JP4511868B2 - 可撓性タンクとこれを用いた薬液供給装置 - Google Patents

可撓性タンクとこれを用いた薬液供給装置 Download PDF

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Description

本発明は薬液などの液体を収容する可撓性タンクとこれを用いた薬液供給装置に関する。
半導体ウエハ製造技術を始めとして、液晶基板製造技術、磁気ディスク製造技術及び多層配線基板製造技術などの技術分野における製造プロセスにおいては、フォトレジスト液、スピニオンガラス液、ポリイミド樹脂液、純水、現像液、エッチング液、有機溶剤などの薬液が使用されており、これらの薬液の塗布には薬液供給装置が用いられている。たとえば、半導体ウエハの表面にフォトレジスト液を塗布する場合には、半導体ウエハを水平面上において回転させた状態のもとで、半導体ウエハの表面にフォトレジスト液を滴下するようにしている。滴下される前の薬液を収容するための装置として薬液タンクが用いられるが、その薬液タンクは種々の目的に応じて使い分けがなされる。
たとえば、フィルタで濾過された薬液をウエハ上に塗布したい場合には、ポンプの二次側にフィルタを設けて、ポンプを作動させることがある。このとき、濾過速度と吐出速度とは同一となる。しかし、本来、濾過に適する速度と塗布に適する速度とは相違するため、気泡やゲル化した薬液がフィルタ膜を通過するなどして、歩留まりが低下することがあった。そこで、第1のポンプの下流にフィルタを設け、当該フィルタの下流に薬液タンクを設け、当該薬液タンクの下流に第2のポンプを設けることによって、第1のポンプを吐出動作させることで濾過された薬液を一時的に薬液タンクに蓄え、次いで、その薬液を第2のポンプで吸引しウエハ上に塗布する場合がある(例えば、特許文献1参照)。
また、最上流側に配置される交換式の薬液タンク(薬液ボトル)が空になったとき、空になった薬液ボトルを交換している間でも薬液供給装置を作動させたい場合には、薬液回路の途中にバッファ用の薬液タンクを設け、予め薬液ボトル内の薬液の一部を蓄えておき、空になった薬液ボトルを交換している間のつなぎとしてバッファ用の薬液タンクに収容された薬液を使用する場合がある。
また、薬液回路の最上流側に配置される薬液タンクの数メートルほど上方に塗布ノズルが設けられる場合がある。このとき、1台のポンプで薬液タンク内の薬液を吸い上げるようにすると、ポンプの負荷が過大となるため、薬液回路の途中に中継用の補助タンクと補助ポンプとを設けることにより、第1のポンプを用いて薬液を補助タンクまで吸い上げ、次いで、第2のポンプを用いて補助タンク内の薬液を塗布ノズルまで吸い上げる場合がある。
米国特許5,490,765号公報
薬液を滴下すれば薬液は減るので、薬液タンク内の薬液の残量は適時確認する必要がある。これまでに、空気と薬液との界面つまり薬液面の高さ(液位)をセンサにより検出して薬液の残量を確認する方法が知られている。しかしながら、薬液中に気体が混入すると供給圧力を気泡が吸収することによって吐出量が不安定になってしまい、更に、フォトレジスト液など空気に触れると変質してしまうような薬液では液の機能が低下したり、薬液の滴下量が不安定になったりして、製品の歩留まりが低下してしまう。
本発明の目的は、薬液の清浄度を損なうことなく薬液を収容することが可能な可撓性タンクを提供することにある。
本発明の他の目的は、その可撓性タンクを用いて薬液の吐出精度の向上を図った薬液供給装置を提供することにある。
本発明の可撓性タンクは、薬液を収容する薬液ボトル、当該薬液ボトル内の薬液を吸引する一次側ポンプ、当該一次側ポンプから吐出された薬液を濾過するフィルタ、および当該フィルタにより濾過された薬液を塗布ノズルに向けて供給する二次側ポンプを有する薬液回路に用いられ、前記フィルタを通過して前記二次側ポンプに供給される薬液を収容する可撓性タンクであって、一端部が第1のアダプタ部に装着され、他端部が前記第1のアダプタ部に連結された第2のアダプタ部に装着され、内部に容積可変室が区画形成された可撓性チューブを有し、前記フィルタを通過した薬液が流入する一次側ポートと、前記二次側ポンプに薬液を流出する二次側ポートとを前記アダプタ部に前記容積可変室に開口して形成し、前記可撓性チューブは、円周方向にほぼ等間隔の3つの頂点部をそれぞれ変形中心とし前記頂点部に接する仮想円の曲率半径よりも小さい曲率半径で外方に向けて凸状に湾曲した凸形弧状部と、それぞれの前記凸形弧状部の円周方向相互間に連なって外方に向けて凹状に湾曲した凹形弧状部とを備えた弾性変形部を有し、前記可撓性チューブのそれぞれの前記凸形弧状部が円周方向に弾性変形し、前記凹形弧状部が半径方向に弾性変形し、前記一次側ポートから流入する薬液の容積に応じて膨張し前記二次側ポートから流出する薬液の容積に応じて収縮することを特徴とする。
本発明の可撓性タンクは、膨張収縮する前記可撓性チューブ径方向の変形をセンサで検出することによって、前記容積可変室に所定量の薬液を収容していることを判定することを特徴とする。
本発明の可撓性タンクは、それぞれの前記アダプタ部固定されて前記可撓性チューブが収容される密閉部と前記可撓性チューブとにより加圧室を区画形成し、前記密閉部に設けられた圧力ポートから前記加圧室内に所定の流体圧力を供給することを特徴とする。
本発明の可撓性タンクは、前記第1のアダプタ部に前記一次側ポートを設け、前記第2のアダプタ部に前記二次側ポートを設けることを特徴とする。
本発明の可撓性タンクは、前記可撓性チューブを垂直に配置し、前記可撓性チューブの下端部に設けられる前記第1のアダプタ部に前記容積可変室に開口する前記一次側ポートと前記二次側ポートとを設け、前記可撓性チューブの上端部に設けられる前記第2のアダプタ部に前記容積可変室に開口する排気ポートを設けることを特徴とする。
本発明の薬液供給装置は、薬液を収容する薬液ボトル、当該ボトル内の薬液を吸引する一次側ポンプ、当該一次側ポンプから吐出された薬液を濾過するフィルタ、及び当該フィルタにより濾過された薬液を塗布ノズルに向けて供給する二次側ポンプを有する薬液供給装置であって、前記フィルタを通過して前記二次側ポンプに供給される薬液を収容する可撓性タンクを有し、前記可撓性タンクは、一端部が第1のアダプタ部に装着され、他端部が前記第1のアダプタ部に連結された第2のアダプタ部に装着され、内部に容積可変室が区画形成された可撓性チューブを有し、前記フィルタを通過した薬液が流入する一次側ポートと、前記二次側ポンプに薬液を流出する二次側ポートとを前記アダプタ部に前記容積可変室に開口して形成し、前記可撓性チューブは、円周方向にほぼ等間隔の3つの頂点部をそれぞれ変形中心とし前記頂点部に接する仮想円の曲率半径よりも小さい曲率半径で外方に向けて凸状に湾曲した凸形弧状部と、それぞれの前記凸形弧状部の円周方向相互間に連なって外方に向けて凹状に湾曲した凹形弧状部とを備えた弾性変形部を有し、前記可撓性チューブのそれぞれの前記凸形弧状部が円周方向に弾性変形し、前記凹形弧状部が半径方向に弾性変形し、前記可撓性チューブが前記一次側ポートから流入する薬液の容積に応じて膨張し前記二次側ポートから流出する薬液の容積に応じて収縮することを特徴とする。
本発明の薬液供給装置は、前記第1のアダプタ部に前記一次側ポートを設け、前記第2のアダプタ部に前記二次側ポートを設けることを特徴とする。
本発明の薬液供給装置は、前記可撓性チューブを垂直に配置し、前記可撓性チューブの下端部に設けられる前記第1のアダプタ部に前記容積可変室に開口する前記一次側ポートと前記二次側ポートとを設け、前記可撓性チューブの上端部に設けられる前記第2のアダプタ部に前記容積可変室に開口する排気ポートを設けることを特徴とする。
本発明の薬液供給装置は、前記薬液ボトルと前記一次側ポンプとの間に、前記薬液ボトルから供給される薬液を収容するバッファタンクを設け、当該バッファタンクは、一端部が第1のアダプタ部に装着され、他端部が前記第1のアダプタ部に密閉部を介して連結された第2のアダプタ部に装着され、内部にバッファタンク室が区画形成された可撓性チューブを有し、前記密閉部内に前記可撓性チューブの外側との間で区画形成される圧力室に連通する大気開放ポートを前記密閉部に形成し、前記薬液ボトルからの薬液が流入する一次側ポートと、前記一次側ポンプに薬液を流出する二次側ポートとを前記アダプタ部に前記バッファタンク室に開口して形成し、前記大気開放ポートを閉じた状態では前記バッファタンク室の容積が一定に保持され、前記大気開放ポートを開放した状態では収容される薬液量に応じて前記バッファタンク室が膨張収縮することを特徴とする。
本発明の薬液供給装置は、前記薬液ボトル、前記一次側ポンプ、前記フィルタ、及び前記二次側ポンプよりも高い位置に前記可撓性タンクを設置することを特徴とする。
本発明の可撓性タンクによれば、膨張収縮する容積可変室に薬液を収容することによって空気との接触を最小限に抑え、清浄度を損なうことなく薬液を蓄えておくことができる。この可撓性タンクを用いることによって、薬液供給装置から吐出される薬液の量を安定させ、吐出精度を向上させることができ、半導体集積回路などの製品を高品質に歩留まり良く製造することができる。
本発明の可撓性タンクによれば、容積可変室を区画形成する可撓性膜の変形をセンサで検出することによって、容積可変室に所定量の薬液を収容していることを判定することができる。
本発明の可撓性タンクによれば、圧力ポートを備える加圧室の内部に容積可変室を収容し、圧力ポートから加圧室内に所定の流体圧力を供給することによって、容積可変室に収容される薬液量やタンクへの流入時及び流出時の薬液の圧力を精度良く制御することができる。
本発明の可撓性タンクによれば、一端部が一次側ポートに開口し他端部が二次側ポートに開口する可撓性チューブを可撓性膜として用いることにより、薬液の滞留を減少させることができる。
本発明の可撓性タンクによれば、一端部が排気ポートに開口し他端部が一次側ポート及び二次側ポートに開口する可撓性チューブを可撓性膜として用いるとともに、排気ポートを上向きにして配置することにより、薬液中に残留する気体を排出させることができる。供給圧力を吸収する薬液中の気体を排出することにより薬液の吐出精度を向上させることができる。
本発明の可撓性タンクによれば、一次側ポートと二次側ポートを覆ってアダプタ部に装着されるダイヤフラム又はベローズを可撓性膜として用いることもでき、これら可撓性膜が膨張収縮する軸方向に複数のセンサを配置することによって、収容している薬液量を段階的に検出することができる。
本発明の薬液供給装置によれば、膨張収縮するバッファタンク室に薬液を収容することによって空気との接触を最小限に抑え、清浄度を損なうことなく薬液を蓄えておくことができる。このバッファタンクを用いることによって、薬液ボトルの交換中においても、清浄度の高い薬液を安定的に供給することができる。
本発明の薬液供給装置によれば、薬液ボトル、一次側ポンプ、フィルタ、二次側ポンプよりも高い位置に可撓性タンクを設置することにより、薬液回路中の気体を効率良く可撓性タンクに収集し、可撓性タンクに設けられた排気ポートから排気することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(A)は本発明の一実施の形態である薬液供給装置の概略を模式的に示す薬液回路図であり、図1(B)は図1(A)に示す薬液供給装置の変形例を模式的に示す薬液回路図である。図1に示されるように、薬液回路の最上流側には薬液が収容された薬液ボトル10が配置されており、薬液回路の最下流側にはウエハに向けて薬液を吐出する塗布ノズル(薬液吐出部)11が配置されている。薬液ボトル10に収容された薬液を塗布ノズル11から吐出させるため、薬液回路の上流側には薬液ボトル10に収容された薬液を吸引する一次側ポンプ12が配置されており、薬液回路の下流側には薬液を塗布ノズル11に向けて供給する二次側ポンプ13が配置されている。
一次側ポンプ12はポンプ室14と流路を開閉するための吸引弁V1と吐出弁V2とにより構成されている。ポンプ室14にはポンプ入口14aとポンプ出口14bとが開口しており、ポンプ入口14aには吸引弁V1が設けられた薬液導入流路15が接続されており、ポンプ出口14bには吐出弁V2が設けられた連通流路16が接続されている。そして、薬液導入流路15の他端は薬液ボトル10の内部に位置するように配置されており、連通流路16の他端はフィルタ入口17aに接続されている。
一次側ポンプ12は、吸引弁V1を開放し吐出弁V2を閉じてポンプ室14の容積を膨張させることにより薬液ボトル10内の薬液をポンプ室14の内部に吸引し、吐出弁V2を開放し吸引弁V1を閉じてポンプ室14の容積を収縮させることによりポンプ室14内の薬液をフィルタ17に向けて供給することができる。
フィルタ17の内部には図示しないフィルタ膜が収容されており、フィルタ入口17aから流入した薬液がフィルタ膜を透過してフィルタ出口17bから流出することにより、薬液中の気体などの異物がフィルタ膜の表面に捕捉されるようになっている。なお、フィルタ膜としては、中空糸膜により形成されたものや、シート状の膜により形成されたものが用いられるが、薬液を濾過できるものであればこれらに限定されることはない。フィルタ出口17bには開閉弁V3が設けられた連通流路18が接続されており、連通流路18には清浄度の高い薬液が流れ込むようになっている。
このフィルタ17はベントポート17cを有しており、流路を開閉するための脱気弁V4を介して外部に連通する排気流路19がベントポート17cに接続されている。これらはフィルタ17内の気体を外部に排出するために配置されるものであり、脱気弁V4を開放することによって、薬液中に含まれている気体をフィルタ17から外部に排出させることができる。なお、図示しない真空源に排気流路19を接続し、吐出弁V2と開閉弁V3とを閉じて真空源を作動させることにより気体を吸引しても良い。真空源としては、レシプロ方式やベーン方式の真空ポンプ、又はエジェクタなどを用いることができる。
一般に、濾過に適する速度と塗布に適する速度とは異なることから、濾過に適した速度で薬液をフィルタ17に透過させ、その後、塗布に適した速度で薬液の滴下を行なうため、フィルタ17と塗布ノズル11との間には可撓性タンク20と二次側ポンプ13とが配置されている。つまり、一次側ポンプ12から濾過に適した速度で吐出された薬液はフィルタ17を透過して濾過された後、一時的に可撓性タンク20に収容され、次いで、二次側ポンプ13により塗布に適した速度で吸引されて塗布ノズル11に向けて供給されるようになっている。
可撓性タンク20は、フィルタ17により濾過され二次側ポンプ13により吸引される薬液を収容するものである。連通流路18の他端は可撓性タンク20の一次側ポート21に接続されており、可撓性タンク20の内部には一次側ポート21から薬液が流入するようになっており、可撓性タンク20の内部に収容された薬液は二次側ポート22から流出するようになっている。
二次側ポンプ13は、一次側ポンプ12と同様、ポンプ室23と流路を開閉するための吸引弁V5と吐出弁V6とにより構成されている。ポンプ室23にはポンプ入口23aとポンプ出口23bとが形成されており、ポンプ入口23aには吸引弁V5が設けられた薬液導入流路24が接続されており、ポンプ出口23bには吐出弁V6が設けられた吐出流路25が接続されている。そして、薬液導入流路24の他端は可撓性タンク20の二次側ポート22に接続されており、吐出流路25の他端には塗布ノズル11が設けられている。
このような二次側ポンプ13は、吸引弁V5を開放し吐出弁V6を閉じてポンプ室23の容積を膨張させることにより可撓性タンク20内の薬液をポンプ室23の内部に吸引し、次いで、吐出弁V6を開放し吸引弁V5を閉じてポンプ室23の容積を収縮させることによりポンプ室23内の薬液を塗布ノズル11に向けて供給することができる。塗布ノズル11は図示しないウエハに向けて開口しており、薬液をウエハ上に吐出することができる。
このように薬液供給装置は、ポンプ室14,23の膨張収縮のタイミングにあわせて、吸引弁V1〜吐出弁V6の開閉を行いそれぞれの流路を開閉することにより、フォトレジスト液などの薬液を塗布することができる。なお、一次側ポンプ12及び二次側ポンプ13については、その一例として本願出願人が提案した特開平10−61558号公報に記載されたものを使用することができる。
薬液の塗布が終了した後、いわゆるサックバック動作を行なうことができる。図1(B)に示される場合にあっては、二次側ポンプ13と塗布ノズル11との間には、塗布ノズル11からの液垂れを防止するサックバックバルブV7が配置されており、塗布ノズル11から液体を吐出した後に、このサックバックバルブV7を作動させることによって、塗布ノズル11内に残留している薬液を僅かに引き戻すことができ、塗布ノズル11からの液滴の落下を防止することができる。必要に応じて、二次側ポンプ13と塗布ノズル11の間に塗布ノズル開閉弁V8を設けることもできる。
図2は図1(A)に示す薬液供給装置の変形例を模式的に示す薬液回路図であり、図3は可撓性タンクの内部構造を示す概略断面図である。図2及び図3に示される場合にあっては、可撓性タンク20内に収容される薬液の容積を検出するためのセンサ26が可撓性タンク20に組み込まれている。
可撓性タンク20は、薬液が流入する一次側ポート21が形成されるアダプタ部27aと、薬液が流出する二次側ポート22が形成されるアダプタ部27bと、アダプタ部27a,27bに装着され、一次側ポート21から流入する薬液の容積に応じて膨張し二次側ポート22から流出する薬液の容積に応じて収縮する弾性材料により形成される可撓性膜28とを有している。そして、アダプタ部27a,27bと可撓性膜28とにより容積可変室29が区画形成されており、容積可変室29に収容される薬液量に応じて可撓性膜28は変形するようになっている。
薬液ボトル10に収容される薬液がフォトレジスト液である場合には、薬液と反応しないように、可撓性膜28やアダプタ部27a,27bなどの薬液と接触する部材はフッ素樹脂であるフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)により形成される。ただし、樹脂材料としてはPFAに限られず、他の樹脂材料や金属材料を使用することもできる。
図3に示される場合にあっては、アダプタ部27a,27bのそれぞれは連結部27cにより連結されている。薬液に直接接触しない連結部27cについては板金を折り曲げるなどして形成することができる。なお、アダプタ部27a,27bと連結部27cとを樹脂材料や金属材料などにより一体に形成しても良い。
図3に示される場合にあっては、一端部が一次側ポート21に連通し他端部が二次側ポート22に連通する可撓性チューブ28aを可撓性膜28として用いている。可撓性チューブ28aは垂直に配置されており、その下端部には一次側ポート21が形成されるアダプタ部27aが装着され,上端部には二次側ポート22が形成されるアダプタ部27bが装着されており、両方のアダプタ部27a,27bの間における可撓性チューブ28aの内側が容積可変室29となっている。
この可撓性チューブ28aは径方向に伸縮し、収容される薬液量に応じて容積可変室29は膨張収縮するようになっている(図3(A)及び図3(B)参照)。連結部27cには可撓性チューブ28aの変形を検出するためのセンサ26がねじ結合されている。
センサ26はリミットスイッチであり、センサ26の先端部に設けられた接触部26aが可撓性チューブ28aに向けて配置されている。そして、図3(B)に示されるように、径方向に膨張した可撓性チューブ28aの外周側面が接触部26aに接触したときには、可撓性タンク20の内部に所定量の薬液を収容していることを検出できるようになっている。可撓性チューブ28aに対する接触部26aの径方向の位置は径方向に調節可能であり、検出される薬液量を変更することができる。
図4は図3に示す可撓性タンクの変形例を示す概略断面図である。なお、図3に示す部材と同様の部材には同一の符号が付してある。図4(A)に示されるように、連結部27cには複数のセンサ26を組み付けるようにしても良く、図示する場合にあっては、図3に示されるセンサ26と同一のセンサ26が可撓性チューブ28aを挟み込むように組み付けられている。複数のセンサ26を組み付ける場合には、可撓性チューブ28aに対する接触部26aの径方向の位置を個々に設定することもできる。
図4(B)に示される場合にあっては、可撓性チューブ28bの両端部がアダプタ部27d,27eに形成された一次側ポート21a及び二次側ポート22aのそれぞれから突出するように配置されている。この場合には薬液と直接接触しないアダプタ部27d,27eをPFAなどの樹脂材料により形成する必要がない。同一の樹脂材料を用いることによって、連通流路18や薬液導入流路24を可撓性チューブ28bと一体に形成しても良い。
図5は図1(A)に示す薬液供給装置の他の変形例を模式的に示す薬液回路図であり、図6は図5に示される可撓性タンクの内部構造を示す概略断面図である。なお、上述した部材と共通する部材には同一の符号が付されている。
アダプタ部27bには容積可変室29に開口する排気ポート32が形成されている。可撓性チューブ28aは垂直に配置されており、その下端部には一次側ポート21b及び二次側ポート22bが形成されたアダプタ部27fが装着され、上端部には排気ポート32が形成されたアダプタ部27bが装着されている。一次側ポート21bから容積可変室29に薬液とともに流入した気体は薬液に比して比重が小さいことから、下端部に設けられた二次側ポート22bから流出することなく、徐々に容積可変室29内を上昇移動する。
排気ポート32には、流路を開閉するための脱気弁V9を介して外部に連通する排気流路33が接続されている。この排気ポート32から容積可変室29内に収容される薬液中に含まれる気体を外部に排出することができる。なお、上述のフィルタ17と同様、排気流路33には図示しない真空源を接続しても良く、開閉弁V3と吸引弁V5とを閉じて真空源を作動させることにより気体を吸引しても良い。排気流路19に排気流路33を接続することによって真空源を共用しても良い。
可撓性チューブ28aは弾性部材であり変形量に応じて収容される薬液に圧力が作用するため、容積可変室29に収容される薬液量が増えるほど一次側ポンプ12の供給圧力が増加する一方で二次側ポンプ13の吸引圧力は減少し、容積可変室29に収容される薬液量が減るほど一次側ポンプ12の供給圧力が減少する一方で二次側ポンプ13の吸引圧力が増加する。このように、容積可変室29に収容される薬液量に応じて容積可変室29に対する薬液の供給圧力及び吸引圧力が変動してしまうと、二次側ポンプ13に所定量の薬液を安定的に供給することが困難となり、塗布ノズル11からの吐出量にばらつきが生じてしまう。
そこで、容積可変室29に収容される薬液量に拘わらず、可撓性チューブ28aが薬液に及ぼす圧力を一定に保つようにすれば、可撓性タンク20に対する一次側ポンプ12の供給圧力と二次側ポンプ13の吸引圧力の変動を抑えることができる。
図7は図1(A)に示す薬液供給装置の他の変形例を模式的に示す薬液回路図であり、図8は図7に示される可撓性タンクの内部構造を示す概略断面図である。なお、上述した部材と共通する部材には同一の符号が付されている。
アダプタ部34,35には圧力ポート36が形成された密閉部37が固定されている。この密閉部37とアダプタ部34,35とにより加圧室39が区画形成されており、加圧室39の内部には外部から隔離された状態で可撓性チューブ28aが収容されている。圧力ポート36には流体供給源40が圧力流路41を介して接続されており、流体供給源40を作動させ圧力ポート36から流体圧力を供給することにより、所定の圧力を可撓性チューブ28aの外側から作用させることができる。これより、可撓性チューブ28aが薬液に及ぼす圧力の変動を相殺するように流体供給源40から流体圧力を供給することにより、可撓性チューブ28aが薬液に及ぼす圧力を一定に保つことができる。
図9は可撓性タンクの配置関係を説明するための薬液回路図である。図示する場合にあっては、薬液ボトル10、一次側ポンプ12、フィルタ17、及び二次側ポンプ13よりも高い位置に可撓性タンク20が設置されている。このように、可撓性タンク20を最も高い位置に設置することで排気ポート32から回路中の気体を可撓性タンク20に効率良く収集し、排気ポート32から排気することができる。
薬液ボトル10に収容された薬液は使用により減少するので適時交換する必要がある。ここで、空になった薬液ボトル10を交換している間でも薬液供給装置の停止を回避する手段として、薬液回路の途中にバッファタンク42を設け、予め薬液ボトル10内の薬液の一部を蓄えておき、空になった薬液ボトル10を交換している間のつなぎとしてバッファタンク42に収容された薬液を供給することもできる。
このバッファタンク42は、容積が変化しない樹脂製の容器であって、薬液ボトル10と一次側ポンプ12の吸引弁V1との間に配置され、内部には薬液導入流路15aの一端部が入り込んでいる。バッファタンク42の下部には吐出ポート42aが設けられ、吐出ポート42aとポンプ入口14aとの間には薬液導入流路15bが接続されている。バッファタンク42の上部には大気開放ポート42bが設けられ、大気開放ポート42bには大気開放バルブV10が設けられた流路43が接続されており、大気開放バルブV10を閉じた状態のもとで一次側ポンプ12を作動させると、薬液ボトル10内の薬液はバッファタンク42を介して一次側ポンプ12内に流入する。
このバッファタンク42内には、薬液ボトル10内に薬液が残っている限り薬液導入流路15aを介して薬液が満たされるようになっており、薬液ボトル10が空になったときに空の薬液ボトル10を取り外して満杯の薬液ボトル10を装填するボトル交換作業中には、バッファタンク42内の薬液を一次側ポンプ12に供給することができる。この過程では薬液ボトル10から薬液導入流路15aを通り大気が入り、バッファタンク42内の液位が低下することになる。
新たな薬液ボトル10が装填された後には、バッファタンク42内に薬液で満たすために、大気開放バルブV10が開放された状態のもとで加圧装置10aを作動して薬液ボトル10内の薬液に圧力を加えて薬液ボトル10内の薬液をバッファタンク42内に圧送する。このときには、バッファタンク42内の気体は流路43を介して外部に排出される。バッファタンク42内が薬液で満たされた後に加圧装置10aによる薬液の圧送を停止し、薬液ボトル10を大気開放するとともに大気開放バルブV10を閉じる。このようにバッファタンク42を薬液回路に設けることによって、薬液ボトル10の交換時にも薬液を塗布ノズル11から吐出することができる。
図10は図9に示される薬液供給装置の他の実施の形態を示す薬液回路図である。薬液回路の最上流側に配置される薬液ボトル10の数メートルほど上方に塗布ノズル11が設けられる場合がある。このとき、一次側ポンプ12のみで薬液ボトル10内の薬液を吸い上げるようにすると、ポンプの負荷が過大となってしまう。この場合には図10に示されるように、一次側ポンプ12に加えて、中継用の補助ポンプ44を設けることにより各ポンプの負荷を抑制することができる。ここで、補助ポンプ44により吸い上げられた薬液を下流側のポンプ、例えば一次側ポンプ12により吸い上げられるまで一時的に収容するために補助タンク45が配置されている。この補助タンク45としては、可撓性タンク20と同様のタンクを用いることができる。
図11は図9に示される薬液供給装置の他の実施の形態を示す薬液供給回路図であり、図12は図11に示されるバッファタンクの内部構造を示す概略断面図である。なお、図11および図12においては、上述した部材と共通する部材には同一の符号が付されている。
バッファタンク46は、図12に示すように、薬液ボトル10により圧送される薬液量に応じて膨張し、一次側ポンプ12により吸引される薬液量に応じて収縮するバッファタンク室47と、バッファタンク室47を収容し大気開放ポート48を介して内外に連通する圧力室49とを有している。
バッファタンク室47は、可撓性チューブ50と、可撓性チューブ50が装着されるアダプタ部51a,51bとにより区画形成されている。可撓性チューブ50の一端部はアダプタ部51bに形成された排気ポート54に開口しており、他端部はアダプタ部51aに形成された一次側ポート52及び二次側ポート53に開口している。排気ポート54には脱気弁V11が設けられた排気流路54aが接続されている。
圧力室49はアダプタ部51a,51bとこれらに固定され大気開放ポート48が形成された密閉部51cとにより区画形成されており、大気開放ポート48には大気開放バルブV12が設けられた大気導入流路55が接続されている。バッファタンク46にはバッファタンク室47に収容された薬液量を可撓性チューブ50の変形に基づいて検出するセンサ56が設けられている。
薬液導入流路15aには切換バルブV13が設けられている。薬液ボトル10には薬液ボトル10に収容された薬液量を検出するセンサ10bが設けられており、薬液ボトル10を交換するタイミングが判断できるようになっている。
このバッファタンク室47内には、薬液ボトル10内に薬液が残っている限り薬液導入流路15aを介して薬液が満たされるようになっており、薬液ボトル10が空になったときに空の薬液ボトル10を取り外して満杯の薬液ボトル10を装填するボトル交換作業中には、切換バルブV13を閉じてバッファタンク室47内の薬液を一次側ポンプ12に供給することができる。この過程では、大気開放ポート48から外気を導入することにより可撓性チューブ50はチューブ自体の弾性力により収縮するとともに、一次側ポンプ12が吸入することにより収縮しバッファタンク室47の容積が小さくなる。また、大気開放ポート48から圧力を加えることにしても良い。
新たな薬液ボトル10が装填された後には、バッファタンク室47内に薬液を満たすために、大気開放バルブV12が開放された状態のもとで加圧装置10aを作動して薬液ボトル10内の薬液に圧力を加えて薬液ボトル10内の薬液をバッファタンク室47内に圧送する。このときには、圧力室49内の気体は流路55を介して外部に排出される。センサ58によりバッファタンク室47内が薬液で満たされたことが検出されると、加圧装置10aによる薬液の圧送を停止するとともに大気開放バルブV12を閉じる。
大気開放バルブV12を閉じておくと、圧力室49内の圧力を一定に保つため可撓性チューブ50の収縮が阻止され、バッファタンク室47の容積は一定に保持される。このようにバッファタンク46を薬液回路に設けることによって、薬液ボトル10の交換時にも薬液を塗布ノズル11から吐出することができる。しかも、図11に示す場合には、ボトル交換時にはバッファタンク室47内の薬液は、可撓性チューブ50が収縮するので空気に触れることがなく、薬液の清浄度を損なうことがない。
本発明は前記実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、前記実施の形態においては、薬液供給装置をウエハにフォトレジスト液を塗布するために使用した場合について説明したが、これに限られることなく種々の液体を供給するために本発明を適用することが可能であり、特に、空気に接触することで変質し易い薬液をフィルタ17で濾過して吐出する場合に有効に用いることができる。
可撓性チューブ28a,50の形状は断面円形状のものに限られることなく、例えば図13(A)〜図13(C)に示されるような断面異形状のものを使用することもできる。可撓性チューブ57は流入側の固定端部58aと流出側の固定端部58bとを有し、これらの間には弾性変形部59が設けられている。弾性変形部59には凸形弧状部59aが設けられ、この凸形弧状部59aは円周方向にほぼ120°毎に等間隔に設けられた3つの頂点部59bをそれぞれ変形中心とし頂点部59bに接する仮想円Sの曲率よりも小さい曲率で外方に向けて凸状に湾曲している。それぞれの凸形弧状部59aの円周方向相互間には凹形弧状部59cが連なっており、凹形弧状部59cは外方に向けて凹状に湾曲している。
図13(B)は膨張した状態の弾性変形部を示す断面図であり、図13(C)は収縮した状態の弾性変形部を示す断面図である。図示するように、弾性変形部59の膨張収縮時にはそれぞれの凸形弧状部59aが円周方向に弾性変形し、凹形弧状部59cが半径方向に弾性変形する。このように、弾性変形部59の断面形状を三つ葉形とすると、変形前後における断面積の差を大きくすることができるので、容積可変室29やバッファタンク室47に収容したい薬液量の変更に柔軟に対応することができるとともに、小さい外形寸法で最大容積が大きなタンクを実現できる。収縮変形時には頂点部59bが径方向に変位することなく、頂点部59bを屈曲中心としてそれぞれの凸形弧状部59aが円周方向に折れ曲がるように変形することから、大きな圧力を加圧室39や圧力室49に加えることなく、弾性変形部59を変形させることができる。また、液を流入させるのに必要な力が小さいため、ポンプなどの負担を小さくすることができる。
吸引弁V1〜切換バルブV13としては、電気信号により作動する電磁弁、又は空気圧により作動するエアオペレートバルブ、逆止弁などを用いることができる。
(A)は本発明の一実施の形態である薬液供給装置の概略を模式的に示す薬液回路図であり、(B)は同図(A)に示す薬液供給装置の変形例を模式的に示す薬液回路図である。 図1(A)に示す薬液供給装置の変形例を模式的に示す薬液回路図である。 (A),(B)はそれぞれ可撓性タンクの内部構造を示す概略断面図である。 (A),(B)は図3に示す可撓性タンクの変形例を示す概略断面図である。 図1(A)に示す薬液供給装置の他の変形例を模式的に示す薬液回路図である。 図5に示される可撓性タンクの内部構造を示す概略断面図である。 図1(A)に示す薬液供給装置の他の変形例を模式的に示す薬液回路図である。 図7に示される可撓性タンクの内部構造を示す概略断面図である。 可撓性タンクの配置関係を説明するための薬液回路図である。 図9に示される薬液供給装置の他の実施の形態を示す薬液回路図である。 図9に示される薬液供給装置の他の実施の形態を示す薬液回路図である。 図11に示されるバッファタンクの内部構造を示す概略断面図である。 (A)は他の実施の形態である可撓性チューブの変形例を示す斜視図であり、(B)は膨張した状態の弾性変形部を示す断面図であり、(C)は収縮した状態の弾性変形部を示す断面図である。
符号の説明
10 薬液ボトル
10a 加圧装置
10b センサ
11 塗布ノズル
12 一次側ポンプ
13 二次側ポンプ
14 ポンプ室
15 薬液導入流路
17 フィルタ
20 可撓性タンク
21 一次側ポート
22 二次側ポート
23 ポンプ室
26 センサ
27a,27b アダプタ部
27c 連結部
27d,27e,27f アダプタ部
27g 連結部
28 可撓性膜
28a,28b 可撓性チューブ
28c ベローズ
29 容積可変室
30 光電センサ
32 排気ポート
34 アダプタ部
36 圧力ポート
37 密閉部
39 加圧室
40 流体供給源
42 バッファタンク
42a 吐出ポート
42b 大気開放ポート
44 補助ポンプ
45 補助タンク
46 バッファタンク
47 バッファタンク室
48 大気開放ポート
49 圧力室
50 可撓性チューブ
51a アダプタ部
51c 密閉部
52 一次側ポート
53 二次側ポート
54 排気ポート
56 センサ
57 可撓性チューブ
58a,58b 固定端部
59 弾性変形部
59a 凸形弧状部
59b 頂点部
59c 凹形弧状部
S 仮想円
V1 吸引弁
V2 吐出弁
V3 開閉弁
V4 脱気弁
V5 吸引弁
V6 吐出弁
V7 サックバックバルブ
V8 塗布ノズル開閉弁
V9 脱気弁
V10 大気開放バルブ
V11 脱気弁
V12 大気開放バルブ
V13 切換バルブ

Claims (10)

  1. 薬液を収容する薬液ボトル、当該薬液ボトル内の薬液を吸引する一次側ポンプ、当該一次側ポンプから吐出された薬液を濾過するフィルタ、および当該フィルタにより濾過された薬液を塗布ノズルに向けて供給する二次側ポンプを有する薬液回路に用いられ、前記フィルタを通過して前記二次側ポンプに供給される薬液を収容する可撓性タンクであって、
    一端部が第1のアダプタ部に装着され、他端部が前記第1のアダプタ部に連結された第2のアダプタ部に装着され、内部に容積可変室が区画形成された可撓性チューブを有し、
    前記フィルタを通過した薬液が流入する一次側ポートと、前記二次側ポンプに薬液を流出する二次側ポートとを前記アダプタ部に前記容積可変室に開口して形成し、
    前記可撓性チューブは、円周方向にほぼ等間隔の3つの頂点部をそれぞれ変形中心とし前記頂点部に接する仮想円の曲率半径よりも小さい曲率半径で外方に向けて凸状に湾曲した凸形弧状部と、それぞれの前記凸形弧状部の円周方向相互間に連なって外方に向けて凹状に湾曲した凹形弧状部とを備えた弾性変形部を有し、
    前記可撓性チューブのそれぞれの前記凸形弧状部が円周方向に弾性変形し、前記凹形弧状部が半径方向に弾性変形し、前記一次側ポートから流入する薬液の容積に応じて膨張し前記二次側ポートから流出する薬液の容積に応じて収縮することを特徴とする可撓性タンク。
  2. 請求項1に記載の可撓性タンクにおいて、膨張収縮する前記可撓性チューブ径方向の変形をセンサで検出することによって、前記容積可変室に所定量の薬液を収容していることを判定することを特徴とする可撓性タンク。
  3. 請求項1又は2に記載の可撓性タンクにおいて、それぞれの前記アダプタ部固定されて前記可撓性チューブが収容される密閉部と前記可撓性チューブとにより加圧室を区画形成し、前記密閉部に設けられた圧力ポートから前記加圧室内に所定の流体圧力を供給することを特徴とする可撓性タンク。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の可撓性タンクにおいて、前記第1のアダプタ部に前記一次側ポートを設け、前記第2のアダプタ部に前記二次側ポートを設けることを特徴とする可撓性タンク。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の可撓性タンクにおいて、前記可撓性チューブを垂直に配置し、前記可撓性チューブの下端部に設けられる前記第1のアダプタ部に前記容積可変室に開口する前記一次側ポートと前記二次側ポートとを設け、前記可撓性チューブの上端部に設けられる前記第2のアダプタ部に前記容積可変室に開口する排気ポートを設けることを特徴とする可撓性タンク。
  6. 薬液を収容する薬液ボトル、当該ボトル内の薬液を吸引する一次側ポンプ、当該一次側ポンプから吐出された薬液を濾過するフィルタ、及び当該フィルタにより濾過された薬液を塗布ノズルに向けて供給する二次側ポンプを有する薬液供給装置であって、
    前記フィルタを通過して前記二次側ポンプに供給される薬液を収容する可撓性タンクを有し、
    前記可撓性タンクは、一端部が第1のアダプタ部に装着され、他端部が前記第1のアダプタ部に連結された第2のアダプタ部に装着され、内部に容積可変室が区画形成された可撓性チューブを有し、前記フィルタを通過した薬液が流入する一次側ポートと、前記二次側ポンプに薬液を流出する二次側ポートとを前記アダプタ部に前記容積可変室に開口して形成し、
    前記可撓性チューブは、円周方向にほぼ等間隔の3つの頂点部をそれぞれ変形中心とし前記頂点部に接する仮想円の曲率半径よりも小さい曲率半径で外方に向けて凸状に湾曲した凸形弧状部と、それぞれの前記凸形弧状部の円周方向相互間に連なって外方に向けて凹状に湾曲した凹形弧状部とを備えた弾性変形部を有し、
    前記可撓性チューブのそれぞれの前記凸形弧状部が円周方向に弾性変形し、前記凹形弧状部が半径方向に弾性変形し、前記可撓性チューブが前記一次側ポートから流入する薬液の容積に応じて膨張し前記二次側ポートから流出する薬液量の容積に応じて収縮することを特徴とする薬液供給装置。
  7. 請求項6記載の薬液供給装置において、前記第1のアダプタ部に前記一次側ポートを設け、前記第2のアダプタ部に前記二次側ポートを設けることを特徴とする薬液供給装置。
  8. 請求項6記載の薬液供給装置において、前記可撓性チューブを垂直に配置し、前記可撓性チューブの下端部に設けられる前記第1のアダプタ部に前記容積可変室に開口する前記一次側ポートと前記二次側ポートとを設け、前記可撓性チューブの上端部に設けられる前記第2のアダプタ部に前記容積可変室に開口する排気ポートを設けることを特徴とする薬液供給装置。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の薬液供給装置において、前記薬液ボトルと前記一次側ポンプとの間に、前記薬液ボトルから供給される薬液を収容するバッファタンクを設け、
    当該バッファタンクは、一端部が第1のアダプタ部に装着され、他端部が前記第1のアダプタ部に密閉部を介して連結された第2のアダプタ部に装着され、内部にバッファタンク室が区画形成された可撓性チューブを有し、
    前記密閉部内に前記可撓性チューブの外側との間で区画形成される圧力室に連通する大気開放ポートを前記密閉部に形成し、
    前記薬液ボトルからの薬液が流入する一次側ポートと、前記一次側ポンプに薬液を流出する二次側ポートとを前記アダプタ部に前記バッファタンク室に開口して形成し、
    前記大気開放ポートを閉じた状態では前記バッファタンク室の容積が一定に保持され、前記大気開放ポートを開放した状態では収容される薬液量に応じて前記バッファタンク室が膨張収縮することを特徴とする薬液供給装置。
  10. 請求項8記載の薬液供給装置において、前記薬液ボトル、前記一次側ポンプ、前記フィルタ、及び前記二次側ポンプよりも高い位置に前記可撓性タンクを設置することを特徴とする薬液供給装置。
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