JP4805698B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体記憶装置に係り、スタティック型のメモリセルを有するSRAM(Static Random Access Memory)に関する。
システムLSI(Large-Scale Integrated Circuit)では、様々な記憶容量、ワード数、ビット数のメモリが使用されている。これらメモリには、共通の単位ブロックから任意の構成のメモリマクロが生成できるように用意されたSRAMマクロが使用されている。
このようなSRAMマクロにおいて、SRAMセルからビット線対に転送された相補データは、センスアンプにより増幅されて外部に出力される。例えば、センスアンプには、高速動作のために同期型のセンスアンプが使用される。同期型センスアンプは、センスアンプ活性化信号SAEに同期して、微小振幅のデータを増幅する。
したがって、高速動作のためにはSAEタイミングをできるだけ早くすることが望ましいが、信号SAEの活性化が早すぎるとビット線対からセンスアンプに供給される入力電位差が不十分となり、SRAMが誤動作となる。よって、高速動作のためには最適なSAEタイミングの設定が重要である。
ところが、ビット線長、ワード線長などが変わると、それに応じてビット線遅延、ワード線遅延も変化するため、最適なSAEタイミングはマクロ構成によって異なってくる。このような問題に対処するため、ダミーセル、ダミーワード線及びダミービット線によって信号SAEを生成する方法が採用されている(非特許文献1参照)。
このような従来のタイミング生成手法の問題点は、広範囲の電源電位で動作できない点である。電源電位を下げていくと、ダミービット線遅延よりも、データパス遅延のほうが急激に大きくなる。ダミービット線遅延は、ダミーワード線がハイレベルになってからダミービット線がインバータ回路の閾値電圧(例えば、VDD/2程度)まで振幅する時間である。また、データパス遅延は、ワード線がハイレベルになってからビット線対にセンスアンプがセンス可能な電位差(例えば、100mV程度)が生じるまでの時間である。
このため、電源電位が低くなるほどセンスアンプ活性化時の入力電位差が減少してしまう。センス動作に必要な最低限の入力電位差は、製造上のばらつきによるセンスアンプの入力オフセット電圧等に起因しているため、電源電位が低くなってもほぼ一定のままである。このため、低電源電位時に入力電位差が減少すると誤動作が発生してしまう。低電源電位時に誤動作が発生しないようにダミービット線遅延を大きくすると、高電源電位時での動作速度が低下してしまう。
このように、従来のタイミング生成手法では、動作速度を損なわずに広範囲の電源電位で動作することができないという問題がある。
Kenichi Osada et al., "Universal-Vdd 0.65-2.0V 32kB Cache using Voltage-Adapted Timing-Generation Scheme and a Lithographical-Symmetric Cell", 2001 ISSCC (International Solid-State Circuits Conference) / SESSION 11 / SRAM / 11.1
本発明は、センスアンプを活性化する信号のタイミングを最適化し、かつ広範囲の電源電位で高速動作を行なうことが可能な半導体記憶装置を提供する。
本発明の一視点に係る半導体記憶装置は、MIS(Metal Insulator Semiconductor)トランジスタにより構成されたスタティック型のメモリセルが複数配列され、前記メモリセルは、電源電位及び接地電位で動作する、メモリセルアレイと、前記メモリセルを選択する複数のワード線と、前記メモリセルに対するデータの送受を行う複数のビット線と、前記ビット線に転送されたデータを増幅するセンスアンプ回路と、MISトランジスタにより構成されかつデータが固定された第1のダミーセルを複数含む第1のダミーセル群と、前記第1のダミーセル群を選択するダミーワード線と、前記第1のダミーセル群のデータが転送されるダミービット線と、前記ダミービット線の電位レベルの変化に基づいて、前記センスアンプ回路を活性化する活性化信号を生成する信号生成回路と、前記第1のダミーセル群に供給されるソース電位を生成する電位生成回路とを具備し、前記第1のダミーセルは、前記ソース電位及び接地電位で動作し、前記ソース電位は、メモリセルが選択された場合に、電源電位と接地電位との間に設定される
本発明によれば、センスアンプを活性化する信号のタイミングを最適化し、かつ広範囲の電源電位で高速動作を行なうことが可能な半導体記憶装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るSRAMの構成を示すブロック図である。なお、図1に示したSRAMは、読み出し系を中心に示している。SRAMは、スタティック型の複数のメモリセルMCから構成されたメモリセルアレイ11を備えている。メモリセルアレイ11には、それぞれがロウ方向に延在するように複数のワード線WLが配設されている。また、メモリセルアレイ11には、それぞれがカラム方向に延在するように複数のビット線対BL,/BLが配設されている。メモリセルアレイ11の行の選択は、ワード線WLにより行われる。メモリセルアレイ11の列の選択は、ビット線対BL,/BLにより行われる。
複数のワード線WLには、ワード線ドライバ回路12を介してロウデコーダ13が接続されている。ロウデコーダ13は、ロウアドレス信号に基づいて、ワード線WLの対応する1つを選択する。
複数のビット線対BL,/BLには、カラムデコーダ(Col. Dec.)14が接続されている。カラムデコーダ14は、カラムアドレス信号に基づいて、ビット線対BL,/BLの対応する1対を選択する。
センスアンプ回路15は、複数のセンスアンプSAから構成されている。センスアンプ回路15は、メモリセルアレイ11からカラムデコーダ14を介して読み出されたデータを検知及び増幅し、この増幅したデータを出力データDO0〜DOn−1として出力する。
プリチャージ回路16は、読み出し動作及び書き込み動作が実行される前(すなわち、ビット線対BL,/BLにデータが転送される前)に、ビット線対BL,/BLを例えば電源電位VDDにプリチャージする。プリチャージ回路16は、プリチャージ信号PREBに基づいてプリチャージ動作を実行する。プリチャージ信号PREBは、制御回路17からドライバ12−1を介してプリチャージ回路16に供給される。
このプリチャージ信号PREBは、プリチャージ状態ではローレベルとなり、非プリチャージ状態ではハイレベルとなる。すなわち、プリチャージ回路16は、プリチャージ信号PREBがローレベルの場合にビット線対BL,/BLを電源電位VDDにプリチャージし、一方プリチャージ信号PREBがハイレベルの場合にプリチャージを解除する。
制御回路17は、SRAM内の各回路を制御する。制御回路17には、外部からアドレス信号ADDや制御信号CNT等が入力される。制御回路17は、アドレス信号ADDに基づいて、ロウデコーダ13に供給されるロウアドレス信号及びカラムデコーダに供給されるカラムアドレス信号を生成する。また、制御回路17は、例えば制御信号CNTに基づいて、プリチャージ回路16に供給されるプリチャージ信号PREBを生成する。
図2は、図1に示したメモリセルアレイ11に含まれるメモリセルMCの構成を示す回路図である。メモリセルMCは、第1及び第2のインバータ回路を備えている。第1のインバータ回路は、負荷用PチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ(PMOSトランジスタ)LD1と駆動用NチャネルMOSトランジスタ(NMOSトランジスタ)DV1とにより構成されている。
なお、本実施形態では、MISトランジスタの一例として、MOSトランジスタを用いている。PMOSトランジスタLD1とNMOSトランジスタDV1とは、電源電位VDD(或いは、電源電位VDDが供給される端子)と、接地電位VSS(或いは、接地電位VSSが供給される端子)との間に直列に接続されている。
第2のインバータ回路は、負荷用PMOSトランジスタLD2と駆動用NMOSトランジスタDV2とにより構成されている。PMOSトランジスタLD2とNMOSトランジスタDV2とは、電源電位VDDと接地電位VSSとの間に直列に接続されている。
具体的には、PMOSトランジスタLD1のソース端子は、電源電位VDDに接続されている。PMOSトランジスタLD1のドレイン端子は、記憶ノードN1を介してNMOSトランジスタDV1のドレイン端子に接続されている。PMOSトランジスタLD1のゲート端子は、NMOSトランジスタDV1のゲート端子に接続されている。NMOSトランジスタDV1のソース端子は、接地電位VSSに接続されている。
PMOSトランジスタLD2のソース端子は、電源電位VDDに接続されている。PMOSトランジスタLD2のドレイン端子は、記憶ノードN2を介してNMOSトランジスタDV2のドレイン端子に接続されている。PMOSトランジスタLD2のゲート端子は、NMOSトランジスタDV2のゲート端子に接続されている。NMOSトランジスタDV2のソース端子は、接地電位VSSに接続されている。
また、PMOSトランジスタLD1のゲート端子は、記憶ノードN2に接続されている。PMOSトランジスタLD2のゲート端子は、記憶ノードN1に接続されている。換言すると、第1のインバータ回路の出力は第2のインバータ回路の入力に接続され、第2のインバータ回路の出力は第1のインバータ回路の入力に接続されている。
記憶ノードN1は、転送用NMOSトランジスタXF1を介してビット線BLに接続されている。NMOSトランジスタXF1のゲート端子は、ワード線WLに接続されている。記憶ノードN2は、転送用NMOSトランジスタXF2を介してビット線/BLに接続されている。NMOSトランジスタXF2のゲート端子は、ワード線WLに接続されている。
ところで、メモリセルアレイ11には、ワード線WLと同様にロウ方向に延在するダミーワード線DWLが配設されている。このダミーワード線DWLは、センスアンプ回路15を基準にして、このセンスアンプ回路15から最も遠いメモリセルアレイ11の端部に配設されている。このように配設することで、ダミーワード線DWLは、通常のワード線WLのうちセンスアンプ回路15から最も遠い側のワード線WLに接続されたメモリセルMCが選択される際の遅延を再現することができる。
ダミーワード線DWLは、一端がワード線ドライバ回路12を介して制御回路17に接続されている。制御回路17は、通常のワード線WLが活性化されるのと同時に、ダミーワード線DWLを活性化する。
ダミーワード線DWLは、例えばメモリセルアレイ11の中央部付近で折り返され、この折り返されたダミーワード線DWLには、所定数のダミーセルDCと、所定数のダミーセルDCNとがそれぞれ並列に接続されている。ダミーワード線DWLは、メモリセルアレイ11の中央部付近で折り返されることで、通常のワード線WLと略同じ配線長に設定される。また、ダミーワード線DWLは、通常のワード線WLと略同じ配線幅に設定される。
また、SRAMは、ビット線と平行に配設されたダミービット線DBLを備えている。このダミービット線DBLは、メモリセルアレイ11のロウ方向端部でロウデコーダ13に近い側に配置されている。また、ダミービット線DBLは、通常のビット線と略同じ配線長、略同じ配線幅に設定される。
ダミービット線DBLの一端は、プリチャージ回路16に接続されている。したがって、ダミービット線DBLも、ビット線BLと同様にプリチャージ動作が行われる。ダミービット線DBLの他端は、信号生成回路18の入力端子に接続されている。
信号生成回路18は、例えばインバータ回路18により構成される。インバータ回路18は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)回路を用いて構成され、VDD/2程度の閾値電圧を有する。
インバータ回路18は、ダミービット線DBLの電位レベルの変化に基づいて、センスアンプ活性化信号SAEを生成する。このセンスアンプ活性化信号SAEは、各センスアンプSAの制御端子に供給される。センスアンプ活性化信号SAEは、ダミービット線DBLがハイレベルになると、インバータ回路18により反転されてローレベルになる。
この時、各センスアンプSAは、活性化されない。すなわち、各センスアンプSAは、ビット線対のデータを増幅しない。一方、ダミービット線DBLがローレベルになると、インバータ回路18により反転されてセンスアンプ活性化信号SAEがハイレベルになり、各センスアンプSAが活性化されるようになっている。
次に、ダミーセルDC及びダミーセルDCNの構成について説明する。図3は、ダミーセルDCの構成を示す回路図である。基本的には、メモリセルMCと同じ構成である。以下に、メモリセルMCと異なる構成を中心に説明する。
駆動用NMOSトランジスタDV1及び負荷用PMOSトランジスタLD1のゲート端子は、電源電位VDDに接続されている。よって、PMOSトランジスタLD1は常にオフ状態であり、NMOSトランジスタDV1は、常にオン状態である。すなわち、ダミーセルDCは、フリップフロップが固定されている。このダミーセルDCにおいては、記憶ノードN1にはローレベルデータ(0データ)が記憶され、記憶ノードN2にはハイレベルデータ(1データ)が記憶される。
記憶ノードN1は、転送用NMOSトランジスタXF1を介してダミービット線DBLに接続されている。NMOSトランジスタXF1及びXF2のゲート端子は、ダミーワード線DWLに接続されている。NMOSトランジスタXF2のソース端子は、記憶ノードN2に接続されている。NMOSトランジスタXF2のドレイン端子は、例えばフローティング状態である。
このように構成されたダミーセルDCにおいて、このダミーセルDCが選択される(ダミーワード線DWLが活性化される)と、ダミービット線DBLがローレベルに遷移する。ダミービット線DBLは、通常のビット線BLと同様の遅延となるように、同じ抵抗、同じ容量の配線となっている。これにより、ダミービット線DBLは、ビット線の上端のメモリセル(センスアンプ回路15から最も遠いメモリセル)がアクセスされた場合の遅延を再現している。
図4は、ダミーセルDCNの構成を示す回路図である。ダミーセルDCNは、基本的にはダミーセルDCと同じ構成である。異なる点として、PMOSトランジスタLD1及びLD2のソース電位VDCNが、電源電位VDDの代わりに外部から供給できるようになっている。ダミーセルDCNは、ソース電位VDCNが供給されるソース端子STを備えている。ソース端子STは、PMOSトランジスタLD1及びLD2のソース端子と、記憶ノードN2とにそれぞれ接続されている。
ソース電位VDCNは、ソース電位生成回路19(本実施形態では、NMOSトランジスタ19を用いている)により生成される。NMOSトランジスタ19のドレイン端子は、ダミーセルDCNのソース端子STに接続されている。NMOSトランジスタ19のソース端子には、プリチャージ信号PREBが供給されている。NMOSトランジスタ19のゲート端子は、電源電位VDDに接続されている。よって、NMOSトランジスタ19は、常にオン状態である。
したがって、プリチャージ状態(PREB=ローレベル)ではソース電位VDCNは0Vとなるが、メモリセル選択時にはプリチャージ信号PREBがハイレベル(VDDレベル)まで上昇するとソース電位VDCNはVDD−Vthとなる。ここで、Vthは、NMOSトランジスタ19の閾値電圧である。
このため、ダミーセルDCNにおいて、ダミービット線DBLを駆動するNMOSトランジスタDV1のゲート端子は、ダミーセルDCに比べて、VDD−Vthと、閾値電圧Vth分低い電位にバイアスされる。
図1では簡略化のためにダミーセルDC及びダミーセルDCNそれぞれ1個のみしか図示していないが、実際には図5に示すように複数個(m個)のダミーセルDCN及び複数個(n個)のダミーセルDCがそれぞれダミーワード線DWLに並列に接続されている。このようにダミーセルを複数個使用することで、ダミービット線DBLの振幅を大きくしかつ安定するようにしている。
また、メモリセルアレイ11内でのダミーセルDC及びダミーセルDCNの配置は、図6に示すように、同一ロウ上で、アレイ端側にダミーセルDCNを配置することで、ソース電位VDCNの供給が容易となるようにしている。
図7は、SRAMのデータパス遅延C1及びダミービット線遅延C2の電源電位依存性を示す図である。横軸は電源電位VDD[V]、縦軸は遅延時間[任意単位:Arb. Unit]を示している。なお、ダミービット線遅延は、ダミーワード線DWLがハイレベルになってからダミービット線DBLがインバータ回路18の閾値電圧(例えば、VDD/2程度)まで振幅する時間である。また、データパス遅延は、ワード線WLがハイレベルになってからビット線対にセンスアンプSAがセンス可能な電位差(例えば、100mV程度)が生じるまでの時間である。
本実施形態では、ダミーセルDCとダミーセルDCNとを併用している。図7には、本実施形態を適用した場合のデータパス遅延C1及びダミービット線遅延C2(DC+DCN)を示している。また、図7には、ダミーセルDCのみを用いた場合のダミービット線遅延C2(DC)、及びダミーセルDCNのみを用いた場合のダミービット線遅延C2(DCN)を併せて示している。
ダミーセルDCのみを用いた場合では、ダミービット線遅延C2(DC)は、電源電位VDDを下げていくと、緩やかに大きくなる。一方、ダミーセルDCNのみを用いた場合では、ダミーセルDCに比べて、駆動用NMOSトランジスタDV1の電位が閾値電圧Vth分低いため、電源電位VDDを下げていくとダミーセルDCよりも急激に駆動電流が減少し、したがってダミービット線遅延C2(DCN)は急激に大きくなる。
センスアンプSAのセンス動作に必要な最低限の入力電位差は、製造上のばらつきによるセンスアンプSAの入力オフセット電圧等に起因しているため、電源電位VDDが下がってもほぼ一定のままである。このため、電源電位VDDが低い場合に入力電位差が減少すると、SRAMに誤動作が発生してしまう。
本実施形態ではダミーセルDC及びダミーセルDCNを適当な個数ダミーワード線DWLに並列に接続することにより、ダミービット線遅延C2(DC+DCN)は図7に示すような曲線となり、データパス遅延C1とほぼ一致した特性を得ることが可能となる。すなわち、ダミービット線遅延の曲線が異なる2種類のダミーセル(DC及びDCN)の個数を任意に調整することにより、ダミービット線遅延をデータパス遅延に合わせることができる。
これにより、センスアンプSAは、電源電位VDDによらず、常に最適なタイミングで動作することが可能となる。すなわち、動作速度を損なわずに広範囲の電源電位で動作することができる。
次に、図4に示したダミーセルDCNの具体的な構成(レイアウト)について説明する。ダミーセルDCNでは、ダミーワード線選択時にNMOSトランジスタDV1のドレイン端子のレベルが、NMOSトランジスタXF1によりプルアップされるため、0Vからわずかに上昇する。この上昇分が大きいとNMOSトランジスタDV2がオンしてしまい、ソース電位VDCNからNMOSトランジスタDV2を介して接地電位VSSへ貫通する電流パス(貫通パス)が形成されてしまう。
このようになると、ソース電位VDCNのレベル低下や、貫通電流による消費電力の増大などの問題が生じる。このような問題に対処するには、ソース電位VDCNから接地電位VSSへの貫通パスが導通しないように、この電流パスの一部をオープンにしておけばよい。ここで、セルの製造条件を揃える観点から、ダミーセルは通常のメモリセルMCとできるたけ共通のレイアウトであることが望ましい。
SRAMセルのレイアウトには様々なものがあるが、代表的な縦長タイプと横長タイプとのレイアウトを用いた場合のダミーセルDCNの構成例について説明する。図8は、縦長タイプのSRAMセルを用いた場合のダミーセルDCNを示すレイアウト図である。
図8において、GCはMOSトランジスタのゲート電極、AAはMOSトランジスタのソース領域及びドレイン領域としてのアクティブ領域、M1は第1層のメタル配線層、CSはコンタクト、V2は上層(第2層)との接続に用いられるビアである。
ダミーセルDCNでは、通常のメモリセルMCと比べて、図8中に点線の丸印で示した箇所のコンタクトを省略している。この省略されたコンタクトは、本来、NMOSトランジスタDV2のドレイン領域と、PMOSトランジスタLD2のドレイン領域及びNMOSトランジスタDV1のゲート電極(及びPMOSトランジスタLD1のゲート電極)とを接続するものである。
この場合のダミーセルDCNの回路図は、図9に示すようになる。NMOSトランジスタDV2のドレイン端子はNMOSトランジスタXF2のソース端子にのみ接続され、ソース電位VDCN及びPMOSトランジスタLD2のドレイン端子とは接続されなくなる。これにより、ソース電位VDCNから接地電位VSSへの貫通パスが形成されることが無くなる。
図10は、横長タイプのSRAMセルを用いた場合のダミーセルDCNを示すレイアウト図である。ダミーセルDCNでは、通常のメモリセルMCと比べて、図10中に点線の丸印で示した箇所のビアを省略している。この省略されたビアは、本来、NMOSトランジスタDV2のソース領域と接地電位(VSS)線とを接続するものである。
この場合のダミーセルDCNの回路図は、図11に示すようになる。NMOSトランジスタDV2のソース端子がオープンとなる。これにより、ソース電位VDCNから接地電位VSSへの貫通パスが形成されることが無くなる。
以上詳述したように本実施形態によれば、ダミーセルDC及びダミーセルDCNの個数を調整することで、電源電位VDDが変化した場合のダミービット線遅延を任意に制御することができる。よって、ダミービット線遅延をデータパス遅延とほぼ一致した特性に制御することができる。
この結果、センスアンプSAを、電源電位VDDによらず、常に最適なタイミングで動作させることが可能となる。さらに、センスアンプSAは、動作速度を損なわずに広範囲の電源電位で動作することができるようになる。
また、ダミーセルDCNに供給するソース電位VDCNをNMOSトランジスタ19を用いて生成している。すなわち、ソース電位VDCNを生成するための大幅な回路追加が必要ない。これにより、本実施形態を適用した場合の回路面積の増大を抑制することができる。
なお、本実施形態では、NMOSトランジスタ19を用いてソース電位VDCNを生成しているが、外部からダミーセルDCNに直接ソース電位VDCNを供給するように構成してもよい。
(第2の実施形態)
ソース電位VDCNとして、電源電位VDDと異なる複数の電位を用いることも可能である。第2の実施形態では、第1の実施形態に比べて、ダミービット線遅延をさらに細かく調整する。このために、複数のダミーセルDCNを複数のグループに分け、この複数のグループにそれぞれ異なるソース電位を供給するようにしている。
図12は、本発明の第2の実施形態に係るSRAMに含まれるダミーセル部の構成とその周辺回路を示す図である。複数のダミーセルDCNは、第1のグループと第2のグループとから構成される。第1のグループは複数個(p個)のダミーセルDCNからなり、第2のグループは複数個(q個)のダミーセルDCNからなる。
第1のグループのソース端子STには、第1のソース電位VDCNHが供給される。第2のグループのソース端子STには、第2のソース電位VDCNLが供給される。
第1のソース電位VDCNHは、NMOSトランジスタ19Hにより生成される。NMOSトランジスタ19Hのドレイン端子は、第1のグループのソース端子STに接続されている。NMOSトランジスタ19Hのソース端子には、プリチャージ信号PREBが供給されている。NMOSトランジスタ19Hのゲート端子は、電源電位VDDに接続されている。よって、NMOSトランジスタ19Hは、常にオン状態である。
第2のソース電位VDCNLは、NMOSトランジスタ19Lにより生成される。NMOSトランジスタ19Lのドレイン端子は、第2のグループのソース端子STに接続されている。NMOSトランジスタ19Lのソース端子には、プリチャージ信号PREBが供給されている。NMOSトランジスタ19Lのゲート端子は、電源電位VDDに接続されている。よって、NMOSトランジスタ19Lは、常にオン状態である。
ここで、NMOSトランジスタ19Hと19Lとは、閾値電圧が異なる。例えば、NMOSトランジスタ19Hの閾値電圧VthHは、NMOSトランジスタ19の閾値電圧Vthよりも高く設定される。
したがって、プリチャージ状態(PREB=ローレベル)では、第1のソース電位VDCNH及び第2のソース電位VDCNLいずれも0Vとなる。一方、メモリセル選択時にプリチャージ信号PREBがハイレベル(VDDレベル)になると、第1のソース電位VDCNHはVDD−VthH、第2のソース電位VDCNLはVDD−VthLとなる。この結果、第1のソース電位VDCNHは、第2のソース電位VDCNLよりも低いレベルになる。
すなわち、電源電位VDDを下げていくに従い、第1のソース電位VDCNHを電源とするダミーセルDCNの駆動電流が最も早く減少し、次に第2のソース電位VDCNLを電源とするダミーセルDCNの駆動電流が減少する。そして、電源電位VDDを電源とするダミーセルDCが、駆動電流の減少が最も緩やかとなる。この結果、電源電位VDDを下げていくと、上記順番に従ってダミービット線遅延が大きくなる。
本実施形態では、これら3種類のダミーセルを適当な個数並列に接続する。これにより、電源電位VDDが変化した場合のダミービット線遅延を任意に制御することができる。さらに、3種類のダミーセルを用いることにより、ダミービット線遅延を上記第1の実施形態の場合よりも細かく調整することが可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、MOSトランジスタの閾値電圧のばらつきを考慮することで、MOSトランジスタの閾値電圧のばらつきに対してセンスアンプSAの動作変動を抑制するようにしている。
センスアンプ活性化時の入力電位差は、センスアンプ固有の入力オフセット電圧よりも大きいことが必要である。センスアンプの入力オフセット電圧は、製造上の素子ばらつき等により発生する。
図13は、ラッチ型センスアンプSAの主要部の構成を示す回路図である。センスアンプSAは、第1及び第2のインバータ回路を備えている。第1のインバータ回路は、負荷用PMOSトランジスタMP1と駆動用NMOSトランジスタMN1とにより構成されている。PMOSトランジスタMP1とNMOSトランジスタMN1とは、電源電位VDDと接地電位VSSとの間に直列に接続されている。
第2のインバータ回路は、負荷用PMOSトランジスタMP2と駆動用NMOSトランジスタMN2とにより構成されている。PMOSトランジスタMP2とNMOSトランジスタMN2とは、電源電位VDDと接地電位VSSとの間に直列に接続されている。
具体的には、PMOSトランジスタMP1のソース端子は、電源電位VDDに接続されている。PMOSトランジスタMP1のドレイン端子は、記憶ノードN1を介してNMOSトランジスタMN1のドレイン端子に接続されている。PMOSトランジスタMP1のゲート端子は、NMOSトランジスタMN1のゲート端子に接続されている。NMOSトランジスタMN1のソース端子は、NMOSトランジスタMN3を介して接地電位VSSに接続されている。
PMOSトランジスタMP2のソース端子は、電源電位VDDに接続されている。PMOSトランジスタMP2のドレイン端子は、記憶ノードN2を介してNMOSトランジスタMN2のドレイン端子に接続されている。PMOSトランジスタMP2のゲート端子は、NMOSトランジスタMN2のゲート端子に接続されている。NMOSトランジスタMN2のソース端子は、NMOSトランジスタMN3を介して接地電位VSSに接続されている。
また、PMOSトランジスタMP1のゲート端子は、記憶ノードN2に接続されている。PMOSトランジスタMP2のゲート端子は、記憶ノードN1に接続されている。
記憶ノードN1は、データ線DOに接続されている。データ線DOは、PMOSトランジスタMP3を介してデータ線DIに接続されている。記憶ノードN2は、データ線/DOに接続されている。データ線/DOは、PMOSトランジスタMP4を介してデータ線/DIに接続されている。データ線対DI,/DIは、カラムデコーダ14を介してビット線対BL,/BLに接続されている。
PMOSトランジスタMP3、MP4及びNMOSトランジスタMN3のゲート端子にはそれぞれ、センスアンプ活性化信号SAEが供給されている。PMOSトランジスタMP3及びMP4は、センスアンプ活性化信号SAEが活性化された場合に、センスアンプSAをビット線から切り離す。
このように構成されたセンスアンプSAでは、入力オフセット電圧は、NMOSトランジスタMN1とMN2との閾値電圧差により生じる。一般に、MOSトランジスタの閾値電圧は不純物注入量により調整するが、同じ平面形状のMOSトランジスタであっても実際に製造されたMOSトランジスタの閾値電圧にはばらつきが存在する。
また、閾値電圧のばらつき量(閾値ばらつき量)は不純物濃度と相関があり、不純物濃度が高いほど閾値ばらつき量が大きくなることが知られている。図14は、MOSトランジスタの閾値電圧と閾値ばらつき量との関係を示す図である。横軸はMOSトランジスタの閾値電圧Vth[V]、縦軸はMOSトランジスタの閾値ばらつき量σVth[任意単位:Arb. Unit]を示している。図14に示すように、不純物濃度が高くかつ閾値電圧が大きくなるほど、閾値ばらつき量も大きくなる傾向にある。
本実施形態では、図1に示したソース電位VDCNを供給するNMOSトランジスタ19を、センスアンプSAのNMOSトランジスタMN1、MN2と略同じチャネル長、チャネル幅及び平面形状にする。すなわち、NMOSトランジスタ19にNMOSトランジスタMN1等のレプリカを用いる。これにより、センスアンプSAのNMOSトランジスタMN1、MN2の閾値電圧は、NMOSトランジスタ19の閾値電圧に反映される。
プロセス変動により、NMOSトランジスタMN1、MN2の閾値電圧が大きくなると、閾値ばらつき量も増加する。閾値ばらつき量が増加すると、センスアンプSAの入力オフセット電圧が増大するので、必要な入力電位差はより大きくなる。
本実施形態では、NMOSトランジスタMN1、MN2の閾値電圧が大きくなると、NMOSトランジスタ19の閾値電圧も大きくなり、ソース電位VDCNのレベルが下がる。すると、ダミーセルDCNの電流駆動力が下がるため、ダミービット線遅延が増大して、信号SAEの活性化タイミングが遅くなる。この結果、入力電位差がより大きい状態でセンスアンプSAを活性化することが可能となるので、SRAMの誤動作を防止することができる。
また、プロセス変動により、NMOSトランジスタMN1、MN2の閾値電圧が小さくなると、閾値ばらつき量は減少する。閾値ばらつき量が減少するとセンスアンプSAの入力オフセット電圧が減少するので、必要な入力電位差は小さくなる。
本実施形態では、NMOSトランジスタMN1、MN2の閾値電圧が小さくなると、NMOSトランジスタ19の閾値電圧も小さくなり、ソース電位VDCNのレベルが上がる。すると、ダミーセルDCNの電流駆動力が上がるため、ダミービット線遅延が減少して、信号SAEの活性化タイミングが早くなる。この結果、入力電位差がより小さい状態でセンスアンプSAを活性化することが可能となるので、余計なマージンがなくなり、より高速動作が可能となる。
以上詳述したように本実施形態によれば、センスアンプSAの閾値ばらつきに連動した信号SAEのタイミング設定が可能となる。
また、前述したようにNMOSトランジスタ19がセンスアンプSAを構成するNMOSトランジスタMN1、MN2のレプリカとなるように構成する場合、NMOSトランジスタ19自身の閾値ばらつきにより、ソース電位VDCNのレベルが変動してしまう可能性がある。この場合、NMOSトランジスタMN1、MN2のレプリカを図15に示すように複数個(r個)並列にすることで、ソース電位VDCNのレベル変動を抑制することができる。
(第4の実施形態)
前述したように、ダミービット線DBLを受けるインバータ回路18の閾値電圧は、例えば、VDD/2程度である。よって、インバータ回路18は、ダミービット線DBLの電位がVDD/2程度になった場合に反転動作を行なう。ところが、ダミービット線DBLの電位レベルが電源電位VDDとともに減少するのに対し、ビット線BLのデータを検知するセンスアンプSAが必要とする入力電位差は電源電位VDDとともに減少せず一定である。すなわち、電源電位VDDが減少していくと、センスアンプ活性化信号SAEが活性化されるタイミングが遅れてしまう。
第4の実施形態は、ダミービット線DBLの振幅が一定のレベルとなるタイミングを検知することで、インバータ回路18の閾値電圧によらず最適なセンスアンプ活性化信号SAEを生成するようにしている。
図16は、本発明の第4の実施形態に係るSRAMの構成を示すブロック図である。ダミーワード線DWLには、複数個(n個)のダミーセルDCが並列に接続されている。なお、図16では簡略化のためにダミーセルDCを1個のみしか図示していない。前述したように、ダミーセルDCには、電源として電源電位VDDが供給されている。
また、各ダミーセルDCは、ダミービット線DBLに接続されている。このようにダミーセルDCを複数個使用することで、ダミービット線DBLの振幅を大きくしかつ安定するようにしている。
ダミービット線DBLの他端は、レベル検知回路(LD)21の入力端子に接続されている。レベル検知回路21は、ダミービット線DBLの電位レベルの変化に基づいて、センスアンプ活性化信号SAEを生成する。このセンスアンプ活性化信号SAEは、バッファ回路22を介して各センスアンプSAの制御端子に供給される。
バッファ回路22は、例えば2つのインバータ回路が直列に接続されて構成されている。バッファ回路22は、例えばCMOS回路を用いて構成され、VDD/2程度の閾値電圧を有する。
図17は、レベル検知回路21の構成を示す回路図である。レベル検知回路21は、NMOSトランジスタMN11と、PMOSトランジスタMP11、MP12と、インバータ回路INV1、INV2とにより構成される。
NMOSトランジスタMN11のソース端子は、ダミービット線DBLに接続されている。NMOSトランジスタMN11のドレイン端子は、データ線DBL_nを介してインバータ回路INV1の入力端子に接続されている。NMOSトランジスタMN11のゲート端子には、ゲート電位VGが供給される。ゲート電位VGは、例えば電源電位VDDである。なお、ゲート電位VGは、電源電位VDDに限らず、任意の電位に設定することが可能である。電源電位VDD以外を用いる場合は、例えば外部から任意の電位が供給されるように構成する。
また、インバータ回路INV1の入力端子には、PMOSトランジスタMP11のドレイン端子が接続されている。PMOSトランジスタMP11のソース端子は、電源電位VDDに接続されている。
レベル検知回路21には、制御回路17からプリチャージ信号PREが供給される。プリチャージ信号PREは、プリチャージ状態ではハイレベルとなり、非プリチャージ状態ではローレベルとなる。すなわち、プリチャージ信号PREは、上記第1の実施形態で説明したプリチャージ信号PREBの反転信号である。プリチャージ信号PREは、インバータ回路INV2を介して、PMOSトランジスタMP11のゲート端子に供給されている。
また、インバータ回路INV1の入力端子には、PMOSトランジスタMP12のドレイン端子が接続されている。PMOSトランジスタMP12のソース端子は、電源電位VDDに接続されている。PMOSトランジスタMP12のゲート端子は、インバータ回路INV1の出力端子に接続されている。インバータ回路INV1の出力端子からは、バッファ回路22を介してセンスアンプ活性化信号SAEが出力される。
次に、このように構成されたレベル検知回路21の動作について説明する。プリチャージ状態(PRE=H)では、PMOSトランジスタMP11がオン状態となる。よって、インバータ回路INV1の入力端子には、電源電位VDDが供給される。これにより、インバータ回路INV1の出力は、ローレベル(0V)となる。
一方、非プリチャージ状態(PRE=L)になると、PMOSトランジスタMP11はオフ状態となる。しかし、インバータ回路INV1の出力がローレベルのため、PMOSトランジスタMP12はオン状態である。よって、インバータ回路INV1の入力端子には、そのまま電源電位VDDが供給される。
その後、ダミーセルDCによりダミービット線DBLの電位がプリチャージ電位(VDD)から徐々に下がっていき、VG−Vth(MN11)のレベルまで下がるとNMOSトランジスタMN11がオン状態となる。Vth(MN11)は、NMOSトランジスタMN11の閾値電圧である。すると、インバータ回路INV1の入力端子がローレベルとなるため、インバータ回路INV1の出力はハイレベルになる。
レベル検知回路21の出力がハイレベルになると、センスアンプSAの制御端子にバッファ回路22を介してハイレベルの信号SAEが供給される。これにより、センスアンプ回路15が活性化される。
図18は、第4の実施形態に係るSRAMの動作波形図である。横軸は時間[ns]、縦軸は電位[V]を示している。ワード線WLが活性化(ハイレベル)されると、ビット線対BL、/BLに徐々に電位差が生じる。図18には、ビット線BLに0データが転送された場合を示している。
一方でダミービット線DBLの電位レベルも下がるが、NMOSトランジスタMN11がオン状態となるまではデータ線DBL_nはハイレベルのままとなる。ダミービット線DBLの電位レベルがVG−Vth(MN11)まで下がると、データ線DBL_nがローレベルとなり、センスアンプ活性化信号SAEがハイレベルとなる。
したがって、VG=VDDの場合は、電源電位VDDによらず常にダミービット線DBLの振幅がVth(MN11)となるタイミングでセンスアンプSAが活性化される。このように、ダミービット線DBLが電源電位VDDによらない一定の振幅となるタイミングを検知することが可能なる。
以上詳述したように本実施形態によれば、ダミービット線DBLが電源電位VDDによらない一定の電位振幅(本実施形態では、NMOSトランジスタMN11の閾値電圧)を検知することができる。そして、この検知結果に基づいて、センスアンプ活性化信号SAEを活性化する。
この結果、センスアンプSAを、電源電位VDDによらず、常に最適なタイミングで動作させることが可能となる。さらに、センスアンプSAは、動作速度を損なわずに広範囲の電源電位で動作することができるようになる。
さらに、電源電位VDDを下げていった際に、ダミービット線遅延よりもデータパス遅延のほうが急激に遅くなる問題を防ぐことが可能となる。これにより、電源電位VDDが低下するのに伴いセンスアンプSAへの入力電位差が減少してしまう問題を防ぐことが可能となる。
また、NMOSトランジスタMN11のゲート電位VGは電源電位VDDと等しくなくても、電源電位VDDと一定の電位差のバイアスであれば同様の効果を得ることが可能である。
なお、第4の実施形態に上記第3の実施形態を適用してもよい。具体的には、NMOSトランジスタMN11を、センスアンプSA(図13)のNMOSトランジスタMN1、MN2と略同じチャネル長、チャネル幅及び平面形状にする。すなわち、NMOSトランジスタMN11にNMOSトランジスタMN1等のレプリカを用いる。
このように構成することで、センスアンプSAのNMOSトランジスタMN1、MN2の閾値電圧は、NMOSトランジスタMN11の閾値電圧に反映される。よって、センスアンプSAの閾値ばらつき量に連動したSAEタイミング設定が可能となる。
また、NMOSトランジスタNM11がセンスアンプSAを構成するNMOSトランジスタMN1、MN2のレプリカとなるように構成する場合、NMOSトランジスタNM11自身の閾値ばらつきにより、検知レベルが変動してしまう可能性がある。この場合、NMOSトランジスタMN1、MN2のレプリカを複数個並列に接続することで、検知レベルの変動を抑制することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、ダミービット線DBLの一定の電位振幅を、上記第4の実施形態とは異なる値で検知して、センスアンプ活性化信号SAEを活性化するようにしている。
図19は、第5の実施形態に係るレベル検知回路21の構成を示す回路図である。NMOSトランジスタMN12のゲート端子は、電源電位VDDに接続されている。よって、NMOSトランジスタMN12は、常にオン状態である。NMOSトランジスタMN12のドレイン端子は、インバータ回路INV2の出力端子に接続されている。NMOSトランジスタMN12のソース端子は、NMOSトランジスタMN11のゲート端子に接続されている。
次に、このように構成されたレベル検知回路21の動作について説明する。プリチャージ状態(PRE=H)から非プリチャージ状態(PRE=L)になると、インバータ回路INV2の出力は、ローレベル(0V)からハイレベル(VDD)になる。すると、NMOSトランジスタNM12がオンしているため、NMOSトランジスタMN11のゲート電位は0Vから上昇する。
その後、NMOSトランジスタMN11のゲート電位がVDD−Vth(MN12)のレベルになると、NMOSトランジスタMN12がオフ状態となる。Vth(MN12)は、NMOSトランジスタ12の閾値電圧である。よって、NMOSトランジスタMN11のゲート電位は、VDD−Vth(MN12)となる。
この結果、ダミービット線DBLの電位レベルが電源電位VDDから減少し、VDD−Vth(MN11)−Vth(MN12)のレベルになると、NMOSトランジスタMN11がオン状態となる。よって、インバータ回路INV1の出力が反転し、センスアンプ活性化信号SAEがハイレベルとなる。
このように本実施形態では、NMOSトランジスタの閾値電圧の略2倍の電位だけダミービット線DBLが振幅するタイミングを検知することが可能となる。また、第5の実施形態の構成を用いることで、第4の実施形態のようにNMOSトランジスタMN11のゲート端子に供給する任意のゲート電位VGが不要となる。
なお、第5の実施形態に上記第3の実施形態を適用してもよい。すなわち、NMOSトランジスタMN11、NM12にセンスアンプSAのNMOSトランジスタMN1等のレプリカを用いてもよい。
(第6の実施形態)
上記第4及び第5の実施形態により、NMOSトランジスタの閾値電圧を基準にしたレベル検知が可能となるが、どの位のレベルが適当であるかは電源電位VDD及び閾値電圧の設定や、メモリの構成等によって変わってくる。そのため、場合によっては上記第4及び第5の実施形態の手法では最適な設定とならない場合が発生する可能性がある。
第6の実施形態は、第4の実施形態と第5の実施形態とを併用してレベル検知回路21を構成している。
図20は、第6の実施形態に係るレベル検知回路21の構成を示す回路図である。NMOSトランジスタMN13は、NMOSトランジスタMN11に並列に接続されている。すなわち、NMOSトランジスタMN13のソース端子は、ダミービット線DBLに接続されている。NMOSトランジスタMN13のドレイン端子は、データ線DBL_nに接続されている。
NMOSトランジスタMN13のゲート端子は、例えば電源電位VDDに接続されている。なお、NMOSトランジスタMN13のゲート電位は、電源電位VDDに限らず、任意の電位に設定することが可能である。電源電位VDD以外を用いる場合は、例えば外部から任意の電位が供給されるように構成する。
このような構成の効果を図21を用いて説明する。図21は、センスアンプ活性化時のビット線電位差ΔVblの電源電位依存性を示す図である。横軸は電源電位[V]、縦軸はビット線電位差ΔVbl[任意単位:Arb. Unit]を示している。
上記第5の実施形態の構成では、NMOSトランジスタMN11によりダミービット線DBLが2倍の閾値電圧だけ振幅したのを検知するため、図21に示すように、電源電位VDDを下げていってもビット線電位差ΔVblは減少することがない。しかしながらこの場合、逆にΔVblが上昇するようになり、電源電位低下に伴いSRAMが誤動作する問題はなくなるが、電源電位低下に伴いΔVblが必要以上に大きくなるため動作速度を損なう恐れがある。
一方、上記第4の実施形態の構成では、NMOSトランジスタMN11によりダミービット線DBLが1倍の閾値電圧だけ振幅したのを検知するため、図21に示すように、電源電位低下に伴いΔVblが減少する。
本実施形態では、第4の実施形態と第5の実施形態とを併用している。したがって、本実施形態のレベル検知回路21を用いることで、図21に示すように、第4及び第5の実施形態の曲線の中間的な特性とすることが可能となる。これにより、電源電位VDDによらず一定のビット線電位差ΔVblとすることが可能となる。
また、第6の実施形態に上記第3の実施形態を適用してもよい。すなわち、NMOSトランジスタMN11、NM12、NM13にセンスアンプSAのNMOSトランジスタMN1等のレプリカを用いてもよい。
ところで、各実施形態で説明したように、上記第1乃至第6の実施形態で示したSRAMは、複数の種類の電源電位VDDが供給された場合でもセンスアンプSAを常に最適なタイミングで動作させることができる。これは、上記第1乃至第6の実施形態を適用したSRAMは、センスアンプSAを、電源電位VDDに依存せずに、常に最適なタイミングで動作させることが可能なためである。
例えば、消費電力を低減するために、SRAMが高速なデータ処理をする場合と低速なデータ処理をする場合とで、電源電位VDDのレベルを切り替えてSRAMを使用する場合がある。この際、高速なデータ処理をする場合は電源電位VDDのレベルを上げ、低速なデータ処理をする場合は電源電位VDDのレベルを下げている。
このような制御を行うチップに上記第1乃至第6の実施形態で示したSRAMが搭載された場合でも、複数の種類の電源電位VDDに対してそれぞれ最適なタイミングでセンスアンプSAを動作させることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、構成要素を変形して具体化できる。また、実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を構成することができる。例えば、実施形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、異なる実施形態の構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るSRAMの構成を示すブロック図。 メモリセルMCの構成を示す回路図である。 ダミーセルDCの構成を示す回路図。 ダミーセルDCNの構成を示す回路図。 ダミーセルDC及びダミーセルDCNを中心とした構成を示す図。 ダミーセルDC及びダミーセルDCNの配置例を示す図。 SRAMのデータパス遅延C1及びダミービット線遅延C2の電源電位依存性を示す図。 縦長タイプのSRAMセルを用いた場合のダミーセルDCNを示すレイアウト図。 図8に示したダミーセルDCNの回路図。 横長タイプのSRAMセルを用いた場合のダミーセルDCNを示すレイアウト図。 図10に示したダミーセルDCNの回路図。 本発明の第2の実施形態に係るSRAMに含まれるダミーセル部の構成とその周辺回路を示す図。 ラッチ型センスアンプSAの主要部の構成を示す回路図。 MOSトランジスタの閾値電圧と閾値ばらつき量との関係を示す図。 ソース電位生成回路19として複数のNMOSトランジスタを用いた場合の構成例を示す図。 本発明の第4の実施形態に係るSRAMの構成を示すブロック図。 第4の実施形態に係るレベル検知回路21の構成を示す回路図。 第4の実施形態のSRAMの動作を説明するための波形図。 第5の実施形態に係るレベル検知回路21の構成を示す回路図。 第6の実施形態に係るレベル検知回路21の構成を示す回路図。 センスアンプ活性化時のビット線電位差ΔVblの電源電位依存性を示す図。
符号の説明
11…メモリセルアレイ、12…ワード線ドライバ回路、13…ロウデコーダ、14…カラムデコーダ、15…センスアンプ回路、SA…センスアンプ、16…プリチャージ回路、17…制御回路、18…信号生成回路、19,19H,19L…ソース電位生成回路(NMOSトランジスタ)、21…レベル検知回路、22…バッファ回路、MC…メモリセル、DC,DCN…ダミーセル、LD1,LD2…負荷用PMOSトランジスタ、DV1,DV2…駆動用NMOSトランジスタ、XF1,XF2…転送用NMOSトランジスタ、N1,N2…記憶ノード、MN1〜MN3,MN11〜MN13…NMOSトランジスタ、MP1〜MP4,MP11,MP12…PMOSトランジスタ、INV1,INV2…インバータ回路、WL…ワード線、BL,/BL…ビット線、DWL…ダミーワード線、DBL…ダミービット線、DO,/DO,DI,/DI,DBL_n…データ線。

Claims (5)

  1. MIS(Metal Insulator Semiconductor)トランジスタにより構成されたスタティック型のメモリセルが複数配列され、前記メモリセルは、電源電位及び接地電位で動作する、メモリセルアレイと、
    前記メモリセルを選択する複数のワード線と、
    前記メモリセルに対するデータの送受を行う複数のビット線と、
    前記ビット線に転送されたデータを増幅するセンスアンプ回路と、
    MISトランジスタにより構成されかつデータが固定された第1のダミーセルを複数含む第1のダミーセル群と、
    前記第1のダミーセル群を選択するダミーワード線と、
    前記第1のダミーセル群のデータが転送されるダミービット線と、
    前記ダミービット線の電位レベルの変化に基づいて、前記センスアンプ回路を活性化する活性化信号を生成する信号生成回路と、
    前記第1のダミーセル群に供給されるソース電位を生成する電位生成回路と
    を具備し、
    前記第1のダミーセルは、前記ソース電位及び接地電位で動作し、
    前記ソース電位は、メモリセルが選択された場合に、電源電位と接地電位との間に設定されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1のダミーセルは、前記ソース電位を受けるソース端子と接地端子との間に直列に接続されたP型MISトランジスタ及びN型MISトランジスタを含み、
    前記P型MISトランジスタ及びN型MISトランジスタのゲートは、前記ソース端子に接続されることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. MISトランジスタにより構成されかつデータが固定された第2のダミーセルを複数含む第2のダミーセル群をさらに具備し、
    前記ダミーワード線は、前記第1及び第2のダミーセル群を選択し、
    前記ダミービット線には、前記第1及び第2のダミーセル群のデータが転送され、
    前記第2のダミーセル群には、電源電位が供給されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第2のダミーセルは、電源電位を受けるソース端子と接地端子との間に直列に接続されたP型MISトランジスタ及びN型MISトランジスタを含み、
    前記P型MISトランジスタ及びN型MISトランジスタのゲートは、前記ソース端子に接続されることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記電位生成回路は、N型MISトランジスタを含み、
    前記ソース電位は、電源電位から前記MISトランジスタの閾値電圧を引いた電位に設定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
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