JP4385812B2 - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、薄膜トランジスタの性能向上とそれを用いた半導体装置に関する。特に、塗布技術や印刷技術を用いて形成した半導体の劣化及び、剥離の防止法に関する。
情報化の進展に伴い、紙に代わる薄くて軽い電子ペーパーディスプレイや、商品1つ1つを瞬時に識別することが可能なICタグ等の開発が注目されている。現行では、これらのデバイスにアモルファスシリコン(a−Si)や多結晶シリコン(p−Si)を半導体に用いた薄膜トランジスタ(TFT)をスイッチング素子として使用している。しかし、これらのシリコン系半導体を用いたTFTを作製するには、高価なプラズマ化学気相成長(CVD)装置やスパッタリング装置等が必要なために製造コストがかかるうえに、真空プロセス,フォトリソグラフィー,加工等のプロセスをいくつも経るため、スループットが低いという問題がある。
このため、塗布法・印刷法で形成でき、安価に製品を提供することが可能な、有機材料を半導体層に用いた有機TFTが注目されている。塗布・印刷形成に適した、典型的な有機TFTの構造として、下記特許文献1にボトムコンタクト構造が開示されている。一般的に有機半導体材料の耐薬品性,耐熱性は無機半導体に比べて劣ることが知られているが、ボトムコンタクト構造では、絶縁基板上にゲート電極,ゲート絶縁膜,ソース・ドレイン電極を形成した後、有機半導体層を形成するために、電極・ゲート絶縁膜形成時における有機半導体膜の劣化を回避することができる。
特開2000−307172号公報
ディスプレイやICタグ等、半導体装置のスイッチング駆動素子として薄膜トランジスタを用いる場合には、薄膜トランジスタ上に、(1)絶縁性 (2)酸素や水などに対するバリア性 (3)耐摩耗性などの機械的強度などを有した保護膜を形成する必要がある。有機トランジスタ用の保護膜は、真空蒸着法などのドライプロセスでの形成も可能であるが、スピン塗布法・印刷法などのウエットプロセスを用いた方がより簡便・安価であり、かつ様々な有機ポリマー材料を保護膜材料として使用できるという利点がある。また、フィルムを貼り付けたり、熱融着させたりして保護膜とすることもできる。しかしながら、スピン塗布法・印刷法などのウエットプロセスにより保護膜を形成する場合、保護膜材料を溶解させている有機溶剤による半導体膜の劣化や、物理的に半導体膜が剥離してしまう懸念がある。
また、デバイスの歩留まりを向上させる為には、前記保護膜を形成する前に、基板に付着した汚染物を純水等によって洗浄する必要がある。しかしながら、特に、半導体層が露出した状態で基板を洗浄すると、物理的に半導体膜が剥離してしまう懸念がある。また、PVA等の水溶性レジストを用いて半導体を島加工した場合であっても、半導体の側面が露出することは避けられない。
本発明の目的は、半導体膜の劣化・剥離を防止し、高性能な有機薄膜トランジスタ、及びそれを用いた半導体装置を提供することである。
本発明は、前記目的を達成するために、絶縁基板上に、ゲート電極,絶縁膜,ソース・ドレイン電極,半導体層の各部材から構成される薄膜トランジスタにおいて、前記半導体上には、前記半導体層を密閉し、前記半導体層を保護するために形成された第1の保護膜と、前記第1の保護膜よりも広い領域を覆い、前記部材全体を保護するために形成された第2の保護膜との、少なくとも2層の保護膜を有することを特徴とする。
ここで、密閉とは、半導体の上部のみでなく、側面をも被っている状態をさす。
第1の保護膜は、第2の保護膜よりも先に形成し、半導体層と第2の保護膜との間に介在させる。基板内のいずれの場所においても、前記第1の保護膜と前記第2の保護膜との間には他の部材が介在することはない。半導体はその上部だけではなく、側部も露出しないように第1の保護膜で密閉される。これによって、基板洗浄に用いる溶液、及び第2の保護膜を塗布形成する場合にはその溶液が、半導体膜内へ浸透するのを防ぐことができる。
また、第1の保護膜を液滴の滴下、もしくは圧着・熱融着で形成することで、基板全面にスピン塗布で形成する場合に比べて半導体の剥離を大幅に低減することができる。更に、部分的形成するので使用する材料の量を低減することができる。
また、第1の保護膜に、半導体よりも下地に対して密着性のよい材料を用い、それを部分的に形成することで、第1の保護膜に覆われない部分に付着した、半導体装置の不良につながる汚染物を、半導体を剥離させることなく洗浄によって除去することができる。
また、半導体にペンタセンのような低分子材料を用いる場合、第1の保護膜には水溶性材料を用いるのが望ましい。水溶性材料は溶媒が水なので、ペンタセンと下地との界面に浸透しにくく、半導体が下地から剥離しない。また、チャネル部の劣化もほとんどない。特に、水溶性材料の中でも感光性の材料は、紫外線照射によって硬化させると水に溶けなくなり、基板の洗浄が可能になるので第1の保護膜に適している。感光性の水溶性材料には、例えばアジド感光基をアセタール結合させたポリビニルアルコールがある。ポリビニルアルコールは水分、及び溶液に対するバリア性に劣るため、基板加熱等によって十分にポリビニルアルコール内に含まれる水分を除去した後に、ポリビニルアルコールよりもバリア性に優れた酸化シリコンや窒化シリコン等で、半導体を含めた部材全体を保護する第2の保護膜を形成する。
半導体に下地との密着性が比較的良い高分子材料を用いる場合には、第1の保護膜にはポリビニルフェノール等の水溶性以外の材料も用いることができる。
また、本発明では、絶縁基板上にゲート電極を形成する工程,ゲート絶縁膜を形成する工程,ドレイン電極及びソース電極を形成する工程,有機半導体を塗布法又は印刷法で形成する工程,有機半導体を密閉する第1の保護膜を液滴の滴下もしくは圧着・熱融着で形成する工程,前記部材全体を保護するために第2の保護膜を形成する工程を順に行うことを特徴とした、薄膜トランジスタの製造方法に係る。
また、絶縁基板上にゲート電極を形成する工程,ゲート絶縁膜を形成する工程,有機半導体を塗布法又は印刷法で形成する工程,ドレイン電極及びソース電極を形成する工程,有機半導体を密閉する第1の保護膜を液滴の滴下もしくは圧着・熱融着で形成する工程,前記部材全体を保護するために第2の保護膜を形成する工程を順に行うことを特徴とした、薄膜トランジスタの製造方法に係る。
また、絶縁基板上にドレイン電極及びソース電極を形成する工程,有機半導体を塗布法又は印刷法で形成する工程,有機半導体を密閉する第1の保護膜を液滴の滴下もしくは圧着・熱融着で形成する工程,前記部材全体を保護するために第2の保護膜を形成する工程,ゲート電極を形成する工程を順に行うことを特徴とした、薄膜トランジスタの製造方法に係る。
本発明によって、プリント形成可能な有機薄膜トランジスタをスイッチング素子として用いた、ディスプレイ,ICタグ等の半導体装置を低コストで提供できる。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(実施例1)
図1〜図4を用いて本発明の第1の実施例について説明する。図1に、本発明を用いた有機薄膜トランジスタの平面概略図を、図2に本発明を用いた有機薄膜トランジスタの断面概略図を示す。図2は、図1における(A)−(A′)の断面である。絶縁基板101には、ガラス基板を用いた。絶縁基板101は、絶縁性の材料であれば広い範囲から選択することが可能である。具体的には、石英,サファイア,シリコン等の無機基板,アクリル,エポキシ,ポリアミド,ポリカーボネート,ポリイミド,ポリノルボルネン,ポリフェニレンオキシド,ポリエチレンナフタレンジカルボキシレート,ポリエチレンテレフタレート,ポリエチレンナフタレート,ポリアリレート,ポリエーテルケトン,ポリエーテルスルホン,ポリケトン,ポリフェニレンスルフィド等の有機プラスチック基板を用いることができる。また、これらの基板の表面に、酸化シリコン,窒化シリコン等の膜を設けたものを用いてもよい。その上に、Crのゲート電極102及び走査配線102′を厚さ
150nmで形成した。ゲート電極102及び走査配線102′としては、導電体であれば特に限定されるものではなく、例えばAl,Cu,Ti,Cr,Au,Ag,Ni,
Pd,Pt,Taのような金属の他、単結晶シリコン,ポリシリコンのようなシリコン材料,ITO,酸化スズのような透明導電材料、あるいはポリアニリンやポリ3,4−エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルフォネートのような有機導電体等を用い、プラズマCVD法,熱蒸着法,スパッタ法,スクリーン印刷法,インクジェット法,電解重合法,無電解メッキ法,電気メッキ法,ホットスタンピング法等の公知の方法によって形成することができる。上記ゲート電極及び走査配線102′は単層構造としてだけでなく、複数層を重ね合わせた構造でも使用できる。また、上記ゲート電極及び走査配線102′は、フォトリソグラフィー法,シャドーマスク法,マイクロプリンティング法,レーザーアブレーション法等を用いて、所望の形状に加工される。
次に、厚さ300nmのSiO2 膜をCVDで成膜し、ゲート絶縁層103を形成した。ゲート絶縁層103には、窒化シリコン,酸化アルミニウム,酸化タンタル等の無機膜,ポリビニルフェノール,ポリビニルアルコール,ポリイミド,ポリアミド,パリレン,ポリメチルメタクリレート,ポリ塩化ビニル,ポリアクリロニトリル,ポリ(パーフロロエチレン−コ−ブテニルビニルエーテル),ポリイソブチレン,ポリ(4−メチル−1−ペンテン),ポリ(プロピレン−コ−(1−ブテン)),ベンゾシクロブテン樹脂等の有機膜またはそれらの積層膜を用い、プラズマCVD法,熱蒸着法,スパッタ法,陽極酸化法,スプレー法,スピンコート法,ロールコート法,ブレードコート法,ドクターロール法,スクリーン印刷法,インクジェット法等によって形成することができる。次に、Auのソース電極104・ドレイン電極105、及び信号配線105′を厚さ50nmで形成した。ソース電極104・ドレイン電極105、及び信号配線105′の材料は、導電体であれば特に限定されるものではなく、例えばAl,Cu,Ti,Cr,Au,Ag,
Ni,Pd,Pt,Taのような金属の他、ITO,酸化スズのような透明導電材料,ポリアニリンやポリ3,4−エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルフォネートのような有機導電体等を用い、プラズマCVD法,熱蒸着法,スパッタ法,スクリーン印刷法,インクジェット法,電解重合法,無電解メッキ法,電気メッキ法,ホットスタンピング法等の公知の方法によって形成することができる。上記ソース/ドレイン電極は単層構造としてだけでなく、複数層を重ね合わせた構造でも使用できる。また、上記ソース/ドレイン電極は、フォトリソグラフィー法,シャドウマスク法,マイクロプリンティング法,レーザーアブレーション法等を用いて、所望の形状に加工される。次に、前記ゲート絶縁膜上をオクタデシルトリクロロシランの単分子層106で修飾した。単分子膜には、ヘプタフロロイソプロポキシプロピルメチルジクロロシラン,トルフロロプロピルメチルジクロロシラン,ヘキサメチルジシラザン,ビニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ―アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン,ヘプタデカフロロ−1,1,2,2−テトラハイドロデシル−1−トリメトキシシラン,オクタデシルトリエトキシシラン,デシルトリクロロシラン,デシルトリエトキシシラン,フェニルトリクロロシランのようなシラン系化合物や、1−ホスホノオクタン、1−ホスホノヘキサン、1−ホスホノヘキサデカン、1−ホスホノ−3,7,11,15−テトラメチルヘキサデカン、1−ホスホノ−2−エチルヘキサン、1−ホスホノ−2,4,4−トリメチルペンタン、1−ホスホノ−3,5,5−トリメチルヘキサンのようなホスホン酸系化合物等を用いてもよい。上記修飾はゲート絶縁膜表面を前記化合物の溶液や蒸気に接触させることにより前記化合物をゲート絶縁膜表面に吸着させることにより達成される。また、ゲート絶縁膜表面は単分子層106で修飾しなくてもよい。次に、可溶性のペンタセン誘導体をインクジェットで塗布し、150℃で焼成して厚さ100nmの半導体層107を形成した。半導体層107は銅フタロシアニン,ルテチウムビスフタロシアニン,アルミニウム塩化フタロシアンニンのようなフタロシアニン系化合物,テトラセン,クリセン,ペンタセン,ピレン,ペリレン,コロネンのような縮合多環芳香族系化合物,ポリアニリン,ポリチエニレンビニレン,ポリ(3−ヘキシルチオフェン),ポリ(3−ブチルチオフェン),ポリ(3−デシルチオフェン),ポリ(9,9−ジオクチルフルオレン),ポリ(9,9−ジオクチルフルオレン−コ−ベンゾチアジアゾール),ポリ
(9,9−ジオクチルフルオレン−コ−ジチオフェン)のような共役系ポリマー等を用い、熱蒸着法,分子線エピタキシー法,スプレー法,スピンコート法,ロールコート法,ブレードコート法,ドクターロール法,スクリーン印刷法,インクジェット法等によって形成することができる。
次に、半導体層を密閉するように、アジド感光基をアセタール結合させたポリビニルアルコールを基板の一部に塗布し、紫外線を照射して第1の保護膜108を厚さ300nmで形成した。第1の保護膜108には、ポリビニルフェノール,ポリイミド,ポリアミド,パリレン,ポリメチルメタクリレート,ポリ塩化ビニル,ポリアクリロニトリル,ポリ(パーフロロエチレン−コ−ブテニルビニルエーテル),ポリイソブチレン,ポリ(4−メチル−1−ペンテン),ポリ(プロピレン−コ−(1−ブテン)),ベンゾシクロブテン樹脂等を、ロールコート法,ブレードコート法,ドクターロール法,スクリーン印刷法,インクジェット法等によって形成することができる。また、第1の保護膜108はソース電極104・ドレイン電極105の一部も覆うが、図3及び、図4に示すように、塗布した材料の量によっては、ソース電極104・ドレイン電極105の全体、及び信号配線105′の一部を覆うこともある。
最後に、基板の全面を覆うように酸化シリコンの溶液をスピンコートし、120℃で焼成して第2の保護膜109を300nmの厚さに塗布形成した。第2の保護膜109は酸化シリコンに限らず、窒化シリコン等の無機膜,ポリビニルフェノール,ポリビニルアルコール,ポリイミド,ポリアミド,パリレン,ポリメチルメタクリレート,ポリ塩化ビニル,ポリアクリロニトリル,ポリ(パーフロロエチレン−コ−ブテニルビニルエーテル),ポリイソブチレン,ポリ(4−メチル−1−ペンテン),ポリ(プロピレン−コ−(1−ブテン)),ベンゾシクロブテン樹脂等の有機膜またはそれらの積層膜を用い、プラズマCVD法,熱蒸着法,スパッタ法,陽極酸化法,スプレー法,スピンコート法,ロールコート法,ブレードコート法,ドクターロール法,スクリーン印刷法,インクジェット法等によって形成することができる。
第1の保護膜108を設けることにより、第2の保護膜109を形成する前の基板洗浄及び、第2の保護膜109を形成する際に発生する半導体層107の剥離を0.1%未満に低減することができた。
(実施例2)
図5を用いて本発明の第2の実施例について説明する。図5に、本発明を用いた有機薄膜トランジスタの断面概略図を示す。絶縁基板101には、ガラス基板を用いた。絶縁基板101は、実施例1と同様に絶縁性の材料であれば広い範囲から選択することが可能である。その上に、Crのゲート電極102及び走査配線102′を厚さ150nmで形成した。ゲート電極102及び走査配線102′としては、導電体であれば特に限定されるものではなく、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。次に、厚さ
300nmのSiO2 膜をCVDで成膜し、ゲート絶縁層103を形成した。ゲート絶縁層103には、実施例1と同様に絶縁性の材料であれば広い範囲から選択することが可能である。次に、前記ゲート絶縁膜上をオクタデシルトリクロロシランの単分子層106で修飾した。単分子層106は、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。また、ゲート絶縁膜表面は単分子層106で修飾しなくてもよい。次に、可溶性のペンタセン誘導体をインクジェットで塗布し、焼成して半導体層107を厚さ50nmで形成した。半導体層107は、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。次に、Auのソース電極104・ドレイン電極105、及び信号配線105′を厚さ50
nmで形成した。ソース電極104・ドレイン電極105、及び信号配線105′の材料は、導電体であれば特に限定されるものではなく、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。
次に、半導体層全体を密閉するように、アジド感光基をアセタール結合させたポリビニルアルコールを基板の一部に塗布し、紫外線を照射して第1の保護膜108を厚さ300nmで形成した。第1の保護膜108には、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。また、第1の保護膜108はソース電極104・ドレイン電極105の一部も覆うが、塗布した材料の量によって、ソース電極104・ドレイン電極105の全体、及び信号配線105′の一部を覆うこともある。
最後に、基板の全面を覆うように酸化シリコンの溶液をスピンコートし、120℃で焼成して第2の保護膜109を300nmの厚さに塗布形成した。第2の保護膜109は酸化シリコンに限らず、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。
第1の保護膜108を設けることにより、第2の保護膜109を形成する前の基板洗浄及び、第2の保護膜109を形成する際に発生する半導体層107の剥離を0.1% 未満に低減することができた。
(実施例3)
図6を用いて本発明の第3の実施例について説明する。図6に、本発明を用いた有機薄膜トランジスタの断面概略図を示す。絶縁基板101には、ガラス基板を用いた。絶縁基板101は、実施例1と同様に絶縁性の材料であれば広い範囲から選択することが可能である。その上に、Auのソース電極104・ドレイン電極105、及び信号配線105′を厚さ50nmで形成した。ソース電極104・ドレイン電極105、及び信号配線
105′の材料は、導電体であれば特に限定されるものではなく、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。次に、可溶性のペンタセン誘導体をインクジェットで塗布し、焼成して半導体層107を厚さ100nmで形成した。半導体層107は、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。
次に、半導体層全体を密閉するように、アジド感光基をアセタール結合させたポリビニルアルコールを基板の一部に塗布し、紫外線を照射して第1の保護膜108を厚さ300nmで形成した。第1の保護膜108には、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。次に、厚さ300nmのポリビニルフェノール(PVP)をスピンコーティングし、ゲート絶縁層103を形成した。ゲート絶縁層103には、実施例1と同様に絶縁性の材料であれば広い範囲から選択することが可能である。次に、アルミニウムのゲート電極102及び走査配線102′を厚さ150nmで直接描画形成した。ゲート電極
102としては、導電体であれば特に限定されるものではなく、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。
最後に、基板の全面を覆うように酸化シリコンの溶液をスピンコートし、120℃で焼成して第2の保護膜109を300nmの厚さに塗布形成した。第2の保護膜109は酸化シリコンに限らず、実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。
第1の保護膜108を設けることにより、ゲート絶縁層103を形成する前の基板洗浄及び、ゲート絶縁層103を形成する際に発生する半導体層107の剥離を0.1% 未満に低減することができた。
(実施例4)
図7及び、図8を用いて本発明の第4の実施例について説明する。図7に、本発明に用いた液晶ディスプレイの模式図及び、有機薄膜トランジスタの平面概略図を、図8に本発明を用いた有機薄膜トランジスタの断面概略図を示す。図7は、図8における(A)−
(A′)の断面である。絶縁基板101には、ガラス基板を用いた。絶縁基板101は、絶縁性の材料であれば実施例1と同様に広い範囲から選択することが可能である。その上に、フォトリソグラフィー法を用いて、ITOでゲート電極102及び走査配線102′,画素電極401,共通配線402を厚さ150nmで同層に形成した。ゲート電極102及び走査配線102′,画素電極401,共通配線402としては、導電体であれば特に限定されるものではなく、例えばAl,Cu,Ti,Cr,Au,Ag,Ni,Pd,
Pt,Taのような金属の他、単結晶シリコン,ポリシリコンのようなシリコン材料,
ITO,酸化スズのような透明導電材料、あるいはポリアニリンやポリ3,4−エチレンジオキシチオフェン/ポリスチレンスルフォネートのような有機導電体等を用い、プラズマCVD法,熱蒸着法,スパッタ法,スクリーン印刷法,インクジェット法,電解重合法,無電解メッキ法,電気メッキ法,ホットスタンピング法等の公知の方法によって形成することができる。上記ゲート電極は単層構造としてだけでなく、例えばCr層とAu層との重ね合わせ、あるいはTi層とPt層との重ね合わせ等、複数層を重ね合わせた構造でも使用できる。また、上記ゲート電極102及び走査配線102′,画素電極401,共通配線402は、フォトリソグラフィー法,シャドウマスク法,マイクロプリンティング法,レーザーアブレーション法等を用いて、所望の形状に加工される。
次に、厚さ500nmの感光性樹脂を成膜後200℃で焼成し、ゲート絶縁層103を形成した。ゲート絶縁層103には、実施例1と同様に絶縁材料であれば広い範囲から用いることができる。次に、ゲート絶縁層103を露光・現像してスルーホール404を形成した。ゲート絶縁層103が感光性材料でない場合には、スルーホール404はレジストを用いてフォトリソグラフィー法によって形成する。次に、ソース電極104・ドレイン電極105、及び信号配線105′,共通電極403をAuの微粒子インクで塗布・焼成によって厚さ50nmで形成し、ソース電極104を画素電極401に接続させた。ソース電極104・ドレイン電極105、及び信号配線105′の材料は、実施例1と同様に導電体であれば特に限定されるものではなく広い範囲から選択することができる。次に、前記ゲート絶縁膜上をオクタデシルトリクロロシランの単分子層106で修飾した。単分子膜も、実施例1と同様に特に限定されるものではなく広い範囲から選択することができる。また、ゲート絶縁膜表面は単分子層106で修飾しなくてもよい。次に、可溶性のペンタセン誘導体をインクジェットで塗布し、焼成して半導体層107を厚さ100nmで形成した。半導体層107も、実施例1と同様に特に限定されるものではなく広い範囲から選択することができる。
次に、半導体層全体を覆うように、アジド感光基をアセタール結合させたポリビニルアルコールを基板の一部に塗布し、紫外線を照射して第1の保護膜108を厚さ300nmで形成した。第1の保護膜108も、実施例1と同様に特に限定されるものではなく広い範囲から選択することができる。また、第1の保護膜108はソース電極104・ドレイン電極105の一部も覆うが、塗布した材料の量によって、ソース電極104・ドレイン電極105の全体、及び信号配線105′の一部を覆うこともある。
次に、基板の全面を覆うように感光性高分子材料で第2の保護膜109を厚さ500
nmで形成した。第2の保護膜109も、実施例1と同様に特に限定されるものではなく広い範囲から選択することができる。次に、第2の保護膜109を露光・現像し、画素電極401上を取り除くようにスルーホール404を形成した。第2の保護膜109が感光性材料でない場合には、スルーホール203はレジストを用いてフォトリソグラフィー法によって形成する。最後に、ポリイミドを300nmの厚さで基板全体に形成し、ラビング処理して液晶用配向膜405を形成した。以上の手順によって、液晶ディスプレイ用の
TFT基板を作製した。本発明に用いたTFTは、本実施例のような液晶ディスプレイ用基板だけではなく、有機EL,電気泳動等の広い範囲のアクティブマトリクスディスプレイに適用することができる。
本実施例には、実施例1と同構造のTFTをディスプレイに適用した例を記載したが、実施例2もしくは実施例3と同構造のTFTを用いても構わない。
本発明の一実施形態における薄膜トランジスタの平面構造である。 本発明の一実施形態における薄膜トランジスタの断面構造である。 本発明の一実施形態における薄膜トランジスタの平面構造である。 本発明の一実施形態における薄膜トランジスタの断面構造である。 本発明の一実施形態における薄膜トランジスタの断面構造である。 本発明の一実施形態における薄膜トランジスタの断面構造である。 本発明の一実施形態における液晶ディスプレイの模式図及び、平面構造である。 本発明の一実施形態における液晶ディスプレイの断面構造である。
符号の説明
101…絶縁基板、102…ゲート電極、102′…走査配線、103…ゲート絶縁層、104…ソース電極、105…ドレイン電極、105′…信号配線、106…単分子層、107…半導体層、108…第1の保護膜、109…第2の保護膜、401…画素電極、402…共通配線、403…共通電極、404…スルーホール、405…配向膜。

Claims (20)

  1. 絶縁基板上に形成されたゲート電極と、
    前記絶縁基板上及びゲート電極上に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたソース・ドレイン電極及び有機半導体層
    前記有機半導体層上に形成され、前記有機半導体層を密閉する第1の保護膜と、前記第1の保護膜よりも広い領域を覆う第2の保護膜との、少なくとも2層の保護膜を有し、
    前記第1の保護膜は、液滴の滴下もしくは圧着・熱融着によって形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. 絶縁基板上に形成されたソース・ドレイン電極と、
    前記絶縁基板上及びソース・ドレイン電極上に形成された有機半導体層と、
    前記有機半導体層上に形成され、前記有機半導体層を密閉する第1の保護膜と、前記第1の保護膜よりも広い領域を覆う第2の保護膜との、少なくとも2層の保護膜と、
    前記第2の保護膜上に形成されたゲート電極とを有し、
    前記第1の保護膜は、液滴の滴下もしくは圧着・熱融着によって形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  3. 請求項1又は2において、前記第1の保護膜は、前記有機半導体よりも下地に対する密着性が高いことを特徴とする薄膜トランジスタ。
  4. 請求項1又は2において、前記有機半導体に低分子材料を用い、前記第1の保護膜は、水溶性材料であることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  5. 請求項4において、前記第1の保護膜は、感光基を有することを特徴とする薄膜トランジスタ。
  6. 請求項1又は2において、前記第1の保護膜は、アジド感光基をアセタール結合させたポリビニルアルコールであることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  7. 請求項1又は2において、前記第2の保護膜には前記第1の保護膜とは異なる材料を用いたことを特徴とする薄膜トランジスタ。
  8. 請求項1又は2において、前記絶縁基板内のいずれの場所においても、前記第1の保護膜と前記第2の保護膜との間には部材が介在しないことを特徴とする薄膜トランジスタ。
  9. 絶縁基板上に、ゲート電極を形成する工程、
    前記絶縁基板上及び前記ゲート電極上に、ゲート絶縁膜を形成する工程、
    前記ゲート絶縁膜上に、ソース・ドレイン電極を形成する工程、
    前記ゲート絶縁膜上及び前記ソース・ドレイン電極上に、有機半導体を塗布法又は印刷法で形成する工程、
    前記有機半導体層上に、前記有機半導体を密閉する第1の保護膜を液滴の滴下もしくは圧着・熱融着で形成する工程、
    前記第1の保護膜よりも広い領域を覆う第2の保護膜を形成する工程を順次行うことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  10. 絶縁基板上に、ゲート電極を形成する工程、
    前記絶縁基板及び前記ゲート電極上に、ゲート絶縁膜を形成する工程、
    前記ゲート絶縁膜上に、有機半導体を塗布法又は印刷法で形成する工程、
    前記有機半導体層上に、ソース・ドレイン電極を形成する工程、
    前記有機半導体層上に、前記有機半導体を密閉する第1の保護膜を液滴の滴下もしくは圧着・熱融着で形成する工程、
    前記第1の保護膜よりも広い領域を覆う第2の保護膜を形成する工程を順次行うことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  11. 絶縁基板上に、ソース・ドレイン電極を形成する工程、
    前記絶縁基板上及びソース・ドレイン電極上に、有機半導体を塗布法又は印刷法で形成する工程、
    前記有機半導体層上に、前記有機半導体を密閉する第1の保護膜を液滴の滴下もしくは圧着・熱融着で形成する工程、
    前記第1の保護膜よりも広い領域を覆う第2の保護膜を形成する工程、
    前記第2の保護膜上に、ゲート電極を形成する工程を順次行うことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。
  12. 請求項9から11のいずれか1項において、前記第1の保護膜は、前記有機半導体よりも下地に対する密着性が高いことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法
  13. 請求項9から11のいずれか1項において、前記有機半導体に低分子材料を用い、前記第1の保護膜は、水溶性材料であることを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法
  14. 請求項9から11のいずれか1項において、前記第1の保護膜は、感光基を有することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法
  15. 請求項9から11のいずれか1項において、前記第1の保護膜は、アジド感光基をアセタール結合させたポリビニルアルコールであることを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法
  16. 請求項9から11のいずれか1項において、前記第2の保護膜には前記第1の保護膜とは異なる材料を用いたことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法
  17. 請求項9から11のいずれか1項において、前記絶縁基板内のいずれの場所においても、前記第1の保護膜と前記第2の保護膜との間には部材が介在しないことを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法
  18. 請求項1〜8のいずれか1項の薄膜トランジスタをアクティブマトリクススイッチに用いたことを特徴とする液晶,電気泳動、または有機エレクトロルミネセンス表示装置。
  19. 請求項1〜8のいずれか1項の薄膜トランジスタを少なくとも一部に用いたことを特徴とするICタグ装置。
  20. 請求項1〜8のいずれか1項の薄膜トランジスタを少なくとも一部に用いたことを特徴とするセンサー装置。
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