JP2005295333A - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の色空間の種類をそのつど判定し、判定した色空間の種類に応じて無彩色を判定し、色信号を色空間の種類に応じて変換処理することにより、多くの種類の色空間の色信号に対してブラック単色の画像形成を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ページ記述言語による色信号を受け、この色信号の色空間の種類を判定する色空間判定部と、色空間判定部が判定した色空間の種類に応じて、色信号の値が無彩色であるかどうかを判定する無彩色判定部と、無彩色判定部が色信号が無彩色であると判定したら,色信号を色空間の種類に応じてブラック単色の色信号に変換する色変換部と、色変換部が変換したブラック単色の色信号を受けて、記録媒体上にブラック単色の色材により画像形成する画像形成部ともつ画像形成装置であって、色空間の種類に応じた色信号の変換処理により、ブラック単色のトナーでの印刷を行うことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数のページ記述言語を使用する画像形成装置及び画像形成方法に関し、特に、カラー信号が示す黒画像をブラック単色で印刷する画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来の電子写真式カラープリンタにおいて、画像信号に応じた画像は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4版で描画される。又、レイアウトの構成要素は、イメージ、文字(テキスト)、グラフィックス(ラインアート)に分けることができる。
一般に、黒い文字やグラフィックスに対してはブラック単色のトナーにより描画することが望ましい。このため、従来ではPDLファイル(Page Description Language)を解釈し、低レベル描画コマンド(ディスプレイリスト)に変換するRIP(Raster Image Processor)内でブラック単色に変換すべき入力値を強制的に置き換える処理が行われる。例えば、RIPへの入力色信号値(DeviceRGB、DeviceCMYK成分)がその色空間上で理論的に無彩色(R=G=B、C=M=Y)となる場合、ブラックKのみに置き換えて出力する処理がある。
下記の特許文献1は、4版から構成される電子写真式カラープリンタである画像処理装置を示している。すなわち、ここでは、無彩色の文字やグラフィックス(ラインアート)はブラック単色で出力することが望ましい。なぜなら、電子写真式カラープリンタはその構造上版ズレがおこるため、ここで無彩色オブジェクトをシアン、マゼンタ、イエローによるコンポジットカラーで出力する場合、版ズレの影響により描画されるオブジェクトが滲んで見えてしまうという不具合がある。一般的にシアン、マゼンタ、イエローで完全なブラックを表すことは難しくブラックとしたものがブラックとして見えない。又、カラー成分を使わずに表現できる箇所に高価なカラートナーを使用してしまいコストが高くなるという不具合がある。
特許文献1においては、RIPへの入力色空間がDeviceRGB、DeviceCMYK等の色空間であり、R=G=B、C=M=Y、C=M=Y=0、K=xの入力色信号値に対して、ブラック単色に置き換えることにより、安価に純粋なブラック単色により画像を描画するものである。
特開2000−232588号公報。
しかしながら、特許文献1においては、RIPへの入力色空間がDeviceRGB、DeviceCMYK等の色空間であり、R=G=B、C=M=Y、C=M=Y=0、K=xの入力色信号値に対してのみブラック単色に置き換えるものであるため、CIE(Commission Internationale de l’Eclairage:国際照明委員会)色空間(色空間の情報がパラメータによって表される)のパスでは、本来無彩色である文字、グラフィックスをブラック単色で描画することができず、カラー成分(シアン、マゼンタ、イエロー)を含む画像を描画してしまうという問題がある。すなわち、最近の画像形成装置の環境においては、ネットワークが発達しているため、多くの種類のユーザのPCから、各種各様の色空間による色信号が任意にプリンタコントローラやプリンタに供給されるという状況がある。
しかしながら、このような環境の中で、与えられたCIE色空間の色信号が、元々どの色空間の色信号であるかをプリンタコントローラ内のRIPでは判断できないという問題がある。すなわち、従来技術のように、与えられた色信号に対して特定の色空間の色信号であると仮定して色信号値のみで無彩色を判定したとき、色空間の種類が予測と実際とで異なっていれば、印刷の際に弊害がおこる可能性がある。例えば、Lab色空間の色信号値をRGB系の色空間として扱って、無彩色を判定した場合、例えば、通常L=a=b=30の場合はオレンジ系の色であるのに、L=a=bを無彩色と誤判定してしまうという問題がある。
本発明は、複数の色空間の種類をそのつど判定し、判定した色空間の種類に応じて無彩色を判定し、色信号を色空間の種類に応じて変換処理することにより、多くの種類の色空間の色信号に対してブラック単色の画像形成を行うことができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明は、ページ記述言語による色信号を受け、この色信号の色空間の種類を判定する色空間判定部と、前記色空間判定部が判定した前記色空間の種類に応じて、前記色信号の値が無彩色であるかどうかを判定する無彩色判定部と、前記無彩色判定部が前記色信号が無彩色であると判定したら、前記色信号を前記色空間の種類に応じてブラック単色の色信号に変換する色変換部と、前記色変換部が変換した前記ブラック単色の色信号を受けて、記録媒体上にブラック単色の色材により画像形成する画像形成部とを具備することを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明に係る画像形成装置においては、例えば、ユーザのパソコン等からページ記述言語による色信号を受け、この色信号の色空間の種類を判定する。つまり、従来装置で色空間の判定を行わない場合、色信号の色空間が、例えば、Lab色空間である時、RGB色空間と扱って無彩色の判定を行った場合、例えば、オレンジ系の色を無彩色と誤って判定してしまうという不具合がある。従って、従来の画像形成装置においては、任意の種類の色空間の信号をパソコン等からプリンタに送信すると、例えば、プリンタのドライバで対応していない色空間の色信号の場合、ブラック単色の画像形成を行うことができないという問題がある。本発明は、例えば、Lab色空間であることを色空間の判定により確実に識別し、色空間の種類に応じた無彩色の判定を行うので、無彩色の判定を誤るということがない。
更に、色信号が無彩色であると判定されると、判定した色空間の種類に応じて、色信号をブラック単色を示す色信号に変換してプリンタに出力する。これにより、プリンタにおいて、色空間の種類に応じた無彩色の判定処理、色変換処理が行われるため、ユーザのパソコン等からは、色空間の種類に制約されることなく、任意の色空間の種類の色信号をプリンタに送信するだけで、色信号が無彩色である場合のブラック単色による画像形成を確実に行うことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明に係る画像形成装置は、一例として、色空間の種類を判定し、判定した色空間の種類に応じて無彩色を判定し、無彩色であればCIE色空間上の無彩色オブジェクトをブラック単色で描画するものである。
<本発明に係る画像形成装置>
(構成)
図1は、本発明に係るプリンタコントローラとプリンタエンジンの一例を示す接続図である。本発明に係る画像形成装置の構成は、図1に示すように、プリンタコントローラ10とプリンタ装置そのものであるプリンタエンジン20とから成るものであり、更に、図1において、ユーザが操作しページ記述言語による色信号等を供給する複数のパーソナルコンピュータPCなどがネットワークNを介して接続されている。
ここで、プリンタコントローラ10は、上述したパーソナルコンピュータPC等がネットワークNを介して接続される外部I/F11と、全体の動作を総括するCPU12と、画像情報の作業領域等に用いられるRAM13と、同様に画像情報の作業領域等やプログラムの格納に用いられるHDD14と、外部のプリンタエンジンに接続されるプリンタI/F15と、実施形態に固有の動作処理である色空間判定部、変換判定部、黒単色変換部等の機能を備えたプログラム等を格納したROM17とを少なくとも有している。
ここで、プリンタコントローラ10は、外部I/F11を通じて、ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータPCと通信可能である。又、プリンタI/F15を通じて、プリンタエンジン20と通信可能である。
更に、プリンタエンジン20は、詳細が図示されていないが、例えば、潜像形成手段として作用するレーザ露光装置、プリンタエンジン20のほぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光体ドラムを有している。感光体ドラム周面は、レーザ露光装置からのレーザ光により露光され、所望の静電潜像が形成される。感光体ドラムの周囲には、ドラム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャージャ、感光体ドラムの周面上に形成された静電潜像に現像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃度で現像する現像器ユニット、感光体ドラムに形成されたトナー像を用紙に転写させる転写チャージャ等が配置されている。
更に、プリンタエンジンの下部には、それぞれプリンタエンジン20から引出し可能な上段カセット、下段カセットが互いに積層状態に配設され、これらのカセットの側方には大容量フィーダが設けられ、大容量フィーダの上方には、手差しトレイ兼ねた給紙カセット脱着自在に装着されている。
感光体ドラム上流側にはレジストローラ対設けられている。レジストローラ対、取り出されたコピー用紙の傾きを補正するとともに、感光体ドラムトナー像の先端とコピー用紙の先端とを整合させ、感光体ドラム周面の移動速度と同じ速度でコピー用紙を転写ベルトユニット給紙する。
又、プリンタエンジン20の前面上部には、様々な複写条件並びに複写動作を開始させる複写開始信号などを入力する操作パネル設けられている。液晶表示部は、原稿枚数やコピー枚数を表示するとともに、複写倍率や編集の表示や種々の操作案内を行うものである。
(動作概要)
本発明に係るプリンタコントローラ10又はプリンタエンジン20を伴う画像形成装置の動作の概要の一例を図2を用いて、以下に詳細に説明する。図2の動作の概要は、例えば、プリンタコントローラ10中のCPU12がROM17に内蔵される各プログラムを処理することで行われる処理の概要を示している。
まず、パーソナルコンピュータPC等において、プリンタドライバを用いてPDL(Page Description Language:ページ記述言語)(Postscript level3、PCL6)が生成される。ここで、ポストスクリプト(PostScript)第3版を用いて、以後、ポストスクリプト(PostScript)第3版仕様を例として説明するが、本発明は必ずしもポストスクリプト(PostScript)だけに限定して適用されるものではない。
初めに、パーソナルコンピュータPC等からプリンタコントローラ10に供給されたポストスクリプト(PostScript)のCIE色空間は、図2に示すように、CIEBasedA、CIEBasedABC、CIEBasedDEF、CIEBasedDEFGに大別される。ここで、A、ABC、DEF、DEFGはオリジナルの入力色信号値の個数を表している(ABCならば入力色信号値の個数は3である)。すなわち、CIEBasedAは、例えば、単色の色信号、CIEBasedABCは、例えば、RGB色空間(キャリブレーションを行ったRGB空間)、Lab色空間、xyz色空間、yuv色空間等、CIEBasedDEFは、例えば、スキャナで読み取った画像信号、CIEBasedDEFGは、例えば、CMYK色空間等が考えられ、色空間の情報はパラメータによって表される。
これらの多くの色空間の可能性をもった色信号が、色空間判定部21に供給される。ここで判定された色空間の種類に応じて、無彩色判定部22において、色信号の無彩色が判定され、判定結果がブラック単色変換部23に供給される。一方、色信号は、更に、XYZ中間値変換部24に供給されて中間値に変換され、更に、ガモットマッピング部25でマッピングされた色信号が、デバイスプロセスカラー変換部26に供給される。
そして、無彩色判定部22で無彩色であると判定されている場合、ブラック単色変換部25において変換済みの色信号がデバイスプロセスカラー変換部26の出力に供給されるため、色空間の種類に応じた無彩色判定処理・ブラック単色への変換処理が可能となる。変換後の色信号がガンマ補正部27、ハーフトーン処理部28に供給されて、各、ガンマ補正処理、ハーフトーン処理が行われて、処理信号が最終的にプリンタエンジン20へと供給される。
このように、本発明に係るプリンタコントローラ(又は画像形成装置)においては、与えられた色信号の色空間の種類を判定しこの種類に応じて無彩色を判定し、無彩色であると判定したら、やはり判定した色空間の種類に応じて信号変換を行って、例えば、ブラック単色でプリンタエンジンにて印刷処理を行わせるものである。これにより、色信号の色空間の種類を選ばず、無彩色の色信号について、確実にブラック単色で印刷処理を行わせることが可能となる。このため、ネットワーク環境等において、多くのPC等から、様々な色空間の種類によるページ記述言語で印刷命令を受けても、無彩色についてブラック単色の印刷が可能となる。
<第1実施形態>
次に、図3のフローチャートを用いて、本発明の第1実施形態であるプリンタコントローラ(又は画像形成装置)の変換処理を説明する。初めに、パーソナルコンピュータPC等から、文字、グラフィックスオブジェクトに対する色変換ロジックであるプリンタコントローラ10に、CIE色空間の色信号が入力される(S11)。そして、プリンタコントローラ10においては、CPU12とROM16に格納されたプログラムの働きにより、色信号の色空間の種類が、CIEBasedAか(S12)、CIEBasedABCか(S13)、CIEBasedDEFか(S14)、CIEBasedDEFGか(S15)のどの色空間であるか判定する。
このとき、CSA(Color Space Array)のRangeABC(オリジナルの入力色信号値の範囲を指定するパラメータ)を参照し、RangeABC=[0,1,0,1,0,1]であるならば、入力色信号値がRGB系の色空間であるとする。又、ポストスクリプト(PostScript)においてRangeABCやその他のパラメータは任意に設定できるが、一般的にRGB系の各色信号値のRangeは[0、1]であることが多いためである(任意に変更可能)。
又、Lab色空間はRangeABC=[0,100,−128,127,−128,127]と表現することが一般的であるため、この情報を基にLab色空間を判定することも可能。Lab色空間と判定した場合、無彩色であるかの判定を行う。Lab色空間では無彩色をL成分(明暗)のみで表す場合が多く厳密ではないが、L成分の色信号値があり、a,b成分がともに0である場合は無彩色と判定する。無彩色であると判定された場合、L成分の色信号値を基にブラック単色化処理を行うといったことも可能である。更に、その他の色空間の入力値に際しても同様な手法で判定し、ブラック単色にすることが可能である。
次に、色信号の色空間の種類がCIEBasedAであるとき(S12)、Aの色空間がグレイなら(S16)、プロセスカラーをC=M=Y=0,K=1.0−xへと変換する(S20)。グレイでなければ、通常の色変換を行う(S19)。ここで、グレイであるとき、通常の色変換処理をバイパスすることで、処理時間が長いとされる色変換処理を回避することができるため、全体の処理時間を短縮することが可能となる。
次に、色信号の色空間の種類がCIEBasedABCであるとき(S13)、ABCの色空間がRGBであり(S17)、A=B=C=xであれば(S18)、プロセスカラーをC=M=Y=0、K=1.0−xへと変換する(S20)。A=B=C=xでなければ、通常の色変換を行う(S19)。
次に、色信号の色空間の種類がCIEBasedDEFであるとき(S14)、DEFの色空間がRGBであり(S21)、D=E=F=xであれば(S22)、プロセスカラーをC=M=Y=0,K=1.0−xへと変換する(S20)。ここで、D=E=F=xでなければ、通常の色変換を行う(S25)。
次に、色信号の色空間の種類がCIEBasedDEFGであるとき(S15)、DEFGの色空間がCMYKであり(S23)、D=E=F=x、G=0、又は、D=E=F=0、G=xであれば(S24)、プロセスカラーをC=M=Y=0,K=xへと変換する(S26)。ここで、色信号の色空間の種類がCIEBasedDEFGでないか(S15)、DEFGの色空間がCMYKでないか(S23)、D=E=F=x、G=0、又は、D=E=F=0、G=xでないとき(S24)、通常の色変換を行う(S25)。
このように、本発明に係るプリンタコントローラ(又は画像形成装置)においては、与えられた色信号の色空間の種類を判定しこの種類に応じて無彩色を判定し、無彩色であると判定したら、やはり判定した色空間の種類に応じて信号変換を行って、例えば、ブラック単色でプリンタエンジンにて印刷処理を行わせるものである。
<第2実施形態>
第2実施形態は、プリンタコントローラにおいて、与えられた色信号を初めに色変換し、色変換した色信号に基づいて、無彩色判定を行って、無彩色であると判定されればブラック原色に色変換を行う変換処理を特定するものである。なお、ここでは、第1実施形態とは異なり、色空間の判定処理を行ってはいない。
すなわち、図4は、第2実施形態である本発明に係るプリンタコントローラの動作の概要の一例を説明する概念図、図5は、第2実施形態である本発明に係るプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャートである。
図4において、与えられた色信号は、XYZ中間値変換部23に供給されて、XYZ信号に変換され、更に、ガモットマッピング部24においてマッピング処理され、更に、無彩色判定部31において無彩色判定が行われる。ここで、無彩色であると判定されれば、変換部33にて適切にプロセスカラーへ変換され、デバイスプロセスカラー変換部26の出力に合成された信号がガンマ補正部27へ供給され、ガンマ補正された信号がハーフトーン処理部28へ供給され、処理された信号がプリンタエンジン20へと供給される。
又、更に、図5のフローチャートにおいては、プリンタコントローラ10において、初めに色信号が取得されると(S31)、次に、色信号はXYZ中間値へと変換され(S32)、更に、XYZの色信号をRGBへと変換し(S33)、変換された信号についてガモットマッピング処理を行う(S34)。そして、C=M=Yであり、K=0であるかどうかを判断し(S35)、そうでなければ通常のプロセスカラーへと変換し(S36)、そうであれば、プロセスカラーにつき、C=M=Y=0,K=1.0−xへと変換する(S37)。そして、変換後の信号につき、ガンマ補正、ハーフトーン処理を行った上で(S38)、処理データをプリンタエンジン20へと供給する(S39)。
すなわち、第2実施形態では、与えられた色信号を初めに色変換し、色変換された信号に基づき無彩色の判定を行って、無彩色判定されればブラック単色に置き換える処理を行う。これにより、色変換を行った後の色信号値で無彩色を判定することで、色変換の効果を保ったまま無彩色をブラック単色で描画することが可能となる。
<第3実施形態>
第3実施形態は、プリンタコントローラにおいて、入力された色信号の変換処理を行い、変換前後を比較して信号変化に基づき、色空間の種類を判定する色空間判定と変換処理を特定している。図6は、本発明に係る第3実施形態を示すプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャートである。
すなわち、第3実施形態は、文字、グラフィックスオブジェクトに対する色変換ロジックにCIE色空間の色信号値が入力された場合、指定された色空間の値に対していくつか色変換を行い、そのオリジナルの色信号値と実際に色変換された色信号値を比較するものであり、ここではCIEBasedABCを例にとって説明する。
この図5のフローチャートにおいて、与えられた色信号がCIEBasedABCであり、RGB系の色信号であると仮定して、変換前後を比較し信号変化に基づき、色空間の種類を判定する方法を説明する。図5において、色信号が入力されると(S41)、色空間判定結果はRGBかを判断し(S42)、判定結果がRGBでなければ、flag=TRUEを検証済みかどうかを判定し(S43)、判定結果がそうでなければ、色空間RGBとして仮定すべくRGB=0とし(S44)、更に、色信号をXYZへ変換する(S45)。そして、変換信号についてガモットマッピングを行う(S46)。
そして、色変換前と変換後とを比較し、色信号値が、ほぼ1.0−変換後=0の色信号値であるかどうか、すなわち、色変換後の色信号値の明暗の意味が反転しているかどうかを判定し(S47)、反転していれば、入力色信号値の色空間がRGBであると判定し、判定結果=RGBとし(S48)、反転していなければ、flag=TRUEとする(S49)。
そして、色空間判定結果がRGBとして判定されたことを確認し(S42)、更に、R=G=B=xであれば(S50)、ブラック単色で印刷されるべく、プロセスカラーC=M=Y=0、K=1.0−xへと変換する(S56)。
又、色空間判定結果がRGBでなく(S42)、flag=TRUEであれば(S43)、色信号をXYZへ変換し(S51)、更に、変換信号にガモットマッピングを行い(S52)、プロセスカラーへ通常変換を行う(S53)。そして、通常のガンマ補正、ハーフトーン処理を行う(S54)。その後、処理データをプリンタエンジンへ送信する(S55)。
この第3実施形態の明暗の判定方法は、色変換後の色空間は一般的にデバイスのCMYK色空間でありCMYK色空間上の白はC=M=Y=K=0であるため、この違いを利用するものである。この処理を行うことで同じ色空間でいくつもの色信号値が入力された場合、各色信号値に対して色空間の判定を行うことなく処理することができ、処理速度が早くなるといった効果が生まれ、なおかつブラック単色で出力される。
<第4実施形態>
第4実施形態は、プリンタコントローラにおいて、入力された色信号をXYZ色空間へと変換し更にRGBへ変換して、変換前と後との色信号値の変化に基づき、色空間の種類を判定する色空間判定と変換処理を特定している。図7は、本発明に係る第4実施形態を示すプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャートである。
この図7のフローチャートにおいて、与えられた色信号がCIEBasedABCであり、RGB系の色信号であると仮定して、変換前後を比較し信号変化に基づき、色空間の種類を判定する方法を説明する。図6において、色信号が入力されると(S41)、色空間判定結果はRGBかを判断し(S42)、判定結果がRGBでなければ、flag=TRUEを検証済みかどうかを判定し(S43)、判定結果がそうでなければ、入力色空間をRGBと仮定し、オリジナルの入力色信号値をRGBの黒(R=G=B=0)、RGBの白(R=G=B=1.0)とする(S44)。
更に、色信号をXYZへ変換し(S45)、更に、変換信号をRGB色空間へ変換する(S61)。そして、変換公式によって変換された値と入力色信号値が等しいならば(S62)、入力色空間をRGBであると判定し、判定結果=RGBとし(S48)、反転していなければ、flag=TRUEとする(S49)。ここで、ステップS62においては、完全に値が同等でなくとも、所定値の範囲であれば、RGB空間であると見なすことも可能である。
そして、色空間判定結果がRGBとして判定されたことを確認し(S42)、更に、R=G=B=xであれば(S50)、ブラック単色で印刷されるべく、プロセスカラーC=M=Y=0、K=1.0−xへと変換する(S56)。
又、色空間判定結果がRGBでなく(S42)、flag=TRUEであれば(S43)、色信号をXYZへ変換し(S51)、更に、変換信号にガモットマッピングを行い(S52)、プロセスカラーへ通常変換を行う(S53)。そして、通常のガンマ補正、ハーフトーン処理を行う(S54)。その後、処理データをプリンタエンジンへ送信する(S55)。
このように、第4実施形態においては、XYZへの変換だけではなくRGBへの変換をも行い、変換前と後との比較により色空間の種類を判定するものである。
<第5実施形態>
第5実施形態は、プリンタコントローラにおいて、色空間の特性を現すCSAのパラメータのひとつであるMatrixLMN、又は、MatrixABCとWhite Pointを計算することで、入力色空間がRGB系の色空間であることを判定を行う色空間判定と変換処理を特定している。図8は、本発明の第5実施形態に係るプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャートである。
第5実施形態において、CIEBasedABCは2段階の変換が行われXYZへ変換される。ここで、MatrixABCは前段の変換パラメータであり、MatrixLMNは後段の変換パラメータである。このときどちらか一方の変換だけで行うこともパラメータの設計によっては可能である。
図8のフローチャートにおいて、与えられた色信号がCIEBasedABCであり、RGB系の色信号であると仮定して、変換前後を比較し信号変化に基づき、色空間の種類を判定する方法を説明する。図6において、色信号が入力されると(S41)、色空間判定結果はRGBかを判断し(S42)、判定結果がRGBでなければ、flag=TRUEを検証済みかどうかを判定し(S43)、判定結果がそうでなければ、その色空間がCIEBasedABCであるかどうかを判定する(S71)。そして、ABCであるならばその色空間のCSAのMatrixABCの値を検証し(S72)、MatrixLMNの値を検証する(S73)。どちらか一方のMatrixが単位行列である場合、単位行列ではないMatrixのパラメータを利用し、入力色信号値をXYZ色空間の色信号値へと変換する(S74)。
このとき入力値としてR=G=B=1.0を仮に入力する。XYZに変換された値が入力色空間をRGBとする仮定の下ではWhite Pointとほぼ等値になるため、XYZに変換された値とCSAのWhite Pointがほぼ等値であれば(S75)、仮定から入力色空間をRGBとみなし、色空間検証結果=RGBとして(S76)、Flag=TRUEとする(S77)。
そして、色空間判定結果がRGBとして判定されたことを確認し(S42)、更に、R=G=B=xであれば(S50)、ブラック単色で印刷されるべく、プロセスカラーC=M=Y=0、K=1.0−xへと変換する(S56)。
又、色空間判定結果がRGBでなく(S42)、flag=TRUEであれば(S43)、色信号をXYZへ変換し(S51)、更に、変換信号にガモットマッピングを行い(S52)、プロセスカラーへ通常変換を行う(S53)。そして、通常のガンマ補正、ハーフトーン処理を行う(S54)。その後、処理データをプリンタエンジンへ送信する(S55)。
このように、第5実施形態においては、色空間の特性を現すCSAのパラメータのひとつであるMatrixLMN、又は、MatrixABCとWhite Pointを計算することで、入力色空間がRGB系の色空間であることを判定するもので、RGB空間であることを確実に判定することができるため、色空間判定誤りのない確実な変換処理を行うことが可能となる。
<第6実施形態>
第6実施形態は、プリンタコントローラにおける変換処理において、色空間の特性を現すCSAのパラメータの名称を確認し、ここから色空間の種類を判定して、色変換を行う色空間判定と変換処理を特定している。
すなわち、プリンタコントローラ10において、CPU12とROM16に格納されるプログラムの制御において、外部I/F11から与えられたCSAのパラメータの名称を確認し、この名称が所定のものであれば、所定の色空間であると判定するものである。(CSAの中に色空間の名称のデータが格納されている場合がありsRGB、RGB、CMYK、Lab(色空間名)などとなっている。ここで例えばRGB色空間と明記してあった場合に入力値R=G=B=x(A=B=C=x)であったならば色空間判定を行わず適切にブラック単色で出力する処理を行う。ブラック単色化の処理は上述した実施形態のブラック単色化処理を行う。ここでR≒G≒Bであってもブラックとしてみなすことも可能)。ここで、CSAのパラメータの名称が必ずしも明記されているわけではないので、名称からの判断ができない場合は、上述した実施形態のどれかの判定処理と変換処理を行うことが好適である。
判定の後の処理は、例えば、第1実施形態の図3のフローチャートの色空間の種類が判明した後の処理と同等の処理を行うものであり、適宜、ブラック単色で印刷するべく変換処理がなされる。
<第7実施形態>
第7実施形態は、第1実施形態の特徴と共に、更に、色信号を変換するべく無彩色を判定する際に純粋なブラック、例えば、R=G=B=0、C=M=Y=1のような値の場合のみブラック単色に置き換える変換処理を特定する。図9は、本発明に係るプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャートである。
図9のフローチャートは、図3の第1実施形態のフローチャートとほぼ同等であるが、ステップS83、ステップS84において、A=B=C=0であることが問われることにより、グラデーション部などの中間調(グレイ色)の階調の崩れを防止することができ、なおかつ黒文字はブラック単色で出力さることとなる。
<第8実施形態>
第8実施形態は、第1実施形態等の特徴と共に、例えばRGB色空間を例にとると、RGBの各色成分が±δの範囲内であれば無彩色と見なし、Lab色空間ではa,bの値が無彩色軸に近い場合(a,bが0となっている場合が無彩色であるとき、a,b<δであるとき無彩色と判定する)、無彩色であるとみなす処理を特定するものである。
すなわち、第8実施形態は、プリンタコントローラにおける変換処理において、例えばRGB色空間を例にとると、RGBの各色成分が±δの範囲内であれば無彩色と見なし、Lab色空間ではa,bの値が無彩色軸に近い場合(a,bが0となっている場合が無彩色であるとき、a,b<δであるとき無彩色と判定する)、無彩色であると見なすものである。
これにより理論値では無彩色ではないが、人間の視覚上で無彩色と判定されるような色信号値に対してもブラック単色化処理を行うことができ、無彩色文字やグラフィックスの表現性を高めることが可能となる。
<第9実施形態>
第9実施形態は、第1実施形態等の特徴と共に、色信号がイメージ信号であるか、又は、色信号のオペレータがイメージを示しているかに基づいて、判定処理を回避する変換処理を特定している。図10は、本発明の第9実施形態であるプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャートを示している。
すなわち、図10のフローチャートにおいては、色信号を取得した後に、色信号がイメージ信号であるかどうかを判断し(S81)、イメージ信号であれば、色空間の判定処理を回避し、ステップS19に飛んで、通常の色変換を行う(S19)。
ポストスクリプトを例に取ると、線を描かせる命令であるstrokeオペレータ、指定した範囲を塗りつぶす命令であるfillオペレータ、文字を描画させる命令であるshowオペレータ、BMP画像、Tiff画像などのimageを描画させる命令などがある。第9実施形態ではImageオペレータで描画されるオブジェクトの色値に関しては上述の実施例のような処理を行わない。fillオペレータ、strokeオペレータ、showオペレータで描画されるオブジェクトの色値に対しては上述の実施例の色空間の判定、無彩色判定処理、ブラック単色化処理を行うが、このときオペレータの種類に対して無彩色判定の際の条件を変更する形態をとる。たとえば条件としてfillオペレータ、strokeオペレータの場合は無彩色判定条件をR=G=B=xとする。これはグラデーション部分を忠実に再現するためである。Showオペレータの場合は文字を表しているとし、無彩色判定条件を実施形態8に記述されている無彩色判定条件を採用する。これは文字オブジェクトが完全にグレイ(R=G=B=x)でなくともグレイに近い値(R≒G≒B)であればブラック単色で出力する方がシャープに見えるためである。
これにより、CIEカラーとして入力される無彩色のグラフィックス、文字オブジェクトをシアン、マゼンタ、イエローのコンポジットカラーで表現することなく、ブラック単色で描画することで、電子写真式プリンタにおこる版ズレ等の影響を受けにくくする。
又、CIE色空間に対して実際の入力色空間を推定し、無彩色部分を判定するため色変換処理を簡略化でき処理時間を短くすることが可能となり、例えば、ネットワーク環境において、様々な種類の色空間による色信号が与えられても、適切に処理することで最適なブラック単色の印刷が可能となる。
(その他の実施形態)
又、更に、本発明に係るプリンタコントローラ10においては、与えられる色信号であるPDLは、PDLファイル内で色空間の特性がパラメータで記載されているものである。
又、更に、本発明に係るプリンタコントローラ10においては、無彩色と判定する際の基準値にしきい値をあたえ、ある一定の範囲内であれば無彩色と判定するものである。
又、更に、本発明に係るプリンタコントローラ10においては、CPU12及びROM16が格納するプログラムの働きにより、上述した第1実施形態乃至第9実施形態の処理を任意に選択的に切換えることが可能となる。この選択信号は、例えば、パーソナルコンピュータPCからネットワークNを介して与えられるものであってもよく、又、他の方法によりCPU12に与えられるものであってもよい。これにより、状況に応じた最適な色空間の判定処理及び色変換処理が可能となる。
本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
発明に係るプリンタコントローラとプリンタエンジンの一例を示す接続図。 本発明に係るプリンタコントローラの動作の概要の一例を説明する概念図。 本発明に係るプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャート。 本発明に係るプリンタコントローラの動作の概要の一例を説明する概念図。 本発明に係るプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャート。 本発明に係るプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャート。 本発明に係るプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャート。 本発明に係るプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャート。 本発明に係るプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャート。 本発明に係るプリンタコントローラの動作の一例を示すフローチャート。
符号の説明
PC…パーソナルコンピュータ、N…ネットワーク、10…プリンタコントローラ、11…外部インタフェース、12…CPU、13…RAM、14…HDD、15…プリンタI/F、16…ROM、17…変換機能、20…プリンタエンジン。

Claims (12)

  1. ページ記述言語による色信号を受け、この色信号の色空間の種類を判定する色空間判定部と、
    前記色空間判定部が判定した前記色空間の種類に応じて、前記色信号の値が無彩色であるかどうかを判定する無彩色判定部と、
    前記無彩色判定部が前記色信号が無彩色であると判定したら,前記色信号を前記色空間の種類に応じてブラック単色の色信号に変換する色変換部と、
    前記色変換部が変換した前記ブラック単色の色信号を受けて、記録媒体上にブラック単色の色材により画像形成する画像形成部とを具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記色空間判定部は、前記色信号のRangeパラメータを用いて、色空間の種類を判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記色空間判定部は、前記色信号を前記画像形成部に適するように信号変換し、前記色信号の信号変換前の信号と信号変換後の信号とを比較し、その比較結果に応じて、前記色空間の種類を判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記色空間判定部は、前記色信号を前記画像形成部に適するように中間色空間に信号変換し、前記色信号の信号変換前の信号と前記中間色空間への信号変換後の信号とを比較し、その比較結果に応じて、前記色空間の種類を判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記色空間判定部は、前記色信号が含むパラメータの名称に基づいて、前記色空間の種類を判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記色変換部は、前記無彩色判定部が前記色信号が純粋な黒のみを示していると判定した場合のみ、前記色信号を前記色空間の種類に応じてブラック単色の色信号に変換することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. ページ記述言語による色信号を受け、この色信号の色空間の種類を判定し、
    前記判定された色空間の種類に応じて、前記色信号の値が無彩色かどうかを判定し、
    前記色信号が無彩色であると判定したら、前記色信号を前記色空間の種類に応じてブラック単色の色信号に変換し、
    前記変換されたブラック単色の色信号を受けて、記録媒体上にブラック単色の色材により画像形成することを特徴とする画像形成方法。
  8. 前記色空間判定は、前記色信号のRangeパラメータを用いて、色空間の種類を判定することを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
  9. 前記色変換部は、前記無彩色判定部が前記色信号が純粋な黒のみを示していると判定した場合のみ、前記色信号を前記色空間の種類に応じてブラック単色の色信号に変換することを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
  10. プリンタコントローラの記憶領域にインストールされて情報処理部で処理されることで以下の機能を実現するプログラムであり、
    ページ記述言語による色信号を受け、この色信号の色空間の種類を判定し、
    前記判定された色空間の種類に応じて、前記色信号の値が無彩色かどうかを判定し、
    前記色信号が無彩色であると判定したら、前記色信号を前記色空間の種類に応じてブラック単色の色信号に変換する機能を実現するプリンタコントローラのプログラム。
  11. 前記色空間判定は、前記色信号のRangeパラメータを用いて、色空間の種類を判定することを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  12. 前記色変換部は、前記無彩色判定部が前記色信号が純粋な黒のみを示していると判定した場合のみ、前記色信号を前記色空間の種類に応じてブラック単色の色信号に変換することを特徴とする請求項10記載のプログラム。
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