JP4486687B2 - サンルーフ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のルーフに設けられるサンルーフ装置に関し、特にサンルーフパネルを開閉およびチルト駆動することができるスライド式サンルーフ装置に関する。
自動車用のサンルーフ装置として、ルーフの開口に設けられたサンルーフパネルの後部を上方に傾動させることによってチルトアップを可能とするとともに、サンルーフパネルを下方に移動させた後に車両後方へ移動させることによってルーフの開口を開閉可能にしたサンルーフ装置が知られている(例えば、本出願人による特許文献1参照)。この種のサンルーフ装置では、サンルーフパネルはリンク機構に取り付けられたブラケットよって支持され、このリンク機構はルーフ開口の両側縁近傍に配置されたガイドレールに摺動可能に取り付けられており、リンク機構に連係する歯付きのケーブルを駆動手段によって押し引きすることにより、サンルーフパネルをルーフに対して上下に傾動または移動させてチルト動作させるとともに、同じくケーブルの押し引きによってサンルーフパネルをリンク機構と共に車両前後方向に移動させることでルーフの開口を開閉する。
より具体的には、上記サンルーフ装置では、サンルーフパネルが全閉位置にあるときにケーブルを一方向に駆動すると、サンルーフパネルがリンク機構を介して上方へ傾動することによって最大チルトアップ位置へ移動し、サンルーフパネルが最大チルトアップ位置にあるときにケーブルを他方向に駆動すると、サンルーフパネルがリンク機構を介して下方へ傾動することによって全閉位置に戻る。また、サンルーフパネルが全閉位置にあるときにケーブルを他方向に更に駆動すると、サンルーフパネルはリンク機構を介して下方へ傾動し、その後ルーフと干渉しなくなった時点でリンク機構と共に車両後方へ移動することによって開口を全開とし、サンルーフパネルが全開位置にあるときにケーブルを一方向に駆動すると、上記経路を辿るように移動して全閉位置へ戻る。
そして、上記サンルーフ装置では、全閉時におけるサンルーフパネルの車両前後方向の移動を規制するために、ブラケットに形成された案内溝の後端にリンク機構のピンが係合するとともに、ガイドレールにストッパが設けられている。また、上記サンルーフ装置では、チルト時におけるサンルーフパネルの車両前後方向の移動を規制するために、ガイドレールに形成されたカム溝にリンク機構に形成されたカムを係合させたチェック機構が備えられている。これにより、車両走行時等にサンルーフパネルが車両前後方向に移動することが防止されている。また、このサンルーフ装置以外にも、ブラケットに2つのカムを備え、一方のカムがチルト作動時におけるサンルーフパネルの前後動を規制し、他方のカムが全閉時におけるサンルーフパネルの前後動を規制するチェック機構を備えたサンルーフ装置等も提案されている。
そして、このようなチェック機構を、少ない部品点数で構成するとともにサンルーフパネルにがたつきを生じることなく、小スペースに配置することを目的として、リンク機構とチェック機構とを有するサンフール装置において、案内溝を有するブラケットと、案内溝に案内されることによってブラケットの傾斜角度を規制するリンク部材と、リンク部材を介してブラケットに連係し、駆動手段によってガイドレールに沿って摺動駆動される駆動スライダと、ブラケットの一端を傾動可能に支持しガイドレールに摺動可能に設けられた従動スライダとによってリンク機構を構成し、ブラケットに形成したカムと、ガイドレールに固定したガイドブロック(ストッパおよびカム溝)とによってチェック機構を構成し、ブラケットの傾斜角度が全閉時の角度から最大チルトアップ時の角度の範囲にあるときに、カムとカム溝とが係合してサンルーフパネルの前後動を規制し、ブラケットの傾斜角度が全閉時の角度よりも小さいときに、カムとカム溝との係合が解除されるように構成したサンルーフ装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平17−164890号公報 特開2001−146114号公報
しかしながら、特許文献2に記載のサンルーフ装置では、サンルーフパネルの車両前後方向の移動を規制する手段が一対しか設けられておらず、サンルーフパネルが全閉状態およびチルト状態にあるときにはこの規制手段が機能するが、サンルーフパネルが全閉位置から下方へ傾動したときには規制手段の係合が解除されるため、車両に作用する加速度や振動、車体の傾斜による重力等によってサンルーフパネルが車両前後方向に移動してしまう虞があった。また、このサンルーフパネルは一端が従動スライダに傾動可能に支持された構成であるため、規制手段の係合が解除された後には、サンルーフパネルにがたつきや異音が生じる虞もあった。更に、サンルーフパネルは相応の質量を有するため、前突事故を起こした場合等にはその慣性力は非常に大きく、ルーフの開口を開閉する駆動時であっても、規制手段の係合は可能な限り継続されることが望ましい。
この課題は、ブラケットに2つのカムを備えたチェック機構を有する従来のサンルーフ装置であっても同様である。一方のカムがチルト時における移動を規制し、他方のカムが全閉時における移動を規制するのみであって、サンルーフパネルが全閉位置から下方へ傾動したときには規制手段の係合が解除されるからである。
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、サンルーフパネルが全閉時およびチルト時だけでなく、全閉位置よりも下方へ傾動した場合であっても、サンルーフパネルの車両前後方向の移動が規制されるとともに、がたつきや異音が生じることのないサンルーフ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、車両のルーフに設けられた開口をサンルーフパネルによって開閉するサンルーフ装置において、前記サンルーフパネルの左右両端に一体に取り付けられ、その前部に設けられた前部カムボスと、該前部カムボスの後方に設けられた後部カムボスとをそれぞれ有する左右一対のパネルブラケットと、前記開口の左右両端近傍に車両前後方向に沿って配置され左右一対のガイドレールと、前記左右一対のガイドレールにそれぞれ設けられた前部前壁および前部後壁によって画成され、前記前部カムボスが係合することによって前記サンルーフパネルの移動を車両前後方向について規制するとともに前記カムボスを上下に案内する前部カム溝と、前記左右一対のガイドレールにそれぞれ設けられた後部前壁および後部後壁によって画成され、前記後部カムボスが係合することによって前記サンルーフパネルの移動を車両前後方向について規制するとともに前記後部カムボスを上下に案内する後部カム溝と、前記サンルーフパネルを開閉およびチルト駆動する駆動手段とを備え、前記駆動手段は、前記サンルーフパネルを全閉位置から下方へ傾動させるとともに前記両ガイドレールに沿って後方に移動させることによって前記開口を開放し、前記サンルーフパネルを全閉位置から上方へ傾動させることによってチルトアップするものであり、前記パネルブラケットは、前記サンルーフパネルが全閉位置にあるときに、前記ガイドレールに対して第1の傾斜角度を有し、前記サンルーフパネルが最大チルトアップ位置にあるときに、前記ガイドレールに対して第2の傾斜角度を有し、前記開口を開放する際に前記サンルーフパネルが後方へ移動を開始するときに、前記ガイドレールに対して第3の傾斜角度を有し、前記サンルーフパネルが下方への傾動を完了するときに、前記ガイドレールに対して第4の傾斜角度を有するものであり、前記前部前壁は、前記パネルブラケットが前記第4の傾斜角度にあるときに、前記前部カムボスの前方向への移動を規制し、前記前部カムボスは、前記パネルブラケットの前記第1の傾斜角度と前記第2の傾斜角度とを含む第1の角度範囲にあるときに、前記前部カム溝と係合し、前記後部カムボスは、前記第3の傾斜角度を含む第2の角度範囲にあるときに、前記後部カム溝と係合し、前記第1の角度範囲と前記第2の角度範囲との少なくとも一部同士が互いに重なり合うように構成する(請求項1)。
上記構成のサンルーフ装置においては、前記後部前壁は、前記パネルブラケットが前記第4の傾斜角度にあるときに、前記後部カムボスの前方向への移動を規制するように構成するとよい(請求項2)。
この場合、これらサンルーフ装置においては、前記後部カム溝は、前記後部カムボスの上下動と前後動とを切り替えるために後方へ向かって湾曲する湾曲部を下部に有するように構成するとよい(請求項3)。
さらにこの場合、前記後部カムボスの下面前端が湾曲面または前方へ上り勾配の傾斜面となるように構成するとよい(請求項4)。
また、上記いずれの構成においても、前記パネルブラケットが前記第1の傾斜角度にあるときに、前記前部カムボスの前側および後側の少なくとも一方が、前記前部前壁または前記前部後壁に対して略垂直な接触面をもって当接するように構成するとよい(請求項5)。
本発明によれば、サンルーフパネルが全閉位置から最大チルトアップ位置にあるときには、前部カムボスが前部カム溝に係合することにより、サンルーフパネルが車両前後方向の移動を規制されつつ上下に案内される。そして、前部カムボスが前部カム溝に係合している間に後部カムボスが後部カム溝に係合することにより、サンルーフパネルが車両前後方向の移動を規制されつつ上下に案内されるとともに、後部カム溝によってサンルーフパネルは後方への移動を開始する。したがって、サンルーフパネルが最大チルトアップ位置から後方への移動を開始する傾斜角度(第3の傾斜角度)までの全傾斜角度範囲において、前部カムボスおよび後部カムボスの少なくとも一方が対応するカム溝に常に係合した状態が確保される。そのため、ルーフ開口を開閉する際にサンルーフパネルが全閉位置よりも下方へ傾動した時であっても、サンルーフパネルのがたつきや異音の発生を防止することができる。
また、後部カム溝が第4の傾斜角度を形成する湾曲部を下部に有し、第2の角度範囲が第4の傾斜角度を含むことにより、サンルーフパネルが最大チルトアップ位置から下方への傾動を完了する全傾斜角度範囲において上記したカム係合状態が維持される。
また、後部カム溝の前面を画成する後部前壁が延出部を有し、延出部の上面後端が湾曲面または後方へ下り勾配の傾斜面とされることにより、サンルーフパネルが全開側から全閉側へ移動し、後部カムボスが後部カム溝に係合する際に、打音や振動が発生することを防止できる。
同様に、後部前壁が延出部を有し、後部カムボスの下面前端が湾曲面または前方へ上り勾配の傾斜面とされることによっても、後部カムボスが後部カム溝に係合する際の打音や振動の発生を防止することができる。
更に、パネルブラケットが前記第1の傾斜角度にあるときに、前部カムボスの前側および後側の少なくとも一方が後部前壁または後部後壁に対して略垂直接触面をもって当接することにより、全閉時のサンルーフパネルが前後方向の移動について確実に規制され、大きな慣性力が作用する衝突時等であってもサンルーフパネルの脱落が防止される。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は本発明が適用された自動車用ルーフの概略平面を示しており、図2は図1中のII−II矢視における全閉状態を示しており、図3〜図6はそれぞれ図2中のIII−III断面、IV−IV断面、V−V断面、VI−VI断面を示し、図7〜図9は、図2と同様に図1中のII−II矢視であって、図7は最大チルトアップ時における状態を、図8は全閉から下方へ傾動した状態を、図9は下方への傾動が完了した状態をそれぞれ示している。なお、II−II矢視図においては図が煩雑になるのを避けるため、ガイドレールの一部を透視或いは省略して示している。また、車両の左右に対に設けられた部材等については同じ符号番号の後に左右を表すl,rを付し、説明にあたっては、サンルーフ装置が車両に設置された状態における車両前後方向および車両左右方向について、それぞれ前側、後側、左側、右側とする。
≪実施形態の構成≫
図1、図2に示すように、自動車のルーフ1の前部には開口2が設けられている。ルーフ1は、ルーフ1の上面をなすルーフパネル1aと、ルーフ1の下面をなす内装パネル1bと、サンルーフ装置10とから構成されている。サンルーフ装置10は、開口2を開閉し或いは開口2においてチルトアップ可能に設けられたサンルーフパネル11と、サンルーフパネル11の両側端に一体に取り付けられた左右一対のパネルブラケット13l,13rと、開口2の両側縁に沿って前後方向に配置された左右一対のガイドレール21l,21rと、ガイドレール21l,21rの更に後方に配置され、サンルーフパネル11を駆動する駆動モータ31とを主要構成要素としている。
サンルーフパネル11は例えば板ガラス等から形成され、その周縁には開口2とのシール性を確保するために、弾性材からなるウェザーストリップ12が全周に亘って設置されている。サンルーフパネル11は、全閉時には、その上面がルーフパネル1aと連続する同一面をなすように配置され、チルトアップ時には、その後端がルーフパネル1aより上方に跳ね上がるように傾動し、全開時には、ルーフパネル1aと内装パネル1bとの間において後方へ移動することによってルーフ1内に収容される。
このようなサンルーフパネル11の動作は、以下に説明する周知のカム機構によって行われる。すなわち、左右のパネルブラケット13l,13rが、ガイドレール21l,21rに摺合する前部スライダ15l,15rをその前端に備え、ガイドレール21l,21rに摺合するとともに、パネルブラケット13l,13rに対して車両前後方向に摺動可能に係合し、且つパネルブラケット13l,13rの後部を支持する後部スライダ17l,17rを、これに接続する歯付きのプッシュプルケーブル33l,33rを介して駆動モータ31で押し引きすることにより、パネルブラケット13l,13rに対して相対移動させる。
後部スライダ17l,17rは、後述する案内溝14に係合しているため、パネルブラケット13l,13rに対して相対移動すると、パネルブラケット13l,13rの後端が上下に傾動し、サンルーフパネル11のチルトアップ/リフトダウン動作が行われる。
また、後部スライダ17l,17rをパネルブラケット13l,13rとの最後部係合位置から更に後方へ牽引することによって、パネルブラケット13l,13rがルーフ1内に移動し、開口2が全開状態となる。一方、パネルブラケット13l,13rを全開位置から閉方向へ移動させる場合は、駆動モータ31がプッシュプルケーブル33l,33を介して後部スライダ17l,17rを前方へ押進することにより、ガイドレール21l,21rによって上方への傾動が規制されたパネルブラケット13l,13rが前方、すなわち閉方向へ移動する。
図2および図3に示すように、ガイドレール21は、車幅方向外側に配置され、且つ車幅方向内側に向かって開くコ字状断面を有する外側スライダガイド溝21aと、車幅方向内側に配置され、且つ車幅方向外側に向かって開く略コ字状断面を有する内側スライダガイド溝21bと、内側スライダガイド溝21bの更に車幅方向内側に配置され、且つ内側スライダガイド溝21bと連通するように形成された円形状断面のケーブルガイド溝21cと、内側スライダガイド溝21bの上方に配置され、車幅方向外側に向かって開くコ字状断面を有する後部ボスガイド溝21dとを有している。
パネルブラケット13は、ガイドレール21の底面に対して鉛直に配設された鉛直フランジ13aと、鉛直フランジ13aの前端に樹脂でアウトサート成形された前部スライダ15とを有している。鉛直フランジ13aには、これを貫通する案内溝14が前後方向に伸びるように形成されている。前部スライダ15は、下面および上面が湾曲形状を呈し、下面に沿って下部に形成された中空部に板ばねが設けられており、ガイドレール21の外側スライダガイド溝21aに摺合している。これにより、当接する下面(ガイドレール21の底面)のがたを吸収しながら摺動できるようになっている。
図2および図4に示すように、後部スライダ17は、鉛直フランジ13aを挟む2枚の板状のリフタ17a,17bと、案内溝14に挿入されるとともに、両リフタ17a,17bの上部を連結するピン17cと、各リフタ17a,17bの下端に樹脂でアウトサート成形された後部スライダ17d,17eとを有している。車幅方向外側の後部スライダ17dは、外側スライダガイド溝21aに摺合し、車幅方向内側の後部スライダ17eは、内側スライダガイド溝21bに摺合している。内側の後部スライダ17eの更に内側には、プッシュプルケーブル33に嵌着するとともに、ケーブルガイド溝21cに摺動可能に内嵌するケーブルスライダ17fが一体成形されており、駆動モータ31の駆動力が後部スライダ17に伝達されるようになっている。ピン17cが案内溝14に摺合することにより、後部スライダ17が押し引きされると、ピン17cと案内溝14とによるカム機構を介して、パネルブラケット13が前部スライダ15付近を中心にして傾動する。
図3および図4に示すように、ガイドレール21の底面における外側スライダガイド溝21aに隣接する位置には、上方へ突出した突条22が形成されており、前部スライダ15および後部スライダ17dの外側スライダガイド溝21aからの脱落や倒れが防止されている。
図2および図5に示すように、パネルブラケット13前部の車幅方向内側には、内側スライダガイド溝21bに摺合する前部カムボス41がアウトサート成形されている。ガイドレール21は、その前部において、後部ボスガイド溝21dの上壁21uおよび後部ボスガイド溝21dの下壁21m(内側スライダガイド溝21bの上壁)が一部除去されており、当該部分に樹脂製の前部ガイド部材45が取り付けられている。なお、図5中の2点鎖線は、サンルーフパネル11が傾動を完了して後方へ移動するときに前部カムボス41の移動位置を示している。
一方、図2および図6に示すように、前部カムボス41の後方には、後部ボスガイド溝21dに摺合する後部カムボス42がアウトサート成形されている。そして、ガイドレール21の後部において、後部ボスガイド溝21dの上壁21uが一部除去されており、当該部分の後部ボスガイド溝21dの下壁21m上に樹脂製の後部ガイド部材48が取り付けられている。
前部ガイド部材45は、前部前壁46と前部後壁47とを備えることによって前部カムボス41を案内する前部カム溝43を形成している。これら前部前壁46および前部後壁47は、遊び(隙間)がないように前部カムボス41を前後から挟むことにより、サンルーフパネル11の移動を車両前後方向について規制する。
前部カム溝43は、上下方向の中間部において略鉛直に延在する鉛直部43aと、鉛直部43aの上端から後方へ滑らかに傾斜した上方傾斜部43bと、鉛直部43aの下端から後方へ滑らかに傾斜した下方傾斜部43cとを有しており、係合した前部カムボス41を主に上下方向に案内する。
一方、後部ガイド部材48は、後部カムボス42を案内すべく、後部前壁49と後部後壁50とを備えることによって後部カム溝44を形成している。これら後部前壁49および後部後壁50も、遊び(隙間)なく後部カムボス42を前後から挟むことにより、サンルーフパネル11の移動を車両前後方向について規制する。
後部前壁49は、後部ボスガイド溝21dの下壁21mに沿って後方へ延出する延出部49aを下端に有しており、延出部49aの上面後端49bが曲面とされている。そして、後部カムボス42の下面前端に、前方へ上り勾配の傾斜面42aが形成されている。
後部カム溝44は、略鉛直(ガイドレール21に対して略垂直)に延在する鉛直部44aと、鉛直部44aの下方に略水平(ガイドレール21と略平行)に延在する水平部44cと、鉛直部44aの下端と水平部44cの前端とを連結する湾曲部44bとを有しており、係合した後部カムボス42を上下、斜めおよび前後に案内する。
サンルーフパネル11がルーフ1の上面と同一面で連続した全閉状態では、後部スライダ17のピン17cは案内溝14の中間部に位置しており、パネルブラケット13はガイドレール21に対する傾斜角度d1を有する。そして、前部カムボス41は、前部カム溝43の鉛直部43aに係合し、その前部が前部前壁46に略垂直な接触面をもって当接するとともに、その後部が前部後壁47に略垂直な接触面をもって当接している。一方、後部カムボス42は後部カム溝44よりも上方に位置し、自由な状態となっている。
≪実施形態の作用効果≫
次に図7〜図5を参照して、サンルーフパネル11の動作について説明する。図7に示すように、駆動モータ31の作動によって後部スライダ17が前方へ押進駆動されると、パネルブラケット13は前部スライダ15の前端近傍を中心にして上方へ傾動する。後部スライダ17のピン17cが案内溝14の前端付近に達したとき、サンルーフパネル11は最大チルトアップとなり、パネルブラケット13はガイドレール21に対する傾斜角度d2を有する。したがって、前部カムボス41が連続的に前部カム溝43に係合する第1の角度範囲D1は、傾斜角度d2から後述する傾斜角度d3までとなる。
チルトアップ駆動に際し、前部カム溝43に係合する前部カムボス41は、前部カム溝43に案内されながら上方へ移動する。ここで、前部カムボス41が前部カム溝43の鉛直部43aから上方傾斜部43bに移行するため、パネルブラケット13の傾動中心も若干後方へ移動する。これにより、開口2の前縁に接するウェザーストリップ12に対して過大な力が作用することによる損傷や劣化が防止されている。一方、後部カムボス42は自由状態に維持されたまま上方へ移動する。リフトダウン駆動の際には、パネルブラケット13が上記動作の逆を辿ることにより、サンルーフパネル11が全閉位置へと戻る。
次に、全閉状態から開口2を開放する動作について説明する。駆動モータ31によって後部スライダ17が後方へ牽引駆動されると、パネルブラケット13は図2の状態から前部スライダ15の前端近傍を中心にして下方へ傾動する。すると図4に示すように、後部カムボス42が後部カム溝44の鉛直部44aに係合する。このとき、パネルブラケット13はガイドレール21に対する傾斜角度d3’を有し、前部カムボス41は前部カム溝43への係合を維持する。そして後部カムボス42が更に略鉛直に下方へ案内され、後部カム溝44の湾曲部44bに移行する直前の状態、すなわち、前部カムボス41の後方への移動規制が解除されたときに、パネルブラケット13はガイドレール21に対する傾斜角度d3を有する。そして、後部カムボス42が連続的に後部カム溝44に係合する第2の角度範囲D2は、図8に示す、傾斜角度d3よりも鉛直部44aの高さに相当する角度だけ大きな傾斜角度d3’から後述するd4までとなる。
一方、後部カムボス42が後部カム溝44の湾曲部44bに移行する直前に、前部カムボス41は、図8に示す位置よりも更に下方へ移動し、前部カム溝43の鉛直部43aから下方傾斜部43cへ移行する直前の状態、すなわち、前部カムボス41が前部後壁47との係合から解除された状態となる。なお、この時点では、サンルーフパネル11の後方への移動は開始しておらず、後部スライダ17のピン17cは案内溝14の後端に達していない。他方、前部前壁46は、前部後壁47よりも下方へ延在しており、パネルブラケット13が傾斜角度d3よりも小さな角度に傾動してもパネルブラケット13の前方への移動を規制する。
そして、駆動モータ31の作用によって後部スライダ17が更に後方へ牽引駆動されると、後部カムボス42が後部カム溝44の湾曲部44bに沿って下側後方へ移動し、図9に示すように、後部カム溝44の水平部44cに移行した状態、すなわち、サンルーフパネル11が下方への傾動を完了した状態となる。この湾曲部44bに後部カムボス42が案内されている間に、パネルブラケット13は傾動運動から後方への水平移動運動へ次第に移行する。後部カム溝44が水平部44cに移動するとき、後部スライダ17のピン17cは案内溝14の後端に達する。このとき、パネルブラケット13はガイドレール21に対する傾斜角度d4を有し、サンルーフパネル11は開口2に対して湾曲部44bの水平距離分だけ後方へ移動している。上記動作の際、前部カムボス41は、前部カム溝43の下方傾斜部43cに案内されたときに前部カム溝43との係合から解除され、水平移動に近い状態で後方へ移動する。
その後更に後部スライダ17が後方へ牽引駆動されると、前部カムボス41、後部カムボス42ともに、ガイドレール21に沿って略水平に後方へ移動し、サンルーフパネル11の前縁が開口2の後縁を通過したときに開口2が全開状態となる。この際、前部カムボス41は内側スライダガイド溝21bに摺合し、後部ガイド部材48は内側スライダガイド溝21bの上壁(後部ボスガイド溝21dに下壁21m)上に設けられているため、両者が干渉することはない。そして、サンルーフパネル11を全開状態から全閉状態へ駆動する際には、パネルブラケット13は上記動作の逆の動作を辿る。
このように、前部カムボス41が連続的に前部カム溝43に係合する第1の角度範囲D1は、パネルブラケット13のガイドレール21に対する傾斜角度d2から、傾斜角度d1を含む傾斜角度d3に至る。一方、後部カムボス42が連続的に後部カム溝44に係合する第2の角度範囲D2は、パネルブラケット13のガイドレール21に対する傾斜角度d3’から傾斜角度d4に至り、傾斜角度d3を含む。
したがって、サンルーフパネル11が最大チルトアップ位置、全閉位置にあるときには、前部カムボス41が前部カム溝43に係合し、サンルーフパネル11が全閉位置から下方へ傾動している間には、前部カムボス41と後部カムボス42との両方がそれぞれ前後のカム溝43,44と係合し、サンルーフパネル11の後方への移動開始後、傾動完了までの間には、後部カムボス42が後部カム溝44に係合しており、水平移動のみを行う間を除く全傾動角度において、サンルーフパネル11が車両前後方向への移動を規制される。そのため、開口2を開閉する際にサンルーフパネル11が全閉位置よりも下方へ傾動した時であっても、サンルーフパネル11にがたつきや異音が生じることはない。また、サンルーフパネル11の傾動中に車両が前突または後突を起こしても、サンルーフパネル11の前後への移動が防止される。
また、後部カム溝44が湾曲部44bを鉛直部44aの下方に有することにより、サンルーフパネル11は傾動動作と水平移動動作との間を円滑に移行可能である。そして、後部カムボス42が後部カム溝44に係合する第2の角度範囲D2が、サンルーフパネル11が下方への傾動を完了する傾斜角度d4を含むため、サンルーフパネル11が傾動する全傾斜角度において、後部カムボス42と前部カムボス41とのいずれかが前部カム溝43または後部カム溝44に係合する状態が維持され、サンルーフ装置10の性能および安全性が向上している。
更に、後部前壁49の延出部49aの上面後端49bが曲面とされ、後部カムボス42の下面前端が曲面に形成されるため、後部カムボス42がその前後動により後部ボスガイド溝21dの下壁21mと後部後壁50の延出部49aとの間を行き来する際に、打音や振動の発生が防止される。
そしてパネルブラケット13が第1の傾斜角度にあるとき(全閉時)に、前部カムボス41の前側および後側が、前部前壁46および前部後壁47に対して略垂直な接触面をもって当接するため、サンルーフパネル11の前後方向の移動が確実に規制され、衝突時等、大きな慣性力が作用しても、ガイドレール21から脱落することはない。
以上で具体的実施形態についての説明を終えるが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、後部スライダ17はガイドレール21に沿って前後移動のみを行うものであるが、従来技術にあるような、前後に摺動可能な後部スライダと後部スライダに回動可能に枢着されたリンク部材とを有するものであってもよい。また、パネルブラケット13が前後方向に移動する際に、前部カムボス41が後部前壁49/後部後壁50と干渉しない高さとすることによって、前部カムボス41および後部カムボス42の双方を、パネルブラケット13の車幅方向内側、外側の両側に形成してもよい。更に、これら変更の他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
本発明装置が適用されたルーフの概略平面図 全閉時における図1中のII-II矢視図 図2中のIII−III断面図 図2中のIV−IV断面図 図2中のV−V断面図 図2中のVI−VI断面図 最大チルトアップ時における図1中のII-II矢視図 傾動中における図1中のII-II矢視図 傾動完了時における図1中のII-II矢視図
符号の説明
1 ルーフ
2 開口
10 サンルーフ装置
11 サンルーフパネル
13 パネルブラケット
21 ガイドレール
41 前部カムボス
42 後部カムボス、42a 傾斜面
43 前部カム溝、43a 鉛直部、43b 上方傾斜部、43c 下方傾斜部
44 後部カム溝、44a 鉛直部、44b 湾曲部、44c 水平部
45 前部ガイド部材
46 前部前壁
47 前部後壁
48 後部ガイド部材
49 後部前壁、49a 延出部、49b 曲面
50 後部後壁
D1 第1の角度範囲
D2 第2の角度範囲
d1,d2,d3,d4 傾斜角度

Claims (5)

  1. 車両のルーフに設けられた開口をサンルーフパネルによって開閉するサンルーフ装置であって、
    前記サンルーフパネルの左右両端に一体に取り付けられ、その前部に設けられた前部カムボスと、該前部カムボスの後方に設けられた後部カムボスとをそれぞれ有する左右一対のパネルブラケットと、
    前記開口の左右両端近傍に車両前後方向に沿って配置され左右一対のガイドレールと、
    前記左右一対のガイドレールにそれぞれ設けられた前部前壁および前部後壁によって画成され、前記前部カムボスが係合することによって前記サンルーフパネルの移動を車両前後方向について規制するとともに前記カムボスを上下に案内する前部カム溝と、
    前記左右一対のガイドレールにそれぞれ設けられた後部前壁および後部後壁によって画成され、前記後部カムボスが係合することによって前記サンルーフパネルの移動を車両前後方向について規制するとともに前記後部カムボスを上下に案内する後部カム溝と、
    前記サンルーフパネルを開閉およびチルト駆動する駆動手段と
    を備え、
    前記駆動手段は、前記サンルーフパネルを全閉位置から下方へ傾動させるとともに前記両ガイドレールに沿って後方に移動させることによって前記開口を開放し、前記サンルーフパネルを全閉位置から上方へ傾動させることによってチルトアップするものであり、
    前記パネルブラケットは、前記サンルーフパネルが全閉位置にあるときに、前記ガイドレールに対して第1の傾斜角度を有し、前記サンルーフパネルが最大チルトアップ位置にあるときに、前記ガイドレールに対して第2の傾斜角度を有し、前記開口を開放する際に前記サンルーフパネルが後方へ移動を開始するときに、前記ガイドレールに対して第3の傾斜角度を有し、前記サンルーフパネルが下方への傾動を完了するときに、前記ガイドレールに対して第4の傾斜角度を有するものであり、
    前記前部前壁は、前記パネルブラケットが前記第4の傾斜角度にあるときに、前記前部カムボスの前方向への移動を規制し、
    前記前部カムボスは、前記パネルブラケットの前記第1の傾斜角度と前記第2の傾斜角度とを含む第1の角度範囲にあるときに、前記前部カム溝と係合し、
    前記後部カムボスは、前記第3の傾斜角度を含む第2の角度範囲にあるときに、前記後部カム溝と係合し、
    前記第1の角度範囲と前記第2の角度範囲との少なくとも一部同士が互いに重なり合うことを特徴とするサンルーフ装置。
  2. 前記後部前壁は、前記パネルブラケットが前記第4の傾斜角度にあるときに、前記後部カムボスの前方向への移動を規制することを特徴とする、請求項1に記載のサンルーフ装置。
  3. 前記後部カム溝は、前記後部カムボスの上下動と前後動とを切り替えるために後方へ向かって湾曲する湾曲部を下部に有することを特徴とする、請求項に記載のサンルーフ装置。
  4. 前記後部カムボスは、下面前端に湾曲面または前方へ上り勾配の傾斜面を備えたことを特徴とする、請求項に記載のサンルーフ装置。
  5. 前記前部カムボスは、前記パネルブラケットが前記第1の傾斜角度にあるときに、その前側および後側の少なくとも一方において、前記前部前壁または前記前部後壁に対して略垂直な接触面をもって当接することを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のサンルーフ装置。
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