JP4468433B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法に関する。
従来、シリコン基板上の2次元平面内に素子を集積して、LSIが形成されてきた。メモリの記憶容量を増加させるには、一素子の寸法を小さくする(微細化する)しかないが、近年その微細化もコスト的、技術的に困難なものになってきた。微細化のためにはフォトリソグラフィの技術向上が必要であるが、例えば、現在のArF液浸露光技術では40nm付近のルールが解像限界となっており、更なる微細化のためにはEUV露光機の導入が必要である。しかし、EUV露光機はコスト高であり、コストを考えた場合には現実的ではない。また、仮に微細化が達成されたとしても、駆動電圧などがスケーリングされない限り、素子間の耐圧など物理的な限界点を迎える事が予想される。つまり、デバイスとしての動作が困難になる可能性が高い。
そこで、近年、メモリの集積度を高めるために、メモリセルを3次元的に配置した半導体記憶装置が多数提案されている(特許文献1乃至3参照)。
メモリセルを3次元的に配置した従来の半導体記憶装置の一つに、円柱型構造のトランジスタを用いた半導体記憶装置がある(特許文献1乃至3)。円柱型構造のトランジスタを用いた半導体記憶装置においては、ゲート電極となる多層のポリシリコン、及びピラー状の柱状半導体が設けられる。柱状半導体は、トランジスタのチャネル(ボディ)部として機能する。柱状半導体の周りには、トンネル絶縁層が設けられ、さらにトンネル絶縁層の周りに電荷を蓄積する複数の電荷蓄積層が設けられている。さらに、電荷蓄積層の周りにはブロック絶縁層が形成されている。これらポリシリコン、柱状半導体、トンネル絶縁層、電荷蓄積層、及びブロック絶縁層を含む構成は、メモリストリングスと呼ばれる。
上記メモリストリングスの上下に選択トランジスタを設ける場合、その選択トランジスタには、良好なカットオフ特性が要求される。一方、メモリ装置の歩留まりとコストを考えた場合、選択トランジスタのボディ部分となる柱状半導体層にはポリシリコンを用いることが望ましい。しかしながら、このような場合、ポリシリコン中に多数存在する界面準位(粒界準位)のため、ゲート電極による柱状半導体層の電位制御は、単結晶シリコンにて構成した場合と比較して困難となる。つまり、柱状半導体層にポリシリコンを用いた場合、リーク電流を抑えることが課題となる。
特開2003−078044号 米国特許第5599724号 米国特許第5707885号
本発明は、柱状半導体層における界面準位を低減し、トランジスタ特性の向上及び特性のバラツキを低減した不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法を提供する。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、電気的に書き換え可能な複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングスを有する不揮発性半導体記憶装置であって、前記メモリストリングスは、基板に対して垂直方向に延び且つ上端から下方に延びる中空を有する柱状半導体層と、前記柱状半導体層の外壁に接して形成された第1の絶縁層と、前記中空を残すように前記中空に面する前記柱状半導体層の内壁に形成された第2の絶縁層と、前記中空を埋めるように前記第2の絶縁層に接して形成された第3の絶縁層と、前記柱状半導体層と共に前記第1の絶縁層を挟むように形成され前記メモリセルの制御電極として機能する導電層とを備え、前記第3の絶縁層内には、空隙が形成されていることを特徴とする。
本発明は、柱状半導体層における界面準位を低減し、トランジスタ特性の向上及び特性のバラツキを低減した不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置の一実施形態について説明する。
[第1実施形態]
(第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の概略図を示す。図1に示すように、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100は、主として、メモリトランジスタ領域12、ワード線駆動回路13、ソース側選択ゲート線(SGS)駆動回路14、ドレイン側選択ゲート線(SGD)駆動回路15、センスアンプ16を有する。メモリトランジスタ領域12は、データを記憶するメモリトランジスタを有する。ワード線駆動回路13は、ワード線WLにかける電圧を制御する。ソース側選択ゲート線(SGS)駆動回路14は、ソース側選択ゲート線SGSにかける電圧を制御する。ドレイン側選択ゲート線(SGD)駆動回路15は、ドレイン側選択ゲート線(SGD)にかける電圧を制御する。センスアンプ16は、メモリトランジスタから読み出した電位を増幅する。なお、上記の他、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100は、ビット線BLにかける電圧を制御するビット線駆動回路、ソース線SLにかける電圧を制御するソース線駆動回路を有する(図示略)。
また、図1に示すように、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100において、メモリトランジスタ領域12を構成するメモリトランジスタは、半導体層を複数積層することによって形成されている。また、図1に示すとおり各層のワード線WLは、水平方向において2次元的に広がりを有するように形成されている。各層のワード線WLは、それぞれ同一層からなる平面構造を有しており、板状の平面構造となっている。
図2は、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100のメモリトランジスタ領域12の一部の概略斜視図である。第1実施形態においては、メモリトランジスタ領域12は、メモリトランジスタ(MTr1mn〜MTr4mn)、ソース側選択トランジスタSSTrmn及びドレイン側選択トランジスタSDTrmnからなるメモリストリングスMSをm×n個(m、nは自然数)を有している。図2においては、m=3、n=4の一例を示している。
各メモリストリングスMSのメモリトランジスタ(MTr1mn〜MTr4mn)のゲートに接続されているワード線(WL1〜WL4)は、それぞれ同一の導電膜によって形成されており、それぞれ共通である。即ち、各メモリストリングスMSのメモリトランジスタMTr1mnのゲートの全てがワード線WL1に接続されている。また、各メモリストリングスMSのメモリトランジスタMTr2mnのゲートの全てがワード線WL2に接続されている。また、各メモリストリングスMSのメモリトランジスタMTr3mnのゲートの全てがワード線WL3に接続されている。また、各メモリストリングスMSのメモリトランジスタMTr4mnのゲートの全てがワード線WL4に接続されている。第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100においては、図1及び図2に示すように、ワード線WL1〜WL4は、それぞれ、水平方向において2次元的に広がりを有するように形成されており、板状の平面構造を有している。また、ワード線WL1〜WL4は、それぞれ、メモリストリングスMSに略垂直に配置されている。また、ワード線WL1〜WL4のロウ方向(第1方向)の端部及びカラム方向の端部は、階段状に形成されている。ここで、ロウ方向は、垂直方向に直交する方向であり、カラム方向は、垂直方向及びロウ方向に直交する方向である。
各メモリストリングスMSは、半導体基板BaのP−well領域Ba1に形成されたn+領域(後述するBa2)の上に柱状の柱状半導体CLmn(図2に示す場合、m=1〜3、n=1〜4)を有している。各柱状半導体CLmnは、半導体基板Baから垂直方向に形成されており、半導体基板Ba及びワード線(WL1〜WL4)の面上においてマトリクス状になるように配置されている。なお、後述するように、柱状半導体CLmnは、上端から下方に延びる中空を有する。つまり、メモリストリングスMSも、柱状半導体CLmnに垂直な面内にマトリクス状に配置されている。なお、この柱状半導体CLmnは、円柱状であっても、角柱状であってもよい。また、柱状半導体CLmnとは、段々形状を有する柱状の半導体を含む。
また、図2に示すように、メモリストリングスMSの上方には、柱状半導体CLmnと絶縁膜(図示せず)を介し接してドレイン側選択トランジスタSDTrmnを構成する矩形板状のドレイン側選択ゲート線SGD(図2に示す場合、SGD1〜SGD4)が設けられている。各ドレイン側選択ゲート線SGDは、互いに絶縁分離され、ワード線WL1〜WL4とは異なり、ロウ方向に延びるストライプ状に形成されている。また、ドレイン側選択ゲート線SGDの幅方向の中心には、その中心を貫通して形成された柱状半導体CLmnが設けられている。
また、図2に示すように、メモリストリングスMSの下方には、柱状半導体CLmnと絶縁膜(図示せず)を介し接してソース側選択トランジスタSSTrmnを構成するソース側選択ゲート線SGSが設けられている。ソース側選択ゲート線SGSは、ワード線WL1〜WL4と同様に水平方向において2次元的に広がりを有するように形成されており、板状の平面構造を有している。
次に、図2及び図3を参照して、第1実施形態におけるメモリストリングスMSにより構成される回路構成及びその動作を説明する。図3は、第1実施形態における一つのメモリストリングスMSの回路図である。
図2及び図3に示すように、第1実施形態において、メモリストリングスMSは、4つのメモリトランジスタMTr1mn〜MTr4mn並びにソース側選択トランジスタSSTrm及びドレイン側選択トランジスタSDTrmnを有している。これら4つのメモリトランジスタMTr1mn〜MTr4mn並びにソース側選択トランジスタSSTrmn及びドレイン側選択トランジスタSDTrmnは、それぞれ直列に接続されている(図3参照)。第1実施形態のメモリストリングスMSにおいては、半導体基板Ba上のP−型領域(P−Well領域)Ba1に形成されたn+領域に柱状半導体CLmnが形成されている。
また、ソース側選択トランジスタSSTrmnのソースにはソース線SL(半導体基板BaのP−well領域Ba1に形成されたn+領域)が接続されている。また、ドレイン側選択トランジスタSDTrmnのドレインにはビット線BLが接続されている。
各メモリトランジスタMtrmnは、柱状半導体CLmn、その柱状半導体CLmnを取り囲むように絶縁層を介して形成された電荷蓄積層、その電荷蓄積層を取り囲むように形成されたワード線WLを有する。ワード線WLの絶縁膜に囲まれた電荷蓄積層に接する端部は、メモリトランジスタMtrmnの制御ゲート電極CGとして機能する。メモリトランジスタMTrmnのソース及びドレインは、柱状半導体CLmnに形成される。
上記構成を有する不揮発性半導体記憶装置100においては、ビット線BL1〜BL3、ドレイン側選択ゲート線SGD、ワード線WL1〜WL4、ソース側選択ゲート線SGS、ソース線SLの電圧は、ビット線駆動回路(図示略)、ドレイン側選択ゲート線駆動回路15、ワード線駆動回路13、ソース側選択ゲート線駆動回路14、ソース線駆動回路(図示略)によって制御される。すなわち、所定のメモリトランジスタMTrmnの電荷蓄積層の電荷を制御することによって、データの読み出し、書き込み、消去を実行する。
(第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の具体的構成)
次に、図4を参照して、不揮発性半導体記憶装置100の更に具体的構成を説明する。図4は、第1実施形態における不揮発性半導体記憶装置のロウ方向の断面図である。図4に示すように、メモリストリングスMSは、半導体基板Ba上に下層から上層へと、ソース側選択トランジスタ層20、メモリトランジスタ層30、及びドレイン側選択トランジスタ層40を有する。ソース側選択トランジスタ層20は、ソース側選択トランジスタSSTrmnとして機能する。メモリトランジスタ層30は、メモリトランジスタMtrmnとして機能する。ドレイン側選択トランジスタ層40は、ドレイン側選択トランジスタSDTrmnとして機能する。
半導体基板Ba上には、ソース線SLとなるP−型領域(P−Well領域)Ba1が形成されている。また、P−型領域Ba1上には、選択的にn+領域Ba2が形成されている。
ソース側選択トランジスタ層20は、半導体基板Ba上に形成されたソース側第1絶縁層21と、ソース側第1絶縁層21の上面に形成されたソース側導電層22と、ソース側導電層22の上面に形成されたソース側第2絶縁層23と、ソース側第2絶縁層23の上面に形成されたソース側分離絶縁層24を有する。
ソース側第1絶縁層21、ソース側導電層22、及びソース側第2絶縁層23は、水平方向において2次元的に広がりを有するように形成されている。ソース側分離絶縁層24は、ソース側第1絶縁層21の一部上面、ソース側導電層22及びソース側第2絶縁層23のロウ方向及びカラム方向の端部を覆うように形成されている。また、ソース側選択トランジスタ層20において、ソース側第1絶縁層21の上面に形成されたソース側分離絶縁層24の上部から、ソース側第2絶縁層23の上面に形成されたソース側分離絶縁層24の上部まで、層間絶縁層25が形成されている。
ソース側第1絶縁層21及びソース側第2絶縁層23は、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。ソース側導電層22は、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。ソース側分離絶縁層24は、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。層間絶縁層25は、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。なお、ソース側導電層22の一端は、上述したソース側選択トランジスタSSTrmnの制御ゲートとして機能する。
また、ソース側選択トランジスタ層20において、n+領域Ba2と整合する位置に、ソース側分離絶縁層24、ソース側第2絶縁層23、ソース側導電層22、及びソース側第1絶縁層21を貫通するようにソース側ホール26が形成されている。ソース側ホール26内の側壁には、順次、ソース側ゲート絶縁層27、ソース側柱状半導体層28、ソース側ホール第1絶縁層29a、及びソース側ホール第2絶縁層29bが設けられている。
ソース側ゲート絶縁層27は、ソース側第1絶縁層21、ソース側導電層22及びソース側第2絶縁層23に接するように中空円筒状に形成されている。ソース側柱状半導体層28は、ソース側ゲート絶縁層27に接するように有底円筒状に形成されている。換言すると、ソース側柱状半導体層28は、半導体基板Baに対して垂直方向に延び、且つ上端から下方に延びる中空を有する。ソース側ホール第1絶縁層29aは、ソース側柱状半導体層28の内壁(ソース側柱状半導体層28の中空に面する側壁)に接するように有底円筒状に形成されている。換言すると、ソース側ホール第1絶縁層29aは、ソース側柱状半導体層28の中空を残すように(中空を全て埋めないように)形成されている。ソース側ホール第2絶縁層29bは、ソース側ホール第1絶縁層29aに接するように柱状に形成されている。換言すると、ソース側ホール第2絶縁層29bは、ソース側柱状半導体層28の中空を埋めるように形成されている。また、ソース側ホール第2絶縁層29b内には、空隙291bが形成されている。
ソース側ゲート絶縁層27は、酸化シリコン(SiO)にて形成されている。ソース側柱状半導体層28は、ポリシリコン(p−Si)にて形成されている。ソース側ホール第1絶縁層29aは、酸化シリコン(SiO)にて形成されている。ソース側ホール第2絶縁層29bは、窒化シリコン(SiN)にて形成されている。
なお、上記ソース側選択トランジスタ20の構成において、ソース側導電層22の構成を換言すると、ソース側導電層22は、ソース側柱状半導体層28と共にソース側ゲート絶縁層27を挟むように形成されている。
メモリトランジスタ層30は、ソース側分離絶縁層24の上方及び層間絶縁層25の上方に設けられた第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31eと、第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31eの上下間に設けられた第1〜第4ワード線導電層32a〜32dと、第5ワード線間絶縁層31e上に設けられたメモリ分離絶縁層33を有する。
第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31e及び第1〜第4ワード線導電層32a〜32dは、水平方向において2次元的に広がりを有するように形成され、ロウ方向の端部及びカラム方向の端部で階段状に形成されている。メモリ分離絶縁層33は、第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31e及び第1〜第4ワード線導電層32a〜32dのロウ方向の端部及びカラム方向の端部を覆うように形成されている。また、メモリトランジスタ層30において、第1ワード線間絶縁層31aの上面に形成されたメモリ分離絶縁層33の上部から、第5ワード線間絶縁層31eの上面に形成されたメモリ分離絶縁層33の上部まで、層間絶縁層34が形成されている。
第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31eは、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。第1〜第4ワード線導電層32a〜32dは、ポリシリコン(p−Si)にて構成されている。メモリ分離絶縁層33は、窒化シリコン(SiN)にて構成されている。層間絶縁層34は、酸化シリコン(SiO)にて構成されている。なお、第1〜第4ワード線導電層32a〜32dは、上述したワード線WL1〜WL4として機能する。
また、メモリトランジスタ層30においては、第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31e、第1〜第4ワード線導電層32a〜32d、及びソース側分離絶縁層24を貫通するようにメモリホール35が形成されている。メモリホール35は、ソース側ホール26と整合する位置に設けられている。メモリ側ホール35内の側壁には、順次、ブロック絶縁層36a、電荷蓄積層36b、トンネル絶縁層36c、メモリ柱状半導体層37、メモリホール第1絶縁層38a、及びメモリホール第2絶縁層38bが設けられている。
ブロック絶縁層36aは、第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31e、及び第1〜第4ワード線導電層32a〜32dに接するように中空円筒状に形成されている。同様に、電荷蓄積層36bは、ブロック絶縁層36aに接するように中空円筒状に形成され、トンネル絶縁層36cは、電荷蓄積層36bに接するように中空円筒状に形成されている。メモリ柱状半導体層37は、トンネル絶縁層36cに接するように有底円筒状に形成されている。換言すると、メモリ柱状半導体層37は、半導体基板Baに対して垂直方向に延び、且つ上端から下方に延びる中空を有する。メモリホール第1絶縁層38aは、メモリ柱状半導体層37の内壁(メモリ柱状半導体層37の中空に面する側壁)に接するように有底円筒状に形成されている。換言すると、メモリホール第1絶縁層38aは、メモリ柱状半導体層37の中空を残すように(中空を全て埋めないように)形成されている。メモリ側ホール第2絶縁層38bは、メモリホール第1絶縁層38aに接するように柱状に形成されている。換言すると、メモリホール第2絶縁層38bは、メモリ柱状半導体層37の中空を埋めるように形成されている。また、メモリホール第2絶縁層38b内には、複数の空隙381bが形成されている。
ブロック絶縁層36aは、酸化シリコン(SiO)にて形成されている。電荷蓄積層36bは、窒化シリコン(SiN)にて形成されている。トンネル絶縁層36aは、酸化シリコン(SiO)にて形成されている。メモリ柱状半導体層37は、ポリシリコン(p−Si)にて形成されている。メモリホール第1絶縁層38aは、酸化シリコン(SiO)にて形成されている。メモリホール第2絶縁層38bは、窒化シリコン(SiN)にて形成されている。
なお、上記メモリトランジスタ30において、第1〜第4ワード線導電層32a〜32dの構成を換言すると、第1〜第4ワード線導電層32a〜32dは、メモリ柱状半導体層37と共にトンネル絶縁層36c、電荷蓄積層36b及びブロック絶縁層36aを挟むように形成されている。
ドレイン側選択トランジスタ層40は、メモリ柱状半導体層36の上面に設けられたドレイン側第1絶縁層41と、各ドレイン側第1絶縁層41の上面に設けられたドレイン側導電層42と、各ドレイン側導電層42の上面に設けられたドレイン側第2絶縁層43と、ドレイン側第2絶縁層43の上面に設けられたドレイン側分離絶縁層44を有する。
ドレイン側第1絶縁層41、ドレイン側導電層42及びドレイン側第2絶縁層43は、メモリ柱状半導体層36の上部に整合する位置に設けられ且つロウ方向に延びるストライプ状に形成されている。ドレイン側分離絶縁層44は、ドレイン側第1絶縁層41、ドレイン側導電層42、ドレイン側第2絶縁層43の側面、メモリ分離絶縁層33及び層間絶縁層34の上面を覆うように形成されている。また、ドレイン側選択トランジスタ層40において、層間絶縁層34の上面に形成されたドレイン側分離絶縁層44の上部から、ドレイン側第2絶縁層43の上面に形成されたドレイン側分離絶縁層44の上方まで、層間絶縁層45が形成されている。
ドレイン側第1絶縁層41及びドレイン側第2絶縁層43は、酸化シリコン(SiO)にて形成されている。ドレイン側導電層42は、ポリシリコン(p−Si)にて形成されている。ドレイン側分離絶縁層44は、窒化シリコン(SiN)にて形成されている。層間絶縁層45は、酸化シリコン(SiO)にて形成されている。なお、ドレイン側導電層42の一端は、上述したドレイン側選択トランジスタSDTrmnの制御ゲートとして機能する。
また、ドレイン側選択トランジスタ層40において、ドレイン側分離絶縁層44、ドレイン側第2絶縁層43、ドレイン側導電層42、ドレイン側第1絶縁層41及び、メモリ分離絶縁層33を貫通するようにドレイン側ホール46が形成されている。ドレイン側ホール46は、メモリホール35と整合する位置に設けられている。ドレイン側ホール46内の側壁には、順次、ドレイン側ゲート絶縁層47、ドレイン側柱状半導体層48、ドレイン側ホール第1絶縁層49a、及びソース側ホール第2絶縁層49bが設けられている。
ドレイン側ゲート絶縁層47は、ドレイン側第1絶縁層41、ドレイン側導電層42及びドレイン側第2絶縁層43に接するように中空円筒状に形成されている。ドレイン側柱状半導体層48は、ドレイン側ゲート絶縁層47に接するように有底円筒状に形成されている。換言すると、ドレイン側柱状半導体層48は、半導体基板Baに対して垂直方向に延び、且つ上端から下方に延びる中空を有する。ドレイン側ホール第1絶縁層49aは、ドレイン側柱状半導体層48の内壁(ドレイン側柱状半導体層48の中空に面する側壁)に接するように有底円筒状に形成されている。換言すると、ドレイン側ホール第1絶縁層49aは、ドレイン側柱状半導体層48の中空を残すように(中空を全て埋めないように)形成されている。ドレイン側ホール第2絶縁層49bは、ドレイン側ホール第1絶縁層49aに接するように柱状に形成されている。換言すると、ドレイン側ホール第2絶縁層49bは、ドレイン側柱状半導体層48の中空を埋めるように形成されている。また、ドレイン側ホール第2絶縁層49b内には、空隙491bが形成されている。
ドレイン側ゲート絶縁層47は、酸化シリコン(SiO)にて形成されている。ドレイン側柱状半導体層48は、ポリシリコン(p−Si)にて形成されている。ドレイン側ホール第1絶縁層49aは、酸化シリコン(SiO)にて形成されている。ドレイン側ホール第2絶縁層49bは、窒化シリコン(SiN)にて形成されている。
なお、上記ドレイン側選択トランジスタ40の構成において、ドレイン側導電層42の構成を換言すると、ドレイン側導電層42は、ドレイン側柱状半導体層48と共にドレイン側ゲート絶縁層47を挟むように形成されている。
また、ソース側選択トランジスタ層20、メモリトランジスタ層30、及びドレイン側選択トランジスタ層40において、ドレイン側選択トランジスタ層40の上面から、P−well領域Ba1、ソース側導電層22、第1〜第4ワード線導電層32a〜32dに到達するようにプラグホール51が形成されている。プラグホール51内には、バリアメタル層52を介して、プラグ導電層53が形成されている。バリアメタル層52は、窒化チタン(TiN)から形成されている。プラグ導電層53は、タングステン(W)から形成されている。
また、ドレイン側選択トランジスタ層40の上面であって、ドレイン側柱状半導体層48に整合する位置には、層間絶縁層45を所定深さ掘り下げ、ロウ方向に延びる配線溝54が形成されている。配線溝54内には、バリアメタル層55を介して、配線導電層56が形成されている。バリアメタル層55は、窒化チタン(TiN)から形成されている。配線導電層56は、タングステン(W)から形成されている。
(第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程)
次に、図5〜図20を参照して、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造工程について説明する。
先ず、図5に示すように、半導体基板Ba上にP−well領域Ba1を形成した後、酸化シリコン(例えば、20nm)、ポリシリコン(例えば、100nm)、酸化シリコン(例えば、200nm)を順次堆積させ、ソース側第1絶縁層21、ソース側導電層22、及びソース側第2絶縁層23を形成する。
続いて、図6に示すように、P−well領域Ba1上に所定のピッチで、ソース側第2絶縁層23、ソース側導電層22、及びソース側第1絶縁層21を貫通するようにソース側ホール26を形成する。ここで、ソース側ホール26の開口部の直径は、例えば、50nmとする。
次に、図7に示すように、ソース側ホール26の底面(P−Well領域Ba1)に、例えばヒ素(As)イオンを注入し、P−well領域Ba1上にn+領域Ba2を形成する。この後、ソース側ホール26に酸化シリコン(SiO)を堆積させ、反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)により、ソース側ホール26の底部に形成された酸化シリコン(SiO)を除去しソース側ゲート絶縁層27を形成する。さらに、ソース側ホール26の底部に稀フッ酸処理を行い、自然酸化膜を除去する。
続いて、図8に示すように、アモルファスシリコン(a−Si)を堆積させてアモルファスシリコン層28aを形成させる(例えば、10nm)。ここで、ソース側ホール26の内部には、20nm程度の径の中空が残るようにアモルファスシリコン層28aを堆積させる。
次に、図9に示すように、アモルファスシリコン層28aの表面を500℃以下の温度で低温プラズマ酸化させ、アモルファスシリコン層28aの表面に、シリコン酸化膜を成長させ(例えば、7nm程度)、ソース側ホール第1絶縁層29aを形成する。ここで、アモルファスシリコン層28aは、3nm程度消費される。更に、600℃窒素雰囲気中で、酸化されず残った内側のアモルファスシリコン層28aを多結晶化してポリシリコン(p−Si)とし、ソース側柱状半導体層28を形成する。なお、この後、800℃程度の酸化雰囲気中で熱処理を施すことが望ましい。
続いて、図10に示すように、ソース側ホール第1絶縁層29a上の中空を埋めるように、窒化シリコン(SiN)を堆積させ、ソース側ホール第2絶縁層29bを形成する。ここで、ソース側ホール第2絶縁層29b内には、空隙291bが形成される。
次に、図11に示すように、ソース側第2絶縁層23上に形成されたソース側ホール第2絶縁層29b、ソース側ホール第1絶縁層29a、及びソース側柱状半導体層28をRIEにより除去する。また、メモリトランジスタ領域12の中心から所定長さ離れたロウ方向及びカラム方向の領域に形成されたソース側第1絶縁層21、ソース層導電層22、及びソース側第2絶縁層23を除去する。
続いて、図12に示すように、窒化シリコン(SiN)、酸化シリコン(SiO)を積層させた後、化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)により上部を平坦化する。これにより、ソース側分離絶縁層24、及び層間絶縁層25が形成される。
次に、図13に示すように、ソース側分離絶縁層24、及び層間絶縁層25上に酸化シリコン(SiO)と、ポリシリコン(p−Si)とを交互に順次積層させ、第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31e、及び第1〜第4ワード線導電層32a〜32dを形成する。
続いて、図14に示すように、ソース側ホール26と整合する位置で、第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31e、第1〜第4ワード線導電層32a〜32d、及びソース側分離絶縁層24を貫通するようにメモリホール35を形成する。
次に、図15に示すように、メモリホール35内に、酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(SiN)、酸化シリコン(SiO)を堆積させ、RIEにより第5ワード線間絶縁層31eの上部、及びメモリホール35の底部に形成された、酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(SiN)、酸化シリコン(SiO)を除去し、ブロック絶縁層36a、電荷蓄積層36b、トンネル絶縁層36cを形成する。そして、ソース側選択トランジスタ層20の製造工程と同様に、トンネル絶縁層36cの表面に、アモルファスシリコンを堆積させた後、アモルファスシリコンの表面を低温プラズマ酸化し、メモリホール第1絶縁層38aを形成する。また、酸化されず残った内側のアモルファスシリコン層を多結晶化させ、ポリシリコンとし、メモリ柱状半導体層37を形成する。さらに、メモリホール第1絶縁層38a上の中空を埋めるように、窒化シリコン(SiN)を堆積させ、メモリホール第2絶縁層38bを形成する。ここで、メモリホール第2絶縁層38b内には、空隙381bが形成される。
続いて、図16に示すように、メモリトランジスタ領域12の中心から所定距離離れた位置にて、第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31e、及び第1〜第4ワード線導電層32a〜32dを階段状に加工する。この後、窒化シリコン(SiN)、及び酸化シリコン(SiO)を堆積させ、CMP処理を施し、メモリ分離絶縁層33、及び層間絶縁層34を形成する。
次に、図17に示すように、メモリ分離絶縁層33及び層間絶縁層34上に、酸化シリコン(SiO)、ポリシリコン(p−Si)、酸化シリコン(SiO)を堆積させ、ドレイン側第1絶縁層41、ドレイン側導電層42、及びドレイン側第2絶縁層43を形成する。
続いて、図18に示すように、メモリホール35に整合する位置で、ドレイン側第2絶縁層43、ドレイン側導電層42、ドレイン側第1絶縁層41、及びメモリ分離絶縁層33を貫通するようにドレイン側ホール46を形成する。
次に、図19に示すように、ドレイン側ホール46内に酸化シリコン(SiO)を堆積させ、RIEによりドレイン側第2絶縁層43の上部及びドレイン側ホール46の底部に形成された酸化シリコン(SiO)を除去し、ドレイン側ゲート絶縁層47を形成する。そして、ソース側選択トランジスタ層20の製造工程と同様に、ドレイン側ゲート絶縁層47の表面に、アモルファスシリコンを堆積させた後、アモルファスシリコンの表面を低温プラズマ酸化し、ソース側ホール第1絶縁層49aを形成する。また、酸化されず残った内側のアモルファスシリコン層を多結晶化させ、ポリシリコンとし、ソース側柱状半導体層48を形成する。さらに、ソース側ホール第1絶縁層49a上の中空を埋めるように、窒化シリコン(SiN)を堆積させ、ソース側ホール第2絶縁層49bを形成する。ここで、ソース側ホール第2絶縁層49b内には、空隙491bが形成される。
続いて、図20に示すように、ロウ方向に所定ピッチに形成されカラム方向に延びるストライプ状にドレイン側第2絶縁層43、ドレイン側導電層42、ドレイン側第1絶縁層41を加工する。その後、窒化シリコン(SiN)、酸化シリコン(SiO)を堆積させ、CMP処理を施し、ドレイン側分離絶縁層44、及び層間絶縁層45を形成する。
次に、ドレイン側選択トランジスタ層40の上面から、P−well領域Ba1、ソース側導電層22、第1〜第4ワード線導電層32a〜32dに達するようにプラグホール51を形成し、ドレイン側柱状半導体層48に整合する位置に、層間絶縁層45を堀り込んでロウ方向に延びる配線溝54を形成する。
続いて、プラグホール51内及び配線溝54内に、窒化チタン(TiN)、及びタングステン(W)を堆積させる。これにより、プラグホール51内にバリアメタル層52及びプラグ導電層53が形成され、配線溝54内にバリアメタル層55及び配線導電層56が形成され、図4に示す不揮発性半導体記憶装置100を形成する。
(第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の効果)
次に、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の効果について説明する。第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100は、上記積層構造に示したように高集積化可能である。また、不揮発性半導体記憶装置100は、上記製造工程にて説明したように、メモリトランジスタMTrmnとなる各層、及びソース側選択トランジスタSSTrmn,ドレイン側選択トランジスタ層SDTrmnとなる各層を、積層数に関係なく所定のリソグラフィー工程数で製造することができる。すなわち、安価に不揮発性半導体記憶装置100を製造することが可能である。
また、本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100において、ソース側選択トランジスタSSTrmnのボディとなる部分は、ポリシリコンからなり且つ中空を有するソース側柱状半導体層28から構成されている。また、メモリトランジスタMTrmnのボディとなる部分は、ポリシリコンからなり且つ中空を有するメモリ柱状半導体層37から構成されている。また、ドレイン側選択トランジスタSDTrmnのボディとなる部分は、ポリシリコンからなり且つ中空を有するドレイン側柱状半導体層48から構成されている。
ここで、ポリシリコンは、そのポリシリコン中に多数存在する粒界により多数の界面準位(粒界準位)を有する。例えば、ポリシリコンにて形成されたソース側柱状半導体層、メモリ柱状半導体層、及びドレイン側柱状半導体層を中空のない柱形状とし、その径を大きく形成した場合、その界面準位に電荷がトラップされる。つまり、ソース側柱状半導体層28、メモリ柱状半導体層37、及びドレイン側柱状半導体層48の電位制御は、困難となり、リーク電流が生じる。
一方、本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100において、上記のようにソース側柱状半導体層28、メモリ柱状半導体層37、及びドレイン側柱状半導体層48は、中空を有し、その直径方向の厚みを薄く形成している。したがって、ソース側柱状半導体層28、メモリ柱状半導体層37、及びドレイン側柱状半導体層48のポリシリコンに含まれる粒界の絶対量が抑制される。つまり、界面電位の絶対量を抑制することができる。したがって、ソース側柱状半導体層28、メモリ柱状半導体層37、及びドレイン側柱状半導体層48の電位を制御可能となり、リーク電流を抑制することができる。
更に、本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100において、ソース側柱状半導体層28の内壁にソース側ホール第1絶縁層29aが形成されている。また、メモリ柱状半導体層37の内壁にメモリホール第1絶縁層38aが形成されている。また、ドレイン側柱状半導体層48の内壁に、ドレイン側ホール第1絶縁層49aが形成されている。したがって上記構成により、ソース側柱状半導体層28、メモリ柱状半導体層37、及びドレイン側柱状半導体層48の内壁近傍に存在していたシリコン(Si)原子の未結合手の数を減少させ、更にリーク電流を抑制することができる。
また、本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100は、ソース側ホール第1絶縁層29a上の中空を埋めるようにソース側ホール第2絶縁層29bを設けている。また、メモリホール第1絶縁層38a上の中空を埋めるようにメモリホール第2絶縁層38bを設けている。また、ドレイン側ホール第1絶縁層49a上の中空を埋めるようにドレイン側ホール第2絶縁層49bを設けている。したがって、上記構成により、ソース側ホール第1絶縁層29a上に中空が設けられた状態よりも、メモリトランジスタ層30を形成するプロセスを容易にすることができる。また、上記構成により、メモリホール第1絶縁層38a上に中空が設けられた状態よりも、ドレイン側選択トランジスタ層40を形成するプロセスを容易にすることができる。また、上記構成により、ドレイン側ホール第1絶縁層49a上に中空が設けられた状態よりも、配線導電層56等を形成するプロセスを容易にすることができる。
また、本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100は、ソース側ホール第2絶縁層29b内に空隙291bを設けている。また、メモリホール第2絶縁層38b内に空隙381bを設けている。また、ドレイン側ホール第2絶縁層49b内に空隙491bを設けている。したがって、上記構成により、酸化によってソース側柱状半導体層28に体積膨張が生じる場合であっても、空隙291bによって、その体積膨張による応力を吸収することができる。また、上記構成により、酸化により、メモリ柱状半導体層37に体積膨張が生じた場合であっても、空隙381bによって、その体積膨張による応力を吸収することができる。また、上記構成により、酸化によってドレイン側柱状半導体層48に体積膨張が生じる場合であっても、空隙491bによって、その体積膨張による応力を吸収することができる。
また、ソース側ホール第2絶縁層29b、メモリホール第2絶縁層38b、及びドレイン側ホール第2絶縁層49bは、窒化シリコン(SiN)にて形成されている。したがって、それら窒化シリコンの圧縮応力により、上記体積膨張による応力を相殺する効果を期待できる。
また、本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造方法において、低温プラズマ酸化により、アモルファスシリコン(a−Si)を結晶化させず(ポリシリコン(p−Si)にせず)、酸化することで、平坦性の優れたソース側ホール第1絶縁層(SiO)29a、メモリホール第1絶縁層(SiO)39a、及びドレイン側ホール第1絶縁層(SiO)49aを形成することができる。ここで、低温プラズマ酸化の後に残存するアモルファスシリコン(a−Si)の表面も、同様に平坦性に優れたものとなる。したがって、その残存するアモルファスシリコン(a−Si)を結晶化させた(ポリシリコン(p−Si)とした)ソース側柱状半導体層28、メモリ柱状半導体層37、及びドレイン側柱状半導体層48は、平坦性に優れたものとなる。したがって、上記の優れた平坦性により、本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100の製造方法は、ソース側柱状半導体層28、メモリ柱状半導体層37、及びドレイン側柱状半導体層48における特性のばらつきを抑制することができる。
つまり、第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置100は、柱状半導体層における界面準位を低減し、トランジスタ特性の向上及び特性のバラツキを低減する効果を奏する。
[第2実施形態]
(第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的構成)
次に、図21を参照して、本発明の第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的構成について説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図21に示すように、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態と異なるメモリトランジスタ層30aを有する。メモリトランジスタ層30aは、第1実施形態と異なり、側壁を凹凸状とするメモリホール35’を有する。
メモリホール35’に面する第1〜第5ワード線間絶縁層31a’〜31d’の側壁は、メモリホール35’に面する第1〜第4ワード線導電層32a’〜32d ’の側壁よりも突出して形成されている。換言すると、メモリホール35’に面する第1〜第4ワード線導電層32a’〜32d’の側壁は、メモリホール35’に面する第1〜第5ワード線間絶縁層31a’〜31d ’の側壁よりも窪んで形成されている。
このようなメモリホール35’に面する側壁の形状に沿って、ブロック絶縁層36a’、電荷蓄積層36b’、トンネル絶縁層36c’、メモリ柱状半導体層37’、及びメモリホール第1絶縁層38a’の内壁及び外壁は、凹凸状に形成されている。また、メモリホール第2絶縁層38b’は、各第1〜第4ワード線導電層32a’〜32d’が設けられた積層方向の位置にて突出した形状を有する。メモリホール第2絶縁層38b’内に設けられた空隙381b’は、各第1〜第4ワード線導電層32a’〜32d’が設けられた積層方向の位置(メモリホール第2絶縁層38b’の突出した位置)に形成されている。
(第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果)
次に、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果について説明する。第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、第2実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリホール35’の形状により、空隙381b’を各第1〜第4ワード線導電層32a’〜32d’が設けられた積層方向の位置に形成することができる。したがって、体積膨張に伴う応力を、第1〜第4ワード線導電層32a’〜32d’の端部に近い空隙381b’にて緩和することができる。
なお、第2実施形態においては、メモリトランジスタ層30aのみを示したが、ソース側選択トランジスタ層20において、ソース側ホール26に面する第1及び第2ソース側絶縁層21,23の側壁は、ソース側ホール26に面するソース側導電層22の側壁よりも突出して形成した構成であってもよい。また、ドレイン側選択トランジスタ層40において、ドレイン側ホール46に面する第1及び第2ドレイン側絶縁層41,43の側壁は、ドレイン側ホール46に面するドレイン側導電層42の側壁よりも突出して形成した構成であってもよい。
[第3実施形態]
(第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的構成)
次に、図22を参照して、本発明の第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的構成について説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図22に示すように、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1及び第2実施形態と異なるメモリトランジスタ層30bを有する。メモリトランジスタ層30bは、第2実施形態と異なる位置で、側壁を凹凸状とするメモリホール35’’を有する。
メモリホール35’’に面する第1〜第5ワード線間絶縁層31a’’〜31d’’の側壁は、メモリホール35’’に面する第1〜第4ワード線導電層32a’’〜32d’’の側壁よりも窪んで形成されている。換言すると、メモリホール35’’に面する第1〜第4ワード線導電層32a’’〜32d’’の側壁は、メモリホール35’’に面する第1〜第5ワード線間絶縁層31a’’〜31d’’の側壁よりも突出して形成されている。
このようなメモリホール35’’に面する側壁の形状に沿って、ブロック絶縁層36a’’、電荷蓄積層36b’’、トンネル絶縁層36c’’、メモリ柱状半導体層37’’、及びメモリホール第1絶縁層38a’’の内壁及び外壁が、凹凸状に形成されている。また、メモリホール第2絶縁層38b’’は、各第1〜第4ワード線間絶縁層31a’’〜31e’’が設けられた積層方向の位置にて突出した形状を有する。メモリホール第2絶縁層38b’’内に設けられた空隙381b’’は、各第1〜第5ワード線間絶縁層31a’’〜31e’’が設けられた積層方向の位置(メモリホール第2絶縁層38b’’の突出した位置)に形成されている。
(第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果)
次に、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果について説明する。第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、第3実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリホール35’’の形状により、空隙381b’’を各第1〜第5ワード線間絶縁層31a’’〜31e’’が設けられた積層方向の位置に形成することができる。したがって、体積膨張に伴う応力を、第1〜第5ワード線間絶縁層31a’’〜31e’’の端部に近い空隙381b’’にて緩和することができる。
なお、第3実施形態においては、メモリトランジスタ層30bのみを示したが、ソース側選択トランジスタ層20において、ソース側ホール26に面する第1及び第2ソース側絶縁層21,23の側壁は、ソース側ホール26に面するソース側導電層22の側壁よりも窪んで形成した構成であってもよい。また、ドレイン側選択トランジスタ層40において、ドレイン側ホール46に面する第1及び第2ドレイン側絶縁層41,43の側壁は、ドレイン側ホール46に面するドレイン側導電層42の側壁よりも窪んで形成した構成であってもよい。
[第4実施形態]
(第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的構成)
次に、図23を参照して、本発明の第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的構成について説明する。なお、第4実施形態において、第1実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図23に示すように、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1〜第3実施形態と異なるソース側選択トランジスタ層20a、メモリトランジスタ層30c、及びドレイン側選択トランジスタ層40aを有する。
ソース側選択トランジスタ層20aは、第1実施形態と異なるソース側第2絶縁層23a、ソース側ホール第1絶縁層29c、及びソース側ホール第2絶縁層29dを有する。
ソース側第2絶縁層23aは、第1実施形態と異なり、窒化シリコン(SiN)から形成されている。
ソース側ホール第1絶縁層29cの上部は、第1実施形態と異なり、ソース側柱状半導体層28及びソース側第2絶縁層23aの上面よりも低く形成されている。同様に、ソース側ホール第2絶縁層29dの上部は、第1実施形態と異なり、ソース側柱状半導体層28及びソース側第2絶縁層23aの上面よりも低く、ソース側ホール第1絶縁層29cの上部と同じ高さとなるように形成されている。なお、ソース側ホール第1絶縁層29c及びソース側ホール第2絶縁層29dは、それらの上面からソース側第2絶縁層23aの表面までの長さがソース側ホール26の開口部の直径の2/3以上の長さを有するように形成されている。
メモリトランジスタ層30cは、第1実施形態の構成に加えて、メモリ保護絶縁層39を有する。また、メモリトランジスタ層30cは、第1〜第3実施形態と異なるメモリ柱状半導体層37a、メモリホール第1絶縁層38c、及びメモリホール第2絶縁層38dを有する。
メモリ保護絶縁層39は、第5ワード線間絶縁層31eの上面に形成されている。メモリ保護絶縁層39は、窒化シリコン(SiN)にて形成されている。なお、メモリ保護絶縁層39には、メモリホール35が形成されている。
メモリ柱状半導体層37aは、第1実施形態と同様に、半導体基板Baに対して垂直方向に延び、且つ上端から下方に延びる中空を有する。また、メモリ柱状半導体層37aは、ソース側ホール第1絶縁層29cの上面及びソース側ホール第2絶縁層29dの上面に接するように形成されている。つまり、メモリ柱状半導体層37aは、メモリホール35からソース側ホール26まで延びるように形成されている。また、メモリ柱状半導体層37aの外壁は、ソース側柱状半導体層28の内壁に接するように形成されている。メモリ柱状半導体層37aは、ソース側柱状半導体層28とソース側ホール26の開口部の直径の2/3以上の長さ(深さ)に亘って接する。
メモリホール第1絶縁層38cの上部は、第1実施形態と異なり、メモリ柱状半導体層37a及びメモリ保護絶縁層39の上面よりも低く形成されている。同様に、メモリホール第2絶縁層38dの上部は、第1実施形態と異なり、メモリ柱状半導体層37a及びメモリ保護絶縁層39の上面よりも低く、メモリホール第1絶縁層38cと同じ高さとなるように形成されている。なお、メモリホール第1絶縁層38c及びメモリホール第2絶縁層38dは、それらの上面からメモリ保護絶縁層39の表面までの長さがメモリホール35の開口部の直径の2/3以上の長さを有するように形成されている。
ドレイン側選択トランジスタ層40aは、第1実施形態と異なるドレイン側第2絶縁層43a、ドレイン側柱状半導体層48a、ドレイン側ホール第1絶縁層49c、及びドレイン側ホール第2絶縁層49dを有する。
ドレイン側第2絶縁層43aは、第1実施形態と異なり、窒化シリコン(SiN)にて形成されている。
ドレイン側柱状半導体層48aは、第1実施形態と同様に、半導体基板Baに対して垂直方向に延び、且つ上端から下方に延びる中空を有する。また、ドレイン側柱状半導体層48aは、メモリホール第1絶縁層38c及びメモリホール側2絶縁層38dの上面に接するように形成されている。つまり、ドレイン側柱状半導体層48aは、ドレイン側ホール46からメモリホール35まで延びるように形成されている。また、ドレイン側柱状半導体層48aの外壁は、メモリ柱状半導体層37aの内壁に接するように形成されている。ドレイン側柱状半導体層48aは、メモリ柱状半導体層37aとメモリホール35の開口部の直径の2/3以上の長さ(深さ)に亘って接する。
ドレイン側ホール第1絶縁層49cは、ドレイン側柱状半導体層48aと同様に、ドレイン側ホール46からメモリホール35まで延びるように形成されている。
ドレイン側ホール第2絶縁層49dは、ドレイン側ホール第1絶縁層49cと同様に、ドレイン側ホール46からメモリホール35まで延びるように形成されている。また、ドレイン側ホール第2絶縁層49dの上部は、ドレイン側ホール第1絶縁層49c及びドレイン側第2絶縁層43aの上面よりも低くなるように形成されている。
また、ドレイン側選択トランジスタ層40a’の上部には、バリアメタル層55a、及び配線導電層56aが形成されている。バリアメタル層55aは、配線溝54内に形成されている。また、バリアメタル層55aは、ドレイン側ホール第1絶縁層49cの側面及びドレイン側ホール第2絶縁層49dの上面に接するように形成されている。配線導電層56aは、バリアメタル層55aに接するように形成されている。バリアメタル層55aは、窒化チタン(TiN)から形成されている。配線導電層56aは、タングステン(W)から形成されている。つまり、バリアメタル層55a及び配線導電層56aは、第1〜第3実施形態と異なり、ドレイン側ホール第1絶縁層49cの形成された位置にて配線溝54から下方に突出した形状を有する。
(第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程)
次に、図24〜図47を参照して、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程について説明する。
先ず、図24に示すように、半導体基板Ba上にP−well領域Ba1を形成した後、酸化シリコン(20nm)、ポリシリコン(100nm)、窒化シリコン(100nm)を順次堆積させ、ソース側第1絶縁層21、ソース側導電層22、及びソース側第2絶縁層23aを形成する。
続いて、図25に示すように、P−well領域Ba1上に所定のピッチで、ソース側第2絶縁層23a、ソース側導電層22、及びソース側第1絶縁層21を貫通するようにソース側ホール26を形成する。ここで、ソース側ホール26の開口部の直径は、例えば、50nmとする。
次に、図26に示すように、ソース側ホール26の底面(P−Well領域Ba1)に、例えばヒ素(As)イオンを注入し、P−well領域Ba1上にn+領域Ba2を形成する。この後、ソース側ホール26に酸化シリコン(SiO)を堆積させ、反応性イオンエッチング(RIE)により、ソース側ホール26の底部に形成された酸化シリコン(SiO)を除去しソース側ゲート絶縁層27を形成する。また、ソース側ホール26の底部に稀フッ酸処理を行い、自然酸化膜を除去する。
続いて、図27に示すように、アモルファスシリコン層を堆積させる(例えば、10nm)。ここで、ソース側ホール26の内部には、20nm程度の径の中空が残るようアモルファスシリコンを堆積させる。続いて、アモルファスシリコン層の表面を500℃以下の温度で低温プラズマ酸化し、アモルファスシリコン層の表面に、シリコン酸化膜(7nm程度)を成長させ、ソース側ホール第1絶縁層29cを形成する。ここで、アモルファスシリコン層は、3nm程度消費される。更に、600℃窒素雰囲気中で、酸化されず残った内側のアモルファスシリコン層を多結晶化してポリシリコンとし、ソース側柱状半導体層28を形成する。なお、この後、800℃程度の酸化雰囲気中で熱処理を施すことが望ましい。
続いて、図28に示すように、ソース側ホール第1絶縁層29a上の中空を埋めるように、窒化シリコン(SiN)を堆積させ、ソース側ホール第2絶縁層29dを形成する。ここで、ソース側ホール第2絶縁層29d内には、空隙291dが形成される。
次に、図29に示すように、ソース側第2絶縁層23a上に形成されたソース側ホール第2絶縁層29d、ソース側ホール第1絶縁層29c、及びソース側柱状半導体層28をRIEにより除去する。また、ソース側ホール第1絶縁層29c、及びソース側柱状半導体層28の表面から、更にソース側ホール第2絶縁層29dを所定深さまでエッチング除去する。
次に、図30に示すように、例えば、稀フッ酸処理により、ソース側ホール第2絶縁層29dの上面に露出したソース側ホール第1絶縁層29cを除去する。続いて、PSG(Phosphorous doped silicate glass)を堆積させ、PSG層61を形成する。
続いて、図31に示すように、メモリトランジスタ領域12の中心から所定長さ離れたロウ方向及びカラム方向の領域に形成されたソース側第1絶縁層21、ソース層導電層22、及びソース側第2絶縁層23aを除去する。そして、窒化シリコン(SiN)、酸化シリコン(SiO)を積層させた後、化学機械研磨(CMP)により上部を平坦化する。これにより、ソース側分離絶縁層24、及び層間絶縁層25が形成される。
次に、図32に示すように、ソース側分離絶縁層24、及び層間絶縁層25上に酸化シリコン(SiO)と、アモルファスシリコン(a−Si)とを交互に順次積層させた後、窒化シリコン(SiN)を堆積させ、第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31e、第1〜第4ワード線導電層32a〜32d、及びメモリ保護絶縁層39を形成する。
続いて、図33に示すように、ソース側ホール26と整合する位置で、メモリ保護絶縁層39、第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31e、第1〜第4ワード線導電層32a〜32d、及びソース側分離絶縁層24を貫通するようにメモリホール35を形成する。
次に、図34に示すように、メモリホール35内に、酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(SiN)、酸化シリコン(SiO)を堆積させ、RIEによりメモリ保護絶縁層39の上部、及びメモリホール35の底部に形成された、酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(SiN)、酸化シリコン(SiO)を除去し、ブロック絶縁層36a、電荷蓄積層36b、及びトンネル絶縁層36cを形成する。この際、メモリホール35の底部に形成されたPSG層61も除去される。
続いて、図35に示すように、トンネル絶縁層36cの表面、ソース側柱状半導体層28の表面、ソース側ホール第1絶縁層29cの表面、及びソース側ホール第2絶縁層29dの表面に、アモルファスシリコン(a−Si)を堆積させた後、アモルファスシリコンの表面をプラズマ酸化し、メモリホール第1絶縁層38cを形成する。また、酸化されず残った内側のアモルファスシリコンを多結晶化させてポリシリコンとし、メモリ柱状半導体層37aを形成する。
続いて、図36に示すように、メモリホール第1絶縁層38c上の中空を埋めるように、窒化シリコン(SiN)を堆積させ、メモリホール第2絶縁層38dを形成する。ここで、メモリホール第2絶縁層38dには、空隙381dが形成される。
続いて、図37に示すように、メモリ保護絶縁層39上に形成されたメモリホール第2絶縁層38d、メモリホール第1絶縁層38c、及びメモリ柱状半導体層37aをRIEにより除去する。更に、メモリホール第2絶縁層38dを所定深さまでエッチング除去する。
次に、図38に示すように、例えば、稀フッ酸処理により、メモリホール第2絶縁層38dの上面に露出したメモリホール第1絶縁層38cを除去する。続いて、PSGを堆積させ、PSG層62を形成する。
続いて、図39に示すように、メモリトランジスタ領域12の中心から所定長さ離れたロウ方向及びカラム方向の領域に形成された第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31e、第1〜第4ワード線導電層32a〜32d、及びメモリ保護絶縁層39を階段状に加工する。そして、窒化シリコン(SiN)、酸化シリコン(SiO)を積層させた後、化学機械研磨(CMP)により上部を平坦化する。これにより、メモリ分離絶縁層33、及び層間絶縁層34が形成される。
次に、図40に示すように、メモリ分離絶縁層33、及び層間絶縁層34上に酸化シリコン(SiO)、ポリシリコン(p−Si)、窒化シリコン(SiN)を順次積層させ、ドレイン側第1絶縁層41、ドレイン側導電層42、及びドレイン側第2絶縁層43aを形成する。
続いて、図41に示すように、メモリホール35と整合する位置で、ドレイン側第1絶縁層41、ドレイン側導電層42、及びドレイン側第2絶縁層43aを貫通するようにソース側ホール46を形成する。
次に、図42に示すように、ドレイン側ホール46内に酸化シリコン(SiO)を堆積させ、RIEによりドレイン側第2絶縁層43aの上部、及びドレイン側ホール46の底部に形成された酸化シリコン(SiO)を除去し、ドレイン側ゲート絶縁層47を形成する。この際、ドレイン側ホール46の底部に形成されたPSG層62も除去される。
続いて、図43に示すように、ドレイン側ゲート絶縁層47の表面、メモリ柱状半導体層37aの表面、メモリホール第1絶縁層38cの表面、及びメモリホール第2絶縁層38dの表面に、アモルファスシリコン(a−Si)を堆積させる。そして、アモルファスシリコンの表面をプラズマ酸化し、ドレイン側ホール第1絶縁層49cを形成する。また、酸化されず残った内側のアモルファスシリコンを多結晶化させてポリシリコンとし、ドレイン側柱状半導体層48aを形成する。
次に、図44に示すように、ドレイン側ホール第1絶縁層49c上の中空を埋めるように、窒化シリコン(SiN)を堆積させ、ドレイン側ホール第2絶縁層49dを形成する。ここで、メモリホール第2絶縁層49dには、空隙491dが形成される。
続いて、図45に示すように、ドレイン側第2絶縁層43a上に形成されたドレイン側ホール第2絶縁層49d、ドレイン側ホール第1絶縁層49c、及びドレイン側柱状半導体層48aをRIEにより除去する。更に、ドレイン側ホール第2絶縁層49dを所定深さまでエッチング除去する。
次に、図46に示すように、ドレイン側ホール第2絶縁層49dの上面に、PSGを堆積させ、PSG層63を形成する。
続いて、図47に示すように、ドレイン側第1絶縁層41,ドレイン側導電層42,及びドレイン側第2絶縁層43aをロウ方向に所定ピッチで配置されカラム方向に延びるストライプ状に加工する。この後、窒化シリコン(SiN)、及び酸化シリコン(SiO)を堆積させ、CMP処理を施し、ドレイン側分離絶縁層44、及び層間絶縁層45を形成する。さらに、第1実施形態と同様に、プラグホール51及び配線溝54を形成する。続いて、配線溝54の下方に位置するPSG層63を除去し、再び第1実施形態と同様の工程を行い、図23に示す第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を製造する。なお、配線溝54、及びPSG層63が形成されていた空間に、バリアメタル層55a及び配線導電層56aが形成される。
(第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果)
次に、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果について説明する。第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1実施形態と同様の効果を奏する。また、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、ソース側柱状半導体層28の中空に面する表面(内壁)にメモリ柱状半導体層37aの表面(外壁)が接するように形成されている。また、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、メモリ柱状半導体層37aの中空に面する表面(内壁)にドレイン側柱状半導体層48aの表面(外壁)が接するように形成されている。
したがって、上記第1〜第3実施形態と比較して、第4実施形態に係るソース側柱状半導体層28、メモリ柱状半導体層37a、及びドレイン側柱状半導体層48aは、それらの接触面積を大きくすることができる。つまり、第1〜第3実施形態と比較して、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、ソース側柱状半導体層28、メモリ柱状半導体層37a、及びドレイン側柱状半導体層48a間のコンタクト抵抗を低減させることができる。
ここで、図48は、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果を説明する図である。図48は、ソース側柱状半導体層及びメモリ柱状半導体層を中空のない柱状に形成した比較例と、本実施形態を示している。図48は、「合わせずれがない場合」と、「合わせずれがある場合」とを示している。図48においては、ソース側柱状半導体層の中心軸とメモリ柱状半導体層の中心軸とが一致している場合を「合わせずれがない場合」とし、ソース側柱状半導体層の中心軸とメモリ柱状半導体層の中心軸が、Δxずれている場合を「合わせずれがある場合」として示している。また、図48において、ソース側柱状半導体層とメモリ柱状半導体層との接触した箇所の面積を「接触面積」と呼ぶ。
比較例において、図48(b)に示す「合わせずれがある場合」の接触面積C2は、図48(a)に示す「合わせずれがない場合」の接触面積C1よりも小さくなる。一方、第4実施形態において、図48(d)に示す「合わせずれがある場合」の接触面積C3は、図48(c)に示す「合わせずれがない場合」の接触面積C3と等しい。
つまり、第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、例えば、下層の柱状半導体層と上層の柱状半導体層との位置がずれる場合(「合わせずれ」が生じる場合)であっても、下層の柱状半導体層と上層の柱状半導体層との間の接触面積を一定に保つことが可能である。
[第5実施形態]
(第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的構成)
次に、図49を参照して、本発明の第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的構成について説明する。なお、第5実施形態において、第1〜第4実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図49に示すように、第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1〜第3実施形態と異なるソース側選択トランジスタ層20b、メモリトランジスタ層30d、及びドレイン側選択トランジスタ層40bを有する。
ソース側選択トランジスタ層20bは、第1〜第4実施形態と異なり、n+領域Ba2に整合する位置にて、下部ソース側ホール26a、及び上部ソース側ホール26bを有する。下部ソース側ホール26aは、上部ソース側ホール26bの底部からソース側導電層22、及びソース側第1絶縁層21を貫通するように形成されている。上部ソース側ホール26bは、ソース側第2絶縁層23aを貫通するように形成されている。上部ソース側ホール26bは、下部ソース側ホール26aよりも開口部の直径を大きく形成されている。
下部ソース側ホール26a及び上部ソース側ホール26b内には、ソース側ゲート絶縁層27a、ソース側柱状半導体層28a、ソース側ホール第1絶縁層29e、及びソース側ホール第2絶縁層29fが設けられている。
ソース側ゲート絶縁層27aは、下部ソース側ホール26a及び上部ソース側ホール26bに面する側壁に接するように中空円筒状に形成されている。
ソース側柱状半導体層28aは、下部ソース側ホール26a及び上部ソース側ホール26bにおいて、ソース側ゲート絶縁層27aに接するように有底円筒状に形成されている。ソース側柱状半導体層28aにおいて、上部ソース側ホール26b内における内径は、下部ソース側ホール26a内における内径よりも大となるように形成されている。換言すると、ソース側柱状半導体層28aは、下方から第1の高さまで第1の内径を有し、第1の高さから上端まで第1の内径より大である第2の内径を有する。
ソース側ホール第1絶縁層29eは、下部ソース側ホール26aにおいて、ソース側柱状半導体層28aの内壁に接するように有底円筒状に形成されている。
ソース側ホール第2絶縁層29fは、下部ソース側ホール26aにおいて、ソース側ホール第1絶縁層29eに接するように柱状に形成されている。また、ソース側ホール第2絶縁層29f内には、空隙291fが形成されている。
メモリトランジスタ層30dは、第1〜第4実施形態と異なり、上部ソース側ホール26bに整合する位置にて、下部メモリホール35a、及び上部メモリホール35bを有する。下部メモリホール35aは、上部メモリホール35bの底部から第1〜第4ワード線導電層32a〜32d、第1〜第5ワード線間絶縁層31a〜31eを貫通するように形成されている。上部メモリホール35bは、メモリ分離絶縁層33、及びメモリ保護絶縁層39を貫通するように形成されている。上部メモリホール35bは、下部メモリホール35aよりも開口部の直径を大きく形成されている。
上部メモリホール35b、下部メモリホール35a、及び上部ソース側ホール26b内には、ブロック絶縁層36d、電荷蓄積層36e、トンネル絶縁層36f、メモリ柱状半導体層37b、メモリホール第1絶縁層38e、及びメモリホール第2絶縁層38fが設けられている。
ブロック絶縁層36dは、下部メモリホール35aに面する側壁及び上部メモリホール35bに面する側壁に接するように中空円筒状に形成されている。電荷蓄積層36eは、下部メモリホール35a及び上部メモリホール35bにおいて、ブロック絶縁層36dに接するように中空円筒状に形成されている。トンネル絶縁層36fは、下部メモリホール35a及び上部メモリホール35bにおいて、電荷蓄積層36eに接するように中空円筒状に形成されている。
メモリ柱状半導体層37bは、上部ソース側ホール26b、下部メモリホール35a及び上部メモリホール35bにおいて、ソース側柱状半導体層28a及びトンネル絶縁層36fに接するように有底円筒状に形成されている。メモリ柱状半導体層37bにおいて、上部メモリホール35b内における内径は、下部メモリホール35a内における内径よりも大となるように形成されている。換言すると、メモリ柱状半導体層37bは、下方から第2の高さまで第1の内径を有し、第2の高さから上端まで第1の内径より大である第2の内径を有する。
メモリホール第1絶縁層38eは、上部ソース側ホール26b及び下部メモリホール35aにおいて、メモリ柱状半導体層37bの内壁に接するように有底円筒状に形成されている。
メモリホール第2絶縁層38fは、上部ソース側ホール26b及び下部メモリホール35aにおいて、メモリホール第1絶縁層38eの内壁に接するように柱状に形成されている。また、メモリホール第2絶縁層38f内には、空隙381fが形成されている。
ドレイン側選択トランジスタ層40bは、第1〜第4実施形態と異なり、上部メモリホール35bに整合する位置にて、ドレイン側第2絶縁層43、ドレイン側導電層42、及びドレイン側第1絶縁層41を貫通するように形成されたドレイン側ホール46aを有する。
ドレイン側ホール46a及び上部メモリホール35b内には、ドレイン側ゲート絶縁層47、ドレイン側柱状半導体層48b、ドレイン側ホール第1絶縁層49f、ドレイン側ホール第2絶縁層49gが形成されている。
ドレイン側ゲート絶縁層47は、ドレイン側ホール46aに面する側壁に接するように中空円筒状に形成されている。
ドレイン側柱状半導体層48bは、上部メモリホール35b及びドレイン側ホール46aにおいて、ドレイン側ゲート絶縁層47及びメモリ柱状半導体層37bに接するように有底円筒状に形成されている。
ドレイン側ホール第1絶縁層49fは、上部メモリホール35b及びドレイン側ホール46aにおいて、ドレイン側柱状半導体層48bの内壁に接するように有底円筒状に形成されている。
ドレイン側ホール第2絶縁層49gは、上部メモリホール35b及びドレイン側ホール46aにおいて、ドレイン側ホール第1絶縁層49fの内壁に接するように柱状に形成されている。ドレイン側ホール第2絶縁層49g内には、空隙491gが形成されている。また、このドレイン側ホール第2絶縁層49gの上部には、バリアメタル層55a及び配線導電層56aが形成されている。
(第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程)
次に、図50及び図51を参照して、第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程について説明する。
先ず、図50に示すように、ソース側第2絶縁層23a、ソース側導電層22、及びソース側第1絶縁層21を貫通するように下部ソース側ホール26aを形成する。続いて、図51に示すように、下部ソース側ホール26aと整合する位置にて、ソース側第2絶縁層23aを貫通するように上部ソース側ホール26bを形成する。ここで、上部ソース側ホール26bの直径は、下部ソース側ホール26aの直径よりも大きくなるように形成する。なお、図51に示す工程は、例えば、熱燐酸処理によって行われる。図51以降の工程は、第4実施形態にて説明した工程を行う。
(第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果)
次に、第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果について説明する。第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第4実施形態と同様の効果を奏する。
また、第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、下部ソース側ホール26aよりも孔径の大きい上部ソース側ホール26bにて、ソース側柱状半導体層28aの上部とメモリ柱状半導体層37bの底部が接するように形成される。したがって、第5実施形態によれば、第4実施形態と比較して、メモリ柱状半導体層37bとソース側柱状半導体層28aとの接触面積を拡大することができる。
また、第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、下部メモリホール35aよりも孔径の大きい上部メモリホール35bにて、メモリ柱状半導体層37bの上部とドレイン側柱状半導体層48bの底部が接するように形成される。したがって、第5実施形態によれば、第4実施形態と比較して、ドレイン側柱状半導体層48bとメモリ柱状半導体層37bとの接触面積を拡大することができる。
つまり、第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第4実施形態よりもさらにコンタクト抵抗を低減することができる。また、第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、合わせずれの許容量が拡大することから、第4実施形態よりも更に歩留まりを向上させることができる。
[第6実施形態]
(第6実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の具体的構成)
次に、図52を参照して、第6実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成を説明する。図52に示すように、第6実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第5実施形態と比較して、ソース側選択トランジスタ層20c、及びメモリトランジスタ層30eの構成において異なる。
ソース側選択トランジスタ層20cは、第5実施形態と比較して厚いソース側導電層22a及び第5実施形態と比較して薄いソース側第2絶縁層23bを有する。また、ソース側選択トランジスタ層20cにおいて、上部ソースホール26cは、ソース側第2絶縁層23bを貫通すると共にソース側導電層22aを掘り込むように形成されている。
メモリトランジスタ層30eは、メモリ保護絶縁層39の代わりに、導電層39aを有する。また、メモリトランジスタ層30eにおいて、上部メモリホール35cは、導電層39aを貫通するように形成されている。
(第6実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果)
次に、第6実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果について説明する。上記第6実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置においては、ソース側柱状半導体層28aとメモリ柱状半導体層37bとが接する領域(コンタクト領域)の周辺に、ソース側導電層22aが設けられている。また、メモリ柱状半導体層37bとドレイン側柱状半導体層48bとが接する領域(コンタクト領域)の周辺に、導電層39aが設けられている。したがって、各コンタクト領域において、ソース側柱状半導体層28a、メモリ柱状半導体層37b、及びドレイン側柱状半導体層48bにチャネルが誘起され、各コンタクト領域を低抵抗化することが可能である。つまり、第6実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第5実施形態と比較して、コンタクト領域をさらに低抵抗化することができる。
[その他実施形態]
以上、不揮発性半導体記憶装置の一実施形態を説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更、追加、置換等が可能である。
例えば、上記実施形態において、ソース側ホール第2絶縁層29b、メモリ側ホール第2絶縁層38b、及びドレイン側ホール第2絶縁層49bの代わりに、空隙を設ける構成としてもよい。また、例えば、上記実施形態において、ソース側ホール第2絶縁層29b、メモリ側ホール第2絶縁層38b、及びドレイン側ホール第2絶縁層49bは、窒化シリコン(SiN)以外の圧縮応力を有する層としてもよい。
また、例えば、上記実施形態において、ソース側柱状半導体層、メモリ柱状半導体層、及びドレイン側柱状半導体層は、有底円筒状としたが、底部を貫通された中空筒状としてもよい。
本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成概略図である。 本発明の第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリトランジスタ領域12の一部概略斜視図である。 本発明の第1実施形態における一つのメモリストリングスMSの回路図である。 第1実施形態における不揮発性半導体記憶装置の断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第1実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第2実施形態における不揮発性半導体記憶装置の一部拡大断面図である。 第3実施形態における不揮発性半導体記憶装置の一部拡大断面図である。 第4実施形態における不揮発性半導体記憶装置の断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第4実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果を説明する図である。 第5実施形態における不揮発性半導体記憶装置の断面図である。 第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第5実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の製造工程断面図である。 第6実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の断面図である。
符号の説明
100…不揮発性半導体記憶装置、12…メモリトランジスタ領域、13…ワード線駆動回路、14…ソース側選択ゲート線駆動回路、15…ドレイン側選択ゲート線駆動回路、16…センスアンプ、20,20a〜20c…ソース側選択トランジスタ層、30,30a〜30e…メモリトランジスタ層、40,40a,40b…ドレイン側選択トランジスタ層、Ba…半導体基板、CLmn…柱状半導体、MTr1〜MTr4…メモリトランジスタ、SSTrmn…ソース側選択トランジスタ、SDTrmn…ドレイン側選択トランジスタ。

Claims (4)

  1. 電気的に書き換え可能な複数のメモリセルが直列に接続された複数のメモリストリングスを有する不揮発性半導体記憶装置であって、
    前記メモリストリングスは、
    基板に対して垂直方向に延び且つ上端から下方に延びる中空を有する柱状半導体層と、
    前記柱状半導体層の外壁に接して形成された第1の絶縁層と、
    前記中空を残すように前記中空に面する前記柱状半導体層の内壁に形成された第2の絶縁層と、
    前記中空を埋めるように前記第2の絶縁層に接して形成された第3の絶縁層と、
    前記柱状半導体層と共に前記第1の絶縁層を挟むように形成され前記メモリセルの制御電極として機能する導電層とを備え、
    前記第3の絶縁層内には、空隙が形成されている
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記柱状半導体層は、
    上端から下方に延びる第1の中空を有する第1の柱状半導体層と、
    前記第1の中空に面する前記第1の柱状半導体層の内壁に外壁が接するように形成され第2の柱状半導体層と
    を備えることを特徴とする請求項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第2の柱状半導体層は、上端から下方に延びる第2の中空を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第1の柱状半導体層は、
    下方から第1の高さまで第1の内径を有し、前記第1の高さから上端まで前記第1の内径より大である第2の内径を有する
    ことを特徴とする請求項記載の不揮発性半導体記憶装置。
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