JPH09134159A - データ出力装置 - Google Patents

データ出力装置

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JPH09134159A
JPH09134159A JP7313701A JP31370195A JPH09134159A JP H09134159 A JPH09134159 A JP H09134159A JP 7313701 A JP7313701 A JP 7313701A JP 31370195 A JP31370195 A JP 31370195A JP H09134159 A JPH09134159 A JP H09134159A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な操作を要求することなく、データに対
して背景となる背景領域との対応関係において、データ
を際立せたり、調和させたり、あるいは面白味を持たせ
るようにデータを効果的に出力する。 【解決手段】 CPU1は文書表示領域内の色要素を検
出すると共に、その中で最も多く使用されている色系統
を判別し、この判別結果に基づいて背景色決定テーブル
8を参照して背景色を決定する。そして、文書表示領域
内の文書パターンと背景色を用いた背景パターンとを合
成して表示出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はワードプロセッサ
やパーソナルコンピュータ等において、表示画面等の出
力媒体上でデータに対して背景となる背景領域を修飾す
るデータ出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサ等の文書処理装
置において、テキスト画面上に表示されている文書デー
タに対して背景となる背景領域の表示内容は、予めユー
ザが任意に設定した表示色等によって固定されていた。
つまり、ユーザが背景表示の内容を変更しない限り、常
に同じ内容の背景表示を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文書デ
ータの表示色が背景と同系統であると、文書データと背
景とのコントラストが悪くなり、文書データが背景に埋
もれてしまったり、逆にコントラストが強すぎると背景
との調和に欠けることがあった。このことは表示色に限
らず、背景を網かけ等によって修飾する場合も同様であ
り、また文書に限らず、表データやイラスト画像を出力
する場合も同様であった。この場合、背景の表示内容を
その都度変更するようにすれば、背景に対してデータを
際立たせたり、調和させたり、あるいは面白味のあるも
のとなるが、その変更作業は極めて面倒で時間を要し、
ユーザに大きな負担をかけるという問題があった。この
発明の課題は、特別な操作を要求することなく、データ
に対して背景となる背景領域との対応関係において、デ
ータを際立せたり、調和させたり、あるいは面白味を持
たせるようにデータを効果的に出力できるようにするこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。 (1)、判別手段は予め出力対象データに対して当該デ
ータを強調するための強調制御情報が設定されている場
合に、この制御情報に基づいて出力対象データの強調状
態を判別する。ここで、強調制御情報とはデータのカラ
ー出力を指定するカラー情報や網かけ文字サイズ、文字
種等であり、データを強調するための制御情報である。 (2)、決定手段は出力媒体上でデータに対して背景と
なる背景領域を修飾するための修飾種を前記判別手段の
判別結果に基づいて決定する。ここで、背景とは用紙や
表示画面上においてデータに対して背景となる領域であ
り、下地は勿論、予め書式設定されている用紙に対する
その余白部分、つまり、最大有効出力域を除く空白部分
の他、最大有効出力域内においてデータ出力域を除いた
背景部分、あるいはウィンドゥ内の背景部分等を含む。
すなわち、データに対して直接的あるいは間接的に背景
となる領域を意味している。また、背景領域を修飾する
修飾種とは色、網かけ、絵模様等である。なお、前記判
別手段は出力対象データ内に種類が異なる各種の強調制
御情報が設定されている場合に、最も強調度合が大きい
強調制御情報に基づいて出力対象データの強調状態を判
別するようにしてもよい。また、データのカラー出力を
指定するカラー情報が強調制御情報として設定されてい
る場合に、このカラー情報に対して背景領域を同系色で
修飾するか補色で修飾するかを任意に指定する指定手段
を設け、この指定手段の指定内容に基づいて前記決定手
段は前記背景領域を修飾するための修飾種として同系色
に属する色種あるいは補色関係にある色種を決定するよ
うにしてもよい。更に、前記背景領域を予め決められた
画像処理によって模様化するか否かを任意に指定する指
定手段を設け、この指定手段によって模様化が指定され
ている場合に、前記出力手段は前記決定手段によって決
定された修飾種に基づいて背景領域を修飾すると共に当
該背景領域を模様化して出力するようにしてもよい。い
ま、文書データの全部あるいは一部を強調するためにカ
ラー情報等の強調制御情報が設定されているものとす
る。ここで、文書データの強調状態が判別されると、こ
の強調状況に基づいて背景領域を修飾する修飾種が決定
されるため、文書データを出力媒体上に出力した際、背
景領域は文書の強調状態に応じて修飾されることにな
る。したがって、特別な操作を要求することなく、デー
タに対して背景となる背景領域との対応関係において、
データを際立せたり、調和させたり、あるいは面白味を
持たせるようにデータを効果的に出力することができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照してこの
発明の一実施形態について説明する。図1はカラー画像
処理を行うワードプロセッサのブロック構成図である。
CPU1はROM2等に格納されている各種プログラム
にしたがってこのワードプロセッサの全体動作を制御す
る中央演算処理装置であり、その入出力周辺デバイスで
ある入力部3、カラー表示部4、カラー印字部5に対し
てその入出力動作を制御する。ROM2は各種プログラ
ムや表示用/印字用の文字フォントデータを記憶する
他、イラスト名に対応付けて各種のイラスト画像を記憶
するイラスト画像メモリ2−1を有するリードオンリメ
モリである。
【0006】入力部3はキーボードおよびマウスを有す
る構成で、入力部3から入力された文字列データはカラ
ー表示部4のテキスト画面に表示出力される。ここで、
キーボード上の変換キーが操作されると、CPU1はか
な漢字辞書メモリ6を参照することにより入力かな文字
列を漢字混り文に変換すると共に、確定キーの操作に応
じて確定された変換文字列を文書メモリ7に格納する。
その際、入力部3から文書データの全部あるいは一部を
強調するための強調制御情報(例えば、カラー情報)が
任意に指定されると、CPU1はこの強調制御情報を文
書データに対応付けて文書メモリ7に設定すると共に、
この強調制御情報に基づいてテキスト画面上の当該文書
データを強調表示させる。また、文書中に差し込まれる
任意のイラストが入力部3から指定されると、CPU1
はこのイラスト名を文書メモリ7に格納すると共に、イ
ラスト画像メモリ2−1からイラスト画像を読み出して
テキスト画面上に表示出力させる。その際、イラスト画
像がカラー画像であれば、それに応じてカラー表示が行
われる。
【0007】背景色決定テーブル8は文書表示領域に対
して背景となる背景領域を修飾する色を決定するテーブ
ルである。図2は文書表示領域と背景領域との関係を示
した図で、予め書式設定されている用紙に対する表示画
面上の余白部分が背景領域となる。図3は背景色決定テ
ーブル8の内容を例示したもので、文書データのカラー
出力を指定するカラー情報(色コード)が強調制御情報
として文書メモリ7に設定されている場合や文書中にカ
ラーイラスト画像が差し込まれている場合に、その色に
対して背景領域を同系色で修飾するか補色で修飾するか
に基づいて背景色決定テーブル8は同系色、補色別に文
書色コードと背景色コードとを記憶する構成となってい
る。すなわち、同系色においては、例えば赤系統の文書
色コード(1)〜(25)に対応付けて背景色コードと
して「赤」を示す色コード(25)が記憶され、また補
色においては赤系統の文書色コード(1)〜(25)に
対応付けて背景色コードとして「青緑」を示す色コード
(100)が記憶されている。
【0008】ここで、CPU1は文書メモリ7に強調制
御情報として各種の色コードが設定されている場合や文
書中にカラーイラスト画像が差し込まれている場合に、
使用されている色の量(面積)を色系統別に検出し、R
AM9内の色系統分類メモリ9−1にセットする。図4
は色系統分類メモリ9−1の内容を示し、色系統別に使
用されている色の量(面積)を記憶する構成となってい
る。ここで、CPU1は背景領域を修飾する色を決定す
る際に、色系統分類メモリ9−1を参照し、最も多く使
用されている色系統を検索し、この色系統に基づいて背
景色決定テーブル8を参照し、背景色を決定する。な
お、使用されている色の量を検出する場合、カラー指定
されている文字数や文字サイズ、あるいはカラーイラス
ト画像の着色範囲や画像数、画像サイズ等に基づいて色
系統別に色の使用面積を求めるが、それを厳密に求める
必要はなく、概算的に求めれば足りる。
【0009】次に、上述のように構成されたワードプロ
セッサの動作を図5〜図8に示すフローチャートにした
がって説明する。図5は全体動作の概要を示したフロー
チャートで、電源投入に伴ってCPU1は図5に示すフ
ローチャートにしたがった動作を実行開始する。先ず、
CPU1は入力待ち状態において、入力部3からの入力
に応答して入力解析を行い(ステップA1)、この解析
結果にしたがって文書作成処理(ステップA2)、文書
編集処理(ステップA3)、画面スクロール処理(ステ
ップA4)、背景修飾内容指定処理(ステップA5)、
印字処理(ステップA6)等を実行する。
【0010】ここで、背景修飾内容指定処理は、文書色
コードに基づいて背景色コードを決定する際に、文書色
コードと同系の色コードを背景色として決定する同系色
コードと、文書色コードと補色関係にある色コードを背
景色として決定する補色モードあるいは文書色に関係せ
ずに背景色を決定するノーマルモードとをユーザ指定に
応じて切り替える処理を行う。また、背景領域をグラデ
ーション処理によって模様化するか否かをユーザ指定に
応じて切り替える処理を行う。なお、グラデーション処
理とは背景色の濃淡を徐々に変化させて模様化するもの
であるが、その模様化は任意である。
【0011】いま、文書作成処理(ステップA2)、文
書編集処理(ステップA3)、画面スクロール処理(ス
テップA4)が実行されると、ステップA7〜A15の
背景処理に移る。すなわち、表示画面上の文書表示領域
を判別し(ステップA7)、表示画面上に文書表示領域
を除く余白部分、つまり、図2に示すような背景領域が
存在するかをチェックする(ステップA8)。ここで、
背景領域が無ければ、以下の背景処理は行わずにステッ
プA1に戻るが、背景領域が有れば、同系色モード(ス
テップA9)、補色モード(ステップA10)、ノーマ
ルモードの何れが指定されているかをチェックする。い
ま、同系色モードが指定されている場合には背景に同系
色を用いた表示処理(ステップA11)を実行し、補色
モードが指定されている場合には背景に補色を用いた表
示処理を実行する(ステップA12)。また、ノーマル
モードが指定されている場合には、通常と同様の処理、
つまり、ユーザが任意に指定した色コードに基づいて背
景パターンを作成し(ステップA13)、文書表示パタ
ーンと背景パターンとをカラー表示部4内のビデオRA
M上で合成し(ステップA14)、この合成パターンを
表示画面上に出力させる(ステップA15)。
【0012】図6は背景に同系色を用いた表示処理(図
5のステップA11)を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は一画面分の表示対象データのうち色要
素のある文字、イラスト、図形等のデータを抽出し(ス
テップB1)、使用されている色の量(面積)を色系統
別に検出して色系統分類メモリ9−1にセットすると共
に、このような検出処理が終ると、色系統分類メモリ9
−1を検索し、その中で最も多く使用されている色系統
を判別する(ステップB2)。そして、判別された色系
統に基づいて背景色決定テーブル8を検索し、同系色エ
リアから背景色コードを読み出して背景色を選択する
(ステップB3)。次に、グラデーション指定が有るか
をチェックし(ステップB4)、有れば選択した背景色
を用いてグラデーション模様の背景パターンを作成する
が(ステップB5)、グラデーション指定が無ければ、
選択背景色で均一に塗り潰すための背景パターンを作成
する(ステップB6)。そして、1画面分の表示対象デ
ータを表示ドットパターンに変換すると共に、この表示
パターンと背景パターンとを合成した合成パターンを作
成し(ステップB7)、この合成パターンを表示出力さ
せる(ステップB8)。
【0013】ここで、図9はこの場合の表示例を示し、
(A)はグラデーション模様が施されていない場合、
(B)はグラデーション模様が施されている場合であ
る。いま、図9(A)に示す表示例は、文書表示領域内
の文書中央部には、花のイラストが描かれた緑色の円が
配置され、また上下部には黄色の半円が配置されたもの
である。そして、文書表示領域の左右に存在する背景領
域には、文書表示領域円の色要素と同系色の黄緑色が背
景色として選択表示されている。つまり、文書表示領域
内の色要素は緑色と黄色であり、それと同系色の黄緑色
を背景色とすることにより画面全体の色は調和のとれた
協調感のあるものとなる。図9(B)の表示例は文書表
示領域の表示内容は図9(A)と同様であるが、背景領
域には背景色として黄緑色を用いたグラデーション模様
が施されたものとなる。すなわち、左右の背景領域にお
いて、花のイラストに対応する部分が最も淡く、この部
分から上下方向に向かって次第に濃くなるグラデーショ
ン模様が施される。
【0014】次に、図7に示すフローチャートにしたが
って図5のステップA12(背景に補色を用いた表示処
理)について説明する。この表示処理も図6に示した表
示処理と基本的には略同様であるため、その詳細な説明
は省略するが、背景色を背景色決定テーブル8を参照す
ることによって選択する際に、背景色決定テーブル8の
補色エリアの内容を参照することによって行われる点が
相違する。すなわち、ステップC1、C2は図6のステ
ップB1、B2と対応する同様の処理であるが、ステッ
プC3においては背景色決定テーブル8の補色エリアを
検索し、最も多く使用されている文書色の色系統に対し
て補色関係にある背景色が選択される。そして、ステッ
プC4〜C8は図6のステップB4〜C8と対応する同
様の処理である。このように文書表示領域に最も多く使
用されている色に対して補色関係にある色が背景色とし
て表示されるので、表示画面全体はコントラストのある
ものとなり、文書表示領域の内容を際立たせることが可
能となる。
【0015】図8は図5のステップA6(印字処理)を
示したフローチャートである。この印字処理は同系色モ
ードが指定されている場合の動作内容を示し、補色モー
ドが指定されている場合にも基本的には同様であるの
で、補色モードに対応する印字処理は図示省略してい
る。先ず、CPU1は1ページ分の印字対象データのう
ち色要素のある文字、イラスト、図形等のデータを抽出
し(ステップC1)、使用されている色の量(面積)を
色系統別に検出して色系統分類メモリ9−1にセットす
ると共に、このような検出処理が終ると、色系統分類メ
モリ9−1を検索し、その中で最も多く使用されている
色系統を判別する(ステップC2)。そして、判別され
た色系統に基づいて背景色決定テーブル8を検索し、同
系色エリアから背景色エリアを読み出して背景色を選択
する(ステップC3)。次に、グラデーション指定が有
るかをチェックし(ステップC4)、有れば、選択した
背景色を用いてグラデーション模様の背景パターンを作
成するが(ステップC5)、グラデーション指定が無け
れば、選択背景色で均一に塗り潰すための背景パターン
を作成する(ステップC6)。そして、1ページ分の印
字対象データを印字ドットパターンに変換すると共に、
この印字パターンと背景パターンとを合成した合成パタ
ーンを作成し(ステップC7)、この合成パターンを印
字出力させる(ステップC8)。
【0016】以上のように予め書式設定された文書表示
領域に対して背景となる背景領域の表示内容を文書表示
領域内の色要素に応じてカラー表示することができると
共に、予め指定された同系色モードあるいは補色モード
に応じて背景領域のカラー表示を文書表示領域の色要素
に対して同系色あるいは補色によって表示することがで
きる。したがって、画面全体を調和のとれた協調感のあ
るものとしたり、画面全体のコントラストを高めて文書
表示領域の内容を際立たせたりすることが可能となる。
このことは表示に限らず印字の場合も同様である。特
に、文書色として最も多く使用されている色に基づいて
背景色を決定するようにしたからより一層効果的なもの
となる。更に、グラデーション模様を背景領域に施すか
否かを任意に指定することができるので、更に変化に富
んだ楽しさも表現することができる。
【0017】なお、この発明は上述した一実施形態に限
らず、以下のようなものであってもよい。すなわち、 (1)、上記一実施形態において、背景領域は予め書式
設定された文書表示領域を除く余白部分としたが、背景
領域はこれに限らず、任意である。例えば、図10は1
ページ内において文書の下地を全て背景領域とした例で
ある。すなわち、花のイラストが描かれた3つの画像域
を除く下地を背景領域とし、この背景領域は3つの画像
に使用されている色に基づいて決定された背景色でグラ
デーション模様を施して成るもので、これによって3つ
の画像を下地の中に調和させて馴染ませることが可能と
なる。その他に、背景領域はウィンドゥであってもよ
い。すなわち、表示画面内にウィンドゥをオープンさせ
る場合、ウィンドゥ内の文書に対してウィンドゥの下地
あるいはウィンドゥ線の色を文書色に基づいて変更する
ようにしてもよい。 (2)、また、上記一実施形態においては文書色に基づ
いて背景色を決定する場合に、1画面あるいは1ページ
上に文書色として最も多く使用されている色を基準とし
て背景色を決定するようにしたが、1つの文書色に1つ
の背景色を対応付けておき、文書色に応じて背景色を細
かく(例えば、行単位毎)に変更するようにしてもよ
い。 (3)、更に、文字サイズによって背景色を変更した
り、文字種によって背景色を変更するようにしてもよ
い。例えば、12ポイントの文字は赤、9ポイントの文
字は青、あるいは漢字は赤、英文は青、毛筆体は黄、ゴ
シック体は緑等のように背景色を変更するようにしても
よい。 (4)、上記一実施形態においては、文書色に基づいて
背景色を変更するようにしたが、文書を協調する強調状
態(例えば、アンダーライン、アップライン、拡大文
字、斜体文字等)に基づいて背景領域に網かけ、斜線、
ハッチング、絵模様等を施すようにしてもよい。つま
り、出力対象データがどのように強調出力されるかに基
づいて背景領域を修飾する修飾内容を変更するようにし
てもよい。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、特別な操作を要求す
ることなく、データに対して背景となる背景領域との対
応関係において、データを際立せたり、調和させたり、
あるいは面白味を持たせるようにデータを効果的に出力
することができるので、実用性に富んだものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像処理を行うワードプロセッサのブロ
ック構成図。
【図2】文書表示領域と背景領域との関係を示した図。
【図3】背景色決定テーブル8の内容を例示した図。
【図4】色系統分類メモリ9−1の構成を示した図。
【図5】全体動作の概要を示したフローチャート。
【図6】図5のステップA11(背景に同系色を用いた
表示処理)を説明するためのフローチャート。
【図7】図5のステップA12(背景に補色を用いた表
示処理)を説明するためのフローチャート。
【図8】図5のステップA6(印字処理)を説明するた
めのフローチャート。
【図9】表示画面例を示し、(A)グラデーション模様
が施されていない場合、(B)はグラデーション模様が
施されている場合の表示例を示した図。
【図10】この発明の変形応用例を説明するための印刷
例を示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 2−1 イラスト画像メモリ 3 入力部 4 カラー表示部 5 カラー印刷部 6 かな漢字辞書メモリ 7 文書メモリ 8 背景色決定テーブル 9 RAM 9−1 色系統分類メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04N 1/387 G06F 15/68 310A 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め出力対象データに対して当該データを
    強調するための強調制御情報が設定されている場合に、
    この制御情報に基づいて出力対象データの強調状態を判
    別する判別手段と、 出力媒体上でデータに対して背景となる背景領域を修飾
    するための修飾種を前記判別手段の判別結果に基づいて
    決定する決定手段と、 前記強調制御情報に基づいてデータを強調出力すると共
    に、前記決定手段によって決定された修飾種に基づいて
    背景領域を修飾して出力する出力手段とを具備したこと
    を特徴とするデータ出力装置。
  2. 【請求項2】出力媒体上においてデータに対して背景と
    なる前記背景領域は予め書式設定されている最大有効出
    力域を除く余白部分であることを特徴とする請求項
    (1)記載のデータ出力装置。
  3. 【請求項3】前記判別手段は出力対象データ内に種類が
    異なる各種の強調制御情報が設定されている場合に、最
    も強調度合が大きい強調制御情報に基づいて出力対象デ
    ータの強調状態を判別するようにしたことを特徴とする
    請求項(1)記載のデータ出力装置。
  4. 【請求項4】データのカラー出力を指定するカラー情報
    が強調制御情報として設定されている場合に、このカラ
    ー情報に対して背景領域を同系色で修飾するか補色で修
    飾するかを任意に指定する指定手段を設け、 この指定手段の指定内容に基づいて前記決定手段は前記
    背景領域を修飾するための修飾種として同系色に属する
    色種あるいは補色関係にある色種を決定するようにした
    ことを特徴とする請求項(1)記載のデータ出力装置。
  5. 【請求項5】前記背景領域を予め決められた画像処理に
    よって模様化するか否かを任意に指定する指定手段を設
    け、 この指定手段によって模様化が指定されている場合に、
    前記出力手段は前記決定手段によって決定された修飾種
    に基づいて背景領域を修飾すると共に当該背景領域を模
    様化して出力するようにしたことを特徴とする請求項
    (1)記載のデータ出力装置。
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