JP4509516B2 - フッ素ゴム系シール材用組成物及びフッ素ゴム系シール材 - Google Patents
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Description
(a)パーフロロメトキシメトキシエチルビニルエーテル成分単位 10〜25モル%、
(b)フッ化ビニリデン成分単位 60〜80モル%、
(c)四フッ化エチレン成分単位 5〜20モル%、
(d)六フッ化プロピレン成分単位 0〜10モル%、
及び
(e)架橋部位用として少量の臭素化および/またはヨウ素化不飽和フロロ炭化水素成分単位((a)〜(d)の合計を100モル%とする)
であるフッ素ゴムと、
該フッ素ゴム100重量部に対して、
金属化合物を2重量部以上と、
有機過酸化物を0.5〜6重量部と、
多官能性モノマーを1〜10重量部と
を含有することを特徴としている。
<フッ素ゴム系シール材用組成物>
本発明に係るフッ素ゴム系シール材用組成物(シール材用組成物、組成物等とも言う。)は、以下に詳述する過酸化物架橋可能なフッ素ゴムと、金属化合物(腐食防止剤、受酸剤)と、有機過酸化物と、多官能性モノマーとを含有している。
<過酸化物架橋可能なフッ素ゴム>
本発明で用いられる過酸化物架橋可能なフッ素ゴムは、測定・算出法:F19NMR法により求められるフッ素含有量が64 重量%以上、好ましくは65〜68重量%であり
、含臭素および/または含ヨウ素化合物に由来する架橋部位を有しており、
このようなフッ素ゴム(含フッ素共重合体)は、該共重合体中に(a)パーフロロメトキシメトキシエチルビニルエーテル(PMMEVE):「CF3O−CF2O−C2F4−O−CF=CF2」から誘導される成分単位(以下、単に、パーフロロメトキシメトキシエ
チルビニルエーテル(PMMEVE)成分単位などと略称する。他の成分についても以下同様に略称する。)を10〜25モル%、好ましくは13〜22モル%と、(b)フッ化ビニリデン(VdF)成分単位を60〜80モル%、好ましくは65〜75モル%と、(c)四フッ化エチレン(TFE)成分単位を5〜20モル%、好ましくは12〜18モル%で含み、および(d)六フッ化プロピレン(HFP)成分単位を必要により0〜10モル%、この六フッ化プロピレン成分単位を含む場合には、好ましくは0.5〜8モル%の量(これら共重合成分単位(a)〜(d)の合計:100モル%)で、及び、
上記含フッ素共重合体中の共重合成分単位の合計((a)+(b)+(c)+(d))100モル%に対して、架橋部位用として(e)臭素化および/またはヨウ素化不飽和フロロ炭化水素成分単位を少量で、例えば、共重合成分単位であるPMMEVE、VdF、TFE、HFPの各成分単位の合計100モルあたり、架橋部位用成分単位である臭素化および/またはヨウ素化不飽和フロロ炭化水素成分単位を0.01〜3モルの量で、含有してなる含フッ素共重合体である。
フッ化ビニリデン(VdF)成分単位含量が上記範囲を上回ると得られるシール材は耐燃料油性が悪化する傾向があり、また下まわると耐寒性が悪化する傾向があり、また、
フッ素ゴムを形成する際に用いられるフッ素ゴム系シール材用組成物中あるいは含フッ素共重合体中の四フッ化エチレン(TFE)成分単位含量が上記範囲を上回ると耐寒性が
悪化する傾向があり、また下まわると耐燃料油性が悪化する傾向があり、また、
必要により用いられる六フッ化プロピレン(HFP)成分単位含量が特に上記範囲を上回るとシール材の耐寒性が悪化する傾向がある。
加工上10〜120、好ましくは20〜80であることが望ましいが、特に制限はない。
金属化合物は、腐食防止剤と受酸剤としての機能を有し、該金属化合物としては、水酸化カルシウム、酸化亜鉛、ハイドロタルサイト、酸化マグネシウム等が挙げられる。本発明では、これらの金属化合物は、1種または2種以上混合するなど、1種または2種以上組み合わせて使用することができる。
<有機過酸化物>
有機過酸化物としては、一般にゴムに使用可能なものであれば特に制限なく使用でき、過酸化物架橋可能なフッ素ゴム(FKM)100重量部に対して、通常0.5〜6重量部、好ましくは1〜5重量部の量で用いられる。
多官能性モノマーとしては、一般にゴムに使用可能なものであれば、特に制限なく使用でき、過酸化物架橋可能なフッ素ゴム(FKM)100重量部に対して、通常1〜10重量部、好ましくは2〜8重量部の量で用いられる。
種または2種以上組み合わせて用いることができる。
瀝青質微粉末としては、石炭を粉砕し、平均粒径φ10μm以下(通常φ1〜10μm)、好ましくは3〜8μmに微粉末化したものを使用でき、必要によりこの瀝青質微粉末を用いる場合には、過酸化物架橋可能なフッ素ゴム(FKM)100重量部に対して、通常2〜40重量部、好ましくは5〜30重量部の量で用いられる。この瀝青質微粉末の平均粒径φが上記範囲を超え、特に10μmを超えると、ゴムの破断強度(TB)または破断伸び(EB)が小さく実用レベルの補強性がみられない。
などが挙げられる。
<偏平状充填剤>
偏平状充填剤は、自動車燃料用フッ素ゴム系シール材中にあって、シール材料の燃料遮蔽性の向上に寄与し、燃料の蒸散を一層抑制することが可能になる。
<その他の配合成分>
ゴム組成物中には、以上の必須成分以外に、ゴムの配合剤として、カーボンブラック、ホワイトカーボンなどの補強剤;
上記形状(平均粒径、アスペクト比)の偏平充填剤以外のタルク、クレー、グラファイト、珪酸カルシウムなどの充填剤;
ステアリン酸、パルミチン酸、パラフィンワックスなどの加工助剤;
老化防止剤;可塑剤;
など、ゴム工業で一般的に使用されている配合剤が、必要に応じて適宜添加されて用いられる。
<架橋(加硫)>
架橋(加硫)成形体であり、特に、自動車燃料用フッ素ゴム系シール材に代表される用途に好適に使用されるフッ素ゴム系シール材(単に、シール材とも言う。)を調製するには、圧縮成型、移送成型、射出成型、押出成型、カレンダー成型等の一般のゴム成型法を適宜利用でき、例えば、上記フッ素ゴム系シール材用組成物(配合物)を、射出成形機、圧縮成形機、加硫プレスなどを用いて、通常、150〜200℃で3〜60分程度加熱(一次加硫)する。さらに、必要に応じて、加熱オーブンなどを用いて、通常、150〜250℃程度で1〜24時間程度加熱(二次加硫)してもよい。なお、上記加硫は、必要により、加圧下に行ってもよく、また上記組成物を、所定の型内に充填して行ってもよい。
<シール材の用途>
このようにして得られるシール材は、加硫成形品であり、耐燃料油性と耐寒性にバラン
ス良く優れ、耐熱性等にも優れているため、その好適な用途としては、燃料インジェクター(燃料噴射装置、特に電磁弁型燃料噴射装置)、燃料ポンプ、燃料タンク、燃料配管などにおける、燃料あるいはその気体と接触する部位に使用されるスクィーズパッキン(例:O−リング、X−リング、D−リング、角リングなど。)その他のパッキン(例:Uパ
ッキン、Vパッキン、Lパッキン、Jパッキンなどのリップパッキン)、ダイヤフラム、
ライニング、ロール、オイルシール等が挙げられる。
[発明の効果]
本発明のフッ素ゴム系シール材、特に自動車燃料用フッ素ゴム系シール材は、上記フッ素ゴム系シール材用組成物、好ましくは上記自動車燃料用フッ素ゴム系シール材用組成物を加硫(架橋)してなり、常態物性(硬さ、引張強さ、伸び)は元より、耐熱性、耐寒性、耐燃料油性(特に耐含酸素燃料油性)にバランス良く優れ、自動車燃料用シール材料として好適に用いることができる。
[実施例]
以下、本発明に係るフッ素ゴム系シール材用組成物、特に自動車燃料用フッ素ゴム系シール材用組成物および、フッ素ゴム系シール材、特に自動車燃料用フッ素ゴム系シール材について、実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明は、かかる実施例により何ら限定されるものではない。
<試験方法>
[低温シール試験(A)]
図2は、低温シール試験(A)に用いた治具の断面模式図である。この低温試験用治具10は、下部治具2と、その上面にセットされる上部治具1とからなる。下部治具2の上面2aには、平面リング状の溝4が設けられており、該溝内には、「P−24 O−リング
」3が嵌着されている。また、上部治具1には、上下に貫通する孔5が設けられ、孔5内の下部5aには、フッ素系不活性液体(商品名「フロリナート(R)」、米国3M社製)aが入れられ、その液体aの下面は下部治具2の上面2aと接し封止されている。また、上記液体aの上方には、液体aを加圧可能にプレス6が配設されている。
[燃料シール試験]
燃料シール試験も、図2に示す治具を用いて行う。
[腐食試験]
SPCC板(JISG3141に規定された冷間圧延鋼板、寸法:縦5cm×横2cm×2mm(厚))にゴム試験片(寸法:縦3cm×横1cm×2mm(厚))を挟み、燃料油C/メタノール=50/50vol%の混合燃料にAggressive solution(水、塩酸、硫酸ナトリウム混合溶液)を2vol%添加した混合燃料中で100℃、168時間放置後、試料(ゴム試験片)を取り出し、SPCCとゴムが接触していた部分を観察し腐食の有無を確認する。
[燃料透過試験]
図3に示す治具50にて燃料透過試験を行った。
(イ−1)FKM(A1):
(a1)パーフロロメトキシメトキシエチルビニルエーテル成分単位16mol%、
(b1)フッ化ビニリデン成分単位73mol%、
(c1)四フッ化エチレン成分単位11mol%、
(d1)六フッ化プロピレン成分単位0mol%、及び
架橋部位用としてヨウ素化不飽和フロロ炭化水素成分単位を約0.5mol%((a1)〜(d1)の合計100モルあたり0.5mol)の量で共重合されている含フッ素共重合体(未架橋フッ素ゴム)、フッ素含有量66重量%)、ムーニー粘度(JIS K6
300準拠、ML1+10,121℃)105。
(イ−2)FKM(A2):
デュポンダウエラストマー社製ポリマー「GLT505」(成分単位組成がフッ化ビニリデン、4フッ化エチレン、パーフロロ(メチルビニルエーテル)の共重合体であって、さらに架橋部位用として臭素化および/またはヨウ素化不飽和フロロ炭化水素成分単位を有している含フッ素共重合体。フッ素含量64%)
(イ−3)FKM(A3):
デュポンダウエラストマー社製ポリマー「GFLT501」(成分単位組成がフッ化ビニリデン、4フッ化エチレン、パーフロロ(メチルビニルエーテル)の共重合体であって
、さらに架橋部位用として臭素化および/またはヨウ素化不飽和フロロ炭化水素成分単位を有している含フッ素共重合体、フッ素含量67%)
(ロ)N990カーボン:
Cancarb製、Thermax N990
(ハ)瀝青質微粉末:
平均粒径φ6μm、Keystone Filler & Mfg製、「Mineral Black 325BA」
FKM(A1) 100重量部、
N990カーボン 40重量部、
水酸化カルシウム(金属化合物として) 5重量部、
2,5ジメチル2,5ジ(第3ブチルパーオキシ)ヘキサン 1重量部、
トリアリルイソシアヌレート 3重量部。
[比較例1]
実施例1において、FKM(A1)に代えて、FKM(A2)すなわち、デュポンダウ
エラストマー社製ポリマー「GLT505」(成分単位組成がフッ化ビニリデン、4フッ化エチレン、パーフロロ(メチルビニルエーテル)の共重合体であって、さらに架橋部位用として臭素化および/またはヨウ素化不飽和フロロ炭化水素成分単位を有している含フッ素共重合体。フッ素含量64%)に変更した以外は、実施例1と同様にして加硫シートおよびP−24サイズのOリングを得た。
[比較例2]
実施例1において、FKM(A1)に代えて、FKM(A3)すなわち、デュポンダウエラストマー社製ポリマー「GFLT501」(成分単位組成がフッ化ビニリデン、4フッ化エチレン、パーフロロ(メチルビニルエーテル)の共重合体であって、さらに架橋部位用として臭素化および/またはヨウ素化不飽和フロロ炭化水素成分単位を有している含フッ素共重合体。フッ素含量67%)に変更した以外は、実施例1と同様にして加硫シートおよびP−24サイズのOリングを得た。
[比較例3]
実施例1において、水酸化カルシウム量を1重量部に変えた以外は実施例1と同様にして加硫シートおよびP−24サイズのOリングを得た。
[比較例4]
実施例1において、2,5ジメチル2,5ジ(第3ブチルパーオキシ)ヘキサン量を0.3重量部に変更したところ、成形時、架橋密度が上がらなかった。
[比較例5]
実施例1において、2,5ジメチル2,5ジ(第3ブチルパーオキシ)ヘキサン量を8重量部に変更したところ、加硫時に発泡し正常な試験片が得られなかった。
[比較例6]
実施例1において、トリアリルイソシアヌレート量を0.5重量部に変更したしたところ、成形時、架橋密度が上がらず正常な試験片が得られなかった。
[比較例7]
実施例1において、トリアリルイソシアヌレート量を12重量部に変更した以外は実施例1と同様にして加硫シートおよびP−24サイズのOリングを得た。
[比較例8]
実施例1において、N990カーボン量を10重量部に変更し、瀝青質微粉末を50重量部の量で添加したところ、配合物(組成物)の粘度が高すぎて、混練できなかった。
[比較例9]
実施例1において、N990カーボン量を10重量部に変更し、偏平状グラファイトを50重量部の量で添加したところ、配合物(組成物)の粘度が高すぎて、混練できなかった。
[低温シール性試験(B)]
上記実施例で得られたO−リング、および従来のO−リングについて、図4に示す低温シール性試験装置に組み込んで、その低温シール性能を試験した。
(a)試験用O−リング:内径7.5mm×線径5.5mm。
(b)試験条件:
温度:−30℃、−33℃、−35℃、−37℃、−40℃、−43℃、−45℃、−47℃、−50℃。
(c)方法:図4に示す低温シール性測定用治具80に、バックアップリング63および試験用試料(O−リング)64を組み込み、上記各試験条件(温度、圧力)で3分間加圧後、常圧に戻し、試験時と同じ温度で1時間放置した後に、媒体の漏れを目視により確認し
た。
上記実施例で得られたO−リング、および従来のO−リングについて、常態での硬度(Hw)を求めた。
この表3によれば、何れの浸漬液に対しても、従来のO−リングに比して、本発明のO−リングは、体積変化率の絶対値が小さく、耐性があることが分かる。
2・・・・・・下部治具
2a・・・・・・下部治具の上面
3・・・・・・「P−24」Oリング
4・・・・・・平面リング状の溝
5・・・・・・貫通孔
5a・・・・・・孔内の下部
6・・・・・・プレス
10・・・・・・低温試験用治具
a・・・・・・フッ素系不活性液体(商品名「フロリナートFC77(R)」、米国3M社製)
b・・・・・・燃料油C
20・・・・・・上部が開口した容器状治具
30・・・・・・ゴム試験片
40・・・・・・上部治具
50・・・・・・燃料透過試験用治具
Claims (9)
- フッ素含有量が64重量%以上で、含臭素および/または含ヨウ素化合物に由来する架橋部位を有し、過酸化物架橋可能な共重合体であり、その共重合体の成分単位組成が、
(a)パーフロロメトキシメトキシエチルビニルエーテル成分単位 10〜25モル%、(b)フッ化ビニリデン成分単位 60〜80モル%、
(c)四フッ化エチレン成分単位 5〜20モル%、
(d)六フッ化プロピレン成分単位 0〜10モル%((a)〜(d)の合計を100モル%とする)、
及び
(e)架橋部位用として、(a)〜(d)の合計を100モルとするとき、0.01〜3モルの量の臭素化および/またはヨウ素化不飽和フロロ炭化水素成分単位
であるフッ素ゴムと、
該フッ素ゴム100重量部に対して、
水酸化カルシウム、酸化亜鉛、ハイドロタルサイトおよび酸化マグネシウムからなる群から選択される少なくとも1種の金属化合物を2〜15重量部と、
有機過酸化物を0.5〜6重量部と、
トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート、トリアリルトリメリテート、トリメチロールプロパントリメタクリレートおよびN,N'−m−フェニレンビスマレイ
ミドからなる群から選択される少なくとも1種の多官能性モノマーを1〜10重量部と
を含有することを特徴とするフッ素ゴム系シール材用組成物。 - 上記フッ素ゴム系シール材用組成物が、燃料油、潤滑油、作動油等の油類;芳香族炭化水素;脂肪族炭化水素;アルコールのうちの何れかの収容物のシール材形成用として用いられる、請求項1に記載のフッ素ゴム系シール材用組成物。
- 上記フッ素ゴム系シール材用組成物が、自動車燃料用フッ素ゴム系シール材形成用として用いられる、請求項1に記載のフッ素ゴム系シール材用組成物。
- さらに、石炭を粉砕し、平均粒径φ10μm以下に微粉末化した瀝青質微粉末を上記フッ素ゴム(FKM)100重量部あたり2〜40重量部の量で含有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のフッ素ゴム系シール材用組成物。
- さらに、クレー、マイカ、グラファイトおよび二酸化モリブデンからなる群から選択される少なくとも1種の偏平状充填剤であって、平均粒子径φが0.5〜50μm、アスペクト比が3以上である該扁平状充填剤を上記フッ素ゴム(FKM)100重量部あたり2〜40重量部の量で含有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のフッ素ゴム系シール材用組成物。
- 上記請求項1〜5の何れかに記載のフッ素ゴム系シール材用組成物を架橋してなるフッ素ゴム系シール材。
- 上記フッ素ゴム系シール材が、燃料油、潤滑油、作動油等の油類;芳香族炭化水素;脂肪族炭化水素;アルコールのうちの何れかの収容物のシール材用として用いられる、請求項6に記載のフッ素ゴム系シール材。
- 上記フッ素ゴム系シール材が、自動車燃料用フッ素ゴム系シール材用として用いられる、請求項6に記載のフッ素ゴム系シール材。
- 請求項6〜8の何れかに記載のフッ素ゴム系シール材を用いてなるスクィーズパッキン。
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