JP4044538B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体記憶装置、半導体記憶装置と論理回路を1チップに混載した半導体装置、あるいはSOC(システムオンチップ)などの半導体装置に関し、更に詳しくは、半導体記憶装置から読み出されたデータ中のエラーを訂正するECC回路が搭載された半導体装置に関する。
半導体デバイス技術の進展による素子の微細化は、半導体記憶装置にあってはメモリセルの記憶ノード容量の減少を招き、ソフトエラーが大きな問題となってきている。
そこで、ソフトエラー対策として、ECC(Error Correcting Code)回路をチップ中に搭載している(例えば非特許文献1参照)。ECC回路を搭載する半導体記憶装置では、通常のデータビットに加えて検査用のコードビットを格納し、コードビットの値からデータビット中のエラーの有無や、エラーがどのビットで発生したかをECC回路で検出し、エラー訂正して外部に出力する。上記ECC回路では、使用するコードによって同一ワードで選択されるメモリセルのうち何ビットのエラーまで訂正できるかが決まる。一般的には、1ビットエラー訂正、または1ビットエラー訂正に加えて2ビットエラー検出が可能なSEC−DED(Single Error Correction − Double Error Detection)コードが広く使用されている。
上記ECC回路を搭載した従来の半導体記憶装置では、1ビットエラーを訂正するために必要なコードビットの数はデータビットの数により異なり、例えば32ビットのデータ中の1ビットのエラーを訂正するためには7ビットのコードが必要である。このため、32ビットのデータビット用に加えて7ビットのコードビット用のメモリセルが必要になり、トータルの記憶容量は約1.22倍必要になる。
上記コードビットによる記憶容量の増大を抑制するために、半導体記憶装置内部でより多くのデータビット数に対してECC回路を適用する方法が提案されている。例えば、内部の128ビットのデータに対してECC回路を適用し、訂正した128ビットのデータからマルチプレクサを用いて所望の32ビットのデータを選択して出力する。この場合、128ビットのデータに対してコードは9ビットで良いので、トータルのメモリ容量を1.07倍程度に抑えることができる。
しかしながら、このような構成では、動作が複雑になり速度低下の問題が生じる。具体的に説明すると、データの読み出し動作は、まず『128ビット(データ)+9ビット(コード)』を読み出し、ECC回路によりデータ(128ビット)中の誤りを訂正する。その後、128ビットのデータのうち、必要な32ビット分のデータをマルチプレクスして出力する。
一方、書き込み動作では、32ビットのデータを書き込む前に、まず128ビット分のデータ全てを読み出さなければならない。何故なら128ビット全てのデータが揃っていないとコードビットが算出できないので、書き込みの対象となる32ビット以外の96ビットのデータを読み出しておく必要があるからである。
このため、書き込み命令が発生した場合、半導体記憶装置は読み出し動作と書き込み動作の2つの動作を行わなければならず、通常の書き込み動作のみの場合に比べて動作速度が半分程度まで低下する、という問題が生ずる。
K. Arimoto et al., "A Speed-Enhanced DRAM Array Architecture with Embedded ECC," IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, VOL.25, NO.1, FEBRUARY 1990, pp.11-17.
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ECC回路を搭載しても、コードビットによる記憶容量の増大を抑制しつつ動作速度を高速化できる半導体装置を提供することにある。
この発明の一態様に係る半導体装置は、複数のメモリセルがアレイ状に配置されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ中のビット線と同じ配線幅、配線間隔の配線で構成され、読み出しタイミング信号を生成するための第1レプリカビット線と、前記メモリセルアレイ中のビット線と同じ配線幅、配線間隔の配線で構成され、書き込みタイミング信号を生成するための第2レプリカビット線と、前記メモリセルアレイ中のメモリセルにデータを書き込むための書き込みバッファ回路と、前記第1レプリカビット線を用いて生成された読み出しタイミング信号が入力され、前記第2レプリカビット線を駆動するレプリカ書き込みバッファ回路とを具備し、前記第2レプリカビット線は、前記メモリセルアレイ中のビット線の2倍の容量であり、前記レプリカ書き込みバッファ回路は、前記書き込みバッファ回路と等しい電流駆動力である。
また、この発明の一態様に係る半導体装置は、複数のメモリセルがアレイ状に配置されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ中のビット線と同じ配線幅、配線間隔の配線で構成され、読み出しタイミング信号を生成するための第1レプリカビット線と、前記メモリセルアレイ中のビット線と同じ配線幅、配線間隔の配線で構成され、書き込みタイミング信号を生成するための第2レプリカビット線と、前記メモリセルアレイ中のメモリセルにデータを書き込むための書き込みバッファ回路と、前記第1レプリカビット線を用いて生成された読み出しタイミング信号が入力され、前記第2レプリカビット線を駆動するレプリカ書き込みバッファ回路とを具備し、前記第2レプリカビット線は、前記メモリセルアレイ中のビット線と等しい容量であり、前記レプリカ書き込みバッファ回路は、前記書き込みバッファ回路の半分の電流駆動力である。
この発明によれば、ECC回路を搭載しても、コードビットによる記憶容量の増大を抑制しつつ動作速度を高速化できる半導体装置が得られる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、この発明の第1の実施形態に係る半導体装置の概略構成を示すブロック図である。ここでは2ワード×nビットのSRAMマクロを例に取っており、クロック信号CLK、チップイネーブル信号CE、ライトイネーブル信号WE、出力イネーブル信号OE、mビットのアドレス信号ADD、nビットのビットライトイネーブル信号BWE、及びnビットのデータ入力信号DINがそれぞれ入力され、nビットのデータ(出力信号)DOUTを出力する。
上記ワード数mとビット数nはともに変更可能であり、適当なワード×ビットの構成を実現可能に構成されている。
図2は、上記図1に示したSRAMマクロの具体的な内部構成例を示している。mビットのアドレス信号ADDはアドレスバッファ11に供給され、クロック信号CLK、チップイネーブル信号CE、ライトイネーブル信号WE、出力イネーブル信号OE、及びnビットのビットライトイネーブル信号BWEはそれぞれコントローラ12に供給される。上記アドレスバッファ11から出力されるローアドレス信号はローデコーダ13に、カラムアドレス信号はカラムデコーダ14にそれぞれ供給されてデコードされる。上記ローデコーダ13によってメモリセルアレイ15中のワード線が選択され、上記カラムデコーダ14によってビット線対が選択される。
上記コントローラ12は、各回路を制御するもので、このコントローラ12によって半導体記憶装置の読み出し動作や書き込み動作などの動作モードや動作タイミングが制御される。
そして、メモリセルアレイ15中の選択されたメモリセルから読み出されたデータは、センスアンプ16で増幅され、出力回路17から読み出しデータ(出力信号)DOUTが出力される。
次に、上記のような構成において、図3の動作波形図を用いて図1及び図2に示したSRAMマクロの動作を説明する。図3の動作波形図は、メモリセルアレイ15のアドレスA1に対して連続してアクセスする場合を示している。まず始めのサイクル(Write1)ではアドレスA1に対してデータD1の書き込み命令が入力されている。この時、半導体記憶装置はアドレスA1に該当するメモリセルにデータD1の書き込みを行う。次のサイクル(Write2)では、アドレスA1に対してデータD2の書き込み命令が入力されている。この時、半導体記憶装置はアドレスA1に該当するメモリセルから、まずデータ(D1)を読み出して出力信号DOUTを出力する。その後、アドレスA1に該当するメモリセルにデータD2を書き込む。さらに次のサイクル(Read1)では、アドレスA1に対する読み出し命令が入力されている。この時、半導体記憶装置はアドレスA1に該当するメモリセルからデータ(D2)を読み出して出力信号DOUTを出力する。さらに次のサイクル(Write3)ではアドレスA1に対してライトマスク有りの書き込み命令が入力され、nビットデータのうちの一部のみの書き込みデータD2Mが入力される。この時、半導体記憶装置はアドレスA1に該当するメモリセルから、まずデータ(D2)を読み出して出力信号DOUTを出力する。その後、アドレスA1に該当するメモリセルのうちライトマスク指定されたビットにのみデータD2Mを書き込む。さらに次のサイクル(Read2)ではアドレスA1に対する読み出し命令が入力されている。この時、半導体記憶装置はアドレスA1に該当するメモリセルからデータ(D2M)を読み出して出力信号DOUTを出力する。
図4は、本第1の実施形態に係る半導体装置における内部タイミング生成部を抽出してその構成例を示したものである。一般に、このようなワード×ビット構成が可変なメモリマクロでは、回路構成によらず最適なタイミングで読み出し動作ができるように、レプリカ技術によりタイミング信号の生成を行っている(例えばB. S. Amrutur et al., “A Replica Technique for Wordline and Sense Control in Low-Power SRAM’s,” IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, VOL.33, NO.8, AUGUST 1998, pp.1208-1219を参照)。
すなわち、本実施形態の半導体装置は、図4に示す如く、メモリセルアレイ15中にレプリカワード線RWLと第1,第2レプリカビット線RBL1,RBL2とを備えている。上記メモリセルアレイ15中には、複数のメモリセルMCがアレイ状に配置されている。各メモリセルMCは、行毎に図示しないワード線に接続され、列毎にビット線対BL,BLBに接続されている。
上記レプリカワード線RWL、第1レプリカビット線RBL1及び第2レプリカビット線RBL2は、上記メモリセルアレイ15の端部に配置されている。上記レプリカワード線RWLはメモリセルアレイ15の中央で折り返しており、一端には選択信号SELがバッファ16−1,16−2を介して供給される。上記第1レプリカビット線RBL1の一端と電源VDD間にはPチャネル型MOSFET17の電流通路が接続され、このMOSFET17のゲートは上記バッファ16−2の出力端に接続されている。また、上記第1レプリカビット線RBL1の他端にはPチャネル型MOSFET18とNチャネル型MOSFET19とからなるCMOSインバータの入力端が接続される。上記CMOSインバータの出力端にはインバータ20の入力端が接続され、このインバータ20の出力端からタイミング信号DBL1を出力するとともに、このタイミング信号DBL1を上記第2レプリカビット線RBL2に接続されたレプリカ書き込みバッファ回路21に供給するように構成されている。
上記レプリカ書き込みバッファ回路21は、Pチャネル型MOSFET22〜25、Nチャネル型MOSFET26,27及びインバータ28,29を含んで構成されている。第2レプリカビット線RBL2の一端と接地点VSS間には、MOSFET26の電流通路が接続され、このMOSFET26のゲートはインバータ28の出力端に接続される。このインバータ28の入力端には、上記インバータ20の出力端が接続され、タイミング信号DBL1が供給される。上記第2レプリカビット線RBL2は、メモリセルアレイ15の端部で折り返しており、両端間にMOSFET22の電流通路が接続される。また、この第2レプリカビット線RBL2一端及び他端と電源VDD間にそれぞれMOSFET23,24の電流通路が接続される。これらMOSFET22〜24のゲートには、上記インバータ28を介してタイミング信号DBL1が供給される。上記第2レプリカビット線RBL2の他端には、Pチャネル型MOSFET25とNチャネル型MOSFET27とからなるCMOSインバータの入力端が接続される。上記CMOSインバータの出力端にはインバータ29の入力端が接続され、このインバータ29の出力端からタイミング信号DBL2を出力するようになっている。
上記レプリカワード線RWLは、通常のワード線と同時に活性化され、通常のワード線と同じ配線長、配線幅、負荷容量の配線を経由(図4ではメモリセルアレイ15の中央で折り返している)することで、ワード線遅延と等しい遅延を生成する。このレプリカワード線RWLの最遠端にはレプリカセルRCが接続される。第1レプリカビット線RBL1はMOSFET17によってハイレベル(VDDレベル)にプリチャージされており、レプリカワード線RWLが活性化されるとレプリカセルRCは第1レプリカビット線RBL1をローレベルに低下させる。第1レプリカビット線RBL1は通常のビット線対BL,BLBの一方と同じ配線長、配線幅、負荷容量となるように設定されており、ビット線遅延と等しいタイミングを生成する。
このようにして、『ワード線遅延+ビット線遅延』に等しいタイミング信号DBL1を得る。このように生成されたタイミング信号DBL1でセンスアンプの活性化を制御することで、ワード線長、ビット線長が変わった場合でも最適なタイミングで動作することが可能となる。また、電源電圧、温度、及びプロセス変動などにより、ワード線遅延やビット線遅延が変化した場合でも、最適なタイミングで動作することが可能となる。
更に、本実施形態の半導体装置では、第1レプリカビット線RBL1により生成されたタイミング信号DBL1を、レプリカ書き込みバッファ回路21に入力している。このレプリカ書き込みバッファ回路21は、通常の書き込みバッファ回路と同じ書き込み特性(電流駆動力)を有し、第2レプリカビット線RBL2を駆動する。第2レプリカビット線RBL2は、通常のビット線対BL,BLBの一方と同じ配線長、配線幅、負荷容量の配線を2本使用し、さらに最遠端で両者を接続した構成になっている。
また、上記第2レプリカビット線RBL2の電位は回路閾値がほぼ電源電圧VDDの半分(VDD/2)のインバータ29に入力される。第2レプリカビット線RBL2は、タイミング信号DBL1がハイレベルの時にMOSFET22〜24によってハイレベル(VDDレベル)にプリチャージされており、タイミング信号DBL1がローレベルに遷移するタイミングを受けて、MOSFET26によりローレベル(VSSレベル)に引き下げられる。この際、第2レプリカビット線RBL2が電源電圧VDDの半分(VDD/2)程度まで低下するとインバータ29が反転し、タイミング信号DBL2を生成して出力する。第2レプリカビット線RBL2は通常のビット線BLまたはBLBに対して容量が2倍であるので、このように生成したタイミング信号DBL2は、通常のビット線BLまたはBLBの電位が、通常の書き込みバッファ回路32によりフルスイングする時間に等しくなる。
図5は、本実施形態に係る半導体装置のセンスアンプと書き込みバッファ回路(通常の書き込みバッファ回路)を示す回路図である。ビット線対BL,BLBとデータ線対D0,D0Bとの間にはセンスアンプ16が設けられ、ビット線対BL,BLBとデータ線対D1,D1Bとの間には書き込みバッファ回路32が設けられている。上記センスアンプ16と書き込みバッファ回路32は、第1,第2レプリカビット線RBL1,RBL2により生成されたタイミング信号DBL1,DBL2が入力される論理回路33の出力信号で動作が制御される。
上記論理回路33は、インバータ34,35とNANDゲート36とで構成されている。上記インバータ34の入力端にはタイミング信号DBL1が供給され、このインバータ34の出力信号とタイミング信号DBL2が上記NANDゲート36に供給される。このNANDゲート36の出力信号は、インバータ35の入力端に供給される。
上記センスアンプ16は、Pチャネル型MOSFET37〜40とNチャネル型MOSFET41〜43とを含んで構成されている。MOSFET37,38の電流通路は、ビット線対BL,BLBとデータ線対D0,D0Bとの間に接続され、ゲートはインバータ35の出力端に共通接続される。MOSFET39,40の電流通路の一端は電源VDDに接続され、他端はデータ線対D0,D0Bにそれぞれ接続される。上記MOSFET41,42の電流通路の一端はMOSFET39,40の電流通路の他端に接続され、他端はMOSFET43の電流通路の一端に共通接続される。上記MOSFET39,41のゲートは上記MOSFET40,42の電流通路の接続点に共通接続され、上記MOSFET40,42のゲートは上記MOSFET39,41の電流通路の接続点に共通接続される。上記MOSFET43の電流通路の他端は接地点VSSに接続され、ゲートは上記インバータ35の出力端に接続される。
上記書き込みバッファ回路32は、MOSFET44,45、NORゲート46,47及びインバータ48を含んで構成されている。上記MOSFET44,45の電流通路の一端はビット線対BL,BLBにそれぞれ接続され、他端は接地点VSSに接続される。これらMOSFET44,45のゲートには、NORゲート46,47の出力端がそれぞれ接続される。これらNORゲート46,47の一方の入力端はインバータ48の出力端に共通接続され、他方の入力端はデータ線対D1,D1Bにそれぞれ接続される。上記インバータ48の入力端は、インバータ35の出力端に接続されている。
上記のような構成において、従来同様、第1レプリカビット線RBL1により生成されたタイミング信号DBL1がローレベルになるとセンスアンプ16が活性化され、読み出しが行われる。本実施形態の半導体装置では、読み出しが行われると同時に書き込みバッファ回路32が動作し、書き込みが開始される。その後、第2レプリカビット線RBL2により生成されたタイミング信号DBL2がローレベルになると、書き込みバッファ回路32の動作が停止(MOSFET44,45がオフ)して書き込みが終了する。
図6は、本実施形態に係る半導体装置における書き込み命令時の内部動作を示す動作波形図である。クロック信号CLKに同期してワード線WLが選択される。その後、第1レプリカビット線RBL1により生成されたタイミング信号DBL1がローレベルになり、さらに第2レプリカビット線RBL2により生成されたタイミング信号DBL2がローレベルになる。ワード線WLが選択されると、ビット線対BL,BLBには微小な電位差が出現する。そして、タイミング信号DBL1がローレベルになるとセンスアンプ16が活性されてデータが読み出される。読み出されたデータは出力回路17から出力信号DOUTとして出力される。またセンスアンプ16が活性化されると同時に書き込みバッファ回路32が動作し、ビット線対BL,BLBの一方(ここではBL)がローレベルに引き下げられ、メモリセル(Cell)にデータが書き込まれる。その後、タイミング信号DBL2がローレベルになると書き込みバッファ回路32の動作が停止して書き込みが終了し、ビット線BLはハイレベルへとプリチャージされる。
上記のような構成によれば、読み出し(リード)用及び書き込み(ライト)用レプリカビット線RBL1,RBL2により、高速なリード、ライトのシリアル動作が可能になり、且つマクロサイズを変更可能なECC回路対応のSRAMマクロを構成できる。
[第2の実施形態]
上述した第1の実施形態に係る半導体装置では、通常のビット線対BL,BLBの一方と同じ配線長、配線幅、負荷容量の配線を2本接続して第2レプリカビットRBL2を形成した。また、レプリカ書き込みバッファ回路21を通常の書き込みバッファ回路32と同じ電流駆動力となるように構成することで、通常のビット線BLまたはBLBの電位がフルスイングする遅延と等しい遅延時間を生成した。
しかしながら、ビット線BLまたはBLBの抵抗成分による影響が大きい場合には、第2レプリカビット線RBL2で生成するタイミングが、通常のビット線BL,BLBの電位がフルスイングする遅延よりも大きくなってしまう場合がある。
このような問題に対処するために、本第2実施形態に係る半導体装置では、図7に示すように、通常のビット線BLまたはBLBの半分の配線長で等しい配線幅、且つ半分の負荷容量の配線を2本接続して第2レプリカビットRBL2を形成している。また、レプリカ書き込みバッファ回路21’の基本的な回路構成は図4に示した回路21と同様であるが、電流駆動能力が異なっており、通常の書き込みバッファ回路32の半分の電流駆動力となるように構成している。
他の基本的な構成は、第1の実施形態と同様である。
このような構成とすることで、第2レプリカビットRBL2の配線抵抗の影響は、通常のビット線BLまたはBLBと等しくなるため、通常のビット線BLまたはBLBの電位がフルスイングするときの遅延と等しい遅延を生成できる。
上述したように、この発明の第1,第2の実施形態に係る半導体装置によれば、リードタイミング生成用及びライトタイミング生成用の第1,第2レプリカビット線RBL1,RBL2とレプリカ書き込みバッファ回路21を設け、タイミング信号DBL1,DBL2を生成してリード、ライトのシリアル動作タイミングを制御することで、高速にリード、ライトのシリアル動作が可能であり、且つワード×ビット構成を可変にできる。
従って、ECC回路を搭載しても、コードビットによる記憶容量の増大を抑制しつつ動作速度を高速化できる。
なお、上記第1,第2の実施形態では、半導体記憶装置としてSRAMマクロを例に取って説明したが、同様にして他の半導体記憶装置にも適用できるのはもちろんである。半導体記憶装置から出力されるデータ中のエラーを訂正するECC回路が搭載された半導体装置であれば、半導体記憶装置と論理回路を1チップに混載した半導体装置、あるいはSOC(システムオンチップ)などにも適用できる。
以上第1,第2の実施形態を用いてこの発明の説明を行ったが、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば各実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の第1の実施形態に係る半導体装置の概略構成を示すブロック図。 図1に示したSRAMマクロの具体的な内部構成例を示すブロック図。 図1及び図2に示したSRAMマクロの動作を説明するための動作波形図。 この発明の第1の実施形態に係る半導体装置における内部タイミング生成部を抽出してその構成例を示す回路図。 この発明の第1の実施形態に係る半導体装置のセンスアンプと書き込みバッファ回路を示す回路図。 この発明の第1の実施形態に係る半導体装置における書き込み命令時の内部動作を示す動作波形図。 この発明の第2の実施形態に係る半導体装置について説明するためのもので、内部タイミング生成部を抽出してその構成例を示す回路図。
符号の説明
11…アドレスバッファ、12…コントローラ、13…ローデコーダ、14…カラムデコーダ、15…メモリセルアレイ、16…センスアンプ、17…出力回路、21,21’…レプリカ書き込みバッファ回路、32…書き込みバッファ回路、MC…メモリセル、RC…レプリカセル、WL…ワード線、RWL…レプリカワード線、BL,BLB…ビット線対、RBL1…第1レプリカビット線、RBL2…第2レプリカビット線、DBL1,DBL2…タイミング信号。

Claims (4)

  1. 複数のメモリセルがアレイ状に配置されたメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイ中のビット線と同じ配線幅、配線間隔の配線で構成され、読み出しタイミング信号を生成するための第1レプリカビット線と、
    前記メモリセルアレイ中のビット線と同じ配線幅、配線間隔の配線で構成され、書き込みタイミング信号を生成するための第2レプリカビット線と、
    前記メモリセルアレイ中のメモリセルにデータを書き込むための書き込みバッファ回路と、
    前記第1レプリカビット線を用いて生成された読み出しタイミング信号が入力され、前記第2レプリカビット線を駆動するレプリカ書き込みバッファ回路とを具備し、
    前記第2レプリカビット線は、前記メモリセルアレイ中のビット線の2倍の容量であり、
    前記レプリカ書き込みバッファ回路は、前記書き込みバッファ回路と等しい電流駆動力であることを特徴とする半導体装置。
  2. 複数のメモリセルがアレイ状に配置されたメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイ中のビット線と同じ配線幅、配線間隔の配線で構成され、読み出しタイミング信号を生成するための第1レプリカビット線と、
    前記メモリセルアレイ中のビット線と同じ配線幅、配線間隔の配線で構成され、書き込みタイミング信号を生成するための第2レプリカビット線と、
    前記メモリセルアレイ中のメモリセルにデータを書き込むための書き込みバッファ回路と、
    前記第1レプリカビット線を用いて生成された読み出しタイミング信号が入力され、前記第2レプリカビット線を駆動するレプリカ書き込みバッファ回路とを具備し、
    前記第2レプリカビット線は、前記メモリセルアレイ中のビット線と等しい容量であり、
    前記レプリカ書き込みバッファ回路は、前記書き込みバッファ回路の半分の電流駆動力であることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記請求項1又は2に記載の半導体装置において、
    前記メモリセルアレイ中のメモリセルから読み出されたデータ、または前記メモリセルに書き込むデータを増幅するセンスアンプを更に具備し、
    前記第1レプリカビット線を用いて生成された読み出しタイミング信号により前記センスアンプ及び前記書き込みバッファ回路を活性化し、
    前記第2レプリカビット線を用いて生成された書き込みタイミング信号により前記センスアンプ及び前記書き込みバッファを非活性化することを特徴とする半導体装置。
  4. 前記請求項1乃至のいずれか1つの項に記載の半導体装置において、
    前記メモリセルアレイから読み出されたデータ中のエラーを訂正するためのECC回路を更に具備することを特徴とする半導体装置。
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