JP5040373B2 - 車両用サンシェード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉可能な複数のサンシェードパネルを備えた車両用サンシェード装置に関するものである。
車両のルーフに開口部を設けたサンルーフ装置においては、ルーフ開口部に透明なガラス板で構成される固定パネルあるいは可動パネルが設けられる。そして、パネルを透過して車室内に取り込まれる日光の入射量を調整できるようにするために、例えば特許文献1に記載されているような、サンシェード装置が用いられる。
特許文献1に記載されたサンシェード装置は、複数のサンシェードパネルをスライド可能にガイドするガイド溝と、このガイド溝の後方に、複数のサンシェードパネルを重合状態で格納する戸袋状の格納部が設けられている。そして、サンシェードパネルの閉止状態においては、複数のサンシェードパネルが同一平面内に面一状態で配置され、サンシェードパネルの開放時には、格納部内に設けた傾斜ガイドに乗り上げながら各サンシェードパネルが順次上方に持ち上げられるようにして、格納部内に格納されるようになっている。
ドイツ公開特許DE10327313
この種の車両用サンシェード装置においては、格納されたサンシェードパネルのガタツキを防止するために、一般に、サンシェードパネルの上方からスプリングを配設し、このスプリングのばね力によって、互いに重合された複数のサンシェードパネルを押え付けるようにしている。
この場合、スプリングのばね力は、サンシェードパネルの格納枚数が少ない場合でもガタツキを防止できるスプリング力に設定する必要があり、すべてのサンシェードパネルの格納状態においては、スプリングが大きく圧縮されるようになる。このために、サンシェードパネルに作用する負荷が大きくなり、サンシェードパネルにダメージを与えやすくなる。
また、サンシェードパネルに作用する負荷が大きくなることにより、サンシェードパネルの開閉時にサンシェードパネル間に作用する摺動抵抗が大きくなるため、サンシェードパネルを開閉する駆動力を大きくしなければならず、しかも、摺動抵抗の増大によって異音が発生しやすくなる問題がある。
本発明は、上述した従来の問題を解消するためになされたもので、複数のサンシェードパネルの格納時の案内溝を、個別に設定することにより、スプリング等を設けなくても、サンシェードパネルのガタツキを防止できる車両用サンシェード装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の特徴は、車両ルーフに設けた開口部の両側に配設されるガイドレールと、前後方向に配置される複数のサンシェードパネルとを有し、前記複数のサンシェードパネルの後端部および前端部が前記ガイドレールに設けられたガイド溝に摺動可能に案内された車両用サンシェード装置において、前記ガイドレールの後端側に設けられた後方格納部と、前記後方格納部に回動可能に支持された仕切部と、前記仕切部を所定の角度位置に向けて付勢する付勢部とを備え、前記後方格納部と、所定の角度位置にある前記仕切部とによって形成されることにより、前記複数のサンシェードパネルにおける後側のサンシェードパネルの後端部を前記ガイドレールの前記ガイド溝から第1案内溝に案内する第1案内部と、前記後方格納部と、前記後端部が前記第1案内溝に位置する際に前記付勢力に抗して前記所定の角度位置から回動した前記仕切部とによって形成されることにより、前記複数のサンシェードパネルにおける前側のサンシェードパネルの後端部を前記ガイドレールの前記ガイド溝から第2案内溝に案内する第2案内部と、前記ガイドレールに設けられ、前記後側および前側のサンシェードパネルのそれぞれの前端部をそれぞれの前記後端部の案内される上下方向に案内する案内機構とを備えることである。
請求項2に係る発明の特徴は、請求項1において、前記ガイドレールには、互いに平行に上下に並設された上溝と下溝が形成され、該上溝に前記サンシェードパネルの前端部および後端部の何れか一方がスライド可能に案内され、前記下溝に前記サンシェードパネルの前端部および後端部の他方がスライド可能に案内され、前記仕切部の前記第1案内部および第2案内部は、前記複数のサンシェードパネルを、前記ガイドレールの上溝および下溝より上下方向の一方に重合させるように構成されていることである。
請求項3に係る発明の特徴は、請求項2において、前記仕切部は、前記第2案内溝を有する断面U字形の仕切り駒からなり、該仕切り駒が水平軸線の回りに回動可能に支持されていることである。
請求項4に係る発明の特徴は、請求項1において、前記ガイドレールには、1つのガイド溝が形成され、該ガイド溝に前記サンシェードパネルの前端部および後端部がスライド可能に案内され、前記仕切部の前記第1案内部および第2案内部は、前記複数のサンシェードパネルを、前記ガイドレールのガイド溝の上方と下方に仕切るように構成されていることである。
請求項5に係る発明の特徴は、請求項4において、前記仕切部は、水平軸線の回りに回動可能に支持された仕切り駒からなり、該仕切り駒の上下面に、前記第1案内部および第2案内部が形成されていることである。
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、ガイドレールの後端側に設けられた後方格納部に回動可能に支持された仕切部と、仕切部を所定の角度位置に向けて付勢する付勢部とを備え、後方格納部と、所定の角度位置にある仕切部とによって形成されることにより、複数のサンシェードパネルにおける後側のサンシェードパネルの後端部をガイドレールのガイド溝から第1案内溝に案内する第1案内部と、後方格納部と、後端部が第1案内溝に位置する際に付勢力に抗して所定の角度位置から回動した仕切部とによって形成されることにより、複数のサンシェードパネルにおける前側のサンシェードパネルの後端部をガイドレールのガイド溝から第2案内溝に案内する第2案内部とを備えているので、複数のサンシェードパネルの格納時の案内溝を、個別に設定することができ、スプリング等を設けなくても、サンシェードパネルのガタツキを防止でき、サンシェードパネルに余分な力を作用させなくすることができる。
請求項2に係る発明によれば、ガイドレールには、互いに平行に上下に並設された上溝と下溝が形成され、上溝にサンシェードパネルの前端部および後端部の何れか一方がスライド可能に案内され、下溝にサンシェードパネルの前端部および後端部の他方がスライド可能に案内されているので、サンシェードパネルの前端部および後端部を別個に案内でき、サンシェードパネルの移動をスムーズに行うことができ、しかも、仕切部の第1案内部および第2案内部は、複数のサンシェードパネルを、ガイドレールの上溝および下溝より上下方向の一方に重合させるように構成されているので、車両にあった搭載が可能となる。
請求項3に係る発明によれば、仕切部は、第2案内溝を有する断面コ字形の仕切り駒からなり、仕切り駒が水平軸線の回りに回動可能に支持されているので、仕切り駒の回動によって、複数のサンシェードパネルを仕切り駒の上方の第1案内溝と、仕切り駒に形成した第2案内溝に格納させることができる。
請求項4に係る発明によれば、ガイドレールには、1つのガイド溝が形成され、ガイド溝にサンシェードパネルの前端部および後端部がスライド可能に案内されているので、1つのガイド溝を摺動するサンシェードパネルを上方向あるいは下方向に振り分けることができ、しかも、仕切部の第1案内部および第2案内部は、複数のサンシェードパネルを、ガイドレールのガイド溝の上方と下方に仕切るように構成されているので、複数のサンシェードパネルの格納時の位置を上下に振り分けることで、サンシェードパネルの全閉時の高さ方向の位置に対して上下のオフセット量を均等にすることができ、車両側の搭載条件に対して自由度を持たせることができる。
請求項5に係る発明によれば、仕切部は、水平軸線の回りに回動可能に支持された仕切り駒からなり、仕切り駒の上下面に、第1案内部および第2案内部が形成されているので、仕切り駒の回動によって、サンシェードパネルの格納時の位置を上方向あるいは下方向に容易に振り分けることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、車両用サンシェード装置10の全体を概略的に示したもので、車両のルーフ11には開口部12が設けられている。開口部12には透明なガラス板で構成されるパネル13が装着され、パネル13を透過して日光が車室内に取り込まれるようになっている。パネル13の下方には、複数枚(実施の形態においては3枚)の遮光調整用サンシェードパネル15、16、17が配設されている。
なお、以下の説明においては、3枚のサンシェードパネル15、16、17のうち、車両前方側に配置されたサンシェードパネルを第1のサンシェードパネル15と称し、車両後方側に配置されたサンシェードパネルを第3のサンシェードパネル17と称し、第1のサンシェードパネル15と第3のサンシェードパネル17との間に配置されたサンシェードパネルを第2のサンシェードパネル16と称することにする。
車両のルーフ11の内側の室内天井部には、開口部12の車幅方向の両側部に対応して、車両前後方向に平行に延びる一対のガイドレール18が配設されている。一対のガイドレール18の互いに対向する面には、図2および図3に示すように、車両前後方向に延在するガイド溝20が開口されている。ガイド溝20は、図4にも示すように、互いに平行に上下に並設された共に断面略コ字形状の上溝20aと下溝20bからなっている。下溝20bの車両後方の端部には、図2および図4に示すように、下溝20bに連続して後方格納部21が形成されている。一方、上溝20aの車両後方の端部には、上溝20aに連続して前方格納部22が形成されている。上溝20aに接続された前方格納部22は、下溝20bに接続された後方格納部21に対して車両前方に所定量、すなわち、後述する第2および第3のサンシェードパネル16、17の前部スライドシューと後部スライドシューの間隔だけ離間した位置に配置されている。
第1、第2および第3のサンシェードパネル15、16、17の左右方向の両側部には、図3に示すように、スライドシュー26、27、28がそれぞれ設けられている。各スライドシュー26、27、28は、車両前後方向の前端部に設けられた前部スライドシュー26a、27a、28aと、車両前後方向の後端部に設けられた後部スライドシュー、26b、27b、28bからなっている。前部スライドシュー26a、27a、28aは、ガイドレール18の上溝20aにスライド可能に案内されている。これら前部スライドシュー26a、27a、28aは、図4に示すように、例えば角形状に形成され、サンシェードパネルの開放時に前方格納部22内に格納されるようになっている。なお、第1のサンシェードパネル15の前部スライドシュー26aは、後述する駆動シューを兼用している。
また、第2および第3のサンシェードパネル16、17の後部スライドシュー27b、28bは、ガイドレール18の下溝20aにスライド可能に案内されている。これら後部スライドシュー27b、28bは、図4に示すように、例えばローラ形状からなっており、サンシェードパネルの開放時に後方格納部21内に格納されるようになっている。
第1と第2のサンシェードパネル15、16および第2と第3のサンシェードパネル16、17は、後述する構成の連結機構30によってそれぞれ連結され、図2に示すように、サンシェードパネル15、16、17の閉止状態(展開状態)においては、複数枚のサンシェードパネル15、16、17が、それらが延在する面内において、互いに面一に並んで配置されるようになる。また、開放状態(格納状態)においては、複数枚のサンシェードパネル15、16、17が、互いに平行に重合して配置される。なお、図2においては、第1のサンシェードパネル15が省略して示されている。
第1のサンシェードパネル15に設けられた前部スライドシュー(駆動シュー)26aは、図1に示すように、ギヤケーブル32を介して駆動機構33に連結されている。駆動機構33のモータが駆動されると、その駆動方向に応じて、ギヤケーブル32は、ガイドレール18に沿って車両前後方向に移動する。これにより、ギヤケーブル32に連結された駆動シュー26aとともに第1のサンシェードパネル15がガイドレール18に沿って移動される。このように、第1のサンシェードパネル15は、駆動機構33の駆動力によって、車両のルーフ11に対して車両前後方向にスライドされる。
次に、各サンシェードパネル15、16、17の各間に設けられる連結機構30の具体的構成について、図5および図6を参照して説明する。なお、第1および第2のサンシェードパネル15、16を連結する連結機構30も、第2および第3のサンシェードパネル16、17を連結する連結機構30も、同一の構成をなすものであるので、以下においては、第2および第3のサンシェードパネル16、17を連結する連結機構30について説明する。
第3のサンシェードパネル17の前端部には、支持軸35が取付けられ、この支持軸35にリンク部材36が車両前後方向と直交する水平な軸線の回りに回動可能に設けられている。リンク部材36には、第2のサンシェードパネル16の後端部に形成された係合部37に離脱可能に係合するフック部36aが形成されている。支持軸35には、第2のサンシェードパネル16の後端面に対応してゴムローラ38が回転可能に軸承されている。リンク部材36は、支持軸35に巻き付けられた図略のトルクスプリングのばね力によって、フック部36aが係合部37に係合するように反時計回り(図6の矢印方向)の付勢力が常に付与されている。
リンク部材36のフック部36aが係合部37に係合した状態においては、係合部37はフック部36aとゴムローラ38とによって挟持され、これによって、第2および第3のサンシェードパネル16、17の相対移動が拘束され、第2のサンシェードパネル16の移動に第3のサンシェードパネル17が一体的に追従されるようになっている。なお、リンク部材36のフック部36aが係合部37より離脱することにより、第3のサンシェードパネル17に対して第2のサンシェードパネル16の相対移動が可能となる。
後方格納部21は、図4に詳細図示するように、ガイド溝20の下溝20bに連続し、車両後方に向けて徐々にせり上がる傾斜壁21aと、この傾斜壁21aの上端に連続し、車両後方に向けて水平方向に延在する水平壁21bとを有する戸袋40を備えている。戸袋40内には、車両の車幅方向に平行なヒンジピン41を中心にして仕切り駒42が回動可能に支持されている。仕切り駒42は、下溝20bと略同一幅の案内溝42aを一端に開口した断面略U字形に形成され、通常はヒンジピン41に巻き付けた図略のトルクスプリングの付勢力によって、反時計回り(図4の矢印方向)の付勢力が付与され、これによって、仕切り駒42の一辺42bが傾斜壁21aに平行で、かつ傾斜壁21aに対して下溝20bの幅寸法と同じ寸法だけ隔てた図4に示す角度状態に保持されている。
この状態においては、仕切り駒42の一辺42bと傾斜壁21aとの間で傾斜した案内路44が形成され、この案内路44が下溝20bに接続される。これによって、下溝20bをスライドする第3のサンシェードパネル17の後部スライドシュー28bが案内路44に沿ってせり上げられる。そして、後部スライドシュー28bが案内部44の上端の水平壁21bに当接し、さらに車両後方への分力が作用されると、仕切り駒42が図略のトルクスプリングの付勢力に抗してヒンジピン41を支点にして図4の時計回りに回動され、図7に示す水平状態に姿勢変換される。この結果、後方格納部21の水平壁21bと仕切り駒42との間に水平な案内溝44aが形成される。
かかる図7に示す水平状態においては、仕切り駒42の一辺42bが傾斜壁21aの中間部に連続し、仕切り駒42の他辺42cが下溝20bの下壁に連続するように配置される。これによって、後方格納部21の戸袋40内には、仕切り駒42の一辺42bによって区画された上下2段の案内部が形成される。すなわち、後方格納部21の水平壁21bと仕切り駒42の一辺42bとの間に案内溝44aからなる案内部が配置され、その下方に仕切り駒42に形成された案内溝42aからなる案内部が配置される
一方、前方格納部22は、図4に示すように、ガイド溝20の上溝20aの上壁に連続し、車両後方に向けてせり上がる傾斜壁22aと、ガイド溝20の上溝20aの下壁に連続し、車両後方に向けてせり上がる傾斜壁22bとからなる案内機構45を有する戸袋46を備えている。
次に、上記した実施の形態におけるサンシェードパネル15、16、17の開閉動作について説明する。図2および図3は、サンシェードパネル15、16、17の展開状態を示しており、この状態においては、第1、第2および第3のサンシェードパネル15、16、17の前部スライドシュー26a、27a、28aが、ガイドレール18の上溝20aに係合され、後部スライドシュー26b、27b、28bが、ガイドレール18の下溝20bに係合されている。これにより、複数のサンシェードパネル15、16、17が車両前後方向に並んで面一状態に配置されている
しかる状態において、インストルメントパネルあるいはその近傍に配置したサンシェードパネル開放用のスイッチの操作により、駆動機構33のモータが駆動されると、モータにて発生した駆動力が前部スライドシュー(駆動シュー)26aを介して第1のサンシェードパネル15に伝達され、第1のサンシェードパネル15がガイドレール18のガイド溝20に沿って車両後方にスライドする。このとき、第1のサンシェードパネル15から連結機構30を介して駆動力を受け、第2および第3のサンシェードパネル16、17も、ガイドレール18のガイド溝20に沿って同方向にスライドされる。
第3のサンシェードパネル17が所定のスライド位置に到達すると、第3のサンシェードパネル17の後部スライドシュー28bおよび前部スライドシュー28aが、下溝20bに連続する後方格納部21および上溝20aに連続する前方格納部22にそれぞれ進入し、後方格納部21および前方格納部22の各傾斜部に沿って上方に持ち上げられる。
すなわち、後方格納部21においては、仕切り駒42が図4に示す状態に保持されているため、後部スライドシュー28bが後方格納部21の傾斜壁21aと仕切り駒42の一辺(傾斜壁)42bとで形成される傾斜路44内に進入し、傾斜路44に沿って上方に持ち上げられる。そして、後部スライドシュー28bが傾斜壁21aの上端の水平壁21bに当接すると、車両後方への分力によって、仕切り駒42が図略のトルクスプリングの付勢力に抗して図4の時計回りに回動され、図7に示す水平状態に保持され、仕切り駒42の一辺(上壁)42bと水平壁21bとで形成される水平な案内溝44aに沿って後方に移動する。
一方、前方格納部22においては、第3のサンシェードパネル17の前部スライドシュー28aが傾斜壁22a、22bとで形成される案内機構45に案内されて上方に持ち上げられながら戸袋46内に進入する。
このようにして、第3のサンシェードパネル17は、所定の後退端位置において、略水平状態を保ちながら、第1および第2のサンシェードパネル15、16に対して上方に持ち上げられる。第3のサンシェードパネル17が上方に持ち上げられると、リンク部材36が支持軸35の回りに回動され、ゴムローラ38が第2のサンシェードパネル16の上面に乗り上げる。これにより、第3のサンシェードパネル17に対して第2のサンシェードパネル16の後退移動が許容される。
第1のサンシェードパネル15がさらに後方にスライドされると、第2のサンシェードパネル16の後部スライドシュー27bが後方格納部21の傾斜壁21aによって上方に持ち上げられる。そして、水平状態に保持された仕切り駒42(図7参照)の案内溝42a内に進入される。同様に、第2のサンシェードパネル16の前部スライドシュー27aが前方格納部22の案内機構45によって上方に持ち上げられる。
これにより、第2および第3のサンシェードパネル16、17の各後部スライドシュー27b、28bは、仕切り駒42の一辺42bにより隔てられた上下2段の案内溝44a、42aに積み重ねられる。すなわち、第3のサンシェードパネル17の後部スライドシュー28bは、戸袋40の水平壁21bと仕切り駒42の一辺42bとの間に進入されて、上下方向移動を拘束され、また、第2のサンシェードパネル16の後部スライドシュー27bは、仕切り駒42の案内溝42a内に進入されて、上下方向移動を拘束される。なお、第1のサンシェードパネル15の後部スライドシュー26bが、図7の実線で示す位置に達した状態が、サンシェードパネル装置の全開状態となる。
上記した第1実施の形態によれば、複数のサンシェードパネル15、16、17の格納時に、第2および第3のサンシェードパネル16、17の後端部を案内する案内溝44a、42aを、個別に設定したので、スプリング等を設けなくても、サンシェードパネルのガタツキを防止でき、サンシェードパネルに余分な力を作用させなくすることができる。従って、従来のように、多段に積み重ねられたサンシェードパネルのガタを防止するためのスプリング等の付勢手段を不要にできるので、付勢手段によって複数のサンシェードパネル間に発生する摩擦抵抗によって、サンシェードパネルのスライド抵抗が大きくなることもない。
また、上記した第1実施の形態によれば、ガイドレール18には、互いに平行に上下に並設された上溝20aと下溝20bが形成され、上溝20にサンシェードパネルの前端部および後端部の何れか一方がスライド可能に案内され、下溝20bにサンシェードパネルの前端部および後端部の他方がスライド可能に案内されているので、サンシェードパネルの前端部および後端部を別個に案内でき、サンシェードパネルの移動をスムーズに行うことができる。しかも、後方格納部21の第1案内部および第2案内部は、複数のサンシェードパネルを、ガイドレール20の上溝20aおよび下溝20bより上下方向の一方に重合させるように構成されているので、車両にあった搭載が可能となる。
さらに、上記した第1実施の形態によれば、案内溝42aを有する断面U字形の仕切り駒42を回動可能に備えているので、仕切り駒42の回動によって、複数のサンシェードパネルを仕切り駒42の上方の案内溝44aと、仕切り駒42に形成した案内溝42aに区分けして格納させることができる。
図8から図11は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、第1の実施の形態においては、サンシェードパネル15、16、17の格納時に、第2および第3のサンシェードパネル16、17を上方向にのみ持ち上げるようにしたが、第2の実施の形態においては、複数のサンシェードパネルの格納位置を上下に振り分けることができるようにしたものである。なお、以下の説明においては、主として第1の実施の形態と相違する点を説明し、同一部品については、第1の実施の形態で用いた参照番号を用い、詳細な説明については省略する。
すなわち、図8に示すように、車両のルーフ11の内側の室内天井部には、第1の実施の形態で述べたと同様に、開口部12の車幅方向の両側部に対応して、車両前後方向に平行に延びる一対のガイドレール18が配設されている。一対のガイドレール18の互いに対向する面には、車両前後方向に延在する断面略コ字形状の一つのガイド溝20が開口されている。
第1、第2および第3のサンシェードパネル15、16、17の両端部の各前部には、ガイド溝20をスライド可能に係合する前部スライドシュー71が支持され、各後部には、ガイド溝20をスライド可能に係合する後部スライドシュー72が支持されている。
ガイド溝20の後方には、ガイド溝20に連続して後方格納部121を備えた戸袋140が、ガイドレール18に固定されている。後方格納部121には、第2および第3のサンシェードパネル16、17の各後部に支持された後部スライドシュー72を格納する上部および下部案内溝121a、121bが、ガイド溝20の上方位置および下方位置に形成されている。また、ガイド溝20の途中には、第2および第3のサンシェードパネル16、17の各前部に支持された前部スライドシュー71を格納する前方格納部122を備えた戸袋146が、ガイドレール18に固定されている。
後方格納部121内には、仕切り駒50が、ガイド溝20の中心線上に設けたヒンジピン51によって回動可能に支持されている。仕切り駒50は、ヒンジピン51に巻き付けられたトルクスプリング52のばね力によって、図8の時計回りに付勢され、これによって、通常は同図に示すように、仕切り駒50の後端部が戸袋140に形成されたストッパ140aに当接する回動端に保持されている。この状態においては、仕切り駒50によってガイド溝20と上部案内溝121aとの接続が遮断され、仕切り駒50の下面に形成された傾斜案内面50bによって、後方格納部121の下部案内溝121bにガイド溝20が接続される。
また、仕切り駒50は、図11に示すように、下部案内溝121bに第3のサンシェードパネル17の後部スライドシュー72(72c)が進入することにより、後部スライドシュー72(72c)によって後端部を押圧されるようになっている。これによって、仕切り駒50はトルクスプリング52のばね力に抗して図11に示す角度位置に回動され、この状態においては、仕切り駒50によってガイド溝20と下部案内溝121bとの接続が遮断され、仕切り駒50の上面に形成された傾斜案内面50aによって後方格納部121の上部案内溝121aに、ガイド溝20が接続される。
一方、前方格納部122は、ガイド溝20の上方および下方に位置して、ガイド溝20に連続する傾斜面75a、75bをそれぞれ有する上部案内溝122aおよび下部案内溝122bからなる案内機構145を備え、案内機構145の上部案内溝122aおよび下部案内溝122bの深さは、第2および第3のサンシェードパネル16、17の前部スライドシュー71(71b、71c)をガイド溝20から離脱して完全に格納できるに十分な深さに設定されている。
次に、第2のサンシェードパネル16と第3のサンシェードパネル17を連結する連結機構130aについて、図9および図10を参照して説明する。第2のサンシェードパネル16の後端に対向する第3のサンシェードパネル17の前端部両端には、支持軸55が取付けられ、この支持軸55に上記した前部スライドシュー71が支持されている。支持軸55には、トルクスプリング56が巻き付けられ、トルクスプリング56の一端は車両前方に延在されている。車両前方に延在されたトルクスプリング56の先端には、転動ローラ57が前部スライドシュー71と平行な軸線の回りに回転可能に支持され、転動ローラ57は、図10(A)に示すように、ガイドレール18の下面に沿って転動されるようになっている。トルクスプリング56の他端は、第3のサンシェードパネル17に係止されている。
転動ローラ57は、トルクスプリング56のばね力によって、常にガイドレール18の下面に当接する方向に付勢されている。これによって、第3のサンシェードパネル17の前端部両端に設けられた支持軸55は、トルクスプリング56のばね反力によって、ガイドレール18の下面に当接する転動ローラ57を支点して、常に下方向に付勢され、ガイド溝20の下面に押付けられている。
第3のサンシェードパネル17の前端に対向する第2のサンシェードパネル16の後端部両端には、駆動部60が設けられ、駆動部60は、サンシェードパネル16のスライド方向に所定量離間した押圧部61とフック部62とからなっている。これら押圧部61とフック部62との間に、第3のサンシェードパネル17の前端部に設けた前部スライドシュー71が挟持され、第2のサンシェードパネル16の移動につれて第3のサンシェードパネル17がスライドされるようになっている。押圧部61は、前部スライドシュー71が下方に離脱しやすいように傾斜面を有しており、また、フック部62は、後述するように下方に移動した第3のサンシェードパネル17の前部スライドシュー71をすくい出せるように、下方に向けて突設されている。
上記した前部スライドシュー71、トルクスプリング56、転動ローラ57、および駆動部60(押圧部61、フック部62)等とによって、連結機構130aを構成している。
また、第1のサンシェードパネル15と第2のサンシェードパネル16を連結する連結機構130bも、上記とほぼ同様に構成されているが、かかる連結機構130bは、図10(B)に示すように、転動ローラ57が上記したトルクスプリング56のばね力によってガイドレール18の上面に沿って転動する点、および第2のサンシェードパネル17の前端部両端に設けられた支持軸55が、トルクスプリング56のばね反力によって、ガイドレール18の上面に当接する転動ローラ57を支点して、常に上方向に付勢されてガイド溝20の上面に押付けられている点、ならびに駆動部60の押圧部61の傾斜方向およびフック部62の突出方向が逆向き(上向き)になっている点が異なっている。
上記した第2の実施の形態においては、サンシェードパネル15、16、17の展開状態において、モータにて発生した駆動力によって、第1のサンシェードパネル15がガイドレール18のガイド溝20に沿って車両後方にスライドされると、連結機構130a、130bを介して第2および第3のサンシェードパネル16、17も、ガイドレール18のガイド溝20に沿って同方向にスライドされる。
このとき、通常は、図8に示すように、仕切り駒50が後方格納部121の下部案内溝121bをガイド溝20に接続する位置に回動されているため、第3のサンシェードパネル17が所定のスライド位置に到達すると、第3のサンシェードパネル17の後部スライドシュー72が、仕切り駒50の下面にて形成される傾斜案内面50bに案内されながら下降し、下部案内溝121b内に格納される(図11参照)。
なお、図11における前部スライドシュー71および後部スライドシュー72と各サンシェードパネル15、16、17とを対応付けるために、第1のサンシェードパネル15のスライドシューをa付きで、第2のサンシェードパネル16のスライドシューをb付きで、第3のサンシェードパネル17のスライドシューをc付きでそれぞれ示している。
前述したように、第3のサンシェードパネル17の前部スライドシュー71(71c)が前方格納部122の下部案内溝122bに対応する位置まで後退されると、トルクスプリング56のばね反力によって、第3のサンシェードパネル17に支持された前部スライドシュー71(71c)が下部案内溝122bの傾斜案内面75bに沿って下降され、下部案内溝122b内に格納される。
このようにして、第3のサンシェードパネル17は、仕切り駒50の傾斜案内面50bおよび前方格納部122の下部案内溝122bの傾斜案内面74に沿って下降し、ガイド溝20より離脱されて、ガイドレール18の下方位置に水平状態で格納される。かかる第3のサンシェードパネル17の下降により、第2のサンシェードパネル17のさらなる後退が可能になる。
第3のサンシェードパネル17の後部スライドシュー72(72c)が、後方格納部121の下部案内溝121b内に進入することにより、後部スライドシュー72(72c)によって、仕切り駒50の後端が押圧され、仕切り駒50がトルクスプリング52のばね力に抗してヒンジピン51を支点にして図11の反時計回りに回動される。これにより、仕切り駒50は、同図に示すように、後方格納部121の下部案内溝121bとガイド溝20との接続を遮断し、上部案内溝121aをガイド溝20に接続するように切替えられる。
第1のサンシェードパネル15がモータ駆動によってさらに後方にスライドされ、第2のサンシェードパネル16が所定のスライド位置に到達すると、第2のサンシェードパネル16の後部スライドシュー72(72b)が、仕切り駒50の上面にて形成される傾斜案内面50aに案内されながら上昇され、上部案内溝121a内に格納される。また、第2のサンシェードパネル16の前部スライドシュー71(71b)が、前方格納部122の上部案内溝122aに対応する位置まで第2のサンシェードパネル16が後退されると、トルクスプリング56のばね反力によって、第2のサンシェードパネル16に支持された前部スライドシュー71(71b)が上部案内溝122aの傾斜案内面75aに沿って上昇され、上部案内溝122a内に格納される。
このようにして、第2および第3のサンシェードパネル16、17は、ガイド溝20の上下に振り分けられて格納され、その後、第1のサンシェードパネル15が、第2および第3のサンシェードパネル16、17の間にサンドウィッチ状に挟み込まれるようにしてガイド溝20の後退端位置まで移動され、サンシェードパネルが全開される。
なお、サンシェードパネルを閉止する場合には、モータにて発生した駆動力によって、第1のサンシェードパネル15がガイドレール18のガイド溝20に沿って車両前方にスライドされると、第1のサンシェードパネル15の後端部に設けた上向きのフック部62(62a)に、前方格納部122の上部案内溝122a内に格納された第2のサンシェードパネル16の前部スライドシュー71(71b)が係合され、前部スライドシュー71が上部案内溝122aの傾斜案内面75aに沿って引き出され、ガイド溝20内に係合される。そして、第2のサンシェードパネル16は第1のサンシェードパネル15と面一状態となってガイド溝20に沿って一体的に前進される。
第2のサンシェードパネル16が所定量前進されると、第2のサンシェードパネル16の後端部に設けた下向きのフック部62(62b)に、下部案内溝122b内に格納された第3のサンシェードパネル17の前部スライドシュー71(71c)が係合され、前部スライドシュー71(71c)が下部案内溝122bの傾斜案内面75bに沿って引き出され、ガイド溝20内に係合される。このようにして、サンシェードパネルは閉止状態(展開状態)となる。
上記した第2の実施の形態によれば、ガイドレールには、1つのガイド溝が形成され、ガイド溝にサンシェードパネルの前端部および後端部がスライド可能に案内されているので、1つのガイド溝を摺動するサンシェードパネルを上方向あるいは下方向に振り分けることができる。しかも、仕切部の第1案内部および第2案内部は、複数のサンシェードパネルを、ガイドレールのガイド溝の上方と下方に仕切るように構成されているので、複数のサンシェードパネルの格納時の位置を上下に振り分けることで、サンシェードパネルの全閉時の高さ方向の位置に対して上下のオフセット量を均等にすることができ、車両側の搭載条件に対して自由度を持たせることができる。
また、上記した第2の実施の形態によれば、仕切部は、水平軸線の回りに回動可能に支持された仕切り駒からなり、仕切り駒の上下面に、第1案内部および第2案内部が形成されているので、仕切り駒の回動によって、サンシェードパネルの格納時の位置を上方向あるいは下方向に容易に振り分けることができる。
なお、上記した第1の実施の形態においては、複数のサンシェードパネルをガイド溝20の上方に持ち上げて格納させるようにようにしたが、複数のサンシェードパネルをガイド溝20の下方位置に格納させるようにしてもよい。
また、上記した第2の実施の形態においては、最初に格納されるサンシェードパネル(第3のサンシェードパネル17)をガイド溝20の下方位置に格納し、その後に格納されるサンシェードパネル(第2のサンシェードパネル16)をガイド溝20の上方位置に格納するようにしたが、最初に格納されるサンシェードパネルをガイド溝20の上方位置に格納し、その後に格納されるサンシェードパネルをガイド溝20の下方位置に格納するようにしてもよい。
上記した実施の形態においては、ルーフ部11に設けた開口部12に透明なガラス板で構成されるパネル13を固定し、このパネル13の下方には、サンシェードパネル15、16、17を開閉可能に配設した例について述べたが、本発明は、ルーフ部11に設けた開口部12をガラスパネルによって開閉する可動ガラスパネル構成のサンシェード装置に適用することができる。
斯様に、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明に係る車両用サンシェード装置を概略的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車両用サンシェード装置の展開状態を示す図である。 第1の実施の形態における複数のサンシェードパネルを示す平面図である。 サンシェードパネルの格納部を示す図2の4矢視図である。 第1の実施の形態における複数のサンシェードパネルを連結する連結機構を示す図である。 図5の6−6線に沿って切断した断面図である。 図4の作動状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る車両用サンシェード装置のガイドレールを示す図である。 第2の実施の形態における複数のサンシェードパネルを連結する連結機構を示す平面図である。 (A)は図9の10−10線に沿って切断した断面図で、(B)は別の部分の断面図である。 図8の作動状態を示す図である。
符号の説明
10…サンシェード装置、11…ルーフ、12…開口部、13…パネル、15、16、17…サンシェードパネル、18…ガイドレール、20…ガイド溝、20a…上溝、20b…下溝、21、121…前方格納部、22、122…後方格納部、27a、27b、28a、28b…スライドシュー、30、130a、130b…連結機構、33…駆動機構、41…ヒンジピン、42…仕切り駒、42a…案内溝、44a…案内溝、45、145…案内機構、50…仕切り駒、121a…上部案内溝、121b…下部案内溝。

Claims (5)

  1. 車両ルーフに設けた開口部の両側に配設されるガイドレールと、前後方向に配置される複数のサンシェードパネルとを有し、前記複数のサンシェードパネルの後端部および前端部が前記ガイドレールに設けられたガイド溝に摺動可能に案内された車両用サンシェード装置において、
    前記ガイドレールの後端側に設けられた後方格納部と、
    前記後方格納部に回動可能に支持された仕切部と、
    前記仕切部を所定の角度位置に向けて付勢する付勢部とを備え、
    前記後方格納部と、所定の角度位置にある前記仕切部とによって形成されることにより、前記複数のサンシェードパネルにおける後側のサンシェードパネルの後端部を前記ガイドレールの前記ガイド溝から第1案内溝に案内する第1案内部と、
    前記後方格納部と、前記後端部が前記第1案内溝に位置する際に前記付勢力に抗して前記所定の角度位置から回動した前記仕切部とによって形成されることにより、前記複数のサンシェードパネルにおける前側のサンシェードパネルの後端部を前記ガイドレールの前記ガイド溝から第2案内溝に案内する第2案内部と、
    前記ガイドレールに設けられ、前記後側および前側のサンシェードパネルのそれぞれの前端部をそれぞれの前記後端部の案内される上下方向に案内する案内機構とを備える車両用サンシェード装置。
  2. 請求項1において、前記ガイドレールには、互いに平行に上下に並設された上溝と下溝が形成され、該上溝に前記サンシェードパネルの前端部および後端部の何れか一方がスライド可能に案内され、前記下溝に前記サンシェードパネルの前端部および後端部の他方がスライド可能に案内され、前記仕切部の前記第1案内部および第2案内部は、前記複数のサンシェードパネルを、前記ガイドレールの上溝および下溝より上下方向の一方に重合させるように構成されている車両用サンシェード装置。
  3. 請求項2において、前記仕切部は、前記第2案内溝を有する断面U字形の仕切り駒からなり、該仕切り駒が水平軸線の回りに回動可能に支持されている車両用サンシェード装置。
  4. 請求項1において、前記ガイドレールには、1つのガイド溝が形成され、該ガイド溝に前記サンシェードパネルの前端部および後端部がスライド可能に案内され、前記仕切部の前記第1案内部および第2案内部は、前記複数のサンシェードパネルを、前記ガイドレールのガイド溝の上方と下方に仕切るように構成されている車両用サンシェード装置。
  5. 請求項4において、前記仕切部は、水平軸線の回りに回動可能に支持された仕切り駒からなり、該仕切り駒の上下面に、前記第1案内部および第2案内部が形成されている車両用サンシェード装置。
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