JPH1031572A - 文字色設定方法 - Google Patents

文字色設定方法

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JPH1031572A
JPH1031572A JP8183810A JP18381096A JPH1031572A JP H1031572 A JPH1031572 A JP H1031572A JP 8183810 A JP8183810 A JP 8183810A JP 18381096 A JP18381096 A JP 18381096A JP H1031572 A JPH1031572 A JP H1031572A
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JP8183810A
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Inventor
Hiroyoshi Onodera
弘悦 小野寺
Yuji Sonoyama
祐司 園山
Yasutake Andou
庸剛 安藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面等において、指定された出力領域以
外の他の領域に文字等を出力するに際し、簡単な方法
で、当該他の領域の背景色に対して視認性の良い文字色
の文字を出力可能な文字色設定方法を提供する。 【解決手段】 CPU2は、伝票データ等をカラー表示
部8の表示画面(20)に表示するに際し、入力された
伝票データ等を各文字毎に、表示画面(20)の伝票イ
メージ(22)内にあるか否かを判断し、伝票イメージ
(21)内にある場合は、文字を初期設定された文字色
で表示する一方、伝票イメージ(21)内になく、例え
ば、window領域(22)にある場合には、このw
indow領域(22)の背景色を判別し、判別した背
景色に対応する文字色を、RAM4内の色テーブル4b
から検索して、検索した文字色で文字を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字色設定方法に
係り、詳細には、複数の出力領域が形成される出力媒体
上に、文字を出力する際の文字色を設定する文字色設定
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、事務処理を主とするオフ
ィスコンピュータや汎用コンピュータ等においては、表
計算やデータベース等の各種アプリケーションプログラ
ムが利用されており、集計した表データを各種形式の帳
票で出力可能とする帳票出力機能を備えている。
【0003】また、上記コンピュータ等においては、操
作者が、画面上の複数のウインドウを使って作業を行え
るプログラムが利用されている。この画面上では、複数
に分けられたウインドウのそれぞれに境界線があって、
異なる文書(又は同一文書の別箇所)を表示できる。各
ウインドウには、メニューやその他の制御機能も入って
おり、ユーザーは自由に個々のウインドウのサイズを大
きくしたり、小さくしたりできる。さらに、画面にウイ
ンドウ同士をオーバーラップさせて表示できるプログラ
ムもある。
【0004】そして、上記表示画面上で指定された領域
に、例えば、伝票データ等を表示する際には、初期設定
された色で文字等の表示をおこなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンピュータシステムにあっては、上記した如く、表示
画面上の指定された領域では、初期設定された色で文字
等を表示していたが、表示画面上の指定された領域以外
の他の領域に文字を表示する場合にあっては、指定した
領域と他の領域とで背景色が異なる場合に、操作者が、
当該他の領域の背景色に対して視認性の良い文字色を選
択して表示する必要があり、その操作が煩わしいという
問題があった。
【0006】本発明の課題は、表示画面等において、指
定された出力領域以外の他の領域に文字等を出力するに
際し、簡単な方法で、当該他の領域の背景色に対して視
認性の良い文字色の文字を出力可能な文字色設定方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の出力領域が形成される出力媒体上に、文字を出力
する際の文字色を設定する文字色設定方法であって、前
記出力媒体上に第1の出力領域を形成し、テーブルに、
前記出力媒体の背景色と当該背景色に対応する文字色と
を設定し、文字を前記出力媒体上に出力するに際し、前
記第1の出力領域に文字を出力する場合は、初期設定さ
れた文字色で文字を出力する一方、前記出力媒体上の第
1の出力領域以外の他の領域に文字を出力する場合は、
文字を出力する領域の背景色を判別し、判別した背景色
に対応した文字色を前記テーブルから検索して、検索し
た文字色で文字を出力することにより上記課題を解決す
る。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、複数の
出力領域(本発明では、出力領域とは、表示領域や印刷
領域をいう。)が形成される出力媒体上(本発明では、
出力媒体とは、表示画面や印刷用紙をいう。)に、文字
を出力する際の文字色を設定する文字色設定方法であっ
て、出力媒体上に第1の出力領域を形成し、テーブル
に、背景色と当該背景色に対応する文字色とを設定し、
文字を前記出力媒体上に出力するに際し、第1の出力領
域に文字を出力する場合は、初期設定された文字色で文
字を出力する一方、出力媒体上の第1の出力領域以外の
他の領域に文字を出力する場合は、文字を出力する領域
の背景色を判別し、判別した背景色に対応した文字色を
前記テーブルから検索して、検索した文字色で文字を出
力する。
【0009】従って、指定された出力領域以外の他の領
域に文字等を出力するに際し、簡単な方法で、当該他の
領域の背景色に対して視認性の良い文字色の文字を出力
可能となり、操作者の使い勝手が良くなる。
【0010】また、この場合、請求項2の発明は、請求
項1記載の文字色設定方法において、前記文字の出力領
域はウインドウであることが有効である。
【0011】また、この場合、請求項3記載の発明のよ
うに、請求項1記載の文字色設定方法において、前記文
字の出力領域は帳票におけるセルであることが有効であ
る。
【0012】また、この場合、請求項4記載の発明のよ
うに、請求項1記載の文字色設定方法において、前記テ
ーブルに設定される背景色及び当該背景色に対応する文
字色は、任意に設定可能であることが有効である。従っ
て、操作者が出力領域の背景色に対して自由に文字色を
設定することが可能となり表示する文字色の自由度を向
上させることができる。
【0013】また、この場合、請求項5記載の発明のよ
うに、請求項1記載の文字色設定方法において、前記テ
ーブルに設定される文字色は、背景色に対する補色であ
ることが有効である。
【0014】また、この場合、請求項6記載の発明のよ
うに、請求項1記載の文字色設定方法において、前記テ
ーブルに設定される文字色は、 背景色が濃い色の場合
は淡い色が設定され、また、背景色が薄い色の場合は濃
い色が設定されることが有効である。
【0015】また、この場合、請求項7記載の発明のよ
うに、前記テーブルに、背景色に対応させて文字色と共
に文字の太さ情報を設定し、前記他の領域に文字を出力
する場合には、文字を出力する領域の背景色を判別し、
判別した背景色に対応した文字色及び文字の太さ情報を
前記テーブルから検索して、検索した文字色及び文字の
太さ情報に応じた文字の太さで文字を出力することが有
効である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1〜6を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図6は、本発明
の文字色設定方法を適用したコンピュータシステムの実
施の形態を示す図である。
【0017】まず、構成を説明する。図1は、本実施の
形態のコンピュータシステム1の要部構成を示すブロッ
ク図である。図1において、コンピュータシステム1
は、CPU2、入力部3、RAM4、記憶媒体制御部
5、記憶装置6、カラー印字部7及びカラー表示部8に
より構成されており、各部はバスライン9により接続さ
れている。
【0018】カラー表示部8は、CRT(Cathode Ray
Tube)等により構成され、CPU2から入力される表示
データ(伝票データ等)を指定された色で表示する。本
実施の形態におけるカラー表示部8の表示画面の構成例
を図4に示す。図4に示す如く、表示画面(20)に
は、伝票イメージ(21)と、ウインドウ領域(22)
と、タイトルバー表示領域(23)と、及びシステム表
示領域(24)とが設けられている。伝票イメージ(2
1)は背景色が白で表示され、また、ウインドウ領域
(22)は背景色が黒で表示される(図4では斜線で示
す)。
【0019】カラー印字部7は、CPU2から入力され
る印字データ(伝票データ等)を指定された色で印刷出
力する。
【0020】入力部3は、カーソルキー、数字入力キー
及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティ
ングデバイスであるマウスと、を備え、キーボードで押
下されたキーの押下信号をCPU2に出力するととも
に、マウスによる操作信号をCPU2に出力する。
【0021】RAM(Random Accesss Memory )4は、
指定されたアプリケーションプログラム、入力指示、入
力データ及び処理結果等を格納する。また、後述する文
字色設定処理において使用される各種データを記憶する
ワークメモリ4a(図2参照)と、色テーブル4b(図
3参照)とを有する。
【0022】RAM4内のワークメモリ4aのメモリ構
成例を図2に示して説明する。図2に示す如く、ワーク
メモリ4aには、表示画面(20)のウインドウ領域
(22)の背景色を記憶する”window COLO
R”記憶エリア、表示画面(20)に表示される文字の
文字色を記憶する”COLOR”記憶エリア、表示画面
(20)に表示される文字の左上位置座標のX座標デー
タを記憶する”Mxst”記憶エリア、表示画面(20)
に表示される文字の左上位置座標のY座標データを記憶
する”Myst”記憶エリア、伝票イメージ(21)の右
下位置座標のX座標データを格納する”Fxed”記憶エ
リア、及び、伝票イメージ(21)の右下位置座標のY
座標データを格納する”Fyed”記憶エリアが形成され
ている。
【0023】次に、RAM4内に格納される色テーブル
4bの一例を図3に示して説明する。本実施の形態の色
テーブル4bは、”背景色”と、当該背景色に対応す
る”文字色”とを対応づけて格納し、図3に示す如
く、”背景色”に対して補色となる”文字色”が設定さ
れている。具体的には、背景色”黒、白、青・・・・”
には、夫々その補色となる文字色”白、黒、黄色・・・
・”が対応している。尚、色テーブル4bで定義される
データの内容は、図3に示される例に限られるものでは
なく、操作者が任意に設定可能であり、例えば、背景色
が濃い色の場合は淡い色(或いは白色)を設定し、ま
た、背景色が薄い色の場合は濃い色(或いは黒色)を設
定しても良い。要は、背景色と文字色とを視覚により容
易に識別可能となるように設定すれば良いのである。ま
た、色テーブル4bで設定されるデータは、背景色及び
背景色に対応する文字色に限られるものではなく、例え
ば、文字色に加えて、文字の太さ情報を設定して表示さ
れる文字の太さを変更する構成としても良い。この場
合、例えば、背景色に対して文字色が見えにくい場合に
は文字を太く設定するのが好ましい。
【0024】記憶媒体制御部5は、図中に示す記憶媒体
10(例えば、フロッピーディスク)を駆動制御する記
憶媒体駆動装置としての機能を有し、CPU2からの指
示により記憶媒体10を駆動して、書き込み指示が入力
された場合は指定されたデータを記憶媒体10の指定さ
れた記憶領域に書き込み、読み出し指示が入力された場
合は指定されたデータを記憶媒体10から読み出し、記
憶装置6内の記憶媒体10の指定された記憶領域に書き
込む。
【0025】記憶装置6は、プログラムやデータ等が予
め記憶されている記憶媒体を有しており、この記憶媒体
は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構
成されている。この記憶媒体は記憶装置6に固定的に設
けたもの、若しくは着脱自在に装着するものであり、こ
の記憶媒体には上記GUIとしてのウインドウシステム
プログラム及び当該ウインドウシステムに対応する各種
アプリケーションプログラム、印刷処理プログラム及び
各処理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0026】また、この記憶媒体に記憶するプログラ
ム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の機
器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通信
回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体を
備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶されている
プログラム、データを通信回線を介して使用する構成に
してもよい。
【0027】CPU(Central Processing Unit )2
は、記憶装置6に記憶されているGUIとしてのウイン
ドウシステムプログラム及び当該ウインドウシステムに
対応する各種アプリケーションプログラムの中から指定
されたアプリケーションプログラム、入力部3から入力
される各種指示あるいはデータをRAM4内のワークエ
リアに格納し、この入力指示及び入力データに応じてR
AM4内に格納したアプリケーションプログラムに従っ
て各種処理を実行し、その処理結果をRAM4内のワー
クエリアに格納するとともに、カラー表示部8に表示す
る。そして、ワークエリアに格納した処理結果を入力部
3から入力指示される記憶装置6内の保存先に保存す
る。
【0028】また、CPU2は、表示画面(20)に入
力される伝票データ等の文字に対して行う後述する文字
色設定方法において、上記ワークメモリ4a及び色テー
ブル4bを使用して、文字の文字色を設定する。具体的
には、CPU2は、伝票データ等をカラー表示部8の表
示画面(20)に表示するに際し、入力された伝票デー
タ等を各文字毎に、表示画面(20)の伝票イメージ
(22)内にあるか否かを判断し、伝票イメージ(2
1)内にある場合は、文字を初期設定された文字色で表
示する一方、伝票イメージ(21)内になく、例えば、
window領域(22)にある場合には、このwin
dow領域(22)の背景色を判別し、判別した背景色
に対応する文字色を、RAM4内の色テーブル4bから
検索して、検索した文字色で文字を表示する。
【0029】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0030】上記CPU2の制御により実行される文字
色設定処理について図5に示すフローチャートに基づい
て、図6を参照して説明する。図5は、CPU2の制御
により実行される文字色設定処理を説明するためのフロ
ーチャートである。図6は、当該文字色設定処理により
表示画面に表示される表示例を示す図である。
【0031】以下に示す文字色設定処理では、入力され
る文字を1文字づつ伝票イメージ(21)内にあるか判
別し、文字の文字色を設定する。先ず、例えば、図6に
示すような伝票データの文字が初期設定された文字色
で、表示画面(20)に入力されると、伝票データの文
字の文字色及び文字の左上位置座標を取得し、この取得
した文字色、左上位置座標のX座標データ及びY座標デ
ータを、夫々RAM4内のワークメモリ4aの”COL
OR”,”Mxst”、及び”Myst”の各記憶エリアに格
納する(ステップS1)。
【0032】次いで、伝票イメージ(21)の右下位置
座標を取得し、この取得した伝票イメージ(21)の右
下位置座標のX座標データ及びY座標データを、夫々ワ
ークメモリ4aの”Fxed”及び”Fyed”の各記憶エリ
アに格納する(ステップS2)。
【0033】そして、伝票イメージ(21)の右下位置
座標と、文字の左上位置座標とを比較して、文字が伝票
イメージ(21)内にあるか否かを判断する。具体的に
は、Fxed<Mxstであるか否か、若しくは、Fyed<My
stであるか否かを判断する(ステップS3)。ここで、
Fxed<Mxst、若しくは、Fyed<Mystのいずれかの条
件が満たされた場合に、文字が伝票イメージ(21)外
にあると判断される。
【0034】ステップS3での判断結果により、文字が
伝票イメージ(21)外である場合はステップS5に移
行する一方、文字が伝票イメージ(21)内である場合
はステップS7に移行する。
【0035】ステップS5では、この伝票イメージ(2
1)外の文字が表示される領域(ウインドウ)の背景色
を取得し、この背景色を、RAM4内のワークメモリ4
aの”window COLOR”の記憶エリアに設定
する。そして、設定した背景色に対応する文字色をRA
M4内の色テーブル4bから取得して、ワークメモリ4
aの”COLOR”記憶エリアに設定する(ステップS
6)。
【0036】次いで、ワークメモリ4aの”COLO
R”記憶エリアに設定された文字色で、文字を出力する
(ステップS7)。即ち、文字が伝票イメージ(21)
内にある場合には初期設定された文字色で文字が出力さ
れ、また、文字が伝票イメージ(21)外にある場合に
は、文字が表示される領域の背景色を取得し、この取得
した背景色に対応する文字色を、色テーブル4bから検
索して、この検索した文字色で文字を出力する。
【0037】そして、全ての文字が出力されたか否かを
判断し(ステップS8)、全ての文字が出力された場合
には、当該文字色設定処理を終了する一方、全ての文字
が出力されていない場合には、ステップS1に移行し
て、全ての文字が出力されるまで同じ処理を繰り返す。
【0038】続いて、上記文字色設定処理の具体的な出
力例を図6を参照して説明する。先ず、図6に示される
ような伝票データが表示画面(20)に入力されるもの
とする。この伝票データは、タイトル、宛名、帳票デー
タ(セルと、セルに設定されたセルデータとからな
る)、及び、担当者名の各項目からなる。
【0039】伝票イメージ(21)には、タイトル”納
品書”、宛名”○○○商店 様”、及び帳票データが入
力される。この帳票データは、最上行に、”品名、単
価、数量、金額”の各項目欄が設定されており、そし
て、2行目以降に各項目に対応する実際のデータが入力
されている。具体的には、2行目には、”FD−70
0、1000円、2、2000円”のデータが、3行目
には、”FX−50、1500円、3、4500円”の
データが、そして、最終行には”6500円”が設定さ
れている。他方、ウインドウ領域(22)には、”入力
担当者”、及び、”情報太郎”が入力される。
【0040】そして、上記文字色設定処理により、伝票
イメージ(21)に入力されるタイトル”納品書”、宛
名”○○○商店 様”、及び帳票データの各文字(セル
の罫線を含む)は、初期設定された文字色である”黒”
で表示される。他方、ウインドウ領域(22)に入力さ
れる”入力担当”及び、”情報太郎”は、ウインドウ領
域(22)の背景色が黒色であるので、色テーブル4b
で、背景色”黒色”に対応する文字色である”白色”が
検索され、この検索された”白色”で表示される。
【0041】以上説明したように、上記した実施の形態
においては、表示画面(20)上に伝票イメージ(2
1)を設け、また、RAM4内の色テーブル4bに、予
め、表示画面の背景色と当該背景色に対応する文字色と
を設定する。そして、伝票データ等をカラー表示部8の
表示画面(20)に表示するに際し、入力された伝票デ
ータを各文字毎に、表示画面(20)の伝票イメージ
(22)内にあるか否かを判断し、伝票イメージ(2
1)内にある場合は、文字を初期設定された文字色で表
示する一方、伝票イメージ(21)内になく、例えば、
window領域(22)にある場合には、このwin
dow領域(22)の背景色を取得し、取得した背景色
に対応する文字色を、RAM4内の色テーブル4bから
検索して、検索した文字色で文字を表示する構成であ
る。従って、表示画面上で、伝票イメージ(21)外の
window領域(22)に文字を表示する際に、自動
的に、window領域(22)の背景色に対して視認
性の良い文字色を設定することができ、操作者が、伝票
イメージ(22)外で背景色に応じて見やすい文字色を
設定する必要がなく、操作が簡単となる。
【0042】また、上記した実施の形態では、特に、色
テーブル4aに、背景色に対して補色となる文字色を設
定している故、指定された表示領域以外の領域(例え
ば、上記window領域(22))に文字を表示する
際に、背景と文字とを容易に識別可能である。
【0043】また、上記した実施の形態では、上記伝票
イメージ(21)外の領域(例えば、上記window
領域(22))に文字を表示する際に、window領
域(22)の背景色に基づいて、表示すべき文字の文字
色を設定する構成であるが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば、上記伝票イメージ(21)外に
帳票データが入力された場合に、この帳票データのセル
のセル色に応じて帳票データのセルデータ(文字)の文
字色を設定しても良い。
【0044】また、上記した実施の形態では、色テーブ
ル4bに、背景色及び背景色に対応する文字色を設定す
る構成であるが、色テーブル4bに、設定されるデータ
はこれに限られるものではなく、例えば、文字色に加え
て、文字の太さ情報を設定しても良い。この場合、上記
文字色設定処理においては、上記伝票イメージ(21)
外の領域(例えば、上記window領域(22))に
文字を表示する際に、window領域(22)の背景
色を判別し、判別した背景色に対応する文字色及び文字
の太さ情報を当該色テーブル4bから検索して、検索し
た文字色及び文字の太さ情報に応じた文字の太さで文字
を出力する。
【0045】また、上記した実施の形態では、表示画面
に文字を表示する例を示したが、本発明はこれに限られ
るものではなく、文字を印刷用紙にカラー印刷する場合
にも適用可能である。即ち、印刷用紙の指定された印刷
領域以外の他の印刷領域に文字を印刷するに際し、当該
他の印刷領域の背景色(用紙の色)を判別して、判別し
た背景色に対応する文字色を色テーブル4bを参照して
検索し、当該検索した文字色で文字を印刷する構成とし
ても良い。
【0046】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、指
定された出力領域以外の他の領域に文字等を出力するに
際し、簡単な方法で、当該他の領域の背景色に対して視
認性の良い文字色の文字を出力することが可能となり、
操作者の使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字色設定方法を適用したコンピュー
タシステムの要部構成を示すブロック図。
【図2】図1のRAM内のワークメモリのメモリ構成の
一例を示す図。
【図3】図1のRAM内の色テーブルの一例を示す図。
【図4】図1のカラー表示部の表示画面の構成例
【図5】図1のCPUの制御により実行される文字色設
定処理を説明するためのフローチャート。
【図6】図1の文字色設定処理による表示画面の出力例
を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 CPU 3 入力部 4 RAM 4a ワークメモリ 4b 色テーブル 5 記憶媒体制御部 6 記憶装置 7 カラー印字部 8 カラー表示部 9 バス 10 記憶媒体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の出力領域が形成される出力媒体上
    に、文字を出力する際の文字色を設定する文字色設定方
    法であって、 前記出力媒体上に第1の出力領域を形成し、 テーブルに、前記出力媒体の背景色と当該背景色に対応
    する文字色とを設定し、 文字を前記出力媒体上に出力するに際し、前記第1の出
    力領域に文字を出力する場合は、初期設定された文字色
    で文字を出力する一方、 前記出力媒体上の第1の出力領域以外の他の領域に文字
    を出力する場合は、文字を出力する領域の背景色を判別
    し、判別した背景色に対応した文字色を前記テーブルか
    ら検索して、検索した文字色で文字を出力することを特
    徴とする文字色設定方法。
  2. 【請求項2】前記文字の出力領域はウインドウであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の文字色設定方法。
  3. 【請求項3】前記文字の出力領域は帳票におけるセルで
    あることを特徴とする請求項1記載の文字色設定方法。
  4. 【請求項4】前記テーブルに設定される背景色及び当該
    背景色に対応する文字色は、任意に設定可能であること
    を特徴とする請求項1記載の文字色設定方法。
  5. 【請求項5】前記テーブルに設定される文字色は、背景
    色に対する補色であることを特徴とする請求項1記載の
    文字色設定方法。
  6. 【請求項6】前記テーブルに設定される文字色は、 背
    景色が濃い色の場合は淡い色が設定され、また、背景色
    が薄い色の場合は濃い色が設定されることを特徴とする
    請求項1記載の文字色設定方法。
  7. 【請求項7】前記テーブルに、背景色に対応させて文字
    色と共に文字の太さ情報を設定し、 前記他の領域に文字を出力する場合には、文字を出力す
    る領域の背景色を判別し、判別した背景色に対応した文
    字色及び文字の太さ情報を前記テーブルから検索して、
    検索した文字色及び文字の太さ情報に応じた文字の太さ
    で文字を出力することを特徴とする請求項1記載の文字
    色設定方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007116306A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Casio Comput Co Ltd プロジェクタ装置、及び投影方法
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