JP2004026897A - タイヤ加硫用ブラダー用ゴム組成物及びタイヤ加硫用ブラダー - Google Patents
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Abstract
【課題】耐久性を向上させたタイヤ加硫用ブラダーゴム組成物並びにタイヤ加硫用ブラダーを提供する。
【解決手段】フッ素系ゴムを50〜100重量部含むゴム成分100重量部、カーボンブラック及び1時間半減期温度が135〜180℃で活性酸素の量がゴム成分100重量部に対し0.001〜0.1重量部に相当する量のパーオキサイドを含む加硫剤系を含有するタイヤ加硫用ブラダー用ゴム組成物並びにそれから得られるタイヤ加硫用ブラダー。
【選択図】 なし
【解決手段】フッ素系ゴムを50〜100重量部含むゴム成分100重量部、カーボンブラック及び1時間半減期温度が135〜180℃で活性酸素の量がゴム成分100重量部に対し0.001〜0.1重量部に相当する量のパーオキサイドを含む加硫剤系を含有するタイヤ加硫用ブラダー用ゴム組成物並びにそれから得られるタイヤ加硫用ブラダー。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ加硫用ブラダー用ゴム組成物及びそれから得られるタイヤ加硫用ブラダーに関し、更に詳しくは、フッ素系ゴム共重合体及びパーオキサイドを含むタイヤ加硫用ゴム組成物並びにそれを用いたタイヤ加硫用ブラダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤ加硫用ブラダーには、ブチルゴムを用いるのが一般的であるが、ブラダーの離型性を高めるために、フッ素系樹脂をブチルゴム中に配合する方法(特開平9−234744号公報)、また同じく離型性を高める目的で、フッ素系ゴムをブチルブラダーの外側に張り付ける方法(特開平5−31724号公報)等が提案されているが、これらの方法も、基本的にブチルゴムを用いるため、耐熱性が低下する傾向にあり、前記課題は依然として存在している。
【0003】
一方、最も耐熱性の高いゴムといわれるフッ素系ゴムは、一般的にフッ化ビニリデン(VdF)、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)、テトラフルオロエチレン(TFE)を含む共重合体であり、耐熱性を要求される用途に好適な材料である。しかし、フッ素系ゴムは耐熱性には非常に優れているものの、アミン加硫剤やポリオール加硫剤を用いて加硫した前記フッ素ゴムは特に、アミン系の化合物が共存すると熱分解してしまうという問題があった。また、タイヤには、老化防止剤、加硫促進剤等として多量にアミン系の配合物が配合されることが多く、フッ素系ゴムをブラダーに用いると、本来フッ素ゴムが持つ耐熱性が損われ、早期に老化してしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、フッ素系ゴム及び適正量の特定のパーオキサイドを含むゴム組成物をタイヤ加硫用ブラダーに用いて耐熱性と破断伸びを確保して耐久性を向上させること、更に、アミン老化を起こさないフッ素系ゴムをタイヤ用ブラダーに用いることによって、耐久性が著しく向上したタイヤ加硫用ブラダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に従えば、フッ素系ゴムを50〜100重量部含むゴム成分100重量部、カーボンブラック及び1時間半減期温度が135〜180℃で活性酸素の量がゴム成分100重量部に対し0.001〜0.1重量部に相当する量のパーオキサイドを含む加硫剤系を含有するタイヤ加硫用ブラダー用ゴム組成物が提供される。
【0006】
本発明に従えば、また、フッ素系ゴムがフッ化オレフィンの結合単位を含む二元以上のフッ素系ゴム共重合体である上記ゴム組成物が提供される。
【0007】
本発明に従えば、更に、フッ素系ゴムがテトラフルオロエチレン結合単位及びプロピレン結合単位からなる二元のフッ素系ゴム共重合体又は、テトラフルオロエチレン結合単位、プロピレン結合単位及びフッ化ビニリデン結合単位からなる三元のフッ素系ゴム共重合体である上記ゴム組成物が提供される。
【0008】
本発明に従えば、更にまた、前記ゴム組成物をパーオキサイド架橋したゴム配合物を用いてなるタイヤ加硫用ブラダーが提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、主ゴム成分にフッ素系ゴムを使用し、更に特定のパーオキサイドを適正量配合することにより、初期物性を高位に保つのみならず熱老化後の物性の低下を抑えられ、よってタイヤ加硫用ブラダーの耐久性を向上させることを要旨とする。
【0010】
本発明のタイヤ加硫用ブラダーに用いるフッ素系ゴム及びフッ素系ゴム共重合体としては、例えばフルオロシリコンゴム(例えば、トリフルオロプロピルメチルシロキサンとジメチルシロキサンの共重合体)、トリフルオロニトロソメタンとテトラフルオロエチレンの共重合体、パーフルオロビニルエーテルとテトラフルオロエチレンの共重合体、パーフルオロアルキルトリアジン、フルオロフォスファゼンゴム(例えばトリフルオロエトキシフォスホニトリルとヘプタフルオロブトキシフォスホニトリルの共重合体)、プロピレンとテトラフルオロエチレンの共重合体、フッ化ビニリデンとプロピレンとテトラフルオロエチレンの共重合体、ヘキサフルオロプロピレンとフッ化ビニリデンの共重合体、ヘキサフルオロプロピレンとフッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレンの共重合体等が挙げられる。
【0011】
本発明のタイヤ加硫用ブラダーに用いる特に好ましいゴム成分は、具体的には、上記のうち、プロピレンとテトラフルオロエチレン共重合体(例えば、AFLAS100,AFLAS150(旭硝子(株)製))、フッ化ビニリデンとプロピレンとテトラフルオロエチレン共重合体(例えば、AFLAS SP,AFLAS SZ(旭硝子(株)製))、トリフルオロニトロソメタンとテトラフルオロエチレン共重合体及びパーフルオロビニルエーテルとテトラフルオロエチレンの共重合体等を使用するのが好ましい。特にプロピレンとテトラフルオロエチレン共重合体及びフッ化ビニリデンとプロピレンとテトラフルオロエチレン共重合体が好ましい。
【0012】
一般にヘキサフルオロプロピレン結合単位とフッ化ビニリデン結合単位を有するフッ素系ゴム共重合体は、アミン化合物の存在によって、耐熱性が著しく低下する。これはヘキサフルオロプロピレン結合単位の−CF3 基が電子吸引性のため、隣接するフッ化ビニリデン(VdF)単位の−CH2 −部分の電子密度が低くなり、アミン化合物が高温ではポリマー主鎖からHFが脱離してニ重結合が生じるため、さらにオゾン、アミン化合物によって攻撃され劣化が生じると考えられる。フッ素系ゴムがテトラフルオロエチレン結合単位及びプロピレン結合単位からなる二元のフッ素系ゴム共重合体並びにテトラフルオロエチレン結合単位、プロピレン結合単位及びフッ化ビニリデン結合単位からなる三元のフッ素系ゴム共重合体においては、ヘキサフルオロプロピレン結合単位を有さないので、この様な劣化が起らないので、優れた耐熱性を示すものと考えられる。
【0013】
本発明に従ったゴム組成物のゴム成分は、ゴム成分100重量部当り50〜100重量部、好ましくは60〜80重量部のフッ素系ゴムで構成されるが、任意的に50重量部未満の他のゴムを含むことができる。そのようなゴムとしては、従来からブラダーその他に一般的に使用されている、ブチルゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム(EPDM)などを挙げることができる。
【0014】
本発明のタイヤ加硫用ブラダーに使用されるゴム組成物には、その補強剤としてカーボンブラックを配合する。カーボンブラックの配合量には特に限定はないが、ゴム成分の合計量100重量部に対して、好ましくは10重量部以上、更に好ましくは20〜60重量部配合する。本発明のゴム組成物に用いられるカーボンブラックとしては、窒素吸着比表面積(N2SA)が好ましくは20〜200m2/g、更に好ましくは50〜170m2/gで、ジブチルフタレート(DBP)吸油量が好ましくは60〜130ml/100g、更に好ましくは80〜120ml/100gのカーボンブラックが挙げられる。
【0015】
本発明のタイヤ加硫用ブラダーに使用されるゴム組成物には、ゴム成分及びカーボンブラックに加えて、1時間半減期温度が135〜180℃で活性酸素の量がゴム成分100重量部に対し0.001〜0.1重量部に相当する量のパーオキサイドを含む加硫剤系を配合する。そのようなパーオキサイドとしては、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及び2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジ(パーオキシルベンゾエート)等が挙げられる。
【0016】
本発明のゴム組成物に配合されるパーオキサイドの1時間半減期温度が135℃未満、もしくは活性酸素の量が0.1重量部を超えると、加工時のスコーチ安定性が不十分になると共に加硫ゴムの破断伸びが低下し、その結果タイヤ加硫用ブラダーの寿命の低下を招くので好ましくなく、逆に1時間半減期温度が180℃を超えると、もしくは活性酸素の量が0.001重量部未満では、加硫ゴムのセット性が悪化し、この場合もタイヤ加硫用ブラダーの寿命の低下を招くと共に、加硫が遅く生産性の低下を招くので好ましくない。
【0017】
本発明に従ったゴム組成物を用いたタイヤ加硫用ブラダーの構成は、従前のブラダーと同じようにすることができる。
【0018】
本発明のゴム組成物には、前記の成分に加えて、シリカなどの補強剤、加硫剤、架橋促進剤、各種オイル、老化防止剤、可塑剤などのタイヤ用その他のゴム用に一般的に配合されている各種添加剤を配合することができ、これらは、一般的の方法で混練、加硫、架橋して、タイヤ加硫ブラダー用のゴム組成物として使用することができる。これら添加剤の配合量も、本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合とすることができる。
【0019】
【実施例】
以下、実施例及び比較例によって本発明を更に説明するが、本発明の範囲をこれらの実施例の範囲に限定するものでないことはいうまでもない。
【0020】
実施例1〜5及び比較例1〜4
表Iに示す基本配合組成(重量部)に従ってゴム組成物を配合し、このゴム配合物を表IIに示すパーオキサイドを用いて加硫し、得られた加硫物の物性試験を行った。結果を表IIに示す。
【0021】
【表1】
【0022】
*1:旭硝子(株)製AFLAS150P(テトラフルオロエチレンとプロピレンの交互共重合体)
*2:JSR(株)製EP11(EPM)
*3:旭カーボン(株)製アサヒサーマルFT級カーボンブラック
【0023】
【表2】
【0024】
*1:化薬アクゾ(株)製パーオキサイド
*2:化薬アクゾ(株)製パーオキサイド
*3:化薬アクゾ(株)製パーオキサイド
*4:化薬アクゾ(株)製パーオキサイド
*5:化薬アクゾ(株)製パーオキサイド
【0025】
*6:JIS K6251に準拠して測定(室温及び150℃)した。
*7:耐熱試験(180℃×48時間)後の破断伸び(EB)をJIS K6251に準拠して測定した。
*8:耐熱試験(180℃×48時間)前後の破断伸び(EB)をJIS K6251に準拠して求め、その比率(耐熱試験後の値/耐熱試験前の値)をEB保持率(%)として表示した。
*9:JIS K6262に準拠して測定した。
【0026】
ブラダー保持回数試験
実施例3及び4のゴム組成物を従来例としての以下の配合のゴム組成物と対比してブラダー保持回数試験を行った。
【0027】
JSR Butyl 258(JSR(株)製ブチルゴム) 100重量部
ネオプレンW(昭和ネオプレン(株)製ネオプレンゴム) 6重量部
シースト600A(東海カーボン(株)製カーボンブラック) 30重量部
酸化亜鉛 5重量部
ステアリン酸 3重量部
タッキロール201(田岡化学工業(株)製 樹脂加硫剤) 5重量部
アロマオイル 5重量部
【0028】
ブラダー保持回数試験は上記各ゴム組成物から作製したブラダーを用いてブラダー加硫機に取り付け、185/70R14サイズのタイヤの加硫を行い、エアが漏れて使えなくなるまでの回数を測定して、ブラダーの耐久試験を行った。3回の平均値を以下に示す。
【0029】
ブラダー保持回数(N=3の平均値)
従来例 244
実施例3 540
実施例4 412
【0030】
なお従来例のゴム組成物の引張試験結果は以下の通りであった(加硫条件及び試験方法は前述の通り)。
破断時伸び(室温、%) 750
破断時伸び(150℃、%) 290
耐熱性(180℃×48時間、EB%) 185
耐熱性(180℃×48時間、EB保持率%) 25
コンプレッションセット(180℃×24時間) 65
【0031】
【発明の効果】
以上の通り、本発明に従えば、耐熱性に優れたフッ素系ゴム並びに適正量の特定のパーオキサイドを含むゴム組成物からタイヤ加硫用ブラダーを作製することによって従来のブチル系ゴム配合物に比して耐久性が著しく向上する。更にフッ素系ゴムがテトラフルオロエチレン結合単位及びプロピレン結合単位からなる二元のフッ素ゴム系共重合体又は、テトラフルオロエチレン結合単位、プロピレン結合単位及びフッ化ビニリデン結合単位からなる三元のフッ素系ゴム共重合体を用いると、その耐久性が一層顕著に向上する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤ加硫用ブラダー用ゴム組成物及びそれから得られるタイヤ加硫用ブラダーに関し、更に詳しくは、フッ素系ゴム共重合体及びパーオキサイドを含むタイヤ加硫用ゴム組成物並びにそれを用いたタイヤ加硫用ブラダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
タイヤ加硫用ブラダーには、ブチルゴムを用いるのが一般的であるが、ブラダーの離型性を高めるために、フッ素系樹脂をブチルゴム中に配合する方法(特開平9−234744号公報)、また同じく離型性を高める目的で、フッ素系ゴムをブチルブラダーの外側に張り付ける方法(特開平5−31724号公報)等が提案されているが、これらの方法も、基本的にブチルゴムを用いるため、耐熱性が低下する傾向にあり、前記課題は依然として存在している。
【0003】
一方、最も耐熱性の高いゴムといわれるフッ素系ゴムは、一般的にフッ化ビニリデン(VdF)、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)、テトラフルオロエチレン(TFE)を含む共重合体であり、耐熱性を要求される用途に好適な材料である。しかし、フッ素系ゴムは耐熱性には非常に優れているものの、アミン加硫剤やポリオール加硫剤を用いて加硫した前記フッ素ゴムは特に、アミン系の化合物が共存すると熱分解してしまうという問題があった。また、タイヤには、老化防止剤、加硫促進剤等として多量にアミン系の配合物が配合されることが多く、フッ素系ゴムをブラダーに用いると、本来フッ素ゴムが持つ耐熱性が損われ、早期に老化してしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明は、フッ素系ゴム及び適正量の特定のパーオキサイドを含むゴム組成物をタイヤ加硫用ブラダーに用いて耐熱性と破断伸びを確保して耐久性を向上させること、更に、アミン老化を起こさないフッ素系ゴムをタイヤ用ブラダーに用いることによって、耐久性が著しく向上したタイヤ加硫用ブラダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に従えば、フッ素系ゴムを50〜100重量部含むゴム成分100重量部、カーボンブラック及び1時間半減期温度が135〜180℃で活性酸素の量がゴム成分100重量部に対し0.001〜0.1重量部に相当する量のパーオキサイドを含む加硫剤系を含有するタイヤ加硫用ブラダー用ゴム組成物が提供される。
【0006】
本発明に従えば、また、フッ素系ゴムがフッ化オレフィンの結合単位を含む二元以上のフッ素系ゴム共重合体である上記ゴム組成物が提供される。
【0007】
本発明に従えば、更に、フッ素系ゴムがテトラフルオロエチレン結合単位及びプロピレン結合単位からなる二元のフッ素系ゴム共重合体又は、テトラフルオロエチレン結合単位、プロピレン結合単位及びフッ化ビニリデン結合単位からなる三元のフッ素系ゴム共重合体である上記ゴム組成物が提供される。
【0008】
本発明に従えば、更にまた、前記ゴム組成物をパーオキサイド架橋したゴム配合物を用いてなるタイヤ加硫用ブラダーが提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、主ゴム成分にフッ素系ゴムを使用し、更に特定のパーオキサイドを適正量配合することにより、初期物性を高位に保つのみならず熱老化後の物性の低下を抑えられ、よってタイヤ加硫用ブラダーの耐久性を向上させることを要旨とする。
【0010】
本発明のタイヤ加硫用ブラダーに用いるフッ素系ゴム及びフッ素系ゴム共重合体としては、例えばフルオロシリコンゴム(例えば、トリフルオロプロピルメチルシロキサンとジメチルシロキサンの共重合体)、トリフルオロニトロソメタンとテトラフルオロエチレンの共重合体、パーフルオロビニルエーテルとテトラフルオロエチレンの共重合体、パーフルオロアルキルトリアジン、フルオロフォスファゼンゴム(例えばトリフルオロエトキシフォスホニトリルとヘプタフルオロブトキシフォスホニトリルの共重合体)、プロピレンとテトラフルオロエチレンの共重合体、フッ化ビニリデンとプロピレンとテトラフルオロエチレンの共重合体、ヘキサフルオロプロピレンとフッ化ビニリデンの共重合体、ヘキサフルオロプロピレンとフッ化ビニリデンとテトラフルオロエチレンの共重合体等が挙げられる。
【0011】
本発明のタイヤ加硫用ブラダーに用いる特に好ましいゴム成分は、具体的には、上記のうち、プロピレンとテトラフルオロエチレン共重合体(例えば、AFLAS100,AFLAS150(旭硝子(株)製))、フッ化ビニリデンとプロピレンとテトラフルオロエチレン共重合体(例えば、AFLAS SP,AFLAS SZ(旭硝子(株)製))、トリフルオロニトロソメタンとテトラフルオロエチレン共重合体及びパーフルオロビニルエーテルとテトラフルオロエチレンの共重合体等を使用するのが好ましい。特にプロピレンとテトラフルオロエチレン共重合体及びフッ化ビニリデンとプロピレンとテトラフルオロエチレン共重合体が好ましい。
【0012】
一般にヘキサフルオロプロピレン結合単位とフッ化ビニリデン結合単位を有するフッ素系ゴム共重合体は、アミン化合物の存在によって、耐熱性が著しく低下する。これはヘキサフルオロプロピレン結合単位の−CF3 基が電子吸引性のため、隣接するフッ化ビニリデン(VdF)単位の−CH2 −部分の電子密度が低くなり、アミン化合物が高温ではポリマー主鎖からHFが脱離してニ重結合が生じるため、さらにオゾン、アミン化合物によって攻撃され劣化が生じると考えられる。フッ素系ゴムがテトラフルオロエチレン結合単位及びプロピレン結合単位からなる二元のフッ素系ゴム共重合体並びにテトラフルオロエチレン結合単位、プロピレン結合単位及びフッ化ビニリデン結合単位からなる三元のフッ素系ゴム共重合体においては、ヘキサフルオロプロピレン結合単位を有さないので、この様な劣化が起らないので、優れた耐熱性を示すものと考えられる。
【0013】
本発明に従ったゴム組成物のゴム成分は、ゴム成分100重量部当り50〜100重量部、好ましくは60〜80重量部のフッ素系ゴムで構成されるが、任意的に50重量部未満の他のゴムを含むことができる。そのようなゴムとしては、従来からブラダーその他に一般的に使用されている、ブチルゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム(EPDM)などを挙げることができる。
【0014】
本発明のタイヤ加硫用ブラダーに使用されるゴム組成物には、その補強剤としてカーボンブラックを配合する。カーボンブラックの配合量には特に限定はないが、ゴム成分の合計量100重量部に対して、好ましくは10重量部以上、更に好ましくは20〜60重量部配合する。本発明のゴム組成物に用いられるカーボンブラックとしては、窒素吸着比表面積(N2SA)が好ましくは20〜200m2/g、更に好ましくは50〜170m2/gで、ジブチルフタレート(DBP)吸油量が好ましくは60〜130ml/100g、更に好ましくは80〜120ml/100gのカーボンブラックが挙げられる。
【0015】
本発明のタイヤ加硫用ブラダーに使用されるゴム組成物には、ゴム成分及びカーボンブラックに加えて、1時間半減期温度が135〜180℃で活性酸素の量がゴム成分100重量部に対し0.001〜0.1重量部に相当する量のパーオキサイドを含む加硫剤系を配合する。そのようなパーオキサイドとしては、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン及び2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジ(パーオキシルベンゾエート)等が挙げられる。
【0016】
本発明のゴム組成物に配合されるパーオキサイドの1時間半減期温度が135℃未満、もしくは活性酸素の量が0.1重量部を超えると、加工時のスコーチ安定性が不十分になると共に加硫ゴムの破断伸びが低下し、その結果タイヤ加硫用ブラダーの寿命の低下を招くので好ましくなく、逆に1時間半減期温度が180℃を超えると、もしくは活性酸素の量が0.001重量部未満では、加硫ゴムのセット性が悪化し、この場合もタイヤ加硫用ブラダーの寿命の低下を招くと共に、加硫が遅く生産性の低下を招くので好ましくない。
【0017】
本発明に従ったゴム組成物を用いたタイヤ加硫用ブラダーの構成は、従前のブラダーと同じようにすることができる。
【0018】
本発明のゴム組成物には、前記の成分に加えて、シリカなどの補強剤、加硫剤、架橋促進剤、各種オイル、老化防止剤、可塑剤などのタイヤ用その他のゴム用に一般的に配合されている各種添加剤を配合することができ、これらは、一般的の方法で混練、加硫、架橋して、タイヤ加硫ブラダー用のゴム組成物として使用することができる。これら添加剤の配合量も、本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合とすることができる。
【0019】
【実施例】
以下、実施例及び比較例によって本発明を更に説明するが、本発明の範囲をこれらの実施例の範囲に限定するものでないことはいうまでもない。
【0020】
実施例1〜5及び比較例1〜4
表Iに示す基本配合組成(重量部)に従ってゴム組成物を配合し、このゴム配合物を表IIに示すパーオキサイドを用いて加硫し、得られた加硫物の物性試験を行った。結果を表IIに示す。
【0021】
【表1】
【0022】
*1:旭硝子(株)製AFLAS150P(テトラフルオロエチレンとプロピレンの交互共重合体)
*2:JSR(株)製EP11(EPM)
*3:旭カーボン(株)製アサヒサーマルFT級カーボンブラック
【0023】
【表2】
【0024】
*1:化薬アクゾ(株)製パーオキサイド
*2:化薬アクゾ(株)製パーオキサイド
*3:化薬アクゾ(株)製パーオキサイド
*4:化薬アクゾ(株)製パーオキサイド
*5:化薬アクゾ(株)製パーオキサイド
【0025】
*6:JIS K6251に準拠して測定(室温及び150℃)した。
*7:耐熱試験(180℃×48時間)後の破断伸び(EB)をJIS K6251に準拠して測定した。
*8:耐熱試験(180℃×48時間)前後の破断伸び(EB)をJIS K6251に準拠して求め、その比率(耐熱試験後の値/耐熱試験前の値)をEB保持率(%)として表示した。
*9:JIS K6262に準拠して測定した。
【0026】
ブラダー保持回数試験
実施例3及び4のゴム組成物を従来例としての以下の配合のゴム組成物と対比してブラダー保持回数試験を行った。
【0027】
JSR Butyl 258(JSR(株)製ブチルゴム) 100重量部
ネオプレンW(昭和ネオプレン(株)製ネオプレンゴム) 6重量部
シースト600A(東海カーボン(株)製カーボンブラック) 30重量部
酸化亜鉛 5重量部
ステアリン酸 3重量部
タッキロール201(田岡化学工業(株)製 樹脂加硫剤) 5重量部
アロマオイル 5重量部
【0028】
ブラダー保持回数試験は上記各ゴム組成物から作製したブラダーを用いてブラダー加硫機に取り付け、185/70R14サイズのタイヤの加硫を行い、エアが漏れて使えなくなるまでの回数を測定して、ブラダーの耐久試験を行った。3回の平均値を以下に示す。
【0029】
ブラダー保持回数(N=3の平均値)
従来例 244
実施例3 540
実施例4 412
【0030】
なお従来例のゴム組成物の引張試験結果は以下の通りであった(加硫条件及び試験方法は前述の通り)。
破断時伸び(室温、%) 750
破断時伸び(150℃、%) 290
耐熱性(180℃×48時間、EB%) 185
耐熱性(180℃×48時間、EB保持率%) 25
コンプレッションセット(180℃×24時間) 65
【0031】
【発明の効果】
以上の通り、本発明に従えば、耐熱性に優れたフッ素系ゴム並びに適正量の特定のパーオキサイドを含むゴム組成物からタイヤ加硫用ブラダーを作製することによって従来のブチル系ゴム配合物に比して耐久性が著しく向上する。更にフッ素系ゴムがテトラフルオロエチレン結合単位及びプロピレン結合単位からなる二元のフッ素ゴム系共重合体又は、テトラフルオロエチレン結合単位、プロピレン結合単位及びフッ化ビニリデン結合単位からなる三元のフッ素系ゴム共重合体を用いると、その耐久性が一層顕著に向上する。
Claims (4)
- フッ素系ゴムを50〜100重量部含むゴム成分100重量部、カーボンブラック及び1時間半減期温度が135℃〜180℃で活性酸素の量がゴム成分100重量部に対し0.001〜0.1重量部に相当する量のパーオキサイドを含む加硫剤系を含有するタイヤ加硫用ブラダー用ゴム組成物。
- フッ素系ゴムがフッ化オレフィンの結合単位を含む二元以上のフッ素系ゴム共重合体である請求項1に記載のゴム組成物。
- フッ素系ゴムがテトラフルオロエチレン結合単位及びプロピレン結合単位からなる二元のフッ素系ゴム共重合体又は、テトラフルオロエチレン結合単位、プロピレン結合単位及びフッ化ビニリデン結合単位からなる三元のフッ素系ゴム共重合体である請求項1又は2に記載のゴム組成物。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴム組成物をパーオキサイド架橋したゴム配合物を用いてなるタイヤ加硫用ブラダー。
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