JP6110070B2 - タイヤ - Google Patents

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本発明は、一対のブロックの周方向側面を連結する連結部が設けられたタイヤに関する。
従来、一対のブロックの周方向側面を連結する連結部(いわゆるタイバー)が設けられたタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。連結部は、一方のブロックのタイヤ周方向における端部から他方のブロックのタイヤ周方向における端部まで延びている。このため、連結部は、タイヤ周方向において、ブロックを支持できる。これにより、ブロックのタイヤ周方向における倒れ込みが抑制できるため、ブロックの耐摩耗性能が向上する。
特開2008−155817号公報(図3)
一般的に、溝体積を確保して、ウエット性能を得るために、タイヤ径方向における連結部の高さは、ブロックの高さよりも低く設定される。従って、連結部が形成されたタイヤでは、ブロックが付け根側から倒れ込むことは抑制できる一方で、トレッド面側のブロックの一部が倒れ込むことを充分に抑制できていなかった。
タイヤ径方向における連結部の高さを高くすれば、トレッド面側のブロックの一部が倒れ込むことも抑制できる。しかしながら、タイヤ径方向における連結部の高さを高くすると、溝体積が減少するため、ウエット性能が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、一対のブロックの周方向側面を連結する連結部が設けられたタイヤにおいて、ウエット性能の低下を抑制しつつ、耐摩耗性能を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。本発明の特徴は、タイヤ周方向に延びる周方向溝(周方向溝300)と、トレッド幅方向に延びる幅方向溝(幅方向溝350)と、前記周方向溝と幅方向溝とによって区画される複数のブロック(ブロック100)と、を備え、前記複数のブロックは、タイヤ周方向において互いに隣接する一対のブロックを少なくとも含み、前記ブロックは、タイヤ周方向に面する側面である周方向側面(周方向側面110)を有し、前記一対のブロックの間には、前記一対のブロックの周方向側面を連結する連結部(連結部50)が設けられたタイヤであって、トレッド幅方向において、前記連結部の長さ(長さWt)は、前記ブロックの周方向側面の長さ(長さWb)よりも短く、前記連結部は、トレッド幅方向において前記連結部の中央に位置する連結中央部(連結中央部55)と、トレッド幅方向において前記連結中央部の両側に位置する連結端部(連結端部52)とを有し、タイヤ径方向において、前記連結中央部の高さ(高さHc)は、前記ブロックの高さ(高さHb)以下であり、かつ、前記連結中央部の高さは、前記連結端部の高さ(高さHt)よりも高いことを要旨とする。
本発明の特徴によれば、連結中央部と連結中央部の両側に位置する連結端部とによって、ブロックが付け根側から倒れ込むことを抑制できる。さらに、連結中央部の高さは、連結端部の高さよりも高いため、連結中央部は、トレッド面側のブロックの一部が倒れ込むことも抑制できる。このため、ブロックの耐摩耗性能が向上する。また、連結中央部は、トレッド幅方向において連結部の中央に位置するため、連結中央部は、トレッド幅方向において均等に、ブロックを支持できる。すなわち、連結部は、トレッド幅方向におけるブロックの一方の角部だけを支持することもない。このため、トレッド幅方向におけるブロックの偏摩耗も抑制できる。
タイヤ径方向において、連結中央部の高さは、ブロックの高さ以下である。また、連結中央部の高さは、連結端部の高さよりも高い。すなわち、連結端部の高さは、連結中央部の高さよりも低い。さらに、トレッド幅方向において、連結部の長さは、ブロックの長さよりも短い。これらによって、少なくともトレッド幅方向における連結部の両側の空間、及び、タイヤ径方向における連結端部の外側の空間を確保できるため、溝体積を大幅に減少させることもない。これにより、ウエット性能の低下を抑制できる。
前記連結中央部は、タイヤ径方向に面する上面(上面55a)を有し、前記上面は、前記ブロックの接地時において、路面に接してもよい。なお、最大空気圧及び最大荷重時の条件において、連結中央部の上面が接地すればよい。
タイヤ径方向において、前記ブロックの高さと前記連結中央部の高さとの差(差d)は、前記ブロックの高さの10%以下であってもよい。
トレッド幅方向において、前記連結中央部の長さ(長さWc)は、前記ブロックの長さの25%以上50%以下であってもよい。
前記連結中央部は、タイヤ径方向に面する上面を有し、前記上面において、前記連結中央部は、タイヤ周方向における一方の端部(周方向端部55c1)と、タイヤ周方向における他方の端部(周方向端部55c2)とを有し、トレッド幅方向において、前記一方の端部の長さ(長さWc1)は、前記他方の端部の長さ(長さWc2)よりも短く、かつ、前記一方の端部の長さは、前記他方の端部の長さの70%以上であってもよい。
前記周方向溝は、トレッド幅方向において最も外側に位置する外側周方向溝(外側周方向溝300B)を含み、トレッド幅方向において、前記一対のブロックは、前記外側周方向溝よりも内側に位置してもよい。
本発明によれば、タイヤ周方向において、一対のブロックを連結する連結部が設けられたタイヤおいて、ウエット性能の低下を抑制しつつ、耐摩耗性能を向上させる。
図1は、本実施形態に係るタイヤのトレッドパターン展開図である。 図2は、本実施形態に係るタイヤのブロック100の斜視図である。 図3(a)は、第1実施形態に係るタイヤのトレッドパターン展開図の一部拡大図である。図3(b)は、図3(a)におけるA−A断面図である。 図4は、本実施形態に係るタイヤの変形例1におけるトレッド面の部分拡大図である。 図5は、本実施形態に係るタイヤの変形例2におけるトレッド面の部分拡大図である。 図6は、本実施形態に係るタイヤの変形例3におけるトレッド面の部分拡大図である。 図7は、本実施形態に係るタイヤの変形例4における連結部50のトレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。
本発明に係るタイヤの一例について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)本実施形態、(2)変形例、(3)比較評価、(4)その他実施形態、について説明する。
以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。図面は模式的なのものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることを留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)本実施形態
(1.1)トレッド部1の概略構成
本実施形態に係るタイヤのトレッド部1の概略構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るタイヤのトレッドパターン展開図である。図2は、本実施形態に係るタイヤのブロック100の斜視図である。
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係るタイヤは、複数のブロック100、複数の端部ブロック250、複数の周方向溝300、複数の幅方向溝350及び複数の幅方向溝355をトレッド部1に備える。
複数のブロック100は、タイヤ周方向に間隔を置いて配置される。従って、複数のブロック100は、タイヤ周方向において、互いに隣接する一対のブロック100を少なくとも含む。
ブロック100は、トレッド幅方向において、周方向溝300に隣接する。具体的には、ブロック100は、トレッド幅方向における両側において、周方向溝300に隣接する。ブロック100は、タイヤ周方向において、幅方向溝350と隣接する。具体的には、ブロック100は、タイヤ周方向における両側において、幅方向溝350に隣接する。従って、ブロック100は、周方向溝300と幅方向溝350とによって区画される。なお、本明細書において、区画とは、ブロック100を形作ることをいい、ブロック100の外縁が認識できればよい。
複数のブロック100は、ブロック100Aとブロック100Bとを有する。ブロック100Aは、タイヤ赤道線CL上に位置する。ブロック100Bは、トレッド幅方向において、ブロック100Aの外側に位置する。すなわち、ブロック100Bは、周方向溝300を挟んで、ブロック100Aに隣接する。
ブロック100は、センター領域CRに配置される。センター領域CRとは、後述する外側周方向溝300Bよりもトレッド幅方向において内側の領域である。
ブロック100は、タイヤ径方向に面するトレッド面100aを有する。また、ブロック100は、タイヤ周方向に面する側面である周方向側面110を有する。
ブロック100には、トレッド幅方向に延びるサイプ10が形成される。本実施形態において、サイプ10は、複数形成される。具体的には、3本のサイプ10が形成される。サイプ10は、ジグザグ状に延びる。トレッド幅方向におけるサイプ10の両端部は、ブロック100の内部に位置する。すなわち、トレッド幅方向におけるサイプ10の両端部は、周方向溝300に連通していない。サイプ10は、いわゆるクローズサイプである。このようなサイプ10が各ブロック100(及び端部ブロック250)に形成されているため、ウエット性能とともに、氷雪性能が得られる。
なお、サイプとは、ブロックが接地したときに閉じることが可能な溝幅をもつものである。具体的には、サイプ10は、1.5mm以下の溝幅をもつ。ただし、TBRタイヤといった大型のバスやトラックに用いられるタイヤにおいては、サイプ10の溝幅は、1.5mm以上であっても良い。
端部ブロック250は、トレッド幅方向において、最も外側に配置されるブロックである。複数の端部ブロック250は、タイヤ周方向に間隔を置いて配置される。端部ブロック250は、タイヤ周方向における周方向側面を有する。
端部ブロック250は、トレッド幅方向において、外側周方向溝300Bに隣接する。端部ブロック250は、タイヤ周方向において、幅方向溝355と隣接する。従って、端部ブロック250は、外側周方向溝300Bと幅方向溝355とによって区画される。
タイヤ周方向において、各端部ブロック250の間には、連結部255が設けられる。連結部255は、一の端部ブロック250の周方向側面と他の端部ブロック250の周方向側面とを連結する。タイヤ径方向において、連結部255の高さは、端部ブロック250の高さよりも低い。すなわち、タイヤ径方向における連結部255の表面は、端部ブロック250のトレッド面よりもタイヤ径方向内側に位置する。なお、連結部255は、一般的に知られた連結部(すなわちタイバー)である。
本実施形態に係るタイヤは、ブロック100がタイヤ周方向に並んだブロック列を3本有する。また、本実施形態に係るタイヤは、端部ブロック250がタイヤ周方向に並んだブロック列を2本有する。このため、本実施形態に係るタイヤは、ブロック列を区画する複数の周方向溝300を有しているため、ウエット性能だけでなく、雪上性能も得ることができる。従って、オールシーズン用タイヤとして、好適に用いることができる。
周方向溝300は、タイヤ周方向に延びる。周方向溝300は、周方向溝300Aと外側周方向溝300Bとを有する。周方向溝300Aは、ブロック100A及びブロック100Bに隣接する。外側周方向溝300Bは、周方向溝300のうち、トレッド幅方向において最も外側に位置する。従って、外側周方向溝300Bは、ブロック100B及び端部ブロック250に隣接する。周方向溝300Aは、トレッド幅方向において、外側周方向溝300Bよりも内側に位置する。
周方向溝300のトレッド幅方向における溝幅WSは、路面と接するトレッド部1のトレッド幅方向における長さWの4%以上10%以下の範囲であることが好ましい。溝幅WSが4%以上であれば、周方向溝300の溝体積が増加するため、排水性能が向上する。その結果、ウエット性能が向上する。溝幅WSが10%以下であれば、タイヤの接地面積が増えるため、ブロック100のトレッド面100aに生じる接地圧が減少する。接地圧の減少により、ブロック100は、摩耗しにくくなるため、耐摩耗性能が向上する。なお、溝幅WSは、7mm以上、15mm以下が好ましい。
本実施形態において、周方向溝300は、ジグザグ状に延びる。具体的には、周方向溝300の一方の延在方向とタイヤ周方向に沿った直線とがなす角度を角度θとする。周方向溝300の他方の延在方向とタイヤ周方向に沿った直線とがなす角度を角度θとする。角度θ及び角度θは、一方の延在方向と他方の延在方向とが交差する交差点どうしを結んだ直線とタイヤ周方向に沿った直線とがなす角度である。角度θ及び角度θは、10度以上、30度以下が好ましい。角度θ及び角度θを10度以上にすることによって、トレッド幅方向におけるエッジ成分が増加するため、ウエット性能が向上する。周方向溝300がジグザグ状に延びる場合、ブロック100及び端部ブロック250の周方向における側面が、タイヤ径方向に延びるエッジ部を有する。角度θ及び角度θを30度以下にすることによって、トレッド面視におけるエッジ部の角度が鈍角となる。鈍角な角度のエッジ部は、鋭角な角度のエッジ部に比べて、剛性が高いため、エッジ部が摩耗しにくい。このため、ジグザグ状に延びる周方向溝300によって、ブロック100及び端部ブロック250の周方向における側面にエッジ部が形成されても、エッジ部の摩耗を抑制できる。
幅方向溝350は、トレッド幅方向に延びる。幅方向溝350は、タイヤ周方向において、間隔を置いて配置される。従って、タイヤ周方向において、幅方向溝350は、ブロック100と交互に配置される。本実施形態において、ブロック100のタイヤ周方向側に一対の幅方向溝350が配置される。一対の幅方向溝350は、一方のトレッド幅方向側に配置される幅方向溝350と他方のトレッド幅方向に配置される幅方向溝350とからなる。
幅方向溝350のタイヤ周方向における溝幅Whは、タイヤ周方向におけるブロック100の長さの10以上、20%以下の範囲であることが好ましい。ブロック100は、タイヤ周方向において幅方向溝350に隣接するエッジ部を有する。溝幅Whが、長さWの10%以上であれば、ブロック101とブロック102との周方向において隣接するエッジ部どうしが接触しにくくなるため、発進時及び停止時のウエットトラクション性能を向上できる。さらに、幅方向溝350の溝体積を確保できるため、排水性能が向上する。その結果、ウエット性能を向上できる。溝幅Whが、長さWの20%以下であれば、タイヤの接地面積が増えるため、ブロック100のトレッド面100aに生じる接地圧が減少する。接地圧の減少により、ブロック100は、摩耗しにくくなるため、耐摩耗性能が向上する。なお、溝幅Whは、4mm以上、8mm以下が好ましい。
(1.2)連結部50の概略構成
本実施形態に係るタイヤの連結部50の概略構成について、図1から図3を参照しながら説明する。図3(a)は、第1実施形態に係るタイヤのトレッドパターン展開図の一部拡大図である。図3(b)は、図3(a)におけるA−A断面図である。すなわち、図3(b)は、ブロック100のトレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。
図2、図3(a)及び図3(b)に示されるように、一対のブロック100(ブロック101及びブロック102)の間には、一対のブロック100の周方向側面110を連結する連結部50が設けられる。従って、連結部50は、ブロック101の周方向側面110及びブロック102の周方向側面110に接する。図3(a)に示されるように、連結部50は、トレッド幅方向において、一対の幅方向溝350の間に設けられる。連結部50は、幅方向溝350によって区画される。本実施形態において、連結部50は、タイヤ周方向における各ブロック100の両側に形成される。従って、タイヤ周方向において、ブロック100と連結部50とは、交互に配置される。本実施形態において、連結部50は、トレッド幅方向において、外側周方向溝300Bよりも内側に位置する一対のブロック100の間に設けられる。
また、本実施形態において、一対のブロック100の間には、連結部50の土台となる土台部150が設けられる。土台部150は、連結部50のタイヤ径方向における内側に設けられる。トレッド幅方向において、土台部150の長さは、ブロック100の周方向側面110の長さWbと等しい。一方、トレッド幅方向において、連結部50の長さWtは、周方向側面110の長さWbよりも短い。すなわち、連結部50と土台部150との違いは、トレッド幅方向における長さである。土台部150は、連結部50と同様に、一対のブロック100の周方向側面110を連結する。
連結部50は、連結中央部55と連結端部52とを有する。連結中央部55は、トレッド幅方向の連結部50の中央に位置する。連結端部52は、トレッド幅方向において連結中央部55の両側に位置する。
連結中央部55は、タイヤ径方向に面する上面55aを有する。また、連結中央部55は、トレッド幅方向に面する側面55bを有する。連結端部52は、タイヤ径方向に面する上面52aを有する。また、連結端部52は、トレッド幅方向に面する側面52bを有する。土台部150は、タイヤ周方向に面する上面150aを有する。土台部150は、トレッド幅方向に面する側面を有する。
図3(b)に示されるように、タイヤ径方向において、連結中央部55の高さHcは、ブロック100の高さHb以下である。本実施形態において、連結中央部55の高さHcとブロック100の高さHbは、同じである。従って、連結中央部55の上面55aは、ブロック100の接地時において、路面に接する。すなわち、上面55aは、トレッド面を構成する。また、連結中央部55の高さHcは、連結端部52の高さHtよりも高い。なお、ブロック100の高さHbは、周方向溝300の溝底310からトレッド面100aまでのタイヤ径方向における高さである。連結中央部55の高さHcは、周方向溝300の溝底310から連結中央部55の上面55aまでのタイヤ径方向における高さである。連結端部52の高さHtは、周方向溝300の溝底310から連結端部52の上面52aまでのタイヤ径方向における高さである。
高さHcと高さHtとの差である高さhcは、高さHbの30%以上であることが好ましい。高さhcが、高さHbの30%以上であれば、トレッド面100a側のブロック100の一部が倒れ込むことをより抑制できる。また、高さHtと土台部150のタイヤ径方向における高さとの差である高さhtは、高さHbの40%以下であることが好ましい。高さhtが、高さHbの40%以下であれば、幅方向溝350の溝体積を充分に確保することができる。
トレッド幅方向において、連結中央部55の長さWcは、周方向側面110の長さWbの25%以上、50%以下であることが好ましい。また、連結部50の長さWtは、周方向側面110の長さWbの50%以上、70%以下であることが好ましい。ここで、図3(b)に示されるように、連結中央部55の長さWcは、連結中央部55の一方の側面55bから他方の側面55bまでのタイヤ径方向における平均長さである。連結部50の長さWtは、一方の連結端部52の側面52bから他方の連結端部52の側面52bまでのトレッド幅方向における平均長さである。周方向側面110の長さWbは、トレッド幅方向における周方向側面110の一方の端部から他方の端部までの長さである。トレッド幅方向において、連結部50の長さWtは、周方向側面110の長さWbよりも短いため、連結端部52の側面52bは、ブロック100の側面よりもトレッド幅方向におけるブロック100の中心側に位置する。また、連結中央部55の側面55bは、連結端部52の側面52bよりもトレッド幅方向におけるブロック100の中心側に位置する。なお、トレッド幅方向において、土台部150の長さは、周方向側面110の長さWbと等しいため、土台部150の側面は、ブロック100のトレッド幅方向に面する側面と連続する。
連結部50は、連結中央部55と連結端部52を有するため、連結部50は、トレッド幅方向において、段形状である。具体的には、連結端部52は、連結中央部55から1段低くなっている。本実施形態では、土台部150が設けられているため、連結中央部55から一方のトレッド幅方向に向かうに連れ、連結端部52、土台部150、周方向溝300の溝底310と順にタイヤ径方向における高さが段階的に低くなる。
(1.3)作用効果
本実施形態に係るタイヤでは、連結部50は、トレッド幅方向において中央に位置する連結中央部55と、トレッド幅方向において連結中央部55の両側に位置する連結端部52とを有する。従って、連結中央部55と連結端部52とによって、ブロック100が付け根側から倒れ込むことを抑制できる。さらに、連結中央部55の高さHcは、連結端部52の高さHtよりも高いため、連結中央部55は、トレッド面100a側のブロック100の一部が倒れ込むことも抑制できる。従って、ブロック100のタイヤ周方向におけるエッジ部が摩耗しにくくなるため、耐摩耗性能が向上する。また、連結中央部55は、トレッド幅方向において連結部50の中央に位置するため、連結中央部55は、トレッド幅方向において均等に、ブロック100を支持できる。すなわち、連結中央部55は、トレッド幅方向におけるブロック100の一方の角部だけを支持することもない。このため、トレッド幅方向におけるブロック100の偏摩耗も抑制できる。
なお、本実施形態において、ブロック100には、トレッド幅方向に延びるサイプ10が形成されている。このため、ブロック100は、一般的にタイヤ周方向に倒れやすくなるものの、連結部50により倒れ込みが抑制される。
タイヤ径方向において、連結中央部55の高さHcは、ブロック100の高さHb以下である。また、連結中央部55の高さHcは、連結端部52の高さHtよりも高い。すなわち、連結端部52の高さHtは、連結中央部55の高さHcよりも低い。さらに、トレッド幅方向において、連結部50の長さWtは、周方向側面110の長さWbよりも短い。これらによって、少なくともトレッド幅方向における連結部50の両側の空間、及び、タイヤ径方向における連結端部52の外側の空間を確保できるため、幅方向溝350の溝体積を大幅に減少させることもない。これにより、ウエット性能の低下を抑制できる。
連結端部52の高さHtは、連結中央部55の高さHcよりも低い。このため、ブロック100のタイヤ周方向のエッジ部のうち、少なくとも連結中央部55よりもトレッド幅方向において外側のエッジ部を確保できる。ブロック100の倒れ込みが抑制されることにより、ブロック100のエッジ部にかかるエッジ圧が高まるため、エッジ効果が向上する。その結果、ウエットトラクション性能の低下を抑制できる。
本実施形態に係るタイヤでは、連結中央部55の高さHcは、ブロック100の高さHbと同じである。このため、タイヤの使用初期からブロック100の剛性を増加させることができる。従って、タイヤの使用初期からブロック100の耐摩耗性能を向上できる。また、連結端部52の側面52bは、ブロック100の側面よりもトレッド幅方向におけるブロック100の中心側に位置するため、ブロック100及び連結中央部55の摩耗が進んでも、ブロック100のタイヤ周方向のエッジ部のうち、トレッド幅方向において連結端部52よりも外側のエッジ部を確保できる。従って、タイヤの使用後期においても、ウエットトラクション性能の低下を抑制できる。
連結中央部55の上面55aは、ブロック100の接地時において、路面に接する。これにより、連結中央部55の上面55aと路面との摩擦力が生じるため、トレッド面100a側のブロック100をより強固に支持できる。その結果、ブロック100の倒れ込みがさらに抑制され、ブロック100の耐摩耗性能を向上できる。
トレッド幅方向において、連結中央部55の長さWcは、周方向側面110の長さWbの25%以上、50%以下であることが好ましい。長さWcが長さWbの25%以上であれば、連結中央部55の剛性を確保できる。これにより、連結中央部55が破損しにくくなるため、ブロック100の耐摩耗性能が向上する。長さWcが長さWbの50%以下であれば、ブロック100のタイヤ周方向におけるエッジ部をより確保できるため、ウエット性能の低下をより抑制できる。
また、連結部50の長さWtは、周方向側面110の長さWbの50%以上、70%以下であることが好ましい。長さWtが、長さWbの50%以上であれば、連結部50がブロック100を支持する割合が増えるため、連結部50は、ブロック100が倒れ込むことをより抑制できる。長さWtが、長さWbの70%以下であれば、幅方向溝350の溝体積を確保できるため、ウエットトラクション性能の低下をより抑制できる。
一般的に、端部ブロック250よりもトレッド幅方向において内側に設けられるブロック100は、端部ブロック250よりも周方向における倒れ込みが起こりやすい。本実施形態に係るタイヤでは、トレッド幅方向において、連結部50が間に設けられた一対のブロック100は、外側周方向溝300Bよりも内側に位置する。すなわち、センター領域CRに連結部50が間に設けられた一対のブロック100が設けられる。このため、倒れ込みが起こりやすいセンター領域CRにおいて、連結部50を設けることで、ブロック100の倒れ込みを抑制する。一方で、倒れ込みが起こりにくい端部ブロック250では、端部ブロック250の高さよりも低い連結部255を設けることにより、幅方向溝355の溝体積を確保している。
(2)変形例
本実施形態に係るタイヤの変形例について、図4から図7を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係るタイヤの変形例1におけるトレッド面の部分拡大図である。図5は、本実施形態に係るタイヤの変形例2におけるトレッド面の部分拡大図である。図6は、本実施形態に係るタイヤの変形例3におけるトレッド面の部分拡大図である。図7は、本実施形態に係るタイヤの変形例4における連結部50のトレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。なお、以下の説明において、上述した実施形態及びその他の変形例と同様の部分は、適宜省略する。
(2.1)変形例1
上面55aにおいて、連結中央部55は、周方向端部55c1と周方向端部55c2とを有する。周方向端部55c1は、ブロック101に接する。周方向端部55c2は、ブロック102に接する。
図4に示されるように、変形例1に係るタイヤでは、タイヤ周方向において、一方のブロック101から他方のブロック102に向かうに連れ、連結中央部55の上面55aのトレッド幅方向における幅が長くなる。すなわち、トレッド面視において、連結中央部55の上面55aが台形状である。トレッド幅方向において、周方向端部55c1の長さWc1は、周方向端部55c2の長さWc2よりも短い。踏み込み端側に周方向端部55c1が位置し、踏み込み端側よりも摩耗量が一般的に多くなる蹴り出し端側に周方向端部55c2が位置するように、タイヤを装着すれば、蹴り出し端側と踏み込み端側とのブロック100の摩耗量の差が抑制されるため、耐摩耗性能が向上する。さらに、周方向端部55c1の長さWc1は、周方向端部55c2の長さWc2の70%以上であることが好ましい。長さWc1が、長さWc2の70%以上であれば、ブロック100のタイヤ周方向における剛性分布がブロック100の踏み込み側と蹴り出し側とで大きく異なることを抑制できる。これにより、タイヤ回転方向による偏摩耗が発生することを抑制できる。
(2.2)変形例2
図5に示されるように、変形例2に係るタイヤでは、トレッド面視において、タイヤ周方向に対して、連結部50が傾斜して延びている。トレッド面視において、周方向側面110と連結中央部55の側面55bとのなす角度を角度αとする。ブロック101の周方向側面110となす角度αのうち、一方の角度αは、90度より大きく、他方の角度αは、90度よりも小さい。さらに、ブロック102の周方向側面110となす角度αのうち、一方の角度αは、90度より大きく、他方の角度αは、90度よりも小さい。角度αは、60度以上、120度以下であることが好ましい。角度αが60度以上、120度以下であれば、周方向側面110と連結中央部55の側面55bとが連なる部分には、歪みが集中しにくくなる。このため、周方向側面110と連結中央部55の側面55bとが接する部分にクラックが発生することを抑制できる。なお、角度αは、それぞれ異なっていてもよい。
なお、変形例1に係るタイヤでは、ブロック101の周方向側面110となす角度αは、いずれも90度より小さく、ブロック102の周方向側面110となす角度αは、いずれも90度よりも大きい。
(2.3)変形例3
図6に示されるように、変形例3に係るタイヤでは、トレッド面視において、周方向側面110と連結中央部55の側面55bとが円弧状に連なる。円弧の半径R1は、1mm以上が好ましい。円弧の半径R1が1mm以上であれば、ブロック100と連結中央部55との歪みが、周方向側面110と連結中央部55の側面55bとが連なる部分の一部に集中しにくくなる。このため、周方向側面110と連結中央部55の側面55bとが連なる部分にクラックが発生することを抑制できる。
変形例3に係るタイヤでは、全ての周方向側面110と連結中央部55の側面55bとが円弧状に連なっている。
(2.4)変形例4
図7に示されるように、変形例4に係るタイヤでは、タイヤ径方向において、連結中央部55の高さHcは、ブロック100の高さHbよりも低い。タイヤ径方向において、連結中央部55の高さHcとブロック100の高さHbとの差を差dとする。差dの大きさは、ブロック100の接地時において、上面55aが路面に接するような大きさであることが好ましい。すなわち、差dは、ブロック100の高さHbの10%以下であることが好ましい。具体的には、差dは、1mm以下が好ましい。なお、最大空気圧及び最大荷重時の条件において、連結中央部55の上面55aが接地すればよい。
トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、連結中央部55の側面55bとタイヤ径方向に平行な直線とがなす角度βは、5度以上であることが好ましい。角度βが5度以上であれば、連結中央部55の剛性が向上するため、ブロック100の倒れ込みをより抑制できる。また、連結中央部55の剛性が向上するため、連結中央部55が損傷しにくくなる。このため、連結中央部55が偏摩耗発生核になりにくくなる。
トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、連結中央部55の側面55bと連結端部52の上面52aとは、円弧状に連なる。円弧の半径R2は、3mm以上が好ましい。円弧の半径R2が3mm以上であれば、連結中央部55と連結端部52との歪みが、連結中央部55の側面55bと連結端部52の上面52aとが連なる部分の一部分に集中しにくくなる。このため、連結中央部55の側面55bと連結端部52の上面52aとが連なる部分にクラックが発生することを抑制できる。変形例4に係るタイヤでは、トレッド幅方向において、連結中央部55の両方の側面55bが、それぞれ連結端部52の上面52aに、円弧状に連なっている。
変形例4に係るタイヤでは、土台部150が設けられていない。すなわち、幅方向溝350の溝底と周方向溝300の溝底とは、タイヤ径方向における位置は、等しい。なお、幅方向溝350における溝底とは、タイヤ径方向に面する表面のうち、タイヤ径方向において最も内側に位置する表面である。
(3)比較評価
本発明に係るタイヤの効果を確かめるために、耐摩耗性能及びウエット性能について評価した。なお、本発明は、以下の実施例に限定されない。
耐摩耗性能及びウエット性能の評価にあたり、表1に示される実施例及び比較例に係るタイヤを用いた。具体的には、比較例において、連結部は、連結中央部を有さない。すなわち、比較例に係る連結部のタイヤ径方向における高さは、連結端部と同一である。実施例1から実施例3では、連結部は、連結中央部を有する。実施例1及び実施例2では、連結中央部の長さWcは、10mmである。すなわち、実施例1及び実施例2では、連結中央部の長さWcは、一定である。実施例3では、一方の周方向端部の長さWc1は、10mmであり、他方の周方向端部の長さWc2は、12mmである。実施例1では、ブロックの周方向側面と連結中央部の側面とがなす角度αは、90度である。実施例2及び実施例3では、角度αは、80度又は100度である。すなわち、実施例2では、一方のブロックの周方向側面と連結中央部の側面とがなす角度αそれぞれ、80度及び100度であり、他方のブロックの周方向側面と連結中央部の側面とがなす角度αそれぞれ、80度及び100度である。実施例3では、一方のブロックの周方向側面と連結中央部の側面とがなす角度αは、いずれも80度であり、他方のブロックの周方向側面と連結中央部の側面とがなす角度αは、110度である。従って、実施例1の連結部の形状は、上述の実施形態又は変形例3(図3(a)、図6参照)と同様の形状である。実施例2の連結部の形状は、変形例2(図5参照)と同様の形状である。実施例3の連結部の形状は、変形例1(図4参照)と同様の形状である。その他の点は、実施例も比較例も同一であり、タイヤサイズ等の条件は、以下の通りである。
・タイヤサイズ:295/75R22.5
・内圧:650kPa
・荷重:1900kg(タイヤ1本当たり)
・ブロック形状:30mm×40mm×24mm(幅方向×周方向×高さ)
耐摩耗性能について、実施例及び比較例のタイヤが装着された車両を、時速60km/hにて1万km走行させ、タイヤ径方向におけるブロックの高さを測定した。
ウエット性能について、実施例及び比較例のタイヤが装着された車両を、ウエット路面において、停止状態から急発進し、100m走行するまでの時間を計測した。
耐摩耗性能及びウエット性能のいずれも比較例の結果を基準(基準値:100)として相対的に評価した。結果を表1に示す。値が高いほど、性能が良好である。
Figure 0006110070
表1に示されるように、実施例1から実施例3のいずれも、比較例に比べて、耐摩耗性能が向上していた。また、実施例1から実施例3のいずれも、比較例と同等又はそれ以上のウエット性能であった。従って、実施例1から実施例3に係るタイヤは、ウエット性能を低下させることなく、耐摩耗性能を向上できることが分かった。
(4)その他実施形態
本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。本発明はここでは記載していない様々な実施形態を含む。
例えば、連結中央部55の上面55aは、ブロック100の接地時において、路面に接したが、必ずしもこれに限られない。すなわち、連結中央部55の上面55aは、ブロック100の接地時において、路面に接しなくてもよい。この場合、幅方向溝350の溝体積が増加する。さらに、タイヤ使用初期において、ブロック100の周方向エッジ部が確保できる。従って、ウエット性能が向上する。
タイヤ使用後に、ブロック100のトレッド面100aが摩耗した場合、連結中央部55の上面55aは、ブロック100の接地時において、路面に接する。このため、摩耗が進むと、耐摩耗性能が向上する。
また、上述した実施形態では、センター領域CRにのみ、連結部50が間に設けられた一対のブロック100が設けられていたが、これに限られない。一対の端部ブロック250の間にのみ連結部50が設けられてもよい。センター領域CRに設けられた一対のブロック100及び端部ブロック250の両方に、連結部50が設けられてもよい。
本発明に係るタイヤは、空気入りタイヤであっても良いし、内部にゴムが充填されたタイヤであっても良い。また、本発明に係るタイヤは、アルゴン等の希ガスが入れられた空気以外の気体入りタイヤであっても良い。また、本発明に係るタイヤは、重荷重用空気入りタイヤとして、好適に用いられる。
本発明に係るタイヤは、上述した実施形態及び変形例のみに限定されず、それぞれの特徴を組み合わせたタイヤであってもよい。
このように、本発明の技術的範囲は、上述した明細書全ての説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…トレッド部、 10…サイプ、 50…連結部、 52…連結端部、 52a…上面、 52b…側面、 55…連結中央部、 55a…上面、 55b…側面、 55c1…周方向端部、 55c2…周方向端部、 100,100A,100B,101,102…ブロック、 100a…トレッド面、 110…周方向側面、 150…土台部、 150a…上面、 250…端部ブロック、 255…連結部、 300,300A,…周方向溝、 300B…外側周方向溝、 310…溝底、 350,355…幅方向溝

Claims (5)

  1. タイヤ周方向に延びる周方向溝と、トレッド幅方向に延びる幅方向溝と、前記周方向溝と幅方向溝とによって区画される複数のブロックと、を備え、
    前記複数のブロックは、タイヤ周方向において互いに隣接する一対のブロックを少なくとも含み、
    前記ブロックは、タイヤ周方向に面する側面である周方向側面を有し、
    前記一対のブロックの間には、前記一対のブロックの周方向側面を連結する連結部が設けられたタイヤであって、
    トレッド幅方向において、前記連結部の長さは、前記ブロックの周方向側面の長さよりも短く、
    前記連結部は、トレッド幅方向において前記連結部の中央に位置する連結中央部と、トレッド幅方向において前記連結中央部の両側に位置する連結端部とを有し、
    タイヤ径方向において、前記連結中央部の高さは、前記ブロックの高さ以下であり、かつ、前記連結中央部の高さは、前記連結端部の高さよりも高く、
    前記連結中央部は、タイヤ径方向に面する上面を有し、
    前記上面において、前記連結中央部は、タイヤ周方向における一方の端部と、タイヤ周方向における他方の端部とを有し、
    トレッド幅方向において、前記一方の端部の長さは、前記他方の端部の長さよりも短く、かつ、前記一方の端部の長さは、前記他方の端部の長さの70%以上であるタイヤ。
  2. 前記連結中央部は、タイヤ径方向に面する上面を有し、
    前記上面は、前記ブロックの接地時において、路面に接する請求項1に記載のタイヤ。
  3. タイヤ径方向において、前記ブロックの高さと前記連結中央部の高さとの差は、前記ブロックの高さの10%以下である請求項1に記載のタイヤ。
  4. トレッド幅方向において、前記連結中央部の長さは、前記ブロックの周方向側面の長さの25%以上50%以下である請求項1から3の何れか1項に記載のタイヤ。
  5. 前記周方向溝は、トレッド幅方向において最も外側に位置する外側周方向溝を含み、
    トレッド幅方向において、前記一対のブロックは、前記外側周方向溝よりも内側に位置する請求項1から4の何れか1項に記載のタイヤ。
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