JP7029667B2 - 入浴介助装置 - Google Patents
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Description
第1の発明によれば、浴室の壁側のリム部の上面の幅が狭く形成された浴槽に対して入浴介助装置を設置する場合において、当接部をサイドフレーム部の外側端部に対して第1内側位置に配置することで、サイドフレーム部が浴室の壁に当たってしまうことなく、当接部を浴槽内壁に当接させることが可能となり、突っ張り固定をすることができる。
また、当接部が当接する浴槽内壁の傾斜が大きい浴槽に対して入浴介助装置を設置する場合において、当接部を第2内側位置にすることで、浴槽内壁の傾斜が大きい場合でも、リム部上面にサイドフレーム部が載置する面積を大きくすることが可能となり、安定した載置を行うことができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記当接部は、一対の前記サイドフレーム部の内、他方のサイドフレーム部の下方に設けられた前記当接部の位置も前記第1状態と、前記第2状態とに変更可能であり、一対の前記サイドフレーム部に対する前記当接部の位置は、一方側のサイドフレーム部と他方側のサイドフレーム部とでそれぞれ異なる位置に変更可能であることを特徴とする。
第2の発明によれば、一対の長辺側リム部のうち一方のリム部の上面の幅が相対的に狭く、他方のリム部の上面の幅が相対的に広く形成された浴槽に対して入浴介助装置を設置する場合において、一方の当接部の位置を第1内側位置としつつ、他方の当接部の位置を第2内側位置にすることができるため、リム部上面に対するサイドフレーム部の載置面積を両側で補い合うことができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記当接部の位置は、前記サイドフレーム部の外側端部を除く範囲で変更可能であることを特徴とする。
第3の発明によれば、当接部の位置は、リム部上面にサイドフレーム部を安定して載置することが可能な範囲(サイドフレーム部の外側端部を除く範囲)で、第二の方向に変更することができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記サイドフレーム部に対する前記当接部の位置を変更可能な範囲は、前記サイドフレーム部の外側端部から10mm離れた位置を始点とすることを特徴とする。
第4の発明によれば、第一の方向に沿った浴槽内壁は、水が溢れにくいように曲率をもったR形状を有していることが多い。浴槽内壁に形成されるR形状は、サイドフレーム部の外側端部から10mmまでの範囲に形成されることが多い。そのため、この範囲と被らないように当接部の位置を変更することができるようにしている。
第5の発明は、第1~第4の発明のいずれか1つにおいて、前記調節機構は、前記第二の方向から前記メインフレーム部に働いた外力によって前記メインフレーム部の長さが変わらないように、前記メインフレーム部の前記第二の方向に対する長さを維持するロック手段を備えることを特徴とする。
第5の発明によれば、調節機構にロック手段を備えたことで、メインフレーム部の長さが第二の方向に対して変わることがないため、当接部による突っ張り固定を解除してしまうおそれがない。
第6の発明は、第1~第5の発明のいずれか1つにおいて、前記当接部は、前記サイドフレーム部に対して着脱可能な別部材によって構成され、前記当接部は、前記第一の方向の浴槽内壁に当接することで前記サイドフレーム部に固定されると共に、前記サイドフレーム部に対して向きを変えて着脱されることで、前記当接部の位置を前記第1状態と前記第2状態とに変更可能であることを特徴とする。
第6の発明によれば、入浴介助装置が浴槽に対して突っ張り固定される力を利用し、当接部がサイドフレーム部に固定されるように構成されているため、ネジなどの固定手段を必要としていない。また、サイドフレーム部に対する当接部の位置を容易に変更可能である。
第7の発明は、第1~第6の発明のいずれか1つにおいて、前記調節機構は、前記第二の方向に前記メインフレーム部の長さを調節する際に、前記当接部が前記第一の方向の浴槽内壁に当接することによって前記調節機構が受ける反力が所定以上の大きさとなった場合、前記メインフレーム部の長さを前記第二の方向にそれ以上延ばすことができないように規制するリミッタ機構を有することを特徴とする。
第7の発明によれば、調節機構にリミッタ機構を設けることで、浴槽内壁を傷つけることを防止しつつ、最適な突っ張り固定力で入浴介助装置を浴槽に設置することができる。
図2は、図1に示す入浴介助装置1を裏側から見た斜視図である。
図3は、入浴介助装置1が浴槽100に設置された状態の斜視図である。
図6は、図5に示すサイドフレーム部21および当接部材30の分解斜視図である。
図8(a)は、浴室の壁200側のリム部102の上面の幅が狭く形成された浴槽に対して入浴介助装置1を設置する場合を示す。
図8(b)は、当接部35が当接する浴槽内壁の傾斜が大きい浴槽に対して入浴介助装置1を設置する場合を示す。
図11は、着座台50が浴槽100内の下方位置にある状態の模式図である。
Claims (7)
- 長辺と短辺とをもつリム部を有する浴槽に設置される入浴介助装置であって、
前記入浴介助装置は、
前記長辺に沿った第一の方向のリム部上面に載置される一対のサイドフレーム部と、一対の前記サイドフレーム部を連結するメインフレーム部と、を有するフレーム本体と、
浴槽内の上方位置と下方位置との間を昇降可能であり、前記フレーム本体に支持される着座台と、
前記着座台を昇降させる昇降装置と、
前記メインフレーム部の長さを、前記短辺に沿った第二の方向のリム部の長さに合わせて調節可能な調節機構と、
一対の前記サイドフレーム部のそれぞれの下方に設けられ、前記第一の方向の浴槽内壁に当接することで当該入浴介助装置を浴槽に対して突っ張り固定可能にする一対の当接部と、
を備え、
前記第一の方向のリム部上面の幅が狭く形成された浴槽に対して、前記当接部を当接可能にすると共に、前記第一の方向の浴槽内壁の傾斜が大きい浴槽に対して、前記第一の方向のリム部上面に前記サイドフレーム部を載置可能にするために、一対の前記サイドフレーム部の内、少なくとも一方のサイドフレーム部の下方に取り付けられた前記当接部の位置を前記サイドフレーム部の外側端部に対して第1内側位置に配置される第1状態と、前記第1内側位置より内側の第2内側位置に配置される第2状態とに変更可能であり、
前記当接部は、前記サイドフレーム部に対して着脱可能な別部材によって構成され、
前記当接部は、前記第一の方向の浴槽内壁に当接することで前記サイドフレーム部に固定されることを特徴とする入浴介助装置。 - 前記当接部は、一対の前記サイドフレーム部の内、他方のサイドフレーム部の下方に設けられた前記当接部の位置も前記第1状態と、前記第2状態とに変更可能であり、
一対の前記サイドフレーム部に対する前記当接部の位置は、一方側のサイドフレーム部と他方側のサイドフレーム部とでそれぞれ異なる位置に変更可能であることを特徴とする請求項1記載の入浴介助装置。 - 前記当接部の位置は、前記サイドフレーム部の外側端部を除く範囲で変更可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の入浴介助装置。
- 前記サイドフレーム部に対する前記当接部の位置を変更可能な範囲は、前記サイドフレーム部の外側端部から10mm離れた位置を始点とすることを特徴とする請求項3記載の入浴介助装置。
- 前記調節機構は、前記第二の方向から前記メインフレーム部に働いた外力によって前記メインフレーム部の長さが変わらないように、前記メインフレーム部の前記第二の方向に対する長さを維持するロック手段を備えることを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の入浴介助装置。
- 前記当接部は、前記サイドフレーム部に対して向きを変えて着脱されることで、前記当接部の位置を前記第1状態と前記第2状態とに変更可能であることを特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載の入浴介助装置。
- 前記調節機構は、前記第二の方向に前記メインフレーム部の長さを調節する際に、前記当接部が前記第一の方向の浴槽内壁に当接することによって前記調節機構が受ける反力が所定以上の大きさとなった場合、前記メインフレーム部の長さを前記第二の方向にそれ以上延ばすことができないように規制するリミッタ機構を有することを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の入浴介助装置。
Priority Applications (1)
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JP2018031813A JP7029667B2 (ja) | 2018-02-26 | 2018-02-26 | 入浴介助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018031813A JP7029667B2 (ja) | 2018-02-26 | 2018-02-26 | 入浴介助装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019146667A JP2019146667A (ja) | 2019-09-05 |
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Family
ID=67849697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018031813A Active JP7029667B2 (ja) | 2018-02-26 | 2018-02-26 | 入浴介助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7029667B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002336153A (ja) | 2001-05-17 | 2002-11-26 | Ryunosuke Takeuchi | ユニットバス用椅子 |
JP2003265345A (ja) | 2002-03-18 | 2003-09-24 | Toto Ltd | 入浴補助具 |
JP2006102277A (ja) | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Toto Ltd | 入浴介助装置 |
US20140331400A1 (en) | 2013-05-09 | 2014-11-13 | Li-Sheng Chien | Bath aid structure and bath aid assembly |
-
2018
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US20140331400A1 (en) | 2013-05-09 | 2014-11-13 | Li-Sheng Chien | Bath aid structure and bath aid assembly |
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