスメモリ7か
らの不良セルアドレスFA1またはFA2の1つとが一
致した場合に、一致信号ACCをアクティブにする。
【0028】データ切換回路23は、一致信号ACCが
アクティブの時に、メモリセルアレイ1に対してではな
く、冗長セルアレイ3に対するアクセス経路を有効にす
る。ここで、冗長選択回路9の具体的な回路を2例提示
しておく。
【0029】図2は、冗長選択回路9の第1具体例の回
路図である。本具体例は、第1不良セルアドレスメモリ
5または第2不良セルアドレスメモリ7の何れを選択す
べきかを示す情報をヒューズF1及びF2により保持
し、ヒューズF1及びF2の状態(接続/切断)に基づ
き選択信号RSを生成している。
【0030】つまり、図2において、CE,CE#はチ
ップイネーブル信号であり、回路はトランジスタQ1〜
Q15、及びヒューズF1,F2により構成されてい
る。またVCC,VSSは電源である。尚、記号#付きの信
号は当該信号が負論理信号であることを示す。
【0031】チップイネーブル信号がCE=“H”レベ
ル,CE#=“L”レベルで与えられている(当該SR
AMのチップが選択されている)とする。2本のヒュー
ズF1,F2を切断した場合、選択信号RSは“L”レ
ベルに、また、ヒューズF1,F2を切断しないでいる
と、選択信号RSは“H”レベルになる。
【0032】ここに、トランジスタQ7,Q8,Q10
〜Q15はTTLの電圧レベルを電源VCC−VSSの範囲
に安定してフル振幅させるための回路であり、またトラ
ンジスタQ3,Q4,Q6,及びQ9は、チップイネー
ブル信号CE,CE#による貫通電流を防止するための
ものである。
【0033】また図3は、冗長選択回路9の第2具体例
の回路図である。本具体例は、第1不良セルアドレスメ
モリ5または第2不良セルアドレスメモリ7の何れを選
択すべきかを示す情報を外部信号(指定信号)DRを入
力し、指定信号DRに基づき選択信号RSを生成してい
る。
【0034】同図において、冗長選択回路9はトランジ
スタQ21〜Q29から構成され、トランジスタQ22
〜Q29により、指定信号DRの(TTL)電圧レベル
を電源VCC−VSSの範囲に安定してフル振幅させてい
る。
【0035】本回路では、指定信号DR=“L”レベル
の時、選択信号RSは“L”レベルに、また指定信号D
R=“H”レベルの時、選択信号RSは“H”レベルに
なる。
【0036】次に、本実施例の半導体記憶装置の動作を
説明する。先ず、通常時のメモリセルアレイ1に対する
アクセス動作を説明する。外部アドレスADDが行アド
レスバッファ11及び列アドレスバッファ12にそれぞ
れ与えられる。
【0037】行アドレスバッファ11及び列アドレスバ
ッファ12においては、それぞれ外部アドレスデータA
DDをTTLレベルからMOSレベルに増幅し、行アド
レスAc及び列アドレスAr(逆相である行アドレスA
c#及び列アドレスAr#を含む)を生成して行デコー
ダ13及び列デコーダ14に供給する。
【0038】行デコーダ13及び列デコーダ14では、
各アドレス信号を解読し、指定されるワード線WL及び
ビット線BLを選択する。このようにして、選択された
ワード線WLとビット線BLとの交点のメモリセルMC
が特定されて、読み出し動作が実行される。尚、書き込
み動作は基本的には上記と同様であるが、書き込みデー
タDATが入出力バッファ16、データ切換回路23、
列デコーダ14、及びセンスアンプ15の経路を介して
流れることとなる。
【0039】次に、メモリセルアレイ1内に例えばビッ
ト線不良による不良セルが存在する場合、その不良セル
のアドレスはウェーハプロビング試験時に判明している
ので、予め、第1不良セルアドレスメモリ5または第2
不良セルアドレスメモリ7に記憶される。ここでは、第
1不良セルアドレスメモリ5にレーザ冗長によって不良
セルアドレスが記憶され、冗長選択回路9からの選択信
号RSは“L”レベルで出力されているものとする。即
ち、図2の冗長選択回路9においてヒューズF1及びF
2は接続状態にあり、或いは図3の冗長選択回路9にお
いて指定信号DR=“L”レベルである。
【0040】外部アドレスデータADDが不良セルに対
するものであった場合、第1不良セルアドレスメモリ5
からの不良セルアドレスFA1(逆相である不良セルア
ドレスFA1#を含む)と列アドレスArがアドレス比
較回路22によって比較され、一致信号ACCがデータ
切換回路23に出力される。
【0041】一致信号ACCが出力されたことは、外部
アドレスADDによりアクセスされたメモリセルMCが
不良セルであることを意味するので、データ切換回路2
3は、列デコーダ14からのデータではなく冗長用のセ
ンスアンプ21を介した冗長セルアレイ3の冗長セルR
MCからのデータに切り換える。
【0042】このようにして、不良セルのデータは冗長
セルRMC側のデータに置き換えられ、メモリセルアレ
イ1内に不良セルがあっても当該チップとしては外観上
良品として動作することとなる。尚、書き込みの場合も
上記と同様であり、先に示した経路を介したデータの流
れとなる。
【0043】更に、一の方法による冗長関連の回路部分
(冗長回路、ヒューズ素子等)、即ち本例ではレーザ冗
長による第1不良セルアドレスメモリ5に不良が発生し
た場合には、第2不良セルアドレスメモリ7に電気冗長
によって不良セルアドレスを記憶し、不良セルに対する
アクセス時には上記と同様の動作を行う。
【0044】尚、この時、冗長選択回路9からの選択信
号RSは“H”レベルで出力されており、図2の冗長選
択回路9においてヒューズF1及びF2は切断状態にあ
り、或いは、図3の冗長選択回路9において指定信号D
Rは“H”レベルである。またアドレス比較回路22で
は、第2不良セルアドレスメモリ7からの不良セルアド
レスFA2(逆相である不良セルアドレスFA2#を含
む)と列アドレスArが比較されることとなる。
【0045】以上のように本実施例の半導体記憶装置で
は、レーザ冗長及び電気冗長の複数種の方法による冗長
回路を備えることにより、一の方法による冗長関連の回
路部分に不良が発生した場合にも、他の方法による冗長
関連の回路部分を使用して、製造工程における歩留りを
更に向上させることができる。
【0046】尚、本実施例では不良セルアドレスのプロ
グラミング方法として、レーザ冗長ではヒューズ素子を
レーザにより切断する方法を示したが、これに限定され
ず抵抗素子をレーザにより低抵抗化する方法等であって
もよく、また電気冗長ではヒューズ素子を過大電流によ
り溶断する方法を示したが、過大電圧によって溶断する
方法等であってもよい。
【0047】また図1の構成は、ビット線不良による不
良セルを置換する冗長セルアレイ3を含んだ冗長回路の
構成となっているが、ワード線に対する不良セルを置換
する冗長セルアレイを含んだ冗長回路の構成、或いは双
方を備えた構成としてもよい。
【0048】更に本発明は、本実施例のSRAMに限ら
れず、DRAM、EPROM、マスクROM等にも適用
できる。第2実施例 次に、図4に本発明の第2実施例に係る半導体記憶装置
の構成図を示す。本実施例の半導体記憶装置はマスクR
OMである。
【0049】同図において、本実施例の半導体記憶装置
は、マスクROMセルアレイ51、冗長セルアレイ5
3、第1不良セルアドレスメモリ55、第2不良セルア
ドレスメモリ57、冗長選択回路59、アドレスバッフ
ァ61、出力選択部63、冗長切り換え回路65、補正
回路67、及び出力バッファ69を具備している。尚、
図4ではセルアレイ周辺のセンスアンプ、デコーダ等を
省略している。
【0050】また、補正回路67には例えばECC(Er
ror Correcting Code )回路が使用される。つまり、マ
スクROMセルアレイ51から読み出されたデータと、
冗長セルアレイ53からのデータはECC回路により正
しいデータとして出力バッファ69から出力される。
【0051】本実施例の半導体記憶装置はマスクROM
であり、読み出しのみである点で第1実施例と異なる
が、第1不良セルアドレスメモリ55は第1不良セルア
ドレスメモリ5に、第2不良セルアドレスメモリ57は
第2不良セルアドレスメモリ7に、冗長選択回路59は
冗長選択回路9に、出力選択部63はアドレス比較回路
22に、冗長切り換え回路65はデータ切換回路23
に、それぞれほぼ対応しており、基本的動作は第1実施
例と同様である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えばメモリセルアレイ中の一部セルに不良セルがある
場合には、冗長選択手段で第1不良セル位置情報記憶手
段を選択して、第1不良セル位置情報記憶手段に対し
て、一の方法によって、冗長セルアレイが置換すべきメ
モリセルアレイ中の不良セルの位置情報を保持させて、
不良セルを良好な他のメモリセルに置き換え、更に、一
の方法による冗長回路部分、即ち第1不良セル位置情報
記憶手段等に不良が発生した場合には、冗長選択手段で
第2不良セル位置情報記憶手段を選択して、第2不良セ
ル位置情報記憶手段に対して、他の方法によって、冗長
セルアレイが置換すべきメモリセルアレイ中の不良セル
の位置情報を保持させ、複数種の方法による冗長回路を
備えることとしたので、一の方法による冗長関連の回路
部分に不良が発生した場合にも、他の方法による冗長関
連の回路部分を使用して、製造工程における歩留りを更
に向上させ得る半導体記憶装置を提供することができ
る。
【0053】この半導体記憶装置の歩留り向上は、半導
体記憶装置の低価格化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体記憶装置(S
RAM)の構成図である。
【図2】冗長選択回路の第1具体例の回路図である。
【図3】冗長選択回路の第2具体例の回路図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る半導体記憶装置(マ
スクROM)の構成図である。
【符号の説明】
1…メモリセルアレイ 3…冗長セルアレイ 5…第1不良セルアドレスメモリ(第1不良セル位置情
報記憶手段) 7…第2不良セルアドレスメモリ(第2不良セル位置情
報記憶手段) 9…冗長選択回路(冗長選択手段) 11…行アドレスバッファ 12…列アドレスバッファ 13…行デコーダ 14…列デコーダ 15…センスアンプ 16…入出力バッファ 21…センスアンプ 22…アドレス比較回路 23…データ切換回路 BL…ビット線 WL…ワード線 MC…メモリセル RMC…冗長セル ADD…外部アドレス(データ) DAT…データ Ac…行アドレス Ar…列アドレス FA1,FA2…不良セルアドレス RS…選択信号 Acc…一致信号 F1,F2…ヒューズ Q1〜Q15,Q21〜Q29…トランジスタ CE,CE#…チップイネーブル信号 VCC,VSS…電源 DR…指定信号(外部信号) 51…マスクROMセルアレイ 53…冗長セルアレイ 55…第1不良セルアドレスメモリ 57…第2不良セルアドレスメモリ 59…冗長選択回路 61…アドレスバッファ 63…出力選択部 65…冗長切り換え回路 67…補正回路 69…出力バッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルアレイ(1)と、前記メモリ
    セルアレイ(1)中の部分と置換可能な冗長セルアレイ
    (3)とを備える半導体記憶装置であって、 前記冗長セルアレイ(3)が前記メモリセルアレイ
    (1)中で置換すべき部分の位置情報を、一の方法によ
    って保持する第1不良セル位置情報記憶手段(5)と、 前記冗長セルアレイ(3)が前記メモリセルアレイ
    (1)中で置換すべき部分の位置情報を、他の方法によ
    って保持する第2不良セル位置情報記憶手段(7)と、 前記第1不良セル位置情報記憶手段(5)または前記第
    2不良セル位置情報記憶手段(7)の何れかを選択する
    冗長選択手段(9)とを有することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記冗長選択手段(9)は、前記第1不
    良セル位置情報記憶手段(5)または前記第2不良セル
    位置情報記憶手段(7)の何れを選択すべきかを示す情
    報を保持することを特徴とする請求項1に記載の半導体
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記冗長選択手段(9)は、前記第1不
    良セル位置情報記憶手段(5)または前記第2不良セル
    位置情報記憶手段(7)の何れを選択すべきかを示す外
    部信号に基づき選択することを特徴とする請求項1に記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記一の方法または他の方法は、ヒュー
    ズ素子をレーザにより切断する方法、抵抗素子をレーザ
    により低抵抗化する方法、或いは、ヒューズ素子を過大
    電気量により溶断する方法であることを特徴とする請求
    項1、2、または3に記載の半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6388941B2 (en) 2000-07-13 2002-05-14 Hitachi, Ltd. Semiconductor device

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