JP2014099829A - 画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理を実行するプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 モノクロ装飾出力することで、通常のモノクロ出力時よりも色剤を多く消費してしまう可能性がある。
【解決手段】 課題を解決すべく本発明における画像処理装置は、カラー画像データに含まれる各色のデータを構成する画素の数によって、各色と該色に対応する装飾パターンとを決定する決定手段と、前記カラー画像データに含まれる色のデータに対して、前記決定手段により決定された各色と該色に対応する装飾パターンにより装飾を施すことで、前記カラー画像データをモノクロ装飾出力するモノクロ装飾出力手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像処理装置によりカラー原稿をモノクロ出力する際に、カラー文字に装飾処理を施し印刷する画像処理装置および画像処理方法ならびに画像処理を実行するプログラムに関するものである。
図1に示すような黒色で出力された文字102、赤色で出力された文字103、青色で出力された文字104で構成されるカラー文書101がある。
これを入力して得られたカラー画像データをグレースケールに変換し、黒色単色で出力(以下、モノクロ出力(コピーやPDL印刷))すると、モノクロ出力物105のようになる。
このモノクロ出力物105では、カラー文書101にて元々黒色で出力された文字102、赤色で出力された文字103、青色で出力された文字104の区別がつき難い。一般的に、文書作成者が文書中で重要箇所を示す場合、重要箇所の文字部分をカラーで示す場合が多い。しかし、このカラーで示された重要箇所がモノクロ出力されることで、文書作成者から文書を配布されたユーザに対し、原稿のどの部分が重要箇所であるか注意を促すことができなくなってしまう恐れがある。
このような問題に対して、特許文献1では、カラー画像データをモノクロ出力する時、元々黒以外の色で出力される文字周辺に文字と同じ濃度で形成される装飾を施して出力物106(以後、モノクロ装飾出力物)を出力する。または元々黒以外の色で出力される文字そのものに対して装飾を施してモノクロ装飾出力物106を出力する。これにより、対象の文字が重要箇所であるという情報を、カラー画像データから引き継ぐことができる。例えば、カラー文書にて黒色で出力されていた文字102は、そのまま黒色の文字107であるが、カラー文書にて赤で出力されていた文字103は、黒色のアンダーラインで装飾された文字108に変換される。また、カラー文書にて青で出力されていた文字104は、黒い太文字109に変換される。
このように、モノクロ装飾出力時、色ごとに異なるパターンの装飾を施すことで、カラー文書では異なる色で出力されていたという情報も引き継ぐことができる。
特開2008−244619号公報
しかしながら、モノクロ装飾出力をすると、通常のモノクロ出力時よりも色剤を多く消費してしまう可能性がある。
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、カラー画像データに含まれる各色のデータを構成する画素の数によって、各色と該色に対応する装飾パターンとを決定する決定手段と、前記カラー画像データに含まれる色のデータに対して、前記決定手段により決定された各色と該色に対応する装飾パターンにより装飾を施すことで、前記カラー画像データをモノクロ装飾出力するモノクロ装飾出力手段とを有することを特徴とする。
本発明を実施することで、モノクロ装飾出力時に必要とされる色剤量により、各色に対応するモノクロ装飾パターンが選択できる。よって、モノクロ装飾出力時、通常のモノクロ出力時と比較して増加する色剤量の増加を抑制することが可能になる。
通常モノクロ出力とモノクロ装飾出力の違いを示す図である。 全体概要を説明する構成図である。 システム構成を示すブロック図である。 モノクロ変換処理部を示すブロック図である。 画像処理部を示すブロック図である。 実施形態1の概要を示すフローチャートである。 モニタまたはUI画面に表示される一例を示す図である。 モニタまたはUI画面に表示される一例を示す図である。 実施形態1の概要を示すフローチャートである。 実施形態2の概要を示すフローチャートである。 モニタまたはUI画面に表示される一例を示す図である。 モニタまたはUI画面に表示される一例を示す図である。 実施形態3の概要を示すフローチャートである。 モニタまたはUI画面に表示される一例を示す図である。 実施形態4の概要を示すフローチャートである。 実施形態1の概要を示すフローチャートである。
(実施形態1)
まず、モノクロ装飾出力時の制御について説明する。
[通常モノクロ出力とモノクロ装飾出力]
通常のモノクロ出力(以下通常モノクロ処理)では、カラー文書101を読み取って得られたカラー画像データをグレースケールに変換し、このグレースケール変換されたデータを出力する。一方、モノクロ装飾出力では、カラー画像データからカラーの色剤を用いて出力するよう指示された色文字(カラー文字データ)を抽出し、抽出されたカラー文字データに対してグレースケール変換する。そして、このグレースケール変換された文字データと同じ濃度で形成される装飾を、文字データ自体又は文字データの周辺に対して施してモノクロで出力する。また、モノクロ装飾出力ではカラー画像データから抽出されたカラー文字データ以外のデータは、通常モノクロ出力時と同様の方法でグレースケールに変換され、出力される。
なお、カラーの色剤とは例えば、C,M,Yトナーや特色トナー、インク等を示す。
また、モノクロ出力、モノクロ装飾出力には、黒い色剤を使用することを前提に以下説明を行うが、単一の色剤を使用して出力が行われればよいので、黒以外の単一の色剤を用いてモノクロ出力、モノクロ装飾出力が行われてもよい。
[全体構成概要の説明]
図2は、モノクロ装飾出力を実現する画像処理装置201、ホストコンピュータ202、ホストコンピュータ203に関する構成図を示す。
画像処理装置201は、ネットワーク204を介し、画像処理装置201のプリンタドライバがインストールされているホストコンピュータ202、ホストコンピュータ203からの出力指示を受け、出力を実行する事が可能である。また、画像処理装置201が有する画像読み取り装置(不図示)を利用する事によって、読み取った画像データをホストコンピュータ202、ホストコンピュータ203に送信する事も可能である。さらに、画像処理装置201が有する印刷部307を利用する事により、読み取り装置が読み取った画像データを出力するコピー動作が実行可能である。
本実施例では、ホストコンピュータ202や203からの指示を画像処理装置201へ送信し、送信された指示に従い画像処理装置201がプリント出力することを想定して記載するが、その限りではない。例えば付属の画像読み取り装置を利用して読み取った画像データを出力するコピー動作の際にも有効である。
[モノクロ装飾出力およびモノクロ装飾ガイド出力の方法]
図3は、画像処理装置201の構成を示す図であり、各々が入力部301、システム制御部302、ROM303、画像処理部304、UI部305、モノクロ変換処理部306、印刷部307で構成されている。なお、システム制御部302には不図示のCPUが含まれている。
図7は、ホストコンピュータ202、203のモニタ(不図示)や画像処理装置201のUI部305の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
モノクロ装飾出力の設定には2通りの方法がある。一つは、ホストコンピュータ202や203にインストールされているプリンタドライバで印刷設定をする時にモノクロ装飾出力の設定をする方法である。
ホストコンピュータ202や203のモニタに図7の様な画面が表示される。
この図7に示されるボタン702を押下されると、処理対象画像に対してモノクロ装飾出力が実行される。一方、ボタン701が押下されると、処理対象画像に対して通常モノクロ出力が実行される。ボタン703が押下されると、モノクロ出力がキャンセルされる。
もう一つの設定方法は、画像処理装置201のUI部305上に表示された図7を使用し、プリンタドライバ同様にモノクロ装飾出力および、モノクロ装飾ガイド出力を設定する方法である。
この2通りの方法を両方で設定がされている場合は、プリンタドライバから設定された方を優先させても良い。または、出力する場合は、プリンタドライバからの設定を優先させ、コピー出力する場合は、画像処理装置201のUI部305上での設定を優先させてもよい。
[モノクロ装飾出力の概要]
モノクロ装飾出力の概要について、図3、図4、図6、図8を用いて説明する。
図4はモノクロ変換処理部306の構成を示す図である。
モノクロ変換処理部306は、入力部401、カラー文字検出部402、通常モノクロ処理部403、モノクロ装飾処理部404、モノクロ装飾判定部405、出力部406、モノクロ画像作成部407で構成されている。
図6は、画像処理部304、モノクロ変換処理部306、モノクロ装飾判定部405で実行される処理を示すフローチャートである。本フローチャートの各ステップは、ROM303に格納されたプログラムに従って、画像処理装置201のシステム制御部302が実行する事によって実現される。なお、システム制御部302には不図示のCPUが含まれている。
図8は、ホストコンピュータ202、203のモニタ(不図示)や画像処理装置201のUI部305の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図6のステップS601でシステム制御部302は、画像処理装置201のUI部305又はホストコンピュータ202や203のモニタを介してモノクロ装飾出力が設定されたか否かを示す情報を受信する。そして、システム制御部302は、受信した情報を画像処理部304とモノクロ変換処理部306に送信する。さらに、システム制御部302は、処理対象であり、入力部301から入力されたカラー画像データをモノクロ変換処理部306の入力部401に送信する。
なお、入力部301に入力された処理対象のカラー画像データは、ホストコンピュータ202、203から送信された例えばPDLデータ等の画像データである。
または、画像処理装置201に付属の画像読み取り装置により読取られた画像をカラー画像データに変換したものを入力部301に入力してもよい。
ステップS601で、システム制御部302によりモノクロ装飾出力が設定されていると判断された場合、ステップS602に進む。そして、ステップS602にて、カラー文字検出部402が、何色の色文字がカラー画像データに含まれているか検出する。
これは、例えば入力されたカラー画像データがPDLデータである場合は、データを解析することで色数が検出できる。
また、入力されたカラー画像データが画像処理装置201に接続された画像読み取り装置に読取られたデータである場合は、読み取ったデータの輝度信号を取得し、輝度信号に応じて予め決められた色に分類される色が何種類あるか解析することで色数が検出できる。
そして、画像処理装置201にて実現可能な装飾パターンの数を取得する。
これは、装置内に記憶されている、モノクロ装飾出力時に用いる装飾パターンの種類を示す情報を読み出すことで取得できる。
そして、カラー画像データ中から検出された色文字をカラーで出力する場合に必要な色の種類数と、画像処理装置201にて実現可能なモノクロ装飾パターンの数からこれらの組合せが何通りあるかカウントする。例えば、カラー画像データに赤、青、緑で出力するよう指示された色文字(カラー文字データ)が検出される場合、色ごとに異なるパターンの装飾を施すため3種類の装飾パターンが必要となる。よって、それぞれの色と色に対応する装飾パターンとの組合せは6通りあるのでカウント数は6となる。
また、検出された色の種類が多く、対応する装飾パターンの数が足らない場合は、使用頻度が高い色の上位数色の色文字のみ装飾パターンを用いてモノクロ装飾変換を行うことにする。
色と色に対応する装飾パターンとの組合せのカウント数が取得されると、ステップS603に進む。
ステップS603ではシステム制御部302は、ステップS602にてカウントされた組合せのうち1種類の組合せを採用して、処理対象であるカラー画像データをモノクロ装飾出力画像データに変換する。なお、詳細については後述するが、カラー画像データのうち色文字(カラー文字データ)はモノクロ装飾処理部404にてモノクロ装飾画像データに変換される。一方で、カラー画像データのうち色文字以外(カラー文字データ以外のデータ)は通常モノクロ処理部403にて通常モノクロ画像データに変換される。
そして、ステップS604にて、モノクロ装飾判定部405が、モノクロ装飾画像データを構成する画素の合計画素数を取得し記憶する。この値が取得されると、画素数とこの画素数を有するデータを出力する際に必要となる色剤の量は、画素数と色剤の関係がリニアであると仮定して、以下のようになる。色剤量(g)=(画素数)×k (k:係数)。
よって、このように画素数を取得すると、モノクロ装飾画像データを出力する際に必要とされる黒の色剤量を取得することが可能になる。また、モノクロ装飾画像データ全部ではなく、モノクロ装飾画像データのうちモノクロ装飾された文字データを構成する画素の合計画素数のみ取得し記憶してもよい。この場合は、モノクロ装飾画像データのうち、モノクロ装飾変換された文字データを出力する際に必要とされる黒の色剤量を取得することが可能になる。
同様に、ステップS602にてカウントされた色と色に対応する装飾パターンとの組合せのうち1種類の組合せを順に採用し、処理対象のカラー画像データをモノクロ装飾画像データに変換する。そして、このモノクロ装飾画像データを構成する画素、またはモノクロ装飾画像データのうちモノクロ装飾された文字データを構成する画素の合計画素数を取得する。
この合計画素数の取得を繰り返し、ステップS605において、モノクロ装飾判定部405は、ステップS602でカウントした全ての組合せそれぞれに対応する、モノクロ装飾画像変換後の画素の画素数(または色剤量)の取得が完了したか否かを判断する。完了していないと判断された場合には、ステップS603、S604を繰り返す。完了していると判断された場合には、ステップS606に進む。
なお、出力時必要とされる色剤量が明らかに多いと予測できる組合せについては、画素数(または色剤量)の取得をスキップしても良い。
ステップS606では、モノクロ装飾判定部405で、色と色に対応する装飾パターンとの組合せのそれぞれを用いてカラー画像データをモノクロ装飾画像データに変換して取得した合計画素数を比較する。そして、この取得された合計画素数が一番少ない、色と色に対応する装飾パターンの組合せを選択する。つまり、出力時に必要とされる色剤量が一番少ない組合せが選択される。そして、選択された組合せにより変換されたモノクロ装飾画像データを残し、その他の組合せにより変換されたモノクロ装飾画像データは削除する。
次に、ステップS607にて、ホストコンピュータ202や203のモニタやUI部305に、先ほど選択された組合せが画面に表示される。この画面の一例を図8に示す。画面のエリア801に、何色の文字がどのモノクロ装飾パターンにより変換されるべきかを示す設定が表示される。ボタン802が押下されると表示された設定がキャンセルされ処理が終了する。ボタン803が押下されると、表示された設定が採用されることがユーザに確認され、ステップS608に進む。そして、ステップS608にて、モノクロ変換処理部306から送信されたモノクロ装飾画像データを、画像処理部304でモノクロ装飾2値化データに変換する。そしてこのモノクロ装飾2値化データは、印刷部307に送信され、送信されたモノクロ装飾2値化データが印刷部307にて出力される。これにより、入力されたカラー画像データは、モノクロ装飾変換され出力される。
また、このモノクロ装飾2値化データの出力とともに、図8の画面に示された色と色に対応する装飾パターンとの組合せについて記載された用紙(ガイドプリント)を出力してもよい。
このガイドプリントを出力することで、処理対象であるカラー画像データ毎に異なる色と色に対応する装飾パターンとの組合せについて、モノクロ装飾2値化データを出力した出力物を受け取ったユーザに知らせることができる。
なお、ステップS601において、通常モノクロ出力が選択されたと判断された場合、ステップS609において、モノクロ変換処理部306、画像処理部304が通常モノクロ2値化データを作成する。そしてこの通常モノクロ2値化データを受信した印刷部307が通常モノクロ2値化データを出力する。
また、ステップS602〜ステップS606で実行される処理について、別の方法による処理を図16のフローに示す。
図16は、画像処理部304、モノクロ変換処理部306、モノクロ装飾判定部405で実行される処理を示すフローチャートである。本フローチャートの各ステップは、ROM303に格納されたプログラムに従って、画像処理装置201のシステム制御部302が実行する事によって実現される。なお、システム制御部302には不図示のCPUが含まれている。
図16のステップS601、ステップS607以降は、実施形態1と同様の処理になるので、ここでは記載を省略する。ステップS1601で、カラー画像データに含まれる色文字(カラー文字データ)を、各色ごとに分類し、各色ごとにデータの画素数を取得する。
なお、画素数そのものを求めても良いし、各色の画素数の割合を取得しても良い。
また、これらの色文字を装飾する際に用いられる装飾パターンのそれぞれを出力する際に必要なる色剤量を色ごとに取得する。装飾パターンを出力する際に必要となる色剤量は、予め記憶されておいてもよい。また、色材量そのものでなくても、どのパターンが色剤量を一番多く必要とし、どのパターンが一番少ない色剤量で済むか、を示すような必要となる色剤量の順番が分かっていればよい。
ステップS1601での取得が終わると、ステップS1602へ進む。
ステップS1602にて、ステップS1601にて取得した、各色データの画素数のうち、画素数が一番少ない色を検出する。そしてこの色の色文字に対する装飾パターンを、S1601にて取得した各装飾パターンを出力する際に必要となる色剤量が一番多い装飾パターンに決定する。
同様に、ステップS1602にて、ステップS1601にて取得した、各色データの画素数のうち、画素数が一番多い色を検出する。そしてこの色の色文字に対する装飾パターンを、S1601にて取得した各装飾パターンを出力する際に必要となる色剤量が一番少ない装飾パターンに決定する。
具体的には、出力時に必要とされる色剤量が一番少ない組合せが選択されると、色文字が、赤、青、緑の順に多いカラー画像データを、太文字、網掛け、下線、の装飾パターンを用いてモノクロ装飾変換する場合、以下のようになる。
出力時に必要とされる色剤量が、太文字、網掛け、下線の順に多いとすると、赤の文字は下線、青の文字は網掛け、緑の文字は太文字の装飾が施されることになる。
これにより、モノクロ装飾出力を行う際に必要となる黒の色剤量が一番少ない、色と色に対応する装飾パターンの組合せが決定される。
その後、先ほど説明したステップS607、ステップS608と同様の処理を行い、この組合せを用いてカラー画像データをモノクロ装飾変換が行われる。
[モノクロ装飾出力の画像処理]
図6に示したフローチャートにてモノクロ装飾出力が設定されている場合の、色文字(カラー文字データ)を含むカラー画像データを出力する処理(図6のステップS608での処理)の詳細について図4、図5、図9を用いて説明する。
図5は、画像処理装置201の画像処理部304の構成を示す図であり、入力部501、ガンマ処理部502、画像形成処理部503、出力部504で構成されている。 図9は、モノクロ変換処理部306に含まれる構成要素402〜404、および画像処理部304に含まれる構成要素502、503にて実行される処理に関するフローチャートである。本フローチャートの各ステップは、ROM303に格納されたプログラムに従って、画像処理装置のシステム制御部302が実行する事によって実現される。なお、システム制御部302には不図示のCPUが含まれている。
最初にモノクロ装飾出力に関する画像処理について説明する。
ステップS901において、システム制御部302は、カラー文字検出部402で入力部401に入力された処理対象のカラー画像データに含まれる色文字(カラー文字データ)を検出する。ステップS901にて、入力されたカラー画像データのうち、色文字以外の部分(カラー文字データが検出されない部分)に対して処理を行う場合、ステップ906に進む。このステップS906にて、システム制御部302は通常モノクロ処理部403で、処理対象のデータに対して通常のモノクロ処理を行い、通常モノクロ画像データを生成する。
一方、ステップS901にて、入力されたカラー画像データのうち、色文字(カラー文字データ)が検出された部分に対して処理を行う場合、ステップS902に進む。そしてステップS902にて、システム制御部302はモノクロ装飾処理部404で、処理対象のデータに対してモノクロ装飾処理を行い、モノクロ装飾画像データを生成する。
この時、色と色に対応する装飾パターンとの組合せは図6のステップS607決定された組合せを採用する。
例えば図1のモノクロ装飾出力物106に示すようなモノクロ装飾を色文字または色文字の周辺に施してモノクロ装飾画像データを作成する。
そして、ステップS903において、システム制御部302は、通常モノクロ処理部403で生成された通常モノクロ画像データと、モノクロ装飾処理部404で生成されたモノクロ装飾画像データとがモノクロ画像作成部407へ送信される。
そして、モノクロ画像作成部407で、カラー画像データのうち色文字(カラー文字データ)をモノクロ装飾画像データに変換したデータと、色文字以外(カラー文字データ以外のデータ)を通常モノクロ画像データに変換したデータを合成する。
これにより、合成モノクロ装飾画像データが作成される。
この合成モノクロ装飾画像データは、モノクロ変換処理部306から画像処理部304へ送信される。そして、次に、ステップS904にて、ガンマ処理部502は、合成モノクロ装飾画像データに対してガンマ処理を行う。そして、ステップS905にて、画像形成処理部503は、ガンマ処理された合成モノクロ装飾画像データに対し画像形成処理を施し、モノクロ装飾2値化データを作成する。そして、ステップS906で、このモノクロ装飾2値化データが印刷部307に送信され、印刷部307に送信されたモノクロ装飾2値化データが黒の色剤を用いてプリント出力される。
以上説明したように、本実施形態では、モノクロ装飾出力時に、黒の色剤の消費量が一番少ない装飾方法が選択される。これにより、モノクロ装飾出力時に増加する可能性の高い黒の色剤量の増加を抑制することが可能になる。
(実施形態2)
実施形態1を実施する際に、各色の文字に対する装飾パターンをユーザが選択できる事が望ましい場合がある。この場合について、実施形態2にて説明する。
図10は、画像処理部304、モノクロ変換処理部306、モノクロ装飾判定部405の処理に関するフローチャートである。本フローチャートの各ステップは、ROM303に格納されたプログラムに従って、画像処理装置のシステム制御部302が実行する事によって実現される。なお、システム制御部302には不図示のCPUが含まれている。
図11、図12は、ホストコンピュータ202、203のモニタ(不図示)や画像処理装置201のUI部305の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図10のステップS601〜ステップS609は、実施形態1と同様の処理になるので、ここでは記載を省略する。また、ステップS602〜605は、図16のステップ1601、ステップS606はステップS1602に置き換えられても良い。
ステップS1001にてシステム制御部302は、UI部305又はホストコンピュータ202や203のモニタに表示される図11の画面を介し設定されたモノクロ装飾出力方法に関する情報を取得する。そして、この取得した情報をモノクロ装飾判定部405に送信する。ステップS1001にて自動が選択されていると判断された場合には、実施形態1と同様の処理になる。
すなわち、色と色に対応する装飾パターンの全ての組合せの中でモノクロ装飾画像データ、又はモノクロ装飾画像データのモノクロ装飾された文字データを構成する画素の合計画素数が最小の組合せが選択される。
一方、手動が選択されていると判断された場合には、ステップS1002に進む。
ステップS1002にて、UI部305又はプリンタドライバがインストールされたホストコンピュータ202や203のモニタに図12の画面が表示される。図12の画面では、各色の文字に対するモノクロ装飾パターンが選択できる。プルダウンボタン1201が押下されると、選択可能なモノクロ装飾パターンの一覧が表示される。ユーザはその中から所望のモノクロ装飾パターンを選択する。最初に表示されるモノクロ装飾パターンの選択肢は、ステップS1001において自動が選択された時に採用される色と色に対応する装飾パターンの組合せである。
プルダウンボタン1201が押下され、表示一覧からモノクロ装飾パターンが選択される度、モノクロ装飾画像データを構成する画素、又はモノクロ装飾画像データのうちモノクロ装飾された文字データを構成する画素の合計画素数が取得される。
エリア1202には、モノクロ装飾出力パターンが選択される度に、色剤増加量が表示される。
色剤増加量について説明する。
最初に表示された色と色に対応する装飾パターンとの組合せにより変換されたモノクロ装飾画像データを構成する画素又はモノクロ装飾画像データのうちモノクロ装飾された文字データを構成する画素の合計画素数を第2の合計画素数とする。
次に、選択された色と色に対応する装飾パターンとの組合せにより変換されたモノクロ装飾画像データを構成する画素又はモノクロ装飾画像データのうちモノクロ装飾された文字データを構成する画素の合計画素数を第1の合計画素数とする。
この第1の合計画素と第2の合計画素数からそれぞれ、出力時に必要となる第1の色剤量と第2の色剤量を求める。そして、この第1の色剤量と第2の色剤量を比較して、第1の色剤量が第2の色剤量と比べてどれだけ増加したかの差分を示す色剤増加量が、エリア1202に表示される。つまりこの表示を見れば、出力時の色剤量が最も少ない組合せによりモノクロ装飾変換した場合に比べて、選択された組合せによりモノクロ装飾変換した場合に、どれだけ出力に必要な色剤量が増加するのか判断できる。
ステップS1002にて画面のボタン1203が押下されると、ステップS1003に進む。そして、ステップS1003にて、図9に示した様にシステム制御部302は、画像処理部304、モノクロ変換処理部306により、選択されている色と装飾パターンの組合せでモノクロ装飾2値化データが作成される。
以上説明したように、本実施形態では、ユーザによって、各色文字(カラー文字データ)に対する装飾パターンが設定されることが可能になる。また出力時に必要となる黒の色剤量が最小である色と色に対応する装飾パターンとの組合せと、ユーザが選択した色と装飾色に対応するパターンとの組合せを比較して、出力時に必要となる黒の色剤量がどの程度増加するのかを明確にする事が可能になる。よって、ユーザはその増加量を鑑みて色と色に対応する装飾パターンとの組合せを設定することができる。
(実施形態3)
実施形態1を実施する際に、モノクロ装飾出力時に使用できる黒の色剤量の上限の設定をユーザができる方が望ましい場合がある。この場合について、実施形態3にて説明する。
図13は、画像処理部304、モノクロ変換処理部306、モノクロ装飾判定部405の処理に関するフローチャートである。本フローチャートの各ステップは、ROM303に格納されたプログラムに従って、画像処理装置のシステム制御部302が実行する事によって実現される。なお、システム制御部302には不図示のCPUが含まれている。
図14は、ホストコンピュータ202、203のモニタ(不図示)や画像処理装置201のUI部305の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
図13のステップS601〜ステップS609は、実施形態1と同様の処理になるので、ここでは記載を省略する。また、ステップS606〜S606は、図16のステップS1601、S1602に置き換えられてもよい。
ステップS1301にて、モノクロ装飾判定部405は、使用できる黒の色剤量の上限を示す閾値と、ステップS606で選択された色と色に対応する装飾パターンとの組合せによってモノクロ装飾変換された場合、出力に必要となる黒の色剤量を比較する。
なお、この黒の色剤量の上限を示す閾値は、図14に示す画面でユーザに設定される。または予め装置にて設定されていてもよい。
この比較の結果、出力に必要となる黒の色剤量が閾値以下であると判断された場合には、実施形態1と同様の処理になる。
すなわち、色と色に対応する装飾パターンの全ての組合せの中でモノクロ装飾画像データ、又はモノクロ装飾画像データのモノクロ装飾された文字データを構成する画素の合計画素数が最小の組合せが選択される。
一方、ステップS1301にて出力に必要となる黒の色剤量が閾値以上であると判断された場合には、ステップS1302にて、モノクロ装飾判定部405が、どのモノクロ装飾変換処理をキャンセルすれば、出力に必要となる黒の色剤量が閾値以下になるか判断する。そして、モノクロ装飾変換処理をキャンセルすれば、出力に必要となる黒の色剤量閾値以下になると判断された色(第1の色)と色に対応する装飾パターン(第1の装飾パターン)との組合せを選択する。
例えば、赤の文字をモノクロ装飾出力する際、装飾パターンとして文字に下線を引く装飾パターンが対応するとする。この時、モノクロ装飾出力時にこの下線を引くことを止めれば出力に必要となる黒の色剤量が閾値以下になると判断された場合、赤の文字に対するモノクロ装飾をキャンセルする。色と色に対応する装飾パターンとの組合せのうち1種類の組合せによってモノクロ装飾変換をすることを止めても、出力に必要となる黒の色剤量が閾値以上であれば、さらに異なる組合せによるモノクロ装飾変換もキャンセルする。このキャンセルをする対象は、予め決まっていても良い。例えば、まず、赤文字のモノクロ装飾変換をキャンセルし、それでも閾値以上の色剤が必要になるのであれば、青文字のモノクロ装飾変換をキャンセルすると決めておいてもよい。また、全ての色の文字に対してモノクロ変換をキャンセルしないと出力に必要となる黒の色剤量が閾値以下にならないのであれば、閾値を変更するようユーザに知らせてもよい。または、エラー通知をしてもよい。あるいは、処理対象のカラー画像データ通常モノクロ変換を行っても良い。
その後、ステップS608にて上述したようにモノクロ変換処理部306はモノクロ装飾処理を行い、出力が行われる。
次に図14における閾値の決定に関する画面の操作について説明する。エリア1401には、モノクロ装飾出力時に必要となる黒の色剤量のユーザが許容量を表示している。
黒の色剤量増加分とは、カラー文書101を通常通りにモノクロ変換した通常モノクロ出力物105を作成する為に必要な黒の色剤量とモノクロ装飾出力物106を作成する為に必要な黒の色剤量の差分を「%」で示した物である。ユーザは、ボタン1402を操作する事で閾値の数値を上下させる事が可能である。ボタン1403が押下されると指定した閾値で決定される。ボタン1404を押下する事で設定がキャンセルされる。
以上説明したように、ユーザが指定する黒の色剤の消費量の増加分が閾値を超える場合には、モノクロ装飾パターンを1種類ずつキャンセルする事により閾値以下の色剤量でプリント出力することが可能になる。
(実施形態4)
実施形態3を実施する際に、モノクロ装飾出力時必要とされる黒の色剤量が、使用できる黒の色剤量の上限値を上回ったため、モノクロ装飾変換を止める際、止める方法をユーザが選択できた方が望ましい場合がある。この場合について、実施形態4にて説明する。
図15は、画像処理部304、モノクロ変換処理部306、モノクロ装飾判定部405の処理に関するフローチャートである。本フローチャートの各ステップは、ROM303に格納されたプログラムに従って、画像処理装置のシステム制御部302が実行する事によって実現される。なお、システム制御部302には不図示のCPUが含まれている。
図15のステップS601〜ステップS609は、実施形態1と同様の処理になるので、ここでは記載を省略する。
また、ステップS606〜S606は、図16のステップS1601、S1602に置き換えられてもよい。
ユーザが、エリア1401で指定した黒の色剤の消費量の上限値を示す閾値よりステップS606で選択された組合せによってモノクロ変換された時、必要とされる黒の色剤量が閾値を上回り、ボタン1102が押下されている場合、ステップS1002に進む。このステップS1002にて、システム制御部302は、UI部305またはホストコンピュータ202または203のモニタに図12を表示する。ユーザはエリア1202を見ながら、モノクロ装飾しなくても良いと判断した色文字に対して、プルダウンボタン1201を押下する。この時ユーザによって「なし」が選択されると、ステップS1501に進む。ステップS1501にて、モノクロ装飾判定部405が、ユーザにより対応する装飾パターンに「なし」が選択された色の色文字に対してはモノクロ装飾変換を行わない。
その後、対応する装飾パターンに「なし」が選択された色以外の色の文字に対しては、モノクロ変換処理部306がモノクロ装飾処理を行い、印刷部307が出力を行う。
以上説明したように、ユーザが設定した、モノクロ装飾出力時に使用できる黒の色剤の消費量が上限である閾値になるよう、モノクロ装飾パターンの設定をユーザが自分で選択する事が可能になる。
(その他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、上記実施形態について電子写真装置を例に説明をしたが、インクジェットプリンタ、サーマルプリンタ等でもよく、本発明の主旨はプリンタの種類に限定されるものではない。また、印刷に用いる色剤は、トナーやインク等他の色剤であってもよく、本発明の主旨は色剤の種類に限定されるものではない。
また、上述した実施形態では、カラー画像データに含まれる色文字(カラー文字データ)に対してモノクロ変換処理を施したが、これに限らず、カラー画像データに含まれる色で示されるグラフ等をモノクロ変換する際にも用いることが可能である。この場合、カラー画像データに含まれる色データに対してモノクロ装飾変換を行い、カラー画像データに含まれるカラーデータ以外のデータに対して通常モノクロ変換を行う。

Claims (18)

  1. カラー画像データに含まれる各色のデータを構成する画素の数によって、各色と該色に対応する装飾パターンとを決定する決定手段と、
    前記カラー画像データに含まれる色のデータに対して、前記決定手段により決定された各色と該色に対応する装飾パターンにより装飾を施すことで、前記カラー画像データをモノクロ装飾出力するモノクロ装飾出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記カラー画像データに含まれる各色のデータを構成する画素の数が一番少ない色に対して、前記装飾パターンのうち出力時に最も色剤を必要とする装飾パターンを用いて装飾を施すよう決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. カラー画像データに含まれる色データに対して該色データの色ごとに異なるパターンの装飾を施して前記色データを出力した場合に必要とされる色剤量により、前記色データの出力を行う場合に用いる組合せを決定する決定手段と、
    前記カラー画像データに含まれる色のデータに対して、前記決定手段により決定された組合せを用いて、前記カラー画像データに含まれる色文字に対して該色文字の色ごとに異なる装飾パターンを施すモノクロ装飾出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記決定手段は、必要とされる色剤量が一番少ない文字と装飾パターンとの組合せを用いて前記モノクロ装飾出力を行うよう決定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記必要とされる色剤量は、前記カラー画像データに対してモノクロ装飾出力する際に作成されるモノクロ装飾画像データを構成する画素数の合計から求めることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記必要とされる色剤量は、前記カラー画像データに対してモノクロ装飾出力する際に作成されるモノクロ装飾画像データのうち、モノクロ装飾が施されたデータを構成する画素数の合計から求めることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  7. 前記色と色に対応して施す装飾パターンとの組合せを、表示部を介して設定する設定手段を有し、
    前記決定手段によって、前記設定手段により設定された色と色に対応して施す装飾パターンとの組合せによって前記モノクロ装飾出力を行うことを決定した場合、
    前記設定手段により設定された組合せを用いてモノクロ装飾出力を行った場合に必要となる色剤量を第1の色剤量と、
    前記必要となる色剤量が一番少ない色と色に対応して施す装飾パターンとの組合せを用いてモノクロ装飾出力を行った場合に必要となる色剤量を第2の色剤量との差分を、
    前記表示部に表示することを特徴とする請求項1または3に記載の画像処理装置。
  8. 前記決定手段により決定された組合せを用いて前記カラー画像データをモノクロ装飾出力する場合に必要とされる黒の色剤量が閾値以上である場合、
    前記決定手段により決定された組合せのうち、第1の色と該第1の色に対応する装飾パターンを用いて前記カラー画像データの色データを変換することをキャンセルすることを特徴とする請求項1または3に記載の画像処理装置。
  9. 前記カラー画像データに含まれる色のデータ以外のカラー画像データに対しては、装飾を施さずにモノクロ変換することで、モノクロ画像データを生成する手段を有し、
    前記閾値は、前記カラー画像データをモノクロ変換して得られるモノクロ画像データを出力する場合に必要とされる黒の色剤量に比べ、前記決定手段により決定された組合せを用いて前記カラー画像データをモノクロ装飾出力する場合に必要とされる黒の色剤量がどれだけ増加してよいのかを示す上限値であることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記カラー画像データから検出されたカラーデータ以外のカラー画像データに対しては、装飾を施さずにモノクロ変換することで、モノクロ画像データを生成する手段と、
    前記カラー画像データから検出されたカラーデータのカラー画像データに対しては、装飾を施してモノクロ装飾変換することで、モノクロ装飾画像データを生成する手段と、を有し、
    前記生成されたモノクロ画像データと前記生成されたモノクロ装飾画像データを合成して出力する出力手段を有することを特徴とする請求項1または3に記載の画像処理装置。
  11. 前記色剤とは、黒のトナーであることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  12. カラー画像データに含まれる各色のデータを構成する画素の数によって、各色と該色に対応する装飾パターンとを決定する決定手段と、
    前記カラー画像データに含まれる色のデータに対して、前記決定手段により決定された各色と該色に対応する装飾パターンにより装飾を施すことで、前記カラー画像データをモノクロ装飾変換してデータを出力するモノクロ装飾出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  13. カラー画像データに含まれる色データに対して該色データの色ごとに異なるパターンの装飾を施して前記色データを出力した場合に必要とされる色剤量により、前記色データの出力を行う場合に用いる組合せを決定する決定手段と、
    前記カラー画像データに含まれる色のデータに対して、前記決定手段により決定された組合せを用いて、前記カラー画像データに含まれる色文字に対して該色文字の色ごとに異なる装飾パターンを施したデータを出力するモノクロ装飾出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  14. カラー画像データに含まれる各色のデータを構成する画素の数によって、各色と該色に対応する装飾パターンとを決定する決定ステップと、
    前記カラー画像データに含まれる色のデータに対して、前記決定ステップにより決定された各色と該色に対応する装飾パターンにより装飾を施すことで、前記カラー画像データをモノクロ装飾出力するモノクロ装飾出力ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  15. カラー画像データに含まれる色データに対して該色データの色ごとに異なるパターンの装飾を施して前記色データを出力した場合に必要とされる色剤量により、前記色データの出力を行う場合に用いる組合せを決定する決定ステップと、
    前記カラー画像データに含まれる色のデータに対して、前記決定ステップにより決定された組合せを用いて、前記カラー画像データに含まれる色文字に対して該色文字の色ごとに異なる装飾パターンを施すモノクロ装飾出力ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  16. カラー画像データに含まれる各色のデータを構成する画素の数によって、各色と該色に対応する装飾パターンとを決定する決定ステップと、
    前記カラー画像データに含まれる色のデータに対して、前記決定ステップにより決定された各色と該色に対応する装飾パターンにより装飾を施すことで、前記カラー画像データをモノクロ装飾変換してデータを出力するモノクロ装飾出力ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  17. カラー画像データに含まれる色データに対して該色データの色ごとに異なるパターンの装飾を施して前記色データを出力した場合に必要とされる色剤量により、前記色データの出力を行う場合に用いる組合せを決定する決定ステップと、
    前記カラー画像データに含まれる色のデータに対して、前記決定ステップにより決定された組合せを用いて、前記カラー画像データに含まれる色文字に対して該色文字の色ごとに異なる装飾パターンを施したデータを出力するモノクロ装飾出力ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。
  18. コンピュータに請求項14乃至17に記載の画像処理方法を実行させるためのプログラム。
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