JP2969920B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、日本語ワードプロセッサや日本語処理が可
能なコンピュータのように文書の作成や編集を行うこと
のできる文書処理装置に係わり、詳細には、主として漢
字にふりがなを付けるために用いられるルビ用文字の編
集を行うことのできる文書処理装置に関する。
「従来の技術」 ルビは、官庁に提出する書類等の住所や氏名の部分に
かけることが多い。文書作成の電子化に伴って、日本語
ワードプロセッサやコンピュータ等の文書作成装置の多
くが漢字等の文字または記号にルビをかける機能を備え
ている。このような文書作成装置のあるものでは、漢字
を入力し、次にルビをかける範囲を指定してルビについ
ての文字入力を行うと、指定された漢字の上にルビがか
けられるようになっている。
ところで、難しい漢字の読みとしてルビをかける様な
場合には、その漢字が文章中に幾度も出てくる場合に
は、その都度ルビ用文字を割りつけるという作業が必要
である。例えば「山毛欅」という漢字に「ぶな」という
読み仮名を付けるものとし、「山毛欅」という漢字が文
章中に幾度も表われるものとする。
この場合には、従来では(i)「山毛欅」という漢字
を1つ指定しれこれにルビ用文字を割りつけ、次に他の
「山毛欅」という漢字を探して、これにルビ用文字を付
けるといった繰り返しで、すべての「山毛欅」という漢
字にルビ用文字をつけるようになっていた。また、これ
とは別に、最初に出てくる「山毛欅」という漢字に「ぶ
な」というルビ用文字を割りつけて、後に出てくる「山
毛欅」という漢字に対しては、ルビ用文字の部分を複写
するという処理も行われていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、前者の文書処理装置では、例えばルビをか
ける文字の範囲を指定した後にルビ処理用のウィンドウ
を開設し、ここにルビ用文字の入力を行ってルビの割り
つけを実行させる。このため、同一の文字に対するルビ
がけであっても、1単位の文字列にルビをかけるたびに
ウィンドウの開設、ルビ用文字の入力といった操作を繰
り返す必要があり、作業が煩雑になるといった問題があ
った。
また、後者の文書処理装置では、複写する範囲をマウ
ス等のポインティング・デバイスで正確指定する必要が
ある。ところが、ルビ用文字は通常の文字の約半分のサ
イズしかないため、これをポインティング・デバイスで
迅速に指定することはかなり困難であった。特にディス
プレイの解像度が良くないような場合や表示文字を縮小
モードで表しているような場合にはルビ用文字の内容の
判別も良くできず、この状態でルビ用文字を他の箇所に
複写することは不可能であった。
また、従来の文書処理装置では同一文字にルビを繰り
返しかける場合でも全く同一条件でこれを行うしかな
く、例えばルビの割り付けを変えたり書体を変えようと
する場合にはルヒをかけるための作業を全く新しく開始
する必要があった。
更に従来の文書処理装置では、せっかく前に似たよう
なルビがけを行っていても、このときの資料を活用する
ことができず、新たにルビをかけるための作業を行う必
要があった。
そこで本発明の第1の目的は、複数の箇所に同一のル
ビを効率的にかけることのできる文書処理装置を提供す
ることにある。
本発明の第2の目的は、ルビのかけられる文字に対す
るルビ用文字のかけ方を簡単に変更することのできる文
書処理装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、以前にルビをかけられたたそ
の文字を参考にしてルビをかけることのできる文書処理
装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 請求項1記載の発明では、CRT等のディスプレイと、
このディスプレイに表示される文章中におけるルビのか
けられる文字の範囲を指定するマウス等による範囲指定
手段と、このディスプレイにルビの割り付けを行うため
のウィンドウを開設するルビ用ウィンドウ開設手段と、
このルビ用ウィンドウにルビ用の文字を入力するキーボ
ード等のルビ用文字入力手段と、このルビ用ウィンドウ
の所定位置に配置され、これを選択するたびに範囲指定
手段で指定されたそれぞれの範囲に対してルビ用文字入
力手段によって入力されたルビ用文字を割りつける同一
ルビ用文字繰り返し割付手段と、この同一ルビ用文字繰
り返し割付手段によって割りつけられたルビ用文字を前
記した文章と共に前記ディスプレイ上に表示させる表示
制御制御手段とを文書処理装置に具備させる。
すなわち請求項1記載の発明では、ルビ用文字やそれ
らの属性からなるルビ情報を設定するためのルビ用ウィ
ンドウを設けると共に、このルビ用ウィンドウの所定位
置に配置された同一ルビ用文字繰り返し割付手段で同一
のルビ用文字をそれぞれ指定した箇所に割りつけること
にして、前記した第1の目的を達成する。請求項2記載
の発明では、ルビのかけられる文字の範囲に対するルビ
用文字の割り付け方法を指定する割付指定手段を請求項
1記載の文書処理装置に追加し、ルビ用文字の割り付け
を簡易に変更できるようにして前記した第2の目的を達
成する。
請求項3記載の発明では、請求項1記載の文書処理装
置における割付指定手段を、ルビ用ウィンドウ内に表示
された選択肢と、これらの選択肢のうちから所望のもの
を選択する選択手段とによって構成し、マウス等で簡単
に選択ができるようにして前記した第2の目的を達成す
る。
請求項4記載の発明では、CRT等のディスプレイと、
このディスプレイに表示される文章中におけるルビのか
けられる文字の範囲を指定するマウス等からなる範囲指
定手段と、このディスプレイにルビの割り付けを行うた
めのウィンドウを開設するルビ用ウィンドウ開設手段
と、このルビ用ウィンドウにルビ用の文字やそれらの文
字の属性を入力するキーボード等のルビ情報入力手段
と、このルビ情報入力手段によって入力された情報を記
憶するルビ情報記憶手段と、ルビ用ウィンドウ開設手段
によってルビ用ウィンドウが開設されたときルビ情報記
憶手段に以前記憶された情報をこのウィンドウに転記す
るルビ情報転記手段とを文書処理装置に具備させる。
すなわち、請求項4記載の発明では、一度ルビ用ウィ
ンドウで設定されたルビ情報を記憶しておき、所定の手
順によってこれを現在のルビ用ウィンドウ内に転記する
ことにして、その活用を図り、前記した第3の目的を達
成する。
請求項5記載の発明では、請求項4記載の文書処理装
置に、ルビ情報転記手段によって転記されたルビ情報の
訂正を行うルビ情報訂正手段と、このルビ情報訂正手段
によって訂正されたルビ情報あるいは訂正を行っていな
いルビ情報を範囲指定手段で指定された範囲の文字に対
するルビがけに適用する適用手段とを具備させ、転記し
たルビ情報そのものばかりでなく、必要に応じてこれを
変更してルビの処理を行わせることにして前記した第3
の目的を達成する。
「実施例」 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例における文書処理装置の回
路構成の概要を表わしたものである。この文書処理装置
はCPU(中央処理装置)11を備えており、データバス等
のバス12を通じて各種の回路装置と接続されている。こ
のうちRAM13は文書処理装置の制御を行うためのプログ
ラムやルビ用文字等の文字パターンのような各種データ
を一時的に格納するためのランダム・アクセス・メモリ
である。入力制御部14は、キーボード15や、これに接続
されたマウス16からルビ用文字等の文字データや位置デ
ータ等の各種データの入力を行うための回路である。デ
ィスク制御部17は、磁気ディスク18との間でデータの入
出力を制御する回路である。磁気ディスク18には、前記
したプログラムやフォントデータが格納されており、必
要に応じて文書データを格納することもできる。ディス
プレイ制御部21は、CRT等のディスプレイ22に対して文
字データ等を視覚的に表示させるようになっている。プ
リンタ制御部23は、レーザプリンタ等のプリンタ24を制
御して文書のプリントアウトを行わせるようになってい
る。
第2図は、このような構成の文書処理装置の動作の概
要を表わしたものである。この装置では文章の作成中
に、あるいは作成された文章をディスプレイ22(第1
図)に表示してルビ用文字の編集を行う。この際に、オ
ペレータはルビのかかる文字列の範囲を指定する(第2
図ステップ;Y)。このような指定を行うことなく他の
作業を指定すれば(ステップ;Y)、その指定された作
業が実行されることになる(ステップ)。
ステップで文字列の範囲が指定されたら(Y)、CP
U11はRAM13の所定の領域にそのデータを記憶する(ステ
ップ)。この状態でオペレータがルビ用文字を入力す
るためのモードに装置を指定したら(ステップ;Y)、
このモードを実行するためにルビ入力シートがディスプ
レイ22上に表示され、ルビ入力処理が実行されることに
なる(ステップ)。
第3図は、本実施例でディスプレイ上に表示されるル
ビ入力シートを表わしたものである。このルビ入力シー
トは、第1図に示したディスプレイ22上に文書データと
共にウィンドウ形式で表示される。ルビ入力シート31
は、その上部に5つの操作指示ボタン32〜36が配置され
ている。このうち「完了」ボタン32は、このルビ入力シ
ート31に設定されたルビ情報でルビがけを行う際に使用
するボタンである。この点で「適用」ボタン33と同一で
あるが、マウス16でこれをクリックした場合にはルビ入
力シート31のウィンドウ自体が閉じてしまう点で「適
用」ボタン33をクリックした場合と異なる。「解除」ボ
タン34は、漢字等の文字に割りつけられたルビを消去す
るために使用するボタンである。「取消」ボタン35は、
このルビ入力シート31に設定されたルビ情報を無視して
ウィンドウ自体を閉じるときに使用されるボタンであ
る。「読出」ボタン36は、すでにルビを割りつけた文字
からそのルビ情報を読み出すときに使用されるボタンで
ある。
ルビ入力シート31におけるこれらの操作指示ボタン32
〜36の下には、ルビ用文字入力部37と、フォント選択部
38およびサイズ指定部39が設けられている。この図でル
ビ文字入力部37にはルビ用文字の入力位置を表わしたキ
ャレット41が表示されている。フォント選択部38には、
明朝体とゴシック体のいずれかを選択できるように2つ
の欄が設けられている。サイズ選択部39には、3ポイン
トから8ポイント6種類のサイズをルビ用文字のサイズ
として選択できるように6つの欄が設けられている。
第4図は、第2図のステップで示したルビ入力処理
を具体的に表わしたものである。この処理では、ルビ入
力シート31の表示処理がまず行われ、第3図に示したよ
うルビ入力シート31がディスプレイ22上に表示される
(第4図ステップ)。この状態でCPU11はこのシート
に関連する入力を待機する状態となる。すなわち、CPU1
1は、キーボード15から文字が入力されるか(ステップ
)、あるいは第3図に示したフォント選択部38あるい
はサイズ選択部39が選択されて属性の入力が行われるか
(ステップ)、または第3図に示した各種ボタン32〜
36のいずれかが選択されるか(ステップ)の監視を行
う。
そして、キーボード15から文字の入力が行われた場合
に(ステップ;Y)、入力された文字をルビ用文字とし
てRAM13に蓄積するための処理が行われる(ステップ
)。属性の入力が行われた場合には(ステップ;
Y)、これに応じて属性の設定が行われる(ステップ
)。例えばオペレータがマウス16で“明朝”という箇
所と“5"という箇所をクリックした場合には、これらの
箇所の表示を反転させると共に、ルビ用文字として明朝
体の5ポイントの文字の選択が行われることになる。な
お、文書処理装置によっては最も使用頻度の高い属性を
あらかじめ選択して反応表示しておき、これに対する変
更がある場合のみオペレータがマウス16を操作して変更
を行うようにしてもよい。
各種ボタン32〜36のいずれかが選択された場合には、
選択内容によって処理の内容が異なってくる。
「完了」ボタン32がマウス16によって選択された場合
には(ステップ;Y)、ルビをかけるために選択された
文字の範囲が認識される(ステップ)。そして、それ
ららの文字にルビをかけるための編集処理が行われ(ス
テップ)、次にルビ用文字の割り付けに際してのレイ
アウト処理が行われる(ステップ)、ここでレイアウ
ト処理とは、例えば漢字「入力」に「にゅうりょく」と
いうルビをかける場合に、1つの漢字に2文字ずつしか
ルビをかけられないものとすると、漢字「入」と「力」
の間にブランクを設定するような処理をいう。ルビをか
ける文字に対してルビ用文字の数が相対的に少ないよう
な場合にも、レイアウト処理が行われる。
第5図は、ルビ用文字に体するこのようなレイアウト
処理の一例を表わしたものである。このうち上の方の行
では、「文字組版」とう文字列51のそれぞれの文字の上
の中央位置に1字ずつルビ用文字52が割り付けられてい
る。このような割りつけは、一般人“中つきルビ”と呼
ばれている。
これに対して下の方の行では、「文字組版」という文
字列53のそれぞれの文字の左肩に1字ずつルビ用文字54
が割り付けられている。このような割りつけは、一般に
“肩つきルビ”と呼ばれている。このようなレイアウト
処理は、各文字のパターンをビットマップメモリ上に展
開する時点で、ルビ用文字の格納されるアドレスをそれ
ぞれ調整することによって実現する。
レイアウト処理が行われたら、第3図に示したルビ入
力シート31がディスプレイ22上で閉じられ(ステップ
)、ルビ入力処理が完了する。
これに対して、「取消」ボタン35がマウス16によって
選択された場合には(ステップ;Y)、ルビ入力シート
31の表示内容にかかわらずルビ入力処理が取り消される
ことになり、ルビ入力シート31がディスプレイ22上で閉
じられる(ステップ)。
次に「読出」ボタン36がマウス16によって選択された
場合を説明する。
第6図は、「読出」ボタンをクリックする際のディス
プレイの表示内容の一例を表わしたものである。この実
施例でディスプレイ22上には、ある研究者が発明や考察
の提案書として作成した文書を表示した第1のウィンド
ウ61と、ルビ入力シート31を表示するための第2のウィ
ンドウ62との2つのウィンドウが開設されている。第1
のウィンドウ61に表示された文章には、文書処理装置と
いう名称が複数箇所に存在しており、この研究者は「発
明考案の名称」という欄の「文書処理装置」という語句
について先にルビをかけ、第2のウィンドウ62を閉じた
ものとする。この後、その研究者が同一文書の他の箇所
に存在する「文書処理装置」という語句についても同様
にルビを割りつける場合を考える。
この場合、オペレータ(研究者)は先に指定した「発
明考案の名称」という欄の「文書処理装置」という語句
を選択して、この後ルビ入力シート31の表示を行わせる
(第4図ステップ)、そして、「読出」ボタン36がマ
ウス16によって選択されると(ステップ,;Y)、選
択された文字範囲として「文書処理装置」という語句を
認識(ステップ)した後、ステップで説明したRAM1
3に蓄積されている前回のルビ用文字およびその属性に
関する情報(ルビ情報)を読み出して対応する箇所に表
示する。
この例の場合には、RAM13に蓄積されている前回のル
ビ用文字が「文書処理装置」という文字にかける文字だ
ったので、ルビ用文字入力部37には「ぶんしょしょりそ
うち」という平仮名が表示されることになる。また、フ
ォント選択部38には前回選択されたルビ用文字の書体が
反転表示され、サイズ選択部39に前回選択されたルビ用
文字のサイズの箇所が反転表示される。
したがって、オペレータはこの表示内容をそのまま使
用して他の文書内容を指定し、その箇所に「ぶんしょし
ょりそうち」という9ポイントの明朝体のルビ用文字を
割りつけることができる。すなわち、第2のウィンドウ
62を誤差等によって閉じてしまった場合でも、前回のル
ビ情報を用いて同一内容のルビを簡単にかけることがで
きる。
第7図は、ルビ入力シートに読み出されたルビ情報そ
のままを第1のウィンドウに表示された文書の他の部分
に適用した例を表わしたものである。「発明の考案の名
称」という欄の「文書処理装置」に関するルビ情報が、
「特許実用新案登録請求の範囲」の「文書処理装置」に
対して適用されルビ用文字が割りつけられたことがわか
る。
ところで、「読出」ボタン36の選択によってルビ情報
が一度ルビ入力シート31に表示されたら、この後は第4
図ステップ以降の操作がすべて可能である。すなわち
オペレータは、ルビ用文字入力部37に入力されている文
字を訂正して、他の文字のルビがけにこのルビ入力シー
ト31を適用することができる。フォントや文字サイズを
変更することができることももちろんである。例えば第
6図に示したように「文書処理装置」という文字にかけ
たルビ用文字が5ポイントの大きさのために一部がはみ
出してしまった場合には、ルビの文字サイズを4本ある
いは3ポイントに変更することで全部のルビ用文字を規
定範囲内に納めることができる。
また、「読出」ボタン36を選択した後に「適用」ボタ
ン33をクリックすれば、次に説明するようにルビ入力シ
ート31を設定されたルビ情報を複数回連続して各指定箇
所に適用しルビをかけることができる。
次に第4図に戻って、「適用」ボタン33がマウス16に
よって選択された場合を説明する。
ボタン入力(第4図ステップ)が「適用」ボタン33
(第3図)のクリックによる場合には(ステップ;
Y)、文書におけるこれからルビ情報を適用しようとす
る文字範囲の認識が行われる(ステップ)。そして、
この文字範囲に対してルビ情報を適用するための編集処
理が行われ(ステップ)、次にすでに説明したレイア
ウト処理が行われる(ステップ)。この後、ステップ
に戻って次の操作が待機される。
したがって、この段階でオペレータがディスプレイ22
上に表示された文書の他の文字範囲を指定し、この状態
で「適用」ボタン33をクリックすると、同様にその文字
範囲に対してルビの割り付けが行われることになる。す
なわち、「適用」ボタン33をクリックした場合にはルビ
の割り付けによってルビ入力シート31が消去されること
はなく、このシートを利用してルビの割り付け作業を繰
り返し行うことができる。
第8図は、「適用」ボタンをクリックして同一文字列
に対してルビを連続的にかける様子を表わしたものであ
る。「適用」ボタン33がクリックされるたびに、「文書
処理装置」というそれぞれの文字列に「ぶんしょしょり
そうち」というルビが割りつけられることがわかる。
最後に、「解除」ボタン34(第3図)がマウス16によ
って選択された場合を説明する。
「解除」ボタン34がクリックされた場合とは、ルビ入
力シート31の5つのボタン32〜36のうちの以上説明した
4つのボタン32、33、35、36が押されることなくボタン
入力があった場合である(ステップ;N)。この場合に
は文書におけるこれからルビ情報の「解除」を適用しよ
うとする文字範囲の認識が行われる(ステップ)。そ
して、これに割りつけられているルビ用文字がすべて消
去される(ステップ)。この後、レイアウト処理が行
われる(ステップ)。これは、例えばルビ用文字の表
示された範囲に対してルビのかけられる文字を所定の空
白領域を設けながら均等に配置したような場合に、ルビ
用文字が消去された場合にルビのかけられていた各文字
を元のピッチで配置し直すような処理をいう。
この「解除」ボタン34がクリックされた場合にも、ル
ビ入力シート31は閉じないので、オペレータは複数箇所
についてルビ用文字の消去を連続して行うことができ
る。
以上説明した実施例では「読出」ボタン36のクリック
によって前回設定されたルビ入力シートの内容を読み出
して現在のシートに表示するようにしたが、RAM13にル
ビ入力シート用の複数の記憶領域を設けておき、これら
に順にルビ入力シートの内容を格納していって、「読
出」ボタン36がクリックされたときにはクリックの回数
に応じて過去のルビ入力シートを読み出すようにしても
よい。これにより、オペレータは最も変更を行わずに済
むルビ情報を基にして、最小限の労力で所望のルビ情報
を設定することができる。
また、実施例ではディスプレイに文書用のウィンドウ
をただ1つ開設したが、複数個同時に開設して処理作業
を更に効率的に行うことも可能である。
「発明の効果」 以上説明したように請求項1記載の発明では、CRT等
のディスプレイ時うにルビ情報を設定するためのウィン
ドウを開設したので、マルチウィンドウ形式の文書処理
装置ではルビ情報を確認しながら個々の文字にルビをか
けることができるので、ルビがけの作業が単に効率的に
行われるだけでなく、間違ったルビ用文字を割りつけた
りすることがなく、作業が正確になるという効果があ
る。また、繰り返してルビをかけるための同一ルビ繰り
返し割付手段をウィンドウ内に配置したので、キーボー
ド等の他の箇所に配置した場合と比べてオペレーの視線
の移動を少なくすることができ、作業の効率化に役立つ
という効果がある。
請求項2記載の発明では、ルビのかけられる文字の範
囲に対するルビ用文字の割り付け方法を指定する割付指
定手段を請求項1記載の文書処理装置に追加したので、
ルビの振り方を各種設定することができ、文書のもつ表
現力を拡大することができるという効果がある。
請求項3記載の発明では、請求項1記載の文書処理装
置における割付指定手段を、ルビ用ウィンドウ内に表示
された選択肢と、これらの選択肢のうちから所望のもの
を選択する選択手段とによって構成したので、マウス等
のポインティング・デバイスを用いてルビ用文字の割り
付けを簡単かつ迅速に実行することができるという利点
がある。
請求項4記載の発明では、以前設定したルビ情報を呼
び出して次のルビ情報の設定に利用することができるの
で、以前設定したルビの属性を容易に知ることができ、
ルビ用文字のサイズや書体の統一が必要な場合にこれを
簡易に実現することができるという利点がある。
請求項5記載の発明では、請求項4記載の文書処理装
置に、ルビ情報転記手段によって転記されたルビ情報の
訂正を行うルビ情報訂正手段と、このルビ情報訂正手段
によって訂正されたルビ情報あるいは訂正を行っていな
いルビ情報を範囲指定手段で指定された範囲の文字に対
するルビがけに適用する適用手段とを具備させたので、
転記したルビ情報そのものばかりでなく、必要に応じて
これを変更してルビの処理を行わせることができ、ルビ
をかける場合のオペレータの負担を軽減する。またルビ
情報の変更によってルビ用文字のサイズ等を変えること
によって文書に多彩な表現力を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を説明するためのもので、この
うち第1図は文書処理装置の回路構成の概要を示すブロ
ック図、第2図は文書処理装置の動作の概要を表わした
流れ図、第3図はルビ入力シートの初期状態を示す平面
図、第4図は第2図のステップで示したルビ入力処理
を具体的に表わした流れ図、第5図はルビ用文字に対す
るレイアウト処理の例を表わした平面図、第6図は「読
出」ボタンをクリックする際のディスプレイの表示内容
の一例を表わした平面図、第7図はルビ入力シートに読
み出されたルビ情報そのままを第1のウィンドウに表示
された文書の他の部分に適用した際のディスプレイの表
示内容の一例を表わした平面図、第8図は「適用」ボタ
ンをクリックして同一文字列に対してルビを連続的にか
ける場合のディスプレイの表示内容を説明的に表わした
平面図である。 11……CPU、 13……RAM、 15……キーボード、 16……マルチウィンドウ、 18……磁気ディスク、 22……ディスプレイ、 31……ルビ入力シート、 32……「完了」ボタン、 33……「適用」ボタン、 36……「読出」ボタン、 37……ルビ用文字入力部、 38……フォント選択部、 39……サイズ選択部、 61……第1のウィンドウ、 62……第2のウィンドウ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイと、 このディスプレイに表示される文章中におけるルビのか
    けられる文字の範囲を指定する範囲指定手段と、 このディスプレイにルビの割り付けを行うためのウィン
    ドウを開設するルビ用ウィンドウ開設手段と、 このルビ用ウィンドウにルビ用の文字を入力するルビ用
    文字入力手段と、 このルビ用ウィンドウの所定位置に配置され、これを選
    択するたびに前記範囲指定手段で指定されたそれぞれの
    範囲に対して前記ルビ用文字入力手段によって入力され
    たルビ用文字を割りつける同一ルビ用文字繰り返し割付
    手段と、 この同一ルビ用文字繰り返し割付手段によって割りつけ
    られたルビ用文字を前記文章と共に前記ディスプレイ上
    に表示させる表示制御制御手段 とを具備することを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】ルビのかけられる文字の範囲に対するルビ
    用文字の割り付け方法を指定する割付指定手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】割付指定手段は、前記ルビ用ウィンドウ内
    に表示された選択肢と、これらの選択肢のうちから所望
    のものを選択する選択手段とを具備することを特徴とす
    る請求項2記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】ディスプレイと、 このディスプレイに表示される文章中におけるルビのか
    けられる文字の範囲を指定する範囲指定手段と、 このディスプレイにルビの割り付けを行うためのウィン
    ドウを開設するルビ用ウィンドウ開設手段と、 このルビ用ウィンドウにルビ用の文字やそれらの文字の
    属性を入力するルビ情報入力手段と、 このルビ情報入力手段によって入力された情報を記憶す
    るルビ情報記憶手段と、 前記ルビ用ウィンドウ開設手段によってルビ用ウィンド
    ウが開設されたときルビ情報記憶手段に以前記憶された
    情報をこのウィンドウに転記するルビ情報転記手段 とを具備することを特徴とする文書処理装置。
  5. 【請求項5】前記ルビ情報転記手段によって転記された
    ルビ情報の訂正を行うルビ情報訂正手段と、 このルビ情報訂正手段によって訂正されたルビ情報ある
    いは訂正を行っていないルビ情報を前記範囲指定手段で
    指定された範囲の文字に対するルビがけに適用する適用
    手段 とを具備することを特徴とする請求項4記載の文字処理
    装置。
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