JPH09167157A - 編集装置 - Google Patents

編集装置

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JPH09167157A
JPH09167157A JP7325677A JP32567795A JPH09167157A JP H09167157 A JPH09167157 A JP H09167157A JP 7325677 A JP7325677 A JP 7325677A JP 32567795 A JP32567795 A JP 32567795A JP H09167157 A JPH09167157 A JP H09167157A
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JP
Japan
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phrase
character
editing
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unit
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Pending
Application number
JP7325677A
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English (en)
Inventor
Rimiko Nakayama
理美子 中山
Satoharu Oshima
聰治 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP7325677A priority Critical patent/JPH09167157A/ja
Publication of JPH09167157A publication Critical patent/JPH09167157A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレーズ単位で編集処理を行う。 【解決手段】 フレーズ削除指示部9はフレーズ単位で
の削除処理を指示する。文字比較部11は、現在のカー
ソル位置を基準とし、原文中における2文字続きの空白
文字を指標として、当該原文フレーズの始点と終点とを
求める。編集部5は、文字比較部11で求められた当該
原文フレーズの範囲に在る文字列を削除する。また、フ
レーズ選択部12によって求められた当該原文フレーズ
に対応する訳文フレーズの文字列を削除する。こうし
て、削除処理の対象となる原文のフレーズや訳文のフレ
ーズの範囲をその都度指定しなくとも原文フレーズとそ
の訳文フレーズとを一括して削除できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワードプロセッ
サ,パーソナルコンピュータ,電子ファイリングあるいは
電子手帳等の文章/イメージデータの編集が可能な情報
処理装置および表計算等の数値入力管理が可能なPOS
端末等の情報処理装置に適用可能な編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文章/イメージデータの編集が可
能な情報処理装置として以下のような機械翻訳装置があ
る。例えば、特開平4−295964号公報における機
械翻訳装置では、英単語のままで翻訳文内に残したい文
字列が原文中に複数存在する場合に、ユーザが翻訳回避
したい文字列を入力手段で指定すると、文字列検索部が
翻訳回避したい文字列を原文中から検索して記憶し、翻
訳実行部は翻訳回避文字列の総てを訳出しないで原文の
まま出力するようにしている。
【0003】また、翻訳時に、第1言語による文書を1
文毎に切出し、この切り出された1文の文字列数が所定
値を越える場合には分割規則に従って上記1文を翻訳単
位に分割して切り出す。そして、区切り部分にユーザの
指定によって選択的に分割記号を挿入することによっ
て、翻訳処理後に原文あるいは翻訳文を1文にまとめる
際に、上記分割記号が挿入されている区切りの前後を翻
訳単位とするようにした機械翻訳装置がある。
【0004】さらに、原文の解析構造における句カテゴ
リの種類に応じて原文中の1文を文法的なまとまりで分
割し、この分割された原文中の語句や節の範囲に対応す
る翻訳文中の翻訳語句を組み立て、翻訳語句を原文中の
語句や節に対応付けることによって、原文のフレーズと
翻訳文のフレーズとの開始位置を揃えて表示するように
した機械翻訳装置がある。
【0005】また、文章/イメージデータの編集が可能
な情報処理装置として、特開平4−5575号公報にお
ける矩形処理機能を有する日本語ワードプロセッサがあ
る。この日本語ワードプロセッサでは、画面上の矩形領
域内にあって且つ上記矩形の罫線によって分割されない
文字を1つのまとまりとして一括消去するようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の機械翻訳装置においては、各フレーズ間に上記分割
記号を挿入することによって1文をフレーズに分割して
翻訳処理を行ったり、入力手段で指定された文字列を訳
出しないで原文のまま出力したり、原文のフレーズと翻
訳文のフレーズとの開始位置を揃えて表示したりするよ
うな翻訳時における利点は有している。ところが、翻訳
された文章は1文字単位で編集可能となっており、その
ために、文章情報が単語やフレーズ毎の言語単位でのま
とまりのある独立した情報として管理されてはいない。
したがって、翻訳文章に対して、消去/複写等の編集を
行う場合には、文章情報の最小単位である文字単位で行
うしか方法がなく、文字1つ1つがキー操作の対象とな
るために編集誤りが多くなると言う問題がある。
【0007】また、特開平4−5575号公報における
日本語ワードプロセッサでは、画面上の矩形領域内にあ
る文字列を一括消去できる。しかしながら、開始位置を
揃えて表示してある原文のフレーズとその訳文のフレー
ズとを一括して消去する場合には、消去の対象となるフ
レーズの範囲を原文と訳文との別に1文字単位で確認し
て矩形領域を設定する必要があり、面倒であって現実的
ではない。
【0008】そこで、この発明の目的は、自動的にフレ
ーズ単位あるいは文字単位で編集処理を行うことができ
る編集装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、文書格納部に格納された文
書データに基づいて表示部に表示された文書に対して編
集部によって編集を行う編集装置であって、上記文書格
納部には,フレーズ情報によってフレーズ単位に区切ら
れた文字データ列で成る文書データを格納すると共に、
現在のカーソル位置に対応する上記文書格納部上の文字
位置を基準とし,上記フレーズ情報を指標として,編集の
対象となるフレーズの開始文字を検出するフレーズ開始
文字検出手段と、現在のカーソル位置に対応する上記文
書格納部上の文字位置を基準とし,上記フレーズ情報を
指標として,編集の対象となるフレーズの終端文字を検
出するフレーズ終端文字検出手段を備えて、上記編集部
は、上記文書格納部に格納された文書データに関して、
上記フレーズ開始文字検出手段によって検出された当該
フレーズの開始文字から上記フレーズ終端文字検出手段
によって検出された当該フレーズの終端文字までの文字
データ列を一括して編集することを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、上記表示部に表示され
た文書上における編集対象のフレーズを形成する任意の
文字にカーソルを位置させて所望の編集処理を指示する
だけで、フレーズ開始文字検出手段およびフレーズ終端
文字検出手段によって上記文書格納部上における当該フ
レーズの始点と終点とが設定され、編集部によって自動
的に当該フレーズの文字データ列に対して一括して編集
処理が行われる。
【0011】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の編集装置において、上記フレーズ情報は、上
記文書の各フレーズの間に挿入された空白文字であるこ
とを特徴としている。
【0012】上記構成によれば、上記文書格納部におけ
る文書データに挿入された空白文字を指標として、上記
文書格納部上における編集の対象となるフレーズの始点
と終点とが設定される。
【0013】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明の編集装置において、上記フレーズ情報は、上
記文書の各フレーズを形成する文字データ列に付加され
たアンダーライン情報であることを特徴としている。
【0014】上記構成によれば、上記文書格納部におけ
る文字データに付加されたアンダーラインの切れ目を指
標として、上記文書格納部上における編集の対象となる
フレーズの始点と終点とが設定される。
【0015】また、請求項4に係る発明は、請求項1に
係る発明の編集装置において、上記フレーズ情報は、上
記文書の各フレーズの間に挿入されたタブ記号であるこ
とを特徴としている。
【0016】上記構成によれば、上記文書格納部におけ
る文書データに挿入されたタブ記号を指標として、上記
文書格納部上における編集の対象となるフレーズの始点
と終点とが設定される。
【0017】また、請求項5に係る発明は、文書格納部
に格納された文書データに基づいて表示部に表示された
文書に対して編集部によって編集を行う編集装置であっ
て、上記文書格納部は,文単位で分割されて夫々の文を
形成する文字データ列が互いに独立して成る文書データ
を格納すると共に、現在のカーソル位置に対応する上記
文書格納部上の文字位置に基づいて上記文書格納部から
編集の対象となる文を選択して,当該文を形成する文字
データ列を得る文選択部を備えて、上記編集部は、上記
文書格納部に格納された文書データに関して、上記文選
択部によって得られた当該文の文字データ列を一括して
編集することを特徴としている。
【0018】上記構成によれば、上記表示部に表示され
た文書上における編集対象の文を形成する任意の文字に
カーソルを位置させて所望の編集処理を指示するだけ
で、文選択部によって上記文書格納部から当該文の文字
データ列が求められ、編集部によって自動的に当該文の
文字データ列に対して一括して編集処理が行われる。
【0019】また、請求項6に係る発明は、文書格納部
に格納された文書データに基づいて表示部に表示された
文書に対して編集部によって編集を行う編集装置であっ
て、上記文書格納部に格納された各文字データの書体の
変化を表す書体情報を格納した書体情報格納部と、現在
のカーソル位置に対応する上記文書格納部上の文字位置
を基準として上記書体情報格納部の書体情報を検索し
て,上記文書格納部上における上記書体が変化した文字
データと1文字分前の文字データとの間をフレーズの区
切りであるとして編集の対象となるフレーズを選択する
フレーズ選択部を備えて、上記編集部は、上記文書格納
部に格納された文書データに関して、上記フレーズ選択
部によって選択された当該フレーズの文字データ列を一
括して編集することを特徴としている。
【0020】上記構成によれば、上記表示部に表示され
た文書上における編集対象のフレーズを形成する任意の
文字にカーソルを位置させて所望の編集処理を指示する
だけで、フレーズ選択部によって文字の書体変化を指標
として文書格納部上における当該フレーズの文字データ
列が得られ、編集部によって自動的に当該フレーズの文
字データ列に対して一括して編集処理が行われる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。尚、本実施の形態において
は、この発明の編集装置を英日機械翻訳装置に適用した
場合を例に説明する。図1は本実施の形態の編集装置を
搭載した英日機械翻訳装置の機能ブロック図であり、図
2は図1に示す各機能を実現するための構成図である。
本実施の形態における編集装置は、図3に示すごとく、
フレーズ単位で編集処理を行う(以下、フレーズ編集と
言う)ものである。この場合におけるフレーズとは、単
語等のような単なる文字列とは異なって、ある意味を有
して文章の区切りとして扱える文字列のまとまりであ
る。このように、フレーズを単位として編集処理を行う
ことによって、従来の1文字を最小単位とする編集処理
の際に生ずる煩わしさや編集誤りの減少を図ることがで
きるのである。
【0022】図1に示すように、本英日機械翻訳装置
は、文字や文章を読み込む入力部1、入力結果や翻訳結
果をディスプレイ等に表示する表示部2、入力された英
文を翻訳する翻訳部3、入力文章や翻訳文章の文書デー
タを格納する文書格納部4、この文書格納部4に格納さ
れた文字列に対して編集処理を行う編集部5、編集後の
文字データを保存する保存部6等で構成される。さら
に、編集部5に対して種々の編集処理を指示するフレー
ズ移動指示部7,フレーズ複写指示部8,フレーズ削除指
示部9および通常編集指示部10を有する。ここで、フ
レーズ移動指示部7はフレーズ単位での移動を指示し、
フレーズ複写指示部8はフレーズ単位での複写を指示
し、フレーズ削除指示部9はフレーズ単位での削除を指
示し、通常編集指示部10は例えば1文字単位での通常
の移動,複写,削除等を指示する。尚、文字比較部11
は、編集に際してカーソル位置と特定の文字や記号の位
置とを比較する。また、フレーズ選択部12および文選
択部13は、編集の対象となるフレーズあるいは文を選
択する。また、制御部14は、翻訳部3,編集部5,表示
部2等を制御して翻訳処理や編集処理等を行う。
【0023】図2は、図1に示す機能ブロックを実現す
るためのブロック図である。CPU(中央演算処理装置)
15は、ROM(リード・オンリ・メモリ)16に格納され
たプログラムに従って翻訳処理や編集処理等を実行す
る。CGROM(キャラクタ・ジェネレータROM)17
は、表示・印字可能な文字や記号等のビットマップおよ
びアウトラインフォントデータを保持している。VRA
M(ビットマップRAM(ランダム・アクセス・メモリ))1
8は、表示装置19の表示画面の座標に1体1で対応す
るアドレスを有しており、表示される1画面分の表示デ
ータをビットマップで保持する。表示コントローラ20
は、VRAM18に保持されている1画面分の表示デー
タを、CRT(陰極線管)ディスプレイや液晶ディスプレ
イ等で成る表示装置19にリアルタイムに表示する。
【0024】FD(フロッピーディスク)コントローラ2
1は、FDドライブ22を制御して文書データ等の保存
と読み出しを行う。プリンタコントローラ23は、プリ
ンタ24を制御して、CPU15から送出されてくる文
書データに基づいて文書等を印字する。スキャナコント
ローラ25は、スキャナ26を制御して画像データ等の
ビットマップデータの読み込みを行う。RAM27は、
原文や訳文の文書データ(図形データ,罫線データ,記号
データ等を含む)やCPU15が翻訳処理や編集処理を
行う際に使用する各種データを格納している。
【0025】キーボードコントローラ28は、キーボー
ド29から入力されたキーコードをCPU15に送出す
る。ペンコントローラ30は、ペン31が触っている画
面の座標をCPU15に送出する。ブザーコントローラ
32は、ブザー33を制御してブザー音を出力する。ア
ドレスバスやデータバスで成るバス34は、上記CPU
15,ROM16,RAM27,CGROM17,VRAM
18および各種コントローラ間でのデータの受け渡しを
行う。
【0026】すなわち、図1における入力部1は、図2
におけるスキャナ26,キーボード29およびペン31
等で構成される。また、図1における文書格納部4は、
図2におけるRAM27で構成される。また、図1にお
けるフレーズ移動指示部7,フレーズ複写指示部8,フレ
ーズ削除指示部9および通常編集指示部10は、図2に
おけるキーボード29およびペン31で構成される。ま
た、図1における保存部6は、図2におけるFDドライ
ブ22で構成される。また、図1における翻訳部3,編
集部5,文字比較部11,フレーズ選択部12,文選択部
13,制御部14は、図2におけるCPU15,ROM1
6やI/Oインターフェース等によって構成される。ま
た、図1における表示部2は、図2におけるVRAM1
8,表示コントローラ20および表示装置19で構成さ
れるのである。
【0027】上記構成の英日機械翻訳装置は、以下のよ
うにして、翻訳部3の翻訳結果である訳文および原文に
対する編集処理を行う。本実施の形態においては、従来
の情報処理装置とは異なって、フレーズ毎の文書データ
管理を行う。
【0028】図4は、上記文書格納部4に設定された原
文格納領域および訳文格納領域に格納される文書データ
の概念図である。上記原文格納領域に格納される原文
は、2文字続きの空白文字によってフレーズに区切られ
ている。また、訳文格納領域に格納される訳文は、1文
字の空白文字によってフレーズに区切られている。通
常、英文においては1文字の空白文字が多く存在する。
したがって、フレーズの区切りとして1文字の空白文字
を用いた場合にはフレーズの区切りの判断ができない。
そこで、本実施の形態では空白文字2文字でフレーズに
区切るのである。
【0029】図5は、上記制御部14による制御の下
に、フレーズ削除指示部9,文字比較部11,フレーズ選
択部12および編集部5によって行われるフレーズ単位
で文字列を削除するフレーズ削除処理動作のフローチャ
ートである。以下、図5に従ってフレーズ削除処理動作
について詳細に説明する。上記原文および訳文に対して
編集処理を行うに際して、入力部1から処理対象領域が
指定されてフレーズ削除指示部9によってフレーズ削除
が指示されると、フレーズ削除処理動作がスタートす
る。
【0030】ステップS1で、上記フレーズ選択部12
によって、上記指定された処理対象領域が検知されて、
この検知された領域に基づいて処理対象の文字列が決定
される。ステップS2で、上記編集部5によって、ユー
ザに対する削除確認用のウインドウが表示される。そし
て、入力部1からの情報に基づいて実際に削除を実行す
るか否かが判別される。その結果、削除を行わない場合
にはフレーズ削除処理動作を終了する。一方、削除を行
う場合にはステップS3に進む。ステップS3で、上記文
字比較部11によって、上記原文格納領域の上記ステッ
プS1で決定された処理対象の文字列中において、現在
のカーソル位置に対応する位置(以下、検索位置と言う)
の直ぐ左に2文字続きの空白文字が存在するかが判別さ
れる。その結果、2文字続きの空白文字が存在すればス
テップS5に進み、そうでなければステップS4に進む。
ステップS4で、上記文字比較部11によって、上記原
文格納領域における検索位置が1つ前に移動される。そ
うした後、上記ステップS3に戻る。
【0031】ステップS5で、上記文字比較部11によ
って、上記原文格納領域における現在の検索位置が処理
対象フレーズの始点であると認定される。ステップS6
で、上記文字比較部11によって、上記原文格納領域に
おける検索位置が1つ後に移動される。ステップS7
で、上記文字比較部11によって、上記原文格納領域に
おける現在の検索位置が2文字続きの空白文字のうちの
2文字目に在るか否かが判別される。その結果、上記2
文目の空白文字に無い場合には上記ステップS6に戻っ
て検索位置が更に1つ後に移動される。一方、上記2文
字目の空白文字に在る場合にはステップS8に進む。ス
テップS8で、上記編集部5によって、上記ステップS5
において認定された処理対象フレーズの始点から現在の
検索位置までが処理対象フレーズの範囲であると確定さ
れて、上記原文格納領域における上記始点から現在の検
索位置までの文字列が削除される。ステップS9で、上
記フレーズ選択部12によって、上記ステップS8にお
いて確定された原文のフレーズに対応する上記訳文格納
領域における訳文のフレーズが選択される。そして、編
集部5によって、上記訳文格納領域における上記選択さ
れた訳文のフレーズに該当する文字列が削除される。そ
うした後、フレーズ削除処理動作を終了する。尚、上記
入力部1からの処理対象領域の指定と上記ステップS1
による処理対象の文字列の決定は、この発明を実施する
うえで必ず必要とする事項ではない。また、上記原文フ
レーズを区切る空白文字は2文字続きに限定されるもの
ではない。
【0032】図4に示すように、上記原文格納領域にお
ける「Based in」というフレーズを削除する場合には、表
示部2に表示された原文におけるフレーズ「Based in」を
構成する文字列を成す何れか1文字の位置(図4におい
ては文字「B」の位置)にカーソルを置き、フレーズ削除
指示部9としてのキーボードの削除キーを押圧する。そ
うすると、自動的に、文字比較部11によって、上記原
文格納領域における直ぐ左が空白文字である位置(図4
においては文字「B」の位置)とカーソル位置以降にある
2文字続きの空白文字が検出されて、削除処理の対象と
なる原文のフレーズの範囲が「Based in」と確定される。
また、フレーズ選択部12によって、処理対象の原文の
フレーズに対応する上記訳文格納領域における訳文のフ
レーズが「〜に本拠をおく」と確定される。そして、編集
部5によって、上記確定された原文のフレーズと訳文の
フレーズとが一括して削除されるのである。
【0033】このように、本実施の形態によれば、上記
原文格納領域に格納される原文は2文字続きの空白文字
によってフレーズに区切られ、訳文格納領域に格納され
る訳文は1文字の空白文字によってフレーズに区切られ
て管理されている。したがって、削除処理の対象となる
原文のフレーズや訳文のフレーズの範囲を矩形等でその
都度指定しなくとも、カーソルを削除処理の対象となる
原文のフレーズ中に位置させるだけで、上記原文格納領
域や訳文格納領域中における空白文字を指標としてフレ
ーズを検出して原文と訳文のフレーズを一括して削除で
きるのである。
【0034】上述の説明は、上記原文格納領域や訳文格
納領域に格納される文章を空白文字をフレーズ位置の指
標としてフレーズに区切って管理する場合であるが、こ
のフレーズ位置の指標は、空白文字に限定されるもので
はない。図6においては、空白文字の代わりに、アンダ
ーラインをフレーズ位置の指標としている。この場合に
おけるフレーズ削除処理動作のアルゴリズムは、基本的
には図5に示すフレーズ削除処理動作のフローチャート
と同様である。但し、上記ステップS3およびステップ
S7において行われる処理対象フレーズの始点および終
点の判別は、アンダーラインの切れ目に基づいて行われ
ることになる。
【0035】また、上述の各説明は、フレーズ単位で削
除処理を行う場合の例であるが、図5に示すフレーズ削
除処理動作のフローチャートにおける上記ステップS8
およびステップS9における削除処理を複写処理あるい
は移動処理に変えることによって、フレーズ複写処理動
作やフレーズ移動処理動作を行うことができる。
【0036】次に、タブを用いて原文および訳文をフレ
ーズに区切って編集を行う例について説明する。タブと
は、文字列の先頭を所定間隔に揃えるために設定された
上記所定間隔のことである。そして、上記所定間隔内に
カーソルが存在する場合にタブキーを押圧すると、上記
原文格納領域および訳文格納領域上における当該所定間
隔内の文字列の次にタブ記号が挿入されると共に、表示
部2上における次の所定間隔の先頭位置までカーソルが
ジャンプするのである。尚、上記タブ機能は、表作成等
の際に使用される。
【0037】図7は、タブを用いてフレーズに区切られ
た文書データの概念図である。本例の場合には、図4に
おける空白文字や図6におけるアンダーラインに変わっ
て、フレーズ位置の指標としてタブ記号が用いられる。
このようにタブ記号をフレーズ位置の指標とすることに
よって、図4の空白文字や図6のアンダーラインのよう
に複数の文字によらず、1文字分のタブ記号でフレーズ
位置を判断して更に効率良く編集することができるので
ある。
【0038】図8および図9は、上記制御部14による
制御の下に、フレーズ複写指示部8,文字比較部11,フ
レーズ選択部12および編集部5によって行われるタブ
記号を指標とするフレーズ複写処理動作のフローチャー
トである。以下、図8および図9に従ってタブ記号を指
標とするフレーズ複写処理動作について説明する。上記
原文および訳文に対して編集処理を行うに際して、入力
部1から処理対象領域が指定されてフレーズ複写指示部
8によってフレーズ複写が指示されると、フレーズ複写
処理動作がスタートする。
【0039】ステップS11で、上記フレーズ選択部12
によって、上記指定された処理対象領域が検知されて、
この検知された領域に基づいて処理対象の文字列が決定
される。ステップS12で、上記編集部5によって、ユー
ザに対する複写確認用のウインドウが表示される。そし
て、入力部1からの情報に基づいて実際に複写を実行す
るか否かが判別される。その結果、複写を行わない場合
にはフレーズ複写処理動作を終了する。一方、複写を行
う場合にはステップS13に進む。ステップS13で、上記
文字比較部11によって、上記原文格納領域の上記ステ
ップS11で決定された処理対象の文字列中において、現
在のカーソル位置に対応する位置(検索位置)の直ぐ左に
タブ記号が存在するかが判別される。その結果、タブ記
号が存在する場合にはステップS15に進み、そうでなけ
ればステップS14に進む。ステップS14で、上記文字比
較部11によって、上記原文格納領域における検索位置
が1つ前に移動される。そうした後、上記ステップS13
に戻る。
【0040】ステップS15で、上記文字比較部11によ
って、上記原文格納領域における現在の検索位置が処理
対象フレーズの始点であると認定される。ステップS16
で、上記文字比較部11によって、上記原文格納領域に
おける検索位置が1つ後に移動される。ステップS17
で、上記文字比較部11によって、上記原文格納領域に
おける現在の検索位置がタブ記号に在るか否かが判別さ
れる。その結果、タブ記号に無い場合には上記ステップ
S16に戻って検索位置が更に1つ後に移動される一方、
タブ記号に在る場合にはステップS18に進む。
【0041】ステップS18で、上記文字比較部11によ
って、現在のカーソル位置に基づいて、上記原文格納領
域および訳文格納領域上における複写先が決定される。
ステップS19で、上記編集部5によって、入力部1から
の情報に基づいて複写実行が指令されたか否かが判別さ
れる。その結果、指令されたと判別されればステップS
20に進み、そうでなければ上記ステップS18に戻る。ス
テップS20で、上記フレーズ選択部12によって、上記
ステップS15において認定された始点から上記ステップ
S17においてタブ記号であると判定された検索位置まで
の原文のフレーズに対応する上記訳文格納領域における
訳文のフレーズが選択される。そして、編集部5によっ
て、当該原文フレーズと当該訳文フレーズとが一括して
上記ステップS18において決定された複写先に複写され
る。ステップS21で、上記文字比較部11によって、上
記複写された原文フレーズの文字列長が上記複写された
訳文フレーズの文字列長以上であるか否かが判別され
る。その結果、訳文フレーズより短い場合にはステップ
S22に進み、訳文フレーズ以上である場合にはステップ
S23に進む。ステップS22で、上記編集部5によって、
訳文フレーズの文字列長の方が長いので、訳文格納領域
における当該複写された訳文フレーズの最終文字の3文
字分後を当該訳文フレーズのタブ位置と決定してタブが
設定される。また、上記原文格納領域における対応する
位置に当該複写された原文フレーズのタブが設定され
る。そうした後、フレーズ複写処理動作を終了する。ス
テップS23で、上記編集部5によって、原文フレーズの
文字列長の方が等しいか或は長いので、原文格納領域に
おける当該複写された原文フレーズの最終文字の3文字
分後を当該原文フレーズのタブ位置と決定してタブが設
定される。また、上記訳文格納領域における対応する位
置に当該複写された訳文フレーズのタブが設定される。
そうした後、フレーズ複写処理動作を終了する。
【0042】このように、上記複写された原文フレーズ
と複写された訳文フレーズのうち、文字列長の長い方の
最終文字の3文字分後に複写後のタブを設定することに
よって、当該複写された原文フレーズの次の原文フレー
ズと当該複写された訳文フレーズの次の訳文フレーズと
の先頭を揃えて表示できるのである。
【0043】無論、この例の場合にも、上記ステップS
18〜ステップS23における複写処理を削除処理や移動処
理に変えることによって、タブ記号を指標とするフレー
ズ削除処理動作やフレーズ移動処理動作を行うことがで
きる。
【0044】次に、編集の最小単位を1文とした装飾,
削除,複写あるいは移動等の一括編集について説明す
る。本例においては、図10(a)に示すような原文(英
語)による文章Aと訳文(日本語)による文章Bとに対し
て、図10(b)に示すような一文削除や、図10(c)に示
すような一文装飾等を行う。すなわち、図10(a)の文
章Aにおける上側の文「I love you.」に対して一文削除
を行うと、図10(b)に示すように、この文の訳文「私は
あなたを愛する。」も一括して削除される。また、同様
に、文章Aの上側の文章「I love you.」に対して一文装
飾を行うと、図10(b)に示すように、文章Bの上側の
文章「私はあなたを愛する。」も一括して装飾されるので
ある。
【0045】このような1文一括編集は、図11に示す
ように、上記翻訳部3による翻訳時に生成された訳文の
文章Bと原文の文章Aとを、文書格納部4に上記原文格
納領域に代えて設定されたテーブルAおよび上記訳文格
納領域に代えて設定されたテーブルBに保持することに
よって実現される。ここで、上記テーブルAには、原文
の文章Aを1文毎に分割し、文番号Nを付加して互いに
独立して格納する。一方、テーブルBには、訳文の文章
Bを1文毎に分割し、文章Aの各文に対応付けて(同一
文番号Nを付加して)互いに独立して格納する。
【0046】上記文書格納部4に設定されたテーブルA
およびテーブルBには、制御部14による制御の下に翻
訳部3および入力部1によって実行される図12に示す
ような翻訳処理動作のフローチャートに従って文が格納
される。ステップS31で、上記文番号Nに初期値“1"
がセットされる。ステップS32で、文入力サブルーチン
が実行され、入力された英語による1文がRAM27に
設定された文バッファに一旦格納される。ステップS33
で、上記入力された1つの文が、上記テーブルAにおけ
る文番号Nの領域に格納される。
【0047】ステップS34で、上記文バッファに格納さ
れている当該文に対して翻訳処理が実行される。ステッ
プS35で、上記ステップS34における翻訳処理の結果得
られた訳文が、上記テーブルBにおける文番号Nの領域
に格納される。ステップS36で、上記文番号Nがインク
リメントされる。ステップS37で、上記入力部1から送
出されてくる情報に基づいて、翻訳処理を終了するか否
かが判別される。その結果、終了でなければ上記ステッ
プS32に戻って次の文に対する処理に移行する。一方、
終了であれば翻訳処理動作を終了する。
【0048】このように、上記文書格納部4のテーブル
Aには原文の文章Aを1文毎に分けて文番号Nを付加し
て格納する一方、テーブルBには訳文の文章Bを1文毎
に分けて対応する文番号Nを付加して格納している。し
たがって、1文一括編集を行うに際しては、文選択部1
3によって現在のカーソル位置に基づいて上記テーブル
Aにおける処理対象文を選択することによって、図11
に示すように互いに同一文番号Nが付加されて他の文と
区別して保持されている文章Aおよび文章Bから選択さ
れた1文とその訳文とを一括して編集できるのである。
したがって、本例によれば、図5のフレーズ削除処理動
作のフローチャートにおけるステップS2〜ステップS7
や、図8および図9のフレーズ複写処理動作のフローチ
ャートにおけるステップS12〜ステップS17のように、
処理対象フレーズの始点と終点を求める処理の必要が無
くなる。こうして、より簡単な処理で、目的とする原文
による文字列とその訳文とを一括して編集できるのであ
る。
【0049】図13は、図12に示す翻訳処理動作のフ
ローチャートにおける上記ステップS32において実行さ
れる文入力サブルーチンのフローチャートである。以
下、図13に従って、文入力サブルーチンについて説明
する。図12に示す翻訳処理動作のフローチャートにお
ける上記ステップS31において文番号Nに初期値がセッ
トされると、文入力サブルーチンがスタートする。
【0050】ステップS41で、上記文バッファBun上に
おける文字番号Mに初期値“1"がセットされる。ステ
ップS42で、上記入力部1から入力されてRAM27に
設定された入力バッファ等に格納されている文書データ
から1文字が入力されて、上記文バッファBunにおける
文字番号Mの領域に格納される。ステップS43で、上記
文バッファBun上における文字番号Mの位置に在る文字
Bun(M)がピリオド「.」,感嘆符「!」,疑問符「?」等の文末
記号であるか否かが判別される。その結果、上記文末記
号であれば文バッファBunに1つの文が格納されたと判
断して文入力サブルーチンを終了する。一方、上記文末
記号でなければ、上記ステップS42に戻って次の文字に
対する処理に移行する。そして、上記ステップS43にお
いて文バッファBun上の文字Bum(M)が文末記号である
と判別されると文入力サブルーチンを終了し、図12に
示す翻訳処理動作のフローチャートにおける上記ステッ
プS33にリターンするのである。尚、図14は、こうし
て、上記文バッファBunに1文字ずつ入力された文章A
の一例を示す。
【0051】また、欧文の場合には、書体の変化によっ
てもフレーズの区切りを判定することができる。そし
て、欧文書体の種類は各文字毎に設定することができる
ので、上記書体の変化をフレーズ区切り情報とすること
によってフレーズ編集処理を行うことが可能となる。以
下、本例においては、上記書体の変化によってフレーズ
に区切って編集処理を行う場合について説明する。本例
においては、図15に示すように、原文の各フレーズが
持つ書体(フォント)や文字サイズ等の情報をまとめて2
次情報としてRAM27に設定された2次情報格納部に
格納しておく。そして、編集の対象となるフレーズを選
択する場合は、フレーズ選択部12によって、上記2次
情報におけるフォントに変化がある場合にフォントが変
更されたと判断してフレーズの区切りが判定されて、編
集の対象となるフレーズが選択されるのである。
【0052】尚、本例においては、上記2次情報として
文字サイズ(ポイント数)も格納されているので文字サイ
ズの変化でフレーズ区切りを判定することも可能であ
る。また、この書体の変化を指標とするフレーズ区切り
を、上記空白文字を指標とするフレーズ区切りや上記タ
ブ記号を指標とするフレーズ区切り等と併用することに
よって更にフレーズ編集処理使が容易となる。
【0053】上記実施の形態においては、この発明の編
集装置を英日機械翻訳装置に適用した場合を例に説明し
ている。しかしながら、この発明の編集装置は、ワード
プロセッサ,パーソナルコンピュータ,電子ファイリング
あるいは電子手帳等の文章/イメージデータの編集が可
能な他の情報処理装置および表計算等の数値入力管理が
可能なPOS端末等の情報処理装置にも適用可能であ
る。
【0054】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明の編集装置は、フレーズ情報によってフレーズ単
位に区切られた文書データを格納する文書格納部とフレ
ーズ開始文字検出手段とフレーズ終端文字検出手段を有
して、現在のカーソル位置に対応する上記文書格納部上
における文字位置を基準とし、上記フレーズ情報を指標
として、編集の対象となるフレーズの開始文字と終端文
字とを検出して当該フレーズの文字データを一括して編
集するので、編集対象のフレーズを成す任意の文字にカ
ーソルを位置させて編集処理を指示するだけで、自動的
にフレーズ単位で編集処理を行うことができる。したが
って、この発明によれば、表示部に表示された文書上に
おける編集対象のフレーズの範囲を文字単位で指定する
必要が無く、容易にフレーズ編集を可能にする。また、
文字1つ1つがキー操作の対象となることに起因する編
集誤りを無くすことができる。
【0055】また、請求項2に係る発明の編集装置は、
上記文書の各フレーズの間に挿入された空白文字を上記
フレーズ情報としているので、通常の文書作成時によく
使用される空白文字をフレーズ区切りの指標として、簡
単にフレーズ編集を行うことができる。
【0056】また、請求項3に係る発明の編集装置は、
上記文書の各フレーズを形成する文字データ列に付加さ
れたアンダーライン情報を上記フレーズ情報としたの
で、通常の文書作成時によく使用されるアンダーライン
の切れ目をフレーズ区切りの指標として、簡単にフレー
ズ編集を行うことができる。
【0057】また、請求項4に係る発明の編集装置は、
上記文書の各フレーズの間に挿入されたタブ記号を上記
フレーズ情報としているので、表等を有する文書の作成
時によく使用されるタブ記号をフレーズ区切りの指標と
して、簡単にフレーズ編集を行うことができる。すなわ
ち、この発明によれば、タブ機能とフレーズ編集機能と
を併合して編集作業を非常に容易にできる。
【0058】また、請求項5に係る発明の編集装置は、
文書を構成する個々の文の文字データ列が互いに独立し
て格納される文書格納部と文選択部を有して、現在のカ
ーソル位置に対応する上記文書格納部上の文字位置に基
づいて編集の対象となる文の文字データ列を得てこれを
一括して編集するので、編集対象の文を成す任意の文字
にカーソルを位置させて編集処理を指示するだけで、自
動的に1文単位で編集処理を行うことができる。したが
って、この発明によれば、文単位での正確な編集を容易
に可能にし、1文字を最小単位とする編集操作の煩わし
さからユーザを解放できる。
【0059】また、請求項6に係る発明の編集装置は、
書体情報格納部およびフレーズ選択部を有して、現在の
カーソル位置に対応する上記文書格納部上の文字位置を
基準とし、文字データの書体変化を指標として、編集の
対象となるフレーズの文字データ列を得てこれを一括し
て編集するので、編集対象のフレーズを成す任意の文字
にカーソルを位置させて編集処理を指示するだけで、自
動的にフレーズ編集処理を行うことができる。したがっ
て、この発明によれば、文書作成時に生成される上記書
体情報をフレーズ区切りの指標として、フレーズ編集を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の編集装置が搭載された英日機械翻訳
装置における機能ブロック図である。
【図2】図1に示す機能ブロックを実現するための構成
図である。
【図3】フレーズ編集の説明図である。
【図4】図1における文書格納部に設定される原文格納
領域および訳文格納領域に格納される文書データの概念
図である。
【図5】空白文字を指標としたフレーズ削除処理動作の
フローチャートである。
【図6】原文格納領域および訳文格納領域に格納される
文書データにおける図4とは異なる概念図である。
【図7】原文格納領域および訳文格納領域に格納される
文書データにおける図4および図6とは異なる概念図で
ある。
【図8】タブ記号を指標としたフレーズ複写処理動作の
フローチャートである。
【図9】図8に続くフレーズ複写処理動作のフローチャ
ートである。
【図10】1文一括編集の説明図である。
【図11】図1における文書格納部に設定されるテーブ
ルAおよびテーブルBに1文別に格納される文書データ
の概念図である。
【図12】1文一括編集を可能にする翻訳処理動作のフ
ローチャートである。
【図13】図12に示す翻訳処理動作のフローチャート
において実行される文入力サブルーチンのフローチャー
トである。
【図14】図12に示す翻訳処理動作によって文バッフ
ァに入力された文の一例を示す概念図である。
【図15】原文の各フレーズが持つ書体等の2次情報の
説明図である。
【符号の説明】
1…入力部、 2…表示部、3…
翻訳部、 4…文書格納部、5…
編集部、 7…フレーズ移動指示
部、8…フレーズ複写指示部、 9…フレーズ
削除指示部、11…文字比較部、 12
…フレーズ選択部、13…文選択部、
15…CPU、27…RAM。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書格納部に格納された文書データに基
    づいて表示部に表示された文書に対して編集部によって
    編集を行う編集装置であって、 上記文書格納部は、フレーズ情報によってフレーズ単位
    に区切られた文字データ列で成る文書データを格納する
    と共に、 現在のカーソル位置に対応する上記文書格納部上の文字
    位置を基準とし、上記フレーズ情報を指標として、編集
    の対象となるフレーズの開始文字を検出するフレーズ開
    始文字検出手段と、 現在のカーソル位置に対応する上記文書格納部上の文字
    位置を基準とし、上記フレーズ情報を指標として、編集
    の対象となるフレーズの終端文字を検出するフレーズ終
    端文字検出手段を備えて、 上記編集部は、上記文書格納部に格納された文書データ
    に関して、上記フレーズ開始文字検出手段によって検出
    された当該フレーズの開始文字から上記フレーズ終端文
    字検出手段によって検出された当該フレーズの終端文字
    までの文字データ列を一括して編集することを特徴とす
    る編集装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の編集装置において、 上記フレーズ情報は、上記文書の各フレーズの間に挿入
    された空白文字であることを特徴とする編集装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の編集装置において、 上記フレーズ情報は、上記文書の各フレーズを形成する
    文字データ列に付加されたアンダーライン情報であるこ
    とを特徴とする編集装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の編集装置において、 上記フレーズ情報は、上記文書の各フレーズの間に挿入
    されたタブ記号であることを特徴とする編集装置。
  5. 【請求項5】 文書格納部に格納された文書データに基
    づいて表示部に表示された文書に対して編集部によって
    編集を行う編集装置であって、 上記文書格納部は、文単位で分割されて夫々の文を形成
    する文字データ列が互いに独立して成る文書データを格
    納すると共に、 現在のカーソル位置に対応する上記文書格納部上の文字
    位置に基づいて上記文書格納部から編集の対象となる文
    を選択して、当該文を形成する文字データ列を得る文選
    択部を備えて、 上記編集部は、上記文書格納部に格納された文書データ
    に関して、上記文選択部によって得られた当該文の文字
    データ列を一括して編集することを特徴とする編集装
    置。
  6. 【請求項6】 文書格納部に格納された文書データに基
    づいて表示部に表示された文書に対して編集部によって
    編集を行う編集装置であって、 上記文書格納部に格納された各文字データの書体の変化
    を表す書体情報を格納した書体情報格納部と、 現在のカーソル位置に対応する上記文書格納部上の文字
    位置を基準として上記書体情報格納部の書体情報を検索
    して、上記文書格納部上における上記書体が変化した文
    字データと1文字分前の文字データとの間をフレーズの
    区切りであるとして編集の対象となるフレーズを選択す
    るフレーズ選択部を備えて、 上記編集部は、上記文書格納部に格納された文書データ
    に関して、上記フレーズ選択部によって選択された当該
    フレーズの文字データ列を一括して編集することを特徴
    とする編集装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007079721A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Seiko Epson Corp 画像編集装置、画像編集方法、プログラムおよび印刷装置

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