JPH05158929A

JPH05158929A - 文書処理装置

Info

Publication number: JPH05158929A
Application number: JP3324731A
Authority: JP
Inventors: Tetsuo Takeyama; 哲夫竹山; Kouichirou Uchigata; 浩一郎内潟; Masuo Kondo; 益生近藤; Fumihiro Nakagaki; 文浩中垣; Masanori Ito; 昌典伊藤
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1991-12-09
Filing date: 1991-12-09
Publication date: 1993-06-25

Abstract

(57)【要約】【目的】本発明は、指定した文字列に対して修飾条件
を設定している際に、指定した文字が実際に修飾表示さ
れるまでは、その修飾イメージは使用者が想像しなけれ
ばならなかった。このため、文字の修飾条件の設定は、
使用者の想像イメージにより為されている。【構成】本発明は、修飾条件設定手段（８）を用いて
設定した条件のイメージを一時的に表示する修飾文字表
示手段（Ｗ）を具備し、修飾条件設定中に指定した修飾
での表示を文書編集領域（図２のモ−ド）以外に表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、文字または文字列に対
する修飾機能を有する文字処理装置に関する。特に、コ
ンピュ−タ、ワ−ドプロセッサ(ワープロ)等におけるタ
イトル用の文字等を修飾する機能に関する。

【０００２】

【従来の技術】ワープロ及びワ−ドプロセッサソフトが
実行されているパ−ソナルコンピュ−タにおいて、編集
機能の一つに文字の修飾がある。この文字修飾には、下
線、網かけ、回転、白抜き、拡大等がある。実際の文字
修飾の操作の一例を図１０を参照しつつ説明する。

【０００３】図１０において、(D)は、ワープロの表示
装置(３)の画面である。(KK)は、入力装置(１)のキーの
内のカーソル移動キーである。このカーソル移動キー(K
K)で画面上のカーソル(M)の位置を移動させる。(KJ)
は、実行キ−である。(K1,K2,・・・・・)は、ソフトキ−
１，２，・・・・である。このソフトキ−(K1,K2,・・・・
・)の有効時、それぞれの機能が画面(D)に表示される。
尚、入力装置(１)のその他のキ−は図示省略した。

【０００４】使用者が、文書作成中に、文字修飾種類選
択キ−(図示せず)を操作すると、画面(D)の一部にこの
図１０に示す如く、文字修飾のメニューが表示される。
カーソル移動キー(KK)により、使用者は、希望の文字修
飾の星印の位置にカーソル(M)を移動して、実行キー(K
J)を押して、文字修飾の種類を選択する。この後、修飾
したい文字の位置にカーソルを移動して、文字修飾キー
(図示せず)を押せば、前記選択した種類の修飾が行え
る。

【０００５】ところで、文書のタイトル等のような文字
は、もっと多くの修飾を行いたい。例えば、この修飾と
しては、斜体、鏡像、影付き、白抜き、縦書／横書、書
体、太字、文字サイズ、行ピッチ、文字列の向き等の複
数の修飾条件が考えられる。この文字列の修飾の場合
も、複数の修飾条件による修飾サンプル例を全て表示
し、選択するようにすればよいが、種類が多すぎて、そ
の全てを画面に表示することは無理である。

【０００６】このため、このような場合は、条件設定の
ための設定用メニュ−画面を表示することが一般的であ
る。このような、条件設定のメニュ−画面を図１１に示
す。尚、この図１１では、画面(D)及びソフトキ−のみ
を示し、他のキ−は図示省略した。使用者が、文書作成
中に、上記修飾を行いたいときは、まず修飾を行いたい
文字列を指定する。この指定は、例えば、操作によって
文字の範囲を指定しても良いし、又、カーソルのある行
が自動的に指定されてもよい。

【０００７】この文字列の指定のあと、使用者は、上記
修飾の為のキ−を操作すると、画面(D)の一部に前述の
図１１の如く、文字修飾のメニューが表示される。カー
ソル移動キーにより、使用者は、変更したい項目を選
び、漢字変換キーを押せば、その項目の内容が変更され
る。例えば、図１１の「影付き」の項にカーソル(M)を
移動して、漢字変換キーを押せば、その条件は「しな
い」から「する」に変更される。

【０００８】尚、図１１の従来例では、カーソル移動キ
ーと漢字変換キーで修飾条件を設定したが、これはカー
ソル移動キーのみで、修飾条件を設定するタイプもあ
る。上記の如く、タイトルの様な複数の修飾条件を設定
する場合は、斜体にするかしないか、鏡像にするかしな
いか、影付きにするかしないか、白抜きにするかしない
か、縦書か横書か、書体は何か、字の太さはいくらにす
るか、文字サイズはいくらか、行ピッチはいくらか、文
字列の向きはどの方向にするか、等を設定しなければな
らない。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】このように、文字又は
文字列に対して複数の修飾条件で修飾する際、それぞれ
の条件についてひとつひとつ設定しなければならない。
しかしながら、全ての条件を決定した後、指定した文字
が実際に修飾表示されるまでは、その修飾イメージは使
用者が想像しなければならなかった。

【００１０】このため、文字の修飾条件の設定は、使用
者の想像イメージにより為されている。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明は、修飾条件設定
手段（８）を用いて設定した条件のイメージを一時的に
表示する修飾文字表示手段（Ｗ）を具備し、修飾条件設
定中に指定した修飾での表示を文書編集領域（図２のモ
−ド）以外に表示する。

【００１２】

【作用】本発明は、修飾文字表示手段（Ｗ）により、修
飾された文字のイメージを表示する。

【００１３】

【実施例】図１〜図９を参照しつつ本発明の１実施例を
説明する。図１は、本実施例のワープロをハ−ドウェア
的に表した図である。図２〜図６はワ−プロの表示画面
(D)を示す図である。なお、これらの図においても、画
面とソフトキ−(K1,K2,・・・・・)のみを示し、図１０で示
したカーソル移動キー(KK)、実行キ−(KJ)等の多くのキ
−は図示省略した。

【００１４】図２は、文書作成時の表示画面を示す図で
ある。図３は、図２の状態よりタイトルキ−として作用
するキ−(K7)を押した後のワープロの表示画面の一例を
示す図である。図４は、図３の状態よりサンプルキ−と
して作用するキ−(K1)を押した後のワープロの表示画面
の一例を示す図である。

【００１５】図５は、図３の状態より文字列キ−として
作用するキ−(K2)を押した後のワープロの表示画面の一
例を示す図である。図６は、図３の状態より実行キ−を
押した後のワープロの表示画面の一例を示す図である。
図７は、この実施例の動作のフローチャートを示す図で
ある。

【００１６】図８，図９は、修飾条件記憶部(１０)に記
憶する修飾条件を説明する為の図である図１において、
(１)は、キーを入力するキーボード等の入力装置であ
る。(２)は、文字の入出力及び全体を制御する制御部で
ある。(３)は、ＬＣＤディスプレイ等の表示装置であ
る。

【００１７】(４)は、文字情報などを格納するテキスト
(１１)及びテキストバッファ(１２)を制御するテキスト
制御部である。(５)は、文字列の修飾を制御するタイト
ル制御部である。(６)は、修飾する文字列を指示する文
字列指定部である。(７)は、指定された文字列を変更す
る文字列変更処理部である。

【００１８】(８)は、複数の修飾条件を個々に設定する
第１修飾条件設定部である。又、この第１修飾条件設定
部（８）は、複数の修飾条件を個々に設定する図３のメ
ニュ−画面の表示を行う。(９)は、サンプル文字列を選
択することにより複数の修飾条件を一度に設定する第２
修飾条件設定部である。

【００１９】(１０)は、修飾条件を記憶する修飾条件記
憶部である。キーボード等の入力装置(１)によって、例
えば、「タイトル」と入力し、これを修飾する場合を、
説明する。入力装置(１)によって入力された文字列「タ
イトル」は、制御部(２)とテキスト制御部(４)を介し、
テキストバッファ(１２)に格納される。

【００２０】テキストバッファ(１２) に格納された文
字列は、図２の如く、表示装置(３)に表示される。キー
ボード上のカーソル移動キーを操作し、入力された文字
列の先頭の文字である「タ」上に、カーソル(M)を移動
させる。次に、図７のＳ１〜Ｓ５に対応する動作を説明
する。

【００２１】入力装置(１)のソフトキーである「タイト
ルキー(K1)」を押下することにより、制御部(２)はタイ
トル制御部(５)を介し、文字列指定部(６)を起動する。
文字列指定部(６)は、テキストバッファに格納されてい
るカーソル位置の文字列「タイトル．．．」から順次文
字コードを読み出して、空白(スペース)の文字コードを
読み出すまでを修飾の対象とする。

【００２２】対象となる文字列のテキスト上の位置をタ
イトル制御部内のバッファに格納して、文字列指定部
(６)の処理は終了し、制御をタイトル制御部(５)に移
す。図７のＳ６に対応する動作を説明する。次にタイト
ル制御部(５)は、第１修飾条件設定部(８)を起動して図
３のメニューを表示装置(３)に表示する。

【００２３】修飾条件の設定変更方法を説明する。従来
と同様に、この図３の画面において、キーボード上のカ
ーソル移動キーにより、修飾条件上のカーソルを移動さ
せ、漢字変換キーまたは数字キー入力により変更され
る。例えば、修飾条件「斜体しない」を変更するに
は、カーソル移動キーで修飾条件「斜体しない」の上
に移動させる。そして、漢字変換キーを押すと順次「タ
イプ１→タイプ２→タイプ３→タイプ４→しない」と修
飾条件が変化し、所望の条件になるまでこの漢字変換キ
ーを操作すればよい。

【００２４】次に、本発明の特徴に関する動作を説明す
る。この設定した修飾条件により修飾された文字列を確
認したい場合は、第１修飾条件設定部(８)で表示する修
飾条件設定のためのメニュー内の「属性の表示」上で漢
字変換キーを操作すると、修飾された文字列が図３のメ
ニュ−画面上部の点線の四角枠（Ｗ）中に表示され、現
在の修飾条件を確認できる。この四角枠（Ｗ）は、修飾
条件設定用のメニュ−画面に、前記設定した修飾で文字
の表示を行う修飾文字表示手段（Ｗ）を形成している。

【００２５】本実施例を説明を続ける。そして、図７の
Ｓ７，Ｓ８，Ｓ９，Ｓ１０に示される如く、実行キーを
押すことにより第１修飾条件設定部(８)の処理を終了
し、画面に図６の如き修飾された文字列を表示する。次
に、修飾条件の一括設定に関して、説明する。

【００２６】図７のＳ１１，Ｓ１２に示される如く、図
３に示されたソフトキー１(K1)を操作する。このソフト
キー１(K1)を押下すると、第２修飾条件設定部(９)が起
動し、図４のメニューが表示される。カーソル移動キー
で所望のサンプル文字列の例示位置にカ−ソル(M)を移
動させる。本実施例の例示されているサンプル文字列の
修飾条件に関して、説明する。この例示される５つのサ
ンプル文字列の複数の修飾条件は、第２修飾条件設定部
(９)にあらかじめ格納されている作り付けの３つのデー
タ、及び、修飾条件記憶部(10)に格納されている２つの
デ−タである。この修飾条件記憶部(10)に格納されてい
る２つのデータは、使用者が過去に設定した修飾条件を
記憶しているデータである。

【００２７】ところで、この図７のモードのおいて、実
行キーを操作すると、第２修飾条件設定部(９)の動作は
終了し、再び第１修飾条件設定部(８)が起動される。こ
のとき第２修飾条件設定部(９)で選択した修飾条件が第
１修飾条件設定部(８)において設定され、画面は図３の
如くなる。この後、修飾条件を細かく変更した場合は、
この図３の画面において、前述の如く、キーボード上の
カーソル移動キーにより、修飾条件上のカーソルを移動
させ、漢字変換キーまたは数字キー入力により変更す
る。

【００２８】また、修飾条件を変更する必要がなけれ
ば、このまま、実行キーを押下して、画面に修飾された
文字列を表示する。ところで、この図３のモードのおい
て、実行キーを操作することにより修飾条件の決定を行
う。修飾条件が決定された場合は、使用者が設定した修
飾条件を修飾条件記憶部(１０)にデータを転送する。

【００２９】図８を参照しつつ、修飾条件の記憶を説明
する。データが転送されると、修飾条件記憶部(１０)で
は、過去に記憶されているデータとの比較を行う。転送
されたデータが「文字種：白抜き，斜体：タイプ１」と
して、過去の記憶データが新しく記憶された順に「文字
種：白抜き，斜体：タイプ２」、「文字種：白抜き，斜
体：タイプ３」とすると、比較の結果修飾条件が同じで
ないので転送されたデータは、ファ−ストインファース
トアウトに図８に示す如く格納される。

【００３０】また、図９に示すごとく、過去の記憶デー
タが新しく記憶された順に「文字種：白抜き，斜体：タ
イプ２」、「文字種：白抜き，斜体：タイプ１」とする
と、比較の結果修飾条件が同じであるので、転送された
データは格納されない。尚、この格納の禁止は、本実施
例が、ファ−ストインファーストアウトの格納方式を採
用するからであり、これは、２つの記憶領域に同じデー
タが格納されなければ、他の方法でもよい。

【００３１】格納が終了すると、図６の如く、タイトル
制御部(５)は設定された修飾条件に基ずき対象文字列に
修飾を施し、テキスト制御部(４)を介してテキストにデ
ータを格納する。さらに、テキストに格納されたデータ
は表示装置(３)によって表示される。使用者が、「タイ
トル」を変更したい時、つまり、修飾される対象のかな
漢字混じり文字列を変更する際には、図７のＳ１３，Ｓ
１４に示される如く、図３に示されたソフトキー(K2)を
選択する。ソフトキー(K2)を押下すると、文字列変更処
理部(７)が起動され図５の表示が為される。この枠(Ｗ)
中では、かな漢字変換処理が行え、所望のかな漢字文字
列に変更することができる。尚、このモードにおいて
は、空白(スペース)を挿入できこの空白を含む文字列を
修飾の対象とできる。

【００３２】そして、実行キーが操作されると文字列変
更処理部(７)は終了し、第１修飾条件設定部(８)が起動
される。これにより、図３に示されるモードに復帰す
る。この時、図５のモードに入る前（文字列変更前）に
すでに設定されていた文字修飾条件は、そのままであ
る。前述したように、この図３のモードにおいて、実行
キーを操作することにより修飾条件の決定が行われる。

【００３３】この実行キーの押下による修飾条件の決定
が為された場合、文字処理装置は、図７のＳ８に示され
る如く、使用者が選択設定した修飾条件を修飾条件記憶
部(１０)に格納する。格納が終了すると、タイトル制御
部(５)は設定された修飾条件に基づき対象文字列に修飾
を施し、テキスト制御部(４)を介してテキスト(１１)に
データを格納する。さらに、テキスト(１１)に格納され
たデータは、図６の如く、表示装置(３)によって表示さ
れる。

【００３４】尚、本実施例では、複数の修飾条件からな
る一つの文字列に対する修飾条件データ群を修飾条件記
憶部(１０)に複数種類に記憶するようにしているので、
複数種類の文字修飾を行いたい場合などに、２度目から
は、それぞれの文字修飾を設定し直す必要はない。ま
た、本実施例では、四角枠（Ｗ）に文字列指定部（６）
で指定された文字列の修飾された状態を表示したが、こ
れは、あらかじめ定められたサンプル文字列を設定され
た修飾条件で修飾したものを表示してもよい。

【００３５】

【発明の効果】本発明によれば、修飾文字表示手段
（Ｗ）により、修飾された文字のイメージを表示するの
で、使用者の設定した修飾条件が簡単に確認でき、スム
ーズに所望の条件を得ることができ、操作性を向上させ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を説明するための図であ
る。

【図２】この第１実施例を説明するための図である。

【図３】この第１実施例を説明するための図である。

【図４】この第１実施例を説明するための図である。

【図５】この第１実施例を説明するための図である。

【図６】この第１実施例を説明するための図である。

【図７】この第１実施例を説明するための図である。

【図８】この第１実施例を説明するための図である。

【図９】この第１実施例を説明するための図である。

【図１０】従来例を説明するための図である。

【図１１】従来例を説明するための図である。

【符号の説明】

(6) 文字列指定部(指定手段)、 (8) 第１修飾条件設定部(修飾条件設定手段)、 (10) 修飾条件記憶部(記憶手段)、 (7) 文字変更処理部(文字列変更処理手段)、 (Ｗ) 四角枠(修飾文字表示手段)。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者中垣文浩大阪府守口市京阪本通２丁目18番地三洋電機株式会社内 (72)発明者伊藤昌典大阪府守口市京阪本通２丁目18番地三洋電機株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】文書編集領域上に表示されている文字列
を指定する指定手段(６)と、この指定された文字列に対し複数のそれぞれの修飾条件
を設定するメニュ−画面を表示する修飾条件設定手段
(８)と、このメニュ−画面に、前記設定した修飾で文字の表示を
行う修飾文字表示手段（Ｗ）と、を備えることを特徴とする文書処理装置。