JP2879940B2 - 楽譜編集システム - Google Patents

楽譜編集システム

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JP2879940B2 JP12692790A JP12692790A JP2879940B2 JP 2879940 B2 JP2879940 B2 JP 2879940B2 JP 12692790 A JP12692790 A JP 12692790A JP 12692790 A JP12692790 A JP 12692790A JP 2879940 B2 JP2879940 B2 JP 2879940B2
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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力される楽譜情報を処理して画面上に
描画編集する楽譜編集システムに係り、特に割付け処理
された譜面の指定位置に歌詞を自動割付けして楽譜版下
情報を作成する楽譜編集システムに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置として特開昭63−57234号公報に
記載される楽譜版下作成装置が提案されている。
具体的には、汎用性の高いOS(例えばマイクロソフト
社製のMS−DOS)で起動されるパーソナルコンピュータ
と高解像度ディスプレイを使用し、ポインティングデバ
イス等で指示される楽譜情報入力に従って画面上に描画
された五線譜上に割付け処理し、これらの割付け情報を
フロッピーディスク等の記憶媒体を介して、またはONラ
インで他の版下作成情報処理システムに引き渡し、最終
的な版下情報を版下作成装置(例えば電算写植システ
ム)に出力することにより、印刷物としての高精細版下
を作成している。なお、上記パーソナルコンピュータ等
で表現可能な解像度と版下作成装置上での出力解像度は
ハードウエア上の制限に大きく左右され、例えば編集シ
ステム上の解像度を300DPIとすれば700〜900DPI程度の
差が生じているのが通例である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記楽譜版下作成装置で扱われていた楽譜
情報は主として、音符と五線譜との関係が主であった。
しかしながら、楽譜として規定されるのは、音符とこれ
に付属する修飾記号(例えばスラー,メゾフォルテ(m
f)等)等で構成される交響楽の譜面だけではなく、歌
詞が伴う譜面も扱われるのが一般的である。
ところが、従来のシステムでは、ポインティングデバ
イス等の指示手段により音符指示と歌詞入力処理とを1
文字ずつ処理していたので、その歌詞入力位置にばらつ
きが生じ(特に複数段に歌詞が入力される場合)、印刷
品位を大幅に損ねてしまうとともに、煩雑な入力指示を
行う必要が生じ入力者の視覚的操作負担が大きいといっ
た問題点があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、割付け編集された音符情報に規定される座標情
報に基づいて入力編集された歌詞情報を一括して自動割
付け処理することにより、簡単な操作で歌詞入りの楽譜
を編集できる楽譜編集システムを得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る楽譜編集システムは、表示手段の五線
譜上の所定位置に割り付け表示された各音符の座標位置
情報を参照しながら各音符に従属する歌詞入力位置を表
示手段に対して個別にガイド表示する入力位置ガイド手
段と、表示手段上に設定される所定のテキストエリアに
対して入力される歌詞文字列データに所定の割付け制御
データを挿入して割付け歌詞データを編集する編集手段
と、入力位置ガイド手段により表示された歌詞入力位置
に割付け歌詞データを解析しながら一括して割付け表示
する歌詞割付け手段とを設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、編集手段により表示手段上に設
定される所定のテキストエリアに対して入力される歌詞
文字列データに所定の割付け制御データを挿入して割付
け歌詞データが編集されると、割付け歌詞データの割付
け準備が完了する。ここで、入力位置ガイド手段により
表示手段の五線譜上の所定位置に割付け表示された各音
符の座標位置情報を参照しながら各音符に従属する歌詞
入力位置を表示手段に対して個別にガイド表示される
と、歌詞割付け手段が表示された歌詞入力位置に割付け
歌詞データを解析しながら一括して割付け表示して行
き、編集自在に歌詞データを割付けることを可能とす
る。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す楽譜編集システム
の構成を説明するブロック図であり、1は汎用OSで起動
されるパーソナルコンピュータ(コンピュータ装置)
で、ハードディスク装置6に記憶されたOSに従って入出
力が制御され、かつハードディスク装置6に記憶された
楽譜編集プログラムに基づいて起動する割付け手段1a,
入力位置ガイド手段1b,歌詞割付け手段1c,メニュー表示
手段1d,編集手段1e等を備えている。
2は指示手段を構成する入力部で、ポインティングデ
バイス2a,キーボード2b等から構成されている。3は例
えば4Mの記憶容量を有するRAMで構成されるワークメモ
リで、ワークエリア3aが表示作業領域3bとメニュー管理
エリア3c等に分割されており、キーボード2b,ポインテ
ィングデバイス2aの左右上下のスクロール操作に従って
表示作業領域3bが移動され、表示可能なエリアが表示制
御手段4を介してCRTディスプレイ5に表示される。7
は例えばフロッピーディスクの外部記憶手段で構成され
る楽譜レイアウトデータ記憶手段で、画面上で編集され
た楽譜情報をページ単位にファイルとして管理記憶す
る。8は例えばポストスクリプトに準じた言語で制御可
能なページプリンタで、ワークエリア3aに編集された楽
譜情報をページ単位のビットマップデータとしてイメー
ジ出力し、例えば400DPI程度に解像度で編集された楽譜
をハードコピー(楽譜ゲラ9)として出力する。
10はコンピュータ装置で構成される変換手段で、楽譜
レイアウトデータ記憶手段7またはワークエリア3a上で
編集された楽譜情報を所定のフォント情報を参照しなが
ら版下情報に変換し、例えばフロッピーディスク等で構
成される版下情報記憶手段11に書き込んで行く。
12は電算写植機で、版下情報記憶手段11に書き込まれ
た版下情報(制御コード情報等を含む)に基づいて印画
紙に編集された楽譜イメージを焼き付け出力する。
このように構成された楽譜編集システムにおいて、編
集手段1eにより表示手段(CRTディスプレイ5)上に設
定される所定のテキストエリアTE(後述する)に対して
入力される歌詞文字列データに所定の割付け制御データ
(主として音譜に対する)を挿入して割付け歌詞データ
が編集されると、割付け歌詞データの割付け準備が完了
する。ここで、入力位置ガイド手段1bによりCRTディス
プレイ5の五線譜上の所定位置に割付け表示された各音
符の座標位置情報を参照しながら、各音符に従属する歌
詞入力位置をCRTディスプレイ5に対して個別にガイド
表示されると、歌詞割付け手段1cが表示された歌詞入力
位置に割付け歌詞データを解析しながら一括して割付け
表示して行き、編集自在に歌詞データを割付けることを
可能とする。
以下、第2図〜第5図を参照しながら楽譜編集システ
ムにおける歌詞入力割付け処理動作について説明する。
第2図、第1図に示したCRTディスプレイ5に表示さ
れるレイアウトメニューの一例を説明でる模式図であ
り、21は作業モード選択エリアで、例えば文字を表示し
た状態に対応する。22は頁指定エリアで、「1」〜
「3」を指示することにより各文字種別(英数字,平仮
名,カタ仮名,漢字)の入力テーブルを文字選択エリア
23に表示する。なお、現在頁指定エリア22で「1」が選
択されている状態に対応する。24はポイント表示エリア
で、使用するフォントサイズをキーボード2b等から指定
入力する。25は書体表示エリアで、各文字種別に対応す
る各種の書体、例えば明朝体,ゴシック体等が選択でき
るように構成されている。26は拡大指定エリアで、この
拡大指定エリア26をポインティングデバイス2aで指示す
る毎に設定されたポイント表示エリア24の内容を1ポイ
ント単位で拡大指定する。27は縮小指定エリアで、この
縮小指定エリア27をポインティングデバイス2aで指示す
る毎に設定されたポイント表示エリア24の内容を1ポイ
ント単位で縮小指定する。
28は文字列入力エリアで、文字選択エリア23に表示さ
れた各文字をポインティングデバイス2aで指示ることに
より歌詞入力文字列を表示する。
29は微調整指示エリアで、微調整単位30に基づいて表
示部品の位置調整を指示する場合にポインティングデバ
イス2aで指示する。31はキャンセルエリアで、このキャ
ンセルエリア31をポインティングデバイス2aで指示する
ことにより直前指示した内容をキャンセルする。
32は挿入指示エリアで、この挿入指示エリア32をポイ
ンティングデバイス2aで指示することにより、文字列入
力エリア28内の反転カラム位置に指示された任意の文字
を挿入する。33は削除指定エリアで、この削除指定エリ
ア33をポインティングデバイス2aで指示することによ
り、文字列入力エリア28内の反転カラム位置に指示され
た任意の文字を削除する。34はガイド指示エリアで、こ
のガイド指示エリア34がポインティングデバイス2aで指
示されると、第1図に示した入力位置ガイド手段1bが起
動して、CRTディスプレイ5に割付け描画されている音
符のレイアウトデータに従属する歌詞入力ガイド、例え
ばこの実施例では第3図に示すようにY方向とX方向の
補助線LX1〜LXN(1フレーズの音符数による),補助線
LX1〜LX3を描画するため、さらにその格子点を所定のパ
ターンで表示するため、上記音符の割付けデータを参照
しながらワークエリア3aに所定の格子点データ,補助線
データを描画し、結果としてCRTディスプレイ5に補助
線と格子点から構成される音符のレイアウトデータに従
属する歌詞入力ガイドが表示される。
第3図は、第1図に示した入力位置ガイド手段1bによ
る歌詞入力ガイド描画処理を説明する模式図であり、41
は格子点で、Y方向とX方向の補助線LX1〜LXN(1フレ
ーズの音符数による),補助線LY1〜LY3により規定され
て描画される。なお、X方向の補助線LX1〜LXNの描画間
隔は既に割付けられた各音符割付けデータに従属して描
画される。
第4図〜第6図はこの発明に係る楽譜編集システムに
おけるテキスト編集メニューを説明する模式図であり、
第1図と同一のものには同じ符号を付してある。
先ず、第4図において、50は固定アイコンで、後述す
る種々の画面制御情報,データセーブ,画像出力等に関
するアイコンが定義されている。
60は編集メニューで、楽譜編集に必要な五線,段,小
節線,音譜,調号,拍子,文字等をポインティングデバ
イス2aで指示することにより、各種の編集プログラムが
起動する。
61は自動編集コマンドで、この自動編集コマンド61を
指示することにより、あらかじめ設定された編集手順の
ガイドに従って所望とする楽譜編集ができるように構成
されている。
62は歌詞入力コマンドで、この歌詞入力コマンド62を
指示することにより、歌詞入力処理モードとなり、編集
メニュー60が第6図に示すようなテキスト編集メニュー
に切り換わる。
第5図において、51は画面スクロールアイコンで、こ
の画面スクロールアイコン51の特定方向をポインティン
グデバイス2aで指示することにより、表示制御手段4が
表示画面を上下左右方向にスクロール表示させる。
52はメニュー消去アイコンで、このメニュー消去アイ
コン52を指示することにより、各種の部品メニューを表
示制御手段4が消去し、楽譜状態を広くCRTディスプレ
イ5に表示させる。
53はバックカラー反転スイッチアイコンで、このバッ
クカラー反転スイッチアイコン53をポインティングデバ
イス2aで指示することにより、バックグラウンドカラー
を変更する。
54は倍率変更スイッチアイコンで、この倍率変更スイ
ッチアイコン54の所望とする倍率(この実施例では1/2/
1/21/4等)をポインティングデバイス2aで指示するこ
とにより、表示画面の表示スケールを表示制御手段4が
変更し、要部拡大表示等を行えるように構成されてい
る。
55はプリント出力アイコンで、このプリント出力アイ
コン55をポインティングデバイス2で指示することによ
り、ページプリンタ8より編集された楽譜イメージの印
刷出力開始を指示できるように構成されている。
56はデータセーブアイコンで、このデータセーブアイ
コン56ををポインティングデバイス2で指示することに
より、ワークエリア3aに編集中の楽譜レイアウトデータ
の楽譜レイアウトデータ記憶手段7へのデータセーブ開
始を指示できるように構成されている。
57は再描画アイコンを示し、この再描画アイコン57を
ポインティングデバイス2aで指示することにより、編集
中の楽譜イメージを表示制御手段4がCRTディスプレイ
5に再描画して、記号と記号とが重なり合って画面が乱
れた状態を回復できるように構成されている。
58は付属五線操作アイコンで、描画された五線に従属
する記号,歌詞等の従属移動,複写,消去等を指示する
場合にポインティングデバイス2aにより指示する。な
お、付属五線操作アイコン58をクリックする毎に、付属
五線の設定/解除が指示される。
59はメッシュ/補助線アイコンで、このメッシュ/補
助線アイコン59をポインティングデバイス2aで指示する
ことにより、編集画面をメッシュ表示または補助線の設
定/解除を指示できるように構成されている。
第6図において、65はテキスト編集ウインドで、テキ
ストエリアTE上で入力された文字列を編集することがで
きるように構成されている。66はロードコマンドエリア
で、このロードコマンドエリア66をポインティングデバ
イス2aで指示することにより、ファイル名表示エリア67
に半角カーソルが表われ、読み出すファイル名入力をオ
ペレータに喚起する。なお、ここで、ファイル名が入力
されてキーボード2b上のCRキーが押下されると、例えば
楽譜レイアウトデータ記憶手段7がアクセスされ、対応
するファイルが存在する場合には、テキストエリアTEに
表示される。
68はスキップコマンドエリアで、このスキップコマン
ドエリア68をポインティングデバイス2aで指示すること
により、同フレース内の次の対象文字を出力する。
69はキャンセルコマンドエリアで、このキャンセルコ
マンドエリア69をポインティングデバイス2aで指示する
ことにより、1フレーズの入力を終了する。
70はフレーズ選択コマンドで、このフレーズ選択コマ
ンド70をポインティングデバイス2aで指示することによ
り、セットしたい行エリアを指示する。
次に第7図,第8図を参照しながらテキストエディタ
モードによる歌詞割付け処理動作について説明する。
第7図,第8図はテキストエディタモードによる歌詞
割付け処理動作を説明する模式図であり、第6図と同一
のものには同じ符号を付してある。
音符データの割付けが完了し、第6図に示すようなテ
キストエリアTE上での歌詞データ編集が完了して、CRT
ディスプレイ5に描画されている楽譜の所望のフレーズ
がカーソルKで指示されると、第7図に示すように既に
所望のピッチで割り付けられた各音符に対する割付けガ
イドが表示され、歌詞入力開始先頭に該当する音符の格
子点が反転表示される。ここで、ポインティングデバイ
ス2aによりクリックされると、例えばテキストエリアTE
の歌詞文字「わ」が歌詞割付け手段1c(各音符の割付け
データと読み出されたフォントデータに基づいて行われ
る)によりワークメモリ3aに対して割り付け処理され、
その結果がCRTディスプレイ5の反転表示位置に割付け
されて表示される。
次いで、ポインティングデバイス2aをクリックして次
の音符に対する歌詞入力が指示されると、テキストエリ
アTEの歌詞文字「たし」が歌詞割付け手段1c(各音符の
割付けデータと読み出されたフォントデータに基づいて
行われる)によりワークエリア3aに対して割り付け処理
(この場合は歌詞文字が詰め打ちされるか、所望サイズ
に変更されたフォントが割付け処理される)によりワー
クエリア3aに対して割り付け処理され、その結果がCRT
ディスプレイ5の反転表示位置に割付けされて表示され
る。
この処理を音符データがなくなるまで繰り返すことに
より、編集された歌詞データに対する音符への割付けを
自動化することができ、既存のワードプロセッサの文書
データで編集された文字データ等を歌詞データとして採
用することが可能となり、歌詞入力および歌詞割付け作
業を大幅に簡素化して、効率よく短時間に歌詞割付けを
完了することができる。また、歌詞データは独立した文
書処理装置で作成して、本システム上で最終的に統合処
理するといった分離作業が可能となる。
第9図は、第1図に示したCRTディスプレイ5に表示
された文字割付けデータの一例を示す図であり、メニュ
ーのテキストエリアTEに表示した状態に対応する。
図において、91は歌詞割付けデータで、「¥X(X=
1〜N)で始まり、以後特定コード「/」で挟まれた文
字データが各音符に割り付けられる。
92は「¥P」で定義されるポイントファンクション
で、例えば10ポイントサイズを指定した状態に対応す
る。93は「¥A/GAKU/」で定義さえるフォントファンク
ションで、入力行の後続に対する文字列(楽譜記号)の
指定を行う場合に入力する。94は「¥A/MOJI/」で定義
されるフォントファンクションで、入力行の後続に対す
る文字列(文字)の指定を行う場合に入力する。
95は例えば「¥T/タイトル/」で定義されるタイトル
データを示す。96は例えば「¥N/名前/」で定義される
作者名データを示す。
第10図はこの発明に係る楽譜編集システムにおけるテ
キスト型歌詞データ割り付け編集処理手順の一例を説明
するフローチャートである。なお、(1)〜(14)は各
ステップを示す。
先ず、メニュー上の「LOAD」が指示されるのを待機し
ており(1)、「LOAD」が指示されたら、ファイル名を
キーボード2bより入力する(2)。ここで、入力された
ファイル名に対応するテキストファイルが存在するかど
うかを判断し(3)、NOならばステップ(15)に進み、
エラーメッセージを表示し、他の処理に移行する。
一方、ステップ(3)の判断でYESの場合は、指示さ
れたファイル名の歌詞データを読み出し(4)、テキス
トエリアTEに表示する。
次いで、読み出されたテキストデータの先頭コード等
を解析し(5)、先頭行の文字列データがタイトル名
(¥T/)または作者名(¥N/)の場合は、タイトル,作
者名を指示される位置に割付け手段1aがワークエリア3a
上に割り付け(7)、その結果をCRTディスプレイ5に
表示する。
一方、ステップ(5)の判断で、読み出されたテキス
トデータの先頭コードが歌詞データ(¥1/)と解析され
た場合は、歌詞割付け音符指示メッセージを表示し
(6)、割り付ける音符の指示を待機し(9)、音符が
指示されたら、対応する音符のレイアウトデータを解析
して(10)、後述する歌詞割り付け処理ルーチンを実行
する(11)。次いで、割り付け状態がOKかどうかを確認
し(12)、NOならばポインティングデバイス2aで指示す
る位置,サイズに割付け文字,記号を修正し(13)、ス
テップ(14)以降に進む。
一方、ステップ(12)の判断でYESの場合は、音符デ
ータ終了かどうかを判断し(14)、NOならばステップ
(4)に戻り、YESならば処理を終了する。
一方、ステップ(5)の判断でファンクションコード
であると解析した場合は、文字,記号に関するモード設
定処理を実行し(8)、ステップ(4)に戻る。
第11図はこの発明に係る楽譜編集システムにおけるテ
キスト型歌詞データ割付け処理手順の一例を説明するフ
ローチャートである。なお、(1)〜(10)は各ステッ
プを示す。
先ず、ポインティングデバイス2aにより音符指示され
るのを待機し(1)、音符指示がなされたら、割付けガ
イドを描画し(2)、現入力位置を格子点表示し
(3)、ポインティングデバイス2aのクリック入力を待
機し(4)、クリック入力がなされたら、テキストデー
タ中の区切り間データを読み出し(5)、当該音符のレ
イアウトデータに従属位置(格子点位置)に読み出した
1文字または文字列を割り付け(6)、ポインティング
デバイス2aによるOKクリックがなされたかどうかを判定
し(7)、NOならば位置サイズを調整して(10)、ステ
ップ(8)に進む。
一方、ステップ(7)でOKクリックがなされたと判定
した場合には、割り付ける音符データが残存するかどう
か、すなわち音符データ終了かどうかを判定し(8)、
NOならばステップ(4)に戻り上記各ステップを繰り返
し、YESならばガイドを消去して(9)、他の処理に移
行する。
なお、上記実施例では歌詞データをあらかじめテキス
ト編集して登録された歌詞データを読み出して音符に割
り付ける処理を例にして説明したが、本システムのテキ
ストエディタまたはシステムに組み込み可能な汎用の
(フロントエンドプロセッサ(FEP))により編集した
ものを割り付ける構成であっても、同様の効果を期待で
きる。
また、上記実施例では編集手段1eを、本システムの内
部手段として構成する場合について説明したが、本シス
テムの外部手段として構成しても良く、これによりテキ
スト編集可能な装置、例えばワードプロセッサ,汎用OS
で起動するパーソナルコンピュータ上でテキスト編集す
ることが可能となり、編集されたテキストデータをフロ
ッピーディスク等の記憶媒体を介して本システムに入稿
可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は表示手段の五線譜上
の所定位置に割付け表示された各音符の座標位置情報を
参照しながら各音符に従属する歌詞入力位置を表示手段
に対して個別にガイド表示する入力位置ガイド手段と、
表示手段上に設定される所定のテキストエリアに対して
入力される歌詞文字列データに所定の割付け制御データ
を挿入して割付け歌詞データを編集する編集手段と、入
力位置ガイド手段により表示された歌詞入力位置に割付
け歌詞データを解析しながら一括して割付け表示する歌
詞割付け手段とを設けたので、テキスト編集された歌詞
情報を一括して自動割り付けすることができ、オペレー
タの歌詞割り付け操作負担を大幅軽減し、効率よく割り
付けられた音符に歌詞を整然と割り付けることができる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す楽譜編集システムの
構成を説明するブロック図、第2図は、第1図に示した
CRTディスプレイに表示されるレイアウトメニューの一
例を説明する模式図、第3図は、第1図に示した入力位
置ガイド手段による歌詞入力ガイド描画処理を説明する
模式図、第4図〜第6図はこの発明に係る楽譜編集シス
テムにおけるテキスト編集メニューを説明する模式図、
第7図,第8図はテキストエディタモードによる歌詞割
付け処理動作を説明する模式図、第9図は、第1図に示
したCRTディスプレイに表示された文字割付けデータの
一例を示す図、第10図はこの発明に係る楽譜編集システ
ムにおけるテキスト型歌詞データ割り付け編集処理手順
の一例を説明するフローチャート、第11図はこの発明に
係る楽譜編集システムにおけるテキスト型歌詞データ割
付け処理手順の一例を説明するフローチャートである。 図中、1はコンピュータ装置、1aは割付け手段、1bは入
力位置ガイド手段、1cは歌詞割付け手段、1dはメニュー
表示手段、1eは編集手段、3はワークメモリ、6はハー
ドディスク装置、8はページメモリ、10は変換手段、11
は版下情報記憶手段、12は電算写植機である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10G 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編集された楽譜レイアウトデータに基づい
    て表示情報記憶手段に譜面イメージを割付け展開する割
    付け手段を備えた楽譜編集システムにおいて、表示手段
    の五線譜上の所定位置に割り付け表示された各音符の座
    標位置情報を参照しながら各音符に従属する歌詞入力位
    置を前記表示手段に対して個別にガイド表示する入力位
    置ガイド手段と、表示手段上に設定される所定のテキス
    トエリアに対して入力される歌詞文字列データに所定の
    割付け制御データを挿入して割付け歌詞データを編集す
    る編集手段と、前記入力位置ガイド手段により表示され
    た歌詞入力位置に前記割付け歌詞データを解析しながら
    一括して割付け表示する歌詞割付け手段とを具備したこ
    とを特徴とする楽譜編集システム。
JP12692790A 1990-05-18 1990-05-18 楽譜編集システム Expired - Lifetime JP2879940B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6689946B2 (en) 2000-04-25 2004-02-10 Yamaha Corporation Aid for composing words of song
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