JP4408610B2 - スタティック型半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はスタティック型半導体記憶装置に関し、特に、ワード線と第1および第2のビット線との交差部に配置されたメモリセルと、ワード線と第1および第2のダミービット線との交差部に配置されたダミーメモリセルとを備えたスタティック型半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スタティックランダムアクセスメモリ(以下、SRAMと称す)の高速化および低消費電力化を図るために、ダミーメモリセルを用いる方法が提案されている。たとえば特開平11−339476号公報では、アドレス信号に対応するワード線が選択レベルにされると正規のメモリセルと同時に活性化されて所定の読出信号を出力するダミーメモリセルを設けた方法が開示されている。この方法によれば、ワード線が選択レベルにされると、そのワード線に対応するダミーメモリセルによって読出信号のレベルが変化する。その読出信号のレベル変化に応答して、ワード線を非選択レベルに立下げたり、センスアンプを活性化させてデータ信号を読出したりしている。これにより、余分なビット線の放電をなくして低消費電力化を図ったり、センスアンプの活性化タイミングやプリチャージの活性化タイミングを最適化することで読出サイクルタイムの短縮化が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常、メモリセルの高集積化を図るためメモリセル内のトランジスタサイズは極力小さくされているので、ビット線の電位がメモリセルによって引下げられるときの電位変化速度は遅く、ビット線対間の電位差は微小になる。このため、ビット線対間のわずかな電位差を検知して読出データ信号を検出するための高感度の差動型センスアンプ回路が用いられ読出動作の高速化が図られている。しかし、特開平11−339476号の方法では、選択されたワード線によって活性化されるダミーメモリセルは1つのみであるため、ダミーメモリセルからの読出信号を伝搬する信号線すなわちダミービット線の電位変化のタイミングは、正規のビット線の電位変化のタイミングと同じになってしまう。これでは、ダミービット線の電位変化も微小となるため、たとえばインバータのようなレベル検知回路で読出信号を検知しようとすると、ダミービット線がそのインバータのしきい値電位以下まで引抜かれるまでの長い時間を必要としてしまい、最適なタイミングを得ることはできないという問題がある。
【0004】
また、活性化されるダミーメモリセルが1つのみであると、選択されたダミーメモリセルの引抜き電流のばらつきと正規のメモリセルの引抜き電流のばらつきを考慮したマージンを確保する必要がある。スケーリングが進みより微細加工がなされるようになると、仕上がり形状のばらつきや不純物注入の注入量のばらつき度合が大きくなり、トランジスタ特性のばらつきが大きくなる。低電圧化が進むとそのばらつきの度合は一層大きくなる。そのため、ダミーメモリセル内のトランジスタの特性がセル間でばらついてしまう。たとえば、ある選択駆動されたワード線によって活性化されるダミーメモリセルは、トランジスタ特性が良い方にばらついてダミービット線の電位が早く変化し、逆に正規のメモリセルのトランジスタ特性が悪い方にばらついて正規のビット線の電位が緩く変化したとすると、ワード線を立下げるタイミングやセンスアンプを活性化させるタイミングが早すぎて誤動作してしまう危険性がある。これを避けるために、最悪条件でも安定して動作するようにマージンを確保しようとすると、読出信号の検知タイミングがますます遅くなってしまい、望むような高速化、消費電力化が図れないという問題がある。
【0005】
ある文献(ISSCC2001, “Universal-Vdd 0.65V-2.0V 32kbyte Cache using Voltage-Adapted Timming-Generation Scheme and a Super-Balanced Cell”)では、上述の問題点を考慮して、複数のダミーメモリセルでダミービット線を引抜き、トランジスタ特性のばらつきを平均化して読出信号の出力タイミングを早くする工夫がなされている。しかし、この文献では、ダミーメモリセルはダミーワード線によって活性化されるため、正規のメモリセルが活性化されるタイミングよりも早いタイミングでダミービット線が引抜かれている。したがって、ばらつきに対してはダミーメモリセル複数個で引抜き速度を平均化することでマージンを高くしているが、ダミーワード線および正規のワード線の立上げタイミングの差を考慮して設計しなければならず、メモリセルアレイの構成が変わるとタイミングを再設計する必要があるという問題があった。これは、システムLSIなどで要求される多様なビット・ワード構成に対応するには、個別にタイミングを最適に設計する必要があり、膨大な設計、開発期間を必要としてしまう。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、動作タイミングを容易に最適化することができ、動作マージンが高いスタティック型半導体記憶装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るスタティック型半導体記憶装置は、ワード線と第1および第2のビット線との交差部に配置されたメモリセルと、ワード線と第1および第2のダミービット線との交差部に配置されたダミーメモリセルと、第1のダミービット線の電位に応じて読み出し動作を制御する制御信号を生成する制御信号生成回路とを備えたスタティック型半導体記憶装置である。メモリセルは、第1および第2のPチャネルロードMOSトランジスタと、第1および第2のNチャネルドライバMOSトランジスタと、第1および第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタとを含む。ダミーメモリセルは、第1および第2のPチャネルロードMOSトランジスタに対応して設けられた第1および第2のNチャネルMOSトランジスタと、第1および第2のNチャネルドライバMOSトランジスタに対応して設けられた第3および第4のNチャネルMOSトランジスタと、第1および第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタに対応して設けられた第5および第6のNチャネルMOSトランジスタとを含み、ワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた第1のダミービット線の電位第1、第3および第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げる。メモリセルの配線層に形成されたゲート電極の配置とダミーメモリセルの配線層に形成されたゲート電極の配置とは同一である。
【0008】
好ましくは、メモリセルにおいて、第1のPチャネルロードMOSトランジスタと第1のNチャネルドライバMOSトランジスタは第1の電源電位を供給する第1の電源ラインと第1の電源電位よりも低い第2の電源電位を供給する第2の電源ラインとの間に直列接続されて第1のインバータを構成する。第2のPチャネルロードMOSトランジスタと第2のNチャネルドライバMOSトランジスタは第1および第2の電源ライン間に直列接続されて第2のインバータを構成する。第1のインバータの出力ノードと第2のインバータの入力ノードとが接続され、第1のインバータの入力ノードと第2のインバータの出力ノードとが接続される。第1のNチャネルアクセスMOSトランジスタは、第1のインバータの出力ノードと第1のビット線との間に接続され、そのゲート電極はワード線に接続される。第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタは、第2のインバータの出力ノードと第2のビット線との間に接続され、そのゲート電極はワード線に接続される。第1および第3のNチャネルMOSトランジスタは、所定のノードと第2の電源ラインとの間に並列接続され、それらのゲートはともに第1の電源ラインに接続される。第5のNチャネルMOSトランジスタは、第1のダミービット線と所定のノードとの間に接続され、そのゲートはワード線に接続される。
【0009】
また好ましくは、第2および第4のNチャネルMOSトランジスタのゲートはともに所定のノードに接続される。第2、第4および第6のNチャネルMOSトランジスタの第1の電極は第1および第3のNチャネルMOSトランジスタのゲートに接続される。
【0010】
また好ましくは、メモリセルの配線層において、第1のPチャネルロードMOSトランジスタと第1のNチャネルドライバMOSトランジスタは共通の第1のゲート電極を有し、第2のPチャネルロードMOSトランジスタと第2のNチャネルドライバMOSトランジスタは共通の第2のゲート電極を有し、第1のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第3のゲート電極を有し、第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第4のゲート電極を有する。ダミーメモリセルの配線層において、第1および第3のNチャネルMOSトランジスタは共通の第5のゲート電極を有し、第2および第4のNチャネルMOSトランジスタは共通の第6のゲート電極を有し、第5のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第7のゲート電極を有し、第6のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第8のゲート電極を有する。ダミーメモリセルの配線層において、第5〜第7のゲート電極はそれぞれ第1〜第4のゲート電極に対応して配置され、第5〜第7のゲート電極の配置と第1〜第4のゲート電極の配置とは同一である。
【0013】
また好ましくは、複数行複数列に配列された複数のメモリセルと、それぞれ複数行に対応して設けられた複数のワード線と、それぞれ複数列に対応して設けられた複数組の第1および第2のビット線と、複数のワード線と交差して設けられた第1および第2のダミービット線と、それぞれ複数のワード線と第1および第2のダミービット線との交差部に設けられた複数のダミーメモリセルとを含むメモリセルアレイと、行アドレス信号に従って複数のワード線のうちのいずれかのワード線を選択し、そのワード線を選択レベルにしてそのワード線に対応する複数のメモリセルおよびダミーメモリセルを活性化させる行選択回路と、列アドレス信号に従って複数組の第1および第2のビット線のうちのいずれかの組の第1および第2のビット線を選択する列選択回路と、列選択回路によって選択された第1および第2のビット線を介して行選択回路によって活性化されたメモリセルのデータ信号の書込/読出を行なう書込/読出回路とが設けられる。制御信号生成回路は、第1のダミービット線の電位が予め定められたしきい値電位よりも低下したことに応じて制御信号を出力する電位検知回路を含む
【0014】
また好ましくは、第1〜第3の組の第1および第2のダミービット線が設けられる。第1の組の第1および第2のダミービット線に対応するダミーメモリセルは、対応するワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた第1の組の第1のダミービット線の電位を第1、第3および第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げる。第2の組の第1および第2のダミービット線に対応する各ダミーメモリセルは、対応するワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた第2の組の第1のダミービット線の電位を第1〜第3および第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げる。第3の組の第1および第2のダミービット線に対応する各ダミーメモリセルは、対応するワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた第3の組の第1のダミービット線の電位を第1〜第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げる。さらに、第1〜第3の組の第1のダミービット線のうちのいずれかの組の第1のダミービット線を選択するダミービット線選択回路が設けられる。電位検知回路は、ダミービット線選択回路によって選択された第1のダミービット線の電位がしきい値電位よりも低下したことに応じて制御信号を出力する。
【0015】
また好ましくは、さらに、複数組の第1および第2のビット線ならびに第1および第2のダミービット線と交差して設けられたスペアワード線と、複数組の第1および第2のビット線とスペアワード線との複数の交差部にそれぞれ設けられた複数のメモリセルと、第1および第2のダミービット線とスペアワード線との交差部に設けられたダミーメモリセルとを含む冗長メモリセルアレイが設けられる。行選択回路は、複数行のうちの不良な行に対応する行アドレス信号を記憶し、入力された行アドレス信号と記憶した行アドレス信号が一致した場合は、入力された行アドレス信号に対応するワード線の代わりにスペアワード線を選択する。
【0016】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1によるSRAMの全体構成を示す回路ブロック図である。図1において、このSRAMは、メモリセルアレイ1、プリチャージ回路4および列選択ゲート6を備える。メモリセルアレイ1は、複数行(図では8行)複数列に配置された複数のメモリセル(MC)2と、それぞれ8行に対応して設けられた8本のワード線WL0〜WL7と、それぞれ複数列に対応して設けられた複数のビット線対BL,/BLとを含む。各メモリセル2は、対応のワード線WLと対応のビット線対BL,/BLに接続され、1つのデータ信号を記憶する。
【0017】
また、メモリセルアレイ1は、8行1列に配置された8つのダミーメモリセル(DC)3と、ダミービット線対DBL,/DBLとを含む。ダミーメモリセル(DC)3は、対応のワード線WLとダミービット線対DBL,/DBLに接続され、対応のワード線WLが選択レベルの「H」レベルにされたことに応じてダミービット線DBLの電位を「L」レベルに引下げる。ダミーメモリセル3の電流駆動力は、メモリセル2の電流駆動力よりも大きな値に設定されている。
【0018】
プリチャージ回路4は、ビット線BL,/BL,DBL,/DBLの各々に対応して設けられたPチャネルMOSトランジスタ5を含む。PチャネルMOSトランジスタ5は、電源電位VDDのラインと対応のビット線BL,/BL,DBLまたは/DBLの一方端との間に接続され、そのゲートはビット線プリチャージ信号/PRを受ける。ビット線プリチャージ信号/PRが活性化レベルの「L」レベルにされると、PチャネルMOSトランジスタ5が導通してビット線は「H」レベルに充電される。
【0019】
列選択ゲート6は、各ビット線対BL,/BLに対応して設けられた1対のNチャネルMOSトランジスタ7,7を含む。NチャネルMOSトランジスタ7,7は、それぞれ対応のビット線BL,/BLの他方端とデータ入出力線IO,/IOとの間に接続され、そのゲートは対応の列選択線CSLに接続される。複数の列選択線CSLのうちの1本の列選択線CSLが選択レベルの「H」レベルに立上げられると、その列選択線CSLに対応する列のビット線対BL,/BLがNチャネルMOSトランジスタ7,7を介してデータ入出力線対IO,/IOに接続される。
【0020】
また、このSRAMは、行デコーダ8、インバータ9、制御回路10、列デコーダ11、書込回路12および読出回路13を備える。行デコーダ8は、制御回路10から与えられた行アドレス信号に従って複数のワード線WL0〜WL7のうちのいずれかのワード線を選択し、そのワード線を選択レベルの「H」レベルにしてそのワード線に対応するダミーメモリセル3および複数のメモリセル2を活性化させる。
【0021】
インバータ9は、所定のしきい値電位を有し、ダミービット線DBLの電位がしきい値電位よりも低下したことに応じて信号SEを活性化レベルの「H」レベルに立上げる。インバータ9は、電位検知回路を構成する。制御回路10は、インバータ9の出力信号SEと、外部から与えられるクロック信号CLK、アドレス信号ADDおよび制御信号CNTとに従ってSRAM全体を制御する。制御回路10は、外部アドレス信号ADDに従って行アドレス信号および列アドレス信号を生成しそれぞれ行デコーダ8および列デコーダ11に与える。
【0022】
列デコーダ11は、制御回路10から与えられた列アドレス信号に従って複数の列選択線CSLのうちのいずれかの列選択線CSLを選択し、その列選択線CSLを選択レベルの「H」レベルにしてその列選択線CSLに対応する列のビット線対BL,/BLとデータ入出力線対IO,/IOとを結合させる。
【0023】
書込回路12および読出回路13は、ともにデータ入出力線対IO,/IOに接続される。書込回路12は、外部から与えられたデータ信号DIを、行デコーダ8および列デコーダ11によって選択されたメモリセル2に書込む。読出回路13は、センスアンプを含み、行デコーダ8および列デコーダ11によって選択されたメモリセル2からの読出データ信号DOを外部に出力する。
【0024】
図2は、図1に示したSRAMの読出動作を示すタイムチャートである。図2において、読出動作が開始される前の段階では、すべてのワード線WL0〜WL7は非選択レベルの「L」レベルにされ、ビット線BL,/BLおよびダミービット線DBL,/DBLの各々はプリチャージ回路4によって「H」レベルにプリチャージされ、信号SEが「L」レベルにされている。
【0025】
クロック信号CLKが「L」レベルから「H」レベルに立上げられて読出動作が開始されると(時刻t1)、ビット線プリチャージ信号/PRが非活性化レベルの「H」レベルにされてプリチャージ回路4のPチャネルMOSトランジスタ5が非導通になり、アドレス信号ADDによって指定された行および列が行デコーダ8および列デコーダ11によって選択される。選択された行のワード線WLは、「L」レベルから「H」レベルに立上げられる。また選択された列の列選択線CSLが選択レベルの「H」レベルにされて、その列のビット線対BL,/BLが列選択ゲート6のNチャネルMOSトランジスタ7,7を介してデータ入出力線対IO,/IOに接続される。
【0026】
たとえば、第1行目のワード線WL0が「H」レベルにされたとすると、そのワード線WL0に接続されている各メモリセル2のデータ信号が対応のビット線BL,/BLに読出されて、いずれか一方のビット線の電位が徐々に低下する。また、そのワード線WL0に接続されているダミーメモリセル3が活性化されて、ダミービット線DBLの電位が徐々に低下する。ダミービット線DBLの電位が低下する速度は、ビット線BLまたは/BLの電位が低下する速度よりも速くなるように、メモリセル2およびダミーメモリセル3の各々の電流駆動力が設定されている。なお、ダミービット線/DBLの電位は「H」レベルのまま変化しない。ダミービット線DBLの電位が低下して電位検出回路であるインバータ9のしきい値電位よりも低くなると、インバータ9の出力信号SEが「L」レベルから「H」レベルに立上げられる。
【0027】
信号SEが「L」レベルから「H」レベルに立上げられると、読出回路13が活性化されて読出データ信号DOが確定し、ワード線WL0が「H」レベルから「L」レベルに立下げられてメモリセル2およびダミーメモリセル3が非活性化され、ビット線プリチャージ信号/PRが「L」レベルにされてビット線BL,/BLおよびダミービット線DBL,/DBLが「H」レベルにプリチャージされる。
【0028】
書込動作時は、行アドレス信号によって指定された行のワード線WLが行デコーダ8によって選択レベルの「H」レベルに立上げられ、その行の各メモリセル2が活性化される。また、列アドレス信号によって指定された列の列選択線CSLが列デコーダ11によって選択レベルの「H」レベルに立上げられ、その列のNチャネルMOSトランジスタ7,7が導通し、活性化された1つのメモリセル2がビット線対BL,/BLおよびデータ入出力線対IO,/IOを介して書込回路12に接続される。
【0029】
書込回路12は、外部から与えられたデータ信号DIに従って、データ入出力線対IO,/IOのうちの一方のデータ入出力線を「H」レベルにするとともに他方のデータ入出力線を「L」レベルにしてメモリセル2にデータ信号DIを書込む。ワード線WLおよび列選択線CSLが「L」レベルに立げられると、メモリセル2にデータ信号DIが記憶される。
【0030】
図3はメモリセル2の構成を示す回路図である。図3において、このメモリセルMCは、負荷トランジスタ(PチャネルMOSトランジスタ21,22)、ドライバトランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ23,24)およびアクセストランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ25,26)を含む。PチャネルMOSトランジスタ21,22は、それぞれ電源電位VDDのラインと記憶ノードN1,N2との間に接続され、各々のゲートはそれぞれノードN2,N1に接続される。NチャネルMOSトランジスタ23,24は、それぞれ記憶ノードN1,N2と接地電位GNDのラインとの間に接続され、各々のゲートはそれぞれノードN2,N1に接続される。NチャネルMOSトランジスタ25,26は、それぞれ記憶ノードN1,N2とビット線BL,/BLとの間に接続され、各々のゲートはともにワード線WLに接続される。
【0031】
書込動作時は、書込データ信号DIに応じてビット線BL,/BLのうちの一方が「H」レベルにされるとともに他方が「L」レベルにされる。次いで、ワード線WLが選択レベルの「H」レベルにされてNチャネルMOSトランジスタ25,26が導通し、ビット線BL,/BLのレベルがそれぞれ記憶ノードN1,N2に与えられる。記憶ノードN1,N2にそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルが与えられた場合は、MOSトランジスタ21,24が導通するとともにMOSトランジスタ22,23が非導通になり、記憶ノードN1,N2のレベルがMOSトランジスタ21〜24によってラッチされる。また、記憶ノードN1,N2にそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルが与えられた場合は、MOSトランジスタ22,23が導通するとともにMOSトランジスタ21,24が非導通になり、記憶ノードN1,N2のレベルがMOSトランジスタ21〜24によってラッチされる。ワード線WLが非選択レベルの「L」レベルにされると、NチャネルMOSトランジスタ25,26が非導通になって、記憶ノードN1,N2のレベルが保持される。
【0032】
読出動作時は、図1のプリチャージ回路4によってビット線BL,/BLの各々が「H」レベルに充電される。ワード線WLが選択レベルの「H」レベルにされると、NチャネルMOSトランジスタ25,26が導通する。記憶ノードN1,N2にそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルがラッチされている場合は、ビット線/BLからNチャネルMOSトランジスタ26,24を介して接地電位GNDのラインに電流が流出し、ビット線BL,/BLがそれぞれ「H」レベルおよび「L」レベルになる。記憶ノードN1、N2にそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルがラッチされている場合は、ビット線BLからNチャネルMOSトランジスタ25,23を介して接地電位GNDのラインに電流が流出し、ビット線BL,/BLがそれぞれ「L」レベルおよび「H」レベルになる。ビット線BLと/BLのレベルを比較することにより、メモリセル2の記憶データが読出される。ワード線WLが非選択レベルの「L」レベルにされると、NチャネルMOSトランジスタ25,26が非導通になってデータの読出が終了する。
【0033】
図4(a)はメモリセル2のレイアウトを示す図であり、図4(b)(c)は図4(a)の補足説明図である。図4(b)において、このメモリセル2は、いわゆる横長型メモリセルであって、1つのN型ウェルNWとその両側に配置されたP型ウェルPW,PWの表面に形成される。まず、N型ウェルNWから一方のP型ウェルPWにわたって図中X方向に延在するゲート電極GE1と、N型ウェルNWから他方のP型ウェルPWにわたって図中X方向に延在するゲート電極GE2と、一方のP型ウェルPW上に図中X方向に延在するゲート電極GE3と、他方のP型ウェルPW上に図中X方向に延在するゲート電極GE4とがポリシリコン層によって形成される。
【0034】
次いで、一方のP型ウェルPWにおいてゲート電極GE1,GE3を横切るようにしてN型活性層NA1が形成され、他方のP型ウェルPWにおいてゲート電極GE2,GE4を横切るようにしてN型活性層NA2が形成され、N型ウェルNWにおいてそれぞれゲート電極GE1,GE2を横切るようにしてP型活性層PA1,PA2が形成される。
【0035】
ゲート電極GE1とP型活性層PA1、ゲート電極GE2とP型活性層PA2は、それぞれPチャネルMOSトランジスタ21,22を構成する。ゲート電極GE1とN型活性層NA1、ゲート電極GE3とN型活性層NA1は、それぞれNチャネルMOSトランジスタ23,25を構成する。ゲート電極GE2とN型活性層NA2、ゲート電極GE4とN型活性層NA2は、それぞれNチャネルMOSトランジスタ24,26を構成する。
【0036】
次に、N型活性層NA1の中央部、P型活性層PA1の一方端部およびゲート電極GE2の一方端部にわたってローカル配線LL1が第1メタル配線層によって形成されるとともに、N型活性層NA2の中央部、P型活性層PA1の一方端部およびゲート電極GE1の一方端部にわたってローカル配線LL2が第1アルミ配線層によって形成される。ローカル配線LL1の一方端部とP型活性層PA1およびゲート電極GE2とは、コンタクトホールCHを介して互いに接続されている。ローカル配線LL2の一方端部とP型活性層PA2およびゲート電極GE1とは、コンタクトホールCHを介して互いに接続されている。ローカル配線LL1の他方端部とN型活性層NA1、ローカル配線LL2の他方端部とN型活性層NA2は、それぞれコンタクトホールCH,CHを介して互いに接続される。
【0037】
また、図中X方向に延在する複数のメタル配線MLが第1メタル配線層によって形成され、図4(c)に示すように、その上方に図中Y方向に延在するメタル配線ML′、接地配線GL、ビット線BL、電源配線VL、ビット線/BL、接地配線GL、およびメタル配線ML′が第2メタル配線層によって形成され、さらにその上方にメモリセル2の中央部をY方向に横切るワード線WLが第3メタル配線層によって形成される。電源配線VLには電源電位VDDが与えられ、接地配線GLには接地電位GNDが与えられる。
【0038】
P型活性層PA1の一方端部(PチャネルMOSトランジスタ21のソース)は、コンタクトホールCH、メタル配線MLおよびビアホールVHを介して電源配線VLに接続される。P型活性層PA2の一方端部(PチャネルMOSトランジスタ22のソース)は、コンタクトホールCH、メタル配線MLおよびビアホールVHを介して電源配線VLに接続される。
【0039】
N型活性層NA1の一方端部(NチャネルMOSトランジスタ23のソース)は、コンタクトホールCH、メタル配線MLおよびビアホールVHを介して接地配線GLに接続される。N型活性層NA2の一方端部(NチャネルMOSトランジスタ24のソース)は、コンタクトホールCH、メタル配線MLおよびビアホールVHを介して接地配線GLに接続される。
【0040】
N型活性層NA1の他方端部(NチャネルMOSトランジスタ25のドレイン)は、コンタクトホールCH、メタル配線MLおよびビアホールVHを介してビット線BLに接続される。N型活性層NA2の他方端部(NチャネルMOSトランジスタ26のドレイン)は、コンタクトホールCH、メタル配線MLおよびビアホールVHを介してビット線/BLに接続される。ゲート電極GE3,GE4の各々は、コンタクトホールCH、メタル配線ML、ビアホールVH、メタル配線ML′およびビアホールVH′を介してワード線WLに接続される。
【0041】
図5は、ダミーメモリセル3の構成を示す回路図であって、図3と対比される図である。図5を参照して、このダミーメモリセル3が図3のメモリセル2と異なる点は、PチャネルMOSトランジスタ21,22がそれぞれNチャネルMOSトランジスタ27,28で置換されている点である。NチャネルMOSトランジスタ27は、接地電位GNDのラインと記憶ノードN1との間に接続され、そのゲートは電源電位VDDのラインおよび記憶ノードN2に接続される。NチャネルMOSトランジスタ28は、電源電位VDDのラインと記憶ノードN2との間に接続され、そのゲートは記憶ノードN1に接続される。なお、NチャネルMOSトランジスタ25,26のドレインは、それぞれダミービット線DBL,/DBLに接続されている。
【0042】
次に、このダミーメモリセル3の動作について説明する。初期状態では、ワード線WLは「L」レベルにされてNチャネルMOSトランジスタ25,26は非導通状態にされており、ダミービット線DBL,/DBLが「H」レベルにプリチャージされている。NチャネルMOSトランジスタ23,27は常時導通して記憶ノードN1は「L」レベルにされ、NチャネルMOSトランジスタ24,28は常時非導通にされて記憶ノードN2は「H」レベルにされている。
【0043】
読出動作が開始されると、行アドレス信号によって指定されたワード線WLが「L」レベルから「H」レベルに立上げられ、NチャネルMOSトランジスタ25,26が導通する。これにより、ダミービット線DBLからNチャネルMOSトランジスタ25,23,27を介して接地電位GNDのラインに電流が流出し、ダミービット線DBLの電位が「H」レベルから接地電位GNDに徐々に低下する。このとき、ダミービット線DBLは並列接続された2つのNチャネルMOSトランジスタ23,27を介して放電されるのに対し、図3で示したようにビット線BLまたは/BLは1つのNチャネルMOSトランジスタ23または24を介して放電されるので、ダミービット線DBLの電位が低下する速度はビット線BLまたは/BLの電位が低下する速度よりも速くなる。一方、NチャネルMOSトランジスタ24,28は非導通状態に固定されているので、NチャネルMOSトランジスタ26が導通してもダミービット線/DBLの電位はプリチャージ電位のまま変化しない。
【0044】
ダミービット線DBLが「H」レベルから「L」レベルに変化したことが図1のインバータ9によって検知されると、ワード線WLが選択レベルの「L」レベルに立下げられてNチャネルMOSトランジスタ25,26が非導通になり、ダミービット線DBLと接地電位GNDのラインとが電気的に切離される。この後、次の読出動作に備えてダミービット線DBL,/DBLは「H」レベルにプリチャージされる。
【0045】
図6(a)(b)(c)はダミーメモリセル3のレイアウトを示す図であって、図4(a)(b)(c)と対比される図である。図6(a)(b)(c)を参照して、ダミーメモリセル3のレイアウトがメモリセル2のレイアウトと異なる点は3つの点である。第1の変更点は、N型ウェルNWが除去されてP型活性層PA1,PA2がそれぞれN型活性層NA3,NA4で置換され、PチャネルMOSトランジスタ21,22がNチャネルMOSトランジスタ27,28で置換されている点である。第2の変更点は、メタル配線MLおよびビアホールVHが第1メタル配線層で形成されたローカル配線LL3で置換され、NチャネルMOSトランジスタ27のソースがコンタクトホールCH、ローカル配線LL3、メタル配線MLおよびビアホールVHを介して接地配線GLに接続されている点である。第3の変更点は、第1メタル配線層で形成されたローカル配線LL4が追加され、NチャネルMOSトランジスタ23,27のゲート電極GE1がコンタクトホールCH、ローカル配線LL4、メタル配線MLおよびビアホールVHを介して電源配線VLに接続されている点である。したがって、ダミーメモリセル3のレイアウトは、ウェル、第1メタル配線層およびビアホールVHの形状がメモリセル2と異なるが、ゲート電極GEおよび活性層の形状はメモリセル2と同じである。
【0046】
この実施の形態1では、ワード線WLが「H」レベルに立上げられると、ダミービット線DBLからNチャネルMOSトランジスタ25,23,27を介して接地電位GNDのラインに電流が流出するとともに、ビット線BLまたは/BLからNチャネルMOSトランジスタ25,23または26,24を介して接地電位GNDのラインに電流が流出する。したがって、ビット線BLまたは/BLの電位が低下する速度よりもダミービット線DBLの電位が低下する速度の方が速くなるので、読出回路13内のセンスアンプを活性化させるタイミングを容易に最適化することができる。また、ワード線WLを「L」レベルに立下げるタイミングも容易に最適化することができるので、ビット線BL,/BLの放電による無駄な電力消費を削減することができる。
【0047】
また、ダミーメモリセル3では、NチャネルMOSトランジスタ25によってダミービット線DBLに接続された記憶ノードN1の電荷を並列接続された2つのNチャネルMOSトランジスタ23,27によって引抜くので、NチャネルMOSトランジスタ23,27の特性がばらついた場合でもNチャネルMOSトランジスタ23,27の特性が平均化され、NチャネルMOSトランジスタ23,27の特性のばらつきの程度が低減化される。したがって、動作マージンが高くなる。
【0048】
また、ダミーセル列を複数個設ける必要がないので、レイアウト面積の増大を小さく抑えることができる。
【0049】
また、ダミーメモリセル3内の配線とメモリセル2内の配線とを同じにし、1列当りのダミーメモリセル3の数と1列当りのメモリセル2の数とを同じにしたので、ダミービット線DBLの寄生容量とビット線BLまたは/BLの寄生容量とを一致させることができる。また、ダミーメモリセル3のゲート電極および活性層のレイアウト形状とメモリセル2のゲート電極および活性層のレイアウト形状とを同じにしたので、ダミーメモリセル3内のトランジスタの特性とメモリセル2内のトランジスタの特性とを容易に一致させることができる。したがって、動作タイミングの調整を容易にすることができ、マージンが大きくなる。
【0050】
以下、この実施の形態1の種々の変更例について説明する。図7のダミーメモリセル30は、図5のダミーメモリセル3のNチャネルMOSトランジスタ28のソースを接地電位GNDのラインに接続したものである。図8は、ダミーメモリセル30のレイアウトを示す図である。ダミーメモリセル30のレイアウトが図6のダミーメモリセル3のレイアウトと異なる点は、(1)ローカル配線LL4およびメタル配線MLがローカル配線LL5で置換され、NチャネルMOSトランジスタ28のソースがコンタクトホールCH、ローカル配線LL5およびビアホールVHを介して接地配線GLに接続されている点と、(2)ローカル配線LL2′の一方端が電源配線VLの下方まで延在し、NチャネルMOSトランジスタ23,27のゲート電極GE1がコンタクトホールCH、ローカル配線LL2′およびビアホールVHを介して電源配線VLに接続されている点である。この変更例でも、実施の形態1と同じ効果が得られる。
【0051】
図9のダミーメモリセル31は、図7のNチャネルMOSトランジスタ24,28のソースおよびNチャネルMOSトランジスタ26のドレインをフローティング状態にしたものである。つまり、NチャネルMOSトランジスタ24,28は常に非導通にされているので、NチャネルMOSトランジスタ24,28のソースに電源電位VDDおよび接地電位GNDのいずれの電位を与えても、NチャネルMOSトランジスタ24,28のソースをフローティングさせても同じ結果になる。また、NチャネルMOSトランジスタ26に電流は流れないので、NチャネルMOSトランジスタ26のドレインとダミービット線/DBLとを接続しても切離しても同じ結果が得られる。
【0052】
図10のダミーメモリセル32は、図9のダミーメモリセル31のNチャネルMOSトランジスタ26のドレインとダミービット線/DBLとを接続するとともにNチャネルMOSトランジスタ26のゲートと接地電位GNDのラインに接続したものである。つまり、NチャネルMOSトランジスタ26に電流が流れないので、NチャネルMOSトランジスタ26のゲートをワード線WLに接続しても、NチャネルMOSトランジスタ26のゲートを接地電位GNDのラインに接続してNチャネルMOSトランジスタ26を常に非導通にしても同じ結果が得られる。
【0053】
図11のダミーメモリセル33は、図7のダミーメモリセル30のNチャネルMOSトランジスタ24,28のゲートをNチャネルMOSトランジスタ23,27のゲートに接続し、記憶ノードN1とN2を接続し、NチャネルMOSトランジスタ28のソースをフローティングさせ、NチャネルMOSトランジスタ26のゲートを接地電位GNDのラインに接続したものである。図12は、ダミーメモリセル33のレイアウトを示す図である。ダミーメモリセル33のレイアウトは図8のダミーメモリセル30のレイアウトと異なる点は5つの点である。
【0054】
第1の変更点は、ゲート電極GE1の一方端部は図中Y方向に延在してゲート電極GE1′となり、このゲート電極GE1′がコンタクトホールCH、メタル配線MLおよびビアホールVHを介して電源配線VL′に接続されている点である。第2の変更点は、ゲート電極GE2の一方端部が図中Y方向に延在してゲート電極GE2′となり、そのゲート電極GE2′がコンタクトホールCH、メタル配線MLおよびビアホールVHを介して電源配線VL′に接続されている点である。
【0055】
第3の変更点は、ローカル配線LL1が図中X方向に延在してローカル配線LL2′と結合し、記憶ノードN1とN2が接続されている点である。第4の変更点は、ローカル配線LL5およびコンタクトホールCHが除去されてNチャネルMOSトランジスタ28のソースがフローティングされている点である。第5の変更点は、ローカル配線LL6が追加され、NチャネルMOSトランジスタ26のゲート電極GE4がコンタクトホールCH、ローカル配線LL6およびビアホールVHを介して接地配線GLに接続されている点である。この変更例では、ワード線WLが「H」レベルに立上げられると、ダミービット線DBLが並列接続された3つのNチャネルMOSトランジスタ23,24,27を介して接地電位GNDに引下げられるので、ダミービット線DBLが並列接続された2つのNチャネルMOSトランジスタ23,27を介して接地電位GNDに引下げられるダミーメモリセル3,30〜32に比べ、ダミービット線DBLの電位低下速度が速くなる。
【0056】
図13のダミーメモリセル34は、図11のダミーメモリセル33のNチャネルMOSトランジスタ26のドレインとダミービット線/DBLとを切離したものである。つまり、NチャネルMOSトランジスタ26は常に非導通にされているので、NチャネルMOSトランジスタ26のドレインとダミービット線/DBLとを接続しても切離しても同じ結果になる。
【0057】
図14のダミーメモリセル35は、図11のダミーメモリセル33のNチャネルMOSトランジスタ28のソースを接地電位GNDのラインに接続したものである。図15は、ダミーメモリセル35のレイアウトを示す図である。ダミーメモリセル35のレイアウトは図12のダミーメモリセル33のレイアウトと異なる点は、コンタクトホールCHおよびローカル配線LL5が追加され、NチャネルMOSトランジスタ28のソースがコンタクトホールCH、ローカル配線LL5およびビアホールVHを介して接地配線GLに接続されている点である。
【0058】
この変更例では、ワード線WLが「H」レベルに立上げられると、ダミービット線DBLは並列接続された4つのNチャネルMOSトランジスタ23,24,27,28を介して接地電位GNDに引下げられるので、ダミービット線DBLは並列接続された3つのNチャネルMOSトランジスタ23,24,27を介して接地電位GNDに引下げられるダミーメモリセル33,34に比べ、ダミービット線DBLの電位低下速度が速くなる。
【0059】
図16のダミーメモリセル36は、図14のダミーメモリセル35のNチャネルMOSトランジスタ26のドレインとダミービット線/DBLとを切離したものである。つまり、NチャネルMOSトランジスタ26は常に非導通にされているので、NチャネルMOSトランジスタ26のドレインとダミービット線/DBLとを接続しても切離しても同じ結果になる。
【0060】
図17は、図1に示したSRAMのレイアウトを示すブロック図である。図17において、ダミーメモリセル列1a(斜線を施した部分)はメモリセルアレイ1の行デコーダ8側の端部に配置されている。列デコーダ+プリチャージ回路+データI/O回路40は、図1のプリチャージ回路4、列選択ゲート6、インバータ9、列デコーダ11、書込回路12および読出回路13を含む。図18のSRAMでは、ダミーメモリセル列1aはメモリセルアレイ1の行デコーダ8と反対側の端部に配置される。
【0061】
図19のSRAMでは、2組のメモリセルアレイ1,1が設けられ、それらの間に行デコーダ8が配置される。2つのダミーメモリセル列1a,1aは、それぞれ2つのメモリセルアレイ1,1の行デコーダ8側の端部に配置される。2組のメモリセルアレイ1,1に対応してそれぞれ2組の列デコーダ+プリチャージ回路+データI/O回路40が設けられる。
【0062】
図20のSRAMでは、2組のメモリセルアレイ1,1が設けられ、それらの間に行デコーダ8が配置される。2つのダミーメモリセル列1a,1aは、それぞれ2つのメモリセルアレイ1,1の行デコーダ8と反対側の端部に配置される。
【0063】
図21のSRAMでは、1つのメモリセルアレイ1の中央部にダミーメモリセル列1aが配置される。図22のSRAMでは、2組のメモリセルアレイ1,1が設けられ、各メモリセルアレイ1の中央部にダミーメモリセル列1aが配置される。
【0064】
図5〜図9に示したダミーメモリセル3,30,31は、何ら制約を受けることなく図17〜図22のいずれのSRAMにも適用可能である。図10〜図16で示したダミーメモリセル32〜36は、図17〜図20のいずれのSRAMにも何ら制約を受けずに適用可能である。ただし、図10〜図16のダミーメモリセル32〜36は、NチャネルMOSトランジスタ26のゲートを接地配線GLに接続するためのローカル配線LL6を設ける必要があるため、図21および図22のSRAMに適用する場合は偶数列のダミーメモリセル列を設ける必要がある。
【0065】
[実施の形態2]
図23は、この発明の実施の形態2によるSRAMの全体構成を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図である。図23を参照して、このSRAMは図1のSRAMと異なる点は、冗長メモリセルアレイ41が追加され、行デコーダ8が行デコーダ42で置換されている点である。
【0066】
冗長メモリセルアレイ41は、少なくとも1行分(図では1行分)のダミーメモリセル3、複数のメモリセル2およびスペアワード線SWLを含む。行デコーダ42には、不良なメモリセル行の行アドレス信号をプログラムするためのプログラム回路が設けられている。たとえば、第1行目の少なくとも1つのメモリセル2が不良な場合は、第1行目のメモリセル行の行アドレス信号がプログラムされる。行デコーダ42は、第1行目のメモリセル行の行アドレス信号が入力された場合は、その行のワード線WL0の代わりにスペアワード線SWLを選択レベルの「H」レベルに立上げる。これにより、不良なメモリセル2がスペアのメモリセル2と置換される。
【0067】
この実施の形態2では、実施の形態1と同じ効果が得られる他、不良なメモリセル行を正常なスペアのメモリセル行で置換することができる。
【0068】
[実施の形態3]
図24は、この発明の実施の形態3によるSRAMの全体構成を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図である。図24を参照して、このSRAMが図1のSRAMと異なる点は、メモリセルアレイ1およびプリチャージ回路4がそれぞれメモリセルアレイ45およびプリチャージ回路46で置換され、ゲート回路51〜53およびORゲート54が追加されている点である。
【0069】
メモリセルアレイ45は、メモリセルアレイ1の端部に2つのダミーメモリセル列を追加したものである。追加された1つのダミーメモリセル列はダミービット線対DBL,/DBLおよび8つのダミーメモリセル33を含み、追加されたもう1つのダミーメモリセル列はダミービット線対DBL,/DBLおよび8つのダミーメモリセル35を含む。
【0070】
プリチャージ回路46は、プリチャージ回路4に4つのPチャネルMOSトランジスタ5を追加したものである。4つのPチャネルMOSトランジスタ5は、それぞれ追加された4本のダミービット線DBL,/DBL,DBL,/DBLの一方端と電源電位VDDのラインとの間に接続され、それらのゲートはともにプリチャージ信号/PRを受ける。
【0071】
ゲート回路51の一方入力ノードは、ダミーメモリセル3に接続されたダミービット線DBLの他方端に接続され、その他方入力ノードは信号φaを受ける。ゲート回路52の一方入力ノードは、ダミーメモリセル33に接続されたダミービット線DBLの他方端に接続され、その他方入力ノードは信号φbを受ける。ゲート回路53の一方入力ノードは、ダミーメモリセル35に接続されたダミービット線DBLの他方端に接続され、その他方入力ノードは信号φcを受ける。ORゲート54は、ゲート回路51〜53の出力信号を受け、その出力信号は信号SEとして制御回路10に与えられる。
【0072】
信号φa〜φcの各々が、「H」レベルまたは「L」レベルに設定される。信号φa〜φcの各々は、外部から導入してもよいし、内部レジスタで生成してもよいし、ヒューズなどによってレベルを選択可能にしてもよい。たとえば、信号φa〜φcのうちの信号φaのみが「H」レベルにされた場合は、ゲート回路51がインバータとして動作し、ゲート回路52,53の出力信号は「L」レベルに固定される。この場合は、図1のSRAMと同じ構成になる。
【0073】
また、たとえば信号φa〜φcのうちの信号φcのみが「H」レベルにされた場合は、ゲート回路53がインバータとして動作し、ゲート回路51,52の出力信号が「L」レベルに固定される。この場合はダミーメモリセル35の並列接続された4つのNチャネルMOSトランジスタ23,24,27,28によってダミービット線DBLが「L」レベルに引下げられるので、ダミービット線DBLの電位低下速度が速くなる。
【0074】
したがって、トランジスタ特性のばらつきがあっても信号φa〜φcのレベルを変えることにより、信号SEのレベル変化のタイミングを変えることができる。よって、動作マージンを大きくし、歩留りの向上を図ることができる。
【0075】
図25のSRAMは、図24のSRAMに冗長メモリセルアレイ55を追加したものである。冗長メモリセルアレイ55は、少なくとも1行分(図では1行分)のダミーメモリセル3,33,35、複数のメモリセル2およびスペアワード線SWLを含む。行デコーダ42は、不良な行のワード線(たとえばWL0)に対応する行アドレス信号が入力された場合は、そのワード線WL0の代わりにスペアワード線SWLを選択レベルの「H」レベルにする。
【0076】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0077】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係るスタティック型半導体記憶装置は、ワード線と第1および第2のビット線との交差部に配置されたメモリセルと、ワード線と第1および第2のダミービット線との交差部に配置されたダミーメモリセルと、第1のダミービット線の電位に応じて読み出し動作を制御する制御信号を生成する制御信号生成回路とを備えたものである。メモリセルは、第1および第2のPチャネルロードMOSトランジスタと、第1および第2のNチャネルドライバMOSトランジスタと、第1および第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタとを含む。ダミーメモリセルは、第1および第2のPチャネルロードMOSトランジスタに対応して設けられた第1および第2のNチャネルMOSトランジスタと、第1および第2のNチャネルドライバMOSトランジスタに対応して設けられた第3および第4のNチャネルMOSトランジスタと、第1および第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタに対応して設けられた第5および第6のNチャネルMOSトランジスタとを含み、ワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた第1のダミービット線の電位第1、第3および第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げる。メモリセルの配線層に形成されたゲート電極の配置とダミーメモリセルの配線層に形成されたゲート電極の配置とは同一である。したがって、第1または第2のビット線の電位よりも第1のダミービット線の電位の方が速やかに低下するので、ワード線を非選択レベルにするタイミングなどを容易に最適化することができる。また、第1、第3および第5のNチャネルMOSトランジスタで第1のダミービット線の電位を引下げるので、ダミーメモリセル内の第1〜第6のNチャネルMOSトランジスタの特性がばらついた場合でもばらつきを平均化することでばらつきの程度を下げることができ、動作マージンの向上を図ることができる。
【0078】
好ましくは、メモリセルにおいて、第1のPチャネルロードMOSトランジスタと第1のNチャネルドライバMOSトランジスタは第1の電源電位を供給する第1の電源ラインと第1の電源電位よりも低い第2の電源電位を供給する第2の電源ラインとの間に直列接続されて第1のインバータを構成する。第2のPチャネルロードMOSトランジスタと第2のNチャネルドライバMOSトランジスタは第1および第2の電源ライン間に直列接続されて第2のインバータを構成する。第1のインバータの出力ノードと第2のインバータの入力ノードとが接続され、第1のインバータの入力ノードと第2のインバータの出力ノードとが接続される。第1のNチャネルアクセスMOSトランジスタは、第1のインバータの出力ノードと第1のビット線との間に接続され、そのゲート電極はワード線に接続される。第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタは、第2のインバータの出力ノードと第2のビット線との間に接続され、そのゲート電極はワード線に接続される。第1および第3のNチャネルMOSトランジスタは、所定のノードと第2の電源ラインとの間に並列接続され、それらのゲートはともに第1の電源ラインに接続される。第5のNチャネルMOSトランジスタは、第1のダミービット線と所定のノードとの間に接続され、そのゲートはワード線に接続される。この場合は、ワード線が選択レベルにされると第5のNチャネルMOSトランジスタが導通し、第1のダミービット線から第5、第1、第3のNチャネルMOSトランジスタを介して第2の電源ラインに電流が流出する。
【0079】
また好ましくは、第2および第4のNチャネルMOSトランジスタのゲートはともに所定のノードに接続される。第2、第4および第6のNチャネルMOSトランジスタの第1の電極は第1および第3のNチャネルMOSトランジスタのゲートに接続される。この場合は、ダミーメモリセル内の配線とメモリセル内の配線との差異を最小限にすることができる。
【0080】
また好ましくは、メモリセルの配線層において、第1のPチャネルロードMOSトランジスタと第1のNチャネルドライバMOSトランジスタは共通の第1のゲート電極を有し、第2のPチャネルロードMOSトランジスタと第2のNチャネルドライバMOSトランジスタは共通の第2のゲート電極を有し、第1のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第3のゲート電極を有し、第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第4のゲート電極を有する。ダミーメモリセルの配線層において、第1および第3のNチャネルMOSトランジスタは共通の第5のゲート電極を有し、第2および第4のNチャネルMOSトランジスタは共通の第6のゲート電極を有し、第5のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第7のゲート電極を有し、第6のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第8のゲート電極を有する。ダミーメモリセルの配線層において、第5〜第7のゲート電極はそれぞれ第1〜第4のゲート電極に対応して配置され、第5〜第7のゲート電極の配置と第1〜第4のゲート電極の配置とは同一である。この場合は、メモリセル内のMOSトランジスタの特性とダミーメモリセル内のMOSトランジスタの特性とを容易に一致させることができる。
【0083】
また好ましくは、複数行複数列に配列された複数のメモリセルと、それぞれ複数行に対応して設けられた複数のワード線と、それぞれ複数列に対応して設けられた複数組の第1および第2のビット線と、複数のワード線と交差して設けられた第1および第2のダミービット線と、それぞれ複数のワード線と第1および第2のダミービット線との交差部に設けられた複数のダミーメモリセルとを含むメモリセルアレイと、行アドレス信号に従って複数のワード線のうちのいずれかのワード線を選択し、そのワード線を選択レベルにしてそのワード線に対応する複数のメモリセルおよびダミーメモリセルを活性化させる行選択回路と、列アドレス信号に従って複数組の第1および第2のビット線のうちのいずれかの組の第1および第2のビット線を選択する列選択回路と、列選択回路によって選択された第1および第2のビット線を介して行選択回路によって活性化されたメモリセルのデータ信号の書込/読出を行なう書込/読出回路とが設けられる。制御信号生成回路は、第1のダミービット線の電位が予め定められたしきい値電位よりも低下したことに応じて制御信号を出力する電位検知回路を含む。この場合は、第1のダミービット線の電位が所定のしきい値電位よりも低くなったことに応じて制御信号が出力される。
【0084】
また好ましくは、第1〜第3の組の第1および第2のダミービット線が設けられる。第1の組の第1および第2のダミービット線に対応するダミーメモリセルは、対応するワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた第1の組の第1のダミービット線の電位を第1、第3および第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げる。第2の組の第1および第2のダミービット線に対応する各ダミーメモリセルは、対応するワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた第2の組の第1のダミービット線の電位を第1〜第3および第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げる。第3の組の第1および第2のダミービット線に対応する各ダミーメモリセルは、対応するワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた第3の組の第1のダミービット線の電位を第1〜第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げる。さらに、第1〜第3の組の第1のダミービット線のうちのいずれかの組の第1のダミービット線を選択するダミービット線選択回路が設けられる。電位検知回路は、ダミービット線選択回路によって選択された第1のダミービット線の電位がしきい値電位よりも低下したことに応じて制御信号を出力する。この場合は、ダミーメモリセル内のNチャネルMOSトランジスタの特性がばらついた場合でも、最適なダミーメモリセル列を選択することができる。
【0085】
また好ましくは、さらに、複数組の第1および第2のビット線ならびに第1および第2のダミービット線と交差して設けられたスペアワード線と、複数組の第1および第2のビット線とスペアワード線との複数の交差部にそれぞれ設けられた複数のメモリセルと、第1および第2のダミービット線とスペアワード線との交差部に設けられたダミーメモリセルとを含む冗長メモリセルアレイが設けられる。行選択回路は、複数行のうちの不良な行に対応する行アドレス信号を記憶し、入力された行アドレス信号と記憶した行アドレス信号が一致した場合は、入力された行アドレス信号に対応するワード線の代わりにスペアワード線を選択する。この場合は、不良なメモリセル行があった場合でもスペアの正常なメモリセル行と置換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるSRAMの全体構成を示す回路ブロック図である。
【図2】 図1に示したSRAMの動作を示すタイムチャートである。
【図3】 図1に示したメモリセルの構成を示す回路図である。
【図4】 図3に示したメモリセルのレイアウトを示す図である。
【図5】 図1に示したダミーメモリセルの構成を示す回路図である。
【図6】 図5に示したダミーメモリセルのレイアウトを示す図である。
【図7】 実施の形態1の変更例を示す回路図である。
【図8】 図7に示したダミーメモリセルのレイアウトを示す図である。
【図9】 実施の形態1の他の変更例を示す回路図である。
【図10】 実施の形態1のさらに他の変更例を示す回路図である。
【図11】 実施の形態1のさらに他の変更例を示す回路図である。
【図12】 図11に示したダミーメモリセルのレイアウトを示す図である。
【図13】 実施の形態1のさらに他の変更例を示す回路図である。
【図14】 実施の形態1のさらに他の変更例を示す回路図である。
【図15】 図14に示したダミーメモリセルのレイアウトを示す図である。
【図16】 実施の形態1のさらに他の変更例を示す回路図である。
【図17】 図1に示したSRAMのレイアウトを示すブロック図である。
【図18】 実施の形態1のさらに他の変更例を示すブロック図である。
【図19】 実施の形態1のさらに他の変更例を示すブロック図である。
【図20】 実施の形態1のさらに他の変更例を示すブロック図である。
【図21】 実施の形態1のさらに他の変更例を示すブロック図である。
【図22】 実施の形態1のさらに他の変更例を示すブロック図である。
【図23】 この発明の実施の形態2によるSRAMの全体構成を示す回路ブロック図である。
【図24】 この発明の実施の形態3によるSRAMの全体構成を示す回路ブロック図である。
【図25】 実施の形態3の変更例を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
1,45 メモリセルアレイ、1a ダミーメモリセル列、2 メモリセル、3,30〜36 ダミーメモリセル、WL ワード線、BL,/BL ビット線、DBL,/DBL ダミービット線、IO,/IO データ入出力線、CSL列選択線、4,46 プリチャージ回路、5,21,22 PチャネルMOSトランジスタ、6 列選択ゲート、7,23〜28 NチャネルMOSトランジスタ、8,42 行デコーダ、9 インバータ、10 制御回路、11 列デコーダ、12 書込回路、13 読出回路、PW P型ウェル、NW N型ウェル、NA N型活性層、PA P型活性層、GE ゲート電極、LL ローカル配線、ML メタル配線、CH コンタクトホール、VH ビアホール、VL 電源配線、GL 接地配線、40 列デコーダ+プリチャージ回路+データI/O回路、41,55 冗長メモリセルアレイ、51〜53 ゲート回路、54 ORゲート。

Claims (7)

  1. ワード線と第1および第2のビット線との交差部に配置されたメモリセルと、前記ワード線と第1および第2のダミービット線との交差部に配置されたダミーメモリセルと、前記第1のダミービット線の電位に応じて読み出し動作を制御する制御信号を生成する制御信号生成回路とを備えたスタティック型半導体記憶装置であって、
    前記メモリセルは、第1および第2のPチャネルロードMOSトランジスタと、第1および第2のNチャネルドライバMOSトランジスタと、第1および第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタとを含み
    前記ダミーメモリセルは、前記第1および第2のPチャネルロードMOSトランジスタに対応して設けられた第1および第2のNチャネルMOSトランジスタと、前記第1および第2のNチャネルドライバMOSトランジスタに対応して設けられた第3および第4のNチャネルMOSトランジスタと、前記第1および第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタに対応して設けられた第5および第6のNチャネルMOSトランジスタとを含み、前記ワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた前記第1のダミービット線の電位を前記第1、第3および第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げ
    前記メモリセルの配線層に形成されたゲート電極の配置と前記ダミーメモリセルの配線層に形成されたゲート電極の配置とは同一である、スタティック型半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルにおいて、前記第1のPチャネルロードMOSトランジスタと前記第1のNチャネルドライバMOSトランジスタは第1の電源電位を供給する第1の電源ラインと前記第1の電源電位よりも低い第2の電源電位を供給する第2の電源ラインとの間に直列接続されて第1のインバータを構成し、
    前記第2のPチャネルロードMOSトランジスタと前記第2のNチャネルドライバMOSトランジスタは前記第1および第2の電源ライン間に直列接続されて第2のインバータを構成し、
    前記第1のインバータの出力ノードと前記第2のインバータの入力ノードとが接続され、前記第1のインバータの入力ノードと前記第2のインバータの出力ノードとが接続され、
    前記第1のNチャネルアクセスMOSトランジスタは、前記第1のインバータの出力ノードと前記第1のビット線との間に接続され、そのゲート電極は前記ワード線に接続され、
    前記第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタは、前記第2のインバータの出力ノードと前記第2のビット線との間に接続され、そのゲート電極は前記ワード線に接続され、
    前記第1および第3のNチャネルMOSトランジスタは、所定のノードと前記第2の電源ラインとの間に並列接続され、それらのゲートはともに前記第1の電源ラインに接続され
    前記第5のNチャネルMOSトランジスタは、前記第1のダミービット線と前記所定のノードとの間に接続され、そのゲートは前記ワード線に接続される、請求項1に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  3. 前記第2および第4のNチャネルMOSトランジスタのゲートはともに前記所定のノードに接続され、
    前記第2、第4および第6のNチャネルMOSトランジスタの第1の電極は前記第1および第3のNチャネルMOSトランジスタのゲートに接続される、請求項2に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  4. 前記メモリセルの配線層において、前記第1のPチャネルロードMOSトランジスタと前記第1のNチャネルドライバMOSトランジスタは共通の第1のゲート電極を有し、
    前記第2のPチャネルロードMOSトランジスタと前記第2のNチャネルドライバMOSトランジスタは共通の第2のゲート電極を有し、
    前記第1のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第3のゲート電極を有し、
    前記第2のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第4のゲート電極を有し、
    前記ダミーメモリセルの配線層において、前記第1および第3のNチャネルMOSトランジスタは共通の第5のゲート電極を有し、
    前記第2および第4のNチャネルMOSトランジスタは共通の第6のゲート電極を有し、
    前記第5のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第7のゲート電極を有し、
    前記第6のNチャネルアクセスMOSトランジスタは第8のゲート電極を有し、
    前記ダミーメモリセルの配線層において、前記第5〜第7のゲート電極はそれぞれ前記第1〜第4のゲート電極に対応して配置され、前記第5〜第7のゲート電極の配置と前記第1〜第4のゲート電極の配置とは同一である、請求項2に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  5. 複数行複数列に配列された複数のメモリセルと、それぞれ前記複数行に対応して設けられた複数のワード線と、それぞれ前記複数列に対応して設けられた複数組の第1および第2のビット線と、前記複数のワード線と交差して設けられた第1および第2のダミービット線と、それぞれ前記複数のワード線と前記第1および第2のダミービット線との交差部に設けられた複数のダミーメモリセルとを含むメモリセルアレイ、
    行アドレス信号に従って前記複数のワード線のうちのいずれかのワード線を選択し、そのワード線を選択レベルにしてそのワード線に対応する複数のメモリセルおよびダミーメモリセルを活性化させる行選択回路、
    列アドレス信号に従って前記複数組の第1および第2のビット線のうちのいずれかの組の第1および第2のビット線を選択する列選択回路、および
    前記列選択回路によって選択された第1および第2のビット線を介して前記行選択回路によって活性化されたメモリセルのデータ信号の書込/読出を行なう書込/読出回路とを備え
    前記制御信号生成回路は、前記第1のダミービット線の電位が予め定められたしきい値電位よりも低下したことに応じて前記制御信号を出力する電位検知回路を含む、請求項1から請求項のいずれかに記載のスタティック型半導体記憶装置。
  6. 第1〜第3の組の第1および第2のダミービット線が設けられ、
    前記第1の組の第1および第2のダミービット線に対応するダミーメモリセルは、対応するワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた前記第1の組の第1のダミービット線の電位を前記第1、第3および第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げ、
    前記第2の組の第1および第2のダミービット線に対応する各ダミーメモリセルは、対応するワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた前記第2の組の第1のダミービット線の電位を前記第1〜第3および第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げ、
    前記第3の組の第1および第2のダミービット線に対応する各ダミーメモリセルは、対応するワード線が選択レベルにされたことに応じて、プリチャージされた前記第3の組の第1のダミービット線の電位を前記第1〜第5のNチャネルMOSトランジスタを介して引下げ
    さらに、前記第1〜第3の組の第1のダミービット線のうちのいずれかの組の第1のダミービット線を選択するダミービット線選択回路を備え、
    前記電位検知回路は、前記ダミービット線選択回路によって選択された第1のダミービット線の電位が前記しきい値電位よりも低下したことに応じて前記制御信号を出力する、請求項に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  7. さらに、前記複数組の第1および第2のビット線ならびに前記第1および第2のダミービット線と交差して設けられたスペアワード線と、前記複数組の第1および第2のビット線と前記スペアワード線との複数の交差部にそれぞれ設けられた複数のメモリセルと、前記第1および第2のダミービット線と前記スペアワード線との交差部に設けられたダミーメモリセルとを含む冗長メモリセルアレイを備え、
    前記行選択回路は、前記複数行のうちの不良な行に対応する行アドレス信号を記憶し、入力された行アドレス信号と記憶した行アドレス信号が一致した場合は、入力された行アドレス信号に対応するワード線の代わりに前記スペアワード線を選択する、請求項に記載のスタティック型半導体記憶装置。
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