JPH06266487A - 情報処理装置およびヘルプ情報提供方法 - Google Patents

情報処理装置およびヘルプ情報提供方法

Info

Publication number
JPH06266487A
JPH06266487A JP5052658A JP5265893A JPH06266487A JP H06266487 A JPH06266487 A JP H06266487A JP 5052658 A JP5052658 A JP 5052658A JP 5265893 A JP5265893 A JP 5265893A JP H06266487 A JPH06266487 A JP H06266487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
help information
providing
item
provision
help
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5052658A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Asuma
肇 飛鳥馬
Tsukasa Hasegawa
司 長谷川
Akira Naito
彰 内藤
Yasuhiko Kasai
康彦 笠井
Tomoko Tsuchiya
知子 土屋
Yasumasa Matsuda
泰昌 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5052658A priority Critical patent/JPH06266487A/ja
Publication of JPH06266487A publication Critical patent/JPH06266487A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者にとって利用しやすいヘルプ情報の提
供方法および情報処理装置を提供する。 【構成】 ヘルプ情報の提供要求指示にしたがってヘル
プ情報を提供するヘルプ情報提供手段と、前記ヘルプ情
報を記憶するヘルプ情報記憶手段と、前記ヘルプ情報の
提供形態を複数記憶し、該提供形態ごとに提供するヘル
プ情報の提供項目を記憶する提供形態記憶手段と、該提
供項目と、前記ヘルプ情報記憶手段に記憶しているヘル
プ情報の識別子とを記憶する対応関係記憶手段と、前記
ヘルプ情報提供手段で提供されたヘルプ情報を表示出力
する表示手段とを備える情報処理装置におけるヘルプ情
報提供方法であって、前記ヘルプ情報の提供形態の選択
指示を受け付け、受け付けたヘルプ情報の提供形態に従
って、前記提供形態記憶手段に記憶する提供項目を抽出
し、前記対応関係記憶手段に記憶する該提供項目に対応
するヘルプ情報識別子を抽出し、前記ヘルプ情報記憶手
段に記憶する該ヘルプ情報識別子に対応するヘルプ情報
を抽出して提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘルプ情報の提供方法
および情報処理装置に係り、特に、提供形式と提供内容
とがそれぞれ異なる、複数のヘルプ情報提供形態で操作
者にヘルプ情報を提供するヘルプ情報提供方法および情
報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理装置におけるヘルプ情報
提供方法は、特開平1−244520号公報の知的ヘル
プ表示方式に記載されている技術がある。該従来技術で
は、対話型ソフトウェアにおけるヘルプ要求において、
入力操作が可能な契機にはいつでもその要求を受け付
け、入力時のソフトウェアの状態に応じたヘルプ情報を
ソフトウェア側で、自動的に選択して表示することによ
り、目的とする情報を操作者に探させることなく解決可
能にする方法について示している。
【0003】また、他の従来技術としては、特開昭61
−182913号公報のヘルプガイド方式に記載されて
いるものがある。該従来技術では、ヘルプ要求時に質問
項目表の各候補をしぼり込んで表示し、利用者に厳選さ
れた候補の中から適当なものを選択してもらうようにす
ることにより、利用者に最も適したヘルプガイドメッセ
ージを検索、抽出して示す方法が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平1−244
520号公報において、知的ヘルプ表示方式によって表
示されるヘルプ情報は、ヘルプ要求入力時のソフトウェ
アの状態に応じてソフトウェア側で自動的に選択された
ものであり、表示するヘルプ情報を操作者自身は選択す
ることができない。さらに、ソフトウェアによって自動
的に選択されたヘルプ情報は固定であり、その表示を変
更することはできない。
【0005】また、上記特開昭61−243518号公
報に記載されているヘルプ情報の提供方法は、利用者に
提供する前にヘルプ情報を予め厳選して提供する方法で
あり、利用者は提供して欲しいヘルプ情報を選択するこ
とはできるが、そのヘルプ情報の提供形態は固定であ
る。
【0006】上記従来技術においては、ヘルプ情報を提
供する形態があらかじめ決められている。この提供形態
とは、ヘルプ情報を表示する際の表示方法および選択方
法であり、操作者にとっては、提供形態が決まっている
ために、ヘルプ情報の操作がなじみにくいことがある。
【0007】本発明の目的は、利用者にとって利用しや
すいヘルプ情報の提供方法および情報処理装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ヘルプ情報の提供の要求指示を受け付け
る入力手段と、該入力手段で受け付けたヘルプ情報の提
供要求指示にしたがってヘルプ情報を提供するヘルプ情
報提供手段と、前記ヘルプ情報を記憶するヘルプ情報記
憶手段と、前記ヘルプ情報提供手段で提供されたヘルプ
情報を表示出力する表示手段とを備える情報処理装置に
おいて、前記ヘルプ情報の提供形態を複数記憶し、該提
供形態ごとに提供するヘルプ情報の提供項目を記憶する
提供形態記憶手段と、該提供項目と、前記ヘルプ情報記
憶手段に記憶しているヘルプ情報との対応関係を記憶す
る対応関係記憶手段とを備え、前記入力手段は、前記ヘ
ルプ情報の提供形態の選択指示を受け付け、前記ヘルプ
情報提供手段は、該入力手段で受け付けたヘルプ情報の
提供形態に従って、前記ヘルプ情報記憶手段、前記提供
形態記憶手段および前記対応関係記憶手段を参照し、ヘ
ルプ情報を提供する。
【0009】また、前記入力手段は、前記ヘルプ情報の
提供形態における提供項目の選択指示をさらに受け付
け、前記ヘルプ情報提供手段は、該入力手段で受け付け
たヘルプ情報の提供項目に従って、前記ヘルプ情報記憶
手段、前記提供形態記憶手段および前記対応関係記憶手
段を参照し、前記提供項目に対応するヘルプ情報を提供
することができる。
【0010】前記ヘルプ情報記憶手段は、ヘルプ情報と
して、前記提供項目ごとに、該提供項目の機能を示す機
能内容と、該提供項目の操作方法と、該提供項目の制約
事項と、該提供項目のエラー対処方法とのうち少なくと
も1つの提供内容を記憶することができる。また、前記
ヘルプ情報記憶手段は、ヘルプ情報として、前記提供項
目ごとに、該提供項目の機能を示す機能内容と、該提供
項目の操作方法と、該提供項目の制約事項と、該提供項
目のエラー対処方法とのうち少なくとも2つの提供内容
を記憶する場合には、前記入力手段は、前記ヘルプ情報
の提供形態の提供項目における提供内容の選択指示をさ
らに受け付け、前記ヘルプ情報提供手段は、該入力手段
で受け付けたヘルプ情報の提供内容に従って、前記ヘル
プ情報記憶手段、前記提供形態記憶手段および前記対応
関係記憶手段を参照し、前記提供内容に対応するヘルプ
情報を提供するようにしてもよい。
【0011】前記提供形態として、あらかじめ関連する
ヘルプ情報ごとに目次項目を付して分類し、該目次項目
を提供項目とする目次形式とすることができる。
【0012】また、他の提供形態として、あらかじめヘ
ルプ情報に対応するキーワードごとにヘルプ情報を提供
する索引形式とし、前記ヘルプ情報記憶手段は、前記ヘ
ルプ情報に対応するキーワードをさらに記憶し、前記入
力手段は、前記ヘルプ情報の前記キーワードをさらに受
け付け、前記ヘルプ情報提供手段は、該入力手段で受け
付けたヘルプ情報のキーワードに従って、前記ヘルプ情
報記憶手段、前記提供形態記憶手段および前記対応関係
記憶手段を参照し、前記キーワードに対応するヘルプ情
報を提供することができる。
【0013】さらに、他の提供形態として、該情報処理
装置における作業の流れに従ってヘルプ情報を提供する
チュートリアル形式とすることができる。前記チュート
リアル形式は、あらかじめ前記作業ごとにチュートリア
ル項目を付して分類し、該チュートリアル項目を提供項
目とすることができる。
【0014】上記本発明の情報処理装置のハードウェア
は、中央処理装置(以下CPUと呼ぶ)を中心として、
メモリ、補助記憶装置、入力装置および表示装置等を備
えて構成することができる。上記した各手段は、これら
の装置と、上記メモリに格納されるプログラムとにより
構成することができる。
【0015】上記ヘルプ情報記憶手段は、例えば、上記
ハードウェアの補助記憶装置を用いて構成することがで
きる。この補助記憶装置に記憶するヘルプ情報は、個々
の項目に対する機能内容、操作方法、制約事項およびエ
ラー対処方法についての解説情報や、機能の名称、上記
解説情報に含まれるキーワードなどで構成される。ま
た、上記提供形態記憶手段は、例えば、上記ハードウェ
アのメモリを用いて構成することができる。このメモリ
に、ヘルプ情報を提供する際の提供形式に関して定義し
たデータ、すなわち目次形式、索引形式、チュートリア
ル形式のそれぞれが持つ項目に関して定義したデータを
記憶する。また、上記対応関係記憶手段は、例えば、上
記ハードウェアのメモリを用いて構成することができ
る。このメモリに、ヘルプ情報を提供する際の提供内容
に関して定義したデータ、すなわち上記提供形式それぞ
れが持つ提供項目と、各提供項目で使用するヘルプ情報
との関連を定義したデータを記憶する。
【0016】また、ヘルプ情報提供手段は、例えば、上
記ハードウェアのメモリ、補助記憶装置およびCPUを
用いて構成することができる。
【0017】
【作用】入力手段は、ヘルプ情報の提供の要求指示を受
け付け、さらに前記ヘルプ情報の提供形態の選択指示を
受け付ける。前記ヘルプ情報提供手段は、受け付けたヘ
ルプ情報の提供形態に従って、前記提供形態記憶手段に
記憶する提供項目を抽出し、前記対応関係記憶手段に記
憶する該提供項目に対応するヘルプ情報識別子を抽出
し、前記ヘルプ情報記憶手段に記憶する該ヘルプ情報識
別子に対応するヘルプ情報を抽出して提供する。表示手
段は、前記ヘルプ情報提供手段で提供されたヘルプ情報
を表示出力する。
【0018】提供形態記憶手段に記憶している複数のヘ
ルプ情報の提供形態とは、ヘルプ情報を操作者に提供す
る際のフォーマットに関する定義である。
【0019】前記提供形態として、あらかじめ関連する
ヘルプ情報ごとに目次項目を付して分類し、該目次項目
を提供項目とする目次形式とすることができる。目次形
式は、お互いに関連するヘルプ情報を1つの目次項目と
して分類してまとめ、操作者に提供する形式である。例
えば、日本語ワードプロセッサの持つ機能の中の、倍角
機能、書式変更機能、画面制御機能に関するヘルプ情報
を、「文字の大きさを変える」という目次項目でまと
め、操作者に提供する。お互いに関連するヘルプ情報を
1つの目次項目として分類してまとめ操作者に提供する
ことにより、ヘルプ情報同士の関係が明確となり、求め
るヘルプ情報を迅速に得られるばかりでなく、操作者の
理解を助けることもできる。
【0020】また、他の提供形態として、あらかじめヘ
ルプ情報に対応するキーワードごとにヘルプ情報を提供
する索引形式とすることができる。索引形式は、操作者
から入力されたキーワードを含むヘルプ情報を、操作者
に提供する形式である。例えば、上記と同様に、操作者
は、「文字」や、「文字サイズ」などというキーワード
を入力することによって、該キーワードをキーワードデ
ータとして持つ倍角機能、書式変更機能、画面制御機能
等に関するヘルプ情報を操作者に提供する。この場合、
前記ヘルプ情報記憶手段は、前記ヘルプ情報と、該ヘル
プ情報に対応するキーワードとをさらに記憶し、前記入
力手段は、前記ヘルプ情報の前記キーワードをさらに受
け付け、前記ヘルプ情報提供手段は、該入力手段で受け
付けたヘルプ情報のキーワードに従って、前記ヘルプ情
報記憶手段、前記提供形態記憶手段および前記対応関係
記憶手段を参照し、前記キーワードに対応するヘルプ情
報を提供する。索引形式によって、操作者が提供して欲
しいヘルプ情報について自分が分かっているキーワード
を入力することで、該キーワードデータを含むヘルプ情
報を検索して提供することにより、うろ覚えの内容につ
いての完全なヘルプ情報を容易かつ迅速に得ることがで
きる。
【0021】さらに、他の提供形態として、該情報処理
装置における作業の流れに従ってヘルプ情報を提供する
チュートリアル形式とすることができる。チュートリア
ル形式は、操作者の希望する目標に到達するために行う
べき作業の流れと、その作業の中で使用する機能につい
てのヘルプ情報を、チュートリアル項目として作業ごと
に分類してまとめ、操作者に提供する形式である。例え
ば、上記操作者の希望する目標が、「日本語ワードプロ
セッサを使用して文書を作成し、印刷、登録する」こと
であった場合は、「(1)日本語ワードプロセッサの電
源を入れる。(2)メニューから新規作成を選択する。
(3)文書を入力・編集する。(4)文書を印刷する。
(5)文書を登録する。(6)日本語ワードプロセッサ
の電源を切る。」というように、目標に到達するまでに
行う作業の流れにそって、ヘルプ情報を操作者に提供す
る。チュートリアル形式によって、操作者の希望する目
標に到達するために行うべき個々の作業で使用するヘル
プ情報をチュートリアル項目として作業ごとに分類して
まとめて操作者に提供することにより、操作者は、自己
の目標に達するために行うべき作業の流れと、その作業
の中で使用する機能について理解することができる。
【0022】前記ヘルプ情報記憶手段は、ヘルプ情報と
して、前記提供項目ごとに、該提供項目の機能を示す機
能内容と、該提供項目の操作方法と、該提供項目の制約
事項と、該提供項目のエラー対処方法とのうち少なくと
も1つの提供内容を記憶することができる。前記機能内
容とは、機能の働きや機能の働きかける対象となる対象
データの種類等についての解説である。例えば、日本語
ワードプロセッサの持つ機能の中の倍角機能に対して
は、「文字の大きさを変える機能であり、編集時には拡
大枠のみ表示される。印刷時の文字の大きさを変えるこ
とができる機能である。」等の機能内容に関するヘルプ
情報を操作者に提供する。前記操作方法とは、機能の操
作の手順や機能を実行する際に必要なパラメータの設定
等についての解説である。例えば、上記と同様に、倍角
機能に対しては、「大きさを変更したい文字の先頭にカ
ーソルを移動して倍角キーを押し、大きさを変更したい
文字の最後にカーソルを移動してもう一度倍角キーを押
す。表示された横倍角、縦倍角、縦横倍角のうち希望す
るサイズをカーソルキーで選んで、実行キーを押す。」
等の操作方法に関するヘルプ情報を操作者に提供する。
さらに、上記制約事項とは、機能を実行することが可能
な環境や機能が働きかけられる最大対象データ数等につ
いての解説である。例えば、上記と同様に、倍角機能に
対しては、「本文編集環境で入力した文字に対しての
み、この機能を使用して印刷時の文字の大きさを変更す
ることができる。図形編集環境で入力した文字に対して
はこの機能は使用できない。」等の制約事項に関するヘ
ルプ情報を操作者に提供する。上記エラー対処方法と
は、機能を間違えて使用したときに発生するエラーに対
する対処方法やエラーの発生する条件等についての解説
である。例えば、上記と同様に倍角機能に対しては、図
形編集環境で倍角キーが押された場合に、「図形編集環
境中で入力した文字については倍角設定できません。文
字の大きさを変更したい場合は、書式変更機能で文字ポ
イントを変更して下さい。」等のエラー対処方法に関す
るヘルプ情報を操作者に提供する。
【0023】また、上記した4つの提供内容を、全て一
度に操作者に提供することで、機能内容、操作方法、制
約事項およびエラー対処方法についての全ヘルプ情報
を、一度に解説するようにしてもよい。
【0024】前記ヘルプ情報記憶手段は、ヘルプ情報と
して、前記提供項目ごとに、該提供項目の機能を示す機
能内容と、該提供項目の操作方法と、該提供項目の制約
事項と、該提供項目のエラー対処方法とのうち少なくと
も2つの提供内容を記憶する場合には、前記入力手段
は、前記ヘルプ情報の提供形態の提供項目における提供
内容の選択指示をさらに受け付け、前記ヘルプ情報提供
手段は、該入力手段で受け付けたヘルプ情報の提供内容
に従って、前記ヘルプ情報記憶手段、前記提供形態記憶
手段および前記対応関係記憶手段を参照し、前記提供内
容に対応するヘルプ情報を提供する。
【0025】上記によれば、操作者がヘルプ情報を提供
するよう指示することによって、該操作者からの指示に
従って提供形式および提供内容に関する複数のヘルプ情
報の提供形態から、ヘルプ情報を提供する際の提供形態
を選出し、該選出されたヘルプ情報提供形態に従って、
操作者にヘルプ情報を提供することにより、ヘルプ情報
を得る行為に選択の幅が生まれ、しかも得られるヘルプ
情報の内容も多岐に渡ることになり、その結果ヘルプ情
報を得るための行為が寛容で容易となり、目的とするヘ
ルプ情報を迅速に得ることができる。また様々な視点か
らのヘルプ情報を得られることで、知りたい事柄につい
てより深く理解することができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照して説明する。本実施例は、日本語ワードプロセッサ
のもつ機能に関するヘルプ情報を操作者に提供する情報
処理装置に関するものである。本実施例の情報処理装置
は、図1に示すハードウェアおよびこのハードウェアを
制御するプログラムにより構成される。
【0027】図1に示すハードウェアシステムは、操作
者がヘルプ情報の提供要求指示を行うためのヘルプキー
を備えた入力手段の入力装置101と、システムの制御
を行うCPU102と、CRT等の表示デバイスを備え
てヘルプ情報を表示出力する表示手段の表示装置103
とを備えている。入力装置101は、ヘルプ情報の提供
要求指示を受け付けるためのキーボードにより構成され
る。なお、入力装置101には、マウス、電子ペン等を
付加してもよく、さらに、入力装置101と表示装置1
03とは入力と表示が一体であるタブレットでもよい。
また、本実施例のハードウェアシステムは、プログラ
ム、ヘルプ情報データ、ヘルプ情報の提供形式および提
供内容に関するデータ、各種データの管理データを記憶
するためのフロッピディスクやメモリカード等の補助記
憶装置104と、提供するヘルプ情報の検索や、操作者
へのヘルプ情報の提供形態を設定するためのプログラム
メモリ105と、ヘルプ情報データや各種データの管理
データを記憶するためのデータメモリ106とを備えて
いる。プログラムメモリ105およびデータメモリ10
6は、RAM等により構成することができる。上記補助
記憶装置104は、ヘルプ情報記憶手段であり、ヘルプ
情報を記憶する。本実施例においては、複数の提供形態
でヘルプ情報を提供することができるが、ヘルプ情報と
しては共通のデータベースであるヘルプ情報記憶手段を
備えて、提供形態にあわせた出力をすることができる。
前記ヘルプ情報記憶手段は、ヘルプ情報として、前記提
供項目ごとに、該提供項目の機能を示す機能内容と、該
提供項目の操作方法と、該提供項目の制約事項と、該提
供項目のエラー対処方法とのうち少なくとも1つの提供
内容を記憶しておくことができる。また、前記ヘルプ情
報に対応するキーワードをさらに記憶することができ
る。上記データメモリ106は、前記ヘルプ情報の提供
形態を複数記憶し、該提供形態ごとに提供するヘルプ情
報の提供項目を記憶する提供形態記憶手段および該提供
項目に対応する、前記ヘルプ情報記憶手段に記憶してい
るヘルプ情報の対応関係を記憶する対応関係記憶手段で
あり、提供形式および提供内容に関する複数のヘルプ情
報提供形態についての定義データを格納する。提供形態
としては、目次形式、チュートリアル形式もしくは索引
形式をあらかじめ定義しておくことができる。目次形式
は、あらかじめ関連するヘルプ情報ごとに目次項目を付
して分類し、該目次項目を提供項目とする。索引形式と
しては、あらかじめヘルプ情報に対応するキーワードご
とにヘルプ情報を提供する。チュートリアル形式として
は、情報処理装置における作業の流れに従ってヘルプ情
報を提供する。また、チュートリアル形式は、あらかじ
め前記作業ごとにチュートリアル項目を付して分類し、
該チュートリアル項目を提供項目とすることができる。
さらに、各提供項目には、複数の機能を備えるようにし
てもよい。該機能は、提供項目に関する機能であり、ヘ
ルプ情報の各機能名称に対応する。さらに、上記入力装
置101は、操作者がヘルプ情報提供指示を入力するた
めの装置であり、入力装置101に備えられたヘルプキ
ー等を押下することで操作者はヘルプ情報の提供を指示
できる。該プログラムメモリ105に格納されたプログ
ラムと、上記操作者から入力されたヘルプ情報提供要求
指示の内容とに従って、上記CPUを使用し、上記デー
タメモリ106に格納された複数のヘルプ情報提供形態
の定義データの中から操作者にヘルプ情報を提供する際
の提供形態について定義した定義データを選出する。さ
らに、上記データメモリ106、プログラムメモリ10
5、補助記憶装置104およびCPU102で、ヘルプ
情報を提供するヘルプ情報提供手段を構成することがで
き、操作者からのヘルプ情報提供指示の内容に応じて、
上記提供形式および提供内容に関するヘルプ情報提供形
態を抽出し、抽出されたヘルプ情報の提供形態に従っ
て、補助記憶装置104から操作者に提供するヘルプ情
報を選び出し、表示装置103によって該ヘルプ情報を
表示する。
【0028】図3は、日本語ワードプロセッサのもつ機
能に関するヘルプ情報の提供形式を定義したデータテー
ブル群301と、操作者に提供するヘルプ情報の提供内
容を定義したデータテーブル群312、ヘルプ情報を定
義したデータテーブル群319を示したものである。
【0029】図3において、301は、ヘルプ情報の提
供形式に関して定義した提供形式データテーブルであ
り、前記ヘルプ情報の提供形態を複数記憶し、該提供形
態ごとに提供するヘルプ情報の提供項目を記憶する提供
形態記憶手段である。提供形態記憶手段301は、目次
形式データテーブル302、チュートリアル形式データ
テーブル305のデータテーブルを備えている。さら
に、チュートリアル形式データテーブル305は、提供
項目が多い場合や階層別けされている場合には、複数の
チュートリアル形式データテーブルを用意してもよい
し、また、チュートリアル形式データテーブル(その
2)308を備えるようにしてもよい。目次形式データ
テーブル302は、目次項目データ304と、目次項目
番号データ303とを備える。目次項目データ304
は、目次形式でヘルプ情報を提供する際の目次の各項目
の名称もしくは内容が格納されている。目次項目番号デ
ータ303は、目次項目データ304ごとに割り付けら
れた識別情報である。チュートリアル形式データテーブ
ル305は、チュートリアル項目1データ307と、チ
ュートリアル項目1番号データ306とを備える。チュ
ートリアル項目1データ307は、チュートリアル形式
でヘルプ情報を提供する際のチュートリアルの各提供項
目1の内容が格納されている。306は、チュートリア
ル項目1データ307ごとに割り付けられた識別情報で
あり、操作者にチュートリアル形式でヘルプ情報を提供
する際の提供する順番を表している。チュートリアル形
式データテーブル(その2)308は、チュートリアル
項目1番号データ309と、チュートリアル項目2デー
タ310と、チュートリアル項目2番号データ311と
を備える。チュートリアル項目1番号データ309は、
チュートリアル項目1番号データ306と同じである。
チュートリアル項目2データ310は、チュートリアル
項目1番号データ306に対応する項目が複数ある場合
のデータである。チュートリアル項目2番号データ31
1は、チュートリアル項目2データ310ごとに割り付
けられた識別情報であり、操作者にチュートリアル形式
でヘルプ情報を提供する際の提供する順番を表してい
る。312は、操作者に提供するヘルプ情報の提供内容
に関する提供内容データテーブルであり、提供項目に対
応する、前記ヘルプ情報記憶手段に記憶しているヘルプ
情報の対応関係を記憶する対応関係記憶手段である。対
応関係記憶手段312は、目次形式でヘルプ情報を提供
する際の提供内容に関して定義した目次形式提供内容デ
ータテーブル313と、同様にチュートリアル形式でヘ
ルプ情報を提供する際の提供内容に関して定義したチュ
ートリアル形式提供内容データテーブル316との2つ
のテーブルを備える。上記目次形式提供内容データテー
ブル313は、上記目次形式データテーブル302の持
つ目次項目ごとに割り振られた目次項目番号データ30
3を表す目次項目番号データ314と、該目次項目にお
いて提供するヘルプ情報の識別子を表すヘルプ情報番号
データ315とにより構成される。目次項目番号データ
314に対応して、複数のヘルプ情報番号データ315
を備えてもよい。これにより、目次項目番号データ31
4に対応する複数の機能を備える場合に対応できる。同
様に、チュートリアル形式提供内容データテーブル31
6は、上記チュートリアル形式データテーブル308の
持つチュートリアル項目2ごとに割り振られた番号デー
タ309を表すチュートリアル項目番号データ317
と、該チュートリアル項目において提供するヘルプ情報
を表すヘルプ情報番号データ318とを備える。チュー
トリアル項目番号データ317に対応して、複数のヘル
プ情報番号データ318を備えてもよい。319は、日
本語ワードプロセッサのもつ個々の機能の、操作者に提
供するヘルプ情報に関して定義したヘルプ情報データテ
ーブルであり、ヘルプ情報を記憶するヘルプ情報記憶手
段である。ヘルプ情報データテーブル319は、各ヘル
プ情報に割り付けられたヘルプ情報番号データ320、
上記個々の機能の機能名称データ321、該ヘルプ情報
のキーワードを定義したヘルプ情報キーワードデータ3
22、解説データの格納されているアドレスを表す解説
データポインタ323、およびこの解説データポインタ
323が差すアドレスに格納されている解説情報を備え
る。解説情報としては、該ヘルプ情報で解説する機能に
関する機能内容解説データ324、操作方法解説データ
325、制約事項解説データ326およびエラー対処方
法解説データ327を備える。前記機能内容とは、機能
の働きや機能の働きかける対象となる対象データの種類
等についての解説である。例えば、日本語ワードプロセ
ッサの持つ機能の中の倍角機能に対しては、「文字の大
きさを変える機能であり、編集時には拡大枠のみ表示さ
れる。印刷時の文字の大きさを変えることができる機能
である。」等の機能内容に関するヘルプ情報を操作者に
提供する。前記操作方法とは、機能の操作の手順や機能
を実行する際に必要なパラメータの設定等についての解
説である。例えば、上記と同様に、倍角機能に対して
は、「大きさを変更したい文字の先頭にカーソルを移動
して倍角キーを押し、大きさを変更したい文字の最後に
カーソルを移動してもう一度倍角キーを押す。表示され
た横倍角、縦倍角、縦横倍角のうち希望するサイズをカ
ーソルキーで選んで、実行キーを押す。」等の操作方法
に関するヘルプ情報を操作者に提供する。さらに、上記
制約事項とは、機能を実行することが可能な環境や機能
が働きかけられる最大対象データ数等についての解説で
ある。例えば、上記と同様に、倍角機能に対しては、
「本文編集環境で入力した文字に対してのみ、この機能
を使用して印刷時の文字の大きさを変更することができ
る。図形編集環境で入力した文字に対してはこの機能は
使用できない。」等の制約事項に関するヘルプ情報を操
作者に提供する。上記エラー対処方法とは、機能を間違
えて使用したときに発生するエラーに対する対処方法や
エラーの発生する条件等についての解説である。例え
ば、上記と同様に倍角機能に対しては、図形編集環境で
倍角キーが押された場合に、「図形編集環境中で入力し
た文字については倍角設定できません。文字の大きさを
変更したい場合は、書式変更機能で文字ポイントを変更
して下さい。」等のエラー対処方法に関するヘルプ情報
を操作者に提供する。
【0030】以上が、2つの提供形式データテーブル
と、2つの提供内容データテーブル、およびヘルプ情報
データテーブルについての説明であり、これらのデータ
テーブルは格納される。
【0031】次に、本実施例のヘルプ情報提供処理の全
体的な流れを、図2を用いて説明する。図2は、本実施
例のヘルプ情報提供処理の全体的な流れを表したフロー
図であり、8つのステップにより構成される。
【0032】図2において、まず、ヘルプ情報の提供要
求があると、表示装置103は、ヘルプ情報を提供する
際の提供形態として、目次形式、チュートリアル形式も
しくは索引形式の選択枝を表示する。ヘルプ情報の提供
要求は、入力装置101を操作されて受け付ける場合
や、エラーが発生した場合などにヘルプ情報の提供要求
指示を出すようにしてもよい。操作者はいずれかの提供
形態を選択し、入力装置101は、提供形態の選択指示
を受け付ける(ステップ201)。つぎに、該ステップ
201において、索引形式が選択されたか否かを判定す
る(ステップ202)。目次形式またはチュートリアル
形式が選択された場合はステップ203へ進み、操作者
が索引形式を選択した場合はステップ204へ進む。
【0033】ヘルプ情報提供手段は、前記提供形態記憶
手段に記憶する提供項目の抽出を行い、該提供項目を表
示装置103が表示する。操作者は、ステップ201で
選択した提供形式が持つ提供項目を選択し、入力装置1
01は、提供項目の選択指示を受け付ける(ステップ2
03)。ここで言う提供項目とは、目次形式を選択した
場合は目次の各項目、チュートリアルを選択した場合は
チュートリアルの項目1である。チュートリアル形式デ
ータテーブル(その2)308を備える場合には、チュ
ートリアル項目2の選択枝を表示し、さらに、チュート
リアルの提供項目2の選択指示を受け付ける。チュート
リアル項目がさらに階層化されている場合には、それら
を表示し、選択指示を受け付けるようにできる。つぎ
に、項目の選択が終了したか否かを判断し(ステップ2
05)、項目が選択されている場合には、ステップ20
6に進む。すなわち、対応するヘルプ情報番号データが
抽出されている場合にはステップ206に進む。
【0034】また、上記ステップ201において、操作
者が索引形式を選択した場合は、操作者は、索引形式で
ヘルプ情報を提供するためのキーワードを入力し、入力
装置101は、キーワードを受け付ける(ステップ20
4)。
【0035】つぎに、ヘルプ情報提供手段は、上記ステ
ップ203で操作者が選択した提供項目における各機能
に対応するヘルプ情報番号、または、上記ステップ20
4で操作者が入力したキーワードを含む項目の各機能の
ヘルプ情報番号を選出して表示装置103が表示する。
操作者は、該機能群の中から、解説して欲しい機能を選
択し、入力装置101は、機能選択指示を受け付ける
(ステップ206)。つぎに、ヘルプ情報提供手段は、
上記ステップ206で選択された機能を抽出し、表示装
置103は、該機能の提供内容の選択枝を表示する。操
作者は、提供内容を選択する(ステップ207)。提供
内容としては、提供項目の機能を示す機能内容と、該提
供項目の操作方法と、該提供項目の制約事項と、該提供
項目のエラー対処方法と、上記4つの提供内容を一度に
行う全解説とがあり、これらの提供内容に対応するヘル
プ情報をヘルプ情報記憶手段において記憶している。そ
して、ヘルプ情報提供手段は、上記ステップ206およ
びステップ207で操作者が選択した機能とその提供内
容の解説を選択し、表示装置103は、選択された解説
を提示する(ステップ208)。このようにヘルプ情報
の提供処理を進めることによって、ヘルプ情報の提供形
式および提供内容を操作者の選択に従って決定してい
く。
【0036】以上が、本実施例のヘルプ情報提供処理の
基本的な流れであり、このように処理することにより、
操作者により利用しやすいヘルプ情報を提供できる。
【0037】以下に、図2に表したヘルプ情報の提供処
理を、図4および図5を用いてさらに具体的に説明す
る。本実施例のヘルプ情報提供処理において、操作者か
ら入力されるデータを一時記憶するためのバッファの構
成を図4に示す。
【0038】図4において、401は、バッファであ
り、本実施例において操作者から入力され、入力装置1
01において受け付けたデータを一時記憶する。すなわ
ち、受け付けるデータとしては、上記ステップ201に
おいて操作者が入力したヘルプ情報の提供形式を表す形
式番号データ402、同様に上記ステップ203におい
て操作者が入力した項目1番号データ403、同様に上
記ステップ203において操作者が入力した項目2番号
データ404、上記ステップ204において操作者が入
力したキーワードデータ405、上記ステップ206に
おいて操作者が入力したヘルプ情報の機能に対応するヘ
ルプ情報番号データ406、および、上記ステップ20
7において操作者が入力した提供内容に対応する提供内
容番号データ407がある。なお、上記項目1番号デー
タ403は、図3に示した提供形態記憶手段301内
の、目次項目番号データ303またはチュートリアル項
目1番号データ306に対応する。上記項目1番号デー
タ403は、図3に示した提供形態記憶手段301内
の、チュートリアル項目2番号データ311に対応す
る。
【0039】以上が、本実施例のヘルプ情報提供処理に
おいて、操作者から入力されるデータを一時記憶するた
めのバッファについての説明であり、これらのデータテ
ーブルは、データメモリ106などに格納される。
【0040】つぎに、本実施例の操作者へのヘルプ情報
提供処理の手順を、図5を用いて説明する。図5に、ヘ
ルプ情報提供処理のフローチャートを示す。
【0041】図5において、ヘルプ情報の提供要求指示
があると、まず、CPU102は、ヘルプ情報を目次形
式、チュートリアル形式、索引形式の3つの提供形式の
いずれの形式で提供するかを表示装置103により表示
し、操作者に入力装置101を用いて選択させ、入力装
置101で選択指示を受け付ける(ステップ501)。
目次形式が選択された場合は1を、チュートリアル形式
が選択された場合は2を、索引形式が選択された場合は
3を、図4に示すようなバッファ401の形式番号デー
タ402に格納する。CPU102は、バッファ401
内の項目番号データ402が1であるか否かを判定する
(ステップ502)。1であった場合は、CPU102
は、図3に示す目次形式データテーブル302内の目次
項目データ304を使用して、目次項目を表示装置10
3に表示、入力装置101を用いて操作者に解説して欲
しい目次項目を選択させる(ステップ503)。選択さ
れた項目の目次項目番号データ303をバッファ401
内の項目1番号データ403に格納し、ステップ509
へ進む。上記ステップ502において、形式番号データ
402が1ではない、すなわち目次形式ではないと判定
された場合は、CPU102は、形式番号データ402
が2であるか否かを判定し(ステップ504)、2であ
った場合はステップ505へ進む。CPU102は、上
記ステップ503と同様に、チュートリアル形式データ
テーブル305内のチュートリアル項目1データ307
を使用して、チュートリアル項目を表示装置103に表
示し、入力装置101を用いて操作者に解説して欲しい
チュートリアル項目1を選択させる(ステップ50
5)。選択された項目のチュートリアル項目番号データ
306をバッファ401内の項目1番号データ403に
格納する。チュートリアル形式データテーブル(その
2)308を備える場合には、チュートリアル項目2の
選択枝を表示し、さらに、チュートリアルの提供項目2
の選択指示を受け付ける(ステップ506)。選択され
た項目のチュートリアル項目2番号データ311をバッ
ファ401内の項目2番号データ404に格納し、選択
が全て終了した場合にはステップ509へ進む。また、
上記ステップ504において、形式番号データ402が
2ではない、すなわち、チュートリアル形式ではないと
判定された場合、CPU102は、形式番号データ40
2が3であるか否かを判定する(ステップ507)。3
であった場合はステップ507へ進む。つぎに、CPU
102は、操作者に入力装置101および表示装置10
3を用いてキーワードデータを入力させ、バッファ40
1内のキーワードデータ405に格納し(ステップ50
8)、ステップ509へ進む。上記ステップ507にお
いて、CPU102は、形式番号データ402が3では
ないと判定した場合は、ステップ501に戻り、操作者
に提供形式を再選択させる。
【0042】つぎに、CPU102は、バッファ401
内の形式番号データ402が1であった場合は、目次形
式提供内容データテーブル313を参照し、項目1番号
データ403と同じ番号の目次項目番号データ314に
対応するヘルプ情報番号データ315を抽出する。つぎ
に、ヘルプ情報データテーブル319を参照し、該ヘル
プ情報番号データ315と同じ番号のヘルプ情報番号デ
ータ320が割り付けられたヘルプ情報の機能名称デー
タ321を抽出する。その後、表示装置103に抽出し
た機能名称を表示し、機能名称が複数ある場合には入力
装置101を用いて操作者に解説して欲しい機能を選択
させる(ステップ509)。選択された機能のヘルプ情
報番号データ320は、バッファ401内のヘルプ情報
番号データ406に格納される。同様に、CPU102
は、バッファ401内の形式番号データ402が2であ
った場合は、チュートリアル形式提供内容データテーブ
ル316を参照し、項目2番号データ404と同じ番号
のチュートリアル項目番号データ317に対応するヘル
プ情報番号データ318を抽出する。つぎに、ヘルプ情
報データテーブル319を参照し、該ヘルプ情報番号デ
ータ318と同じ番号のヘルプ情報番号データ320が
割り付けられたヘルプ情報の機能名称データ321を抽
出する。その後、表示装置103に抽出した機能名称を
表示し、機能名称が複数ある場合には、入力装置101
を用いて操作者に解説して欲しい機能を選択させる(ス
テップ509)。選択された機能のヘルプ情報番号デー
タ320は、バッファ401内のヘルプ情報番号データ
406に格納される。また、CPU102は、バッファ
401内の形式番号データ402が3であった場合は、
ヘルプ情報データテーブル319の中からバッファ40
1に格納されているキーワードデータ405と同一のキ
ーワードデータ322を検索する。該当する機能名称デ
ータ321を抽出し、表示装置103に機能名称を表示
し、該当する機能名称が複数ある場合には入力装置10
1を用いて操作者に解説して欲しい機能を選択させる
(ステップ509)。選択された機能のヘルプ情報番号
データ320は、バッファ401内のヘルプ情報番号デ
ータ406に格納される。
【0043】つぎに、CPU102は、表示装置103
に提供内容の種類を表示し、入力装置101を用いて操
作者に提供内容の種類を選択させる(ステップ51
0)。ここでいう提供内容とは、機能内容に関する解
説、操作方法に関する解説、制約事項に関する解説、エ
ラー対処方法に関する解説、上記4つの全ての解説を行
なう全解説の5つであり、これらが選択された場合は、
バッファ401内の内容番号データ407にそれぞれ
1、2、3、4もしくは5の値を格納する。CPU10
2は、バッファ401内の内容番号データ407が5で
あるか否かを判定する(ステップ511)。そうであっ
た場合は、ヘルプ情報データテーブル319を参照し、
バッファ401内のヘルプ情報番号データ406に該当
するヘルプ情報番号データ320を持つヘルプ情報の解
説データポインタ319で示された解説データ324、
325、326および327を抽出する。表示装置10
3を用いて抽出した全てを表示する(ステップ51
2)。上記ステップ511において、CPU102が、
バッファ401内の内容番号データ407が5ではない
と判定した場合は、ステップ513へ進む。つぎに、内
容番号データ407が1であるか否かを判定する(ステ
ップ513)。1であった場合、すなわち機能内容であ
った場合には、ヘルプ情報データテーブル319を参照
し、バッファ401内のヘルプ情報番号データ406に
該当するヘルプ情報番号データ320を持つヘルプ情報
の、解説データポインタ323で示された解説データ3
24、325、326および327の中から、機能内容
に関する解説データ324を抽出する。表示装置103
を用いて抽出した機能内容に関する解説データ324を
表示する(ステップ514)。以下は、上記ステップ5
13およびステップ514と同様であり、内容番号デー
タ407が2であるか否かを判定し(ステップ51
5)、2であった場合、すなわち操作方法であった場合
には、該当するヘルプ情報の操作方法に関する解説デー
タ325を表示する(ステップ516)。また、2でな
い場合は、内容番号データ407が3であるか否かを判
定し(ステップ517)、3であった場合は該当するヘ
ルプ情報の制約事項に関する解説データ326を表示す
る(ステップ518)。3でなかった場合は、該当する
ヘルプ情報のエラー対処方法に関する解説データ327
を表示する(ステップ519)。
【0044】表示後、ヘルプ情報を消去する指示、もし
くは、元の処理画面に戻る指示等を入力装置101で受
け付けると、バッファ401内の全てのデータを消去し
てから終了する。また、ひきつづきヘルプ情報を提供す
るように指示があった場合には、上記ステップ501か
ら処理をしてもよいし、形式番号データ402に記憶し
ている提供形式に従って同じ提供形式でヘルプ情報をさ
らに提供するようにしてもよい。
【0045】以上が、本実施例の操作者へのヘルプ情報
提供処理の手順である。上記実施例において、操作者に
提示する入力画面例を図6に示し、また、データテーブ
ル群のデータ例を図7に示す。図6および図7を参照
し、ヘルプ情報提供処理の基本的な流れを表した図2を
用いて以下に説明する。図7に示すテーブルは、図3に
示したテーブルの一部の具体例であって図6に示す画面
例に対応しており、図3に示した番号と同一の番号で示
しているのは同じものである。
【0046】図6に示す画面601は、図2におけるス
テップ201に示した提供形式の選択画面例であり、操
作者の提供形式の選択指示に従って、図7に示す提供形
式データテーブル301を参照し、選択された提供形式
のデータテーブルを参照して表示するデータを抽出し、
画面602を表示する。また、索引形式が選択された場
合には、同ステップ202またはステップ204に示し
たキーワードの入力を行う画面602を表示する。画面
602において、項目が選択され(ステップ203)、
または、キーワードが入力されると(ステップ20
4)、図7に示す提供内容データテーブル312を参照
し、選択された提供形式の提供内容データテーブルを参
照し、該当する提供内容のデータを抽出し、ステップ2
06に示した機能を選択する画面603を表示する。画
面603において、解説して欲しい機能が選択される
と、ステップ206において処理し、提供内容の選択を
行う画面604を表示する。該画面604において、提
供内容を選択すると、ステップ208において処理し、
ヘルプ情報データテーブル319を参照し、該ヘルプ情
報番号データと同じ番号のヘルプ情報番号データ320
が割り付けられたヘルプ情報の機能名称データ321を
抽出し、選択された提供内容のヘルプ情報を、画面60
5に示すように表示する。
【0047】上記実施例では、全ての提供形式におい
て、ヘルプ情報を操作者に提供する際は、機能やその機
能に対する提供内容を選択する操作を必要としたが、図
3に示したヘルプ情報データテーブル319内の解説デ
ータ324、325、326、327はそれぞれ独立し
て個々に格納されているため、チュートリアル形式で提
供する際は、この中から機能内容解説データおよび操作
方法解説データのみを使用することにより、操作者に提
供する内容を機能内容および操作方法の2つに絞るよう
にしてもよい。例えば、文書の新規作成というようなヘ
ルプ情報の提供の場合には、予め定められたストーリー
に従って操作者が希望する目標に達するまで自動的に操
作者にヘルプ情報を提供してもよい。
【0048】また、上記実施例では、ヘルプ情報を提供
する際のフローとして図2に示したフローに従ってヘル
プ情報提供処理を説明したが、例えば操作者が操作を誤
ったときには、図2に示したフローをショートカットす
る処理を行ってもよい。例えば、図3に示したヘルプ情
報データテーブル319内の機能名称データ321から
その操作を誤った機能に対応する制約事項解説データ3
26およびエラー対処方法解説データ327を抽出し、
操作者に自動的にその機能の制約事項およびエラー対処
方法に関するヘルプ情報を提供するようにしてもよい。
【0049】また、図3に示すヘルプ情報データテーブ
ル319において、解説データ324、325、32
6、327は、機能1つに対して4つで1セットの解説
データが対応しているが、複数の機能に対し1セットの
解説データを保持してもよく、逆に1つの機能に対して
複数セットの解説データを保持してもよい。前者の場合
は、複数の機能の解説データポインタ319の指すアド
レス値を同じにすればよい。後者の場合は、解説データ
ポインタ319を複数保持すればよい。
【0050】また、上記提供内容データテーブル313
および316における、ヘルプ情報番号データ315お
よび318は、複数保持してもよい。その場合は目次形
式またはチュートリアル形式の1つの項目で、複数のヘ
ルプ情報を使用することになる。また、上記ヘルプ情報
データテーブル319に格納されているキーワードデー
タ322は、1つのヘルプ情報に対して複数定義されて
いてもよい。その場合は登録されているキーワード数が
増加するため、索引形式によってヘルプ情報を得る場合
に目的とするヘルプ情報を検索できる可能性が高くな
る。これは、上記バッファ401に複数のキーワードデ
ータ404を格納可能にした場合も同様のことが言え
る。
【0051】さらに、上記実施例では、操作者にヘルプ
情報を提供する際の提供形式は、目次形式、チュートリ
アル形式および索引形式の3つの形式としたが、他の実
施例として、図8に示すように全ての機能一覧を表示す
るようにしてもよい。図8において、操作者が機能一覧
を指定することで、ヘルプ情報データテーブル319に
おけるすべての機能一覧を表示する。機能一覧は、ヘル
プ情報データテーブル319のヘルプ情報番号データ3
20および機能名称データ321を直接抽出して、表示
するようにできる。機能選択後、選択機能の機能内容、
操作方法、制約事項等のヘルプ情報を提供する内容を選
択指示され、対応する提供内容を表示することができ
る。上記の機能一覧形式は、指定機能に関する機能内
容、操作方法、制約事項等のヘルプ情報を別々に提供し
てもよいし、また一度に全ヘルプ情報を提供してもよ
い。
【0052】また、図8に示すように、エラー項目を一
覧表示し、操作者がエラー項目を指定することで、指定
エラー項目のエラー対処方法についてのヘルプ情報を提
供するようにしてもよい。図8に示すように、エラー一
覧の提供形式を備える場合には、図9に示すようなデー
タテーブルを備えることができる。図9において、90
1は、ヘルプ情報の提供形式に関して定義した提供形式
データテーブルであり、該提供形態ごとに提供するヘル
プ情報の提供項目を記憶する提供形態記憶手段である。
提供形態記憶手段901は、目次形式データテーブル9
02、チュートリアル形式データテーブル903、エラ
ー一覧形式データテーブル907を備えている。エラー
一覧データテーブル907は、エラー項目データ909
と、エラー項目番号データ908とを備える。エラー項
目データ909は、エラー一覧形式でヘルプ情報を提供
する際の各項目の名称もしくは内容が格納されている。
エラー項目番号908は、エラー項目データ909ごと
に割り付けられた識別情報である。910は、操作者に
提供するヘルプ情報の提供内容に関する提供内容データ
テーブルであり、提供項目に対応する、前記ヘルプ情報
記憶手段に記憶しているヘルプ情報の対応関係を記憶す
る対応関係記憶手段である。対応関係記憶手段910
は、目次形式でヘルプ情報を提供する際の提供内容に関
して定義した目次形式提供内容データテーブル313
と、同様にチュートリアル形式でヘルプ情報を提供する
際の提供内容に関して定義したチュートリアル形式提供
内容データテーブル316と、さらに、エラー一覧形式
提供内容データテーブル914を備える。上記エラー一
覧形式提供内容データテーブル914は、上記エラー一
覧データテーブル907の持つ目次項目ごとに割り振ら
れたエラー項目番号908に対応するエラー項目番号デ
ータ915と、該エラー項目において提供するヘルプ情
報の識別子を表すヘルプ情報番号データ916とにより
構成される。917は、日本語ワードプロセッサのもつ
個々の機能の、操作者に提供するヘルプ情報に関して定
義したヘルプ情報データテーブルであり、ヘルプ情報を
記憶するヘルプ情報記憶手段である。このように、エラ
ー一覧形式データテーブル等を備えることにより、エラ
ー一覧形式により提供することができる。
【0053】上記解説データは、図6に示す画面例60
5に示したような文字のみで構成されたテキストデータ
であってもよいが、グラフィックデータや、さらに動画
データであってもよい。この場合の実施例を図10およ
び図11を参照して説明する。図10に、グラフィック
データおよび動画データを表示する場合の画面例を示
す。また、図11に、グラフィックデータおよび動画デ
ータをヘルプ情報データテーブルに記憶する場合の例を
示す。
【0054】図10において、画面例1010は、グラ
フィックデータを取り入れた場合の解説データの表示例
を示し、画面例1020〜1060は動画データを取り
入れた場合の表示例を示す。また、図11において、ヘ
ルプ情報データテーブルに記憶しているヘルプ情報の解
説データの具体例を示し、例えば、画面例1010に示
すようなグラフィックデータの場合には、解説データポ
インタが示す位置を先頭アドレスにしてグラフィックデ
ータを記憶しておく。また、動画データの場合には、画
面例1020〜1060をチェーンアドレスによりつな
げることでそれぞれの画面例を順次読みだしていくこと
ができる。このように、ヘルプ情報データとしては、テ
キストデータ、グラフィックデータおよび動画データの
いずれであってもよいし、または、その全てで構成され
てもよい。
【0055】上記実施例によれば、前記ヘルプ情報を記
憶するヘルプ情報記憶手段と、前記ヘルプ情報の提供形
態を複数記憶し、該提供形態ごとに提供するヘルプ情報
の提供項目を記憶する提供形態記憶手段と、該提供項目
に対応する、前記ヘルプ情報記憶手段に記憶しているヘ
ルプ情報の識別子を記憶する対応関係記憶手段とを、目
次項目番号データ、チュートリアル項目番号データ、ヘ
ルプ情報番号データを介することで明確に分けて構成し
て対応付けているため、それぞれのデータテーブルの追
加、削除等の変更を容易に行うことが可能となる。ま
た、ヘルプ情報データテーブルは、解説データをポイン
タによって管理しているため、解説データの内容の更新
を容易に行うことが可能である。
【0056】また、本実施例によれば、従来は1つに固
定されて操作者に提供されていたヘルプ情報の提供形態
を複数保持し、操作者はこの複数のヘルプ情報提供形態
の中から、自分の理解の度合いに合わせてヘルプ情報の
提供形態を選択することができる。提供形態を自由に選
んでヘルプ情報を得ることができるため、ヘルプ情報を
得るための行為が寛容、容易であり、目的とするヘルプ
情報を迅速に得ることができる。さらに、様々な視点か
らヘルプ情報を得ることができるため、自分の知りたい
事柄についてより深く理解することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、ヘルプ情報の提供方法
および情報処理装置において、利用者にとって利用しや
すいヘルプ情報の提供を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるシステムを構成する
ハードウェアを示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例におけるヘルプ情報提供処理
のフローチャート。
【図3】本発明の一実施例におけるヘルプ情報提供処理
において使用するデータテーブル群を示す説明図。
【図4】本発明の一実施例におけるヘルプ情報提供処理
において使用するバッファを示す説明図。
【図5】本発明の一実施例におけるヘルプ情報提供処理
のフローチャート。
【図6】本発明の一実施例におけるヘルプ情報提供処理
の画面例。
【図7】本発明の一実施例におけるヘルプ情報提供処理
において使用するデータテーブル群を示す説明図。
【図8】本発明の一実施例におけるヘルプ情報提供処理
の、機能一覧辞書およびエラー一覧辞書の入力画面例。
【図9】本発明の一実施例におけるヘルプ情報提供処理
において使用するデータテーブル群を示す説明図。
【図10】本発明の一実施例におけるヘルプ情報提供処
理の、グラフィックを備えた解説データおよび動画を備
えた解説データの表示画面例。
【図11】本発明の一実施例におけるヘルプ情報提供処
理において使用するデータテーブル群を示す説明図。
【符号の説明】
301…提供形式データテーブル、302…目次形式デ
ータテーブル、303…目次項目番号データ、304…
目次項目データ、305…チュートリアル形式データテ
ーブル、306…チュートリアル項目1番号データ、3
07…チュートリアル項目1データ、308…チュート
リアル形式データテーブル(その2)、309…チュー
トリアル項目1番号データ、310…チュートリアル項
目2データ、311…チュートリアル項目2番号デー
タ、312…提供内容データテーブル、313…目次形
式提供内容データテーブル、314…目次項目番号デー
タ、315…ヘルプ情報番号データ、316…チュート
リアル形式提供内容データテーブル、317…チュート
リアル項目番号データ、318…ヘルプ情報番号デー
タ、319…ヘルプ情報データテーブル、320…ヘル
プ情報番号データ、321…機能名称データ、322…
キーワードデータ、323…解説データポインタ、32
4…機能内容解説データ、325…操作方法解説デー
タ、326…制約事項解説データ、327…エラー対処
方法解説データ、401…バッファ、402…形式番号
データ、403…項目1番号データ、404…項目2番
号データ、405…キーワードデータ、406…ヘルプ
情報番号データ、407…内容番号データ。
フロントページの続き (72)発明者 内藤 彰 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 笠井 康彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 土屋 知子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 松田 泰昌 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘルプ情報の提供の要求指示を受け付ける
    入力手段と、該入力手段で受け付けたヘルプ情報の提供
    要求指示にしたがってヘルプ情報を提供するヘルプ情報
    提供手段と、前記ヘルプ情報を記憶するヘルプ情報記憶
    手段と、前記ヘルプ情報提供手段で提供されたヘルプ情
    報を表示出力する表示手段とを備える情報処理装置にお
    いて、 前記ヘルプ情報の提供形態を複数記憶し、該提供形態ご
    とに提供するヘルプ情報の提供項目を記憶する提供形態
    記憶手段と、 該提供項目と、前記ヘルプ情報記憶手段に記憶している
    ヘルプ情報との対応関係を記憶する対応関係記憶手段と
    を備え、 前記入力手段は、前記ヘルプ情報の提供形態の選択指示
    を受け付け、 前記ヘルプ情報提供手段は、該入力手段で受け付けたヘ
    ルプ情報の提供形態に従って、前記ヘルプ情報記憶手
    段、前記提供形態記憶手段および前記対応関係記憶手段
    を参照し、ヘルプ情報を提供することを特徴とする情報
    処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記入力手段は、前記
    ヘルプ情報の提供形態における提供項目の選択指示をさ
    らに受け付け、 前記ヘルプ情報提供手段は、該入力手段で受け付けたヘ
    ルプ情報の提供項目に従って、前記ヘルプ情報記憶手
    段、前記提供形態記憶手段および前記対応関係記憶手段
    を参照し、前記提供項目に対応するヘルプ情報を提供す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記ヘルプ情報記憶手
    段は、ヘルプ情報として、前記提供項目ごとに、該提供
    項目の機能を示す機能内容と、該提供項目の操作方法
    と、該提供項目の制約事項と、該提供項目のエラー対処
    方法とのうち少なくとも1つの提供内容を記憶すること
    を特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記ヘルプ情報記憶手
    段は、ヘルプ情報として、前記提供項目ごとに、該提供
    項目の機能を示す機能内容と、該提供項目の操作方法
    と、該提供項目の制約事項と、該提供項目のエラー対処
    方法とのうち少なくとも2つの提供内容を記憶し、 前記入力手段は、前記ヘルプ情報の提供形態の提供項目
    における提供内容の選択指示をさらに受け付け、 前記ヘルプ情報提供手段は、該入力手段で受け付けたヘ
    ルプ情報の提供内容に従って、前記ヘルプ情報記憶手
    段、前記提供形態記憶手段および前記対応関係記憶手段
    を参照し、前記提供内容に対応するヘルプ情報を提供す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記提供形態は、あら
    かじめ関連するヘルプ情報ごとに目次項目を付して分類
    し、該目次項目を提供項目とする目次形式であることを
    特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記提供形態は、あら
    かじめヘルプ情報に対応するキーワードごとにヘルプ情
    報を提供する索引形式であり、 前記ヘルプ情報記憶手段は、前記ヘルプ情報に対応する
    キーワードをさらに記憶し、 前記入力手段は、前記ヘルプ情報の前記キーワードをさ
    らに受け付け、 前記ヘルプ情報提供手段は、該入力手段で受け付けたヘ
    ルプ情報のキーワードに従って、前記ヘルプ情報記憶手
    段、前記提供形態記憶手段および前記対応関係記憶手段
    を参照し、前記キーワードに対応するヘルプ情報を提供
    することを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記提供形態は、該情
    報処理装置における作業の流れに従ってヘルプ情報を提
    供するチュートリアル形式であることを特徴とする情報
    処理装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、前記チュートリアル形
    式は、あらかじめ前記作業ごとにチュートリアル項目を
    付して分類し、該チュートリアル項目を提供項目とする
    ことを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】ヘルプ情報の提供要求指示にしたがってヘ
    ルプ情報を提供するヘルプ情報提供手段と、前記ヘルプ
    情報を記憶するヘルプ情報記憶手段と、前記ヘルプ情報
    の提供形態を複数記憶し、該提供形態ごとに提供するヘ
    ルプ情報の提供項目を記憶する提供形態記憶手段と、該
    提供項目に対応して、前記ヘルプ情報記憶手段に記憶し
    ているヘルプ情報の識別子を記憶する対応関係記憶手段
    と、前記ヘルプ情報提供手段で提供されたヘルプ情報を
    表示出力する表示手段とを備える情報処理装置における
    ヘルプ情報提供方法であって、 前記ヘルプ情報の提供形態の選択指示を受け付け、受け
    付けたヘルプ情報の提供形態に従って、前記提供形態記
    憶手段に記憶する提供項目を抽出し、前記対応関係記憶
    手段に記憶する該提供項目に対応するヘルプ情報識別子
    を抽出し、前記ヘルプ情報記憶手段に記憶する該ヘルプ
    情報識別子に対応するヘルプ情報を抽出し、提供するこ
    とを特徴とするヘルプ情報提供方法。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記提供形態記憶手
    段に記憶する提供項目の抽出時に、該提供項目を表示手
    段に表示し、該提供項目の選択指示をさらに受け付け
    て、受け付けた提供項目の選択指示に従って、前記対応
    関係記憶手段に記憶するヘルプ情報識別子を抽出し、前
    記ヘルプ情報記憶手段に記憶する該ヘルプ情報識別子に
    対応するヘルプ情報を抽出し、提供することを特徴とす
    るヘルプ情報提供方法。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記ヘルプ情報記
    憶手段は、ヘルプ情報として、前記提供項目ごとに、該
    提供項目の機能を示す機能内容と、該提供項目の操作方
    法と、該提供項目の制約事項と、該提供項目のエラー対
    処方法とのうち少なくとも2つの提供内容を記憶し、 前記ヘルプ情報記憶手段に記憶する該ヘルプ情報識別子
    に対応するヘルプ情報の抽出時に、前記ヘルプ情報の提
    供形態の提供項目における提供内容の選択指示をさらに
    受け付け、 前記ヘルプ情報提供手段は、該入力手段で受け付けたヘ
    ルプ情報の提供内容に対応するヘルプ情報を提供するこ
    とを特徴とするヘルプ情報提供方法。
JP5052658A 1993-03-12 1993-03-12 情報処理装置およびヘルプ情報提供方法 Pending JPH06266487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5052658A JPH06266487A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 情報処理装置およびヘルプ情報提供方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5052658A JPH06266487A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 情報処理装置およびヘルプ情報提供方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06266487A true JPH06266487A (ja) 1994-09-22

Family

ID=12920968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5052658A Pending JPH06266487A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 情報処理装置およびヘルプ情報提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06266487A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299033A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Toshiba Corp 情報処理装置および操作案内情報表示方法
JP2009277150A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Nec Saitama Ltd 携帯端末装置、その制御方法、プログラム及び記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299033A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Toshiba Corp 情報処理装置および操作案内情報表示方法
JP2009277150A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Nec Saitama Ltd 携帯端末装置、その制御方法、プログラム及び記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0663639A1 (en) Method for creating a multimedia application
JPH0128980B2 (ja)
EP0120977B1 (en) Card image data processing system
JPH06266487A (ja) 情報処理装置およびヘルプ情報提供方法
JPH0565905B2 (ja)
JPH11144027A (ja) ファイル管理システム、方法および記録媒体
JP3029822B2 (ja) 文書処理装置、文書処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2845897B2 (ja) 文書検索・表示方法および装置
JPH06195386A (ja) データ検索装置
JP2001051771A (ja) 画像処理システム及び方法
JP2868256B2 (ja) プログラム編集装置
JPH01229321A (ja) ユーザインタフェース作成装置
JPS62263567A (ja) ファイル処理装置
JPH0237466A (ja) 情報処理システム
JPH09297760A (ja) 文書作成支援装置
JPH08287077A (ja) キーワード選択支援装置
JPH09198375A (ja) 数式・化学式入力編集方式
JPH10312387A (ja) 情報処理装置及び方法並びに情報処理プログラムを記録した記録媒体
JPH07271814A (ja) キーワードによらない視覚的な位置や形状から検索する電子ファイリング装置
JPH08212161A (ja) 業務マニュアル作成支援システム
JPH0696145A (ja) 文字列・図形の処理システム
JPH024026A (ja) 文書処理装置
JPH06266766A (ja) 文書検索装置
JPH03113672A (ja) データ検索装置
JPH1091635A (ja) 情報処理装置及び記録媒体