JP2006025945A - 入浴介助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 浴槽への取付けが簡単に行え、浴槽内に十分な入浴スペースを確保でき、かつ介助者や被介助者が使い易い入浴介助装置を提供する。
【解決手段】 浴槽のリム上に載置されるフレームと、フレーム上に設置された装置本体と、前記装置本体に対して昇降可能に取付けられた座面とを有し、装置本体はフレームに対して回転可能又はスライド可能に設置されるとともに、装置本体に備わった昇降装置を介して座面を昇降させる入浴介助装置1が、装置本体の昇降装置を駆動させることで座面を昇降させる第1操作部810と、装置本体がフレームに対して回転可能又はスライド可能な状態と固定状態となるのを選択する第2操作部とを有し、第1操作部と第2操作部とが一体に設けられ、かつ第1操作部と第2操作部とを自立した姿勢で保持可能な可撓性部材によって当該第1操作部と第2操作部が装置本体に連結されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば高齢者や身体障害者などの入浴時に介助を必要とする者の入浴を助ける入浴介助装置に関する。
浴槽の縁部に取付けられ、例えば高齢者や身体障害者など入浴時に介助を必要とする者の入浴を助ける入浴介助装置は従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる入浴介助装置は、モータ駆動で昇降する入浴用座面を備えた昇降入浴座機構を有し、支持架構造のガイドレール上でこの入浴用座面が浴槽上に位置する浴槽対応位置と浴槽から外れた浴槽外位置との間を移動できるように支持されている。また、かかる入浴介助装置には、入浴用座面が固定されたベースハウジングの所定位置に入浴用座面の昇降を操作する昇降スイッチが備わるとともに、ベアリングケースの所定位置に入浴用座面をガイドレール上で固定又は移動可能とするロックハンドルを備えている。
特開2003−79695号公報(4−5頁、図1)
一般に浴槽の浴室内への設置状態に応じて入浴者が浴槽の右側から入浴したり左側から入浴したりさまざまな入浴の仕方をとる。しかしながら、従来の入浴介助装置では上述のとおり昇降装置の操作部やスライド解除の操作部が特定の位置に取付けられているので、浴槽の右側や左側の何れかの側から入浴するような場合に操作部の使い勝手が良くなかった。
また、入浴介助装置を浴槽のリムの右側に載せたり左側に載せたりすることもあるが、このような場合にもこれに応じた方向から入浴しなければならないので、操作部の取付け位置が固定されていると介助者や被介助者が操作部を使いにくい場合が生じていた。
さらには、例えば入浴者が身体的に不自由な者であるが入浴に際して特に介助者を必要としない場合、入浴に際して自由になる手の側に操作部を配置して操作すると入浴し易くなるが、操作部が装置の特定の位置に固定されているとこのような者の身体事情に合わない場合があった。
また、介助者が被介助者を支えながら姿勢を変えずにそのまま操作部を操作したい場合などもあり、従来の入浴介助装置のような構造では操作部の操作位置がその時々に応じたさまざまな位置に必要とされる要望に対処することができなかった。
本発明の目的は、浴槽への取付けが簡単に行え、浴槽内に十分な入浴スペースを確保でき、かつ介助者や被介助者などが使い易い入浴介助装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明にかかる入浴介助装置は、
浴槽のリム上に載置されるフレームと、前記フレーム上に設置された装置本体と、前記装置本体に対して昇降可能に取付けられた座面とを有し、前記装置本体は前記フレームに対して回転可能又はスライド可能に設置されるとともに、前記装置本体に備わった昇降装置を介して前記座面を昇降させる入浴介助装置において、
前記入浴介助装置が、前記装置本体の昇降装置を駆動させることで前記座面を昇降させる第1操作部と、前記装置本体を前記フレームに対して回転可能又はスライド可能な状態と固定状態とに切り換える第2操作部とを有し、
前記第1操作部と第2操作部が一体に設けられ、かつ前記第1操作部と第2操作部を自立した姿勢で保持可能な可撓性部材によって当該第1操作部と第2操作部が前記装置本体に連結されていることを特徴とする。
第1操作部と第2操作部が一体となって可撓性部材を介して装置本体に連結されているので、浴槽が浴室内にどのように配置されていようとも、装置本体のどちら側からでもこれらの操作部を操作でき、使い勝手が良い。また、入浴介助装置が浴槽の左側に載置されようと右側に載置されようとどちらでもこれらの操作部を操作できる。
また、入浴者が介助者を必要とせず一人で入浴介助装置を使用する場合であっても、操作部を入浴介助装置の前方の特定の位置など入浴者が自ら使い易い位置にもってくることができ、操作部の操作がし易い。
また、被介助者が座面に座りながらでも操作部を操作できる。さらに、座面が下降しても、可撓性部材を曲げることで操作部を被介助者に近づけることができるので、座面が下限位置にあって被介助者が入浴中であっても操作部の操作が可能となる。
また、操作部が可撓性部材を介して自立した姿勢を維持しているので、操作部が誤って床に落ちることもなく、浴槽内に水没するおそれもない。
また、本発明の請求項2に記載の入浴介助装置は、請求項1に記載の入浴介助装置において、
前記第2操作部はワイヤを介して前記装置本体を前記フレームに対して回転可能又はスライド可能な状態と固定状態とに切り換えることを特徴とする。
ワイヤも可撓性を有するので、第2操作部がいずれの位置にあろうと可撓性部材と一緒に自由に可撓させて第2操作部の操作を行い易くする。
また、本発明の請求項3に記載の入浴介助装置は、請求項1又は請求項2に記載の入浴介助装置において、
前記可撓性部材が蛇腹管で構成されていることを特徴とする。
可撓性部材が蛇腹管で構成されているので、操作部を浴室内の空間の任意の位置にとどめておくことができ、操作者が手を離しても床に落下することもなく、浴槽に水没するおそれがない。
また、本発明の請求項4に記載の入浴介助装置は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の入浴介助装置において、
前記可撓性部材は前記装置本体の上部に連結されていることを特徴とする。
可撓性部材をこのような位置に配置することで、可撓性部材を装置本体のどちら側にも可撓させ易くなるので、操作部を浴槽のいずれの側からでも容易に操作できる。
また、本発明の請求項5に記載の入浴介助装置は、
浴槽のリム上に載置されるフレームと、前記フレーム上に設置された装置本体と、前記装置本体に対して昇降可能に取付けられた座面とを有し、前記装置本体は前記フレームに対して回転可能又はスライド可能に設置されるとともに、前記装置本体に備わった昇降装置を介して前記座面を昇降させる入浴介助装置において、
前記入浴介助装置が、前記装置本体の昇降装置を駆動させることで前記座面を昇降させる第1操作部と、前記装置本体を前記フレームに対して回転可能又はスライド可能な状態と固定状態とに切り換える第2操作部とを有し、
少なくとも前記第2操作部は前記装置本体に対して着脱可能となっており、かつ入浴介助装置が取付けられる浴槽長手方向で見て装置本体の両側方の何れにも取付け可能となっていることを特徴とする。
浴槽が浴室内に配置される場所や入浴介助装置が浴槽の何れかの側に設置されるかの設置態様に応じて、装置本体の使い勝手が良い側に操作部を取付けることができる。
また、入浴者が障害者の場合、障害者の身体事情に合わせて操作部の取付け位置を変えることができる。
また、本発明の請求項6に記載の入浴介助装置は、請求項5に記載の入浴介助装置において、
前記第2操作部はワイヤを介して前記装置本体を前記フレームに対して回転可能又はスライド可能な状態と固定状態とに切り換えることを特徴とする。
ワイヤが自由に可撓するので、第2操作部の取付け位置の変更を容易に行える。また、取付け位置を変更しても第2操作部の操作に支障をきたさない。
浴槽への取付けが簡単に行え、浴槽内に十分な入浴スペースを確保でき、かつ介助者や被介助者などが使い易い入浴介助装置を提供できる。
また、浴槽が浴室内のいかなる場所に配置されていようと、又は入浴介助装置が浴槽のいずれの側に載置されていようと、入浴介助装置の操作性をそこなうことはない。
以下、本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置について説明する。本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置1は、図1に示すように、浴槽のリムの一端側に載置される支持フレーム20と、支持フレーム20に取付けられた装置本体30と、装置本体30に対して回動可能に取付けられた多段ガイド(伸縮ガイド)40と、多段ガイド40の一端部(下端部)に取付けられた背凭れ付きのシート50とを備えている。
なお、多段ガイド40にはテレスコピック型の多段ガイドを用いることによって、装置本体30の高さをシート50の背凭れ540の高さとほぼ同等に抑えている。また、装置本体30には、ドラム350(図3参照)とドラム350を駆動するモータ323が取付けられ、当該ドラム350に巻かれたワイヤ100をモータ323によって巻き上げたり繰り出したりすることで、ワイヤ端部に接続した背凭れ付きのシート50を多段ガイド40の伸縮とともに昇降するようになっている。
また、多段ガイド40は、装置本体30に対して一定の角度範囲内で回動自在となっている。そして、多段ガイド40の最下段ガイドには回転ローラ450(図5参照)が備わっている。また、シート50の底部には座面の滑り止めを兼ねた着底部550が備わっている。更に、多段ガイド40と装置本体30とは、ガイド側回動部400と本体側回動部300(図3参照)によって着脱可能に設けられている。
また、装置本体30には図2に示すように、装置カバー31が備わり、装置カバー31の上面中央部には蛇腹管710が取付けられ、この蛇腹管710の他端には座面昇降のための第1操作部810と装置本体の可動・固定切替えのための第2操作部820を備えた操作ボックス800が取付けられている。
以下、各構成要素についてより詳細に説明する。支持フレーム20は、図1に示すように、浴槽のリムに取付けた状態において上面視で角型C字形状を有し、浴槽の一端側リムに載せられるメインフレーム210と、メインフレーム210の両端に取付けられ、浴槽の側方リムに載せられる2本のサイドフレーム220を備えている。
支持フレーム20は、ステンレスの角パイプでできており、メインフレーム210の両端からサイドフレーム220の一部が挿入されており、サイドフレーム220の一部がメインフレーム210に対してスライド可能となってサイドフレーム同士の間隔を調整可能にしている。
また、サイドフレーム220はメインフレーム210に対して図示しないネジ等の締結手段によってサイドフレーム同士が適当な間隔を保ったまま固定されるようになっている。また、サイドフレーム220の一部には抑えプレート(図示せず)が備わり、抑えプレートを浴槽の側壁に押し当てることによってサイドフレーム220の位置決め及び支持フレーム20のずれ防止を行うようになっている。
このように支持フレーム20は各サイドフレーム220がメインフレーム210に対してスライド可能となっており、サイドフレーム220の幅調整を可能としているので、入浴介助装置1を様々な形状及び大きさの浴槽のリムに取付け可能となっている。また、支持フレーム20に備わった抑えプレートがサイドフレーム220の幅調整時のストッパとしての役目を果たすことで、入浴介助装置1を浴槽に取付けた後に入浴介助装置本体の位置ずれを防止することができる。
一方、メインフレーム210の中央部分には装置本体30が取付けられている。装置本体30は、入浴介助装置1を浴槽に取付けてシート50を最上位置に保った状態で、装置本体30とシート50を一定の角度範囲内で水平方向に回転させる回転部310と、回転部310の上方に取付けられかつ多段ガイド40を介してシート50を支持する本体フレーム320と、本体フレーム320の内側に設けられた昇降駆動部(昇降装置)330(図3参照)とを有している。なお、装置本体30は、図2に示したように装置カバー31で全体的に覆われている。
回転部310は、ここでは詳細には図示しないが、支持フレーム20にロアベースプレート311a及びアッパーベースプレート311bを介して一体に取付けられた回転支柱312と、回転支柱312に対して回転自在に取付けられた回転リング(図示せず)を備えている。
また、支持フレーム20は、支柱状の回転軸を有し、この回転軸の上部には切欠き状のストッパ穴が設けられている。そして、この回転軸に、回転リングを介して回転支柱312が回転自在に取付けられている。また、この状態で前記ストッパ穴に係合するストッパが設けられている。
そして、図2に示した操作ボックス800の第2操作部820である回転レバー821を操作することによって、蛇腹管内の操作ワイヤが引っ張られて回転軸のストッパ穴とストッパとの係合が解除するようになっている。すなわち、通常はストッパがストッパ穴に係合しているので、装置本体30が所定の位置で停止し、回転レバー821を操作することでストッパをストッパ穴から係合解除させると、装置本体30及び上限位置にあるシート50を予め定められた一定の角度内で水平に回転できるようになっている。これによって、上限位置にあるシート50を浴槽のリム側に移動させ、被介助者が浴槽外からシート50に乗り移り易くしている。また、一旦、シート50に被介助者が座った後は、回転レバー821の操作によってストッパとストッパ穴との係合を解除し、シート50を水平方向に回転させて浴槽内上方に移動させることで、被介助者の移乗性向上を図っている。
本体フレーム320の上部には、図3に示すように、多段ガイド40を一定の角度範囲で回動可能とさせる本体側回動部300が備わっている。本体側回動部300は、本体フレーム320に支持された回動シャフト301を備え、回動シャフト301の長手方向中央部分にはプーリ370が取付けられている。また、回動シャフト301には後述するように多段ガイド40のガイド側回動部400が係合している。
一方、図2に示すように、本体フレーム320には上述のとおり装置カバー31がかぶさり、カバー31の上面中央部分からは金属製の蛇腹管710が上方に突出している。なお、この蛇腹管は例えば電気スタンドに用いられるような、蛇腹管先端に一定の重量を有するものを備えた状態でそれ自体所望の姿勢を維持できる可撓性と剛性を兼ね備えている。
蛇腹管710の基端はカバー31の蛇腹管取付け穴を介して装置本体30の上部中央部に回転自在かつ着脱可能に取付けられている。そして、蛇腹管710の先端には第1操作部810と第2操作部820からなる操作ボックス800が一体に備わっている。なお、第1操作部810は、シート50の昇降を行う押しボタンであって、シート下降用の下降ボタン811とシート上昇用の上昇ボタン812が並んで配置されている。また、第1操作部810には図示しない電気ケーブルが接続されて蛇腹管710の中をその電気ケーブルが挿通されて装置本体30のワイヤ駆動部に電気的に接続されている。
第2操作部820は、上述したように操作者が握ることができるレバーの形態を有し、当該回転レバー821には可撓性を有するワイヤの一端が接続され、このワイヤの他端は蛇腹管710の内部に挿通されて昇降装置本体の回転部310に接続され、回転部310をフレーム20に対して回転可能にするか所定の位置すなわちシートを昇降する位置又はシートをリム側に移動して被介助者が座面530に着座できる位置に固定するかを切り換えるようになっている。
操作ボックス800がこのように可撓性の蛇腹管710を介して装置本体30の上部に取付けられ、装置カバー31の上面中央部分から突出していることによって、浴槽が浴室内のいかなる場所に配置されていようと、そして、これに伴って被介助者が浴槽に対して右側から入浴したり左側から入浴したりする場合などのいかなる入浴の仕方に対してもスイッチボックスの蛇腹管を曲げることによって対応することができる。また、入浴介助装置1を浴槽の右側のリムに載置したり左側のリムに載置する場合であっても、蛇腹管710を適当な方向に曲げて入浴介助装置周囲の適当な空間に操作ボックス800をとどめておくことで、何れの場合においても操作ボックス800の操作をし易くできる。
また、例えば身体障害者が介助を必要とせず一人で入浴する場合などにおいても、その者の身体事情に合わせて使い易い方向に蛇腹管710を曲げることによって操作ボックス800を操作しやすく配置することもできる。
このような操作性の向上に加えて、操作ボックス800が蛇腹管710によって自立した状態で保持されていることで、操作ボックス800が誤って浴室の床に落ちることもなく、浴槽内に水没したりすることもない。
一方、図3に示すように、本体フレーム320には多段ガイド40が取付けられている。なお、多段ガイド40は多段ガイド40が最も縮んだ状態において入浴介助装置1の取付けられる浴槽側壁の傾斜角度に対応するように傾斜角度を規制する初期延伸角度規制部321に当接している。
また、本体フレーム320には、多段ガイド40をシート50が最上位置にある際に座面530が前のめりにならないようにシート50の背凭れ540を若干後ろに傾斜させる本体側回動角度規制ストッパ322が備わっている。この本体側回動角度規制ストッパ322は、本実施形態の場合、上述した初期延伸角度規制部321がその役割を兼ねている。
また、これとは別に多段ガイド40の最大傾斜角度を規制することで、多段ガイド40が傾斜し過ぎて被介助者が好ましくない着座姿勢になるのを防止する最大回動角度規制部325も備わっている。なお、最大回動角度規制部325は、装置本体30の本体フレーム320の一部を特定の角度に形成することで構成されている。
続いて、回転部310に備わったワイヤ駆動部の構造について説明する。図3に示すように、回転部310にはステンレスのパイプからなる本体フレーム320と、本体フレーム320に取付けられた駆動部取付けベースと、駆動部取付けベースの上方に取付けられたドラム350と、ドラム350から繰り出し又はドラム350で巻き取り可能なワイヤ100と、ドラム350を回転させてワイヤ100の繰り出し及び巻き取りを行うモータ323(図1参照)と、モータ323を駆動するバッテリと、座面の昇降を制御する制御装置とを備えている。
ドラム350は、ドラム回転ボス及びドラム支持板によって本体フレーム320に回転可能に支持されている。また、ドラム350には一端がシート50に結合したワイヤ100の他端側が巻き付けられている。そして、ドラム350に巻かれたワイヤ100はワイヤガイド及びワイヤ押さえによってドラム周面からのふくらみが抑えられている。また、ワイヤ100の撓みによる座面530の浴槽壁部への到達を検知するリミットスイッチとワイヤ巻き取りによる座面530の最上位置を検知するリミットスイッチが本体フレーム320の適所に備わっている。
また、本体フレーム320の本体側回動部300である回動シャフト301には上述したようにプーリ370が備わっている。すなわち、プーリ370は、多段ガイド40の回動中心と同軸に設けられている。そして、本体フレーム320の中間位置に配置されたドラム350から繰り出したワイヤ100がプーリ370を介して多段ガイド40の最下段ガイドにおける連結部に接続されている。
多段ガイド40は、図5に示すように、2列に配置した円筒状の多段ガイドであり、ガイド収容部をなす第1のガイド410と、この内側に摺動可能に備わる第2のガイド420と、さらにこの内側に摺動可能に備わる第3のガイド430と、最も内側に収納可能に備わる第4のガイド440からなるテレスコピックタイプの多段伸縮ガイドである。また、第1のガイド410はガイド側回動部400の一部をなす連結ステー401(図3参照)で連結されている。
なお、多段ガイド40は、全てステンレスでできており、浴槽内での長期間の使用に耐えられるようになっている。また、第1のガイド410の上部にはキャップ(図示せず)が嵌められ、第1のガイド上部からの後述する摺動ガイドの突出を防止している。また、第2のガイド420には第2のガイド同士の間隔を保持するための第1架橋板(図示せず)が取付けられ、第3のガイド430にも第3のガイド同士の間隔を保持する第2架橋板(図示せず)が取付けられている。なお、第1架橋板と第2架橋板は多段ガイド昇降時の各段の左右ガイドを同期させて後述する回転ローラ450と協働しながら多段ガイド40の滑らかな伸縮を可能にする役目を果たしている。
一方、第4のガイド440の下端部は、取付け状態で水平方向に延在しており、シート50の座面530にそれぞれ連結されている。そして、水平延在部の所定位置にワイヤ100の一端が連結されている。
多段ガイド40は、ここでは詳細には図示しないが、各多段ガイド40の上端部に半割構造の外側ライナが備わり、各多段ガイド40の下端部にはリング状のストッパ及び内側ライナが備わっている。そして、第1のガイド410乃至第3のガイド430の内周には摺動シートが備わり、外側のガイドの摺動シートに対してこれに隣接する内側のガイドの外側ライナが摺動することで、外側のガイドから内側のガイドが延伸するようになっている。また、内側ライナはストッパとともに各ガイドの下端にネジ止めされ、このガイドに摺設する内側ガイドの外側ライナが外側ガイドの内側ライナに突き当たることで、内側ガイドの抜けを防止している。
一方、第4のガイド440の折り曲げ部には、図1に示すように、側面視で三角形状を有するステンレス製の補強板451が備わり、当該補強板451には、支持ステー452を介して回転ローラ450(図5参照)が回動自在に設けられている。回転ローラ450は外周部が弾性体で形成され、シート50の最上位置では装置本体30の本体フレーム320から離れているが、多段ガイド40の延伸に伴って浴槽側壁の所定位置から浴槽側壁に接触して浴槽側壁に沿って回転しながら降下するようになっている。
続いて、背凭れ付きのシート50について説明する。
背凭れ付きのシート50は、図1に示すように、断面丸型のステンレスからなるパイプをシート状に折り曲げたシートフレーム510と、同じく断面丸型のパイプでできておりシートフレーム510の一部に設けられたアームレスト520と、シートフレーム510の着座位置に取付けられた座面530と、シートフレーム510の背凭れ位置に取付けられた背凭れ540とを有している。そして、シートフレーム510の一部を上述した多段ガイド40の第4のガイド440(図5参照)に備わった水平延在部に適当な締結具で結合することで、シート50が多段ガイド40にしっかりと固定している。
なお、背凭れ540の高さは、座面530の上限位置で多段ガイド40の上端部と同等の高さとなっている。より具体的には、背凭れ540の高さは、例えば200mm乃至400mm、好ましくは350mm程度であり、被介助者がシート50に座った状態でその上端が被介助者の肩胛骨の下程度に位置するようになっている。なお、この程度の高さであれば、背凭れ540が高すぎずに介助者の足を上げ易く、かつ低過ぎずに被介助者の上半身を支えるのに十分な高さといえる。
また、座面530の浴槽底側には、図1に示すように、浴槽底面との着底部550が形成され、浴槽側壁がどのような傾斜角度になっていても、座面530の着底部550が浴槽底部に必ず接触するようになっている。
また、着底部550には、詳細には図示しないが多段ガイド40の回動方向に対する座面530の滑り止め部である凹凸が連続的に形成されている。
続いて、本実施形態にかかる入浴介助装置1の実際の使用方法について説明する。まず、図4に示すように、入浴介助装置1を浴槽のリムの一側縁部に載せる。そして、支持フレーム20のサイドフレーム220に備わった抑えプレートが浴槽の内壁側面に突き当たるまでサイドフレーム220を幅調整する。サイドフレーム220が幅方向適所に位置決めされた後に、サイドフレーム220とメインフレーム210との固定を図示しないネジ等の締め付けで行う。このようにして、入浴介助装置1を浴槽のリムに簡単に取付けることができる。
なお、上述したように、多段ガイド40の上端部は背凭れ540の上端部とほぼ同等の高さであるので、入浴介助装置自体の重心の位置が低くなり、リムへのネジ締結などの装置自体の浴槽後方への倒れを防止する特別な対策を必要としない。
また、多段ガイド40が装置本体30に対して一定の角度内で回動自在となっており、従来の入浴介助装置のように多段ガイドの延伸方向が限定されていない。そのため、浴槽側壁の傾斜角度がどのような角度であっても、入浴介助装置1を浴槽のリムの端部に設置できる。その結果、図5に示すように浴槽内の入浴スペースを十分確保でき、被介助者が入浴を楽しむことができる。また、入浴介助装置の座面530が、図4に示すように上限位置にあるときも、浴槽の入浴スペースを確保できるので、被介助者以外の例えば家族が入浴する際にも支障を生じない。
次いで、図2に示す操作ボックス800の第2操作部820である回転レバー821を握る。なお、操作ボックス800は蛇腹管710を介して装置本体周囲空間の任意の位置にとどめておくことができるので、回転レバー821を握るのは介助者に限らず被介助者や特別な身体事情を有した障害者が操作ボックス800を使いやすい位置に持ってきて自ら回転レバー821を握っても良い。回転レバー821には上述したようにワイヤが蛇腹管710を通って装置本体30に接続されており、回転レバー821を握ることで装置本体30のストッパとの係合を解除する。これによって、シート50を一定の角度範囲内で水平に回転させることができ、シート50を浴槽の側方リムを越えて初期の回転位置に対して約90度程度まで回転させる。そして、この時点で操作ボックス800の回転レバー821を放してストッパとストッパ穴とを再び係合させ、シート50が90度回転した位置でシート50を固定する。
そして、入浴介助装置1のシート50に被介助者を乗せる。これによって、被介助者に浴槽のリムを跨らせることなくシート50に座らせることができる。また、多段ガイド40の上端部の高さが背凭れ540の高さと同程度であるので、介助者が被介助者をシート50に座らせる場合に、介助者が被介助者の肩を抱えるとか頭を支えながら被介助者をシート50に座らせることができるので、介助が行い易い。
ここで、シート50の回転角度は90度以下でも良く、例えば45度とすることができる。このような回転角度に制限した入浴介助装置1は、特に浴室が狭く、シート50を90度回すと浴室の壁や壁に取付けてある水栓が邪魔で介助し難いといった場合の使用に適している。
続いて、再び操作ボックス800の回転レバー821を握ってストッパ穴とストッパとの係合を再び解除し、シート50の回転を可能にして被介助者を浴槽内上方まで移動させる。この際、多段ガイド40の上端部の高さがシート50の背凭れ程度の高さに抑えられているので、シート50の移動中、介助者が被介助者の肩を抱えたり頭や首を支えたりしながらシート50を容易に回転させることができる。また、多段ガイド40の高さがシート50の背凭れ540と同程度であることで、被介助者の足を介助者が持ち上げてリムを跨らせる場合、被介助者の上半身を若干後ろに倒しながら足を持ち上げることができ、面倒な足の持ち上げ動作を簡単に行うことができる。
続いて、シート50が浴槽のちょうど上方部分に達したときに操作ボックス800の回転レバー821を放してストッパとストッパ穴とを再び係合させる。これによって、シート50は浴槽の上方位置の適所で固定される。
続いて、操作ボックス800の第1操作部の下降ボタン811を押して、図5に示すようにシート50を浴槽の底部まで下降させる。この場合、介助者が下降ボタン811を押しても良く、蛇腹管710を適当に曲げて操作ボックス800を適当な位置に配置し、被介助者や身体事情を有する障害者が自ら下降ボタン811を押しても良い。
このように、操作ボックス800が装置カバー30の上面中央部分から突出した可撓性の蛇腹管710の先端に取付けられているので、浴槽が浴室内のいかなる場所に配置されていようと、操作ボックス800を操作しやすい。すなわち、浴室内における浴槽の配置状態によって浴槽に対して右側から入浴したり左側から入浴したりする場合があるが、このような入浴方向に応じて操作ボックス800の蛇腹管710を適当に曲げることによって操作ボックス800を使い易くできる。また、入浴介助装置1を浴槽の右側のリムに載置したり左側のリムに載置したりする場合であっても、蛇腹管710を適当な方向に向けてその状態にとどめておくことで、操作ボックス800の操作を行い易くすることができる。
また、操作ボックス800を被介助者が使う場合であっても、蛇腹管710を介して操作ボックス800が入浴介助装置1の装置本体30にしっかりと取付けられているので、操作ボックス800を誤って床に落とすこともなく、浴槽の浴槽内に水没させることもない。
このように操作ボックス800の下降ボタン811を押すことによって、入浴介助装置1に備わったバッテリの電力を用いてモータ323を駆動し、ドラム350に巻かれたワイヤ100を装置本体30からプーリ370(図3参照)を介して繰り出させ、シート50を下降させる。この下降にあたっては、多段ガイド40がテレスコピックタイプの多段ガイドとなっており、かつ2本の多段ガイド間が架橋構造となっているので、座面を滑らかに下降させることができる。そして、ある程度座面530が下降すると回転ローラ450が浴槽の壁面に接触する。
なお、多段ガイド40は、これが最も縮んだ状態において入浴介助装置1の取付けられる浴槽壁面の傾斜角度に対応するように傾斜角度を規制する初期延伸角度規制部321に当接している。これによって、座面の初期降下時は浴槽壁面の傾斜角度に合わせた延伸角度で多段ガイド40が延伸するので、回転ローラ450が浴槽側壁に接触する際、被介助者が衝撃を受けることなく座面530を滑らかに降下させることができる。
また、回転ローラ450はその外周が弾性部材で構成されており、当該回転ローラ450が第4のガイド440の対応する箇所にそれぞれ互いに平行して配置しているので、座面降下時に浴槽側壁から衝撃を受けることもない。
続いて、シート50が浴槽の底部に到達すると、ワイヤ100が撓んで図示しないリミットスイッチがこの撓みを検知し、モータ323によるワイヤ100の繰り出しを停止する。
なお、本実施形態にかかる入浴介助装置は、シート50の昇降が入浴介助装置1に備わったモータ323とバッテリによってワイヤ100を繰り出したり巻き取ったりすることで行われ、家庭用電源などから電力を供給するタイプの入浴介助装置ではない。すなわち、バッテリの電力だけでシート50を昇降させることができるので、入浴時に仮に停電になったとしてもシート50の昇降に関して影響を受けることはない。
また、ワイヤ100はプーリ370を介してドラム350から繰り出されたりドラム350に巻き取られたりするようになっており、その繰り出し方向や巻き取り方向が多段ガイド40の延伸方向とかなり近くなっているので、モータ323の駆動力をシート50の昇降に効率的に伝えることができる。そのため、低消費電力でシート50の昇降を行うことができ、バッテリの小型化や長寿命化を実現できる。
このようにしてシート50を浴槽の底部まで到達させて被介助者の入浴を終了した後、操作ボックス800の第1操作部810の上昇ボタン812を押してシート50を上昇させる。
なお、この場合においても操作ボックス800が蛇腹管710によって装置本体30に自立可能に支持されているので、被介助者が介助者の手を借りることなく、自分の操作しやすい場所に操作ボックス800を持ってきて操作ボックス800の上昇ボタン812を押して自らシート50を上昇させることも可能である。
なお、シート50の上昇に際しては、回転ローラ540が浴槽の側壁に沿って上昇していくこととガイド同士を第1及び第2架橋板で連結していることから、シート50を滑らかに上昇させることができる。回転ローラ540は上昇の途中まで浴槽の側壁に沿って移動し、上昇途中で浴槽の側壁から離れる。
このようにして、シート50を再び最上位置まで上昇させ、リミットスイッチの検知によりシート50を上限位置で停止させた後、介助者が被介助者の肩を抱えたり首や頭を支えながら、被介助者の上半身を後ろに若干倒して被介助者の足を持ち上げる。そして、介助者や被介助者自らが操作ボックス800の回転レバー821を握り、装置本体30のストッパ穴とストッパとの係合を解除して座面530を回転させる。この際、蛇腹管710を適当に曲げて操作ボックス800を介助者の近くにもってくることで、介助者が被介助者をかかえながら回転レバー821を操作することが可能となる。
一方、多段ガイド40の上端部が座面530の背凭れ540の高さと同等の高さであり、かつ背凭れ540の上側が介助スペースとして確保できるので、上述したように被介助者を若干後ろに倒すことができる。これによって被介助者の足を介助者が持ち上げ易くなり、浴槽のリムを容易にまたがせることができる。このようにしてシート50を回転させて座面530がリムを超えたところで回転レバーを離し、ストッパ穴とストッパとを再度係合させてシート50を固定する。そして、この時点で被介助者を浴槽の外に降ろし、被介助者の入浴を終える。これによって入浴後の被介助者の移乗性も向上させることができる。
なお、上述の実施形態の変形例として、図6に示すように操作ボックス800の第2操作部820’を入浴介助装置1の装置カバー31’の左右両側方のいずれにも選択的に取付け可能なようにしても良い。この場合、装置カバー31’の上面開口部及び第2操作部820’の取付けられていない側方開口部はそれぞれ、補助カバー32,33で覆うようにする。このようにすることによって、浴室内への浴槽の配置の態様に応じて介助者や被介助者が使いやすい方向に第2操作部820’を取付けることができ、入浴介助装置1の使い勝手が向上する。また、浴槽のリムの左右どちらの側に入浴介助装置1を取付けても、その取付け状態に応じて使いやすい方向に第2操作部820’を取付けることが可能となる。
さらには、障害者が自立して一人で入浴する場合にその身体事情に合わせて第2操作部820’の付け替えを行うことも可能となる。
なお、この変形例においては、操作ボックス800の第2操作部820’のみ、すなわち装置本体30’を支持フレーム20に対して回転可能又は固定する切り替え操作部についてのみ取付け可能としたが、必ずしもこの操作部だけに限定されず、第2操作部820’に合わせてシート50を昇降させる第1操作部もこの変形例のように装置カバー31’の左右何れの側にも取付け可能な構成としても良い。
また、上述の実施形態においては、入浴介助装置1の装置本体30が第2操作部820によって支持フレーム20に対して回転可能又は固定可能に切替えるようになっていたが、必ずしもこれに限定されず、装置本体が支持フレームに対して浴槽長手方向と垂直方向にスライド可能とする形態の入浴介助装置にも本発明を適用可能であることは言うまでもない。
また、上述の実施形態においては、座面530は多段ガイド40からなる伸縮ガイドと昇降駆動部330を介して装置本体30に対して昇降可能となっていたが、必ずしもこのような構成には限定されず、座面の四隅をワイヤで吊持してワイヤと昇降装置とを介して装置本体に対して昇降可能としても良いことは言うまでもない。
本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置を装置カバー及び操作スイッチを取り外して浴槽に取付けた状態で斜め側方から見た斜視図である。 図1に示した入浴介助装置に装置カバーと操作スイッチを取付けた状態を示した斜視図である。 図1に示す入浴介助装置の装置本体の一部を斜め側方から示した斜視図である。 図1に示す入浴介助装置を浴槽に取り付けた状態で、浴槽を一部破断して示した斜視図である。 図4に示した入浴介助装置の多段ガイドが延伸して座面が浴槽の底部に達した状態を示した斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる入浴介助装置の装置本体の変形例を部分的に示した斜視図である。
符号の説明
1 入浴介助装置
20 支持フレーム
30 装置本体
31,31’ 装置カバー
32,33 補助カバー
40 多段ガイド
50 シート
100 ワイヤ
210 メインフレーム
220 サイドフレーム
300 本体側回動部
301 回動シャフト
310 回転部
311a ロアベースプレート
311b アッパーベースプレート
312 回転支柱
320 本体フレーム
321 初期延伸角度規制部
322 本体側回動角度規制ストッパ
323 モータ
325 最大回動角度規制部
330 昇降駆動部
350 ドラム
370 プーリ
400 ガイド側回動部
401 連結ステー
410 第1のガイド
420 第2のガイド
430 第3のガイド
440 第4のガイド
450 回転ローラ
451 補強板
452 支持ステー
510 シートフレーム
520 アームレスト
530 座面
540 背凭れ
550 着底部
710 蛇腹管
800 操作ボックス
810 第1操作部
811 下降ボタン
812 上昇ボタン
820,820’ 第2操作部
821 回転レバー

Claims (6)

  1. 浴槽のリム上に載置されるフレームと、前記フレーム上に設置された装置本体と、前記装置本体に対して昇降可能に取付けられた座面とを有し、前記装置本体は前記フレームに対して回転可能又はスライド可能に設置されるとともに、前記装置本体に備わった昇降装置を介して前記座面を昇降させる入浴介助装置において、
    前記入浴介助装置が、前記装置本体の昇降装置を駆動させることで前記座面を昇降させる第1操作部と、前記装置本体を前記フレームに対して回転可能又はスライド可能な状態と固定状態とに切り換える第2操作部とを有し、
    前記第1操作部と第2操作部が一体に設けられ、かつ前記第1操作部と第2操作部を自立した姿勢で保持可能な可撓性部材によって当該第1操作部と第2操作部が前記装置本体に連結されていることを特徴とする入浴介助装置。
  2. 前記第2操作部はワイヤを介して前記装置本体を前記フレームに対して回転可能又はスライド可能な状態と固定状態とに切り換えることを特徴とする、請求項1に記載の入浴介助装置。
  3. 前記可撓性部材が蛇腹管で構成されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の入浴介助装置。
  4. 前記可撓性部材は前記装置本体の上部に連結されていることを特徴とする、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の入浴介助装置。
  5. 浴槽のリム上に載置されるフレームと、前記フレーム上に設置された装置本体と、前記装置本体に対して昇降可能に取付けられた座面とを有し、前記装置本体は前記フレームに対して回転可能又はスライド可能に設置されるとともに、前記装置本体に備わった昇降装置を介して前記座面を昇降させる入浴介助装置において、
    前記入浴介助装置が、前記装置本体の昇降装置を駆動させることで前記座面を昇降させる第1操作部と、前記装置本体を前記フレームに対して回転可能又はスライド可能な状態と固定状態とに切り換える第2操作部とを有し、
    少なくとも前記第2操作部は前記装置本体に対して着脱可能となっており、かつ入浴介助装置が取付けられる浴槽長手方向で見て前記装置本体両側方の何れにも選択的に取付け可能となっていることを特徴とする入浴介助装置。
  6. 前記第2操作部はワイヤを介して前記装置本体を前記フレームに対して回転可能又はスライド可能な状態と固定状態とに切り換えることを特徴とする、請求項5に記載の入浴介助装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010069078A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Aron Kasei Co Ltd 折り畳み椅子
JP2015211709A (ja) * 2014-05-01 2015-11-26 酒井医療株式会社 入浴装置
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