JP4598851B2 - 重荷重用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ赤道の両側に配される内の周方向溝と、そのタイヤ軸方向外側に配される外の周方向溝とにより、トレッド部に5本の陸部を設けたタイヤに係わり、特に、前記内,外の周方向溝間の陸部がブロック列として形成された重荷重用タイヤに関する。
トラック、バスなどの重荷重車両の駆動軸側に装着されるタイヤでは、高いトラクション性能が要求される。そのため、駆動軸側のタイヤのトレッド部には、タイヤ赤道両側で周方向にのびる内の周方向溝と、そのタイヤ軸方向外側に配される外の周方向溝と、これら周方向溝に交わる複数の横溝とによって区分される5本のブロック列からなるブロックパターンが広く採用されている。
一方、重荷重車両では、荷物を積載していない所謂空車時における駆動軸側のタイヤの荷重が、最大積載時の荷重の40%程度に減少するなど、荷重変化が大きい。そのため、空車時には、外の周方向溝よりもタイヤ軸方向外側に配されるショルダブロック列、及び内外の周方向溝間に配されるミドルブロック列の接地圧が、内の周方向溝間に配されるセンタブロック列の接地圧よりも著しく低下する。その結果、センタブロック列に隣接するミドルブロック列において、路面との滑り量が特に増加し、このミドルブロック列が他のブロック列に比して早期に摩耗する所謂パンチング摩耗が発生し易いという問題がある。
このミドルブロック列のパンチング摩耗を抑制するため、従来においては、周方向に隣り合うミドルブロック間をタイバーにて連結し、ブロック剛性を高めることが行われているが、充分な効果を得るに至っていない。
このような状況に鑑み、本発明者はミドルブロックに作用する摩耗エネルギーに着目して研究を行った。その結果、ミドルブロックの各部位において、摩耗エネルギーとブロック剛性とをバランスさせることにより、このミドルブロックにおける摩耗を最小限に抑えることができ、トラクション性能を損ねることなく、ミドルブロック列のパンチング摩耗を抑制しうることを究明し得た。
そこで本発明は、ミドルブロックにおけるタイヤ軸方向内側の周方向ブロック縁と、外側の周方向ブロック縁との形状を特定することを基本として、路面との滑り量が大きく摩耗エネルギーが高くなる周方向両端側の部位において剛性を高め、逆に摩耗エネルギーが相対的に低くなる周方向中央側の部位において剛性を減じるなど、各部位において摩耗エネルギーと剛性とをバランスさせることができ、トラクション性能を損ねることなく、ミドルブロック列のパンチング摩耗を抑制しうる重荷重用タイヤを提供することを目的としている。
国際公開第WO2007/072717A1号パンフレット
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、トレッド部に、タイヤ赤道の両側で周方向にのびる内の周方向溝と、そのタイヤ軸方向外側に配される外の周方向溝とを設けることにより、該内,外の周方向溝間に、ミドル陸部を形成した重荷重用タイヤであって、
前記ミドル陸部は、該ミドル陸部を横切る横溝により区分された複数のミドルブロックが周方向に隔置するミドルブロック列として形成され、
かつ前記ミドルブロックの踏面は、その周囲を、
前記内の周方向溝側の内の周方向ブロック縁、
前記外の周方向溝側の外の周方向ブロック縁、
前記内の周方向ブロック縁の一方の周方向端と、前記外の周方向ブロック縁の一方の周方向端との間を継ぎ、かつタイヤ軸方向に対して傾斜する略直線状の一方の軸方向ブロック縁、
及び、前記内の周方向ブロック縁の他方の周方向端と、前記外の周方向ブロック縁の他方の周方向端ととの間を継ぎ、かつ前記一方の軸方向ブロック縁と略平行な略直線状の他方の軸方向ブロック縁により囲まれるとともに、
前記内の周方向ブロック縁は、
その周方向長さLiの1/2である中間点を含む中央領域よりも周方向一方側で、タイヤ軸方向内側に最も突出する一方の出隅点と、
前記中央領域よりも周方向他方側で、タイヤ軸方向内側に最も突出する他方の出隅点と、
前記一方,他方の出隅点間で、タイヤ軸方向外側に最も突出する入隅点とを有し、
かつ、該内の周方向ブロック縁は、前記一方,他方の出隅点から、前記入隅点まで、タイヤ軸方向外側に向かってのび、
しかも、前記一方の周方向端から、前記一方の出隅点までの周方向距離Lia、及び前記他方の周方向端から、前記他方の出隅点までの周方向距離Libを、それぞれ前記内の周方向ブロック縁の周方向長さLiの5〜15%の範囲とするとともに、
前記外の周方向ブロック縁は、
その周方向長さLoの1/2である中間点を含む中央領域よりも周方向一方側で、タイヤ軸方向外側に最も突出する一方の出隅点と、
前記中央領域よりも周方向他方側で、タイヤ軸方向外側に最も突出する他方の出隅点と、
前記一方,他方の出隅点間で、タイヤ軸方向内側に最も突出する入隅点とを有し、
かつ、該外の周方向ブロック縁は、前記一方,他方の出隅点から、前記入隅点まで、タイヤ軸方向内側に向かってのび、
しかも、前記一方の周方向端から、前記一方の出隅点までの周方向距離Loa、及び前記他方の周方向端から、前記他方の出隅点までの周方向距離Lobを、それぞれ前記外の周方向ブロック縁の周方向長さLoの5〜15%の範囲としたことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記内の周方向ブロック縁は、
前記一方の周方向端から前記一方の出隅点までタイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の一方の端傾斜線部と、
前記一方の出隅点から前記入隅点に向かってタイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の一方の中傾斜線部と、
前記他方の周方向端から前記他方の出隅点までタイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の他方の端傾斜線部と、
前記他方の出隅点から前記入隅点に向かってタイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の他方の中傾斜線部と、
前記一方,他方の中傾斜線部間を継ぎ、かつタイヤ軸方向外側にコ字状に凹むとともに前記入隅点を含む凹み線部とから形成され、
かつ前記外の周方向ブロック縁は、
前記一方の周方向端から前記一方の出隅点までタイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の一方の端傾斜線部と、
前記一方の出隅点から前記入隅点までタイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の一方の中傾斜線部と、
前記他方の周方向端から前記他方の出隅点までタイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の他方の端傾斜線部と、
前記他方の出隅点から前記入隅点までタイヤ軸方向内側に傾斜してのびることにより、前記一方の中傾斜線部と前記入隅点で交わる略直線状の他方の中傾斜線部とから形成されることを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記内の周方向ブロック縁は、前記一方の中傾斜線部の周方向に対する角度βa、及び前記他方の中傾斜線部の周方向に対する角度βbを5〜15°、かつ
前記外の周方向ブロック縁は、前記一方の中傾斜線部の周方向に対する角度γa、及び前記他方の中傾斜線部の周方向に対する角度γbを5〜15°としたことを特徴としている。
又請求項4の発明では、前記凹み線部の周方向長さKは、前記内の周方向ブロック縁の周方向長さLiの20〜30%であることを特徴としている。
又請求項5の発明では、前記内の周方向ブロック縁は、前記一方,他方の中傾斜線部の延長線が交わる交点と、前記入隅点との間のタイヤ軸方向距離Tiを2〜6mmとしたことを特徴としている。
又請求項6の発明では、前記一方の軸方向ブロック縁の、タイヤ軸方向に対する傾斜角度αaは10〜20°であることを特徴としている。
又請求項7の発明では、前記ミドルブロックは、ブロック中央に、両端がミドルブロック内で途切れるミドルサイピングを具え、かつ該ミドルサイピングは、周方向に対して30〜60°の角度θでタイヤ軸方向の一方側、他方側に交互に傾斜する3つの略直線状のジグザグ片部と、周方向に隣り合う前記ジグザグ片部の間を滑らかに継ぐ曲率半径Rが2.0mm以上の円弧部とからなる略Z字状をなすことを特徴としている。
又請求項8の発明では、前記内の周方向ブロック縁の周方向長さLi、及び外の周方向ブロック縁の周方向長さLoのうちの大きい方の長さで定義されるブロック長さLと、前記内,外の周方向ブロック縁間における、一方の出隅点間のタイヤ軸方向距離Wa、及び他方の出隅点間のタイヤ軸方向距離Wbのうちの大きい方の距離で定義されるブロック最大巾Wmax との比L/Wmax は1.15〜1.35であることを特徴としている。
又請求項9の発明では、前記内,外の周方向ブロック縁間における、一方の出隅点間のタイヤ軸方向距離Wa、及び他方の出隅点間のタイヤ軸方向距離Wbのうちの大きい方の距離で定義されるブロック最大巾Wmax と、前記入隅点間のタイヤ軸方向距離で定義されるブロック最小巾Wmin との比Wmax /Wmin は1.15〜1.35であることを特徴としている。
又請求項10の発明では、前記内の周方向ブロック縁は、前記一方の周方向端から前記一方の出隅点までのタイヤ軸方向距離Xiaと前記周方向距離Liaとの比Xia/Liaが1.0〜3.0、かつ前記他方の周方向端から前記他方の出隅点までのタイヤ軸方向距離Xibと前記周方向距離Libとの比Xib/Libが0.5〜1.5であり、
しかも前記外の周方向ブロック縁は、前記一方の周方向端から前記一方の出隅点までのタイヤ軸方向距離Xoaと前記周方向距離Loaとの比Xoa/Loaが0.5〜1.5、かつ前記他方の周方向端から前記他方の出隅点までのタイヤ軸方向距離Xobと前記周方向距離Lobとの比Xob/Lobが1.0〜3.0であることを特徴としている。
本発明は叙上の如く構成しているため、路面との滑り量が大きく摩耗エネルギーが高くなるブロックの周方向両端側の部位において剛性を高め、逆に摩耗エネルギーが相対的に低くなる周方向中央側の部位において剛性を減じうるなど、各部位において摩耗エネルギーと剛性とをバランスさせることができる。その結果、ミドルブロックにおける摩耗を低く抑えることが可能となり、トラクション性能を損ねることなく、ミドルブロック列のパンチング摩耗を抑制できる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明の重荷重用タイヤのトレッドパターンを示す展開図である。
図1において、本実施形態の重荷重用タイヤ1は、トレッド部2に、タイヤ赤道CCの両側で周方向にのびる内の周方向溝3,3と、そのタイヤ軸方向外側に配される外の周方向溝4,4とを具える。これにより、前記内の周方向溝3,3間にセンタ陸部5を、内,外の周方向溝3,4間にミドル陸部6を、又外の周方向溝4とトレッド端縁TEとの間にショルダ陸部7をそれぞれ形成している。
そして前記センタ陸部5は、このセンタ陸部5を横切るセンタ横溝8によって区分された複数のセンタブロック9が周方向に隔置するセンタブロック列9Rとして形成される。又前記ミドル陸部6は、このミドル陸部6を横切るミドル横溝10によって区分された複数のミドルブロック11が周方向に隔置するミドルブロック列11Rとして形成される。又前記ショルダ陸部7は、本例ではタイヤ周方向に連続してのびる周方向リブ12として形成される。
前記周方向溝3,4において、踏面S上における溝巾Wt、及び踏面Sからの溝深さHt(図4に示す)は、従来的な重荷重用タイヤの周方向溝の溝巾及び溝深さと同程度のものが採用できる、本例においては、溝巾Wtについては8〜15mmの範囲、例えば、溝深さHtについては16〜26mmの範囲に設定されている。
又前記横溝8,10は、トラクション性能の確保の観点から、踏面S上における溝巾Wyを6〜10mmの範囲とするのが好ましい。横溝8,10の溝深さHy(図4に示す)は、ブロック剛性確保の観点から前記周方向溝3,4の溝深さHtより小であり、本例では、横溝8には、その溝底から隆起するとともに周方向に隣り合うセンタブロック9,9同士を継ぐタイバー8Aを、又横溝10には、その溝底から隆起するとともに周方向に隣り合うミドルブロック11,11間同士を継ぐタイバー10Aを形成している。
次に、前記ミドルブロック11の踏面Sは、図2に拡大して示すように、その周囲を、前記内の周方向溝3側に配される内の周方向ブロック縁14iと、前記外の周方向溝4側に配される外の周方向ブロック縁14oと、周方向一方側(図では上方側)に配される一方の軸方向ブロック縁14aと、周方向他方側(図では下方側)に配される他方の軸方向ブロック縁14bとによって囲まれる。
前記一方の軸方向ブロック縁14aは、前記内の周方向ブロック縁14iの一方の周方向端Piaと、前記外の周方向ブロック縁14oの一方の周方向端Poaとの間を略直線状に継ぐとともに、タイヤ軸方向に対して10〜20°の角度αaで傾斜する。又他方の軸方向ブロック縁14bも同様に、前記内の周方向ブロック縁14iの他方の周方向端Pibと、前記外の周方向ブロック縁14oの他方の周方向端Pobとの間を略直線状に継ぐとともに、タイヤ軸方向に対して10〜20°の角度αbで傾斜する。一方の軸方向ブロック縁14aの前記角度αaは、他方の軸方向ブロック縁14bの前記角度αbと、本例では実質的に等しく設定される。
又前記内の周方向ブロック縁14iは、その周方向長さLiの1/2である中間点xiを含む中央領域Ciよりも周方向一方側で、タイヤ軸方向内側に最も突出する一方の出隅点15aと、前記中央領域Ciよりも周方向他方側で、タイヤ軸方向内側に最も突出する他方の出隅点15bと、前記一方,他方の出隅点15a、15b間で、タイヤ軸方向外側に最も突出する入隅点16とを具える。
そして、この内の周方向ブロック縁14iは、前記一方,他方の出隅点15a,15bから、前記入隅点16まで、タイヤ軸方向外側に向かってのびる。
具体的には、内の周方向ブロック縁14iは、
・ 前記一方の周方向端Piaから前記一方の出隅点15aまで、タイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の一方の端傾斜線部17aと、
・ 前記一方の出隅点15aから前記入隅点16に向かって、タイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の一方の中傾斜線部18aと、
・ 前記他方の周方向端Pibから前記他方の出隅点15bまで、タイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の他方の端傾斜線部17bと、
・ 前記他方の出隅点15bから前記入隅点16に向かって、タイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の他方の中傾斜線部18bと、
・ 前記一方,他方の中傾斜線部18a、18b間を継ぎ、かつタイヤ軸方向外側にコ字状に凹むとともに前記入隅点16を含む凹み線部19とから形成されている。なお本例では、前記入隅点16は、前記コ字状の凹み線部19の底辺19Aとして形成される。
他方、前記外の周方向ブロック縁14oは、その周方向長さLoの1/2である中間点xo含む中央領域Coよりも周方向一方側で、タイヤ軸方向外側に最も突出する一方の出隅点20aと、前記中央領域Coよりも周方向他方側で、タイヤ軸方向外側に最も突出する他方の出隅点20bと、前記一方,他方の出隅点20a,20b間で、タイヤ軸方向内側に最も突出する入隅点21とを具える。
そして、この外の周方向ブロック縁14oは、前記一方,他方の出隅点20a,20bから、前記入隅点21まで、タイヤ軸方向内側に向かってのびる。
具体的には、外の周方向ブロック縁14oは、
・ 前記一方の周方向端Poaから前記一方の出隅点20aまで、タイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の一方の端傾斜線部22aと、
・ 前記一方の出隅点20aから前記入隅点21までタイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の一方の中傾斜線部23aと、
・ 前記他方の周方向端Pobから前記他方の出隅点20bまで、タイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の他方の端傾斜線部22bと、
・ 前記他方の出隅点20bから前記入隅点21まで、タイヤ軸方向内側に傾斜してのびることにより、前記一方の中傾斜線部23aとは前記入隅点21で交わる略直線状の他方の中傾斜線部23bとから形成される。
ここで、前記内の周方向ブロック縁14iにおいては、前記一方の周方向端Piaから、前記一方の出隅点15aまでの周方向距離Lia、及び前記他方の周方向端Pibから、前記他方の出隅点15bまでの周方向距離Libは、それぞれ前記内の周方向ブロック縁14iの周方向長さLiの5〜15%の範囲に設定されている。又前記一方の中傾斜線部18aの周方向に対する角度βa、及び前記他方の中傾斜線部18bの周方向に対する角度βbは、それぞれ5〜15°の範囲に設定されている。
又前記一方の周方向端Piaから、前記一方の出隅点15aまでのタイヤ軸方向距離Xiaと前記周方向距離Liaとの比Xia/Liaは1.0〜3.0の範囲、かつ前記他方の周方向端Pibから、前記他方の出隅点15bまでのタイヤ軸方向距離Xibと前記周方向距離Libとの比Xib/Libは、0.5〜1.5の範囲に設定されている。
又前記外の周方向ブロック縁14oにおいても同様に、前記一方の周方向端Poaから、前記一方の出隅点20aまでの周方向距離Loa、及び前記他方の周方向端Pobから、前記他方の出隅点20bまでの周方向距離Lobは、それぞれ前記外の周方向ブロック縁14oの周方向長さLoの5〜15%の範囲に設定される。又前記一方の中傾斜線部23aの周方向に対する角度γa、及び前記他方の中傾斜線部23bの周方向に対する角度γbは、それぞれ5〜15°の範囲に設定されている。
前記角度βaは、前記角度βbとの差|βa−βb|が2°以下と、角度βbとほぼ同勾配であるのが好ましく、又前記角度γaは、前記角度γbとの差|γa−γb|が2°以下と、角度γbとほぼ同勾配であるのが好ましい。又前記角度βaと角度γaとの差|βa−γa|、及び角度βbと角度γbとの差|βb−γb|も2°以下とするのが好ましい。
このように、前記内の周方向ブロック縁14iでは、その一方,他方の中傾斜線部18a、18bが、それぞれ出隅点15a,15bから入隅点16に向かってタイヤ軸方向外側に傾斜し、かつ外の周方向ブロック縁14oでは、その一方,他方の中傾斜線部23a、23bが、それぞれ出隅点20a,20bから入隅点21に向かってタイヤ軸方向内側に傾斜している。そのため、ミドルブロック11は、路面との滑りが大きく摩耗エネルギーが高くなる周方向両端側の部分では、ブロック巾が増すことにより剛性が高まり摩耗抑制が図られる。逆に、摩耗エネルギーが相対的に低くなる周方向中央側の部分ではブロックが巾狭となって剛性を減じることができる。すなわち、ブロックの各部位において摩耗エネルギーと剛性とをバランスさせることができ、ミドルブロック11における摩耗を最小限に抑えることが可能となる。
特に、各中傾斜線部18a、18b、23a、23bが、それぞれ略直線状に傾斜している。そのため、少なくとも一つの中傾斜線部18a、18b、23a、23bが、周方向に対して傾斜しない(タイヤ赤道CCと平行)場合に比して、ミドルブロック11の周方向両端側がより幅広となって剛性を高めることができる。しかも、前記傾斜しない場合に比して、タイヤ周方向に柔軟性をもたせることができるため、路面との追従性を高めて摩耗をさらに減じることができる。
なお前記中傾斜線部18a、18b、23a、23bの周方向に対する前記角度βa、βb、γa、γbが、5°未満の場合には、剛性変化が過小となって摩耗エネルギーとバランスさせることが難しく、しかもタイヤ周方向への柔軟性が減じて摩耗抑制が不充分となる。逆に前記角度βa、βb、γa、γbが、15°を超えると、剛性変化が過大となって摩耗エネルギーとバランスさせることが難しく、又中傾斜線部18a、18b、23a、23bに沿ったレール摩耗状の新たな偏摩耗が発生しやすい傾向となる。
又、ミドルブロック11では、前記端傾斜線部17a,17b,22a,22bを設け、それぞれ、前記出隅点15a,15b,20a,20bと、周方向端Pia,Pib,Poa,Pobとの間を、周方向に前記距離Lia,Lib,Loa,Lobだけ離間させている。これにより、ミドルブロック11のコーナが、前記出隅点15a,15b,20a,20bの位置、及び前記周方向端Pia,Pib,Poa,Pobの位置で鋭角化するのを防止している。即ち、ミドルブロック11のコーナが鋭角化して、その部位の摩耗エネルギーが極端に変化、上昇するのを防止できる。特に、本実施形態では、前記一方,他方の軸方向ブロック縁14a,14bが略直線状をなすため、該軸方向ブロック縁14a,14bが円弧状曲線をなす場合に比して、前記コーナが鋭角化するのを防止でき、摩耗エネルギーの変化を抑制して摩耗をいっそう抑えることが可能となる。
なお本明細書において、前記「略直線状」とは、直線、及び曲率半径半径を200mm以上とした直線に近い円弧状曲線を含む。
前記距離Lia,Libが周方向長さLiの5%未満、及び前記距離Loa,Lobが周方向長さLoの5%未満の場合には、ミドルブロック11のコーナにおける摩耗エネルギーが依然として高くなる。逆に距離Lia,Libが周方向長さLiの15%を超える、及び前記距離Loa,Lobが周方向長さLoの15%を超える場合には、ブロックの周方向両端部での剛性が過小となって摩耗エネルギーとのバランスの悪化を招く。なお本例では、前記端傾斜線部17a,17b,22a,22bは、前記ミドルブロック11の四隅を面取りすることにより形成される。
又、ミドルブロック11では、前記一方,他方の軸方向ブロック縁14a,14bが、それぞれタイヤ軸方向に対して10〜20°の傾斜角度αa、αbで傾斜している。そのため、転動時、この軸方向ブロック縁14a,14bは、その軸方向一方側から他方側に、徐々に路面と接触することができ、摩耗エネルギーを分散させることが可能となる。なお前記傾斜角度αa、αbが10°未満では、摩耗エネルギーの分散効果が充分に発揮されず、逆に20°を超えると、トラクション性能の低下を招く。
又本例では、内の周方向ブロック縁14iには、前記凹み線部19を設け、外の周方向ブロック縁14oには凹み線部を形成していない。これは、内の周方向ブロック縁14iは、外の周方向ブロック縁14oに比してタイヤ赤道CCに近いため、接地圧が相対的に大となる。従って、周方向両端側と周方向中央側との摩耗エネルギーの差は、内の周方向ブロック縁14i側の方が外の周方向ブロック縁14o側よりも大きくなるなどアンバランスとなる。従って、摩耗エネルギーと剛性とをバランスさせるためには、内の周方向ブロック縁14i側における周方向中央側の剛性を、より減じることが必要であり、そのために、内の周方向ブロック縁14iにのみ、前記凹み線部19を形成している。
このとき、図3に示すように、前記凹み線部19の周方向長さKは、前記内の周方向ブロック縁14iの周方向長さLiの20〜30%であることが好ましい。又前記一方,他方の中傾斜線部18a,18bの延長線が交わる交点Jと、前記入隅点16との間のタイヤ軸方向距離Tiは2〜6mmであるのが好ましい。前記周方向長さKが周方向長さLiの20%未満の場合、及びタイヤ軸方向距離Tiが2mm未満の場合には、凹み線部19は過小となってこの凹み線部19による前述の効果が充分発揮されない。逆に、前記周方向長さKが周方向長さLiの30%を超える場合、及びタイヤ軸方向距離Tiが6mmを超える場合には、凹み線部19が過大となり、剛性バランスを損ねる結果を招く。
又ミドルブロック11では、前記内の周方向ブロック縁14iの周方向長さLi、及び外の周方向ブロック縁14oの周方向長さLoのうちの大きい方の長さで定義されるブロック長さLと、前記内,外の周方向ブロック縁14i,14o間における、一方の出隅点15a,20a間のタイヤ軸方向距離Wa、及び他方の出隅点15b,20b間のタイヤ軸方向距離Wbのうちの大きい方の距離で定義されるブロック最大巾Wmaxとの比L/Wmaxが1.15〜1.35であるのが好ましい。前記比L/Wmaxが1.15未満では、ブロックの周方向端部と周方向中央部との距離が短くなるため、摩耗エネルギーの差自体が小さくなり、本発明の作用効果が充分に発揮できなくなる。逆に、前記比L/Wmaxが1.35を超えると、トッピングゴムトラクション性能が著減するという問題がある。
又前記ブロック最大巾Wmaxと、前記入隅点16,21間のタイヤ軸方向距離で定義されるブロック最小巾Wminとの比Wmax/Wminは1.15〜1.35であることが好ましい。前記比Wmax/Wminが1.15未満であると、ブロック端とブロック中央部の剛性差が小さくなり、摩耗エネルギーバランスが崩れてブロック端が摩耗しやすくなるという問題があり、逆に1.35を超えると、ブロック端とブロック中央部の剛性差が過大となり、摩耗エネルギーバランスが崩れてブロック中央部が摩耗しやすくなるという問題がある。
次に、前記ミドルブロック11は、ブロック中央に、両端がミドルブロック内で途切れるミドルサイピング25を具る。このミドルサイピング25は、前記図3の如く、周方向に対して30〜60°の角度θでタイヤ軸方向の一方側、他方側に交互に傾斜する3つの略直線状のジグザグ片部25A、25B、25Cと、周方向に隣り合う前記ジグザグ片部の間を滑らかに継ぐ曲率半径が2.0mm以上の円弧部25Rとからなる略Z字状をなす。なお周方向両側のジグザグ片部25A、25Cの傾斜方向は、前記軸方向ブロック縁14a,14bの傾斜方向と同方向である。
このミドルサイピング25は、ブロック中央側の部分の剛性を減じうるため、ブロック剛性と摩耗エネルギーとのバランス化を達成しながら、前記角度βa、βb、γa、γbが過大となることに起因する前記中傾斜線部18a、18b、23a、23bに沿う新たな偏摩耗を抑制することができるというメリットがある。又ブロックには種々の方向から応力が作用する。従って、前記ミドルサイピング25を略Z字状とすることにより、種々の方向から応力が作用した場合にもサイピングの一部のみに歪みが集中してクラックが発生しやすくなるという問題を回避することが可能となる。
このミドルサイピング25は、周方向のサイプ長さLS1が前記ブロック長さLの35〜45%の範囲、かつ図4に示すように、踏面Sからのサイプ深さDS1が、前記溝深さHtの15〜25%の範囲が好ましい。前記サイプ長さLS1が前記ブロック長さLの45%を超えると、ミドルサイピング25が端傾斜線部17,22に近付き過ぎて剛性バランスを損ねる傾向となり、逆に35%を未満では、ミドルサイピング25による効果が見られなくなる。又摩耗が進行すると、ブロック剛性が高くなるためパンチング摩耗が発生しにくくなる。従って、新品時において、パンチング摩耗の抑制を図るために、サイプ深さDS1は、溝深さHtの15%以上であることが必要であり、15%未満ではミドルサイピング25による効果が見られなくなる。又サイプ深さDS1は、前記溝深さHtの25%以下であり、25%を超えると、ブロック全体の剛性が減じる傾向となって、摩耗エネルギーの分布に応じて剛性に変化を付けることが難しくなる。なおミドルサイピング25のサイプ巾は、0.5〜1.0mmの範囲が好ましい。
次に、前記横溝10の溝底に形成されるタイバー10Aは、周方向に隣り合うミドルブロック11,11同士を連結してミドルブロック11全体の剛性を高め、耐摩耗性及びトラクション性能を向上させる。このタイバー10Aは、図3に示すように、前記横溝10の巾中心線iに沿ったタイバー長さLTが、前記横溝10の溝長さLyの30〜50%の範囲である。又図4に示すように、タイバー10Aの、横溝10の溝底からのタイバー高さHTは、横溝10の溝深さHyの30〜50%の範囲に設定される。前記タイバー長さLTが溝長さLyの30%未満、及びタイバー高さHTが溝深さHyの30%未満の場合には、タイバー10Aによる前記効果が発揮されない。逆に、前記タイバー長さLTが溝長さLyの50%を超える、及びタイバー高さHTが溝深さHyの50%を超える場合には、横溝10の溝容積が過度に低下し、排水性及びトラクション性能の著しい低下を招く。又前記タイバー10Aの半径方向外面には、前記巾中心線iに沿ってタイバー10Aの全長に亘ってのびるタイバーサイピング26が形成される。これにより、タイバー10Aの形成に起因するトラクション性能の低下を補い、トラクション性能の維持が図られる。なおタイバー10Aの半径方向外面からのタイバーサイピング26の深さHS2は、タイバー高さHT1の60〜100%の範囲が好ましい。
次に、センタブロック列9Rについて説明する。このセンタブロック列9Rでは、パンチング摩耗の発生はないが、本例では、摩耗を最低限に抑えるために、センタブロック9に対しても、ミドルブロック11と同様、ブロックの各部位において摩耗エネルギーと剛性とをバランスさせている。
即ち、センタブロック9の踏面Sは、図5に拡大して示すように、その周囲を、タイヤ軸方向両側に配される周方向ブロック縁30,30と、周方向一方側(図では上方側)に配される一方の軸方向ブロック縁31aと、周方向他方側(図では下方側)に配される他方の軸方向ブロック縁31bとによって囲まれる。
前記一方の軸方向ブロック縁31aは、各前記周方向ブロック縁30の一方の周方向端Ua、Ua間を略直線状に継ぐとともに、タイヤ軸方向に対して10〜20°の角度Αaで傾斜する。又他方の軸方向ブロック縁31bも同様に、各前記周方向ブロック縁30の他方の周方向端Ub、Ub間を略直線状に継ぐとともに、タイヤ軸方向に対して10〜20°の角度Αbで傾斜する。前記角度Αaは、前記角度Αbと、本例では実質的に等しく設定される。
又、各前記周方向ブロック縁30は、その周方向長さLの1/2である中間点xを含む中央領域Cよりも周方向一方側で、タイヤ軸方向外側に最も突出する一方の出隅点32aと、前記中央領域Cよりも周方向他方側で、タイヤ軸方向外側に最も突出する他方の出隅点32bと、前記一方,他方の出隅点32a、32b間で、タイヤ軸方向内側に最も突出する入隅点33とを具える。
そして、この周方向ブロック縁30は、前記一方,他方の出隅点32a,32bから、前記入隅点33まで、タイヤ軸方向内側に向かってのびる。
具体的には、各周方向ブロック縁30は、
・ 前記一方の周方向端Uaから前記一方の出隅点32aまで、タイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の一方の端傾斜線部34aと、
・ 前記一方の出隅点32aから前記入隅点33に向かって、タイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の一方の中傾斜線部35aと、
・ 前記他方の周方向端Ubから前記他方の出隅点32bまで、タイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の他方の端傾斜線部34bと、
・ 前記他方の出隅点32bから前記入隅点33に向かって、タイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の他方の中傾斜線部35bと、
・ 前記一方,他方の中傾斜線部35a、35b間を継ぎ、かつタイヤ軸方向外側にコ字状に凹むとともに前記入隅点33を含む凹み線部36とから形成されている。前記入隅点33は、前記コ字状の凹み線部36の底辺36Aとして形成される。
前記周方向ブロック縁30においては、前記一方の周方向端Uaから、前記一方の出隅点32aまでの周方向距離La、及び前記他方の周方向端Ubから、前記他方の出隅点32bまでの周方向距離Lbは、それぞれ前記周方向ブロック縁30の周方向長さLの3〜15%の範囲に設定されている。又前記一方の中傾斜線部35aの周方向に対する角度Ba、及び前記他方の中傾斜線部35bの周方向に対する角度Bbは、それぞれ3〜10°の範囲に設定されている。又前記一方の周方向端Uaから、前記一方の出隅点32aまでのタイヤ軸方向距離Xaと前記周方向距離Laとの比Xa/Laは0.5〜1.0の範囲、かつ前記他方の周方向端Pbから、前記他方の出隅点32bまでのタイヤ軸方向距離Xbと前記周方向距離Lbとの比Xb/Lbは、1.0〜3.0の範囲に設定されている。
前記角度Baは、前記角度Bbとの差|Ba−Bb|が2°以下と、角度Bbとほぼ同勾配であるのが好ましい。
このようにセンタブロック9を構成しているため、摩耗エネルギーが高くなる周方向両端側の部分では、剛性が高まり、逆に、摩耗エネルギーが相対的に低くなる周方向中央側の部分では剛性を減じるなど、ブロックの各部位において摩耗エネルギーと剛性とをバランスさせることができ、センタブロック9の摩耗を最限に抑えることが可能となる。
又、前記軸方向ブロック縁31a、31bの前記角度Αa、Αbが、それぞれ10〜20°の範囲である点、前記周方向端Ua、Ubから出隅点32a、32bまでの前記周方向距離La、Lbが、前記周方向長さLの3〜15%の範囲である点、前記軸方向ブロック縁31a、31b、前記中傾斜線部35a、35bが、それぞれ略直線状に傾斜している点、及び前記中傾斜線部35a、35bの周方向に対する前記角度Ba、Bbが、それぞれ3〜10°の範囲である点については、前記ミドルブロック11の場合と同様である。
又センタブロック9では、両側の周方向ブロック縁30に、それぞれ前記凹み線部36を設けている。これは、センタブロック9は、タイヤ赤道CCに近いため、両側の周方向ブロック縁30における接地圧が大きく、周方向両端側と周方向中央側との摩耗エネルギーの差が大きくなる。従って、両側の周方向ブロック縁30に、それぞれ凹み線部36を設けることにより、周方向中央側の剛性をより減じて、摩耗エネルギーとのバランスを図ることができるのである。前記凹み線部36の周方向長さKは、周方向ブロック縁30の周方向長さLの20〜30%、又一方,他方の中傾斜線部35a,35bの延長線が交わる交点と、前記入隅点との間のタイヤ軸方向距離Tiは2〜6mmであるのが好ましい。
又センタブロック9のブロック中央にも、略Z字状のセンタサイピング37が形成される。このセンタサイピング37も前記ミドルサイピング25と同構成であり、周方向に対して30〜60°の角度θでタイヤ軸方向の一方側、他方側に交互に傾斜する3つの略直線状のジグザグ片部37A、37B、37Cと、周方向に隣り合う前記ジグザグ片部の間を滑らかに継ぐ曲率半径が2.0mm以上の円弧部37Rから形成される。なお周方向両側のジグザグ片部37A、37Cの傾斜方向は、前記軸方向ブロック縁31a,31bの傾斜方向と同方向である。
このセンタサイピング37は、ブロック剛性と摩耗エネルギーとのバランス化を達成しながら、前記角度Ba、Bbが過大となることに起因する前記中傾斜線部35a、35bに沿う偏摩耗を抑制しうる。又このセンタサイピング37へのクラックの発生を抑制しうる。
センタサイピング37の周方向のサイプ長さLS2は、前記周方向長さLの35〜45%の範囲が好ましく、又踏面Sからのサイプ深さDS2(図4に示す)は、前記溝深さHtの15〜25%の範囲が好ましい。
次に、前記横溝8の溝底に形成されるタイバー8Aは、前記横溝8の巾中心線iに沿ったタイバー長さLT2が、前記横溝8の溝長さLyの30〜50%の範囲である。又図4に示すように、タイバー8Aの、横溝8の溝底からのタイバー高さHT2は、横溝8の溝深さHyの30〜50%の範囲に設定される。又前記タイバー8Aの半径方向外面には、前記巾中心線iに沿ってタイバー8Aの全長に亘ってのびるタイバーサイピング38が形成される。タイバー8Aの半径方向外面からのタイバーサイピング38の深さHS2は、タイバー高さHT2の60〜100%の範囲が好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
タイヤサイズが11R22.5でありかつ図1に示す基本パターンを有する重荷重用タイヤを、表*に示す仕様に基づき試作するとともに、各試供タイヤのトラクション性と、耐パンチング摩耗性とをテストした。
各試供タイヤにおいて、下記の寸法は、各タイヤとも実質的に同一である。
・内の周方向溝−−−溝巾中心(ジグザグ溝の場合はジグザグの中心のタイヤ赤道からの距離(28.0mm)、溝巾Wt(11.0mm)、溝深さHt(25.0mm)、
・外の周方向溝−−−溝巾中心(ジグザグ溝の場合はジグザグの中心のタイヤ赤道からの距離(76.0mm)、溝巾Wt(12.0mm)、溝深さHt(25.0mm)、
・センタ横溝−−−−溝巾Wy(9.0mm)、溝深さHy(21.0mm)、
・ミドル横溝−−−−溝巾Wy(9.0mm)、溝深さHy(21.0mm)、
・各ブロック列におけるブロック数(56個)、
・タイバー長さLT1(16.0mm)、LT2(16.0mm)、
・タイバー高さHT1(8.5mm)、HT2(8.5mm)、
・タイバーサイピングの深さHS1(6.5mm)、HS2(6.5mm)、
比較例1におけるトレッドパターンを図6に示す。
(1)トラクション性:
リム(8.25×22.5)、内圧(750KPa)の条件にて、車両(2−DD車)の駆動輪に装着し、バサルト路面のテストコースを、3速アイドリングからフル加速により20mを走行する時間をタイム測定し、比較例1を100とする指数で表示した。指数が大きい程良好である。
(2)耐パンチング摩耗性、
同車両を用いて160、000km走行した後、ミドルブロック列でのパンチングが全ブロック(56個×2列)数に対して何ブロック発生しているかを、発生割合で比較した。
Figure 0004598851
Figure 0004598851
本発明の重荷重用タイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 ミドルブロックを拡大して示す平面図である。 ミドルブロックを拡大して示す平面図である。 トレッド部の部位断面図である。 センタブロックを拡大して示す平面図である。 比較例1のトレッドパターンを示す展開図である。
符号の説明
1 重荷重用タイヤ
2 トレッド部
3 内の周方向溝
4 外の周方向溝
6 ミドル陸部
10 ミドル横溝
10A タイバー
11 ミドルブロック
11R ミドルブロック列
14a 一方の軸方向ブロック縁
14b 他方の軸方向ブロック縁
14i 内の周方向ブロック縁
14o 外の周方向ブロック縁
15a 一方の出隅点
15b 他方の出隅点
16 入隅点
17a 一方の端傾斜線部
17b 他方の端傾斜線部
18a 一方の中傾斜線部
18b 他方の中傾斜線部
19 凹み線部
19A 底辺
20a 一方の出隅点
20b 他方の出隅点
21 入隅点
22a 一方の端傾斜線部
22b 他方の端傾斜線部
23a 一方の中傾斜線部
23b 他方の中傾斜線部
25 ミドルサイピング
25A ジグザグ片部
25R 円弧部
26 タイバーサイピング

Claims (10)

  1. トレッド部に、タイヤ赤道の両側で周方向にのびる内の周方向溝と、そのタイヤ軸方向外側に配される外の周方向溝とを設けることにより、該内,外の周方向溝間に、ミドル陸部を形成した重荷重用タイヤであって、
    前記ミドル陸部は、該ミドル陸部を横切る横溝により区分された複数のミドルブロックが周方向に隔置するミドルブロック列として形成され、
    かつ前記ミドルブロックの踏面は、その周囲を、
    前記内の周方向溝側の内の周方向ブロック縁、
    前記外の周方向溝側の外の周方向ブロック縁、
    前記内の周方向ブロック縁の一方の周方向端と、前記外の周方向ブロック縁の一方の周方向端との間を継ぎ、かつタイヤ軸方向に対して傾斜する略直線状の一方の軸方向ブロック縁、
    及び、前記内の周方向ブロック縁の他方の周方向端と、前記外の周方向ブロック縁の他方の周方向端ととの間を継ぎ、かつ前記一方の軸方向ブロック縁と略平行な略直線状の他方の軸方向ブロック縁により囲まれるとともに、
    前記内の周方向ブロック縁は、
    その周方向長さLiの1/2である中間点を含む中央領域よりも周方向一方側で、タイヤ軸方向内側に最も突出する一方の出隅点と、
    前記中央領域よりも周方向他方側で、タイヤ軸方向内側に最も突出する他方の出隅点と、
    前記一方,他方の出隅点間で、タイヤ軸方向外側に最も突出する入隅点とを有し、
    かつ、該内の周方向ブロック縁は、前記一方,他方の出隅点から、前記入隅点まで、タイヤ軸方向外側に向かってのび、
    しかも、前記一方の周方向端から、前記一方の出隅点までの周方向距離Lia、及び前記他方の周方向端から、前記他方の出隅点までの周方向距離Libを、それぞれ前記内の周方向ブロック縁の周方向長さLiの5〜15%の範囲とするとともに、
    前記外の周方向ブロック縁は、
    その周方向長さLoの1/2である中間点を含む中央領域よりも周方向一方側で、タイヤ軸方向外側に最も突出する一方の出隅点と、
    前記中央領域よりも周方向他方側で、タイヤ軸方向外側に最も突出する他方の出隅点と、
    前記一方,他方の出隅点間で、タイヤ軸方向内側に最も突出する入隅点とを有し、
    かつ、該外の周方向ブロック縁は、前記一方,他方の出隅点から、前記入隅点まで、タイヤ軸方向内側に向かってのび、
    しかも、前記一方の周方向端から、前記一方の出隅点までの周方向距離Loa、及び前記他方の周方向端から、前記他方の出隅点までの周方向距離Lobを、それぞれ前記外の周方向ブロック縁の周方向長さLoの5〜15%の範囲としたことを特徴とする重荷重用タイヤ。
  2. 前記内の周方向ブロック縁は、
    前記一方の周方向端から前記一方の出隅点までタイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の一方の端傾斜線部と、
    前記一方の出隅点から前記入隅点に向かってタイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の一方の中傾斜線部と、
    前記他方の周方向端から前記他方の出隅点までタイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の他方の端傾斜線部と、
    前記他方の出隅点から前記入隅点に向かってタイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の他方の中傾斜線部と、
    前記一方,他方の中傾斜線部間を継ぎ、かつタイヤ軸方向外側にコ字状に凹むとともに前記入隅点を含む凹み線部とから形成され、
    かつ前記外の周方向ブロック縁は、
    前記一方の周方向端から前記一方の出隅点までタイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の一方の端傾斜線部と、
    前記一方の出隅点から前記入隅点までタイヤ軸方向内側に傾斜してのびる略直線状の一方の中傾斜線部と、
    前記他方の周方向端から前記他方の出隅点までタイヤ軸方向外側に傾斜してのびる略直線状の他方の端傾斜線部と、
    前記他方の出隅点から前記入隅点までタイヤ軸方向内側に傾斜してのびることにより、前記一方の中傾斜線部と前記入隅点で交わる略直線状の他方の中傾斜線部とから形成されることを特徴とする請求項1記載の重荷重用タイヤ。
  3. 前記内の周方向ブロック縁は、前記一方の中傾斜線部の周方向に対する角度βa、及び前記他方の中傾斜線部の周方向に対する角度βbを5〜15°、かつ
    前記外の周方向ブロック縁は、前記一方の中傾斜線部の周方向に対する角度γa、及び前記他方の中傾斜線部の周方向に対する角度γbを5〜15°としたことを特徴とする請求項2記載の重荷重用タイヤ。
  4. 前記凹み線部の周方向長さKは、前記内の周方向ブロック縁の周方向長さLiの20〜30%であることを特徴とする請求項2又は3記載の重荷重用タイヤ。
  5. 前記内の周方向ブロック縁は、前記一方,他方の中傾斜線部の延長線が交わる交点と、前記入隅点との間のタイヤ軸方向距離Tiを2〜6mmとしたことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の重荷重用タイヤ。
  6. 前記一方の軸方向ブロック縁の、タイヤ軸方向に対する傾斜角度αaは10〜20°であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の重荷重用タイヤ。
  7. 前記ミドルブロックは、ブロック中央に、両端がミドルブロック内で途切れるミドルサイピングを具え、かつ該ミドルサイピングは、周方向に対して30〜60°の角度θでタイヤ軸方向の一方側、他方側に交互に傾斜する3つの略直線状のジグザグ片部と、周方向に隣り合う前記ジグザグ片部の間を滑らかに継ぐ曲率半径Rが2.0mm以上の円弧部とからなる略Z字状をなすことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の重荷重用タイヤ。
  8. 前記内の周方向ブロック縁の周方向長さLi、及び外の周方向ブロック縁の周方向長さLoのうちの大きい方の長さで定義されるブロック長さLと、前記内,外の周方向ブロック縁間における、一方の出隅点間のタイヤ軸方向距離Wa、及び他方の出隅点間のタイヤ軸方向距離Wbのうちの大きい方の距離で定義されるブロック最大巾Wmax との比L/Wmax は1.15〜1.35であることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の重荷重用タイヤ。
  9. 前記内,外の周方向ブロック縁間における、一方の出隅点間のタイヤ軸方向距離Wa、及び他方の出隅点間のタイヤ軸方向距離Wbのうちの大きい方の距離で定義されるブロック最大巾Wmax と、前記入隅点間のタイヤ軸方向距離で定義されるブロック最小巾Wmin との比Wmax /Wmin は1.15〜1.35であることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の重荷重用タイヤ。
  10. 前記内の周方向ブロック縁は、前記一方の周方向端から前記一方の出隅点までのタイヤ軸方向距離Xiaと前記周方向距離Liaとの比Xia/Liaが1.0〜3.0、かつ前記他方の周方向端から前記他方の出隅点までのタイヤ軸方向距離Xibと前記周方向距離Libとの比Xib/Libが0.5〜1.5であり、
    しかも前記外の周方向ブロック縁は、前記一方の周方向端から前記一方の出隅点までのタイヤ軸方向距離Xoaと前記周方向距離Loaとの比Xoa/Loaが0.5〜1.5、かつ前記他方の周方向端から前記他方の出隅点までのタイヤ軸方向距離Xobと前記周方向距離Lobとの比Xob/Lobが1.0〜3.0であることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の重荷重用タイヤ。
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