JP4974866B2 - 印刷方法、情報処理装置、及び、印刷処理プログラム - Google Patents

印刷方法、情報処理装置、及び、印刷処理プログラム Download PDF

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本発明は、印刷方法、情報処理装置、及び、印刷処理プログラムに係り、特に、カラー文字を含む文書を白黒印刷する印刷方法、情報処理装置、及び、印刷処理プログラムに関する。
近年、文書などを多く扱うオフィスでは、省エネルギー、経費節減などの観点からカラー印刷を極力行わないようにすることが望まれている。また、白黒プリンタしか設定されていないケースある。しかし、文書の要旨を理解し易いようにするために色文字を用いた文書を作成する必要も多々あるのが現実である。
このとき、最終的な文書のみをカラー印刷し、それ以外はできるだけディスプレイで作業を行ったり、白黒印刷などで済ますなどの工夫が行われていた。しかし、ディスプレイ上での作業だけでは印刷結果が分かりにくく、結局、印刷することになる。また、このとき、白黒印刷を行うと、カラー文字などを認識しにくく、チェックなどが行い難かった。
なお、プリンタドライバプログラムとして、背景に社外秘などの可視透かしで印刷を行う技術が提案されている(特許文献1参照)。
国際公開番号WO2007/049337A1号公報
カラー文字を含む文書を白黒印刷してもカラー文字を容易に認識できることが望まれている。また、そのような操作を文書などを変更することなく、特に意識せずに、容易に印刷できるようにすることが望まれている。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、色文字を含む文書を白黒印刷する際に、色文字を容易に認識できるように印刷することができる印刷方法、情報処理装置、及び、印刷処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、文書を白黒印刷する印刷方法であって、前記文書中の色文字に対応する装飾の属性情報を設定する属性情報設定手順と、前記文書中の色文字を検出する色情報検出手順と、前記色情報検出手順で検出された色文字の色を、前記属性情報設定手順で設定された属性情報に基づいて、前記色文字に対応する属性情報を変換し、変換した属性情報を前記色文字に付加する属性情報変換・付加手順とを含むことを特徴とする。
さらに、本発明は、前記文書中の文字列のリンク先の有無を検出するリンク先検出手順を有し、前記属性情報変換・付加手順は、前記リンク先検出手順で検出した前記リンク先情報を前記属性情報として前記文字列に付加することを特徴とする。
また、本発明は、前記属性情報の印刷位置と前記文書の文字の印刷位置とを比較し、前記属性情報の印刷位置と前記文字の印刷位置とが重ならないように前記属性情報の印刷位置を調整する位置調整手順を更に含むことを特徴とする。
本発明によれば、文書中の文字の色を検出し、検出された文字の色に対応する装飾の属性情報を取得し、取得した属性情報を文字に付加して、文書の白黒印刷することにより、色文字を含む文書を白黒印刷した場合であっても色が付加された文字を容易に認識できるため、本来のカラー印刷をした場合と同等に、文書の要旨を理解することができるようになる。よって、むやみにカラー印刷を行う必要がなくなり、オフィスの省エネルギー化、経費節減に寄与できる。
図1は本発明の一実施例のシステム構成図、図2は本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
本実施例の印刷システム100は、コンピュータシステム110とプリンタ120とが、例えば、インタフェースケーブル130により接続した構成とされている。
コンピュータシステム110は、処理装置111、記憶装置112、メモリ113、インタフェース装置114、入力装置115、表示装置116から構成されている。
処理装置111は、CPUなどから構成されており、記憶装置112に予めインストールされたプログラムに基づいてデータ処理を実行する。
記憶装置112は、例えば、ハードディスクドライブなどの不揮発性記憶装置から構成されており、データ141、アプリケーションプログラム142、プリンタドライバなどのドライバプログラム143、OS144などが記憶される。
メモリ113は、RAMなどから構成され、処理装置111の作業用記憶領域として用いられる。
インタフェース装置114は、入力装置115、表示装置116、プリンタ120などとのインタフェースをとるための装置である。入力装置115は、例えば、キーボード、マウスなどであり、オペレーションやデータを入力するための装置である。表示装置116は、CRT、LCDなどから構成されており、文書などを表示する。
プリンタ120は、インタフェースケーブル130を介してコンピュータシステム110に接続されており、コンピュータシステム110からの印刷コマンドにより印刷を行う。なお、プリンタ120は、カラープリンタであっても、モノクロプリンタであってもよく、少なくとも白黒印刷が可能な構成とされていればよい。
図3はプリンタ120のブロック構成図を示す。
プリンタ120は、インタフェース回路151、処理装置152、メモリ153、駆動回路154、印刷機構155から構成されている。
インタフェース回路151には、インタフェースケーブル130が接続され、コンピュータシステム110とのインタフェースをとる。処理装置152は、マイコンなどから構成されており、印刷コマンドなどを受信して、印刷データをイメージに展開する処理を行う。メモリ153は、RAMなどから構成され、印刷コマンドや印刷データのイメージなどを記憶する。
駆動回路154は、処理装置152からの制御信号に基づいて駆動信号を生成し、印刷機構155に供給する。印刷機構155には駆動回路154からの駆動信号が供給される。印刷機構155は、駆動回路154からの駆動信号によってモータ、印字ヘッドなどが駆動されて、印刷用紙に印刷コマンドに応じた印刷を行う。
インタフェースケーブル130は、例えば、USBインタフェース、RS232C、SCSIなど各種インタフェースに用いられるケーブルであり、コンピュータシステム110とプリンタ120との通信ケーブルとして用いられる。
なお、コンピュータシステム110とプリンタ120とは、インタフェースケーブル130による接続だけでなく、無線LAN、ブルートゥース、赤外線通信などの無線通信システムを介して通信を行うようにしてもよいことは言うまでもない。
次に、コンピュータシステム110の記憶装置112にドライバとしてインストールされている属性印刷プリンタドライバの動作について説明する。ここでは、予め白黒印刷を行う設定がなされているものとする。
図4は属性印刷プリンタドライバプログラムの機能ブロック図を示す。
アプリケーションプログラム161は、属性印刷時に属性印刷プリンタドライバプログラム162に対して印刷を指示するとともに、印刷データ格納部163に印刷データを格納する。
属性印刷プリンタドライバプログラム162は、属性情報付加部171、送出部172、印刷属性設定部173から構成されている。属性印刷プリンタドライバプログラム162は、アプリケーションプログラム161から属性印刷の指示を受けると、属性情報付加部171が印刷データ格納部163から印刷データを読み取る。
属性情報付加部171は、印刷データ格納部163から読み取った印刷データからカラー文字を検出し、検出したカラー文字の色情報に基づいて印刷属性情報格納部165を参照し、印刷属性情報格納部165からカラー文字の色情報に対応する属性情報を読み出し、読み出した属性情報をカラー文字のデータに付加する。属性情報付加部171は、属性情報を付加した印刷データを印刷データ格納部164に格納する。
属性印刷プリンタドライバプログラム162は、印刷データに属性情報が付加されると、送出部172により属性情報が付加された印刷データをプリンタ120のプリンタドライバプログラムに送出する。プリンタ120のプリンタドライバプログラムは、属性印刷プリンタドライバプログラム162で属性情報が付加された印刷データをプリンタ120に送出して、プリンタ120に白黒印刷を行わせる。
なお、属性印刷プリンタドライバプログラム162は印刷属性設定部173を有しており、印刷属性設定部173により印刷属性情報の設定が可能とされている。
図5は属性印刷プリンタドライバプログラムの処理フローチャートを示す。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS1−1で印刷要求が発生すると、ステップS1−2で印刷データ及び印刷属性情報をメモリ113などに読み込む。
次に属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS1−3で色情報を印刷するように設定されているか否かを判定する。属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS1−3で色情報を印刷するように設定されている場合には、ステップS1−4で色情報印刷処理を実行する。なお、色情報印刷処理は、文字の色を吹き出し、装飾によって識別できるように印刷データに属性情報を設定する処理である。なお、ステップS1−3で色情報を印刷しないように設定されている場合には、ステップS1−4の色情報印刷処理は省略される。
ここで、色情報印刷処理について説明する。
図6は色情報印刷処理の処理フローチャートを示す。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS2−1で色情報を文字で印刷するように設定されているか否かを判定する。属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS2−1で色情報を文字で印刷するように設定されている場合には、ステップS2−2で対象文字の近傍にその色を表す文字を配置する。例えば、対象文字に吹き出しを付加し、吹き出し内に色情報を文字で表示するようにしてもよい。
また、属性印刷プリンタドライバプログラムはステップS2−1で色情報を文字で印刷するように設定されていない場合には、ステップS2−3で色情報を、対象文字を装飾することで印刷するように設定されているか否かを判定する。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS2−3で色情報を文字で印刷するように設定されている場合には、ステップS2−4で色に応じた装飾様式を印刷属性情報格納部165などから読み取り、ステップS2−5で対象文字が読み取った装飾様式で装飾するように印刷データを作成する。
以上により、印刷データに色情報を識別するための装飾を行うための属性情報を付与することができる。この属性情報により、文書の色文字、および、その色を容易に識別することが可能となる。
次に、属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS1−5でリンク先印刷を行うように設定されているか否かを判定する。属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS1−5でリンク先印刷を行うように設定されている場合には、ステップS1−6でリンク先印刷処理を行う。リンク先印刷処理は、文字列にリンク先が設定されている場合にリンク先のURLなどをリンク先が設定された文字列に表示させる処理である。
リンク先の印刷位置の設定方法としては、例えば、既存の文字にルビを付与する処理などを用いることが可能である。ルビを付与する処理としては、例えば、本出願人が特開2000−187657号公報などで提案している漢字などへのルビ付文字の設定方法を適用するようにしてもよい。なお、属性印刷プリンタドライバプログラムは、リンク先印刷処理において、リンク先にアクセスを行い、アクセスの可否を確認して、アクセスが行えないときには、「リンクエラー」を吹き出しにより印刷する属性情報を設定するようにしてもよい。
なお、ステップS1−5でリンク先を印刷しないように設定されている場合には、ステップS1−6のリンク先印刷処理は省略される。
また、属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS1−7で色情報、リンク先などの属性情報が付加された印刷データを参照して、色情報、リンク先などの属性情報の印刷位置と印刷データの印刷位置とを比較して、色情報、リンク先などの属性情報が印刷データに重畳しないか否かを検証する。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS1−7で色情報、リンク先などの属性情報が本来の印刷データに重畳する場合には、ステップS1−8で色情報、リンク先などの属性情報の位置が本来の印刷データに重畳しない位置となるように属性情報の印刷位置を調整する処理を行う。なお、ステップS1−7で色情報、リンク先などの属性情報が本来の印刷データに重畳しない場合には、ステップS1−8の属性情報の印刷位置を調整する処理は省略される。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS1−9で属性情報が付加された印刷データを、プリンタ120を駆動するためのプリンタドライバプログラムに送出する。
プリンタ120のプリンタドライバプログラムは、属性印刷プリンタドライバプログラムから提供された属性情報が付加された印刷データに基づいてプリンタ120を駆動する。
なお、本実施例では、属性印刷プリンタドライバプログラムとプリンタ120のプリンタドライバプログラムとを別々にした処理について説明したが、本実施例の属性印刷プリンタドライバプログラムをプリンタ120のプリンタドライバプログラムに組み込むようにしてもよい。
次に、属性印刷プリンタドライバプログラムによる文書の印刷例について説明する。
図7は網掛けパターンによる装飾例を説明するための図を示す。
塗りつぶし効果パターンにより色情報を識別させるために、例えば、赤色文字「雪国」には図7(A)に示すように「雪国」という文字の上部には横縞状の網掛けをした装飾枠を、青色文字「トンネル」という文字の上部には図7(B)に示すように縦縞状の網掛けをした装飾枠を、さらに、緑色文字「長い」という文字の上部には図7(C)に示すように灰色の塗りつぶしを行った装飾枠を配置する。
また、赤色と青色とを混合した紫色を表現する場合には、図7(D)に示すように、例えば、図7(A)の横縞の網掛けと、図7(B)に示すような縦縞とを組み合わせた格子状の網掛けの装飾枠を配置するようにする。これによって、「抜けると」という文字が赤色と青色とを混合した紫色であることを容易に認識できる。
また、図7(C)に示す灰色の塗りつぶし効果を用いることにより、同じ色でもその濃度に応じて灰色の濃度を変えることによって、色調までも識別可能となる。例えば、塗りつぶす灰色の濃度が20%の場合には濃度100%の緑色、塗りつぶす灰色の濃度が10%の場合には、濃度50%とするなど色調を表現することも可能である。
なお、装飾方法は網掛けに限定されるものではなく、色文字に囲いを行い、囲いの線種などを色に応じて変えるなどの方法、また、色文字の色に応じて塗りつぶしの濃度を変える方法なども考えられ、要は色が識別できる方法であればこれに限定されるものではない。
次に、文書の具体的な表示例について説明する。
図8は文書の表示例を示す図を示す。
例えば、図8(A)に示す文書おいて「トンネル」にリンク先が設定されており、「雪国」が赤色文字であるとする。
本実施例の属性印刷プリンタドライバプログラムを用いることにより、例えば、図8(B)に示すように赤色文字「雪国」に横縞状の網掛けがかかるか、吹き出しにより「赤」色である旨の情報が表示される。これによって、雪国が赤色文字であることを容易に認識できる。
また、「トンネル」に下線が表示され、その下部分にルビなどによってリンク先情報「http://www.abc.com」が表示される。なお、このとき、リンク先情報「http://www.abc.com」に属性印刷プリンタドライバプログラムがアクセスを行い、アクセスできない場合には、吹き出しによって「リンクエラー」である旨の表示を行う。
なお、色文字の装飾は、網掛けに限定されるものではなく、下線、枠、シャドウを付けるものであっても良い。
次に、印刷属性設定部173による印刷属性情報設定方法について説明する。
図9は印刷属性設定画面の一例を示す図である。
印刷属性設定時には、例えば、図9に示すような印刷属性設定画面がコンピュータシステム110の表示装置116に表示される。
印刷属性設定画面は、例えば、色情報設定部A1、リンク情報設定部A2、使用プリンタドライバプログラム設定部A3などから構成されている。
色情報設定部A1は、例えば、色を網がけパターンで表現するか、下線で表現するかなどを選択可能とされている。図9に示すように網がけパターンを選択した状態では、その下部に網掛けパターンと色との関係が表示される。
リンク情報設定部A2は、リンク先を有する文字の表現、リンク先情報の印刷の有無、リンクエラー表示の有無などを選択する項目から構成されており、図9ではリンク先文字を識別するための表示は行わないように設定されており、リンク先情報を印刷し、リンクエラー確認表示印刷を行うように設定されている。
使用プリンタドライバプログラム設定部A3は、プリンタドライバを選択するための項目である。図9では、プリンタドライバ2が選択されている。
本実施例の属性印刷プリンタドライバプログラムを選択するだけ、編集操作などを行うことなく、簡単に白黒プリンタで色文書の文字色、リンク先などを一緒に印刷することができる。
また、ユーザがHTML文などの解析を行うことなく、白黒印刷結果で文字色、リンク先情報等を簡単に把握できる。
ここで、一例としてHTML文を用いた色情報リンク先情報の取得方法について説明する。
図10はHTML文の一例を示す図である。
図10に示すHTML文は、「長いトンネルを抜けると雪国だった。」というテキストからなり、「トンネル」に「http://www.abc.com」にリンクしていることを示すとともに、「雪国」の文字色がRGBによる色表現で、赤色成分が最大値「255」、緑色、青成分が最小値「0」であり、赤色であることを示している。
このように、HTML文には、色情報、及び、リンク先情報が含まれているので、これらの情報を検出することによって、属性情報を設定することが可能となる。HTML文などにおいては特別なデータ処理を行うことなく、容易に属性情報を検出できる。
HTML文では色の3原色である赤、緑、青をそれぞれ2桁16進数で表している。そして、白はFFFFFF、紫はFF00FF、黒は000000、水色は00FFFF、赤はFF0000、グレーはAAAAAA、緑は00FF00、オレンジはFF5500、青は0000FF、黄色はFFFF00となっている。なお、既存のブラウザソフトの中には、Black,
Navy, Silver, Blue等で記載された変換テーブルにより色を変換する機能を有するブラウザソフトもあり、このような機能を使用して、色の検出を行うことも可能である。
ここで、HTML文に対する処理について説明する。
図11はHTML文から文字色を検出するための処理の処理フローチャートを示す。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、まず、ステップS3−1でHTML文を1タグ分読み込む。次に、属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS3−2でHTML文が終わりか否かを判定する。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS3−3でHTML文が終わりの場合には、ステップS3−3でHTML文に含まれる色情報に基づいて文字色が黒色か否かを判定する。属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS3−3での判定結果、文字色が黒色以外の場合には、ステップS3−4で文字色を文字により表現し、印刷するか否かを判定する。なお、前タグより継続で、黒以外の文字色か否かの判定も行う。そして、黒以外の色の文字の継続の場合は、改めて該当文字全体の文字色を示す文字、或いは装飾を付加するようにHTML文を修正する。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS3−4で文字色を文字により表現し、印刷するように設定されている場合には、ステップS3−5でHTML文に、文字色を示す文字が印刷されるように、HTML文に記述を追加する。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS3−4で文字色を文字により表現し印刷するように設定されていない場合には、ステップS3−6で文字色を装飾により表現し、印刷するように設定されているか否かを判定する。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS3−6で文字色を装飾により表現するように設定されている場合には、ステップS3−7でHTML文に文字色に対応する装飾が色文字に付加されるようにHTML文に記述を追加する。
属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS3−6で文字色を装飾により表現するように設定されていない場合には、ステップS3−1に戻って処理を続ける。また、属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS3−6、S3−7で文字色に応じた文字、装飾が付加されると、ステップS3−1に戻って処理を続ける。
また、属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS3−2でHTML文が終わるまで、上記ステップS3−1〜S3−7の処理を繰り返す。属性印刷プリンタドライバプログラムは、ステップS3−2でHTML文が終了すると、ステップS3−8でHTML文を印刷データとして格納する処理を実行する。
以上により、HTML文において、色文字を検出し、検出された色文字に対してその色に関する情報を文字あるいは装飾を付けることにより白黒印刷した場合であっても認識できるようにすることが可能となる。
なお、本実施例の属性印刷プリンタドライバプログラムの属性情報付加部は、HTML、WORD(商標)、EXCEL(商標)等毎のサブプログラムであってもよい。更に、近年、WORD等の文書はほとんどXML化された文書を保持しているので、本実施例で説明したHTML文に対する手法と同様の手法により色の検出などを行うことができる。
また、リンク先情報などをルビなどで印刷するようにしたが、属性情報のために1行追加し、そこに属性情報を記載するようにしても良い。また、属性情報を半透明の文字色にし、行間に記載するようにしても良い。
本実施例によれば、白黒プリンタ用仮想ドライバを選択することで、色文字の近傍にコメント、或いは、噴出しなどの装飾で文字色を示すことにより、白黒印刷であっても色文字を容易に認識できる。これによって、色文字を含む文書を白黒印刷して、内容確認を行うことができるため、無駄にカラー印刷を行う必要がないので、省エネを実現できる。また、元データを変更する必要もない。また、HTML文ソースを見るよりも紙で内容が良く判る。
また、本実施例における白黒印刷には、グレースケールによる印刷を含むものとする。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形例が考えられることは言うまでもない。
本発明の一実施例のシステム構成図である。 本発明の一実施例のブロック構成図である。 プリンタ120のブロック構成図である。 属性印刷プリンタドライバの機能ブロック図である。 属性印刷プリンタドライバの処理フローチャートである。 色情報印刷処理の処理フローチャートである。 網掛けパターンによる装飾例を説明するための図である。 文書の表示例を示す図である。 印刷属性設定画面の一例を示す図である。 HTML文の一例を示す図である。 HTML文から文字色を検出するための処理の処理フローチャートである。
符号の説明
100 印刷システム、110 コンピュータシステム
120 プリンタ、130 インタフェースケーブル
111 処理装置、112 記憶装置、113 メモリ、114 インタフェース装置
115 入力装置、116 表示装置
141 データ、142 アプリケーションプログラム
143 ドライバプログラム、144 OS
151 インタフェース回路、152 処理装置、153 メモリ、154 駆動回路
155 印刷機構
161 アプリケーションプログラム、162 属性印刷プリンタドライバプログラム
163、164 印刷データ格納部、165 印刷属性情報格納部
171 属性情報付加部、172 送出部、173 印刷属性設定部

Claims (8)

  1. 文書を白黒印刷する印刷方法であって、
    記文書中の色文字を検出する色情報検出手順と、
    前記色情報検出手順で検出された色文字の色を表す文字を、前記文書中の色文字に付加する付加手順とを含み、
    前記付加手順は、
    前記色文字の色を表す文字を前記文書中の色文字に付加する場合、該色文字の色を表す文字が印刷データに重畳するか否かを判定し、
    重畳すると判定したとき、印刷するための行を追加し、追加した該行に前記色文字の色を表す文字を付加する、又は、行間に半透明の前記色文字の色を表す文字を付加し、
    重畳しないと判定したとき、行間に前記色文字の色を表す文字を付加する印刷方法。
  2. 前記文書中の色文字に対応する装飾の属性情報を設定する属性情報設定手順と、
    前記色情報検出手順で検出された色文字の色を、前記属性情報設定手順で設定された属性情報に基づいて、前記色文字に対応する属性情報を変換する属性情報変換手順とを含み、
    前記付加手順は、
    さらに前記属性情報変換手順で変換された属性情報を、前記文書中の色文字に付加する請求項記載の印刷方法。
  3. 前記文書中の文字列のリンク先の有無を検出するリンク先検出手順を有し、
    前記付加手順は、前記リンク先検出手順で検出した前記リンク先情報を前記属性情報として前記文字列に付加する請求項記載の印刷方法。
  4. 印刷装置に文書を白黒で印刷させる情報処理装置であって、
    記文書中の文字の色を検出する色検出手段と、
    前記色情報検出手段で検出された色文字の色を表す文字を、前記文書中の色文字に付加する付加手段とを有し、
    前記付加手段は、
    前記色文字の色を表す文字を前記文書中の色文字に付加する場合、該色文字の色を表す文字が印刷データに重畳するか否かを判定し、
    重畳すると判定したとき、印刷するための行を追加し、追加した該行に前記色文字の色を表す文字を付加する、又は、行間に半透明の前記色文字の色を表す文字を付加し、
    重畳しないと判定したとき、行間に前記色文字の色を表す文字を付加する情報処理装置。
  5. 前記文書中の色文字に対応する装飾の属性情報を設定する属性情報設定手段と、
    前記色情報検出手段で検出された色文字の色を、前記属性情報設定手段で設定された属性情報に基づいて、前記色文字に対応する属性情報を変換する属性情報変換手段とを有し、
    前記付加手段は、
    さらに前記属性情報変換手段で変換された属性情報を、前記文書中の色文字に付加する請求項記載の情報処理装置。
  6. 前記文書中の文字列のリンクの有無を検出するリンク先検出手段を有し、
    前記付加手段は、前記リンク先検出手段で取得した前記リンク先情報を前記属性情報として前記文字列に付加する請求項記載の情報処理装置。
  7. コンピュータ
    記文書中の文字の色を検出する色検出手段と、
    前記色情報検出手段で検出された色文字の色を表す文字を、前記文書中の色文字に付加する付加手段として機能させ、
    前記付加手段は、
    前記色文字の色を表す文字を前記文書中の色文字に付加する場合、該色文字の色を表す文字が印刷データに重畳するか否かを判定し、
    重畳すると判定したとき、印刷するための行を追加し、追加した該行に前記色文字の色を表す文字を付加する、又は、行間に半透明の前記色文字の色を表す文字を付加し、
    重畳しないと判定したとき、行間に前記色文字の色を表す文字を付加する、印刷処理プログラム。
  8. プリンタドライバプログラムである請求項7記載の印刷処理プログラム。
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