JP4287235B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)に関する。
EEPROMの一つであるNAND型フラッシュメモリのセルアレイは、複数のメモリセルを直列接続したNANDセルユニットを配列して構成される。各NANDセルユニットの両端はそれぞれ選択ゲートトランジスタを介してビット線とソース線に接続される。NANDセルユニット内のメモリセルの制御ゲートはそれぞれ異なるワード線に接続される。
NAND型フラッシュメモリは、複数のメモリセルがソース,ドレインを共有して直列接続され、また選択ゲートトランジスタやそれらのビット線コンタクトやソース線コンタクトを複数のメモリセルで共有するため、単位メモリセルのサイズを小さくすることができる。また、ワード線やメモリセルの素子領域の形状が単純なストライプ状に近いため微細化に向いており、大容量のフラッシュメモリが実現されている。
またNAND型フラッシュメモリでは、データ書き込みと消去は、多くのセルで同時にFNトンネル電流をながすことにより行われる。具体的に、1ワード線を共有するメモリセルの集合を1ページ又は2ページとして、データ書き込みはページ単位で行われる。データ消去は、ワード線及び選択ゲート線を共有するNANDセルユニットの集合として定義されるブロック単位で行われる。一方、1ページ分の読み出し或いは書き込みデータを保持するセンスアンプ回路と外部入出力端子との間では、シリアルデータ入出力が行われる。これらの仕様により、NAND型フラッシュメモリは、画像や動画、音楽データなど連続した大容量データの不揮発記憶用途において優れたパフォーマンスを有し、市場に受け入れられている。
NAND型フラッシュメモリのブロック単位のデータ消去に際しては、一定のしきい値範囲の消去状態が得られたか否かを確認するためのベリファイ読み出し(消去ベリファイ)が必要になる。この消去ベリファイの方法として、NANDセルユニットのソース線からビット線に向けて電流を流す方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
具体的に説明する。NAND型フラッシュメモリでは、二値データは通常、負のしきい値状態を論理“1”データ(消去状態)とし、正のしきい値状態(書き込み状態)を論理“0”データとする。ブロック消去により、その中のメモリセルが例えばしきい値Vt=−1V以下の消去状態になったことを確認するには、ビット線を0Vにプリチャージした後、ブロック内の全ワード線に0Vを与え、ソース線に電源電圧Vddを与える。選択ゲート線には、選択ゲートトランジスタを十分にオンさせるに必要な電圧を与える。
これにより、NANDセルユニット内の全メモリセルがVt=−1V以下になっていれば、チャネル電流が流れ、ビット線は、Vg−Vt’=0V−(−1V)=1Vまで上昇する。Vt’は、基板バイアス効果込みのメモリセルのしきい値であるが、ここでは、説明の簡略化のため、Vt≒Vt’とする。もし、NANDセルユニット内に一つでもしきい値が例えば0Vまでしか下がっていない消去不十分のメモリセルがあれば、ビット線電圧は上昇しない。従ってこのビット線電圧上昇をセンスアンプで検知することにより、NANDセルユニットの消去状態を確認することができる。
従来のNAND型フラッシュメモリのセンスアンプ回路は、センスノードとビット線をプリチャージするためのプリチャージ回路、センスノードとビット線の間に介在してビット線のプリチャージ電圧をクランプするための、プリセンスアンプを兼ねたクランプ用トランジスタ、センスノードに転送されたビット線電圧を検出するためのクロックトインバータを含むデータラッチ等を備えて構成される。この様なセンスアンプ回路において、センスマージンの向上を図るために、センスノードにブースト用キャパシタを設けることは提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2003−249083号公報 特開2001−325796号公報
NAND型フラッシュメモリにおいて、通常のセンスアンプ回路を用いて上述した消去ベリファイ方式を適用したとき、ベリファイマージンが小さいという問題がある。特に最近は電源電圧の低電圧化の要請が強く、例えばVdd=1.8Vという低電源電圧が用いられつつある。この様な低電源電圧下では、消去ベリファイマージンはより小さくなる。
この発明は、消去ベリファイマージンの増大を図った不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様による不揮発性半導体記憶装置は、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイのデータ読み出しを行うためのセンスアンプ回路を備えた不揮発性半導体記憶装置において、前記センスアンプ回路は、前記メモリセルアレイのビット線とセンスノードとの間に介在し、データ読み出し時ゲートが駆動されて選択メモリセルのデータに応じて変化するビット線電圧を前記センスノードに転送するための、ビット線データセンス用の第1のトランジスタと、前記センスノードに接続されて、ビット線データセンスに先立って前記センスノードをプリチャージするための第2のトランジスタと、第1電圧により駆動され前記センスノードに接続されて前記センスノードに転送されたビット線電圧のレベルを判定してセンスデータを取り込むためのデータラッチと、前記センスノードに一端が接続され前記メモリセルアレイの選択メモリセルの消去状態を確認するため前記選択メモリセルに所定の読み出し電圧を印加して前記選択メモリセルのセル電流によるビット線の電圧変化を検出して消去状態を確認する消去ベリファイ動作時に他端に昇圧用電圧が供給される、センスノードを昇圧するためのキャパシタとを有し、前記メモリセルアレイに対する消去ベリファイ動作時に前記第1のトランジスタのゲートに前記第1電圧よりも昇圧された第2電圧を供給する昇圧回路を備えると共に、前記センスアンプ回路は、前記消去ベリファイ動作において、前記キャパシタの他端に前記昇圧用電圧が供給されることにより前記センスノードが昇圧された状態で、前記第1のトランジスタに前記第2電圧を印加してビット線電圧を前記センスノードに転送する動作を行い、その後、前記第1のトランジスタへの前記第2電圧の印加を停止した後、前記キャパシタの他端に対する前記昇圧用電圧の供給を停止して前記センスノードの電圧を降圧させ、続いて前記データラッチを活性化させることを特徴とする。
この発明によると、センスノードに昇圧用キャパシタを備えたセンスアンプ回路を用いることにより、低電源電圧が用いられた場合にも大きな消去ベリファイマージンを確保することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施の形態によるNANDフラッシュメモリの概略構成を示している。メモリセルアレイ1は、NANDセルユニット10がマトリクス配列されて構成されている。一つのNANDセルユニット10は、複数個直列に接続されたメモリセルMC(MC0,MC1,…,MC31)と、その両端に接続される選択ゲートトランジスタS1,S2により構成されている。選択ゲートトランジスタS1のソースは共通ソース線CELSRCに接続され、選択ゲートトランジスタS2のドレインはビット線BLに接続されている。
NANDセルユニット10内のメモリセルMCの制御ゲートはそれぞれ異なるワード線WL(WL0,WL1,…,WL31)に接続されている。選択ゲートトランジスタS1,S2のゲートはワード線WLと並行する選択ゲート線SG1,SG2にそれぞれ接続されている。1ワード線を共有する複数のメモリセルの集合は、1ページ或いは2ページを構成する。ワード線WLと選択ゲート線SG1,SG2を共有する複数のNANDセルユニット10の集合は、データ消去の単位となるブロックBLKを構成する。
図1に示すように、メモリセルアレイ1には、ビット線BL方向に複数のブロックBLK(BLK0,BLK1,…,BLKn)が構成される。これらの複数ブロックを含むメモリセルアレイ1は、シリコン基板の一つのセルウェル(CPWELL)内に形成されている。
メモリセルアレイのビット線BLには、読み出しデータをセンスし書き込みデータを保持するためのページバッファを構成する、複数のセンスアンプSAを有するセンスアンプ回路2が接続されている。センスアンプ回路2はカラム選択ゲートを有する。ロウデコーダ(ワード線ドライバを含む)3は、ワード線及び選択ゲート線を選択して駆動する。
データ入出力バッファ5は、センスアンプ回路2と外部入出力端子との間でデータ授受を行う他、コマンドデータやアドレスデータを受け取る。コントローラ4は、書き込みイネーブル信号WEn、読み出しイネーブル信号REn、アドレスラッチイネーブル信号ALE、コマンドラッチイネーブル信号CLE等の外部制御信号を受けて、メモリ動作の全般の制御を行う。
具体的に、コントローラ4は、コマンドインタフェースやアドレス保持,転送回路を含み、供給されたデータが書き込みデータであるかアドレスデータであるかを判定する。この判定結果に応じて、書き込みデータはセンスアンプ回路2に転送され、アドレスデータはロウデコーダ3やセンスアンプ回路2に転送される。またコントローラ4は、外部制御信号に基づいて、書き込みや消去のシーケンス制御及び読み出しの制御を行う。
図2は、メモリセルMCに記憶するデータとしきい値の関係を示す。二値記憶の場合、メモリセルの負のしきい値状態を論理“1”データ、正のしきい値状態を論理“0”データとする。メモリセルを“1”データ状態にする動作を消去動作、“0”状態にする動作を狭義の書き込み動作とする。NAND型フラッシュメモリでは、データ消去は通常ブロック単位で行われる。
図3は、一つのNANDセルユニットに着目した消去動作時の電位関係を示す。セルウェル(CPWELL)に消去電圧Vera(約20V)、選択ブロック内の全ワード線WLに0Vを印加して、各メモリセルのフローティングゲートの電子をセルウェル側にFNトンネル電流により引き抜いて、メモリセルをデプレション型にする。この時、選択ゲートトランジスタS1,S2のゲート酸化膜が破壊されないようにするため、選択ゲート線SG1,SG2はフローティング状態とする。また、ビット線BL及びソース線CELSRCもフローティングとする。
書き込み動作は、ページ単位で実行される。書き込み動作中、選択ブロック内の選択されたワード線には書き込み電圧Vpgm(約20V)を印加し、非選択ワード線には書き込み中間電圧Vpass(約10V)を印加し、選択ゲート線SG2には、Vddを印加する。
この書き込み動作に先立って、ビット線及びNANDセルユニットは、書き込みデータに応じてプリチャージされる。具体的に“0”データを書き込む場合には、センスアンプ回路2からビット線に0Vが印加される。このビット線電圧は、選択ゲートトランジスタS2及び非選択メモリセルを介して選択ワード線に接続されたメモリセルのチャネルまで転送される。したがって、上述の書き込み動作条件下で選択メモリセルのチャネルからフローティングゲートに電子が注入され、しきい値が正側にシフトする。
“1”書き込み(即ち選択メモリセルに“0”データを書き込まない、書き込み禁止)の場合は、ビット線にVddが印加される。このビット線電圧は、選択ゲートトランジスタS2のしきい値電圧分低下してNANDセルユニットのチャネルに転送され、チャネルはフローティングになる。これにより、上述した書き込み電圧Vpgmや中間電圧Vpassを印加したとき、チャネル電圧が容量カップリングによって上昇し、フローティングゲートへの電子注入が行われない。従ってメモリセルは“1”データを保持する。
データ読み出しは、選択ワード線に読み出し電圧0Vを与えて、メモリセルに電流が流れるか否かをセンスアンプ回路2で検出して、データの判定を行う。この時、設定されたしきい値状態と読み出し電圧との間には、データの信頼性を保証するマージンが必要である。したがって、データ消去動作においても書き込み動作においても、図2に示すように、“0”データのしきい値の下限値Vpvおよび“1”データのしきい値の上限値Vevの制御が必要となる。
そのため、データ消去モードにおいては、前述のような消去パルス印加動作を行った後に、消去セルのしきい値がその分布の上限値Vev以下になっていることを確認するためのベリファイ読み出し(消去ベリファイ)を行う。書き込み動作の場合には、前述のような書き込みパルス印加動作を行った後に、“0”書き込みセルのしきい値がその分布の下限値Vpv以上になっていることを確認するためのベリファイ読み出し(書き込みベリファイ)を行う。
ここでは、消去ベリファイに着目する。消去ベリファイ読み出し時のNANDセルユニットでの電圧関係を図4に示す。セルソース線CELSRCには電源電圧Vdd、選択ブロックの全ワード線には0V、選択ゲート線SG1,SG2は電源電圧Vddより高い中間電圧Vread(約4.5V)を印加する。ビット線BLは、0Vにプリチャージしておく。
図4のNANDセルユニットにおける全メモリセルがしきい値電圧Vt=−1V(=Vev)の“1”状態に消去されていれば、上述のベリファイ読み出しにより、ビット線にはメモリセルによるしきい値Vtの絶対値に相当する1V程度の電圧が出力される。即ち図2に示す“1”データのしきい値上限値Vevを−1Vとするには、センスアンプ回路2でビット線電圧が1V以上であることを検出すればよい。ビット線電圧が1V以上であることが検出されたら、NANDセルユニット内の全メモリセルの消去が十分に行われたことになり、消去動作を終了する。もしビット線電圧が1V以下であれば、消去不十分のセルがあることを示しており、再度消去パルス印加動作を行う。
図5は、通常のセンスアンプ回路2における消去ベリファイ動作に関わる回路部分の構成を示している。センスアンプ回路2は、クロックトインバータ24,25を逆並列接続したデータラッチを有する。このデータラッチの二つのデータノードN1,N2のうち、クロックトインバータ24の入力ノードであるN1が、ビット線データが転送されるノードとなる。ノードN1は、転送用NMOSトランジスタ23を介してセンスノードNsenに接続されている。センスノードNsenは、クランプ用NMOSトランジスタ21を介してビット線BLに接続される。クランプ用トランジスタ21は、ビット線の電圧をクランプする働きと、プリセンスアンプとしての働きを有する。センスノードNsenにはまた、このセンスノードNsenとビット線BLをプリチャージするためのプリチャージ用NMOSトランジスタ22が接続されている。
クランプ用トランジスタ21のゲートBLCLAMPを制御するために、クランプ電圧発生回路40が設けられている。クランプ電圧発生回路40は、クランプ電圧Vclampを発生する電圧発生回路41と、そのクランプ電圧によりトランジスタ21を駆動するドライバ41とを有する。
図6は、この様なセンスアンプ回路2を用いた通常の消去ベリファイ動作のタイミング図を示している。タイミングt0で、消去ベリファイがスタートすると、まず、クランプ用トランジスタ21のゲートBLCLAMPにVclamp+Vth(VthはNMOSトランジスタのしきい値)が印加され、プリチャージ用トランジスタ22のゲートBLPREにVdd+Vthが、ドレイン(電圧供給端子)VPREには0Vが印加される。これにより、トランジスタ21,22がオンして、ビット線BLは0Vに設定される。
ここで、ゲートBLCLAMPは、電圧ドライバ41により制御されており、ドライバ41は、必要に応じ電圧発生回路42が発生する電圧をゲートBLCLAMPに出力する。選択ブロックでは、全ワード線に0V、ソース線側選択ゲート線SG1には中間電圧Vreadが印加される。この段階でビット線側選択ゲート線SG2はまだ0Vである。
タイミングt1でトランジスタ21がオフになり、ビット線プリチャージ動作が終了する。そして、選択ゲート線SG2に中間電圧Vreadが印加されると、NANDセルユニットには、ソース線CELSRCからビット線BLにメモリセルのしきい値に応じたセル電流が流れ、ビット線BLの充電が開始される。同時に、データラッチのクロックトインバータ24,25は、高出力インピーダンス(HiZ)状態に設定される。図6においては、NANDセルユニット内の消去セルのしきい値に応じて、ビット線充電カーブA,B,C,Dがある場合を示している。
タイミングt2でノードVPREがVddになると、センスノードNsenがVddに充電される。このとき同時にトランジスタ23のゲートBLCにもVddが印加されてトランジスタ23がオンしており、データノードN1もVddに充電される。
タイミングt3でトランジスタ22がオフになり、センスノードNsenとデータノードN1は、Vddのフローティング状態になる。このプリチャージ電圧を保持するため、センスノードNsenにはキャパシタ26が接続されている。
タイミングt4からt5の期間にクランプ用トランジスタ21のゲートBLCLAMPにセンス用電圧Vsenev+Vthが印加される。これにより、トランジスタ21によって、セルデータに応じて変化したビット線電圧をセンスノードNsenに転送するビット線データセンス動作が行われる。Vsenevは、ビット線電圧VBLがこれ以下ではクランプ用トランジスタ21がオンし、これ以上ではクランプ用トランジスタ21がオフになるようなデータ判定値である。このデータ判定値Vsenevは理想的には、図2に示すデータ“1”の上限値Vevの絶対値│Vev│に相当する値に設定される。但し、実際には、メモリセルの基板バイアス効果によるずれがあるため、Vsenev<│Vev│となる。
波形Aのようにビット線電圧VBLが低い場合、トランジスタ21のゲート・ソース間電圧は、Vsenev+Vth−VBL>Vthであるので、クランプ用トランジスタ21はオンして、これによりセンスノードNsenの電荷はビット線側に放電されて、ビット線BLとほぼ同電圧になる(波形A1)。ビット線電圧がタイミングt4で、波形Bのように、Vsenevよりやや低い場合も、トランジスタ21のゲート・ソース間電圧は、Vsenev+Vth−VBL>Vthであるのでクランプ用トランジスタ21はオンして、センスノードNsenの電圧は、VddからVBLに低下する(波形B1)。
一方、波形Cのように、タイミングt4でビット線電圧がVsenevよりやや高い場合、トランジスタ21のゲート・ソース間電圧は、Vsenev+Vth−VBL<Vthであるので、クランプ用トランジスタ21はオフとなる。このときトランジスタ21のサブスレッショルド領域での電流により、センスノードNsenはVddからいくらか低下する(波形C1)。波形Dのように、更にビット線電圧が高い場合は、クランプ用トランジスタ21はより深いオフ状態となり、センスノードNsenの電圧は、Vddのまま殆ど変わらない(波形D1)。
タイミングt5でトランジスタ21をオフにした後、タイミングt6で、センス信号SENを“H”にすると、クロックトインバータ24が活性化されて、ノードN2が駆動される。この時、ノードN1の電圧がクロックトインバータ24の反転しきい値Vinvより低ければ、ノードN2は“H”となり、反転しきい値Vinvより高ければ、ノードN2は“L”となる。即ちビット線電圧が高く、ノードN2が“L”になれば、NANDセルユニットの内のメモリセルが上限値Vevより低いしきい値状態に消去されたことになり、消去ベリファイが“パス”となる。
タイミングt7でラッチ信号LATを“H”にすると、クロックトインバータ25が活性化され、クロックトインバータ24,25によりセンスデータをラッチする。タイミングt8で残りの信号を元の状態に戻して消去ベリファイは終了する。
このようにして、NANDセルユニット内の全メモリセルがあるしきい値以下に消去されたか否かをチェックすることができる。その判定値は、クランプ用トランジスタ21のゲートノードBLCLAMPの電圧と、クロックトインバータ24の反転しきい値で決定される。メモリセルのしきい値電圧がVev=−Vsenevより負であることを保証するには、タイミングt5以降にノードN1に電圧Vsenevが残っている場合に、それをクロックトインバータ24が“L”入力と判定する必要がある。すなわち、Vsenevは、クロックトインバータの反転しきい値より低くなければならない。クロックトインバータの反転しきい値は、電源電圧Vddやトランジスタのしきい値電圧Vthにより大きく変化する。前述のように、電源電圧Vdd=1.8Vが定着しつつあるが、この場合、クロックトインバータの反転しきい値が例えば、0.7V前後とすると、図5のセンスアンプ回路を用いた従来の消去ベリファイでは、判定値Vsenevを0.7Vより低くしなければならず、負のしきい値状態を判定する消去ベリファイのマージンが小さくなる。
特に、多値記憶を行う場合にはこのベリファイマージンの低下はより大きな問題になる。図9Aは、NANDフラッシュメモリで4値記憶を行う場合のデータとしきい値の関係を示す。図示のように一つのメモリセルで2ビット記憶を行うことにより、負のしきい値のデータ“11”(消去状態)と、正のしきい値のデータ“10”,“00”,“01”の4値記憶を行う。
この様な多値記憶においては、その書き込み制御の都合上、図9Aに破線で示すように、消去状態“11”の分布幅を小さくする必要がある。そのために、通常の消去を行った後に、続けて弱い書き込み動作(ソフトプログラム)を行う。これにより、しきい値が負の方向に大きくシフトしたセルを正側にシフトさせるが、このとき少なからず、最初の消去しきい値分布よりも上限値Vev’が正側にシフトしてしまう。このようなソフトプログラムを伴う消去動作を考慮すると、ますます、消去ベリファイ時のマージン確保が困難になる。
この実施の形態においては、以上の点を考慮して、特に消去ベリファイ時に大きなマージンを確保することができるセンスアンプ回路を用いる。図7は、この実施の形態で用いられるセンスアンプ回路2を、図5の通常タイプと対応させて示している。図5と同じ構成要素には同じ符号を付して詳細な説明は省く、
センスノードNsenには、ビット線データセンス時にセンスノードNsenの電圧を上昇させるためのブースト用キャパシタ27の一端が接続されている。キャパシタ27の他端はブースト信号入力端子BOOSTとなる。また、クランプ電圧発生回路40においては、電圧発生回路42に電源電圧Vddより高い昇圧電圧を供給するための昇圧回路43が接続されている。
この様なセンスアンプ回路2を用いた場合の消去ベリファイ時のタイミングチャートを、図6に対応させて図8に示す。タイミングt0からt3までは、図6の場合と同じである。タイミングt3でプリチャージ用トランジスタ22をオフにした後、タイミングt4で、入力端子BOOSTにVddの正の昇圧電圧を与える。これにより、Vddに充電されてフローティングになっていたセンスノードNsenは、キャパシタ27の容量C2に応じたカップリング比により昇圧される。この昇圧されたセンスノードNsenの電圧をVdd+α・Vddとする。
センスノードNsenが昇圧された状態で、タイミングt5からt6の期間に、クランプ用トランジスタ21のゲートBLCLAMPにセンス用電圧Vsenev+Vthを印加する。波形A,Bのようにビット線電圧がVsenev以下であれば、トランジスタ21はオンして、センスノードNsenの電荷はビット線に放電され、その電圧はVsenev以下に低下する(波形A1,B1)。波形Cのようにビット線電圧がVsenevよりわずかに高いと、トランジスタ21はオフであるが、そのサブスレッショルド領域の電流によりセンスノードNsenの電圧は、Vdd+α・Vddからわずかに下がる(波形C1)。波形Dのようにビット線電圧がVsenevより十分に高いと、トランジスタ21は完全にオフになり、センスノードNsenは、Vdd+α・Vddに近い電圧に保持される(波形D1)。
タイミングt6でトランジスタ21をオフにした後、タイミングt7でセンスノードNsenを降圧する。即ちブースト端子BOOSTをVddから0Vに戻すことにより、キャパシタ27のカップリングによりフローティング状態にあるセンスノードNsenの電圧は低下する。以後、図6の場合と同様に、タイミングt8でクロックトインバータ24を活性化し、タイミングt9でクロックトインバータ25を活性化して、センスノードNsenの電圧レベルにより決まる判定データをラッチする。
波形Bのようにビット線電圧がVsenevよりわずかに低い場合、タイミングt6後にセンスノードNsen及びデータノードN1の電圧はほぼVsenevとなっているが、これらのノードは、タイミングt7でのキャパシタ27による降圧動作により、クロックトインバータ24の反転しきい値Vinvを確実に下回るようにレベル低下する。よって、クロックトインバータの反転しきい値Vinvが電源電圧Vddの低下により低下していても、VsenevをVinvより高く設定できる。
言い換えれば、ブースト用キャパシタ27によるセンスノードNsenに対するカップリング比を所定の値に設定することによって、クロックトインバータ24の反転しきい値が低くなっても、クランプ用トランジスタ21のゲートBLCLAMPに与えるセンス電圧を低くする必要がない。更に言い換えると、電源電圧Vddが低下しても消去ベリファイのための判定値Vsenev(=│Vev│)を従来と同等に保つことができ、或いはより自由に設定することができる。例えば図2に示すように、図5に示すセンスアンプ回路を用いた場合に保証される“1”データのしきい値分布上限値がVevであるとして、この実施の形態による図7のセンスアンプ回路を用いると、より低い上限値Vev’を保証することが可能になる。
ここで、波形C,Dのようにビット線電圧が判定値Vsenevを越えて、消去ベリファイがパスする場合においては、センスノードNsenは、タイミングt4でVdd+α・Vddとした後に、タイミングt7でVdd近傍に戻るだけである。したがって、タイミングt5からt6におけるビット線電圧センス後のセンスノードNsen及びデータノードN1の“H”,“L”の電位差を大きくすることができる。すなわち、ビット線電圧センス時の増幅効果が大きい。
ビット線データセンス後のセンスノードNsenの“L”レベル電圧を下げるためには、ブースト用キャパシタ27に正電圧を与えることなく、タイミングt7で端子BOOSTを負方向に引き下げる方法も考えられる。しかしこの方法を用いると、消去ベリファイがパスするケースでは、センスノードNsenがVdd−α・Vddとなり、消去ベリファイがフェイルするケースでは、Vsenev−α・Vddとなる。即ちセンスノードNsenの“H”,“L”レベル差は、Vdd−α・Vdd−(Vsenev−α・Vdd)=Vdd−Vsenevとなる。
これに対してこの実施の形態のように、センスノードNsenの昇圧と降圧を行うと、センスノードNsenの“H”,“L”レベル差はより大きくなる。即ち、消去ベリファイパスするケースは、センスノードNsenがVdd、消去ベリファイフェイルするケースはこれがVsenev−α・vddとなる。即ちセンスノードNsenの“H”,“L”レベル差は、Vdd−(Vsenev−α・Vdd)=Vdd−Vsenev+α・Vddとなる。もちろん、センスノードの降圧のみを行う方法でも、判定値Vsenevをインバータの反転しきい値Vinvより高くする目的は達せられるが、これではクロックトインバータ24が“H”入力としてセンスできる電圧範囲が小さくなってしまう。
次に、ベリファイ判定値Vsenevの電圧発生に関して説明する。タイミングt5からt6の間にクランプ用トランジスタ21のゲートBLCLAMPに印加されるセンス用電圧はVsenev+Vthであり、この電圧は、電圧発生回路42で発生される。例えば、Vsenev=1Vとすると、基板バイアス効果を考慮したしきい値電圧Vthは1.5V程度にはなるため、電圧発生回路42の電源電圧は2.5V程度は必要である。したがって、電源電圧1.8Vの元では、電圧発生回路42の電源電圧を昇圧しておかなければ、所望のベリファイ動作を実現できない。よって、3V程度の昇圧電圧を発生する昇圧回路43が必要となる。
以上のようのこの実施の形態のセンスアンプ回路を用いると、電源電圧の低下に影響されず十分な消去マージンの設定が可能な消去ベリファイが可能になる。特にこの実施の形態は、図9Aで説明したような多値記憶を行う場合に有効である。この点を以下に具体的に説明する。
4値記憶方式では、前述のようにデータ“11”の消去状態のしきい値分布制御のためには、消去とその後のソフト書き込みを必要とする。この実施の形態での消去とソフト書き込みの動作を、具体的に図9B及び図9Cを参照して説明する。図9B及び図9Cでは、消去データ“11”の分布のみについて、消去後の状態(実線)とソフト書き込み後(破線)の状態を示している。
消去ベリファイに関しては、前述の二値データの場合と同様に、図7のセンスアンプ回路2を用いることによって、データ“11”の上限値Vevを、電源電圧の低下の影響を受けず、低くすることが可能である。データ“11”のソフト書き込みベリファイについては、図9Bに破線で示したように、しきい値の上限値Vspを規定する方式と、図9Cに破線で示したように、しきい値の下限値Vsvを規定する方式とがある。
図9Bのソフト書き込みベリファイでは、先の二値データの消去ベリファイと同様に、選択ブロックのワード線に0Vを与えて、ソース線からビット線に電流を流すものとする。このとき、クランプ用トランジスタ21のゲートBLCLAMPに与えるセンス電圧Vsenev+Vthは、Vsenev=│Vsp│とする。そして、少なくとも一つのNANDセルユニット(例えば、2,3のNANDセルユニット)についてそのビット線電圧がVsenev以下になったことを検出して、パスと判定する。言い換えれば、しきい値上限値Vspを越えるわずかな書き過ぎがあったことを検出してパス判定を行う。これにより、データ“11”のしきい値分布上限値をほぼ、Vspに設定することができる。
図9Cのソフト書き込みベリファイでも、先の二値データの消去ベリファイと同様に、選択ブロックのワード線に0Vを与えて、ソース線からビット線に電流を流すものとする。このとき、クランプ用トランジスタ21のゲートBLCLAMPに与えるセンス電圧Vsenev+Vthは、Vsenev=│Vsv│とする。そして、選択ブロック内の全NANDセルユニットについて、ビット線電圧がVsenev以下になったことを検出して、パスと判定する。これにより、図9Cの示すソフト書き込み後のしきい値下限値Vsvを保証することができる。この方式は、1回のソフト書き込みでのしきい値変化を微小幅に抑えながら、複数回のソフトプログラムを繰り返す場合に有効である。この方法では、上限値が大きく正方向にシフトすることがないためである。
前述のようのこの実施の形態によるセンスアンプ回路では、電源電圧が低くなっても、メモリセルの絶対値の大きな負のしきい値電圧の制御が可能である。従って、前述した消去ベリファイのみならず、消去後のソフト書き込みベリファイにおいても、大きなセンスマージンを確保することが可能になる。
なおここまで説明した消去ベリファイ及びソフト書き込みベリファイにおいて、選択ブロックの全ワード線に0Vを与える例を説明したが、ワード線に他の適当な読み出し電圧Vwを印加することもできる。その場合、ビット線に得られる電圧は理想的には、Vw−Vt(Vt:メモリセルのしきい値)となる。ソフト書き込みでは、負のしきい値の上限値が少なからず正の方向にシフトすることを許容する必要がある。よって、Vwは、その許容されるシフト量となる。この場合、ビット線データセンス時にクランプ用トランジスタ21のゲートBLCLAMPに与えるセンス用電圧は、Vsenev+Vth(Vth:クランプ用トランジスタのしきい値)のままでよい。
図10は、図7のセンスアンプ回路2を一部改良した実施の形態である。クロックトインバータ24と25により構成されるラッチ回路のデータノードN1,N2間にイコライズ用NMOSトランジスタ28が追加されている。このセンスアンプ回路2を用いた場合の消去ベリファイ時のタイミングチャートを、図8に対応させて図11に示す。
先の実施の形態では、昇圧用キャパシタ27によってセンスノードNsenとデータノードN1を同時に昇圧したのに対し、この実施の形態では、昇圧される部位をセンスノードNsenに限っている。すなわち、転送用トランジスタ23のゲートBLCは、トランジスタ21によるデータセンスが終了した後のタイミングt8まで0Vを保持する。その間データノードN1は、センスノードNsenから切り離されている。その状態でセンスノードNsenのみが昇圧され(タイミングt4)る。そして、トランジスタ21がオンにされてビット線データ転送が行われ(タイミングt5−t6)、その後センスノードNsenが降圧される(タイミングt7)。
この実施の形態によると、キャパシタ27によるセンスノードNsenの電圧制御がより正確に行える利点がある。先の実施の形態においては、タイミングt4でキャパシタ27を駆動したとき、トランジスタ23がオフになって、ノードN1の寄生容量がほとんど加味されないカップリング比でセンスノードNsenのみ昇圧され、タイミングt7で降圧する際には、センスノードNsenおよびデータノードN1の電圧がVddより低いと、ノードN1の寄生容量込みのカップリング比で降圧される。キャパシタ26,26の容量C1,C2がセンスノードNsenやデータノードN1の寄生容量より十分大きければ、昇圧と降圧の振幅はほとんど同じになる。しかし、NAND型フラッシュにおいては、同時にアクセスされるビット線にそれぞれセンスアンプが存在するため、レイアウトを考慮すると、キャパシタ26,27は必要最小限の容量にすることが望ましい。その意味で、図11に示すように、昇圧、降圧動作はセンスノードNsenに限定するとよい。
本実施の形態では、更に、センスノードNsenの電圧をラッチする前に、タイミングt6でイコライズ信号EQを立ち上げて、トランジスタ28をオンにし、データノードN1とN2をVdd/2にイコライズする。これにより、センスノードNsenのセンスデータをデータノードN1に取り込むときに、ノードN1の履歴に影響されることがない。すなわち、消去ベリファイに入る前に、データラッチが保持していたデータが“L”,“H”のどちらであっても、ビット線電圧センス後のセンスノードNsenの電圧を取り込む際には、ノードN1を常に同じ状態とすることができる。
図12は、図11の動作波形を一部改良した動作波形を示している。図8或いは図11の消去ベリファイ動作では、センスノードNsenやデータノードN1をキャパシタ27により降圧する際に、セルデータによっては、クランプ用トランジスタ21のソース/ドレイン接合部が順バイアスになる。例えば、消去メモリセルのしきい値が正(消去不十分)であった場合には、タイミングt1以降ビット線の充電が行われず、タイミングt5からt6のビット線電圧センス動作後にセンスノードNsenやデータノードN1はほぼ0Vとなる。この状態でキャパシタ27に与えられていた昇圧電圧が除かれると、センスノードNsenやデータノードN1は容量カップリングにより負電圧に振れる。
図12では、その様な事態を防止するために、データセンス終了のタイミングt6からt8まで、トランジスタ21には、それがわずかにオンする程度のゲート電圧Vtranを印加する。これにより、昇圧動作を停止するタイミングt7でセンスノードNsenが0V以下になろうとした場合には、ビット線から電荷が供給され、センスノードNsenが負にならないように制御される。ビット線BLがほとんど0Vであっても、ビット線容量に比べてキャパシタ26,27の容量が十分に小さければ、上述した電荷転送によるセンスノードNsenの電位低下を抑える効果が期待できる。
次に、上記各実施の形態による不揮発性半導体記憶装置を搭載した電子カードと、その電子カードを用いた電子装置の実施の形態を説明する。図13は、この実施の形態による電子カードと、この電子カードを用いた電子装置の構成を示す。ここでは電子装置は、携帯電子機器の一例としてのディジタルスチルカメラ101を示す。電子カードは、ディジタルスチルカメラ101の記録媒体として用いられるメモリカード61である。メモリカード61は、先の各実施の形態で説明した不揮発性半導体装置或いはメモリシステムが集積化され封止されたICパッケージPK1を有する。
ディジタルスチルカメラ101のケースには、カードスロット102と、このカードスロット102に接続された、図示しない回路基板が収納されている。メモリカード61は、カードスロット102に取り外し可能に装着される。メモリカード61は、カードスロット102に装着されると、回路基板上の電気回路に電気的に接続される。
電子カードが例えば、非接触型のICカードである場合、カードスロット102に収納し、或いは近づけることによって、回路基板上の電気回路に無線信号により接続される。
図14は、ディジタルスチルカメラの基本的な構成を示す。被写体からの光は、レンズ103により集光されて撮像装置104に入力される。撮像装置104は例えばCMOSイメージセンサであり、入力された光を光電変換し、アナログ信号を出力する。このアナログ信号は、アナログ増幅器(AMP)により増幅された後、A/Dコンバータによりディジタル変換される。変換された信号は、カメラ信号処理回路105に入力され、例えば自動露出制御(AE)、自動ホワイトバランス制御(AWB)、及び色分離処理を行った後、輝度信号と色差信号に変換される。
画像をモニターする場合、カメラ信号処理回路105から出力された信号はビデオ信号処理回路106に入力され、ビデオ信号に変換される。ビデオ信号の方式としては、例えばNTSC(National Television System Committee)を挙げることができる。ビデオ信号は、表示信号処理回路107を介して、ディジタルスチルカメラ101に取り付けられた表示部108に出力される。表示部108は例えば液晶モニターである。
ビデオ信号は、ビデオドライバ109を介してビデオ出力端子110に与えられる。ディジタルスチルカメラ101により撮像された画像は、ビデオ出力端子110を介して、例えばテレビジョン等の画像機器に出力することができる。これにより、撮像した画像を表示部108以外でも表示することができる。撮像装置104、アナログ増幅器(AMP)、A/Dコンバータ(A/D)、カメラ信号処理回路105は、マイクロコンピュータ111により制御される。
画像をキャプチャする場合、操作ボタン例えばシャッタボタン112を操作者が押す。これにより、マイクロコンピュータ111が、メモリコントローラ113を制御し、カメラ信号処理回路105から出力された信号がフレーム画像としてビデオメモリ114に書き込まれる。ビデオメモリ114に書き込まれたフレーム画像は、圧縮/伸張処理回路115により、所定の圧縮フォーマットに基づいて圧縮され、カードインタフェース116を介してカードスロット102に装着されているメモリカード61に記録される。
記録した画像を再生する場合、メモリカード61に記録されている画像を、カードインタフェース116を介して読み出し、圧縮/伸張処理回路115により伸張した後、ビデオメモリ114に書き込む。書き込まれた画像はビデオ信号処理回路106に入力され、画像をモニターする場合と同様に、表示部108や画像機器に映し出される。
なおこの構成では、回路基板100上に、カードスロット102、撮像装置104、アナログ増幅器(AMP)、A/Dコンバータ(A/D)、カメラ信号処理回路105、ビデオ信号処理回路106、メモリコントローラ113、ビデオメモリ114、圧縮/伸張処理回路115、及びカードインタフェース116が実装される。
但しカードスロット102については、回路基板100上に実装される必要はなく、コネクタケーブル等により回路基板100に接続されるようにしてもよい。
回路基板100上には更に、電源回路117が実装される。電源回路117は、外部電源、或いは電池からの電源の供給を受け、ディジタルスチルカメラの内部で使用する内部電源電圧を発生する。電源回路117として、DC−DCコンバータを用いてもよい。内部電源電圧は、上述した各回路に供給される他、ストロボ118、表示部108にも供給される。
以上のようにこの実施の形態の電子カードは、ディジタルスチルカメラ等の携帯電子機器に用いることが可能である。更にこの電子カードは、携帯電子機器だけでなく、図15A−15Jに示すような他の各種電子機器に適用することができる。即ち、図15Aに示すビデオカメラ、図15Bに示すテレビジョン、図15Cに示すオーディオ機器、図15Dに示すゲーム機器、図15Eに示す電子楽器、図15Fに示す携帯電話、図15Gに示すパーソナルコンピュータ、図15Hに示すパーソナルディジタルアシスタント(PDA)、図15Iに示すヴォイスレコーダ、図15Jに示すPCカード等に、上記電子カードを用いることができる。
この発明の実施の形態によるフラッシュメモリの構成を示す図である。 同フラッシュメモリの二値データのしきい値分布を示す図である。 同フラッシュメモリの消去時のバイアス条件を一つのNANDセルユニットについて示す図である。 同フラッシュメモリの消去ベリファイ時のバイアス条件を一つのNANDセルユニットについて示す図である。 通常のNAND型フラッシュメモリに用いられるセンスアンプ回路の要部構成を示す図である。 同センスアンプ回路を用いた消去ベリファイ動作のタイミング図である。 実施の形態によるセンスアンプ回路の要部構成を示す図である。 同センスアンプ回路を用いた消去ベリファイ動作のタイミング図である。 4値データのしきい値分布を示す図である。 実施の形態による4値記憶の場合のデータ“11”の消去ベリファイ法を説明するための図である。 実施の形態による4値記憶の場合のデータ“11”の他の消去ベリファイ法を説明するための図である。 他の実施の形態によるセンスアンプ回路の構成を示す図である。 同センスアンプ回路を用いた消去ベリファイ動作のタイミング図である。 同センスアンプ回路を用いた他の消去ベリファイ動作のタイミング図である。 ディジタルスチルカメラに適用した実施の形態を示す図である。 同ディジタルスチルカメラの内部構成を示す図である。 ビデオカメラに適用した実施の形態を示す図である。 テレビジョンに適用した実施の形態を示す図である。 オーディオ機器に適用した実施の形態を示す図である。 ゲーム機器に適用した実施の形態を示す図である。 電子楽器に適用した実施の形態を示す図である。 携帯電話に適用した実施の形態を示す図である。 パーソナルコンピュータに適用した実施の形態を示す図である。 パーソナルディジタルアシスタント(PDA)に適用した実施の形態を示す図である。 ヴォイスレコーダに適用した実施の形態を示す図である。 PCカードに適用した実施の形態を示す図である。
符号の説明
1…メモリセルアレイ、2…センスアンプ回路、3…ロウデコーダ、4…コントローラ、5…データ入出力バッファ、10…NANDセルユニット、21…クランプ用NMOSトランジスタ、22…プリチャージ用NMOSトランジスタ、24,25…クロックトインバータ、26…キャパシタ、27…昇圧用キャパシタ、28…イコライズ用NMOSトランジスタ、40…クランプ電圧発生回路、41…ドライバ、42…電圧発生回路、43…昇圧回路。

Claims (5)

  1. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのデータ読み出しを行うためのセンスアンプ回路を備えた不揮発性半導体記憶装置において、
    前記センスアンプ回路は、
    前記メモリセルアレイのビット線とセンスノードとの間に介在し、データ読み出し時ゲートが駆動されて選択メモリセルのデータに応じて変化するビット線電圧を前記センスノードに転送するための、ビット線データセンス用の第1のトランジスタと、
    前記センスノードに接続されて、ビット線データセンスに先立って前記センスノードをプリチャージするための第2のトランジスタと、
    第1電圧により駆動され前記センスノードに接続されて前記センスノードに転送されたビット線電圧のレベルを判定してセンスデータを取り込むためのデータラッチと、
    前記センスノードに一端が接続され前記メモリセルアレイの選択メモリセルの消去状態を確認するため前記選択メモリセルに所定の読み出し電圧を印加して前記選択メモリセルのセル電流によるビット線の電圧変化を検出して消去状態を確認する消去ベリファイ動作時に他端に昇圧用電圧が供給される、センスノードを昇圧するためのキャパシタとを有し、
    前記メモリセルアレイに対する消去ベリファイ動作時に前記第1のトランジスタのゲートに前記第1電圧よりも昇圧された第2電圧を供給する昇圧回路を備えると共に、
    前記センスアンプ回路は、
    前記消去ベリファイ動作において、前記キャパシタの他端に前記昇圧用電圧が供給されることにより前記センスノードが昇圧された状態で、前記第1のトランジスタに前記第2電圧を印加してビット線電圧を前記センスノードに転送する動作を行い、
    その後、前記第1のトランジスタへの前記第2電圧の印加を停止した後、前記キャパシタの他端に対する前記昇圧用電圧の供給を停止して前記センスノードの電圧を降圧させ、続いて前記データラッチを活性化させる
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルアレイは、複数個のメモリセルが直列接続され、その一端が対応するビット線に、他端が共通ソース線に接続され、制御ゲートがそれぞれ異なるワード線に接続されたNANDセルユニットを配列して構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルアレイのデータ消去モードは、選択メモリセルに消去電圧を印加してそのしきい値を負に変化させる消去動作と、
    消去動作後前記選択メモリセルに所定の読み出し電圧を印加し、前記共通ソース線に電源電圧を印加して、選択メモリセルのセル電流によるビット線の電圧変化を前記センスアンプ回路により検出して消去状態を確認する消去ベリファイ動作とを含む
    ことを特徴とする請求項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記消去動作は、ワード線を共有するNANDセルユニットの集合である各ブロック毎に、選択ブロック内の全ワード線に0V、前記メモリセルアレイが形成された半導体ウェルに正の消去電圧を与えて、選択ブロック内の全メモリセルの浮遊ゲートの電子を放出させるものであり、
    前記消去ベリファイ動作は、前記選択ブロック内の全ワード線に0V、前記共通ソース線に電源電圧を与えて、選択されたメモリセルにより充電された各ビット線の電圧変化をそれぞれに接続されたセンスアンプ回路により検出することにより行われる
    ことを特徴とする請求項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記キャパシタの他端に供給される前記昇圧用電圧は、前記第1電圧であることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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