JP4508841B2 - 入浴介助装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば高齢者や身体障害者などの入浴時に介助を必要とする者の入浴を助ける入浴介助装置に関する。
浴槽の縁部に取り付けられ、例えば高齢者や身体障害者など入浴時に介助を必要とする者の入浴を助ける入浴介助装置は従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる特許文献1に記載の入浴介助装置は、ベース部と当該ベース部の両端から略垂直に延在したアーム部とからなり浴槽のリムに載置されるコの字型のフレームと、当該フレームの対向するアーム部からワイヤを介して4箇所で吊持された座面を備えている。そして、対向する各アーム部間の間隔を調整可能とするアーム間間隔調整機構がフレームに備わり、入浴介助装置の取り付けられる浴槽の横幅に応じて入浴介助装置のアーム部間の間隔を調整するようになっている。
特開平11−267174号公報(5頁、図14)
特許文献1に記載の入浴介助装置は、その構成から明らかなようにフレームの対向するアーム部間の間隔を調整可能となっているに過ぎない。すなわち、この入浴介助装置は、アーム部自体の長さを調整することができないので、座面がアーム部の長手方向に予め決められた位置で昇降するようになっている。そして、座面は、入浴時の浴槽の入浴スペースを十分確保するために、一般的にアーム部の基端側寄りに取り付けられている。
一方、近年の浴槽の形状は従来の単なる四角箱型の単純な形状だけでなく、いわゆるバスタブと呼ばれるような浴槽のリムが上面視で楕円形状を備えるとともに浴壁が斜めに傾斜した浴槽や、浴槽のリムが上面視でいわゆる瓢箪型の形状をした浴槽など様々な浴槽が使用されている。
このような従来には無い異形形状の浴槽に上述した入浴介助装置を設置して使用した場合、アーム部の基端側にずらして取り付けられた座面が降下していくと、なだらかに傾斜した浴槽壁面に座面が接触するおそれがある。また、このように座面が浴槽壁面に接触するに至らなくても、座面降下に応じて座面が浴槽壁面に接近することにより座面昇降中に着座者の背中が浴槽の壁面に接触して擦れたまま座面昇降が行われるおそれがあり、入浴介助装置の使用者に不快感を与える場合がある。
従って、このような不都合を防止するためにベース部を浴槽の長手方向端部のリムから予め若干前方にずらした状態で入浴介助装置を浴槽リムに設置して座面昇降時に座面がなだらかな傾斜の浴槽壁面に接触しないようにするとともに、着座者の背中がなだらかな傾斜の浴槽壁面に接触しないように使われている。しかしながら、このような設置のしかたでは浴槽内の入浴スペースを十分確保することができず、被介助者が入浴を楽しむことができない。
また、被介助者以外の者、例えば家族が入浴する場合は、入浴介助装置の座面を取り去ってフレームのみを浴槽のリムに載置したまま入浴することが一般的に行われているが、浴槽壁面への被介助者の背中の擦れを防ぐために上述したように入浴介助装置を浴槽の長手方向端部のリムから予め若干前方にずらして浴槽リムに載置した場合、フレームのベース部が邪魔になって浴槽内の入浴スペースを十分確保することができず、被介助者以外の者も入浴を楽しむことができない。
本発明の目的は、どのような浴槽に使用しても十分な入浴スペースを確保することができる入浴介助装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明にかかる入浴介助装置は、
入浴時に入浴者の頭を支えるヘッドレストとなるベース部と当該ベース部の両端から略垂直に延在したアーム部とからなり浴槽のリムに載置されるコの字型のフレームと、
前記フレームに取り付けられた昇降装置と、
前記アーム部に取り付けられ、前記フレームを浴槽のリムに取り付けた状態で前記昇降装置を介して浴槽内を昇降可能となった座面を備えた入浴介助装置において、
前記フレームは、前記各アーム部の長さを調整することで、前記座面が上昇した位置において、前記ベースと前記座面との距離を可変とするアーム長さ調整機構を有するとともに、前記アーム長さ調整機構がアーム部の座面取り付け位置と前記ベース部間に備えていることによって、前記座面が上昇位置にある際に、前記入浴者が前記座面に座った状態で前記ヘッドレストとなるベース部と前記座面との間に形成される空間の広さを調整可能であることを特徴としている。
浴槽壁面の傾斜に合わせてアーム部の長さを調整することができるので、ベース部側の浴壁の傾斜具合に係わらず入浴介助装置を浴槽のリムに合わせて載置することができる。これによって、なだらかな傾斜の浴槽壁面を備えた浴槽にかかる入浴介助装置を使用した場合であっても、座面降下時に座面が浴槽壁面と接触することもなく、かつ座面が浴槽壁面に接近することで座面に着座した被介助者が座面昇降時に背中を擦ることもないまま、入浴時に浴槽を広く使うことが可能となる。
また、アーム部を介して座面を昇降させているので、座面を単に吊り下げただけの単純な機構として座面を浴槽内で昇降でき、座面昇降時に入浴介助装置に余分なモーメントを生じさせずに済む。
また、アーム部を伸ばす部分が座面を吊っている位置とベース部との間にあるので、アーム部の長さを変えても座面を吊る幅が一定しており、アーム長さをどのように調整しようとも常に安定して座面を昇降できる。
また、本発明の請求項2に記載の入浴介助装置は、請求項1に記載の入浴介助装置において、
前記ベース部に前記昇降装置が備わるとともに前記座面が可撓性部材で吊持され、前記昇降装置を介して当該可撓性部材が巻き取られたり繰り出されるようになったことを特徴としている。
各アーム部の長さ調整を行うに伴って可撓性部材をこのアーム部の長さ調整分だけ巻き取ったり繰り出すだけで昇降装置の昇降駆動力を座面に確実に伝えることができ、アーム長さ調整に伴う座面昇降のための特別な調整機構を必要としない。これによってアーム長さ調整を簡易な構成で実現できる。また、このような構成をとることでアーム部の高さを低く抑えることができ、被介助者が着座し易く使い勝手の良い入浴介助装置とすることができる。
また、本発明の請求項3に記載の入浴介助装置は、請求項2に記載の入浴介助装置において、
前記可撓性部材は4本のワイヤ又はベルト状可撓性部材からなり、前記可撓性部材は前記各アーム部内に備わったプーリを介して前記昇降装置によって巻き取られたり繰り出されるようになったことを特徴としている。
アーム部に備わったプーリと4本の可撓性部材を介して座面を4箇所で吊っているので、座面が安定したまま昇降可能とする。また、バッテリを用いて昇降装置を駆動した場合、アーム部の長さを調整しても座面の吊持幅が変わらないので、アーム部長さをどのように調整しようとも座面の昇降駆動力が大きくならず、バッテリが長持ちして入浴介助装置の長期間の使用が可能となる。
また、本発明の請求項4に記載の入浴介助装置は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の入浴介助装置において、
前記アーム長さ調整機構は、アーム進出ガイド部とアーム進出スライダ部を備え、かつ前記アーム進出ガイド部とアーム進出スライダ部を所定位置で固定可能としたことを特徴としている。
アーム進出ガイド部とアーム進出スライダ部とを所定位置で固定可能とすることでアーム部を予め定めた所定の長さに維持することができ、各浴槽に合わせた最適位置で座面を昇降させることが可能となる。
また、本発明の請求項5に記載の入浴介助装置は、請求項4に記載の入浴介助装置において、
前記アーム長さ調整機構は、各アーム部の進出量を確認するアーム長さ確認手段を備えていることを特徴としている。
左右のアーム部の進出量が等しいことをアーム長さ確認手段で確認することで、座面を傾けることなく常に水平状態で座面を昇降させることができるようになる。
また、本発明の請求項6に記載の入浴介助装置は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の入浴介助装置において、
前記座面を前記フレームに対して着脱自在に設けたことを特徴としている。
浴槽壁面の傾斜具合に係わらず入浴介助装置を浴槽リムに合わせて載置できるので、座面がフレームに対して着脱自在とすることで被介助者以外の者が入浴する際に座面を取り外して浴槽を広く使うことが可能となる。
本発明によると、どのような浴槽に対して使用しても十分な入浴スペースを確保することが可能な入浴介助装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置について説明する。本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置1は、図1に示すように、上面視でコの字型を有したフレーム10と、フレーム10に着脱可能に取り付けられ浴槽内を昇降可能な上面視矩形のシート(座面)50を備え、フレーム10のベース部100には昇降装置300(図3参照)が取り付けられ、かつ可撓性部材であるワイヤWを昇降装置300で巻き上げたり繰り出すことによりシート50を昇降させるようにしている。
フレーム10は、例えばステンレスなどでできており、図3に示すように、昇降装置300を備えたベース部100と、当該ベース部100の両端から略垂直に延在したアーム部200とからなる。そして、ベース部100が、浴槽の長手方向一端部のリム上に載置され、アーム部200は浴槽の両側方のリム上に載置されるようになっている。また、フレーム10には、図1に示すように、そのベース部100と各アーム部200に、強度と成型のし易さを兼ね備えた樹脂でできたカバー101,201がそれぞれ被せられている。
また、フレーム10のベース部100にはアーム進出ガイド部150が備わり、フレーム10のアーム部200にはアーム進出スライダ部250が備わって、図2に示すように、各アーム部200の長さをそれぞれ調整してベース部100とシート50との距離を可変としている。また、フレーム10には各アーム部200の進出量を確認するアーム長さ確認手段としての基準位置表示部151を備えている(図3参照)。
図3は、フレーム10のカバー101,201を取り去った状態を示した平面図である。図3から明らかなように、ベース部100にはDCモータ310、ウオーム歯車と平歯車とを組み合わせた減速ギア320、ワイヤ繰り出し巻き取りドラム330が備わっている。なお、減速ギア320とワイヤ繰り出し巻き取りドラム330は支持ブラケット350でベース部100にしっかりと固定されている。また、ベース部100にはDCモータ310を駆動するバッテリ370及びDCモータ310の駆動を制御する制御ボックス360が備わると共に、ブラケットとバネとの組み合わせからなりワイヤ繰り出し巻き取りドラム330に巻き取られるワイヤWの巻き取り方向を規制するワイヤ巻き乱れ防止部380が備わっている。また、ベース部100には対向する各アーム部間の間隔を調整可能とする図示しないアーム間間隔調整機構が備わり、入浴介助装置1の取り付けられる浴槽の横幅に応じて入浴介助装置1の各アーム部間の間隔を調整するようになっている。
また、一方(図3中左側)のワイヤ巻き乱れ防止部近傍には、ワイヤ繰り出し巻き取りドラム330の上側周面から繰り出されたワイヤWを後述するプーリに案内するガイドプーリ390が備わっている。
ワイヤ繰り出し巻き取りドラム330には、ステンレス製の撚り線で周囲が樹脂で覆われたワイヤであってシート50を吊持するための可撓性部材をなす4本のワイヤWが各アーム部200に向かって2本ずつ巻回されている。また、ベース部100の両端部には繰り出したり巻き取られたりするワイヤWの延在方向をアーム部200の長手方向に変えるベースプーリ110が備わっている。
一方、各アーム部200のベース側基端部近傍及び先端部近傍には各アーム部200に沿って延在した2本のワイヤWの延在方向をそれぞれ変える第1のワイヤ繰り出し巻き取りプーリ210(以下、「第1プーリ210」とする)がワイヤWごとに設けられている。第1プーリ210は、例えばポリアセタール(POM)などの強度と成型性、摺動性に優れた樹脂でできており、浴槽に入浴介助装置1を取り付けた状態(以下「装置取り付け状態」とする)においてその回転中心軸線が鉛直方向を向いており、この第1プーリ210によって4本のワイヤWはそれぞれアーム延在方向から対向するアーム部200に向かって延在するようになっている。
また、第1プーリ210の近傍であって装置取り付け状態で見てアーム部200の第1プーリ下方かつ浴槽リム側には、各第1プーリ210に対応して第2のワイヤ繰り出し巻き取りプーリ220(以下、「第2プーリ220」とする)が備わっている。この第2プーリ220は、例えばポリアセタールなどの強度と成型性、摺動性に優れた樹脂でできており、装置取り付け状態においてその回転中心軸線が水平方向を向いており、第1プーリ210から対向するアーム部200に向かって延在したワイヤWの向きをシート50の降下方向に変えるようになっている。また、各アーム部200の長手方向略中央部であって各アーム部下面にはアーム部200を浴槽の側方リムに位置決め固定するストッパ230が下方に向かって延在している。なお、第1プーリ210と第2プーリ220の取り付け位置がアーム部200における座面取り付け位置に相当している。
以上の構成によって、ベース部100のワイヤ繰り出し巻き取りドラム330において一部巻き取られたワイヤWは、残りの部分がそれぞれワイヤ巻き乱れ防止部380やガイドプーリ390を介してベース部両端部に向かって延在すると共に、ベースプーリ110を介してアーム部200に沿って延在し、その先方部分が第1プーリ210を介して各アーム部200の対向するアーム部側に延在した後、第2プーリ220を介してシート50の降下方向に向かう。そして、各ワイヤWの端部は着座台500に着脱可能に取り付けられ、例えばステンレスでできた支持シャフト290に結合されている。
一方、フレーム10のベース部100には上述したようにアーム進出ガイド部150が備わっている。アーム進出ガイド部150は、ベース部100の両端部からそれぞれ垂直に延在し、アーム部200が一定方向に進出するのをガイドする役目を果している。
また、フレーム10のアーム部200には、ベース部100のアーム進出ガイド部150に沿って進出するアーム進出スライダ部250が備わっている。アーム部200のアーム進出スライダ部250は、幅方向においてベース部100のアーム進出ガイド部150の断面形状よりも若干大きい断面形状を備え、アーム進出ガイド部150に取り付けられてアーム進出ガイド部150に対して摺動することで各アーム部200の長さを長くしたり短くしたり調整可能としている。すなわち、図2に示すようにアーム部200の長さを長くすることでベース部100と着座台500との距離を大きくとり、図1に示すようにアーム部200の長さを短くすることでベース部100と着座台500との距離を小さくとるようにし、ベース部100と着座台500との距離を可変としている。
また、ベース部100のアーム進出ガイド部150にはアーム進出ガイド部150とアーム進出スライダ部250とを固定する図示しない複数のロック孔が長手方向に所定間隔隔てて形成され、アーム部200のアーム進出ガイド部150にはかかるロック孔と選択的に係合してアーム部200を所定の進出量ごとにロックするロックピン及びこのロックピンをロック孔に付勢するロックバネが備わっている。そして、アーム進出ガイド部150のロック孔とアーム進出スライダ部250のロックピン及びロックバネとが協働してアーム進出ガイド部150とアーム進出スライダ部250とを固定可能としている。
また、アーム部200の進出スライダ部250には、図3に示すようにアーム進出量に対応する目盛り251が付されており、ベース部100のアーム進出ガイド部150に付された基準位置表示部151と比較してアーム部200のアーム進出量を外部から確認可能としている。なお、この目盛り251及び基準位置表示部151はアーム長さ確認手段を構成し、同図に示すようにベース部100のアーム進出ガイド部150やアーム部200のアーム進出スライダ部250に刻印してこれらのカバー101,201に形成された窓部(図示せず)から確認するようにしても良く、ベース部100のカバー101に目盛りを付してアーム部200のカバー201で覆われたこの目盛りの部分がアーム部200の進出量に応じて外部から直接目視可能としてアーム部200の進出量を確認できる簡易な表示構成としても良い。
そして、アーム長さ調整時においてこのようなアーム長さ確認手段で左右のアーム部の進出量が等しいことを確認することで、シート50を傾けることなく常に水平状態でシート50を昇降させることができるようになる。
以上のようなアーム長さ調整手段を用いると、浴槽壁面の傾斜に合わせてアーム部200の長さを簡単に調整することができるので、ベース部側の浴壁の傾斜具合に係わらず入浴介助装置1を浴槽のリムに合わせて載置することができる。これによって、後述するようにかかる入浴介助装置1をどのような浴槽に用いても浴槽を広く使うことが可能となる。
一方、シート50は、図1、図4、及び図6に示すように例えばステンレスでできた上面視矩形の薄い箱体からなる着座台500と、着座台500の一方のアーム部側に結合されかつステンレスでできた上面視矩形の薄い箱体からなる副座部510を有し、着座部上面の各アーム部側には図示しないヒンジを介して起き上がり可能で十分な強度を有する樹脂でできたフラップ520を備えている。
なお、フラップ520は、装置取り付け状態においてシート50を下降させると、図6に示すようにワイヤWによって起き上がとともに、シート50を上昇させて図4及び図5に示す状態に達すると、ワイヤWによる起き上がりを終えてフラップ520の端部がアーム部200の一部を乗り越えて着座部上面と面一の水平状態を維持するようになる。
以下、装置取り付け状態において浴槽内をシート50が昇降する際の最上位置(図4及び図5に示す位置)を「座面昇降上限位置」とする。この座面昇降上限位置においては、着座台500とフラップ520との間には隙間が形成されず、被介助者の手挟みを防止するようになっている。また、座面昇降上限位置において着座部上面とフラップ520とが隙間を形成せずに面一となることで、いわゆるプッシュアップと呼ばれる着座者が自分の臀部を若干浮かせながら介助者の助けを借りずに着座台上を移動する動作を行い易くしている。また、フラップ520は、図6に示すように、シート50を浴槽内に下降させた際にワイヤWによって上方に起き上がるようになっており、シート下降中にワイヤWの一部を覆って着座者の手挟みを防止する役目も果たしている。
また、着座台500のアーム部側には、図6に示すようにステンレスでできた着座台吊り下げ用の支持ブラケット590が取り付けられている。また、副座部510のアーム部側にも、ステンレスでできた着座台吊り下げ用の支持ブラケット590が取り付けられている。そして、支持ブラケット590には図示しない切り欠き等が形成され、これらの支持ブラケット590にそれぞれ上述した支持シャフト290が着脱自在に取り付けられている。このようにシート50がフレーム10に対して着脱自在となることで、被介助者以外の例えば家族等が入浴する際にシート50を取り外して浴槽を広く使うことが可能となる。
続いて、上述した入浴介助装置1の実際の使用方法とその作用について説明する。なお、本実施形態にかかる入浴介助装置1は着座台500に背凭れが備わっていないが、本発明を背凭れの備わっている入浴介助装置にも適用した場合にも座面昇降時における浴槽壁面への背凭れの接触防止を図るとともに浴槽の入浴スペースを十分確保するという効果を発揮することができる。
最初に上述した構成を有する入浴介助装置1を、図4に示すように、浴槽リムの長手方向一方の端部に載置する。この際、フレーム10のベース部100に備わった図示しないアーム間間隔調整機構を調整することで、入浴介助装置1の取り付けられる浴槽の横幅に応じて入浴介助装置1のアーム部200を浴槽側壁のリムに合致するように調整する。この各アーム部200の間隔調整は、フレーム下面に備わったストッパ230(図3参照)を浴槽壁面に当接させることで容易に行うことができる。また、フレーム10のベース部100を浴槽の長手方向一端側リムに合致するように載置する。
次いで、各アーム部200のアーム進出スライダ部250に備わった図示しないロックピンをロックバネの付勢力に抗して引っ張り、ベース部100のアーム進出ガイド部150に備わった図示しないロック孔とロックピンとの係合を解除し、左右各アーム部200を図5に示すようにベース部100から進出させる。
この際、アーム部200を進出させるに先立って、操作ボックスの座面降下ボタンを押して昇降装置300の昇降駆動部を駆動させてワイヤWを若干繰り出させる。このようにワイヤWを僅かに繰り出す理由は、ワイヤWが張ってアーム部200が伸ばせなくならないようにするためである。
次いで、アーム長さ確認用の目盛りを左右アーム部200ごとに確認しながらアーム部200をベース部100から更に進出させ、左右アーム部200の進出量が等しくなるようにする。このようにアーム長さ確認手段で左右のアーム部200の進出量が等しいことを確認することで、シート昇降時にシート50を傾けることなく常に水平状態を保ちながらシート50を昇降させることができる。
なお、アーム部200の進出量は入浴介助装置1のシート50を昇降したときにシート50に着座した被介助者(以下、「着座者」とする)が背中をベース部側の浴槽壁面に接触しない程度であるのが好ましい。各アーム部200の進出量をこのように調整することで、本実施形態にかかる入浴介助装置1をどのような浴壁形状を備えた浴槽に設置しても、シート昇降時に着座者が背中を擦ることなくかつシート下降後に着座者の広い入浴スペースを確保することが可能となる。
このようにアーム部200の長さ調整を行うに伴って、アーム部200を適当な量だけ進出させるとともにワイヤWをこのアーム部200の長さ調整分だけ繰り出すだけの簡単な調整作業だけを行えば良い。その結果、アーム長さ調整に伴うシート昇降のための特別な調整機構を必要としない。これによってアーム長さ調整を簡易な構成で可能とする。また、このような構成をとることでアーム部200の高さを低く抑えることができ、被介助者が跨ぎ易く使い勝手の良い入浴介助装置とすることができる。
続いて、被介助者が浴槽側方からフラップ520に腰掛けて、例えば介助者が被介助者の肩や腰を抱き抱えるとともに脚を持ち上げたり、被介助者自らが臀部を浮かしていわゆるプッシュアップと呼ばれるような動作により被介助者が着座部上まで移動する。
なお、この状態においては、昇降装置300のDCモータ310が駆動しておらず、ワイヤWは減速ギア320のウォームギヤと平歯車との組み合わせによりワイヤ繰り出し巻き取りドラム330にしっかりと巻き取られているので、シート50が下方にずれるようなことなく、被介助者が安心して座面上に着座することができる。
また、ベース部100に昇降装置300が備わるとともにシート50がワイヤWで吊持され、昇降装置300を介して当該ワイヤWが巻き取られたり繰り出されるようになっているので、アーム部200の高さを低く抑えることができ、被介助者が跨ぎ易く使い勝手の良い入浴介助装置となっている。
このようにして被介助者がシート50に着座した後、シート50に着座した被介助者(以下、「着座者」という)又は介助者が図示しない操作ボックスの座面降下ボタンを押して昇降装置300のDCモータ310を駆動し、ワイヤ繰り出し巻き取りドラム330で巻き取られたワイヤWを各アーム部200に向かって繰り出させる。ワイヤ巻き取り繰り出しドラム330によって巻き取られていたワイヤWは図示しない座面降下ボタンを操作させて昇降装置300を作動させる作動量に応じて第1プーリ210及び第2プーリ220によって延在方向を変えながら繰り出され、ワイヤ先端及びこのワイヤ先端が接続された支持シャフト290が浴槽底部に向かって下降する。
これによって、4本のワイヤWで吊り下げられた着座台500が下方に降下し始める。この際、本実施形態にかかる入浴介助装置1の場合、ベース部100に昇降装置300が備わるとともにシート50がワイヤWで吊持され、昇降装置300がアーム部200を介してシート50を昇降させている。また、アーム部内には対向する各アーム部200に関してそれぞれ2個ずつプーリ210,220が備わり、ワイヤWは各プーリ210,220を介して昇降装置300によって巻き取られたり繰り出されるようになっている。そして、4個のプーリ210,220と4本のワイヤWを介して着座台500を4箇所で吊っているので、シート50が安定したまま昇降可能とする。また、アーム部200を介してシート50を昇降させているので、シート50を単に吊り下げただけの単純な機構としてシート50を浴槽内で昇降でき、シート昇降時に入浴介助装置に余分なモーメントを生じさせずに済み、装置構成の簡素化を図ることが可能となる。
また、アーム部200を伸ばす部分が着座台500を吊っている位置とベース部100との間にあるので、アーム部200の長さを変えても着座台500を吊る幅が一定しており、アーム部200の長さをどのように調整しようとも常に安定してシート50を昇降できる。また、アーム部200の長さを調整しても着座台500の吊持幅が変わらないので、アーム部200の長さをどのように調整しようとも昇降装置300の昇降駆動力が大きくならず、バッテリ370が長持ちして入浴介助装置1を長時間使用することが可能となる。
また、シート50の下降動作に伴い、着座台500の側方にヒンジで結合されたフラップ520がワイヤWによってその各端部が持ち上げられることで起き上がっていく。このようにシート50が下降する際にフラップ520が起き上がってワイヤWを覆うことで、シート下降時に着座者がワイヤWに触れたりすることがなく、ワイヤWとアーム部200との間の手挟みを防止することができる。
以上の構成を有することで、従来の単なる箱型の浴槽のみならず、例えばいわゆるバスタブと呼ばれるような浴槽の浴壁がかなり傾斜した浴槽や浴槽のリムが上面視で瓢箪型をなすような形状の浴槽において、入浴介助装置1のフレーム10のベース部100を浴槽のリムに合わせて載置しても、シート昇降中に着座者の背中が浴槽壁面に接触して擦れたままシート昇降が行われることがなくなり、入浴介助装置1の使用者に不快感を与えることがない。
このようにしてシート50が浴槽の底部に達するとワイヤ先端の移動も停止するので、繰り出されるワイヤWがワイヤ繰り出し部において撓む。このワイヤWの撓みによって図示しないリミットスイッチが作動してシート50が浴槽底部に達したことを検知する。これによって昇降装置300の駆動を停止して着座者がしばらく湯に浸かる。
次いで、着座者が入浴を楽しんだ後、入浴介助装置1を上述と逆に作動させることでシート50を座面昇降上限位置まで上昇させる。具体的には、図示しない操作スイッチを操作することで昇降装置300のDCモータ310をシート上昇方向に駆動させ、ワイヤWを巻き取ってシート50を上昇させる。これによってシート50が浴槽内を上昇していく。なお、シート上昇中は着座台500に連結されたフラップ520が起き上がってワイヤWの一部を覆ったまま着座者とワイヤWとの間に介在しているので、シート上昇中に着座者がワイヤWに触れることがなく手挟みを防止でき、着座者が安心したままシート50を上昇させることができる。
なお、4個のプーリ210,220と4本のワイヤWを介して着座台500を4箇所で吊っているので、シート上昇の際もシート下降の際と同様にシート50が安定したまま上昇可能とする。
シート50が座面昇降上限位置に達すると、ワイヤWが巻き取られてその先端近傍がアーム部内に収容されるので、ワイヤWによって起き上がっていたフラップ520はもはや起き上がることなく水平状態になるまで倒れる。これによって着座台500とフラップ520とは面一となるので、いわゆるプッシュアップと呼ばれる着座者が自分の臀部を少し浮かせながら介助者の助けを借りずに着座部上を移動する動作を行えるようになる。
このようにして着座者が自ら又は介助者の助けを借りて着座台500からフラップ520を経て浴槽のリム側に移動して浴槽のリムを乗り越えて入浴を終える。
なお、上述したように被介助者の入浴を終えて被介助者以外の例えば家族が入浴する際には、着座台500からワイヤ先端に連結された支持シャフト290を外してフレーム10のみが浴槽のリムに載置した状態としてこれら被介助者以外の者が入浴する。
この場合、浴壁が傾斜した浴槽に入浴介助装置1を設置した場合であっても、アーム部200をベース部100から適当に進出させるとともにベース部100が浴槽一端側のリムに合致するように取り付けられており、従来の入浴介助装置のようにフレームが浴槽のリムの前方に取り付けられていないので、被介助者以外の者が入浴する際にベース部100が邪魔になることがない。この場合、むしろ入浴者がベース部100をヘッドレスト代わりに使用することも可能となり、被介助者以外の例えば家族も浴槽を広く使って入浴を十分楽しむことができる。
以上説明したように、本発明にかかる入浴介助装置は、浴槽壁面の傾斜に合わせてアーム部200の長さを調整することが可能なので、ベース部側の浴壁の傾斜具合に係わらず入浴介助装置を浴槽のリムに合わせて載置することができる。これによって、かかる入浴介助装置1をどのような浴槽に用いても浴槽を広く使うことが可能となる。
また、アーム部200を介してシート50を昇降させているので、着座台500を単に吊り下げただけの単純な機構としてシート50を浴槽内で昇降でき、シート昇降時に入浴介助装置1に余分なモーメントを生じさせずに済み、単純な構成の軽量化した入浴介助装置とすることができる。これによって、入浴介助装置1の設置性を向上させるとともに浴槽への設置後の装置の使い勝手を向上させる。
なお、本発明にかかる入浴介助装置の各構成要素の材質は上述の実施形態において記載した材質に限定されるものでないことは言うまでもない。
本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置をそのフレームのアーム部を最も縮めた状態で示した斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置をそのフレームのアーム部を最も伸ばした状態で示した斜視図である。 図1に示した入浴介助装置のフレームのみの構成をフレームのベース部とアーム部のカバーを取り去った状態で示した平面図である。 図1に示す入浴介助装置を浴槽のリムに取り付けた状態を、浴槽を一部破断して示す斜視図である。 図2に示す入浴介助装置を浴槽のリムに取り付けた状態を、浴槽を一部破断して示す斜視図である。 入浴介助装置を浴槽に設置した後、シートを若干下降させた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 入浴介助装置
10 フレーム
50 シート
100 ベース部
101 カバー
110 ベースプーリ
150 アーム進出ガイド部
151 基準位置表示部
200 アーム部
201 カバー
210 第1のワイヤ繰り出し巻き取りプーリ(第1プーリ)
220 第2のワイヤ繰り出し巻き取りプーリ(第2プーリ)
230 ストッパ
250 アーム進出スライダ部
251 目盛り
290 支持シャフト
300 昇降装置
310 DCモータ
320 減速ギア
330 ワイヤ繰り出し巻き取りドラム
350 支持ブラケット
360 制御ボックス
370 バッテリ
380 ワイヤ巻き乱れ防止部
390 ガイドプーリ
500 着座台
510 副座部
520 フラップ
590 支持ブラケット
W ワイヤ

Claims (6)

  1. 入浴時に入浴者の頭を支えるヘッドレストとなるベース部と当該ベース部の両端から略垂直に延在したアーム部とからなり浴槽のリムに載置されるコの字型のフレームと、
    前記フレームに取り付けられた昇降装置と、
    前記アーム部に取り付けられ、前記フレームを浴槽のリムに取り付けた状態で前記昇降装置を介して浴槽内を昇降可能となった座面を備えた入浴介助装置において、
    前記フレームは、前記各アーム部の長さを調整することで、前記座面が上昇した位置において、前記ベースと前記座面との距離を可変とするアーム長さ調整機構を有するとともに、前記アーム長さ調整機構がアーム部の座面取り付け位置と前記ベース部間に備えていることによって、前記座面が上昇位置にある際に、前記入浴者が前記座面に座った状態で前記ヘッドレストとなるベース部と前記座面との間に形成される空間の広さを調整可能であることを特徴とする入浴介助装置。
  2. 前記ベース部に前記昇降装置が備わるとともに前記座面が可撓性部材で吊持され、前記昇降装置を介して当該可撓性部材が巻き取られたり繰り出されるようになったことを特徴とする、請求項1に記載の入浴介助装置。
  3. 前記可撓性部材は4本のワイヤ又はベルト状可撓性部材からなり、前記可撓性部材は前記各アーム部内に備わったプーリを介して前記昇降装置によって巻き取られたり繰り出されるようになったことを特徴とする、請求項2に記載の入浴介助装置。
  4. 前記アーム長さ調整機構は、アーム進出ガイド部とアーム進出スライダ部を備え、かつ前記アーム進出ガイド部とアーム進出スライダ部を所定位置で固定可能としたことを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の入浴介助装置。
  5. 前記アーム長さ調整機構は、各アーム部の進出量を確認するアーム長さ確認手段を備えていることを特徴とする、請求項4に記載の入浴介助装置。
  6. 前記座面が前記フレームに対して着脱自在に設けられたことを特徴とする、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の入浴介助装置。
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