JP2005278751A - 入浴介助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 浴槽への取付けが簡単に行え、かつ被介助者以外の者に十分な入浴スペースの確保できる入浴介助装置を提供する。
【解決手段】 浴槽のリム上に載置される支持フレーム20と、フレーム上に設置された装置本体30と、装置本体に取付けられた伸縮ガイド40と、伸縮ガイドに取付けられた座面530とを有し、装置本体に備わった昇降装置を介して座面530を昇降させる入浴介助装置において、伸縮ガイド40は座面方向に延在した着脱部を有し、当該伸縮ガイド40は座面を外した状態で着脱部を当該伸縮ガイドの中心軸に対して回転自在となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば高齢者や身体障害者などの入浴時に介助を必要とする者の入浴を助ける入浴介助装置に関する。
に関する。
浴槽の縁部(リム)に取付けられ、例えば高齢者や身体障害者など入浴時に介助を必要とする者の入浴を助ける入浴介助装置は従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる入浴介助装置は、浴槽のリムに載置される支柱部と、支柱部に昇降可能に設けられたスライド部材と、スライド部材から下方へ延伸するスライドガイドと、スライドガイドの下端に取付けられた座面と、座面を昇降させる昇降駆動装置とを備えている。
また、座面はスライドガイドに枢着され、摩擦抵抗部材を介して座面を垂直方向に折り畳んだり、水平方向に展開したりする構造となっている。そして、この構造によって被介助者以外のものが入浴する際の入浴スペースの確保を図っている。
特開2002−306564(3−5頁、図1)
座面の折り畳み構造を有する入浴介助装置に関しては、着座者の体重を支えるための十分な強度が折り畳み部に必要となる。しかしながら、特許文献1に記載の座面の折り畳み構造では、最も強度を必要とするL字状折り畳み部の部分に被介助者の体重(負荷)が曲げモーメントとして作用する。そのため、ガイドと座面の連結部である折り畳み部に強度の不足を補うための大掛かりな補強等が必要である。従って、かかる連結部を簡易な構造とすることができず、折り畳んだ後の浴槽内への座面の突出量が依然として大きくなる。また、折り畳み後に座面をガイドから取り外すこともできない。そのため、実際には入浴スペースの確保が十分に図れない問題がある。すなわち、入浴介助装置自体が浴槽への簡易な取付け構造有しているにもかかわらず、使い勝手の面で不十分な点がある。
本発明の目的は、浴槽への取付けが簡単に行え、かつ被介助者以外の者の十分な入浴スペースの確保できる入浴介助装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明にかかる入浴介助装置は、
浴槽のリム上に載置されるフレームと、前記フレーム上に設置された装置本体と、前記装置本体に取付けられた伸縮ガイドと、前記伸縮ガイドに取付けられた座面とを有し、前記装置本体に備わった昇降装置を介して当該座面を昇降させる入浴介助装置において、
前記伸縮ガイドは座面方向に延在した着脱部を有し、当該伸縮ガイドは前記座面を外した状態で前記着脱部を当該伸縮ガイドの中心軸に対して回転自在としたことを特徴とする。
座面を外した後に伸縮ガイドの着脱部を回転させることで伸縮ガイドを入浴者の頭部に干渉しないように収納することができ、被介助者以外の者が入浴するときの入浴スペースを十分に確保する。
また、本発明の請求項2に記載の入浴介助装置は、請求項1に記載の入浴介助装置において、
前記昇降装置は可撓性部材を備え、当該可撓性部材の一部が前記伸縮ガイドの着脱部近傍に固定され、前記可撓性部材の巻き上げ又は繰り出しによって前記座面を昇降させることを特徴とする。
伸縮ガイドの回転収納時に可撓性部材が撓むので、座面を外した際にワイヤに張力がかからず伸縮ガイドの回転を妨げない。
また、本発明の請求項3に記載の入浴介助装置は、請求項1又は請求項2に記載の入浴介助装置において、
前記伸縮ガイドは複数の円管を備えた多段ガイドで構成され、前記着脱部が前記伸縮ガイドの最下段に固定され、当該着脱部が前記伸縮ガイドと一緒に当該伸縮ガイドの中心軸に対して回転自在としたことを特徴とする。
伸縮ガイドが円管でできているので廻り易く、伸縮ガイドを回転するだけで着脱部の収納が容易にできる。
また、本発明の請求項4に記載の入浴介助装置は、請求項3に記載の入浴介助装置において、
前記伸縮ガイドは並列配置された2列の伸縮ガイドからなり、前記伸縮ガイドにそれぞれ設けられた着脱部にはリンク機構が連結され、当該リンク機構により伸縮ガイドの各着脱部が同期して回転するようになったことを特徴とする。
2つの着脱部を同時に収納できるとともに、座面装着状態に同時に引き出すことができるので、使い勝手が良い。
また、本発明の請求項5に記載の入浴介助装置は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の入浴介助装置において、
前記着脱部の回転位置を規制する規制手段を設けたことを特徴とする。
着脱部の位置を気にせずに、これを引き出すだけで座面との位置決めが可能となり、座面の取付けが簡単になる。また、着脱部が伸縮ガイドの収納位置を通り過ぎて浴槽壁面に当たるのを防止できる。
また、本発明の請求項6に記載の入浴介助装置は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の入浴介助装置において、
前記着脱部の座面装着位置と着脱部収納位置の少なくともいずれか一方の位置を固定する固定手段を備えたことを特徴とする。
座面装着位置や着脱部収納位置に着脱部を位置決め易くなり、座面の装着や着脱部の収納がよりやり易くなる。
本発明によると、座面を外した後に伸縮ガイドの着脱部を回転させることで伸縮ガイドを入浴者の頭部に干渉しないように収納することができ、被介助者以外の者が入浴するときの入浴スペースを十分に確保する。
また、昇降装置が可撓性部材を介して座面を昇降させると、伸縮ガイドの回転収納時に可撓性部材が撓むので、座面を外した際にワイヤに張力がかからず伸縮ガイドの回転を妨げない。
また、伸縮ガイドが複数の円管でできていると、伸縮ガイドを回転するだけで着脱部の収納が容易にできる。
また、伸縮ガイドが並列配置された2列の伸縮ガイドからなり、伸縮ガイドにそれぞれ設けられた着脱部にリンク機構が連結されていると、2つの着脱部を同時に収納できるとともに、座面装着状態に同時に引き出すことができるので、使い勝手が良い。
また、着脱部の回転位置を規制する規制手段を設けると、着脱部の位置を気にせずにこれを引き出すだけで座面との位置決めが可能となり、座面の取付けが簡単になる。これとともに、着脱部が伸縮ガイドの収納位置を通り過ぎて浴槽壁面に当たるのを防止できる。
また、着脱部の座面装着位置と着脱部収納位置の少なくともいずれか一方の位置を固定する固定手段を備えると、座面の装着や着脱部の収納がよりやり易くなる。
以下、本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置について説明する。本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置1は、図1に示すように、浴槽のリムの一端側に載置される支持フレーム20と、支持フレーム20に取付けられた装置本体30と、装置本体30に対して回動可能に取付けられた多段ガイド(伸縮ガイド)40と、多段ガイド40の一端部(下端部)に取付けられた背凭れ付きのシート50とを備えている。
なお、多段ガイド40にはテレスコピック型の多段ガイドを用いることによって、装置本体30の高さをシート50の背凭れ部540の高さとほぼ同等に抑えている。また、装置本体30には、ドラム350(図8参照)とドラム350を駆動するモータ323が取付けられ、当該ドラム350に巻かれたワイヤ(可撓性部材)100(図8参照)をモータ323によって巻き上げたり繰り出したりすることで、多段ガイド40に連結された背凭れ付きのシート50を多段ガイド40の伸縮とともに昇降するようになっている。
また、多段ガイド40は、装置本体30に対して一定の角度範囲内で回動自在となっている。そして、多段ガイド40の最下段ガイドには回転ローラ450(図2参照)が備わっている。また、シート50の底部には座面530の滑り止めを兼ねた着底部550(図1参照)が備わっている。更に、多段ガイド40と装置本体30とは、ガイド側回動部400と本体側回動部300(図2参照)によって着脱可能かつ多段ガイド40が装置本体30に対して回動可能に連結されている。
また、多段ガイド40の最下段ガイドである第4のガイド440(図4参照)に連結されたシート50は、図5及び図6に示すように、そのシート50の座面530に対して背凭れ部540を折り畳み可能とするとともに、シート自体をこの第4のガイド440から取り外し可能となっている。更には、シート50を取り外した第4のガイド440はこれを図7に示す収納状態にできるようになっている。
以下、各構成要素についてより詳細に説明する。支持フレーム20は、図1に示すように、浴槽のリムに取付けた状態において上面視で角型C字形状を有し、浴槽の一端側リムに載せられるメインフレーム210と、メインフレーム210の両端に取付けられ、浴槽の側方リムに載せられる2本のサイドフレーム220を備えている。
支持フレーム20は、ステンレスの角パイプでできており、メインフレーム210の両端からサイドフレーム220の一部が挿入されており、サイドフレーム220の一部がメインフレーム210に対してスライド可能となってサイドフレーム同士の間隔を調整可能にしている。
また、サイドフレーム220はメインフレーム210に対して図示しないネジ等の締結手段によってサイドフレーム同士が適当な間隔を保ったまま固定されるようになっている。また、サイドフレーム220の一部には抑えプレート(図示せず)が備わり、抑えプレートを浴槽の側壁に押し当てることによってサイドフレーム220の位置決め及び支持フレーム20のずれ防止を行うようになっている。
このように支持フレーム20は各サイドフレーム220がメインフレーム210に対してスライド可能となっており、サイドフレーム220の幅調整を可能としているので、入浴介助装置1を様々な形状及び大きさの浴槽のリムに取付け可能となっている。また、支持フレーム20に備わった抑えプレートがサイドフレーム220の幅調整時のストッパとしての役目を果たすことで、入浴介助装置1を浴槽に取付けた後に入浴介助装置本体の位置ずれを防止することができる。
一方、メインフレーム210の中央部分には装置本体30が取付けられている。装置本体30は、入浴介助装置1を浴槽に取付けてシート50を最上位置に保った状態で、装置本体30とシート50を一定の角度範囲内で水平方向に回転させる回転部310(図1参照)と、回転部310に取付けられかつ多段ガイド40を介してシート50を支持する本体フレーム320と、本体フレーム320の内側に設けられた昇降駆動部(昇降装置)330(図8参照)とを有している。なお、装置本体30はここでは図示しないが、装置カバーで全体的に覆われている。
回転部310は、ここでは詳細には図示しないが、支持フレーム20にロアベースプレート311a及びアッパーベースプレート311bを介して一体に取付けられた回転支柱312と、回転支柱312に対して回転自在に取付けられた回転リング(図示せず)を備えている。
又、支持フレーム20は、支柱状の回転軸を有し、この回転軸の上部には切欠き状のストッパ穴が設けられている。そして、この回転軸に、前記回転リングを介して回転支柱312が回転自在に取付けられている。又、この状態で前記ストッパ穴に係合するストッパが設けられている。また、本体フレーム320は、図8に示すように、回転部310から取り外し可能となっている。
そして、本体フレーム320に取付けられた回転レバー(図示せず)を操作することによって図示しない操作ワイヤが引っ張られ、ストッパ穴の切欠き部とストッパとの係合が解除するようになっている。すなわち、通常、ストッパがストッパ穴に係合しているので、装置本体30が所定の位置で停止し、回転レバーを操作することでストッパをストッパ穴から係合解除させると、装置本体30及び上限位置にあるシート50を予め定められた一定の角度内で水平に回転できるようになっている。これによって、上限位置にあるシート50を浴槽のリム側に移動させ、被介助者が浴槽外からシート50に乗り移り易くしている。また、一旦、シート50に被介助者が座った後は、回転レバーの操作によってストッパとストッパ穴との係合を解除し、シート50を水平方向に回転させてシート50を浴槽内上方に移動させることで、被介助者の移乗性向上を図っている。
一方、本体フレーム320の上部には、図2に示すように、多段ガイド40を一定の角度範囲で回動可能とさせる本体側回動部300が備わっている。本体側回動部300は、本体フレーム320に支持された回動シャフト301を備え、回動シャフト301の長手方向中央部分にはプーリ370(図5参照)が取付けられている。また、回動シャフト301には後述するように多段ガイド40のガイド側回動部400が係合している。
続いて、回転部310に備わったワイヤ駆動部の構造について説明する。図3に示すように、回転部310にはステンレスのパイプからなる本体フレーム320と、本体フレーム320に取付けられた駆動部取付けベース325と、駆動部取付けベース325の上方に取付けられたドラム350(図8参照)と、ドラム350から繰り出し又はドラム350で巻き取り可能なワイヤ100(図8参照)と、ドラム350を回転させてワイヤ100の繰り出し及び巻き取りを行うモータ323と、ここでは図示しないがモータ323を駆動するバッテリと、座面の昇降を制御する制御装置と、昇降スイッチを有したスイッチボックスを備えている。
ドラム350は、ドラム回転ボス及びドラム支持板によって本体フレーム320に回転可能に支持されている。また、ドラム350には一端が第4のガイド440に結合したワイヤ100の他端側が巻き付けられている。そして、ドラム350に巻回されたワイヤ100はワイヤガイド及びワイヤ押さえによってドラム周面からのふくらみが抑えられている。また、ワイヤ100の撓みによる座面530の浴槽壁部への到達を検知するリミットスイッチとワイヤ巻き取りによる座面530の最上位置を検知するリミットスイッチが本体フレーム320の適所に備わっている。
また、本体フレーム320の本体側回動部300である回動シャフト301には上述したようにプーリ370(図5参照)が備わっている。すなわち、プーリ370は、多段ガイド40の回動中心と同軸に設けられている。そして、本体フレーム320の中間位置に配置されたドラム350から繰り出したワイヤ100がプーリ370を介して多段ガイド40の最下段ガイドにおける連結部441(図6参照)に接続されている。
多段ガイド40は、図4に示すように、2列に配置した円筒状の多段ガイドであり、ガイド収容部をなす第1のガイド410と、この内側に摺動可能に備わる第2のガイド420と、さらにこの内側に摺動可能に備わる第3のガイド430と、最も内側に収納可能に備わる第4のガイド440からなるテレスコピックタイプの多段伸縮ガイドである。また、第1のガイド410はガイド側回動部400の一部をなす連結ステー401で連結されている。
なお、多段ガイド40は、全てステンレスでできており、浴槽内での長期間の使用に耐えられるようになっている。
また、多段ガイド40の第1のガイド410には上述したように装置本体30と多段ガイド40を一定の角度範囲で回動可能とするガイド側回動部400(図2参照)が備わっている。
多段ガイド40は、ここでは詳細には図示しないが、各多段ガイド40の上端部に半割構造の外側ライナが備わり、各多段ガイド40の下端部にはリング状のストッパ及び内側ライナが備わっている。そして、第1のガイド410乃至第3のガイド430の内周には摺動シートが備わり、外側のガイドの摺動シートに対してこれに隣接する内側のガイドの外側ライナが摺動することで、外側のガイドから内側のガイドが延伸するようになっている。また、内側ライナはストッパとともに各ガイドの下端にネジ止めされ、このガイドに摺設する内側ガイドの外側ライナが外側ガイドの内側ライナに突き当たることで、内側ガイドの抜けを防止している。なお、摺動シートと外側ライナとは、周方向に対しても互いに抵抗なく摺動できるようになっている。
一方、第4のガイド440の下端部には、図2に示すように、入浴介助装置1を浴槽に取付けた状態で水平方向に延在する水平延在部445が形成されている。そして、上述したように水平延在部445の連結部441にワイヤ100の一端が連結されている。また、水平延在部445の端部は開口しており(図6参照)、後述する座面530の連結パイプ535に圧入されたブッシュ(図示せず)が挿入されるようになっている。また、水平延在部445の端部近傍には固定ピン挿入孔445aが形成され、固定ピンを介して第4のガイド440の水平延在部445に座面530の連結パイプ535をしっかりと固定するようになっている。
また、第4のガイド440の折り曲げ部には、図4に示すように、側面視で三角形状を有するステンレス製の補強板451が備わり、当該補強板451には、支持ステー452を介して回転ローラ450が回動自在に設けられている。
そして、多段ガイド40が装置本体30に対して回動自在となっていることと、多段ガイドの第4のガイド440に回転ローラ450を備えたこととから、多段ガイド40の延伸に伴って回転ローラ450が浴槽側壁に接触して浴槽側壁に沿って回転しながら降下し、座面530の滑らかな昇降を行うようになっている。
また、多段ガイド40の第1のガイド410乃至第4のガイド440はすべて円管でできており、外側ガイドの外周部の摺動シートが内側ガイドの外側ライナと円周方向に対しても抵抗なく回転できるようになっているので、図6及び図7に示すように、第4のガイド440の水平延在部445からシート50を取り外した後に、第4のガイド440の水平延在部445を浴槽の前方から90度回転させて浴槽の側壁に沿って収納配置させることができる。これによって、浴槽の側壁から第4のガイド440の水平延在部445が突出部しなくなり、被介助者以外の例えば家族が入浴する際にこの部分が入浴の邪魔とならなくなる。
続いて、背凭れ付きのシート50について説明する。背凭れ付きのシート50は図5に示すように折り畳み可能となっており、図1及び座面530を透過した状態の図2に示すように断面丸型のステンレスからなるパイプを角型C字状に折り曲げた座面用フレーム510と、同じく角形C字状に形成された背凭れ用フレーム545とを備え、座面用フレーム510と背凭れ用フレーム545の端部が折り畳み用ピンで各フレームを折り畳み可能に結合されている。そして、座面用フレーム510にはアームレスト520が設けられ、かつ座面用フレーム510の着座位置には座面530(図1参照)が取付けられている。また、背凭れ用フレーム545の背凭れ位置には背凭れ部540が取付けられている。
一方、座面530の下面側には、図2に示すように第4のガイド440と連結される連結パイプ535が取付けられている。連結パイプ535は互いに平行に配置され第4のガイド440の端部に直接結合する第1の連結部分535aと、これに連なり座面前方側に向って互いが末広がりになるように配置された第2の連結部分535bとからなる。そして、第1の連結部分535aの端部には図示しないブッシュが圧入されている。なお、ブッシュの外径は第4のガイド440の水平延在部445における内径に対応しており、上述の通り連結パイプ535を第4のガイド440の水平延在部445に連結可能としている。また、第1の連結部分535aの所定位置には固定ピン挿通孔535cが形成され、連結パイプ535を第4のガイド440の水平延在部445に接続したのち、これらを互いに固定するようになっている。
なお、被介助者の体重による曲げモーメントは第4のガイド440のL字状曲げ部に直接作用するが、シート50が上述のような折り畳み構造を有しており、このL字状曲げ部にシート50の折り畳み部が形成されていない。このように多段ガイド40との連結部がL字状折り曲げ部とは異なる部分に形成されていることで、多段ガイド40のL字状曲げ部の強度を十分確保することができる。
また、特許文献1に記載の従来の入浴介助装置とは異なり、折り畳んだシート50を多段ガイド40から取り外すことができるので、浴槽の入力スペースを十分に確保することができ、被介助者以外の例えば家族などが入浴し易くなる。
一方、背凭れ部540の高さは、座面530の上限位置で多段ガイド40の上端部と同等の高さとなっている。より具体的には、背凭れ部540の高さは、例えば200mm乃至400mm、好ましくは350mm程度であり、被介助者がシート50に座った状態でその上端が被介助者の肩胛骨の下程度に位置するようになっている。なお、この程度の高さであれば、背凭れ部540が高すぎずに介助者の足を上げ易く、かつ低過ぎずに被介助者の上半身を支えるのに十分な高さといえる。
また、座面530の浴槽底側には浴槽底面との着底部550(図4参照)が形成され、浴槽側壁がどのような傾斜角度になっていても、座面530の着底部550が浴槽底部に必ず接触し、かつ広い領域(面)で浴槽底部と接触することができる。これによって、被介助者の体重が着底部550を介して浴槽の底部にかかるようになり、座面530と多段ガイド40との連結部に過大な曲げモーメントが作用するのを防止する。
また、着底部550には、詳細には図示しないが、多段ガイド40の回動方向に対する座面530の滑り止め部である凹凸が連続的に形成されている。これによって、座面着底時に被介助者が座面530を前方に移動させても座面530が滑ることがなく、被介助者の快適な入浴を可能とする。
続いて、本実施形態にかかる入浴介助装置1の実際の使用方法及びシート50の取り外し方法について説明する。まず、図3に示すように、入浴介助装置1を浴槽のリムの一側縁部に載せる。そして、支持フレーム20のサイドフレーム220に備わった図示しない抑えプレートが浴槽の内壁側面に突き当たるまでサイドフレーム220を幅調整する。サイドフレーム220が幅方向適所に位置決めされた後に、サイドフレーム220とメインフレーム210との固定を図示しないネジ等の締め付けで行う。このようにして、入浴介助装置1を浴槽のリムに簡単に取付けることができる。
なお、上述したように、多段ガイド40の上端部が背凭れ部540の上端部とほぼ同等の高さであるので、入浴介助装置自体の重心の位置が低くなり、リムへのネジ締結などの装置自体の浴槽後方への倒れを防止する特別な対策を必要としない。
また、多段ガイド40が装置本体30に対して一定の角度内で回動自在となっており、従来の入浴介助装置のように多段ガイドの延伸方向が限定されていない。そのため、浴槽側壁の傾斜角度がどのような角度であっても、入浴介助装置1を浴槽のリムの端部に設置できる。その結果、図3及び図4に示すように浴槽内の入浴スペースを十分確保でき、被介助者が入浴を楽しむことができる。また、入浴介助装置1の座面530が図3に示すように上限位置にあるときも浴槽の入浴スペースを従来より確保できるので、後述するようにシート50を取り外さなくても従来の入浴介助装置に比べて被介助者以外の例えば家族が入浴し易くなる。
次いで、被介助者をシート50に座らせる。この際、入浴介助装置1の装置本体30に備わった回転レバーを握ってストッパ穴とストッパとの係合を解除する。これによって、シート50を一定の角度範囲内で水平に回転させることができ、シート50を浴槽の側方リムを越えて初期の回転位置に対して約90度程度まで回転させる。そして、この時点で回転レバーを放して、ストッパとストッパ穴とを係合させ、シート50が90度回転した位置でシート50を固定する。
そして、入浴介助装置1のシート50に被介助者を乗せる。これによって、被介助者に浴槽のリムを跨らせることなくシート50に座らせることができる。また、多段ガイド40の上端部の高さが背凭れ部540の高さと同程度であるので、介助者が被介助者をシート50に座らせる場合に、介助者が被介助者の肩を抱えたり頭を支えながら被介助者をシート50に座らせることができるので、介助が行い易い。
ここで、シート50の回転角度は90度以下でも良く、例えば45度とすることができる。このような回転角度に制限した入浴介助装置1は、特に浴室が狭く、シート50を90度回すと浴室の壁や壁に取付けてある水栓が邪魔で介助し難いといった場合の使用に適している。
続いて、回転レバーを握ってストッパ穴とストッパとの係合を再び解除し、シート50の回転を可能にして被介助者を浴槽内上方まで移動させる。この際、多段ガイド40の上端部の高さがシート50の背凭れ部程度の高さに抑えられているので、シート50の移動中、介助者が被介助者の肩を抱えたり頭や首を支えたりしながらシート50を容易に回転させることができる。また、多段ガイド40の高さがシート50の背凭れ部540と同程度であることで、被介助者の足を介助者が持ち上げてリムを跨らせる場合、被介助者の上半身を若干後ろに倒しながら足を持ち上げることができ、面倒な足の持ち上げ動作を簡単に行うことができる。
続いて、シート50が浴槽のちょうど上方部分に達したときに回転レバーを放してストッパとストッパ穴とを再び係合させる。これによって、シート50は浴槽の上方位置の適所で固定される。
続いて、図4に示すようにシート50を浴槽の底部まで下降させる。この下降に際しては、入浴介助装置1を制御する制御装置に備わったスイッチボックスの下降ボタンを押す。これによって、入浴介助装置1に備わったバッテリの電力を用いてモータ323を駆動し、ドラム350に巻かれたワイヤ100を装置本体30からプーリ370を介して繰り出させ、シート50を下降させる。この下降にあたっては、多段ガイド40がテレスコピックタイプの多段ガイドとなっており、かつある程度座面530が下降すると回転ローラ450が浴槽の壁面に接触するので、座面530を滑らかに下降させることができる。
なお、装置本体30には多段ガイド40の初期延伸角度を規制する初期延伸角度規制部321が備わっている。そして、座面530の初期降下時は初期延伸角度規制部321によって多段ガイド40が浴槽壁面の傾斜角度に合わせた延伸角度で延伸するようになっていることと、回転ローラ450の外周が弾性部材で構成されていることから、回転ローラ450が浴槽側壁に接触する際、被介助者が衝撃を受けることなく座面530を滑らかに降下させることができる。
続いて、シート50が浴槽の底部に到達すると、ワイヤ100(図8参照)が撓んで図示しないリミットスイッチがこの撓みを検知し、モータ323によるワイヤ100の繰り出しを停止する。
なお、本実施形態にかかる入浴介助装置1は、シート50の昇降が入浴介助装置1に備わったモータ323とバッテリによってワイヤ100を繰り出したり巻き取ったりすることで行われ、家庭用電源などから電力を供給するタイプの入浴介助装置ではない。すなわち、バッテリの電力だけでシート50を昇降させることができるので、入浴時に仮に停電になったとしてもシート50の昇降に関して影響を受けることはない。
また、ワイヤ100はプーリ370を介してしてドラム350から繰り出されたりドラム350に巻き取られたりするようになっており、その繰り出し方向や巻き取り方向が多段ガイド40の延伸方向とかなり近くなっているので、モータ323の駆動力をシート50の昇降に効率的に伝えることができる。そのため、低消費電力でシート50の昇降を行うことができ、バッテリの小型化や長寿命化を実現できる。
このようにしてシート50を浴槽の底部まで到達させて被介助者の入浴を終了した後、再び制御装置に接続されたスイッチボックスの上昇ボタンを押してシート50を上昇させる。この際、回転ローラ450が浴槽の側壁に沿って上昇していくので、シート50を滑らかに上昇させることができる。なお、回転ローラ450は上昇の途中まで浴槽の側壁に沿って移動し、それ以降は浴槽の側壁から離れる。
このようにして、シート50を再び最上位置まで上昇させ、リミットスイッチの検知によりシート50を上限位置で停止させた後、介助者が被介助者の肩を抱えたり首や頭を支えながら、被介助者の上半身を後ろに若干倒して被介助者の足を持ち上げる。そして、回転レバーを握り、装置本体30のストッパ穴とストッパとの係合を解除して座面530を回転させる。この際、多段ガイド40の上端部が座面530の背凭れ部540の高さと同等の高さであり、かつ背凭れ部540の上側が介助スペースとして確保できるので、上述したように被介助者を若干後ろに倒すことができる。これによって被介助者の足を介助者が持ち上げ易くなり、浴槽のリムを容易にまたがせることができる。このようにしてシート50を回転させて座面530がリムを超えたところで回転レバーを離し、ストッパ穴とストッパとを再度係合させてシート50を固定する。そして、この時点で被介助者を浴槽の外に降ろし、被介助者の入浴を終える。これによって入浴後の被介助者の移乗性も向上させることができる。
続いて、このように被介助者の入浴が終わった後に、入浴介助装置1からのシート50の取り外しと第4のガイド440の収納操作を行う。具体的には、図5に示すように、シート50の背凭れ用フレーム545を座面側に向かって倒してシート50を折り畳む。続いて、第4のガイド440の水平延在部445とシート50の連結パイプ535(図2参照)とを結合している固定ピンを抜いてシート50の連結パイプ535を第4のガイド440の水平延在部445から取り外す。これによって、図6に示すようにシート50を多段ガイド40から簡単に分離することができる。続いて、第4のガイド440の水平延在部445をそれぞれ浴槽の側壁に沿うように90度回転させる。図7は、第4のガイド440の水平延在部445をそれぞれ90度回転させて多段ガイドを収納状態にしたことを示している。
なお、多段ガイド40の各ガイドは上述したように円管でできており、外側ガイドの摺動シートと内側ガイドの外側ライナとが円周方向にも摺動可能であるので、第4のガイド440の水平延在部445を無理なく回転させることができる。
また、装置本体30のプーリ370を介してワイヤ100が第4のガイド440に接続されているが、当該ワイヤ100は可撓性を有しているので、このように第4のガイド440を回転させてもワイヤ100が撓むことによって装置本体30の昇降装置に悪影響を与えることはない。
多段ガイド収納状態においては、図7に示すように、浴槽内部の浴槽の入浴スペースに第4のガイド440の水平延在部445が突出しておらず、入浴者の頭部がこの部分に当たることもない。これによって、被介助者以外の例えば家族などが入浴する際に浴槽の入浴スペースを最大限に確保できるようになる。
一方、入浴介助装置1の装置本体30は、支持フレーム20の回転部310と分離可能であるので、必要に応じて図8に示すように入浴介助装置1の装置本体30を支持フレーム20から取り外すことも可能である。このように、入浴介助装置1をシート50、装置本体30、及び支持フレーム20に別々に分離することで、ユニットごとの交換、各ユニットの清掃作業やメンテナンスを効率良く行うことができる。従って、特に入浴介助装置1をレンタル品として提供したときに、メンテナンスや交換に際しての便宜を図ることができる。
なお、上述した多段ガイド440の水平延在部445には、ここでは図示しないがシート50を取付ける位置と多段ガイド440を収納する位置との間に多段ガイド440の回転位置を規制する回転位置規制部を備えるのが好ましい。
これによって、着脱部445の回転位置を気にせずに、これを引き出すだけで座面530との位置決めが可能となり、座面530の取付けが簡単になる。また、着脱部445がその収納位置を通り過ぎて浴槽壁面に当たるのを防止できる。
また、上述した多段ガイド440の水平延在部445には、ここでは図示しないがシート50を取付ける位置に多段ガイド440の水平延在部445を位置決めする位置決め部が備わり、多段ガイド440の水平延在部445をその収納位置に位置決めする位置決め部が備わるのが好ましい。
これらの位置決め部によって多段ガイド440の水平延在部445が位置決めされると、多段ガイド440の収納やシート50の取付けがより行い易くなる。
続いて、入浴介助装置1の上述した実施形態の変形例について説明する。この変形例は、図9及び図10に示すように、多段ガイドの第4のガイド640にそれぞれ公知のリンク機構630が備わっている。このリンク機構630は、多段ガイドの一方の水平延在部645を回転させると、多段ガイドの他方の水平延在部655も一方の水平延在部645の反対側にこれと同等の角度で同期して回転するようになっている。このように、シート670を第4のガイド440から取り外した後に、リンク機構630を介して一方の水平延在部645を浴槽の壁面に沿うように回転させるだけで、他方の水平延在部655もこれと同期させて自動的に浴槽の側壁に沿わせることができ、第4のガイド640の収納作業をより簡単に行うことが可能となる。
なお、図9及び図10に簡略化して示すように、好ましくは上述したリンク機構630にはストッパ631,632が備わっているのが良い。なお、ストッパ631は、図9に示すように第4のガイド640の水平延在部645を座面取付け方向に回転させ、互いの水平延在部645,655が平行に配置されてその状態でシート670を取付け可能な位置に当該リンク機構630の動作を制限するストッパである。また、ストッパ632は、図10に示すように第4のガイド640の水平延在部645,655を90度回転させて(図中、矢印参照)第4のガイド640を収納状態におく際に、水平延在部645,655の回転を制限するストッパである。
これらのストッパを備えることで、シート取付け方向に水平延在部645,655を回転させ過ぎるのを防止する。これによって、図10における上面視で第4のガイド640の水平延在部645,655が逆ハの字型に配置されてしまい(図中、二点鎖線参照)、シート670(図9参照)が第4のガイド640に取付けられなくなるのを防止する。また、第4のガイド640の水平延在部645,655を回転させ過ぎてその収納位置を通り過ぎ、浴槽内壁に当ってこの内壁を傷つけるのを防止する。
本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置を、浴槽のリムに取付けた状態で示した斜視図である。 図1に示した入浴介助装置を、座面を取り外した状態で示した斜視図である。 図1に示す入浴介助装置を、浴槽を一部破断して示した斜視図である。 図4に示す入浴介助装置の座面を浴槽の底部まで降下させた状態を、浴槽の一部を破断して示した斜視図である。 図1に示した入浴介助装置を、入浴介助装置のシートを折り畳んだ状態で示した斜視図である。 図5に示した入浴介助装置においてシートを入浴介助装置の多段ガイドから取り外した状態を示した斜視図である。 図6に示した入浴介助装置の多段ガイドを収納した状態を示した斜視図である。 図7に示した入浴介助装置の装置本体を支持フレームから分離した状態を示した斜視図である。 図1に示した実施形態の変形例を説明する概略図であり、第4のガイドの水平延在部が座面装着位置にある状態を示した図である。 図9に対応する図であり、第4のガイドの水平延在部が収納位置にある状態を示した図である。
符号の説明
1 入浴介助装置
20 支持フレーム
30 装置本体
40 多段ガイド
50 シート
100 ワイヤ
210 メインフレーム
220 サイドフレーム
300 本体側回動部
301 回動シャフト
310 回転部
311a ロアベースプレート
311b アッパーベースプレート
312 回転支柱
320 本体フレーム
321 初期延伸角度規制部
323 モータ
330 昇降駆動部
350 ドラム
370 プーリ
400 ガイド側回動部
401 連結ステー
410 第1のガイド
420 第2のガイド
430 第3のガイド
440 第4のガイド
441 連結部
445 水平延在部
445a 固定ピン挿入孔
450 回転ローラ
451 補強板
452 支持ステー
510 シートフレーム
513 座面用フレーム
520 アームレスト
530 座面
535 連結パイプ
535a 第1の連結部分
535b 第2の連結部分
536 ブッシュ
540 背凭れ部
545 背凭れ用フレーム
550 着底部
630 リンク機構
631,632 ストッパ
640 第4のガイド
645,655 水平延在部
670 シート

Claims (6)

  1. 浴槽のリム上に載置されるフレームと、前記フレーム上に設置された装置本体と、前記装置本体に取付けられた伸縮ガイドと、前記伸縮ガイドに取付けられた座面とを有し、前記装置本体に備わった昇降装置を介して当該座面を昇降させる入浴介助装置において、
    前記伸縮ガイドは座面方向に延在した着脱部を有し、当該伸縮ガイドは前記座面を外した状態で前記着脱部を当該伸縮ガイドの中心軸に対して回転自在としたことを特徴とする入浴介助装置。
  2. 前記昇降装置は可撓性部材を備え、当該可撓性部材の一部が前記伸縮ガイドの着脱部近傍に固定され、当該可撓性部材の巻き上げ又は繰り出しによって前記座面を昇降させることを特徴とする、請求項1に記載の入浴介助装置。
  3. 前記伸縮ガイドは複数の円管を備えた多段ガイドで構成され、前記着脱部が前記伸縮ガイドの最下段に固定され、当該着脱部が前記伸縮ガイドと一緒に当該伸縮ガイドの中心軸に対して回転自在であることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の入浴介助装置。
  4. 前記伸縮ガイドは並列配置された2列の伸縮ガイドからなり、前記伸縮ガイドにそれぞれ設けられた着脱部にはリンク機構が連結され、当該リンク機構により伸縮ガイドの各着脱部が同期して回転するようになったことを特徴とする、請求項3に記載の入浴介助装置。
  5. 前記着脱部の回転位置を規制する規制手段を設けたことを特徴とする、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の入浴介助装置。
  6. 前記着脱部の座面装着位置と着脱部収納位置の少なくともいずれか一方の位置を固定する固定手段を備えたことを特徴とする、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の入浴介助装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142408A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Plowship Co Ltd 移乗補助装置
JP2013169368A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Sakai Medical Co Ltd 入浴装置
JP2017038932A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 積水ホームテクノ株式会社 入浴介護装置

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