JP4275703B2 - 画像文書作成装置、画像文書印刷方法、画像文書印刷プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク上の複数台の画像形成装置と接続可能に設けられた画像文書作成装置に係り、より詳細には、文書データ及び/又は画像データに含まれる色と色差の少ない画像形成装置を印刷対象装置として選択可能であるとともに、色差が許容範囲を超えている場合には色域不足をユーザに通知可能な画像文書作成装置、画像文書印刷方法、画像文書印刷プログラム及び記録媒体に関する。
従来から、プリントデータをプリントするのに用いる画像形成装置の色域に、そのプリントデータに含まれる色が全色サポートされていない場合には、色域不足をユーザに通知するように構成されたシステム及び方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このシステム等では、プリントデータの印刷可能な画像形成装置において、プリントデータに含まれる色域と画像形成装置が表現可能な色域とを比較し、識別した色のうち1つ以上が画像形成装置の持つ色域に含まれていない場合に、ユーザにその旨を通知するようになっている。すなわち、プリントデータに画像形成装置が表現可能な色が含まれるか否かを、カラープロファイルの絶対的な色域に含まれるか否かで判別し、ユーザに通知して、ユーザに印刷するか否かを選択させるようになっている。
特開2004−5385号公報
しかし、上記特許文献1記載の手法では、プリントデータに含まれる色と画像形成装置で表現される色との差が大きく異なる場合のみならず、プリントデータに含まれる色と画像形成装置で表現される色との差がある程度許容できる場合や、人間の目で判別できない程度のレベル差である場合であっても、プリントデータに含まれる色が画像形成装置で表現可能な色域に含まれない旨を一様に通知することになる。そのため、ユーザは、プリントデータに含まれる色と画像形成装置で表現される色との差が許容できる程度の差である場合や、人間の目で判別できない程度のレベル差である場合など、そのまま印刷しても何ら支障のない場合であっても、その都度、印刷するかしないかを自ら判断しなければならない、といった問題があった。しかも、この場合に通知されるのは、プリントデータに含まれる色の少なくとも1つ以上の色が、画像形成装置が表現可能な色域に含まれていないことを通知するのみであり、プリントデータに含まれる色と画像形成装置で再現される色とが、見た目にどの程度の差であるのか(すなわち、ユーザが許容できる程度の差であるのか)を感覚的に知ることができない。そのため、印刷すると判断した場合であっても、実際にプリントアウトしてみないと、画像形成装置で印刷される色がプリントデータに含まれる色とどの程度の差があるのか分からないといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、文書データ及び/又は画像データに含まれる色により近い色での印刷を可能とした画像文書作成装置、画像文書印刷方法、画像文書印刷プログラム及び記録媒体を提供することにある。また、本発明の他の目的は、印刷前に、プリントデータに含まれる色と画像形成装置で表現される色との色差がどの程度であるかをユーザに通知することで、印刷を行うか否かの判断を容易にすることを可能とした画像文書作成装置、画像文書印刷方法、画像文書印刷プログラム及び記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の画像文書作成装置は、ネットワーク上に配置された複数台の画像形成装置と接続可能に設けられた画像文書作成装置であって、前記画像形成装置が持つ色域情報を取得する色域情報取得手段と、当該装置内に保存している文書データ及び/又は画像データに含まれる入力色を識別する識別手段と、前記識別手段により識別した色と前記色域情報取得手段により取得した色域情報との色差の平均値を前記画像形成装置ごとに算出する色差算出手段と、前記色差算出手段の算出した色差の平均値に基づいて印刷対象とする画像形成装置を選択する装置選択手段と、選択された画像形成装置に対して前記文書データ及び/又は前記画像データの印刷を指示する印刷手段とを備え、前記色差算出手段は、前記識別手段により識別した入力色を絶対的な色領域の値に変換するとともに、前記入力色を印刷する文書データ及び/又は画像データの種類に応じて色変換した色を絶対的な色領域の値に変換し、表色系を用いた色差式を用いてこれら変換値の色差を算出して色差の和を求めるとともに、色差の最大値を求め、求めた色差の最大値と入力色数とに基づいて色差の平均値を求めることを特徴としている。
この構成により、画像形成装置の色域と印刷する文書データ及び/又は画像データの持つ色との色差の平均値を求め、求められた色差の平均値に基づいて文書データ及び/又は画像データが持つ色に近い色を表現可能な画像形成装置を選択し、自動的に印刷することができる。つまり、文書データ及び/又は画像データに含まれる色により近い色で印刷することができる。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記装置選択手段は、前記色差算出手段の算出した色差の平均値に基づいて、色差が最も少ない画像形成装置を印刷対象として選択するように構成してもよい。印刷手段は、このようにして選択された画像形成装置に対して文書データ及び/又は画像データの印刷を指示する。
これにより、例えば、ネットワーク上の画像形成装置にアクセスし、それぞれの画像形成装置の色域と印刷する文書データ及び/又は画像データの持つ色との色差を求め、求められた色差を比較して、色差が最も少ない画像形成装置、即ち、印刷データが持つ色に最も近い色を表現可能な画像形成装置を選択し、自動的に印刷することが可能となる。
本発明の画像文書作成装置では、前記色域情報取得手段は、前記画像形成装置がカラープロファイルや再現色域といった色変換テーブルを持っているかどうかを確認し、色変換テーブルを持っている場合にはその色変換テーブルを前記色域情報として取得するように構成してもよい。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記色域情報取得手段は、画像形成装置が色変換テーブルを持っていない場合には、その画像形成装置に対応した色変換テーブルを前記ネットワークを通じて外部から取得するように構成してもよい。具体的には、その画像形成装置のメーカのWebサイトなどで色変換テーブルが公開されているので、その公開されている色変換テーブルをダウンロードする。これにより、色変換テーブルを持っていない画像形成装置に対しても色差を算出することが可能となる。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記色差算出手段は、印刷する文書データ及び/又は画像データの種類(写真、グラフィック、テキスト等)に応じた色変換を行った後の色と、前記色変換テーブルとを比較して色差の平均値を算出するように構成してもよい。このように、印刷言語が指定された色変換方法(Perceptual:写真向け、 Saturation:グラフィック向け、テキスト向け等)に対応した画像形成装置で印刷される色と、文書データ及び/又は画像データ(印刷データ)で指定された色とを比較することで、色差を求める場合の色変換の違いによる色差のずれをなくすことが可能となる。
また、本発明の画像文書作成装置では、複数の色差に対応した色差感覚のメッセージが予め登録されている色差テーブルと、提示手段とをさらに備えてもよく、前記提示手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値と前記色差テーブルとを比較して、算出された前記色差の平均値に対応する色差感覚のメッセージを前記色差テーブルから抽出して提示するように構成してもよい。このような色差感覚のメッセージを表示することで、ユーザは印刷を行うか否かの判断を、色差の数値だけでなく、メッセージによっても感覚的に判断することが可能となる。
ここで、色差テーブルは、複数段階に区分された色差(ΔE)の項目と、これに対応する色差の感覚のメッセージの項目とからなっている。色差(ΔE)の項目としては、0、0〜0.5未満、0.5〜1.5未満、1.5〜3.0未満、3.0〜6.0未満、6.0以上、の6段階の色差レベルに区分されており、そのそれぞれに対して、Non(色差なし)、Trace(かすかに感じられる)、Slight(わずかに感じられる)、Noticeable(かなり感じられる)、Appreciable(目だって感じられる)、Much(大きい)の6種類の感覚メッセージが対応付けされている。
例えば、色差算出手段にて算出された色差の平均値(ΔE_ave)が、2.0であった場合、提示手段は、これに対応するメッセージである「かなり感じられる。」を選択し、対応する画像形成装置の機種名等とともにこのメッセージを表示する。これにより、印刷する文書データ及び/又は画像データに含まれる色と実際に画像形成装置で印刷される色との差がどの程度であるのかを、印刷前に知ることができるので、ユーザは、色差の程度を認識した上で、文書データ及び/又は画像データの印刷を行うか否かを選択することが可能となる。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記印刷手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値が予め設定されている許容範囲内であるときは、文書データ及び/又は画像データの印刷を直ちに開始し、許容範囲外であるときは、文書データ及び/又は画像データの印刷を一時停止するように構成してもよい。これにより、文書データ及び/又は画像データの印刷言語が指定する色が、画像形成装置で印刷できる色域内である場合(画像形成装置が印刷データの全ての色をサポートしている場合)、及び、画像形成装置で印刷できる色域から外れるものの許容できる範囲内である場合には、直ちに文書データ及び/又は画像データの印刷を開始することが可能となる。
ここで、色差の許容範囲は、上記の色差テーブルで言うと、0〜1.5未満の範囲であり、算出された色差の平均値がこの範囲であった場合には、印刷手段は、その許容範囲内にある画像形成装置から文書データ及び/又は画像データを直ちに印刷することになる。一方、検出された色差の平均値が1.5以上であった場合には、文書データ及び/又は画像データの印刷を一時停止し、上記のメッセージを表示部に表示して、ユーザに、印刷をそのまま実行するか否かの判断を行わせることになる。
また、本発明の画像文書作成装置では、選択対象から除外する画像形成装置の情報が予め登録されている除外テーブルをさらに備えてもよく、前記装置選択手段は、前記ネットワーク上の各画像形成装置が持つ色域情報の選択前に、前記除外テーブルに登録されている特定の画像形成装置を選択対象から除外するように構成してもよい。ここで、除外テーブルに登録される除外条件としては、例えばユーザのいる場所、すなわち、ユーザが使用する画像文書作成装置の設置場所から遠い場所に設置されている画像形成装置を除外対象とするような条件が考えられる。つまり、場所的に遠いか近いかを除外条件とする。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記画像形成装置から当該画像形成装置のトラブル情報を取得するトラブル情報取得手段をさらに備えてもよく、前記装置選択手段は、前記ネットワーク上の各画像形成装置が持つ色域情報の選択前に、前記トラブル情報取得手段により取得した情報に基づき、トラブル中の画像形成装置を選択対象から除外するように構成してもよい。すなわち、画像文書作成装置は、ネットワークに接続した時点から定期的に、各画像形成装置と通信して、各画像形成装置のトラブル情報(紙切れ、トナー切れ、ジャムの発生等)を取得することで、常に最新のトラブル情報を保存しておく。これにより、装置選択手段は、ネットワーク上の各画像形成装置が持つ色域情報の選択前に、保存しているトラブル情報に基づき、トラブル中の画像形成装置を選択対象から除外することが可能となる。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記装置選択手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値が予め設定されている許容範囲内である画像形成装置が複数台存在する場合は、その複数台の中から予め設定された優先順位に従って1台の画像形成装置を選択するように構成してもよい。ここで、優先順位の例としては、例えばユーザのいる場所、すなわち、ユーザが使用する画像文書作成装置の設置場所に近いものほど上位にくるような優先順位の設定が考えられる。この設定は、ユーザが自由に行えるようにしておけばよい。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記画像形成装置から当該画像形成装置の使用履歴情報を取得する使用履歴情報取得手段をさらに備えてもよく、前記装置選択手段は、前記色差算出手段にて算出された色差が予め設定されている許容範囲内である画像形成装置が複数台存在する場合は、前記使用履歴情報取得手段にて取得した各画像形成装置の過去の使用履歴に基づき、最も使用頻度の低い画像形成装置を選択するように構成してもよい。この場合、各画像形成装置の使用頻度については、画像文書作成装置が各画像形成装置と定期的に通信を行って、各画像形成装置の使用履歴を取得し、この取得した使用履歴に基づいて、使用頻度の最も低い画像形成装置を選択するように構成すればよい。このように使用頻度の低い画像形成装置を選択することで、トナーの消費量の少ない画像形成装置を選択できるので、印刷途中でトナー切れになって停止するといった不具合の発生を回避することが可能となる。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記画像形成装置から当該画像形成装置の使用履歴情報を取得する使用履歴情報取得手段をさらに備えてもよく、前記装置選択手段は、前記色差算出手段にて算出された色差が予め設定されている許容範囲内である画像形成装置が複数台存在する場合は、前記使用履歴情報取得手段にて取得した各画像形成装置の過去の使用履歴に基づき、最も使用頻度の高い画像形成装置を選択する構成としてもよい。各画像形成装置の使用頻度については、上記と同様、画像文書作成装置が各画像形成装置と定期的に通信を行って、各画像形成装置の使用履歴を取得し、この取得した使用履歴に基づいて、使用頻度の最も高い画像形成装置を選択するように構成すればよい。使用頻度の高い画像形成装置は、例えば画像が綺麗であるといった品質の高い装置である場合が多い。従って、例えば重要書類等である場合には、使用頻度の高い装置を選択することで、印字の綺麗な書類を作成することが可能となる。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記装置選択手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値が予め設定されている許容範囲内である画像形成装置が複数台存在する場合は、直近に印刷を行った画像形成装置を選択する構成としてもよい。すなわち、自装置で行った印刷の履歴を一定期間(例えば、1カ月間等)保存しておくことで、この印刷履歴から直近に印刷を行った画像形成装置を選択することが可能である。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記装置選択手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値が予め設定されている許容範囲内である画像形成装置が複数台存在する場合は、最も使用頻度の低い画像形成装置を選択する構成としてもよい。すなわち、自装置で行った印刷の履歴を一定期間(例えば、1カ月間等)保存しておくことで、この印刷履歴から、過去1カ月間に最も使用頻度の低くかった画像形成装置を選択することが可能である。
また、本発明の画像文書作成装置では、前記色差算出手段は、前記識別手段により識別した色と前記色域情報取得手段により取得した色域情報とに基づき、例えば周知の表色系を用いた色差式によって色差を算出するように構成している
ここで、色差式としては、1976年に国際照明委員会(CIE)で規格化されたL***表色系を用いた色差式を用いることができる。すなわち、L***表色系における座標L*、a*、b*、の差であるΔL*、Δa*、Δb*によって定義される二つの試料の間の色差式(ΔE*ab)
ΔE*ab=[(ΔL*2+(Δa*2+(Δb*21/2
を用いることができる。この色差式は、例えば(AIC 2004 Color and Paints, Interim Meeting of the International Color Association, Proceedings p138-142, Industrial colour difference evaluation:LCAM textile data, Michal VIK, Colour and Appearance Measurement Laboratory Faculty of Textile Science, Technical University of Liberec)にも記載されている。
また、本発明の画像文書印刷方法は、ネットワーク上に配置された複数台の画像形成装置と接続可能に設けられた画像文書作成装置における画像文書印刷方法であって、前記画像形成装置が持つ色域情報を前記ネットワークを通じて取得する取得ステップと、当該装置内に保存している文書データ及び/又は画像データに含まれる入力色を識別する識別ステップと、識別した色と取得した色域情報との色差の平均値を前記画像形成装置ごとに算出する算出ステップと、算出した色差の平均値に基づいて、色差が最も少ない画像形成装置を印刷対象として選択する選択ステップと、選択された画像形成装置に対して文書データ及び/又は画像データの印刷を指示する指示ステップとを含み、前記算出ステップは、前記識別ステップにより識別した入力色を絶対的な色領域の値に変換するステップと、前記入力色を印刷する文書データ及び/又は画像データの種類に応じて色変換した色を絶対的な色領域の値に変換するステップと、表色系を用いた色差式を用いてこれら変換値の色差を算出して色差の和を求めるとともに、色差の最大値を求めるステップと、求めた色差の最大値と入力色数とに基づいて色差の平均値を求めるステップとからなることを特徴としている。
この構成により、画像形成装置の色域と印刷する文書データ及び/又は画像データの持つ色との色差の平均値を求め、求められた色差の平均値に基づいて文書データ及び/又は画像データが持つ色に近い色を表現可能な画像形成装置を選択し、自動的に印刷することができる。つまり、文書データ及び/又は画像データに含まれる色により近い色で印刷することができる。
また、本発明の画像文書印刷方法は、ネットワーク上に配置された複数台の画像形成装置と接続可能に設けられた画像文書作成装置における画像文書印刷方法であって、前記画像文書作成装置は、複数の色差に対応した色差感覚のメッセージが予め登録されている色差テーブルを備えており、前記画像形成装置が持つ色域情報を前記ネットワークを通じて取得するステップと、自装置内に保存している文書データ及び/又は画像データに含まれる入力色を識別するステップと、識別した入力色と取得した色域情報との色差の平均値を前記画像形成装置ごとに算出するステップと、算出された色差の平均値と前記色差テーブルとを比較して、前記算出された色差の平均値に対応する色差感覚のメッセージを前記色差テーブルから抽出してユーザに提示するステップとを含む構成としてもよい。
この構成により、印刷する文書データ及び/又は画像データに含まれる色と実際に画像形成装置で印刷される色との差がどの程度であるのかを、印刷前に知ることができるので、ユーザは、色差の程度を認識した上で、文書データ及び/又は画像データの印刷を行うか否かを選択することが可能となる。
また、本発明は、上記画像文書印刷方法の各ステップをコンピュータに実行させるための画像文書印刷プログラムとして提供することが可能であり、さらに、この画像文書印刷プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することが可能である。
本発明によれば、画像形成装置が持つ色域情報を色域情報取得手段にて取得し、自装置内に保存している文書データ又は画像データに含まれる入力色と、取得した色域情報との色差の平均値を画像形成装置ごとに算出し、算出した色差の平均値に基づいて印刷対象とする画像形成装置を選択するように構成したので、文書データ又は画像データに含まれる色により近い色で印刷することができる。また、印刷実行前に、文書データ又は画像データに含まれる色と画像形成装置で表現される色との色差がどの程度であるのかをユーザに通知することで、印刷を行うか否かの判断を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の画像文書作成装置を含む印刷システムの全体構成を示す概念図である。
本実施形態の印刷システムは、複数台(この例では3台のみ図示されている)のプリンタ1(1a〜1c)と、複数台(この例では3台のみ図示されている)の画像文書作成装置2(2a〜2c)とが通信ネットワークNを介して接続され、画像文書作成装置2から送信された印刷データを、指定されたプリンタ1が受信して印刷処理を実行するようになっている。なお、以下の説明において、画像文書作成装置2及びプリンタ1を区別する必要がある場合には、かっこ内に示した添え字付きの符号を適宜用いることとする。
<プリンタの説明>
プリンタ1は、インクジェットプリンタ、複写機、MFP(マルチファンクションプリンタ)、印刷機等の画像形成装置である。画像文書作成装置2は、図1ではデスクトップパソコンを例示しているが、もちろんノートパソコンであってもよい。通信ネットワークNは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワークであり、有線や無線によってネットワークが構築されている。
図2は、プリンタ1及び画像文書作成装置2の内部構成の概略を示す説明図である。
プリンタ1は、CPU10、RAM11、ROM12、通信部13、表示部14、操作部15、メモリ部16、制御部17、画像形成部18により構成され、これらはバス19によって接続されている。
CPU10は、ROM12に記憶されている制御プログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM11内の図示しないワークエリアに展開し、展開したプログラムに従って各部の動作を制御する。RAM11は、CPU10により実行制御される各種処理において、ROM12から読み出されたプログラム、入力データ若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的な格納領域となる。
通信部13は、通信ネットワークNの通信規格に準拠した通信インターフェースである。この通信部13は、例えばLANカード等の通信制御カードにより構成され、LANケーブル等の通信回線を介して通信ネットワークNに接続された画像文書作成装置2との間で各種データの送受信及び入出力を行う。
操作部15は、タブレット等の入力装置からなり、プリンタ1を使用するユーザからの指示や入力を受け付ける。表示部14は、液晶ディスプレイ等の表示装置からなり、操作部15を通じて入力された情報や、通信部13を通じて入力された情報を表示する。
メモリ部16は、EEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、又はHDD(Hard Disk Drive)等からなり、画像文書作成装置2から送信されてきた印刷データを一旦格納する。また、メモリ部16には、再現色域や色変換テーブルといった色域情報が格納されるとともに、トナー切れ、用紙切れ、ジャムや故障の発生といったトラブル情報や、使用履歴情報などの装置情報が格納される。トラブル情報は、現在の状態を格納するものであり、トラブルが解消されたときには、履歴として残すものの、トラブル情報としてはメモリ部16から削除されるようになっている。色変換テーブルとしては、ICC(International Color Consortium)により定められたカラープロファイルを使用することができるが、これに準拠するものであればよく、必ずしもICCカラープロファイルに限定されるものではない。ただし、このような再現色域や色変換テーブルといった色域情報については、全てのプリンタが自装置内に必ず持っているというわけではない。本実施形態では、図1に示すように、プリンタ1cがこの色域情報を持っていないプリンタであるとしている。
制御部17は、画像文書作成装置2からの印刷指示に従って画像形成部18を制御し、印刷処理を実行する。画像形成部18は、図示は省略しているが、露光ユニット、現像装置、感光体ドラム、帯電器、クリーナユニット、転写ユニット、定着ユニット、用紙搬送路、給紙トレイ及び排紙トレイ等により構成されている。
<画像文書作成装置の説明>
画像文書作成装置2は、CPU20、RAM21、ROM22、通信部23、表示部24、操作部25、メモリ部26、制御部27により構成され、これらはバス29によって接続されている。
CPU20は、ROM22に記憶されている制御プログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM21内の図示しないワークエリアに展開し、展開したプログラムに従って装置各部の動作を制御する。
通信部23は、通信ネットワークNの通信規格に準拠した通信インターフェースである。この通信部23は、例えばLANカード等の通信制御カードにより構成され、LANケーブル等の通信回線を介して通信ネットワークNに接続されたプリンタ1との間で各種データの送受信及び入出力を行う。
RAM21は、CPU20により実行制御される各種処理において、ROM22から読み出されたプログラム、入力データ若しくは出力データ、及びパラメータ等の一時的な格納領域となる。
操作部25は、キーボード、マウス、タブレット等の入力装置からなり、画像文書作成装置2のユーザからの指示や入力を受け付ける。表示部24は、液晶ディスプレイ等の表示装置からなり、操作部25を通じて入力された情報や、通信部23を通じて入力された情報を表示する。
メモリ部26は、EEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、又はHDD(Hard Disk Drive)等からなり、作成した文書データ及び/又は画像データ等を保存する。また、メモリ部26は、予めインストールされている各プリンタ1のプリンタドライバを格納している。さらに、メモリ部26には、複数の色差に対応した色差感覚のメッセージが予め登録されている色差テーブルや、選択対象から除外する画像形成装置の情報が予め登録されている除外テーブル、自装置で過去(例えば、過去1カ月間)に使用したプリンタの使用履歴を格納した使用履歴情報テーブルなど、印刷に関連するテーブル(以下まとめて「印刷情報テーブル」ともいう。)が格納されている。
制御部27は、メモリ部26に格納されている各種情報や作成された文書データ及び/又は画像データを読み出して印刷データに生成し、メモリ部26に格納されているプリンタドライバを使用して、印刷内容の設定を行う。設定された印刷データは、通信部23、ネットワークNを介して指定された1台のプリンタ1に送信され、当該プリンタ1によって印字出力されるようになっている。
上記構成において、本実施形態では、制御部27は、各プリンタ1が持つ色域情報や過去の使用履歴情報、及び過去のトラブル情報を取得する取得手段27aと、装置内に保存している文書データ及び/又は画像データに含まれる色を識別する色識別手段27bと、識別した色と各プリンタ1から取得した色域情報との色差をプリンタごとに算出する色差算出手段27cと、算出した色差に基づいて印刷対象とするプリンタ1を選択する装置選択手段27dと、選択したプリンタ1に対して印刷指示を出力する印刷手段27eと、色差算出手段27cにて算出された色差とメモリ部26に格納されている色差テーブルとを比較して、算出された色差に対応する色差感覚のメッセージを色差テーブルから抽出して表示部24に表示する提示手段27fとを備えている。
図3は、メモリ部26に格納されている色差テーブルの構成例を示している。
この色差テーブルは、本実施形態では6段階に区分された色差(ΔE)の項目と、これに対応する色差の感覚のメッセージの項目とからなっている。具体的に説明すると、色差(ΔE)の項目としては、0、0〜0.5未満、0.5〜1.5未満、1.5〜3.0未満、3.0〜6.0未満、6.0以上、の6段階の色差レベルに区分されており、そのそれぞれに対して、Non(色差なし)、Trace(かすかに感じられる)、Slight(わずかに感じられる)、Noticeable(かなり感じられる)、Appreciable(目だって感じられる)、Much(大きい)の6種類の感覚メッセージが対応付けされている。例えば、色差算出手段27cにて算出された色差(ΔE)が、2.0であった場合、提示手段27fは、これに対応するメッセージである「かなり感じられる。」を選択し、対応する画像形成装置の名称等とともにこのメッセージを表示する。
また、メモリ部26に格納されている除外テーブルに登録される除外条件としては、例えばユーザのいる場所、すなわち、ユーザが使用する画像文書作成装置2の設置場所から遠い場所に設置されているプリンタ1を除外対象として登録する。例えば、ユーザの使用する画像文書作成装置2がオフィスビルの3階に設置されており、これに対して例えばプリンタ1aと1bは同じ3階に設置されているが、プリンタ1cは5階に設置されているような場合、この5階に設置されているプリンタ1cを印刷対象から除外するように除外テーブルに登録しておく。ただし、登録条件は、このような場所的な条件に限るものではなく、ユーザの都合によって適宜決定すればよい。例えば、プリンタ1aは夕方6時には電源がオフされるが、別のプリンタ1bはファクシミリ機能を備えているため、省エネモードに移行することはあっても24時間稼働しているといった場合に、稼働時間の短いプリンタ1aを印刷対象から除外するように除外テーブルに登録することも可能である。
<プリンタ選択処理動作の説明>
次に、上記構成の画像文書作成装置において、作成した文書データ及び/又は画像データを印刷するときのプリンタの選択処理動作について、図4〜図15に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、プリンタ選択処理の基本的な流れについて、図4に示すフローチャートを参照して説明し、その後、各ステップのより具体的な処理の説明を個別に行うこととする。
−プリンタ選択処理の基本説明(図4参照)−
画像文書作成装置2は、ネットワークN上の各プリンタ1を検索し、印刷対象候補のプリンタ1を抽出する(ステップS11)。
次に、印刷対象候補から、除外を行うプリンタ1を選択し、印刷対象候補のプリンタ1から削除する(ステップS12)。例えば、除外テーブルにプリンタ1cが登録されている場合には、印刷対象候補からプリンタ1cを除外し、その他のプリンタ1a,1bを印刷対象候補として抽出する。そして、抽出した印刷対象候補の全てのプリンタ1において、各プリンタ1の色域と、印刷する文書データ及び/又は画像データの色との色差を色差算出手段27cにて算出する(ステップS13)。
次に、算出された各印刷対象候補のプリンタ1の色差から、色差が許容範囲内となるプリンタ1を自動で検索する(ステップS14)。
その結果、許容範囲内となるプリンタ1が存在する場合(ステップS15でYesと判断された場合)には、許容色差内となるプリンタ1の中から、印刷を行うプリンタ1を自動的に選択し(ステップS16)、選択されたプリンタ1で印刷を実行し(ステップS17)、印刷を完了すると、印刷完了画面を表示する(ステップS21)。
図14は、このときの印刷完了画面の一例を示している。
この印刷完了画面では、上段に印刷完了メッセージが表示され、中段に印刷実行プリンタの機種が表示され、下段に色差情報の詳細が「色差の感覚」のメッセージ(これについては後述する)も含めて表示されている。
一方、許容範囲内となるプリンタ1が1台も存在しない場合(ステップS15でNoと判断された場合)には、印刷対象候補の全てのプリンタ1から、各プリンタ1の色差を比較して、色差が最小となるプリンタ1の自動選択を行い(ステップS18)、その後に、警告画面を表示部24に表示して(ステップS19)、ユーザに提示する。
この提示に対し、ユーザが印刷実行を選択した場合(ステップS20でYesと判断された場合)には、選択されたプリンタ1で印刷を実行し(ステップS17)、印刷を完了すると、印刷完了画面を表示する(ステップS21)。一方、告知に対してユーザが印刷実行を選択しなかった場合(ステップS20でNoと判断された場合)には、印刷を実行することなく、そのまま処理を終了する。
以上が、プリンタ選択処理の基本的な処理手順の説明である。以下、各ステップの処理を個別に説明する。
−ステップS12の処理の説明(図5参照)−
この処理では、ステップS11で抽出された印刷対象候補の各プリンタ1のそれぞれについて、ステップS12−1〜ステップS12−8の処理を繰り返し行う。
すなわち、メモリ部26に格納されている除外テーブルを参照して(ステップS12−2)、ネットワークN上の任意のプリンタ1が、印刷対象から除外するプリンタとして登録されているか否かを判断する(ステップS12−3)。その結果、除外対象として登録されている場合(ステップS12−3でYesと判断された場合)には、そのプリンタ1を印刷対象候補から除外する(ステップS12−4)。
一方、除外対象として登録されていない場合(ステップS12−3でNoと判断された場合)には、次に、そのプリンタ1からトラブル情報を取得して(ステップS12−5)、そのプリンタ1が印刷可能な状態であるか否かを判断する(ステップS12−6)。その結果、そのプリンタ1が印刷不可能状態(すなわち、取得したトラブル情報に、ジャムの発生や故障中等の情報、又は、インク切れや紙切れ等の情報が含まれている状態)であった場合(ステップS12−6でNoと判断された場合)には、そのプリンタ1を印刷対象候補から除外する(ステップS12−4)。
一方、そのプリンタ1が印刷可能状態(すなわち、トラブル情報に、ジャムの発生や故障中等の情報、さらには、インク切れや紙切れ等の情報が含まれていない状態)であった場合(ステップS12−6でYesと判断された場合)には、そのプリンタ1を印刷対象候補として選択する(ステップS12−7)。
−ステップS13の処理の説明(図6参照)−
この処理では、ステップS12で選択された印刷対象候補の各プリンタ1のそれぞれについて、ステップS13−1〜ステップS13−6の処理を繰り返し行う。
すなわち、取得手段27aは、印刷対象候補の中の任意のプリンタ1と通信を行って、色域情報の取得が可能であるか否かを判断する(ステップS13−2)。その結果、色域情報が取得可能であれば(ステップS13−2でYesと判断されれば)、そのプリンタ1の色域情報を取得する(ステップS13−3)。取得した色域情報は、例えばメモリ部26の所定の領域に格納される。
一方、そのプリンタ1から色域情報を取得できない(例えば、プリンタ1cは色域情報を持っていない)場合(ステップS13−2でNoと判断された場合)には、 ユーザが独自にそのプリンタ1の色域情報を入力する(ステップS13−4)。例えば、そのプリンタ1(例えば、プリンタ1c)のメーカのWebサイトなどで再現色域や色変換テーブルなどの色域情報が公開されているので、その公開されている情報をダウンロードすることで取得することができる。
この後、取得した色域情報と、印刷する文書データ及び/又は画像データに含まれる色との色差を、例えばL*a*b*表色系を用いた色差式を用いて算出する(ステップS13−5)。ここで、色差の算出処理について、具体的に説明する。
−ステップS13−5の処理(色差の算出処理)の説明(図7参照)−
まず、ΔE_max(色差の最大値)、ΔE_ave(色差の平均)、ΔE_sum(色差の和)、をそれぞれ初期化(=0)する(ステップS13−501)。そして、文書データ及び/又は画像データに含まれる全ての入力色について、ステップS13−502〜ステップS13−511の処理を行う。
すなわち、ステップS13−503では、プリンタ1の再現色域と色変換テーブルを取得する。
ステップS13−504では、入力色を絶対的な色領域の値に変換する。この値を(X)とする。
ステップS13−505では、値(X)とプリンタ1の再現色域とを比較する。そして、値(X)がプリンタ1の再現色差に含まれる場合(ステップS13−505でYesと判断された場合)はステップS13−506へ、値(X)がプリンタ1の再現色差に含まれない場合(ステップS13−505でNoと判断された場合)はステップS13−511へ、それぞれ処理を進める。
ステップS13−506では、印刷する文書データ及び/又は画像データの種類情報(写真、グラフィック、テキスト等の情報)を取得する。
ステップS13−507では、文書データ及び/又は画像データの入力色を、ステップS13−506で得られた文書データ及び/又は画像データの種類に応じて色変換(Perceptual, Saturationの変換等)を行い、色変換後の値を絶対的な色の値に変換する。この値を(Y)とする。
ステップS13−508では、値(X)と値(Y)との色差を色差式(ΔE)を用いて算出する。得られた値をΔEとする。
ステップS13−509では、下式(1)によって色差の和(ΔE_sum)を求める。
ΔE_sum = ΔE_sum+ΔE ・・・(1)
ステップS13−510では、ΔE_max<ΔE ならば ΔE=ΔE_max とする。
ステップS13−511は上記処理の終端を示す。
ステップS13−512では、上記で求めたΔE_maxと入力色数とから、下式(2)によって色差の平均値(ΔE_ave)を算出する。
ΔE_ave=ΔE_sum/入力色数 ・・・(2)
−ステップS14の処理の説明(図8参照)−
この処理では、上記のステップS13で算出された各プリンタ1の色差の平均値(ΔE_ave)を使用して、ステップS12の処理で選択された全ての印刷対象候補のプリンタ1のそれぞれについて、ステップS14−1〜ステップS14−5の処理を行う。
すなわち、ステップS14−2では、ステップS13で算出されたプリンタと文書データ及び/又は画像データとの色差の平均値ΔE_aveを取得する。
ステップS14−3では、取得した色差の平均値ΔE_aveと、色差テーブルに登録されている6段階の色差とを比較し、ΔE_aveが許容範囲内であるか否かを判断する。ここで、許容範囲は、上記したように、1〜1.5の範囲である。その結果、ΔE_aveが許容範囲内である場合(ステップS14−3でYesと判断された場合)には、ステップS14−5へ、ΔE_aveが許容範囲外である場合(ステップS14−3でNoと判断された場合)には、ステップS14−4へ、それぞれ処理を進める。
ステップS14−4では、許容範囲外であるプリンタ1を印刷対象候補から除外する。なお、ステップS14−3からステップS14−5へ進んだ場合には、そのプリンタ1を印刷対象候補として選択する。
−ステップS16の処理(実施例1)の説明(図9参照)−
ステップS16−1では、ステップS14で得られた許容色差内となるプリンタ1の数(台数)を取得する。
ステップS16−2では、取得したプリンタ1の台数が1台以上であるか否か、すなわち複数台あるか否かを判断する。その結果、取得したプリンタ1が1台だけである場合(ステップS16−2でNoと判断された場合)には、ステップS16の処理を終了する。一方、取得したプリンタ1が複数台ある場合(ステップS16−2でYesと判断された場合)には、ステップS16−3へ処理を進める。
ステップS16−3では、メモリ部26から優先順位情報を取得する。優先順位の例としては、例えばユーザのいる場所、すなわち、ユーザが使用する画像文書作成装置2の設置場所に近いものほど上位にくるような優先順位の設定が考えられる。ただし、優先順位は、このような場所的な条件に限るものではなく、ユーザの都合によって適宜決定すればよい。例えば、プリンタ1aは夕方6時には電源がオフされるが、別のプリンタ1bはファクシミリ機能を備えているため、省エネモードに移行することはあっても24時間稼働しているといった場合に、稼働時間の長いプリンタ1bを優先順位の上位に、稼働時間の短いプリンタ1aを優先順位の下位に設定することも可能である。このような優先順位は、ユーザが自由に設定して、メモリ部26に登録できるようにしておけばよい。
ステップS16−4では、優先順位を付与されたプリンタが存在するか否かを判断する。その結果、存在する場合にはステップS16−6へ、存在しない場合にはステップS16−5へ、それぞれ処理を進める。
ステップS16−5では、優先順位が存在するので、優先順位の最も高いプリンタを印刷対象プリンタとして決定する。
ステップS16−6では、優先順位を付与されたプリンタが存在しないので、次に、メモリ部26に格納されているプリンタの使用履歴情報を取得する。本画像文書作成装置では、過去にどのプリンタを使用して印刷を行ったかの使用履歴をメモリ部26の使用履歴情報テーブルに格納する機能を備えており、この使用履歴情報テーブルからプリンタの使用履歴情報を取得する。ここで、使用履歴情報としては、印刷時刻、過去1カ月間の使用回数等の情報が含まれている。
ステップS16−7では、取得した各プリンタの使用履歴情報に基づき、予め設定されている条件に合うプリンタを印刷対象プリンタとして選択する。
ここで、予め設定されている条件としては、(条件1)使用履歴に含まれている印刷時刻情報に基づき、直近に印刷を行ったプリンタを印刷対象のプリンタとして選択するといった条件、(条件2)使用履歴に含まれている過去1カ月間の各プリンタの使用回数に基づき、最も使用頻度の高い(使用回数の多い)プリンタを印刷対象のプリンタとして選択するといった条件、(条件3)使用履歴に含まれている過去1カ月間の各プリンタの使用回数に基づき、最も使用頻度の低い(使用回数の少ない)プリンタを印刷対象のプリンタとして選択するといった条件、の3つの条件が考えられる。
−ステップS16の処理(実施例2)の説明(図10参照)−
この実施例2では、ステップS16−1からステップS16−5までの処理は上記実施例1と同じであるので説明を省略する。
ステップS16−8では、優先順位を付与されたプリンタが存在しないので、次に、ネットワークN上の各プリンタ1(ただし、ステップS14で得られた許容色差内となるプリンタ)と通信を行って、各プリンタ1から使用履歴情報を取得する。
ステップS16−9では、取得した各プリンタの使用履歴情報に基づき、予め設定されている条件に合うプリンタを印刷対象プリンタとして選択する。
ここで、予め設定されている条件としては、(条件4)使用履歴に含まれている過去1カ月間の各プリンタの使用回数に基づき、最も使用頻度の高い(使用回数の多い)プリンタを印刷対象のプリンタとして選択するといった条件、(条件5)使用履歴に含まれている過去1カ月間の各プリンタの使用回数に基づき、最も使用頻度の低い(使用回数の少ない)プリンタを印刷対象のプリンタとして選択するといった条件、の2つの条件が考えられる。
(条件4)を設定した場合、使用頻度の高いプリンタは、例えば画像が綺麗であるといった品質の高いプリンタである場合が多い。従って、例えば重要書類等である場合には、使用頻度の高いプリンタを選択するように設定することで、印字の綺麗な書類を作成することが可能となる。また、(条件5)を設定した場合、使用頻度の少ないプリンタは、トナーの消費量も少ないので、印刷途中でトナー切れになって停止するといった不具合の発生を回避できる可能性が高い。従って、大量に印刷する場合などは、(条件5)に設定するのがよい。
−ステップS18の処理の説明(図11参照)−
ステップS18−1では、ステップS12で得られた印刷対象候補のプリンタ(すなわち、除外テーブルに登録されているプリンタを除外した後のプリンタ)の数を取得する。
ステップS18−2では、取得したプリンタの数が1台以上であるか否かを判断する。その結果、1台以上である場合(ステップS18−2でYesと判断された場合)には、ステップS18−3へ処理を進める。一方、取得したプリンタの数が1台のみである場合には、そのまま処理を終了する。
ステップS18−3では、印刷対象候補のプリンタの中から、ΔE_ave(色差の平均値)が最小となるプリンタを選択し、このプリンタを印刷実行プリンタとして決定する。
−ステップS19の処理(図12参照)−
ステップS19−1では、ステップS18で決定された印刷実行プリンタの色差の平均値(ΔE_ave)と色差の最大値(ΔE_max)とを取得する。
ステップS19−2では、色差の平均値(ΔE_ave)と色差の最大値(ΔE_max)を、色差テーブルの色差と比較して、対応する「色差の感覚」のメッセージを取得する。
ステップS19−3では、取得した「色差の感覚」のメッセージを含む印刷情報を、警告画面として表示部24に表示する。
図15は、表示する警告画面の一例を示している。
この警告画面では、上段に警告内容の説明文が表示され、中段に色差情報の詳細が表示され、下段に実行又はキャンセルの選択画面が表示され、画面右下に「実行」ボタン153が表示されている。従って、ユーザは、印刷を実行する場合には、選択画面の「プリントを行う」と表記された選択窓151にチェックを入れて(この図では黒塗りとなっている。)、「実行」ボタン153を選択することで、表示されたプリンタ1aで印刷が実行されることになる。すなわち、図4に示すステップS20からステップS17へ進むことになる。
−ステップS21の処理(図13参照)−
ステップS21−1では、ステップS16又はステップS20で決定された印刷実行プリンタの色差の平均値(ΔE_ave)と色差の最大値(ΔE_max)とを取得する。
ステップS21−2では、ステップS21−1で取得した色差の平均値(ΔE_ave)と色差の最大値(ΔE_max)とを、色差テーブルの色差と比較して、対応する「色差の感覚」のメッセージを取得する。
ステップS21−3では、選択されたプリンタ1で印刷を実行する。
ステップS21−4では、印刷を終了すると、ステップS21−3で取得した「色差の感覚」のメッセージを含む印刷情報を、印刷完了画面として表示部24に表示する。このときの印刷完了画面の一例は、図14に示した通りであるが、色差情報の表示内容が、警告画面(図15)で表示されていた内容となる。
なお、上記した図4ないし図13に示す処理フローを実施するためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されている。本実施形態ではこのプログラムはROM22に格納されているが、このような記録媒体の一例としては、マスクROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリといった半導体記憶素子、ハードディスク、フレキシブルディスク、MO(magneto−optica l disk)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、IC(Integrated Circuit)カード、磁気テープ等を挙げることができる。また、プログラムそのものを通信により伝送して記録媒体に記録する形態であってもよい。
本発明の実施の形態に係る画像文書作成装置を含む印刷システムの全体構成を示す概念図である。 図1に示した印刷システムにおけるプリンタ及び画像文書作成装置の内部構成の概略を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像文書作成装置のメモリ部に格納されている色差テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るプリンタ選択処理の基本的な処理手順を説明するためのフローチャートである。 図4のフローチャートのステップS12のより具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図4のフローチャートのステップS13のより具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図6のフローチャートのステップS13−5のより具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図4のフローチャートのステップS14のより具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図4のフローチャートのステップS16のより具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図4のフローチャートのステップS16のより具体的な処理手順の他の例を示すフローチャートである。 図4のフローチャートのステップS18のより具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図4のフローチャートのステップS19のより具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図4のステップS21のより具体的な処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るプリンタ選択処理において表示される印刷完了画面の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るプリンタ選択処理において表示される警告画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
1(1a〜1c) プリンタ(画像形成装置)
2(2a〜2c) 画像文書作成装置
10,20 CPU
11,21 RAM
12,22 ROM
13,23 通信部
14,24 表示部
15,25 操作部
16,26 メモリ部
17,27 制御部
18 画像形成部
19,29 バス

Claims (16)

  1. ネットワーク上に配置された複数台の画像形成装置と接続可能に設けられた画像文書作成装置であって、
    前記画像形成装置が持つ色域情報を取得する色域情報取得手段と、
    当該装置内に保存している文書データ及び/又は画像データに含まれる入力色を識別する識別手段と、
    前記識別手段により識別した色と前記色域情報取得手段により取得した色域情報との色差の平均値を前記画像形成装置ごとに算出する色差算出手段と、
    前記色差算出手段の算出した色差の平均値に基づいて印刷対象とする画像形成装置を選択する装置選択手段と、
    選択された画像形成装置に対して前記文書データ及び/又は前記画像データの印刷を指示する印刷手段とを備え、
    前記色差算出手段は、前記識別手段により識別した入力色を絶対的な色領域の値に変換するとともに、前記入力色を印刷する文書データ及び/又は画像データの種類に応じて色変換した色を絶対的な色領域の値に変換し、表色系を用いた色差式を用いてこれら変換値の色差を算出して色差の和を求めるとともに、色差の最大値を求め、求めた色差の最大値と入力色数とに基づいて色差の平均値を求めることを特徴とする画像文書作成装置。
  2. 前記装置選択手段は、前記色差算出手段の算出した色差の平均値に基づいて、色差が最も少ない画像形成装置を印刷対象として選択することを特徴とする請求項1に記載の画像文書作成装置。
  3. 前記色域情報取得手段は、前記画像形成装置が色変換テーブルを持っているかどうかを確認し、色変換テーブルを持っている場合にはその色変換テーブルを前記色域情報として取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像文書作成装置。
  4. 前記色域情報取得手段は、前記画像形成装置が色変換テーブルを持っていない場合には、その画像形成装置に対応した色変換テーブルを前記ネットワークを通じて外部から取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像文書作成装置。
  5. 複数の色差に対応した色差感覚のメッセージが予め登録されている色差テーブルと、
    前記色差算出手段にて算出された色差の平均値と前記色差テーブルとを比較して、算出された前記色差の平均値に対応する色差感覚のメッセージを前記色差テーブルから抽出して提示する提示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像文書作成装置。
  6. 前記印刷手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値が予め設定されている許容範囲内であるときは、文書データ及び/又は画像データの印刷を直ちに開始し、許容範囲外であるときは、文書データ及び/又は画像データの印刷を一時停止することを特徴とする請求項1に記載の画像文書作成装置。
  7. 選択対象から除外する画像形成装置の情報が予め登録されている除外テーブルをさらに備えており、
    前記装置選択手段は、前記ネットワーク上の各画像形成装置が持つ色域情報の選択前に、前記除外テーブルに登録されている特定の画像形成装置を選択対象から除外することを特徴とする請求項1に記載の画像文書作成装置。
  8. 前記画像形成装置から当該画像形成装置のトラブル情報を取得するトラブル情報取得手段をさらに備えており、
    前記装置選択手段は、前記ネットワーク上の各画像形成装置が持つ色域情報の選択前に、前記トラブル情報取得手段により取得した情報に基づき、トラブル中の画像形成装置を選択対象から除外することを特徴とする請求項1に記載の画像文書作成装置。
  9. 前記装置選択手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値が予め設定されている許容範囲内である画像形成装置が複数台存在する場合は、その複数台の中から予め設定された優先順位に従って1台の画像形成装置を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像文書作成装置。
  10. 前記画像形成装置から当該画像形成装置の使用履歴情報を取得する使用履歴情報取得手段をさらに備えており、
    前記装置選択手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値が予め設定されている許容範囲内である画像形成装置が複数台存在する場合は、前記使用履歴情報取得手段にて取得した各画像形成装置の過去の使用履歴に基づき、最も使用頻度の低い画像形成装置を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像文書作成装置。
  11. 前記画像形成装置から当該画像形成装置の使用履歴情報を取得する使用履歴情報取得手段をさらに備えており、
    前記装置選択手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値が予め設定されている許容範囲内である画像形成装置が複数台存在する場合は、前記使用履歴情報取得手段にて取得した各画像形成装置の過去の使用履歴に基づき、最も使用頻度のい画像形成装置を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像文書作成装置。
  12. 前記装置選択手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値が予め設定されている許容範囲内である画像形成装置が複数台存在する場合は、直近に印刷を行った画像形成装置を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像文書作成装置。
  13. 前記装置選択手段は、前記色差算出手段にて算出された色差の平均値が予め設定されている許容範囲内である画像形成装置が複数台存在する場合は、最も使用頻度の低い画像形成装置を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像文書作成装置。
  14. ネットワーク上に配置された複数台の画像形成装置と接続可能に設けられた画像文書作成装置における画像文書印刷方法であって、
    前記画像形成装置が持つ色域情報を前記ネットワークを通じて取得する取得ステップと、
    当該装置内に保存している文書データ及び/又は画像データに含まれる入力色を識別する識別ステップと、
    識別した色と取得した色域情報との色差の平均値を前記画像形成装置ごとに算出する算出ステップと、
    算出した色差の平均値に基づいて、色差が最も少ない画像形成装置を印刷対象として選択する選択ステップと、
    選択された画像形成装置に対して文書データ及び/又は画像データの印刷を指示する指示ステップとを含み、
    前記算出ステップは、
    前記識別ステップにより識別した入力色を絶対的な色領域の値に変換するステップと、
    前記入力色を印刷する文書データ及び/又は画像データの種類に応じて色変換した色を絶対的な色領域の値に変換するステップと、
    表色系を用いた色差式を用いてこれら変換値の色差を算出して色差の和を求めるとともに、色差の最大値を求めるステップと、
    求めた色差の最大値と入力色数とに基づいて色差の平均値を求めるステップとからなることを特徴とする画像文書印刷方法。
  15. 請求項14に記載の画像文書印刷方法の各ステップをコンピュータに実行させるための画像文書印刷プログラム。
  16. 請求項15に記載の画像文書印刷プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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