JP2005348839A - 入浴介助装置 - Google Patents

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稔 佐藤
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真之 持田
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Abstract

【課題】 簡易な構成で座面をリム側に移動させることができ、被介助者の移乗性を向上させる入浴介助装置を提供する
【解決手段】 浴槽のリム上に載置されるフレーム20と、フレーム上に設置された装置本体30と、装置本体に取付けられた円筒状の伸縮ガイド40と、伸縮ガイドに取付けられた座面530とを有し、装置本体に備わった昇降装置を介して座面を昇降させる入浴介助装置において、伸縮ガイドが2列の伸縮ガイドからなり、各伸縮ガイドの端部に連結部535を介して座面が当該伸縮ガイドに対して回転自在に取付けられ、入浴介助装置が浴槽に取付けられた状態で座面が最上位置において伸縮ガイドの回転に伴って座面をリム側へ移動可能となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば高齢者や身体障害者などの入浴時に介助を必要とする者の入浴を助ける入浴介助装置に関する。
浴槽の縁部に取付けられ、例えば高齢者や身体障害者など入浴時に介助を必要とする者の入浴を助ける入浴介助装置は従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる入浴介助装置は、浴槽の対向する側壁のリム上にそれぞれ載置される設置部と、設置部に取付けられた支持フレームと、昇降手段を介して取付けられた背凭れ付きの座面とを備え、座面に座った入浴者を昇降させるようになっている。
そして、昇降手段は、座面を上下方向にガイドする伸縮ガイドを介して座面を垂直に昇降させるようになっている。また、伸縮ガイドと巻上機を設けた昇降手段を入浴介助装置の支持フレームに水平方向に旋回可能に支持することで座面も水平方向に旋回可能としている。
より具体的には、この入浴介助装置は、設置部の基部に支持フレームを備え、ヒンジピンとヒンジピンを軸として支持フレームの洗い場側に水平方向に旋回可能な可動部を有するヒンジ機構を設け、可動部に昇降手段と座面を支持させている。そして、このような構成を有することにより、座面を昇降手段によって浴槽の側壁より上方に上昇させ、この状態でヒンジ機構を介して昇降手段と共に座面を洗い場側に旋回させたり座面を浴槽側に旋回させたりしている。
特開2002−65801号公報(7頁、図11)
特許文献1に記載の入浴介助装置は、その構成から明らかなように伸縮ガイドとは別に座面を伸縮ガイドごと旋回させる旋回機構を有している。そのため、着座者の体重によって作用するモーメントが旋回機構に直接作用する。従って、伸縮ガイドと同程度の大掛かりな旋回機構を特別に設ける必要がある。また、このような旋回機構のスペース分をさらに必要とするので、座面が浴槽内方にその分突出して入浴スペースが犠牲になる。従って、このような構成では浴槽のリムに取付けるタイプの入浴介助装置に関する小型化、低重心化、軽量化の要求を満たすことができない。
本発明の目的は、簡易な構成で座面をリム側に移動させることができ、被介助者の移乗性を向上させる入浴介助装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明にかかる入浴介助装置は、
浴槽のリム上に載置されるフレームと、前記フレーム上に設置された装置本体と、前記装置本体に取付けられた円筒状の伸縮ガイドと、前記伸縮ガイドに取付けられた座面とを有し、前記装置本体に備わった昇降装置を介して前記座面を昇降させる入浴介助装置において、
前記伸縮ガイドが2列の伸縮ガイドからなり、各伸縮ガイドの端部に連結部を介して前記座面が当該伸縮ガイドに対して回転自在に取付けられ、
前記入浴介助装置が浴槽に取付けられた状態で前記座面が最上位置において前記伸縮ガイドの回転に伴って座面をリム側へ移動可能であることを特徴とする。
円筒状の伸縮ガイドが回転することによって、座面をリム側に移動させることができる。すなわち、伸縮ガイドが回転機能を兼ねているので、座面の複雑な移乗機構を別途必要とせず、簡易な構成で座面の移乗機構を実現できる。また、座面の移乗機構が伸縮ガイドと座面のみから構成されているので、荷重がかかる着座部と回転中心との距離が近くなり、座面の移乗機構に大きなモーメントが働かず、簡易な構成の移乗機構とできる。
また、本発明の請求項2に記載の入浴介助装置は、請求項1に記載の入浴介助装置において、
前記入浴介助装置が浴槽に取付けられた状態で前記連結部の座面連結部間の間隔が2列の伸縮ガイドの間隔よりも大きく、かつ当該連結部が前記座面に回転自在に取付けられていることを特徴とする。
座面を回転させると座面がリム側に移動しつつ伸縮ガイド回りを回転する複合動作を行うので、移乗性が向上する。
また、本発明の請求項3に記載の入浴介助装置は、請求項1又は請求項2に記載の入浴介助装置において、
前記円筒状の伸縮ガイドの回転角度を規制する規制手段を設けたことを特徴とする。
かかる規制手段を設けることで移乗位置から昇降位置までの適正な範囲内において座面の移動範囲を規制するので、入浴介助装置の使い勝手が向上する。
また、本発明の請求項4に記載の入浴介助装置は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の入浴介助装置において、
前記円筒状の伸縮ガイドの回転を所定の回転位置で停止したままとする固定手段を有することを特徴とする。
移乗位置と昇降位置で伸縮ガイドの回転を所定の回転位置で停止したままとすることで、座面を浴槽のリム側に移動させた状態で固定すると、被介助者が移乗する際に座面が固定されて安心して着座できる。又、座面昇降の際にも座面を昇降位置で固定すると、座面を横に揺らすことなく昇降させることができる。
また、本発明の請求項5に記載の入浴介助装置は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の入浴介助装置において、
前記座面は前記伸縮ガイドとの間に背凭れを有することを特徴とする。
座面の移動時に旋回動作を伴うと座面がリムに向かうに従って座面と伸縮ガイドの距離が小さくなるが、背凭れを設けることで、背凭れが伸縮ガイドに当たり着座者の背中にガイドが接触するのを防ぐことができる。
また、本発明の請求項6に記載の入浴介助装置は、請求項5に記載の入浴介助装置において、
前記背凭れは、前記座面の移動動作に応じて座面側に起立傾倒可能に設けられていることを特徴とする。
旋回動作を伴う座面の移動時に背凭れが伸縮ガイドに干渉する干渉度合いに応じて背凭れが前方に可動するようになっているので、座面の横移動量や旋回量を大きく確保することができる。これによって、座面をリム側にかなり移動させることができるので、移乗性をさらに向上させる。
また、本発明の請求項7に記載の入浴介助装置は、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の入浴介助装置において、
前記昇降装置が吊持部材を介して前記座面を昇降させるようになっており、当該吊持部材の一端が前記座面又は伸縮ガイドの伸び側端部に接続されていることを特徴とする。
伸縮ガイド内にカムなどを用いて座面を昇降させる機構等も考えられるが、伸縮ガイドの回転に伴って座面を移動させる構造上、このようなカム機構を用いたのでは構造が複雑になる。また、伸縮ガイド自体に昇降機構をもたせると、体重のかけ具合によって伸縮ガイドにひずみが生じ、うまく作動しないことが考えられる。しかしながら、昇降装置が吊持部材を介して座面を昇降させるようにすると、伸縮ガイドの回転に伴う座面の回転を行っても、吊持部材が座面の移動に伴い自由に動くことができるため、簡易な構成で座面の昇降と回転動を共に可能とする。
本発明の入浴介助装置によると、従来の入浴介助装置と異なり簡易な構成で座面をリム側に移動させることができ、被介助者の移乗性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置について説明する。本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置1は、図1に示すように、浴槽のリムの一端側に載置される支持フレーム20と、支持フレーム20に取付けられた装置本体30と、装置本体30に対して回動可能に取付けられた多段ガイド(伸縮ガイド)40と、多段ガイド40の一端部(下端部)に取付けられシート上限位置で多段ガイドとともに旋回可能な背凭れ付きのシート50とを備えている。
なお、多段ガイド40にはテレスコピック型の多段ガイドを用いることによって、装置本体30の高さをシート50の背凭れ部540の高さとほぼ同等に抑えている。また、装置本体30には、ドラム350(図2参照)とドラム350を駆動するモータ323が取付けられ、当該ドラム350に巻かれたワイヤ100をモータ323によって巻き上げたり繰り出したりすることで、ワイヤ端部に接続した背凭れ付きのシート50を多段ガイド40の伸縮とともに昇降するようになっている。
また、多段ガイド40は2列の伸縮ガイドからなり、図4に示すように多段ガイド40の端部に連結パイプ535を介して座面530が当該多段ガイド40に対して回転自在に取付けられ、入浴介助装置1が浴槽に取付けられた状態で座面530が最上位置において水平方向に旋回可能となっている。また、多段ガイド40は図示しない回転角度規制手段によって装置本体30に対して一定の角度範囲内で回動自在となっている。また、多段ガイド40は、伸縮ガイドの回転を座面の移乗位置と昇降位置で停止したままとする図示しない固定手段を有している。
また、多段ガイド40の最下段ガイドには、図10に示すように、回転ローラ450が備わっている。また、シート50の底部には座面の滑り止めを兼ねた着底部550が備わっている。更に、多段ガイド40と装置本体30とは、ガイド側回動部400と本体側回動部300(図2及び図3参照)によって着脱可能に設けられている。
以下、各構成要素についてより詳細に説明する。支持フレーム20は、浴槽のリムに取付けた状態において上面視で角型C字形状を有し、浴槽の一端側リムに載せられるメインフレーム210と、メインフレーム210の両端に取付けられ、浴槽の側方リムに載せられる2本のサイドフレーム220を備えている。
支持フレーム20は、ステンレスの角パイプでできており、メインフレーム210の両端からサイドフレーム220の一部が挿入されており、サイドフレーム220の一部がメインフレーム210に対してスライド可能となってサイドフレーム同士の間隔を調整可能にしている。
また、サイドフレーム220はメインフレーム210に対して図示しないネジ等の締結手段によってサイドフレーム同士が適当な間隔を保ったまま固定されるようになっている。また、サイドフレーム220の一部には抑えプレート(図示せず)が備わり、抑えプレートを浴槽の側壁に押し当てることによってサイドフレーム220の位置決め及び支持フレーム20のずれ防止を行うようになっている。
このように支持フレーム20は各サイドフレーム220がメインフレーム210に対してスライド可能となっており、サイドフレーム220の幅調整を可能としているので、入浴介助装置1を様々な形状及び大きさの浴槽のリムに取付け可能となっている。また、支持フレーム20に備わった抑えプレートがサイドフレーム220の幅調整時のストッパとしての役目を果たすことで、入浴介助装置1を浴槽に取付けた後に入浴介助装置本体の位置ずれを防止することができる。
一方、メインフレーム210の中央部分には装置本体30が取付けられている。装置本体30は、多段ガイド40を介してシート50を支持する本体フレーム320と、本体フレーム320の内側に設けられた昇降駆動部(昇降装置)330(図2参照)とを有している。なお、装置本体30はここでは図示しないが、装置カバーで全体的に覆われている。
本体フレーム320の上部には、図2に示すように、多段ガイド40を一定の角度範囲で回動可能とさせる本体側回動部300が備わっている。本体側回動部300は、本体フレーム320に支持された回動シャフト301を備え、回動シャフト301の長手方向中央部分にはプーリ370が取付けられている。また、回動シャフト301には後述するように多段ガイド40のガイド側回動部400が係合している。
多段ガイド40は、本体フレーム320に取付けられ、かつ多段ガイド40が最も縮んだ状態において入浴介助装置1の取付けられる浴槽の側壁の傾斜角度に対応するように傾斜角度を規制する初期延伸角度規制部321に当接している。
また、本体フレーム320には、多段ガイド40をシート50が最上位置にある際に座面530が前のめりにならないようにシート50の背凭れ部540を若干後ろに傾斜させる本体側回動角度規制ストッパ322が備わっている。
また、これとは別に多段ガイド40の最大傾斜角度を規制することで、多段ガイド40が傾斜し過ぎて被介助者が好ましくない着座姿勢になるのを防止する最大回動角度規制部325も備わっている。
続いて、本実施形態の場合、昇降駆動部330とワイヤ100とを備えて座面530の吊持構造をなすワイヤ駆動部の構造について説明する。図2に示すように、本体フレーム320は、駆動部取付けベースと、駆動部取付けベースの上方に取付けられたドラム350と、ドラム350から繰り出し又はドラム350で巻き取り可能なワイヤ100と、ドラム350を回転させてワイヤ100の繰り出し及び巻き取りを行うモータ323と、モータ323を駆動するバッテリと、座面の昇降を制御する制御装置と、昇降スイッチを有したスイッチボックスを備えている。
ドラム350は、ドラム回転ボス及びドラム支持板によって本体フレームに回転可能に支持されている。また、ドラム350には一端がシート50に結合したワイヤ100の他端側が巻き付けられている。そして、ドラム350に巻かれたワイヤ100はワイヤガイド及びワイヤ押さえによってドラム周面からのふくらみが抑えられている。また、ワイヤ100の撓みによる座面530の浴槽壁部への到達を検知するリミットスイッチとワイヤ巻き取りによる座面530の最上位置を検知するリミットスイッチが本体フレーム320の適所に備わっている。
また、本体フレーム320に備わったプーリ370は、多段ガイド40の回動中心と同軸に設けられている。そして、本体フレーム320の中間位置に配置されたドラム350から繰り出したワイヤ100がプーリ370を介して多段ガイド40の最下段ガイドにおける水平延在部445に接続されている。
多段ガイド40は、図10に示すように、2列に配置した円筒状の多段ガイドであり、ガイド収容部をなす第1ガイド410と、この内側に摺動可能に備わる第2ガイド420と、さらにこの内側に摺動可能に備わる第3ガイド430と、最も内側に収納可能に備わる第4ガイド440からなるテレスコピックタイプの多段伸縮ガイドである。また、第1ガイド410はガイド側回動部400の一部をなす連結ステー401(図4参照)で連結されている。
なお、多段ガイド40は、全てステンレスでできており、浴槽内での長期間の使用に耐えられるようになっている。また、第1ガイド410の上部にはキャップ(図示せず)が嵌められ、第1ガイド上部からの摺動ガイド(後述)の突出を防止している。
多段ガイド40の第1ガイド410には装置本体30と多段ガイド40を一定の角度範囲で回動可能とするガイド側回動部400が備わっている。
一方、第4ガイド440の下端部は、取付け状態で水平方向に延在しており、この水平延在部445を介して図4に透過状態で示すようにシート50の座面530に回転自在に取付けられた連結パイプ535にそれぞれ連結されている。そして、ここでは図示しないが水平延在部445の所定位置にワイヤ100の一端が連結されている。
多段ガイド40は、ここでは詳細には図示しないが、各多段ガイド40の上端部に半割構造の外側ライナが備わり、各多段ガイド40の下端部にはリング状のストッパ及び内側ライナが備わっている。そして、第1ガイド410乃至第3ガイド430の内周には摺動シートが備わり、外側のガイドの摺動シートに対してこれに隣接する内側のガイドの外側ライナが摺動することで、外側のガイドから内側のガイドが延伸するようになっている。また、内側ライナはストッパとともに各ガイドの下端にネジ止めされ、このガイドに摺設する内側ガイドの外側ライナが外側ガイドの内側ライナに突き当たることで、内側ガイドの抜けを防止している。なお、摺動シートと外側ライナとは、周方向に対しても互いに抵抗なく摺動できるようになっている。これによって、多段ガイド40の第1ガイド410を除いて他の第2ガイド420乃至第4ガイド440は周方向に自由に回転できるようになっている。
一方、第4ガイド440の折り曲げ部には、側面視で三角形状を有するステンレス製の補強板451(図1参照)が備わり、当該補強板451には、支持ステー452を介して回転ローラ450(図10参照)が回動自在に設けられている。
また、図4に示すように、第4ガイド440の下端部には、上述の通り入浴介助装置1を浴槽に取付けた状態で水平方向に延在する水平延在部445が形成されている。そして、水平延在部445の連結部441にワイヤ100の一端が連結されている。また、水平延在部445の端部は開口しており、後述する座面530の連結パイプ535に圧入されたブッシュ(図示せず)が挿入されるようになっている。また、水平延在部445の端部近傍には固定ピン挿入孔445aが形成され、固定ピンを介して第4ガイド440の水平延在部445に連結パイプ535をしっかりと固定するようになっている。
続いて、背凭れ付きのシート50について説明する。背凭れ付きのシート50は折り畳み可能となっている。そして、背凭れ付きのシート50は、図1及び座面530を透過した状態の図4に示すように断面丸型のステンレスからなるパイプを角型C字状に折り曲げた座面用フレーム510と、同じく角形C字状に形成された背凭れ用フレーム545とを備え、座面用フレーム510と背凭れ用フレーム545の端部が折り畳み用ピンで各フレームを折り畳み可能に結合されている。そして、座面用フレーム510にはアームレスト520が設けられ、かつ座面用フレーム510の着座位置には座面530(図1参照)が取付けられている。また、背凭れ用フレーム545の背凭れ位置には背凭れ部540が取付けられている。
一方、座面530の下面側には、図4に示すように第4ガイド440にそれぞれ連結される2本の連結パイプ535が、ここでは詳細には示さないが回転ピンが突出形成された回動支点535eを中心として座面530に対して回転自在に取付けられている。連結パイプ535は並列配置され、それぞれが第4ガイド440の端部に直接結合する第1の連結部分535aと、これに連なり座面前方側に向って互いが末広がりになるように配置された第2の連結部分535bとからなる。また、第2の連結部分535bの先端には上述のように座面530との回動支点535eが備わっており、この回動支点535eを中心として第2の連結部分535bが座面530の底面に沿って回転可能となっている。
また、第1の連結部分535aの端部には図示しないブッシュが圧入されている。なお、ブッシュの外径は第4ガイド440の水平延在部445における内径に対応しており、上述の通り連結パイプ535を第4ガイド440の水平延在部445に連結可能としている。また、第1の連結部分535aの所定位置には固定ピン挿通孔535cが形成され、連結パイプ535を第4ガイド440の水平延在部445に接続したのち、これらを互いに固定するようになっている。このような構造を有することで、第4ガイド440、水平延在部445、連結パイプ535、及び座面530が異形の四辺形リンク機構を構成し、入浴介助装置1が浴槽のリムに取付けられた状態で座面530が最上位置にあると、図5乃至図8に示すように浴槽のリム側と浴槽内上方との間で座面530が旋回可能となっている。
また、特許文献1に記載の従来の入浴介助装置とは異なり、本実施形態にかかる入浴介助装置1は折り畳んだシート50を多段ガイド40から取り外すことが可能となっている。これによって、浴槽の入浴スペースを十分に確保することができ、被介助者以外の例えば家族などが入浴し易くなっている。
なお、背凭れ部540の高さは、座面530の上限位置で多段ガイド40の上端部と同等の高さとなっている。より具体的には、背凭れ部540の高さは、例えば200mm乃至400mm、好ましくは350mm程度であり、被介助者がシート50に座った状態でその上端が被介助者の肩胛骨の下程度に位置するようになっている。なお、この程度の高さであれば、背凭れ部540が高すぎずに介助者の足を上げ易く、かつ低過ぎずに被介助者の上半身を支えるのに十分な高さといえる。
一方、座面530の浴槽底側には、図10に示すように浴槽底面との着底部550が形成され、着底部550の高さは座面530の背凭れ側端部よりも当該端部と対向する端部が高くなっている。また、着底部550には、詳細には図示しないが、多段ガイド40の回動方向に対する座面530の滑り止め部である凹凸が連続的に形成されている。
続いて、本実施形態にかかる入浴介助装置1の実際の使用方法について説明する。まず、図1及び図9に示すように、入浴介助装置1を浴槽のリムの一側縁部に載せる。そして、支持フレーム20のサイドフレーム220に備わった抑えプレートが浴槽の内壁側面に突き当たるまでサイドフレーム220を幅調整する。サイドフレーム220が幅方向適所に位置決めされた後に、サイドフレーム220とメインフレーム210との固定を図示しないネジ等の締め付けで行う。このようにして、入浴介助装置1を浴槽のリムに簡単に取付けることができる。
なお、上述したように、多段ガイド40の上端部は背凭れ部540の上端部とほぼ同等の高さであるので、入浴介助装置自体の重心の位置が低くなり、リムへのネジ締結などの装置自体の浴槽後方への倒れを防止する特別な対策を必要としない。
また、多段ガイド40が装置本体30に対して一定の角度内で回動自在となっており、従来の入浴介助装置のように多段ガイドの延伸方向が限定されていない。そのため、浴槽側壁の傾斜角度がどのような角度であっても、入浴介助装置1を浴槽のリムの端部に設置できる。その結果、図10に示すように浴槽内の入浴スペースを十分確保でき、被介助者が入浴を楽しむことができる。また、入浴介助装置の座面530が、図9に示すように上限位置にあるときも、浴槽の入浴スペースを確保できるので、被介助者以外の例えば家族が入浴する際にも支障を生じない。
次いで、円筒状の多段ガイド40を旋回させることによって、座面530を浴槽のリム側に移動させる。具体的には、図5に示すように、座面530が浴槽内上方に位置した状態から座面530を浴槽のリム側に押すことによって、ここでは図示しない第4ガイド440のロック手段の係合が解除して第4ガイド440が回転するとともに座面530が浴槽のリム側に旋回しながら移動する。図6は、座面530が浴槽のリム側に若干移動した状態を示す平面図であり、図7は図6において座面530を取り去った状態で入浴介助装置1を示す平面図である。図7に示すように第4ガイド440、水平延在部445、連結パイプ535及び座面530が異形の四辺形リンク機構をなして座面530が多段ガイド側に近づくとともに多段ガイド40を中心として旋回しかつリム側に移動する。座面530をさらにリム側に押し付けると、図8に示すように座面530の前方がリムの外側を向く状態まで座面530が旋回する。これとともにシート50の背凭れ部540が多段ガイド40の一方の第1ガイド410に押し付けられ、背凭れ部540が起立してくる。このような状態に達すると、第4ガイド440の図示しないロック手段がロックして座面530の旋回動作を停止させる。なお、座面530の背凭れ部540がこのように立ち上がることによって座面530の旋回量を余分に確保して座面530を浴槽のリム側により移動させ、座面530への移乗性を向上させている。また、座面530を昇降する吊持手段としてのワイヤ100は十分な可撓性を有しているので、座面530が旋回しても捩れてこれに対応できるので、特別な問題は生じない。すなわち、カム機構によると座面の昇降と回転を共に可能とするために複雑な機構を備える必要がある。また、伸縮ガイド自体に昇降機構をもたせると、着座者の体重のかけ具合によって伸縮ガイドにひずみが生じ、うまく作用しないことが考えられる。しかしながら、このような昇降駆動部330とワイヤ100からなる吊持構造とすることによって座面530の昇降と回転を簡易な機構で実現できる。
以上のように円筒状の伸縮ガイドのうち、第4ガイド440を回転させることによって座面530をリム側に水平に旋回させることができる。すなわち、多段ガイド40が座面530の移乗機構を兼ねているので、座面530の複雑な移乗機構を特別に設ける必要はない。また、移乗機構が多段ガイド40と座面530のみから構成されているので、荷重がかかる座面530と回転中心との距離が近くなり、移乗機構に大きなモーメントが働かず簡易な構成の移乗機構とできる。
また、第4ガイド440に連結された連結パイプ535が座面前方に向かうに従って広がるようにハの字状に当該座面530に回動自在に取付けられている。これによって、座面530を回転させると座面530が横方向に移動するとともに旋回する複合動作を行うので、移乗性が向上する。
また、円筒状の多段ガイド40の第4ガイド440にはその回転角度を規制する図示しない規制手段を設けている。かかる規制手段を設けることで座面530が移乗位置から昇降位置までの間でしか回転できないように規制することができるので、使い勝手が良くなる。
また、多段ガイド40の第4ガイド440の回転を座面の移乗位置と昇降位置とで停止したままとする固定手段を有している。かかる固定手段を有することで移乗位置と昇降位置で伸縮ガイドの水平移動を停止したままとする。これによって、座面530を浴槽のリム側に移動させた状態で固定すると、移乗の際に座面が固定されて安心して移乗できる。また、座面530を浴槽内で昇降させる際にも座面530を昇降位置で固定すると、座面530を横に揺らすことなく昇降することができる。
また、座面530は多段ガイド40との間に背凭れ部540を有する。座面530の旋回時に座面530と多段ガイド40の距離が小さくなるので、背凭れ部540を設けることで、背凭れ部540が多段ガイド40に当たり着座者の背中に多段ガイド40が接触するのを防止する。
また、背凭れ部540は、座面530の回転動作に応じて座面側に起立可能に設けられている。これによって、座面530の旋回時に背凭れ部540を前方に可動させることができるので、座面530の横移動量や旋回量を大きくすることを可能とする。その結果、座面530をリム側にかなり移動させることができるので、移乗性がさらに高まる。
座面530をこのように浴槽のリム側に移動させた後、シート50を図8に示す程度まで旋回させた位置でシート50を固定し、被介助者をシート50に座らせる。この際、入浴介助装置1の第4ガイド440に備わった図示しないロック手段をロックさせる。これによって、被介助者に浴槽のリムを跨らせることなくシート50に座らせることができる。また、多段ガイド40の上端部の高さが背凭れ部540の高さと同程度であるので、介助者が被介助者をシート50に座らせる場合に、介助者が被介助者の肩を抱えたり頭を支えながら被介助者をシート50に座らせることができるので、介助が行い易い。
なお、このような回転角度に制限した入浴介助装置1は、特に浴室が狭く、シート50を90度回すと浴室の壁や壁に取付けてある水栓が邪魔で介助し難いといった場合の使用に適している。
続いて、第4ガイド440のロック手段の係合を再び解除し、シート50を旋回させる。具体的には図8乃至図5の順に旋回動作を行って、被介助者を浴槽内上方まで移動させる。この際、多段ガイド40の上端部の高さがシート50の背凭れ部程度の高さに抑えられているので、シート50の移動中、介助者が被介助者の肩を抱えたり頭や首を支えたりしながらシート50を容易に回転させることができる。また、多段ガイド40の高さがシート50の背凭れ部540と同程度であることで、被介助者の足を介助者が持ち上げてリムを跨らせる場合、被介助者の上半身を若干後ろに倒しながら足を持ち上げることができ、面倒な足の持ち上げ動作を簡単に行うことができる。
続いて、シート50が浴槽のちょうど上方部分に達したときに第4ガイド440の図示しないロック手段を再びロックさせる。これによって、シート50は浴槽の上方位置の適所で固定される。
なお、この位置でロックし忘れたまま座面530を旋回させても、図示しない回転角度規制手段で座面530の旋回動作は規制されるようになっているので、座面530が旋回し過ぎることはない。
続いて、図9及び図10に示すようにシート50を浴槽の底部にまで下降させる。この下降に際しては、入浴介助装置1を制御する制御装置に備わったスイッチボックスの下降ボタンを押す。これによって、入浴介助装置1に備わったバッテリの電力を用いてモータ323を駆動し、ドラム350に巻かれたワイヤ100を装置本体30からプーリ370(図3参照)を介して繰り出させ、シート50を下降させる。この下降にあたっては、多段ガイド40がテレスコピックタイプの多段ガイドとなっており、かつ2本の多段ガイド間が架橋構造となっているので、座面530を滑らかに下降させることができる。そして、ある程度座面530が下降すると回転ローラ450が浴槽の壁面に接触する。
なお、多段ガイド40は、これが最も縮んだ状態において入浴介助装置1の取付けられる浴槽の壁面の傾斜角度に対応するように傾斜角度を規制する初期延伸角度規制部321に当接している。これによって、座面の初期降下時は浴槽壁面の傾斜角度に合わせた延伸角度で多段ガイド40が延伸するので、回転ローラ450が浴槽側壁に接触する際、被介助者が衝撃を受けることなく座面530を滑らかに降下させることができる。
また、回転ローラ450はその外周が弾性部材で構成されており、当該回転ローラ450が第4ガイド440の対応する箇所にそれぞれ互いに平行して配置しているので、座面降下時に浴槽側壁から衝撃を受けることもない。
シート50が浴槽の底部に到達すると、ワイヤ100が撓んで図示しないリミットスイッチがこの撓みを検知し、モータ323によるワイヤ100の繰り出しを停止する。
なお、本実施形態にかかる入浴介助装置は、シート50の昇降が入浴介助装置1に備わったモータ323とバッテリによってワイヤ100を繰り出したり巻き取ったりすることで行われ、家庭用電源などから電力を供給するタイプの入浴介助装置ではない。すなわち、バッテリの電力だけでシート50を昇降させることができるので、入浴時に仮に停電になったとしてもシート50の昇降に関して影響を受けることはない。
また、ワイヤ100はプーリ370を介してドラム350から繰り出されたりドラム350に巻き取られたりするようになっており、その繰り出し方向や巻き取り方向が多段ガイド40の延伸方向とかなり近くなっているので、モータ323の駆動力をシート50の昇降に効率的に伝えることができる。そのため、低消費電力でシート50の昇降を行うことができ、バッテリの小型化や長寿命化を実現できる。
このようにしてシート50を浴槽の底部まで到達させて被介助者の入浴を終了した後、再び制御装置に接続されたスイッチボックスの上昇ボタンを押してシート50を上昇させる。この場合、回転ローラ450が浴槽の側壁に沿って上昇していくことでシート50を滑らかに上昇させることができる。
なお、回転ローラ450は上昇の途中まで浴槽の側壁に沿って移動し、上昇途中で浴槽の側壁から離れる。
このようにして、シート50を再び最上位置まで上昇させ、リミットスイッチの検知によりシート50を上限位置で停止させた後、介助者が被介助者の肩を抱えたり首や頭を支えながら、被介助者の上半身を後ろに若干倒して被介助者の足を持ち上げる。
そして、先程の被介助者を移乗位置から浴槽内上方に移乗させた動作と反対に、座面530を浴槽のリム側に旋回させる。この場合も、第4ガイド440、水平延在部445、連結パイプ535、及び座面530が異形の四辺形リンク機構をなし、座面530が多段ガイド40の回りにリムに向かって旋回動作を行いながら水平移動する。
この際、多段ガイド40の上端部が座面530の背凭れ部540の高さと同等の高さであり、かつ背凭れ部540の上側が介助スペースとして確保できるので、上述したように被介助者を若干後ろに倒すことができる。これによって被介助者の足を介助者が持ち上げ易くなり、浴槽のリムを容易にまたがせることができる。このようにしてシート50を回転させて座面530がリムを超えたところで第4ガイドのロック手段も再度係合させてシート50を固定する。そして、この時点で被介助者を浴槽の外に降ろし、被介助者の入浴を終える。
なお、多段ガイド40の第1ガイド410乃至第4ガイド440はすべて円管でできており、外側ガイドの外周部の摺動シートが内側ガイドの外側ライナと円周方向に対しても抵抗なく回転できるようになっているので、被介助者の入浴を終えた後、第4ガイド440の水平延在部445からシート50を取り外した後に、第4ガイド440の水平延在部445を浴槽の前方から90度回転させて浴槽の側壁に沿って収納配置させることも可能である。これによって、浴槽の側壁から第4ガイド440の水平延在部445が突出部しなくなり、被介助者以外の例えば家族が入浴する際にこの部分が入浴の邪魔とならなくなる。
また、上述の実施形態とは異なり、多段ガイド40の水平延在部445に連結パイプ535を予め連結しておき、連結パイプ535の先端に設けた回動支点535eに座面530を着脱自在に取付けるようにしても良い。このようにしても多段ガイド40の回転とともに座面530をリム側に旋回させることができる。
また、座面530と回転可能に連結された連結パイプは必ずしもハの字型に構成されていなくても良く、各連結パイプが平行に配置され、第4ガイド440、水平延在部445、連結パイプ、及び座面530が平行四辺形リンク機構をなすようにしても良い。このような機構をとることで、連結パイプの先端に備わった回動支点を介して図11に示すように2列の多段ガイドに対して回転動作を伴わずに移動するようになる。しかしながら、上述したように連結パイプ535を座面530の下面にハの字型をなして回転自在に取付けられていると、座面前方がリム上で浴槽の外側に向くようになるので、移乗性に優れる。
以上説明したように、本実施形態にかかる入浴介助装置は、昇降装置に特別な回転機構を必要としないので、昇降装置自体の小型化を図るとともに高さを抑えることができる。また、入浴介助装置1を浴槽に取付けた状態で浴槽内への座面の突出量を抑えることができるので、入浴スペースを十分に確保することができる。
本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置を浴槽に取付けた状態で斜め側方から見た斜視図である。 図1に示す入浴介助装置の装置本体を上方から部分的に示した斜視図である。 図2に示す入浴介助装置の装置本体の一部を斜め側方から示した斜視図である。 図1に示す入浴介助装置の座面を取り去った状態で斜め側方から見た斜視図である。 図1に示す入浴介助装置を上方から見た平面図である。 図1に示す入浴介助装置の座面を若干旋回させた状態を上方から見た平面図である。 図6に示す入浴介助装置の座面を取り除いた状態で示した平面図である。 図6に示す入浴介助装置の座面をさらに若干旋回させた状態を上方から見た平面図である。 図1に対応する状態を、浴槽を一部破断して側方から示した図である。 図1に示した入浴介助装置の多段ガイドが延伸して座面が浴槽の底部に達した状態を示した斜視図である。 図1に示す入浴介助装置の変形例を上方から見た平面図である。
符号の説明
1 入浴介助装置
20 支持フレーム
30 装置本体
40 多段ガイド
50 シート
100 ワイヤ
210 メインフレーム
220 サイドフレーム
300 本体側回動部
301 回動シャフト
320 本体フレーム
321 初期延伸角度規制部
322 本体側回動角度規制ストッパ
323 モータ
325 最大回動角度規制部
330 昇降駆動部
350 ドラム
370 プーリ
400 ガイド側回動部
401 連結ステー
410 第1ガイド
420 第2ガイド
430 第3ガイド
440 第4ガイド
441 連結部
445 水平延在部
445a 固定ピン挿通孔
450 回転ローラ
451 補強板
510 座面用フレーム
520 アームレスト
530 座面
535 連結パイプ
535a 第1の連結部分
535b 第2の連結部分
535c 固定ピン挿通孔
535e 回動支点
540 背凭れ部
545 背凭れ用フレーム
550 着底部

Claims (7)

  1. 浴槽のリム上に載置されるフレームと、前記フレーム上に設置された装置本体と、前記装置本体に取付けられた円筒状の伸縮ガイドと、前記伸縮ガイドに取付けられた座面とを有し、前記装置本体に備わった昇降装置を介して前記座面を昇降させる入浴介助装置において、
    前記伸縮ガイドが2列の伸縮ガイドからなり、各伸縮ガイドの端部に連結部を介して前記座面が当該伸縮ガイドに対して回転自在に取付けられ、
    前記入浴介助装置が浴槽に取付けられた状態で前記座面が最上位置において前記伸縮ガイドの回転に伴って座面をリム側へ移動可能であることを特徴とする入浴介助装置。
  2. 前記入浴介助装置が浴槽に取付けられた状態で前記連結部の座面連結部間の間隔が2列の伸縮ガイドの間隔よりも大きく、かつ当該連結部が前記座面に回転自在に取付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の入浴介助装置。
  3. 前記円筒状の伸縮ガイドの回転角度を規制する規制手段を設けたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の入浴介助装置。
  4. 前記円筒状の伸縮ガイドの回転を所定の回転位置で停止したままとする固定手段を有することを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の入浴介助装置。
  5. 前記座面は前記伸縮ガイドとの間に背凭れを有することを特徴とする、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の入浴介助装置。
  6. 前記背凭れは、前記座面の移動動作に応じて座面側に起立傾倒可能に設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の入浴介助装置。
  7. 前記昇降装置が吊持部材を介して座面を昇降させるようになっており、当該吊持部材の一端が前記座面又は伸縮ガイドの伸び側端部に接続されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の入浴介助装置。
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