JP2009117063A - 燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、燃料電池セルシールの成形過程で、エアーベント部により形成されるバリを架橋させ、燃料電池ガスケットの剥がれを防止することで、燃料電池セルシールの品質、生産性などを向上させることができる、燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物の提供を目的としている。
【解決手段】フッ素含有量が64重量%以上で、含臭素および/または含ヨウ素化合物に由来する架橋部位を有する、過酸化物架橋可能な含フッ素ゴム(A)と、該含フッ素ゴム(A)100重量部に対して、有機過酸化物(B)を0.3〜6重量部と、多官能基モノ
マー(C)を1〜10重量部とを含有し、かつ該含フッ素ゴム(A)が、含フッ素オレフィンの少なくとも1種以上と、炭素数4〜10の含フッ素ジエンの少なくとも1種以上とを含み、かつ、該含フッ素オレフィンの合計100重量部に対して、該炭素数4〜10の含フッ素ジエンの合計0.01〜10重量部の範囲である、ことを特徴とする燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物を加硫成形することで、セルシールの成形過程でエアーベント部により形成されるバリを架橋させて、ゴムの剥がれを防止することでき、燃料電池セルシールの品質および生産性を向上させることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物ならびに該組成物を用いた燃料電池セルシールに関する。詳しくは、本発明は、燃料電池セルシールの品質、生産性などを向上させ得る燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物、ならびにその組成物を架橋してなる燃料電池ガスケットを有する燃料電池セルシールに関する。
燃料電池セルシールの成形にあたっては、燃料電池ガスケットを成形した後、樹脂フィルムやカーボンセパレータへ接着剤を使用して燃料電池ガスケットを貼り付ける方法や、燃料電池ガスケットと、樹脂フィルムやカーボンセパレータとを一体成形する方法などが知られているが、品質・工数の観点から一体成形法が好ましい。
また、燃料電池セルシールは、耐熱性、耐油性、耐液性(水、酸)および低ガス透過性など総合的な物性を勘案すると、フッ素系ゴムを含む組成物をパーオキサイドで架橋してなる燃料電池ガスケットを有する方が好ましい(特許文献1〜3参照)。ここで、燃料電池ガスケットは、細長く迷路のように延びているため、一箇所から、ガスケット内に液状のフッ素系ゴムを含む組成物を充填することは非常に困難である。そこで、燃料電池ガスケット形成前のキャビティには、複数箇所に開設された組成物充填のためのゲートと、ゲートから充填された組成物同士が合流する位置に、残存エアーや揮発ガスの混入による成形不良を防止するためのエアーベントが形成されており、架橋後の燃料電池ガスケットにおいてもそのままエアーベントが形成され、「バリ」となる。
一体成形法により燃料電池セルシールを製造する場合において、パーオキサイドにて架橋したフッ素系ゴムを燃料電池ガスケットに用いると、上記バリが未架橋となり、粘着性を有することになり、樹脂フィルムやカーボンセパレータから、燃料電池ガスケットの剥がれが発生しやすくなる。なお、ポリオールにて架橋したフッ素系ゴムを燃料電池ガスケットに用いた場合、このような問題は起こらないが、パーオキサイドにて架橋したフッ素系ゴムより耐酸性が悪い。
特開2005−243327号公報 特開2004−250520号公報 特開2005−140196号公報
本発明は、上記のような従来技術に伴う問題を解決しようとするものであって、燃料電池セルシールの成形過程で、エアーベント部により形成されるバリを架橋させ、樹脂フィルムやカーボンセパレータから燃料電池ガスケットの剥がれを防止することで、燃料電池セルシールの品質、生産性などを向上させることができる、燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物の提供を目的としている。
また、生産性に優れた、燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物を架橋してなる燃料電池ガスケットを有する燃料電池セルシールの提供を目的としている。
本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意研究した結果、燃料電池セルシールの品質、生産性を向上させるためには、フッ素ゴムの重合段階において含フッ素オレフィンの他に、含フッ素ジエンを加えることにより、あらかじめ架橋構造を有し、かつ常圧架橋性を付与した含フッ素ゴムと、有機過酸化物および多官能基モノマーとを含有する燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物を、燃料電池セルシールに用いることが有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物は、
フッ素含有量が64重量%以上で、含臭素および/または含ヨウ素化合物に由来する架橋部位を有する、過酸化物架橋可能な含フッ素ゴム(A)と、
該含フッ素ゴム(A)100重量部に対して、有機過酸化物(B)を0.3〜6重量部
と、多官能基モノマー(C)を1〜10重量部とを含有し、かつ
該含フッ素ゴム(A)が、含フッ素オレフィンの少なくとも1種以上と、炭素数4〜10の含フッ素ジエンの少なくとも1種以上とを含み、かつ、
該含フッ素オレフィンの合計100重量部に対して、該炭素数4〜10の含フッ素ジエンの合計0.01〜10重量部の範囲である、ことを特徴とする。
また、前記炭素数4〜10の含フッ素ジエンの少なくとも1種が、式1で表されてもよい。
(化1)
CF2=CX−(Y)n−CZ=CF2 ・・・(1)
(式1中、X、Zはそれぞれ独立に、水素原子、またはフッ素原子を表し、nは0または1の整数を表し、Yは酸素原子、炭素数1〜6のジフロロメチレン基、炭素数4〜6のパーフロロシクロアルキレン基、または式2で示される二価の基を表す。);
(化2)
−O−(CF2O)x−(CF2CF2O)y−(CF2CF(CF3)O)z− ・・・(2)
(式2中、x、y、zは、0〜2の整数であり、0<x+y+z≦2を満たす。)
また、前記含フッ素オレフィンの少なくとも1種が、式3で表されてもよい。
(化3)
CF2=CXY ・・・(3)
(式3中、Xは水素原子、またはフッ素原子を表し、Yは水素原子、塩素原子、フッ素原子、トリフロロメチル基、ジフロロメチル基、炭素数1〜3のパーフロロアルコキシ基、または式4で示される基を表す。ただし、Xが水素の場合、Yも水素である。);
(化4)
−(CF2)m−COOM ・・・(4)
(式4中、mは0〜3の整数を表し、Mは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ナトリウム原子またはカリウム原子を表す。)
さらに、前記含フッ素オレフィンの少なくとも1種が、フッ化ビニリデンであってもよい。
本発明に係る燃料電池ガスケットを有する燃料電池セルシールは、前記の燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物を架橋してなることを特徴とする。
本発明に係る燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物を、燃料電池セルシールに用いることで、樹脂フィルムやカーボンセパレータから燃料電池ガスケットの剥がれを防止することができ、燃料電池セルシールの品質および生産性などを向上させることができる。また、燃料電池セルシールの品質の安定した製造が可能となる。
なお、特公昭61−31725号公告には、含フッ素オレフィンと含フッ素ジエンを含む含フッ素重合体の製法について開示されているが、上記のような、本発明の解決課題および解決手段、本発明が有する優れた効果については、何ら開示も示唆もされていない。
以下、本発明に係る燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物について具体的に説明する。
<燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物>
本発明に係る燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物は、後述する過酸化物架橋可能な含フッ素ゴム(含フッ素ゴム、あるいはFKMと称すこともある)(A)と、有機過酸化物(B)と、多官能性モノマー(C)とを含有している。
本発明の好ましい態様においては、この燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物には、さらに、カーボンブラック、ホワイトカーボン、シラン等の補強剤、瀝青質微粉末、偏平充填剤、その他の配合物(例えば、ワックス成分)などが含まれていてもよい。
<(A)含フッ素ゴム(FKM)>
本発明で用いられる含フッ素ゴム(FKM)(A)は、フッ素含有量が64重量%以上、好ましくは64〜70重量%であり、含臭素および/または含ヨウ素化合物に由来する架橋部位を有し、かつ、含フッ素ゴム中に、含フッ素オレフィンの少なくとも1種以上と、炭素数4〜10の含フッ素ジエンの少なくとも1種以上とを含み、かつ、含フッ素オレフィンの合計100重量部に対して、炭素数4〜10の含フッ素ジエンの合計0.01〜10重量部、好ましくは0.1〜5重量部、さらに好ましくは0.5〜1.5重量部の範囲にある、過酸化物架橋可能な共重合体である。
含フッ素ゴム(A)は、その重合過程において、含フッ素オレフィンが、炭素数4〜10の含フッ素ジエンなどと共に開化重合するため、三次元架橋構造をなしている。また、含フッ素ゴム(A)は、含臭素および/または含ヨウ素化合物に由来する架橋部位を有するため、常圧にて過酸化物架橋可能な共重合体でもある。
このような含フッ素ゴムと、後述する有機過酸化物および多官能基モノマーとからなる、燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物を加硫成形することで、含フッ素ゴム(A)が適度な架橋構造を有する。そのため、従来では未架橋で粘着していた、燃料電池セルシールの成形過程でエアーベント部により形成されるバリも架橋させることができる。それにより、燃料電池セルシールの形成過程において、樹脂フィルムやカーボンセパレータから燃料電池ガスケットの剥がれを防止することができるため、燃料電池セルシールの品質および生産性などを向上させることができる。また、燃料電池セルシールの品質の安定した製造も可能となる。
[炭素数4〜10の含フッ素ジエン]
炭素数4〜10の含フッ素ジエンは、構造中にフッ素原子を1つ以上有し、炭素鎖に二重結合を2つ含む、炭素数4〜10のフッ化炭化水素である。この炭素数4〜10の含フッ素ジエンは、環状構造を有していてもよく、その他の不飽和統合を有していても良い。
このような炭素数4〜10の含フッ素ジエンと、含フッ素オレフィンとを共重合させることで、共重合体は三次元架橋構造を有することができ、より堅固な架橋物を得ることができる。この架橋物(重合体)は、有機過酸化物、多官能性モノマーなどと共に、燃料電池セルシールの成形過程で発生するエアーベント部により形成される「バリ」をより堅固に架橋させることができる。そのため、燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物に含まれる、過酸化物架橋可能な含フッ素ゴムの材料に好適に用いられる。
炭素数4〜10の含フッ素ジエンとしては、少なくとも1種が下記式5で表される単量体である。
(化5)
CF2=CX−(Y)n−CZ=CF2 ・・・(5)
(式5中、X、Zはそれぞれ独立に、水素原子、またはフッ素原子を表し、nは0または1の整数を表し、Yは酸素原子、炭素数1〜4のジフロロメチレン基、1,2-パーフロロシクロブチレン基などの炭素数4〜6のパーフロロシクロアルキレン基、または下記式6で示される二価の基を表す。);
(化6)
−O−(CF2O)x−(CF2CF2O)y−(CF2CF(CF3)O)z− ・・・(6)
(式6中、x、y、zは、0〜2の整数であり、0<x+y+z≦2を満たすものを表す。)
このような炭素数4〜10の含フッ素ジエンとしては、例えば、CF2=CF−CF=
CF2、CF2=CF−(CF24−CF=CF2、CF2=CF−CH=CF2、CF2=CH−CH=CF2、CF2=CF−O−(CF22−O−CF=CF2、CF2=CF−CF2−CF=CF2、CF2=CF−O−(CF22−O−CF2−CF(CF3)−O−CF
=CF2、CF2=CF−O−CF2−CF(CF3)−O−CF2−CF(CF3)−O−CF=CF2 があげられる。
これらの含フッ素オレフィンは、1種単独であってもよく、2種以上であってもよい。
含フッ素ゴム(A)において、炭素数4〜10の含フッ素ジエンの合計が、後述する含フッ素オレフィンの合計100重量部に対して、上記範囲にあるとき、得られる燃料電池セルシールの品質および生産性が向上する傾向にある。また、上記範囲を下まわると、バリが十分に架橋しないため、品質、生産性が低下する傾向にあり、一方で、上記範囲を上回ると、ポリマー粘度の上昇による成形性の低下や、含フッ素ジエンの過剰配合によりコストアップになる傾向にある。
[含フッ素オレフィン]
含フッ素オレフィンは、構造中にフッ素原子を1つ以上有し、炭素鎖に二重結合を1つ含む、フッ化炭化水素である。
含フッ素オレフィンとしては、少なくとも1種が下記式7で表される単量体であることが望ましい。
(化7)
CF2=CXY ・・・(7)
(式7中、Xは水素原子、またはフッ素原子を表し、Yは水素原子、塩素原子、フッ素原子、トリフロロメチル基などの炭素数1〜3のパーフロロアルキル基、ジフロロメチル基、炭素数1〜3のパーフロロアルコキシ基、または下記式8で示される基を表す。ただし、Xが水素の場合、Yも水素である。);
(化8)
−(CF2)m−COOM ・・・(8)
(式2中、mは0〜3の整数を表し、Mは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ナトリウム原子またはカリウム原子を表す。)
このような含フッ素オレフィンとしては、例えば、フッ化ビニリデン、トリフロロエチレン、トリフロロクロロエチレン、四フッ化エチレン、六フッ化プロピレン、ペンタフロ
ロプロピレン、ヘキサフロロプロピレン、パーフロロアルキルビニルエーテル(例えば、パーフロロメチルビニルエーテル)、パーフロロアルコキシビニルエーテル(例えば、パーフロロエトキシビニルエーテル)があげられる。これらの含フッ素オレフィンの中では、汎用タイプであり、コストの観点から、フッ化ビニリデン、四フッ化エチレン、六フッ化プロピレンを用いることが好ましい。
これらの含フッ素オレフィンは、1種単独であってもよく、2種以上であってもよい。
[架橋サイトを有する単量体]
架橋サイトを有する単量体は、炭素数2〜8の不飽和フロロ炭化水素であり、基中に1個以上のエーテル結合を有していてもよく、末端に臭素またはヨウ素を有する化合物である。この単量体は、含フッ素ゴム(A)中の含フッ素オレフィンと炭素数4〜10の含フッ素ジエンとの合計100モル%に対して、架橋部位用として、少量、例えば、0.01〜3モル%の量の範囲で含有する。この範囲で用いれば、適度の架橋度を有し、充分な耐寒特性、耐燃料油性等のバランスの良い優れた含フッ素ゴム(A)となる傾向にある。
このような架橋サイトを有する単量体としては、例えば、1−ブロモ−2−ヨードパーフロロエタン、1−ブロモ−3−ヨードパーフロロエタンが挙げられる。
[含フッ素ゴム(A)]
含フッ素ゴム(A)は、固体または液体状であり、その分子量は、含フッ素ゴム(A)の成形加工性や機械的諸特性等を考慮して適宜決定できるが、分子量の指標としての極限粘度[η](測定法:ウベローデ粘度計での35℃における落下時間から求めたもの)が通常、0.2〜5.0dl/g、好ましくは、0.4〜3.0dl/gであることが成形加工性の点から望ましい。また、含フッ素ゴム(A)のムーニー粘度(JIS K630
0準拠、ML1+10、121℃)は、ゴム加工上、10〜120、好ましくは20〜80であるが、特に制限はない。
このような過酸化物架橋可能な含フッ素ゴム(A)は、含フッ素オレフィンの1種または2種以上、および炭素数4〜10の含フッ素ジエンの1種または2種以上を、ヨウ素化合物およびラジカル発生源の存在下、溶液、懸濁、乳化重合の形態で重合することによって製造される。
含フッ素ゴム(A)は、フッ素含有量が64重量%以上、好ましくは64〜70重量%である。フッ素含有量が上記範囲にあると、得られる燃料電池セルシールは、高遮蔽性、耐水性、低抽出性を有し、かつ低反力でのシールが可能であり、これら特性のバランスが良好となる傾向にある。含フッ素ゴム(A)中のフッ素含有量が上記範囲を下まわると、燃料電池セルシールのシール性(圧縮永久ひずみ)は良好になるが、遮蔽性、耐水性が悪化する傾向にある。また上記範囲を上回ると燃料電池セルシールの遮蔽性、耐水性は良好になるが、低反力性、シール性(圧縮永久ひずみ)が悪化する傾向にある。なお、本発明では、フッ素含有量は、F19−NMR法を用いて、重合させる各単量体のフッ素含有量(配合量)から算出している。
<(B)有機過酸化物>
有機過酸化物(B)としては、一般にゴムに使用可能なものであれば特に制限なく使用でき、含フッ素ゴム(A)100重量部に対して、0.3〜6重量部、好ましくは0.5〜5重量部用いられる。有機過酸化物の配合量が、0.3重量部未満だと十分な架橋密度
が得られず、また6重量部を超えると発泡により加硫成形物が得られず、たとえ得られたとしても、ゴム弾性、伸びが低下する。
有機過酸化物(B)としては、例えば、t-ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t-ブチルクミルパーオキサイド、1,1-ジ(t-ブチルパーオキシ)-3,3,5-トリ
メチルシクロヘキサン、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキシン-3、1,3-ジ(t-ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、2,5-ジメチル-2,5-(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t-ブチルパーオキシベンゾエート、t-ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、n-ブチル-4,4ジ(t-ブチルパーオキシ)バレレートなどがあげられる。これらの有機過酸化物(B)は、1種単独であってもよく、2種以上であってもよい。
<(C)多官能性モノマー>
多官能性モノマー(C)としては、一般にゴムに使用可能なものであれば特に制限なく使用でき、含フッ素ゴム(A)100重量部に対して、1〜10重量部、好ましくは2〜8重量部用いられる。多官能性モノマーの配合量が、1重量部未満だと十分な架橋密度が得られず、また10重量部を超えると発泡により加硫成形物が得られず、たとえ得られたとしても、ゴム弾性、伸びが低下する。
多官能性モノマー(C)としては、例えば、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート、トリアリルトリメリテート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、N,N'-m-フェニレンビスマレイミドなどがあげられる。これらの多官能性モノマー(C)は、1種単独であってもよく、2種以上であってもよい。
<その他の成分>
燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物中には、上記必須成分以外に、ゴムの配合剤として、カーボンブラック、ホワイトカーボンなどの補強剤、タルク、クレー、グラファイト、ケイ酸カルシウムなどの充填剤、ステアリン酸、パルミチン酸、パラフィンワックスなどの加工助剤、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムなどの受酸剤、老化防止剤、可塑剤などのゴム工業で一般的に使用されている配合剤が、必要に応じて適宜添加されて用いられる。
例えば、カーボンブラック(商品名:「Thermax N990」、Cancarb
製)、ホワイトカーボン等の補強剤を用いる場合には、上記含フッ素ゴム(A)100重量部に対して、通常、0.1〜20重量部、好ましくは0.1〜5重量部程度の範囲で用いられる。上記範囲を超えると、圧縮永久歪や耐ガス透過性、抽出性は良好であっても、硬さや圧縮反力が過度に大きくなり、実用上使用不可となるなどの傾向がある。
このような配合組成の燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物を得るには、上記成分を配合し、燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物が加硫(架橋)されないような温度、圧力条件、例えば、常温、常圧下に、必要により攪拌、混練等すればよい。
なお、この攪拌・混練の際には、インターミックス、ニーダー、バンバリーミキサーなどの混練機またはオープンロールなどを使用することができる。
<燃料電池セルシール>
燃料電池セルシールは、本発明に係る燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物を架橋してなる燃料電池ガスケットを有する。
燃料電池ガスケットの硬さ(デュロメータA、JIS K−6253に準拠)は、60
未満、好ましくは40〜55である。この範囲にあると、燃料電池セルシールの反力が大き過ぎず適度であり、樹脂フィルムやカーボンセパレータの破損などがなく、完全にシール可能であり、セルシールとしてのシール性等の特性に優れるため好ましい。なお、燃料電池ガスケットの硬さが60以上では、燃料電池セルシールの反力が大き過ぎて、樹脂フィルムやカーボンセパレータの破損などを生じる恐れが高く、完全にシール(密閉)が困難となり、セルシールとして不適当となる傾向にある。
<燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物の製造>
燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物の製造は、インターミックス、ニーダー、バンバリーミキサーなどの混練機、またはオープンロールなどを用いて混練することによって行われる。また、加硫は、射出成形機、圧縮成形機、加硫プレスなどを用いて、一般には150〜200℃で、3〜60分程度加熱することによって行われ、必要に応じて150〜250℃程度で1〜24時間程度加熱する二次加硫にて行われる。なお、上記加硫は、必要により、加圧下、例えば1〜500MPaにて行ってもよく、また上記組成物を、所定の型内に充填して行ってもよい。
この架橋反応では、含フッ素ゴム(A)中の臭素またはヨウ素が有機過酸化物により脱離され、その脱離部分に多官能性モノマーが、架橋物である含フッ素ゴム(A)と反応・結合して、より堅固な架橋構造を有する架橋物を形成することができる。
[実施例]
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明は、この実施例により何ら限定されるものではない。
なお、実施例及び比較例において、物性は以下のようにして試験あるいは評価した。
<試験・評価方法>
[常態物性]
1)硬さ:デュロメータAを用いて、JIS K−6253に準拠した。
2)引張り強さ(MPa):ダンベル状3号形を用いて、JIS K−6251に準拠し
た。
3)伸び(%):ダンベル状3号形を用いて、JIS K−6251に準拠した。
[耐酸性]
1)試験片を150℃、50% H3PO4 水溶液に浸し、1000時間後のフッ素ゴム表面形状について、変化がない場合を×と、ある場合を○として評価した。なお、試験片は、圧縮成形にて成形した2mmシートを使用した。
[成形性]
1)エアーベルト部の粘着なし、およびゴムの剥がれなしを○として、どちらか一方でもある場合は、×と評価した。
<含フッ素ゴム(FKM)>
(製造例1:FKM1)
フッ化ビニリデン57重量部、四フッ化エチレン23重量部、六フッ化プロピレン20重量、含フッ化ジエンとして、CF2=CF−CF=CF2を1重量部、および1−ブロモ−2−ヨードパーフロロエタン(上記フッ化ビニリデン、四フッ化エチレン、六フッ化プロピレンおよび含フッ化ジエンの合計100モル%に対して、0.5モル%)を、ヨウ素化合物およびラジカル発生源の存在下、乳化重合によって、含フッ素ゴム(FKM1)を得た。なお、FKM1の組成を表1に示す。
(製造例2:FKM2)
フッ化ビニリデン57重量部、四フッ化エチレン23重量部、六フッ化プロピレン20重量および1−ブロモ−2−ヨードパーフロロエタン(上記フッ化ビニリデン、四フッ化エチレンおよび六フッ化プロピレンの合計100モル%に対して、0.5モル%)とした以外は、製造例1と同様な方法で、含フッ素ゴム(FKM2)を得た。なお、FKM2の組成を表1に示す。
[実施例1]
<配合物の組成(表2)>
FKM1 100 重量部
N990カーボンブラック 2 重量部
2,5ジメチル2,5ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン 0.5重量部
トリアリルイソシアヌレート 2 重量部
上記組成の配合物を、ニーダーおよびオープンロールにて混練した。この含フッ素ゴム組成物の加硫成形は、加硫プレスにより170℃×20分間の一次加硫、および加熱オーブンにより160℃×2時間の二次加硫により行い、150mm×150mm×2mm(厚)の加硫シートおよび樹脂フィルム一体成形品を得た。
得られた加硫シートおよび樹脂フィルム一体成形品について、JIS K 6253、JIS K 6251に準拠して、常態物性を測定すると共に、耐酸性および成形性を評価した。結果を表3に示す。
[比較例1]
実施例1において、配合物の組成を下記のように変更した以外は、同様にして加硫シートおよび樹脂フィルム一体成形品を得た。得られた加硫シートおよび樹脂フィルム一体成形品について、実施例1と同様に評価した。結果を表3に示す。
<配合物の組成(表2)>
FKM2 100重量部
N990カーボンブラック 1重量部
2,5ジメチル2,5ジ(t-ブチルパーオキシ)ヘキサン 1重量部
トリアリルイソシアヌレート 3重量部
[比較例2]
実施例1において、配合物の組成を下記のように変更した以外は、同様にして加硫シートおよび樹脂フィルム一体成形品を得た。なお、含フッ素ゴム(FKM3)は、デュポンエラストマー社製バイトンA32J(フッ化ビニリデンおよび六フッ化エチレンを含む)を用いた。得られた加硫シートおよび樹脂フィルム一体成形品について、実施例1と同様に評価した。結果を表3に示す。
<配合物の組成(表2)>
FKM3 100重量部
N990カーボンブラック 1重量部
水酸化マグネシウム 1重量部
Figure 2009117063
Figure 2009117063
Figure 2009117063
本発明に係る燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物を、燃料電池セルシールに用いることで、樹脂フィルムやカーボンセパレータから燃料電池ガスケットの剥がれを防止することできる。そのため、燃料電池セルシールの品質および生産性を向上させることができる。また、燃料電池セルシールの品質の安定した製造も可能となる。

Claims (5)

  1. フッ素含有量が64重量%以上で、含臭素および/または含ヨウ素化合物に由来する架橋部位を有する、過酸化物架橋可能な含フッ素ゴム(A)と、
    該含フッ素ゴム(A)100重量部に対して、
    有機過酸化物(B)を0.3〜6重量部と、
    多官能基モノマー(C)を1〜10重量部と
    を含有し、かつ
    該含フッ素ゴム(A)が、
    含フッ素オレフィンの少なくとも1種以上と、
    炭素数4〜10の含フッ素ジエンの少なくとも1種以上とを含み、かつ、
    該含フッ素オレフィンの合計100重量部に対して、該炭素数4〜10の含フッ素ジエンの合計0.01〜10重量部の範囲である、
    ことを特徴とする燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物。
  2. 前記炭素数4〜10の含フッ素ジエンの少なくとも1種が、式1で表されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物。
    (化1)
    CF2=CX−(Y)n−CZ=CF2 ・・・(1)
    (式1中、X、Zはそれぞれ独立に、水素原子、またはフッ素原子を表し、nは0または1の整数を表し、Yは酸素原子、炭素数1〜6のジフロロメチレン基、炭素数4〜6のパーフロロシクロアルキレン基、または式2で示される二価の基を表す。);
    (化2)
    −O−(CF2O)x−(CF2CF2O)y−(CF2CF(CF3)O)z− ・・・(2)
    (式2中、x、y、zは、0〜2の整数であり、0<x+y+z≦2を満たす。)
  3. 前記含フッ素オレフィンの少なくとも1種が、式3で表されることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物。
    (化3)
    CF2=CXY ・・・(3)
    (式3中、Xは水素原子、またはフッ素原子を表し、Yは水素原子、塩素原子、フッ素原子、トリフロロメチル基、ジフロロメチル基、炭素数1〜3のパーフロロアルコキシ基、または式4で示される基を表す。ただし、Xが水素の場合、Yも水素である。);
    (化4)
    −(CF2)m−COOM ・・・(4)
    (式4中、mは0〜3の整数を表し、Mは水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、ナトリウム原子またはカリウム原子を表す。)
  4. 前記含フッ素オレフィンの少なくとも1種が、フッ化ビニリデンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物。
  5. 上記請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池セルシール用フッ素ゴム組成物を架橋してなる燃料電池ガスケットを有することを特徴とする燃料電池セルシール。
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