JPH09198375A - 数式・化学式入力編集方式 - Google Patents
数式・化学式入力編集方式Info
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- JPH09198375A JPH09198375A JP8004560A JP456096A JPH09198375A JP H09198375 A JPH09198375 A JP H09198375A JP 8004560 A JP8004560 A JP 8004560A JP 456096 A JP456096 A JP 456096A JP H09198375 A JPH09198375 A JP H09198375A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のＷＹＳＩＷＹＧ型の文書作成方法で
は、数式，化学式を含む文書を作成するどの時点におい
ても数式，化学式の組版ルールに基づいて組版し、表示
しなければならなく、数式化学式文書入力時にユーザに
与える煩わしさが大きい。 【解決手段】 数式，化学式文書では一文書内に類似し
た式が数多く出現するという性質に着目し，数式、化学
式文書作成のために従来より用意している数式・化学式
編集ウィンドウ２０３、数式・化学式文字入力パレット
２０１に加えて、ユーザ登録可能の数式・化学式文字登
録ウィンドウ２０２を用意する。ユーザは自ら登録した
数式・化学式文字登録ウィンドウ選択することにより文
字単位ではなく式単位に入力できるようにする。式単位
の入力を簡単にできるようにすることで、組版回数、描
画回数を少なくでき、入力時のユーザへ与える煩わしさ
を少なくする。
は、数式，化学式を含む文書を作成するどの時点におい
ても数式，化学式の組版ルールに基づいて組版し、表示
しなければならなく、数式化学式文書入力時にユーザに
与える煩わしさが大きい。 【解決手段】 数式，化学式文書では一文書内に類似し
た式が数多く出現するという性質に着目し，数式、化学
式文書作成のために従来より用意している数式・化学式
編集ウィンドウ２０３、数式・化学式文字入力パレット
２０１に加えて、ユーザ登録可能の数式・化学式文字登
録ウィンドウ２０２を用意する。ユーザは自ら登録した
数式・化学式文字登録ウィンドウ選択することにより文
字単位ではなく式単位に入力できるようにする。式単位
の入力を簡単にできるようにすることで、組版回数、描
画回数を少なくでき、入力時のユーザへ与える煩わしさ
を少なくする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本語ワードプロ
セッサ、パーソナルコンピュータ等で数式、化学式の入
力編集を容易に行うことのできる数式・化学式入力編集
方式に関する。
セッサ、パーソナルコンピュータ等で数式、化学式の入
力編集を容易に行うことのできる数式・化学式入力編集
方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に数式、化学式は複数の式が中心揃
えで組み合わされ構成されることが多い。たとえば、
えで組み合わされ構成されることが多い。たとえば、
【０００３】
【数１】
【０００４】のような数式の場合、Σの添字である∞、
i=1は、それぞれの式の中心を文字Σの左右中心に合わ
せる。また、分数については分母ｘi+1＋５と分子ｘ2 i
の中心を揃えるようにする。このように中心揃えが多用
される数式、化学式をＷＹＳＩＷＹＧ（Ｗｈａｔ Ｙｏ
ｕ Ｓｅｅ Ｉｓ Ｗｈａｔ Ｙｏｕ Ｇｅｔ）型の従
来の方法で実現する場合、ユーザが文字を入力する毎に
式全体を組版しなおし、表示しなおさなければならなか
った。つまり、この方法では以下の２点でユーザに煩わ
しさを感じさせていた。
i=1は、それぞれの式の中心を文字Σの左右中心に合わ
せる。また、分数については分母ｘi+1＋５と分子ｘ2 i
の中心を揃えるようにする。このように中心揃えが多用
される数式、化学式をＷＹＳＩＷＹＧ（Ｗｈａｔ Ｙｏ
ｕ Ｓｅｅ Ｉｓ Ｗｈａｔ Ｙｏｕ Ｇｅｔ）型の従
来の方法で実現する場合、ユーザが文字を入力する毎に
式全体を組版しなおし、表示しなおさなければならなか
った。つまり、この方法では以下の２点でユーザに煩わ
しさを感じさせていた。
【０００５】１．一文字入力する度に全体が組版され、
表示される時間待たなければならない。
表示される時間待たなければならない。
【０００６】２．一文字入力する度に式全体が画面から
消え、表示しなおされる。
消え、表示しなおされる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記ＷＹＳＩ
ＷＹＧ型の従来の方法では、数式、化学式を含む文書を
作成するどの時点においても数式・化学式の組版ルール
に基づいて組版し、表示しなければならない。
ＷＹＧ型の従来の方法では、数式、化学式を含む文書を
作成するどの時点においても数式・化学式の組版ルール
に基づいて組版し、表示しなければならない。
【０００８】本発明は前記従来の問題に留意し、数式、
化学式を含む文書を作成する過程の中で最も文字が追加
され、その度に行わなければならない文書入力時に、組
版・再表示を少なくする手段をユーザへ提供し、それに
よって入力時の組版再表示回数を減少させ、ユーザが感
じる煩わしさを極力少なくすることを目的とする。
化学式を含む文書を作成する過程の中で最も文字が追加
され、その度に行わなければならない文書入力時に、組
版・再表示を少なくする手段をユーザへ提供し、それに
よって入力時の組版再表示回数を減少させ、ユーザが感
じる煩わしさを極力少なくすることを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は「数式、化学式を含んだ文書では、同一文
書の中に類似した式が多く現れる。」という特徴に着目
し、ユーザが前もって、あるいは文書作成中に入力頻度
の高い数式または化学式を登録しておくことのできる数
式・化学式登録手段を用い、そこに登録された数式と化
学式を選択することで式単位で入力できるようにしたも
のである。
め、本発明は「数式、化学式を含んだ文書では、同一文
書の中に類似した式が多く現れる。」という特徴に着目
し、ユーザが前もって、あるいは文書作成中に入力頻度
の高い数式または化学式を登録しておくことのできる数
式・化学式登録手段を用い、そこに登録された数式と化
学式を選択することで式単位で入力できるようにしたも
のである。
【００１０】この本発明によれば、入力時に発生する組
版・再表示処理を少なくすることができ、ユーザに与え
る煩わしさを少なくすることができる。
版・再表示処理を少なくすることができ、ユーザに与え
る煩わしさを少なくすることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、入力装置によって数式、化学式あるいは文字列を入
力し、この入力装置によって入力した数式、化学式ある
いは文字列に対して編集校正を行い、編集校正された数
式、化学式あるいは文字列を表示装置に表示する数式・
化学式入力編集方式において、文書作成に前もって、あ
るいは文書作成中に一定の数式または化学式を登録して
おくことのできる数式・化学式登録手段と、この登録さ
れた複数の数式または化学式を表示する手段と、登録表
示された数式あるいは化学式をユーザが選択し、一連の
数式、化学式を含んだ文書作成を行えるようにした登録
式選択手段とを有した数式・化学式入力編集方式とした
ものであり、これにより特にＷＹＳＩＷＹＧ型の文書作
成装置で数式、化学式入力時に発生する再組版、再表示
処理を少なくし、ユーザが感じる入力時の煩わしさを少
なくする作用を有する。
は、入力装置によって数式、化学式あるいは文字列を入
力し、この入力装置によって入力した数式、化学式ある
いは文字列に対して編集校正を行い、編集校正された数
式、化学式あるいは文字列を表示装置に表示する数式・
化学式入力編集方式において、文書作成に前もって、あ
るいは文書作成中に一定の数式または化学式を登録して
おくことのできる数式・化学式登録手段と、この登録さ
れた複数の数式または化学式を表示する手段と、登録表
示された数式あるいは化学式をユーザが選択し、一連の
数式、化学式を含んだ文書作成を行えるようにした登録
式選択手段とを有した数式・化学式入力編集方式とした
ものであり、これにより特にＷＹＳＩＷＹＧ型の文書作
成装置で数式、化学式入力時に発生する再組版、再表示
処理を少なくし、ユーザが感じる入力時の煩わしさを少
なくする作用を有する。
【００１２】（実施の形態１）図１は本発明の実施の形
態１に係る文字処理装置のブロック図であり、同図に示
すように文字処理装置は、ＣＰＵ３０１と、文字情報を
収納するメモリＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモリ）
３０２と、キーボード３０３と、ＣＲＴ３０４と、作成
した文書等を格納する補助記憶装置３０５と、ＣＲＴ３
０４上に表示されたウィンドウを指示するポインティン
グデバイス（たとえばマウス）３０６を備えている。
態１に係る文字処理装置のブロック図であり、同図に示
すように文字処理装置は、ＣＰＵ３０１と、文字情報を
収納するメモリＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモリ）
３０２と、キーボード３０３と、ＣＲＴ３０４と、作成
した文書等を格納する補助記憶装置３０５と、ＣＲＴ３
０４上に表示されたウィンドウを指示するポインティン
グデバイス（たとえばマウス）３０６を備えている。
【００１３】図２は上記文字処理装置上での数式・化学
式編集・組版処理を説明するための要部論理ブロック図
である。
式編集・組版処理を説明するための要部論理ブロック図
である。
【００１４】本発明を用いた数式・化学式編集では、”
登録・修正・選択・削除・確定切り替え手段６０１”、
文字入力に使用する”数式・化学式文字入力手段６０
２”、登録されている式の中からユーザ指定の式を選択
し文字列入力する”登録式選択手段６０４”、登録され
ている式を表示する”登録式表示手段６０５”、式登録
を行った文字列を格納する”数式・化学式登録手段６０
３”、数式・化学式組版部６０６、数式・化学式描画部
６０７を用いる。
登録・修正・選択・削除・確定切り替え手段６０１”、
文字入力に使用する”数式・化学式文字入力手段６０
２”、登録されている式の中からユーザ指定の式を選択
し文字列入力する”登録式選択手段６０４”、登録され
ている式を表示する”登録式表示手段６０５”、式登録
を行った文字列を格納する”数式・化学式登録手段６０
３”、数式・化学式組版部６０６、数式・化学式描画部
６０７を用いる。
【００１５】ユーザが入力操作のために発生させたキー
またはマウスのイベントはイベント処理に受け取られ、
そのイベントに従い”登録・修正・選択・削除・確定切
り替え手段６０１”、”数式・化学式文字入力手段６０
２”、”登録式選択手段６０４”のいずれかが実行され
る。
またはマウスのイベントはイベント処理に受け取られ、
そのイベントに従い”登録・修正・選択・削除・確定切
り替え手段６０１”、”数式・化学式文字入力手段６０
２”、”登録式選択手段６０４”のいずれかが実行され
る。
【００１６】ユーザが図５の数式・化学式全文字を表示
している数式・化学式入力パレット１０２上でマウスク
リックすると、そのイベントは数式・化学式文字入力手
段６０２に渡され文字挿入処理が行われる。挿入された
後の文字列は数式・化学式組版部６０６で組版され位置
座標を計算し、数式・化学式描画部６０７で表示され
る。ここまでの処理は、通常の数式・化学式編集処理で
ある。
している数式・化学式入力パレット１０２上でマウスク
リックすると、そのイベントは数式・化学式文字入力手
段６０２に渡され文字挿入処理が行われる。挿入された
後の文字列は数式・化学式組版部６０６で組版され位置
座標を計算し、数式・化学式描画部６０７で表示され
る。ここまでの処理は、通常の数式・化学式編集処理で
ある。
【００１７】本実施の形態１ではイベント受取り処理
に、登録式選択手段６０４と登録式表示手段６０５を追
加し、ユーザ式単位で入力可能なようにしている。登録
式表示手段６０５上でマウスクリツク等が行われると、
登録式選択手段６０４は、イベント発生位置にしたがっ
てどの式が選択されたか決定される。選択された式の文
字列は、数式・化学式登録手段６０３から取り出されて
文字列挿入処理が行われ組版、描画される。”登録・修
正・選択・削除・確定切り替え手段６０１”で登録が選
択される場合は、編集された式の構成文字列は数式・化
学式登録手段６０３に新規登録され、その登録された式
は登録式表示手段６０５に追加、表示される。
に、登録式選択手段６０４と登録式表示手段６０５を追
加し、ユーザ式単位で入力可能なようにしている。登録
式表示手段６０５上でマウスクリツク等が行われると、
登録式選択手段６０４は、イベント発生位置にしたがっ
てどの式が選択されたか決定される。選択された式の文
字列は、数式・化学式登録手段６０３から取り出されて
文字列挿入処理が行われ組版、描画される。”登録・修
正・選択・削除・確定切り替え手段６０１”で登録が選
択される場合は、編集された式の構成文字列は数式・化
学式登録手段６０３に新規登録され、その登録された式
は登録式表示手段６０５に追加、表示される。
【００１８】次に、図３の式登録ウィンドウへの登録処
理のフローチャートを用いて数式・化学式入力処理につ
いて、図５、図６の登録式編集ウィンドウへの入力・登
録処理を説明する。図１におけるキーボード３０３が押
されるか、マウス３０６がクリックされるとイベントが
発生し、そのイベントが図３に示す処理プログラムに受
け取られる（ステップ４０１）。イベントが受け取られ
ると、図５、図６に示す数式・化学式登録ウィンドウ１
０３、２０２のモードを調べる（ステップ４０２）。モ
ードが「式登録」になっている場合、（ステップ４０
３）で登録式作成を行う。登録式作成については図４を
用いて後述する。モードが「式選択」になっている場合
は、発生したイベントの種類を調べ、図５の数式・化学
式文字入力パレット１０２が押された、または図１のキ
ーボード３０３が押されたかどうか調べる（ステップ４
０４）。前記数式・化学式文字入力パレット１０２が押
された、またはキーボード３０３が押された場合は文字
入力であるので、既存文書文字列内への文字挿入処理
（ステップ４０５）を行い、（ステップ４０６）で組版
を行い、（ステップ４０７）で数式・化学式文書編集ウ
ィンドウ１０１に表示する。数式・化学式登録ウィンド
ウ１０３、２０２内がマウス３０６でクリックされた場
合（ステップ４０８）、既存文書文字列内に登録されて
いる式文字列を挿入し（ステップ４０９）、組版（ステ
ップ４０６）して数式・化学式文書編集ウィンドウ１０
１に表示する。表示処理が終了すると、次のイベントを
受け取るように（ステップ４０１）で待機する。（ステ
ップ４０２）でモードが「登録」になっていた場合の処
理（ステップ４０３）を図４を用いて説明する。
理のフローチャートを用いて数式・化学式入力処理につ
いて、図５、図６の登録式編集ウィンドウへの入力・登
録処理を説明する。図１におけるキーボード３０３が押
されるか、マウス３０６がクリックされるとイベントが
発生し、そのイベントが図３に示す処理プログラムに受
け取られる（ステップ４０１）。イベントが受け取られ
ると、図５、図６に示す数式・化学式登録ウィンドウ１
０３、２０２のモードを調べる（ステップ４０２）。モ
ードが「式登録」になっている場合、（ステップ４０
３）で登録式作成を行う。登録式作成については図４を
用いて後述する。モードが「式選択」になっている場合
は、発生したイベントの種類を調べ、図５の数式・化学
式文字入力パレット１０２が押された、または図１のキ
ーボード３０３が押されたかどうか調べる（ステップ４
０４）。前記数式・化学式文字入力パレット１０２が押
された、またはキーボード３０３が押された場合は文字
入力であるので、既存文書文字列内への文字挿入処理
（ステップ４０５）を行い、（ステップ４０６）で組版
を行い、（ステップ４０７）で数式・化学式文書編集ウ
ィンドウ１０１に表示する。数式・化学式登録ウィンド
ウ１０３、２０２内がマウス３０６でクリックされた場
合（ステップ４０８）、既存文書文字列内に登録されて
いる式文字列を挿入し（ステップ４０９）、組版（ステ
ップ４０６）して数式・化学式文書編集ウィンドウ１０
１に表示する。表示処理が終了すると、次のイベントを
受け取るように（ステップ４０１）で待機する。（ステ
ップ４０２）でモードが「登録」になっていた場合の処
理（ステップ４０３）を図４を用いて説明する。
【００１９】図４において前記式登録を行う（ステップ
４０３）に対応する処理は、図示の点線で囲まれた部分
である。キーボード３０３が押された、または数式・化
学式文字入力パレット２０１がマウス３０６でクリック
されたイベントである場合（ステップ５０１）、数式・
化学式文字登録編集ウィンドウ２０４内の数式、化学式
文字列中に文字挿入処理を行う（ステップ５０２）。文
字挿入処理が終わると、数式・化学式文字登録編集ウィ
ンドウ２０４で編集されている全ての文字列について組
版処理が行われ（ステップ５０３）、数式・化学式文字
登録編集ウィンドウ２０４内に表示される（ステップ５
０４）。発生したイベントが登録式編集の確定処理であ
る場合は（ステップ５０５）、数式・化学式文字登録編
集ウィンドウ２０４で編集された式文字列を組版し（ス
テップ５０６）、式の大きさ（高さ、幅等）を算出する
（ステップ５０７）。（ステップ５０７）で算出された
大きさを基に、その式を表示できるように数式・化学式
文字登録ウィンドウ２０２の大きさを更新し（ステップ
５０８）、数式・化学式文字登録ウィンドウ２０２に表
示する（ステップ５０９）。
４０３）に対応する処理は、図示の点線で囲まれた部分
である。キーボード３０３が押された、または数式・化
学式文字入力パレット２０１がマウス３０６でクリック
されたイベントである場合（ステップ５０１）、数式・
化学式文字登録編集ウィンドウ２０４内の数式、化学式
文字列中に文字挿入処理を行う（ステップ５０２）。文
字挿入処理が終わると、数式・化学式文字登録編集ウィ
ンドウ２０４で編集されている全ての文字列について組
版処理が行われ（ステップ５０３）、数式・化学式文字
登録編集ウィンドウ２０４内に表示される（ステップ５
０４）。発生したイベントが登録式編集の確定処理であ
る場合は（ステップ５０５）、数式・化学式文字登録編
集ウィンドウ２０４で編集された式文字列を組版し（ス
テップ５０６）、式の大きさ（高さ、幅等）を算出する
（ステップ５０７）。（ステップ５０７）で算出された
大きさを基に、その式を表示できるように数式・化学式
文字登録ウィンドウ２０２の大きさを更新し（ステップ
５０８）、数式・化学式文字登録ウィンドウ２０２に表
示する（ステップ５０９）。
【００２０】図５は、数式、化学式編集に使用するツー
ルの例を示している。図５において１０１は数式、化学
式の編集をする数式・化学式文書編集ウィンドウであ
る。ユーザが文書内に作成する数式、化学式はこの数式
・化学式文書編集ウィンドウ１０１上に作成され、文書
内のユーザ指定の場所に張りつけられる。１０２は、数
式、化学式を作成するときにそこで使用される特殊な文
字を入力させる手段である数式・化学式文字入力パレッ
トである。ユーザは画面上の数式・化学式文字入力パレ
ット１０２中から所望する文字を選び、たとえばマウス
等でクリックすることで入力する。１０３は本発明の中
心となる数式・化学式登録ウィンドウである。ユーザが
数式・化学式文書編集ウィンドウ１０１に数式、化学式
を作成する場合、数式・化学式文字入力パレット１０２
内の数式・化学式登録ウィンドウ１０３に登録されてい
る式を選択する。前記数式・化学式登録ウィンドウ１０
３内のデータは、数式コマンド（添字、分数等）を含ん
だ文字データで、その文字データを解釈、組版し、その
結果を数式・化学式登録ウィンドウ１０３に表示してい
る。ユーザが登録されている式をマウスクリック等で選
択した場合、数式・化学式登録ウィンドウ１０３内に格
納されている選択された式構成文字データが数式・化学
式文書編集ウィンドウ１０１に送られる。送られた文字
データは数式・化学式文書編集ウィンドウ１０１内で組
版され、表示される。
ルの例を示している。図５において１０１は数式、化学
式の編集をする数式・化学式文書編集ウィンドウであ
る。ユーザが文書内に作成する数式、化学式はこの数式
・化学式文書編集ウィンドウ１０１上に作成され、文書
内のユーザ指定の場所に張りつけられる。１０２は、数
式、化学式を作成するときにそこで使用される特殊な文
字を入力させる手段である数式・化学式文字入力パレッ
トである。ユーザは画面上の数式・化学式文字入力パレ
ット１０２中から所望する文字を選び、たとえばマウス
等でクリックすることで入力する。１０３は本発明の中
心となる数式・化学式登録ウィンドウである。ユーザが
数式・化学式文書編集ウィンドウ１０１に数式、化学式
を作成する場合、数式・化学式文字入力パレット１０２
内の数式・化学式登録ウィンドウ１０３に登録されてい
る式を選択する。前記数式・化学式登録ウィンドウ１０
３内のデータは、数式コマンド（添字、分数等）を含ん
だ文字データで、その文字データを解釈、組版し、その
結果を数式・化学式登録ウィンドウ１０３に表示してい
る。ユーザが登録されている式をマウスクリック等で選
択した場合、数式・化学式登録ウィンドウ１０３内に格
納されている選択された式構成文字データが数式・化学
式文書編集ウィンドウ１０１に送られる。送られた文字
データは数式・化学式文書編集ウィンドウ１０１内で組
版され、表示される。
【００２１】図４は、数式・化学式登録ウィンドウへの
登録手段を示している。図４において２０１は、図３の
１０２と同じく数式、化学式を作成するときにそこで使
用される特殊な文字を入力させる手段である数式・化学
式文字入力パレットであり、この数式・化学式文字入力
パレット２０１をマウスクリック等で選択することによ
り所望する文字、記号を入力する。２０２は数式・化学
式登録ウィンドウであり、ユーザが登録した式の一覧が
表示される。２０３は図３の１０１に対応する数式・化
学式文書編集ウィンドウで、文書内に張りつける数式、
化学式を作成する。２０４は登録する数式、化学式を作
成する数式・化学式登録編集ウィンドウである。ユーザ
が数式・化学式式登録ウィンドウ２０２に登録する場
合、数式・化学式登録ウインドウ２０２に示ような「登
録」ボタンを選択し、数式・化学式登録式登録ウィンド
ウ２０２のモードを「登録モード」に切り替える。この
とき数式・化学式登録ウィンドウ２０２には新規式を登
録する場所が確保され、数式・化学式文字登録編集ウィ
ンドウ２０４が表示される。ユーザは数式・化学式文字
入力パレット２０１をマウスクリックすることで、数式
・化学式文字登録編集ウィンドウ２０４に式を作成す
る。数式・化学式文字登録編集ウィンドウ２０４で確定
された式は、文字データとして数式・化学式文字登録編
集ウィンドウ２０４に送られ、組版・表示される。数式
・化学式登録ウィンドウ２０２内の「選択」ボタンを押
す等で数式・化学式登録ウィンドウ２０２を「選択モー
ド」に切り替えることにより、数式・化学式登録ウィン
ドウ２０２は選択モードに切り替えられる。
登録手段を示している。図４において２０１は、図３の
１０２と同じく数式、化学式を作成するときにそこで使
用される特殊な文字を入力させる手段である数式・化学
式文字入力パレットであり、この数式・化学式文字入力
パレット２０１をマウスクリック等で選択することによ
り所望する文字、記号を入力する。２０２は数式・化学
式登録ウィンドウであり、ユーザが登録した式の一覧が
表示される。２０３は図３の１０１に対応する数式・化
学式文書編集ウィンドウで、文書内に張りつける数式、
化学式を作成する。２０４は登録する数式、化学式を作
成する数式・化学式登録編集ウィンドウである。ユーザ
が数式・化学式式登録ウィンドウ２０２に登録する場
合、数式・化学式登録ウインドウ２０２に示ような「登
録」ボタンを選択し、数式・化学式登録式登録ウィンド
ウ２０２のモードを「登録モード」に切り替える。この
とき数式・化学式登録ウィンドウ２０２には新規式を登
録する場所が確保され、数式・化学式文字登録編集ウィ
ンドウ２０４が表示される。ユーザは数式・化学式文字
入力パレット２０１をマウスクリックすることで、数式
・化学式文字登録編集ウィンドウ２０４に式を作成す
る。数式・化学式文字登録編集ウィンドウ２０４で確定
された式は、文字データとして数式・化学式文字登録編
集ウィンドウ２０４に送られ、組版・表示される。数式
・化学式登録ウィンドウ２０２内の「選択」ボタンを押
す等で数式・化学式登録ウィンドウ２０２を「選択モー
ド」に切り替えることにより、数式・化学式登録ウィン
ドウ２０２は選択モードに切り替えられる。
【００２２】
【発明の効果】本発明は以上のような手段を用いて数
式、化学式を文字単位だけでなく、式単位で入力できる
ようにすることで、文書入力時に発生する再組版、再表
示の回数を減らすことができ、これよりユーザが入力時
に感じる煩わしさを少なくすることができるといった有
利な効果が得られる。
式、化学式を文字単位だけでなく、式単位で入力できる
ようにすることで、文書入力時に発生する再組版、再表
示の回数を減らすことができ、これよりユーザが入力時
に感じる煩わしさを少なくすることができるといった有
利な効果が得られる。
【図１】本発明の実施の形態１の文書処理装置のブロッ
ク図
ク図
【図２】同文書処理装置における数式・化学式編集の要
部論理ブロック図
部論理ブロック図
【図３】同文書処理装置における数式・化学式文書作成
処理のフローチャート
処理のフローチャート
【図４】同文書処理装置における数式・化学式登録ウィ
ンドウへの登録処理のフローチャート
ンドウへの登録処理のフローチャート
【図５】同文書処理装置における数式・化学式登録ウィ
ンドウを利用した入力操作の説明図
ンドウを利用した入力操作の説明図
【図６】同文書処理装置における数式・化学式登録ウィ
ンドウへの登録操作の説明図
ンドウへの登録操作の説明図
１０１ 数式・化学式文書編集ウィンドウ １０２ 数式・化学式文字入力パレット １０３ 数式・化学式登録ウィンドウ ２０１ 数式・化学式文字入力パレット ２０２ 数式・化学式登録ウィンドウ ２０３ 数式・化学式文書編集ウィンドウ ２０４ 数式・化学式文字登録編集ウィンドウ ３０１ ＣＰＵ ３０２ ＲＡＭ（ランダム・アクセス・メモリ） ３０３ キーボード ３０４ ＣＲＴ ３０５ 補助記憶装置 ３０６ ポインティングデバイス（マウス）
Claims (1)
- 【請求項１】入力装置によって数式、化学式あるいは文
字列を入力し、この入力装置によって入力した数式、化
学式あるいは文字列に対して編集校正を行い、編集校正
された数式、化学式あるいは文字列を表示装置に表示す
る数式・化学式入力編集方式において、文書作成に前も
って、あるいは文書作成中に一定の数式または化学式を
登録しておくことのできる数式・化学式登録手段と、こ
の登録された複数の数式または化学式を表示する手段
と、登録表示された数式あるいは化学式をユーザが選択
し、一連の数式、化学式を含んだ文書作成を行えるよう
にした登録式選択手段とを有した数式・化学式入力編集
方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004560A JPH09198375A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 数式・化学式入力編集方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004560A JPH09198375A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 数式・化学式入力編集方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09198375A true JPH09198375A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11587437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8004560A Pending JPH09198375A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | 数式・化学式入力編集方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09198375A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005100297A (ja) * | 2003-09-05 | 2005-04-14 | Seafic Software Corp | 消化器内視鏡レポートシステム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| WO2022059349A1 (ja) * | 2020-09-16 | 2022-03-24 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理方法、システム、情報処理装置及びプログラム |
| JP2022049653A (ja) * | 2020-09-16 | 2022-03-29 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理方法、システム、情報処理装置及びプログラム |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63276163A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 文書作成装置 |
| JPH06131199A (ja) * | 1992-10-16 | 1994-05-13 | Just Syst Corp | 情報処理方法及び装置 |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8004560A patent/JPH09198375A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63276163A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-11-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 文書作成装置 |
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| JP2022049653A (ja) * | 2020-09-16 | 2022-03-29 | カシオ計算機株式会社 | 情報処理方法、システム、情報処理装置及びプログラム |
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