JPH06266766A - 文書検索装置 - Google Patents

文書検索装置

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Publication number
JPH06266766A
JPH06266766A JP5053655A JP5365593A JPH06266766A JP H06266766 A JPH06266766 A JP H06266766A JP 5053655 A JP5053655 A JP 5053655A JP 5365593 A JP5365593 A JP 5365593A JP H06266766 A JPH06266766 A JP H06266766A
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JP
Japan
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search
character string
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Pending
Application number
JP5053655A
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English (en)
Inventor
Isamu Iwai
勇 岩井
Kenichi Nogami
謙一 野上
Yukio Nakamoto
幸夫 中本
Toshihiro Ozaki
敏宏 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Computer Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5053655A priority Critical patent/JPH06266766A/ja
Publication of JPH06266766A publication Critical patent/JPH06266766A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、文書の検索時における作業負担を軽
減させる。 【構成】検索対象文書から検索された文書に対して、任
意の文字列に基ずくしおりを付与するしおり付与部20
7と、しおり付与部207によって付与された識別情報
の文字列を格納するためのしおり名格納バッファ225
(または外部記憶装置4)と、各しおり毎に、対応する
文書を示す文書番号を格納するためのしおり該当文書番
号格納バッファ224(または外部記憶装置4)と、検
索キーワードとして入力された文字列が、しおり付与部
207によって付与されたしおりを示すか否かを判別す
るしおりマッチング部206と、しおりマッチング部2
06によって入力された検索キーワードがしおりと判別
された場合に、しおりに対応する文書を検索するマッチ
ング205とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検索キーワードをもと
に大量の文書から該当する文書を検索する文書検索装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、大量の文書から該当する文書を
検索する文書検索装置では、ユーザにより任意に入力さ
れた例えば「文書検索装置」のような文字列(以下、検
索キーワード)をもとに、検索キーワードを含む文書が
検索される。この際、該当する全ての文書が検索結果と
して求められる。また、入力装置を介して入力されたユ
ーザからの指示に応じて、検索した文書の内容を表示す
る。
【0003】通常、文書検索装置によって文書の検索を
行なった際、検索結果としてに大量の文書が求められる
場合がある。従来、この場合に、順次各文書の内容表示
を行なって内容の確認が行なわれ、特別に限られた文書
の内容を再度見たいといったときには、ユーザがどの文
書だったかを記憶、あるいはメモを取っておき、再度そ
の文書を指定しなければならない。
【0004】さらに、文書検索装置による検索処理を一
度終了させた後に、終了前に検索を行なった文書の内容
を見るためには再度同じ検索キーワードで検索を行い、
内容を見たい該当文書を指定しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の文書
検索装置では、検索によって得られた複数の文書中か
ら、任意の文書を表示させるためには、何れの文書を表
示させるのかを記憶、あるいはメモを取っておき、さら
にそれぞれの文書を指定しなければならず、非常に操作
性が悪いという問題があった。
【0006】また、検索処理を一度終了させとしまう
と、終了前に検索を行なった文書の内容を見るためには
再度、全く同じ作業により同じ検索を行ない、内容を見
たい該当文書を指定しなければならず、ユーザの検索に
関する作業負担が多く、文書検索の効率が悪いという問
題があった。
【0007】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、文書の検索時における作業負担の軽減が可
能な文書検索装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、検索キーワー
ドとして入力された文字列をもとに大量の文書からなる
検索対象文書から該当する文書を検索して表示する文書
検索装置において、前記検索対象文書から検索された文
書に対して、任意の文字列に基ずく識別情報を付与する
識別情報付与手段と、前記識別情報付与手段によって付
与された識別情報の文字列を格納するための識別情報名
格納手段と、前記識別情報名格納手段に格納された各識
別情報の文字列毎に、対応する文書を示す情報を格納す
るための識別情報該当文書格納手段と、検索キーワード
として入力された文字列が、前記識別情報付与手段によ
って設定された識別情報を示すか否かを判別する検索キ
ーワード判別手段と、前記キーワード判別手段によって
入力された検索キーワードが識別情報と判別された場合
に、前記識別情報該当文書格納手段に格納された情報を
参照して識別情報に対応する文書を検索する識別情報付
与文書検索手段とを具備したことを特徴とする。
【0009】また、前記検索対象文書から検索された文
書が、前記識別情報付与手段によって識別情報が付与さ
れていれば、文書と共に識別情報を明示する表示を行な
うことを特徴とする。
【0010】また、前記識別情報名格納手段によって格
納された識別情報の文字列を一覧表示する識別情報名一
覧表示手段をさらに具備したことを特徴とする。
【0011】また、前記識別情報付与手段によって付与
された識別情報を削除する識別情報削除手段とをさらに
具備したことを特徴とする。
【0012】
【作用】このような構成によれば、文書検索処理は、検
索キーワードが入力されることにより該当する文書の検
索が実行される。検索処理によって得られた文書中の以
後再度必要となる文書に対して、しおりとして任意の文
字列が指定されると、文書毎にしおりが付与される。こ
れにより、一通り内容表示を行なった後でそのしおりを
指定すれば、しおりが付与された文書のみ一度に検索し
てきたのと同等となり、ユーザがどの文書を再表示させ
ようとしていたかを記憶、あるいはメモを取る必要がな
くなる。
【0013】また、検索を終了させた後でも、次に検索
を行なう際にしおりを指定するだけで再度表示を行いた
い文書を検索してくることができる。さらにしおりの名
称をユーザが任意に付与することができ、ユーザの使い
やすい名称で検索することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
について説明する。
【0015】本実施例の文書検索装置では、大量の文書
から検索を行なって該当する文書の内容を表示している
際に、ユーザが後で再度表示しようと思う文書にユーザ
単位の識別用のマーク(以後「しおり」と呼ぶ)を任意
に付与でき、後でこのしおりをもとに検索を行なうこと
ができる。
【0016】図1は、本実施例に係わる文書検索装置の
概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、
文書検索装置は、制御装置1、入力装置2、表示装置
3、及び外部記憶装置4によって構成されている。
【0017】制御装置1は、CPU、メモリ等から構成
されており、文書検索装置全体の制御を司るもので、図
2に示す機能構成を有している。入力装置2は、キーボ
ードやマウスなどによって構成され、ユーザからの指示
により検索キーワードを入力したり検索操作を行なう。
表示装置3は、検索結果及び検索によって検索された文
書の内容を表示する。外部記憶装置4は、検索対象とな
る大量の文書やしおり(後述する)が付与された文書を
格納するためのものである。
【0018】制御装置1は、図2に示すように、処理部
22、及びバッファ部24によって構成されている。
【0019】処理部22は、初期化部201、データ読
み込み部202、データ保存部203、検索キーワード
判別部204、マッチング部205、しおりマッチング
部206、しおり付与部207、該当文書一覧表示部2
08、しおり付与判別部209、該当文書内容表示部2
10、しおり一覧表示部211、しおり削除部212、
しおり登録部213、検索キーワード分割部214、及
びしおり取りはずし部215によって構成されている。
【0020】バッファ部24は、論理式格納バッファ2
20、作業バッファ221、キーワード格納バッファ2
22、該当文書番号格納バッファ223、しおり該当文
書番号格納バッファ224、及びしおり名称格納バッフ
ァ225によって構成されている。
【0021】初期化部201は、外部記憶装置4に格納
された文書に対する文書検索処理実行に際して、バッフ
ァ部24内の各バッファの初期化を行なうものである。
【0022】データ読み込み部202は、該当文書とし
て検索された検索対象文書の内容を、外部記憶装置4か
ら読み込み、読み込みバッファ部24に格納する。ま
た、文書の内容と共に、文書毎に文書中に含まれるキー
ワードが登録されたキーワードテーブル、及び各文書の
タイトルが登録されたタイトルテーブルの読み込みを行
なう(詳細については後述する)。
【0023】データ保存部203は、バッファ部24中
の各バッファに格納されたデータ等を外部記憶装置4へ
格納する。
【0024】検索キーワード判別部204は、入力装置
2を介して入力された文書検索のための検索キーワード
が、文書に付されたしおりわ示すものであるか否かを、
しおり名称格納バッファ225に格納されたしおり名称
を参照しながら判別する。
【0025】マッチング部205は、検索キーワード判
別部204によって、入力された検索キーワードがしお
りでないと判別された場合に、検索対象文書に含まれて
いるかどうかを判別する。
【0026】しおりマッチング部206は、検索キーワ
ードが検索キーワード判別部204によってしおりと判
別された場合、しおりが付与されている文書を検索対象
文書中より検索を行なう。
【0027】しおり付与部207は、検索された該当文
書にユーザ単位に、任意の名称でしおりを付与する。
【0028】該当文書一覧表示部208は、検索された
該当文書の一覧を表示する。
【0029】しおり付与判別部209は、しおりを付与
する際にその付与を行なう文書にしおりが付与されてい
るかどうかの判別を行なう。
【0030】該当文書内容表示部210は、指定された
該当文書の内容をデータ読み込み部202を介して外部
記憶装置4から読み込み、該当文書の内容を表示装置3
に表示させる。
【0031】しおり一覧表示部211は、しおり一覧表
示の指示が入力された際に、外部記憶装置4に格納され
ている、文書に対して付与されたしおり名称を表示装置
3に一覧表示させる。
【0032】しおり削除部212は、入力装置2からし
おり削除が指示された際に、しおりが付与されている文
書の全てをしおり付与から解放し、しおりが付与されて
いない状態に戻す。
【0033】しおり登録部213は、しおり名称格納バ
ッファ225に格納されているしおり名称、及び該当文
書番号格納バッファ224に格納されている文書番号
を、データ保存部203を介して、それぞれ外部記憶装
置4に格納する。
【0034】検索キーワード分割部214は、入力され
た検索キーワードを検索対象となる文字列の部分と論理
式の部分とに分割し、検索対象文字列をキーワード格納
バッファ222に格納する。
【0035】しおり取りはずし部215は、1文書に対
してのしおりを取り外すもので、しおり該当文書番号格
納バッファ224に格納されている該当文書番号を削除
し、表示装置3に表示されているしおりに関する情報を
消去する。
【0036】次に、本実施例の動作について、図3乃至
図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0037】まず、初期化部201は、バッファ部42
内の各バッファを初期化する(ステップS301)。ま
た、表示装置3の表示を初期画面にクリアする(ステッ
プS302)。
【0038】本実施例では、例えば図6に示すような初
期画面が設定されているものとする。初期画面には、文
書検索の実行を指示するための「検索」ボタン、検索処
理の終了を指示するための「終了」ボタンの他、「しお
り登録」「しおり削除」「しおり一覧」の各ボタンが設
けられている。また、入力された検索キーワードを表示
するための検索キーワード表示領域、検索によって得ら
れた該当文書のタイトルと付加されたしおりを通知する
ための該当文書表示領域、及びしおり一覧や文書の内容
を表示するための内容表示領域が設けられている。各ボ
タンに割り当てられた機能は、入力装置2が操作され
て、カーソルがボタン内にある状態で実行が指示される
ことにより起動される。
【0039】入力装置2が操作されて「終了」が選択指
示されると(ステップS303)、検索処理を終了する
(ステップS327)。ここで、他の機能の起動が指示
されず、入力装置2(キーワード等)から検索キーワー
ドとなる文字列が入力されると(ステップS307)、
処理部22は、検索キーワード表示領域に入力された文
字列を表示させる。例えば、図7に示すように「装置&
文書&検索」などのようにキーワードが入力されたもの
とする。この例は、3つの文字列(単語)のAND条件
(論理式)を満たす文書を検索するためのものである。
【0040】検索キーワードが入力され、「検索」の実
行が指示されると検索キーワード分割部214が起動さ
れる(ステップS308)。検索キーワード分割部21
4は、検索キーワードを検索対象の文字列と論理式とに
分割し(ステップS309)、検索対象文字列を、図8
に示すように、キーワード格納バッファ222に格納す
る。
【0041】また、検索キーワード分割部214は、検
索対象文字列間の論理式の関係も同時に、図9に示すよ
うに、論理式格納バッファ220に格納する。図9に示
す例では、「(1,2)」は、キーワード格納バッファ
222(図8参照)に格納されている1番目と2番目の
検索キーワードが論理積ANDの関係にあるという情報
を表している。
【0042】次に、検索キーワード判別部204が起動
される。検索キーワード判別部204は、入力された検
索キーワードが、過去の検索処理の際に文書に付加され
たしおりを示す文字列か否かを、しおり名称格納バッフ
ァ225に格納された内容を参照しながら判別する(ス
テップS310)。検索キーワードがしおりでないと判
別された場合、マッチング部205が起動される。
【0043】マッチング部205は、外部記憶装置4に
保存されている検索対象文書からキーワード格納バッフ
ァ220に格納されている論理式を取りながら検索を実
行する。
【0044】なお、外部記憶装置4には、例えば図10
及び図11に示すように、検索対象文書が格納されてい
る。すなわち、各文書には文書番号が付され、図10に
示すように、文書毎に各文書中に含まれている文字列が
キーワードとして文書の内容と共に登録されている。ま
た、図11に示すように、各文書のタイトルが別に登録
されている。ここでは、図10に示す情報をキーワード
テーブル、図11に示す情報をタイトルテーブルとす
る。
【0045】マッチング部205は、図8に示す1番目
の検索キーワード「装置」について、図10に示すキー
ワードテーブルから検索し、該当する文書の文書番号を
抽出する。続けて、図7に示す2番目の検索キーワード
「文書」についても同様な処理を行い、図8の1番目と
2番目の検索キーワードに関する論理式「AND」によ
り論理積をとり、検索キーワード「装置」及び「文書」
を含む文書の文書番号を抽出する(ステップS31
1)。マッチング部205は、検索された文書の文書番
号を、図12に示すように、該当文書番号格納バッファ
223に格納する。
【0046】すぐに、該当文書一覧表示部208が起動
される。該当文書一覧表示部208は、該当文書番号格
納バッファ223に格納されている該当文書番号に対応
するタイトルをデータ読み込み部202を介して外部記
憶装置4から読み込み、該当文書のタイトルの一覧を表
示装置3の該当文書表示領域に表示させる(ステップS
312)。
【0047】ここで、表示装置3に表示されている該当
文書のタイトルが、入力装置2から入力された指示によ
りに選択されると(ステップS313)、該当文書内容
表示部210が起動される。該当文書内容表示部210
は、指定された該当文書の内容をデータ読み込み部20
2を介して外部記憶装置4から読み込み、該当文書の内
容を表示装置3の内容表示領域に表示させる(ステップ
S314)。この結果、例えば図13に示すような画面
が表示される。
【0048】検索処理によって得られた該当文書が複数
あり、これら文書に対して絞り込みを行なう場合にはス
テップS307に戻り、さらに検索キーワードの文字列
を追加して、前述のようにして文書検索を行なう。
【0049】こうして検索処理によって得られた該当文
書に対して、後で再度必要となった際に、容易に所望す
る文書を得るための識別用のマークであるしおりを付与
することができる。
【0050】検索処理によって得られた該当文書(図1
3では内容表示されている文書)にしおりを付与する場
合には(ステップS316)、しおり付与部207が起
動される。しおり付与部207は、ここで入力された文
字列を、該当文書に対するしおりの名称として付与する
ことができる(ステップS317)。
【0051】このとき、しおり付与判別部209が起動
し、現在しおり付与の対象となってる文書に、既にしお
りが付与されているかどうか判別する(ステップS31
8)。しおりが付与されていないと判別されると、しお
り付与部207は、ユーザが任意に入力した文字列を、
しおり名称として、図14に示すように、しおり番号と
対応づけてしおり名称格納バッファ225に格納する。
そして、その文書にしおりが付与されたという情報を、
表示装置3の該当文書表示領域の所定の位置に表示させ
(ステップS319)、図15に示すように、しおり該
当文書番号格納バッファ224に文書番号を格納する。
【0052】図13に示すように、しおりが付与された
という情報は、該当文書表示領域中のタイトル一覧の左
部に、各文書に対応させてしおり番号を明示し、該当文
書の内容表示の上部には付与されているしおりの番号と
しおり名称を明示している。
【0053】ステップS318において、既にしおりが
付与されていると判別された際には、しおり取りはずし
部215が起動される。しおり取りはずし部215は、
しおり該当文書番号格納バッファ224に格納されてい
る該当文書番号を削除し、表示装置3に表示されている
しおり付与の情報、図13におけるタイトル一覧の左部
及び内容表示領域の上部のしおりが付与されたという情
報を消去する(ステップS325)。
【0054】入力装置2によって「しおり登録」のボタ
ンを選択する指示が制御装置1の処理部22に入力され
と(ステップS320)、しおり登録部213が起動さ
れる。しおり登録部213は、しおり名称格納バッファ
225に格納されているしおり名称(図14参照)、及
び該当文書番号格納バッファ224に格納されている文
書番号(図12参照)を、データ保存部203を介し
て、例えば図16、図17に示すようなフォーマット
で、それぞれ外部記憶装置4に保存させる(ステップS
321)。
【0055】しおり名称は、図16に示すように、しお
り番号、しおり名称、区切り記号の順に配置されて格納
される。しおりに対する文書番号は、図17に示すよう
に、しおり番号、同しおり番号が付与された文書の全て
の文書番号、区切り記号の順に配置されて格納される。
【0056】また、入力装置2によって「しおり削除」
のボタンを選択する指示が制御装置1の処理部22に入
力されると(ステップS322)、しおり削除部212
が起動される。しおり削除部212は、削除を行なうし
おりが付与されている文書を、全てしおりが付与されて
いない状態に戻し、表示装置3に表示されているしおり
付与の情報も取り除く(ステップS323)。
【0057】新たな検索を行なう場合には、入力装置2
によって「クリア」を指示することによりステップS3
02に戻る。
【0058】次に、文書に付与したしおりをもとに、特
定の文書を検索する場合について説明する。検索キーワ
ードとして入力された文字列が、ステップS310にお
いて検索キーワード判別部204により、「しおり」と
判別された場合には、しおりマッチング部206が起動
される。マッチング部206は、外部記憶装置4に格納
されているしおりの名称(図16参照)とマッチングを
行なう(ステップS311)。
【0059】しおりを検索キーワードとして入力するに
は、一般の検索キーワードと区別するため、図18に示
すように、しおり名称の前に識別子「!」を付加して、
「!(しおり名称)」としている。
【0060】入力された検索キーワードがしおり名称で
あると判別された場合、データ読み込み部203が起動
される。データ読み込み部203は、該当するしおりが
付与されている文書の文書番号を該当文書番号格納バッ
ファ223に格納し、該当文書タイトルの一覧を該当文
書表示領域に表示させる。
【0061】この結果、例えば図19に示すような内容
が、検索キーワード表示領域、該当文書表示領域に表示
される。図19に示す例では、検索キーワード表示領域
には、検索キーワードとして入力された、しおりを示す
「!しおり2」が表示され、該当文書表示領域には「!
しおり2」に対応するしおり番号「2」が付加された全
文書のタイトルが表示される。
【0062】ところで、入力装置2からの「しおり一
覧」の表示の指示が入力されることにより(ステップS
304)、しおり一覧表示部211が起動される。しお
り一覧表示部211は、外部記憶装置4に保存されてい
るしおりの名称(図16参照)をデータ読み込み部20
2を介して読み込み(ステップS305)、しおりの一
覧を表示装置3の内容表示領域内に表示させることがで
きる(ステップS306)。(図19参照)。
【0063】このようにして、文書検索によって得られ
た該当文書に対して、任意の名称によりしおりを付与す
ることができる。すなわち、ユーザ毎に異なるしおり名
称を用いてしおりを付加しておくことにより、後で内容
表示等の必要のある文書をユーザ単位で管理することが
できる。
【0064】従って、何れの文書を表示させるのかを記
憶、あるいはメモを取っておく必要がなく、また検索処
理終了後であっても、検索キーワードとして、しおり名
称を入力するだけで、必要な文書のみを該当文書として
取得でき、該当不文書の絞り込みなどの作業も不要とな
るので、わずかな作業負担で、効率の良い文書検索が可
能となる。
【0065】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
文書検索処理によって得られた該当文書に対して識別デ
ータを付加し、後にこの識別データをもとに必要な文書
のみを取得できるので、再度内容表示を行ないたい文書
があっても、記憶したりメモを取る必要がなく、また検
索を終了させた後でも、以前にしおりを付与した文書だ
けを検索することができるので、ユーザの作業負担減と
検索の効率向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる文書検索装置の概略
構成を示すブロック図。
【図2】図1中に示す制御装置1の詳細な構成を示すブ
ロック図。
【図3】本実施例における文書検索処理の一部の動作を
説明するためのフローチャート。
【図4】本実施例における文書検索処理の一部の動作を
説明するためのフローチャート。
【図5】本実施例における文書検索処理の一部の動作を
説明するためのフローチャート。
【図6】本実施例における初期画面の一例を示す図。
【図7】検索キーワードの一例を示す図。
【図8】キーワード格納バッファ222に格納される検
索対象文字列の一例を示す図。
【図9】キーワード格納バッファ222に格納される検
索対象文字列間の論理式の関係の一例を示す図。
【図10】外部記憶装置4に格納された文書中に含まれ
ているキーワードの一例を示す図。
【図11】外部記憶装置4に格納された文書のタイトル
の一例を示す図。
【図12】該当文書番号格納バッファ223に格納され
た文書番号の一例を示す図。
【図13】文書検索処理によって得られた文書に関する
情報の表示列を示す図。
【図14】しおり名称格納バッファ225に格納された
しおり名称の一例を示す図。
【図15】しおり該当文書番号格納バッファ224に格
納された文書番号の一例を示す図。
【図16】外部記憶装置4に格納されたしおり名称に関
するデータフォーマットを示す図。
【図17】外部記憶装置4に格納されたしおりに対する
文書番号に関するデータフォーマットを示す図。
【図18】しおりを用いた検索キーワードの一例を示す
図。
【図19】しおりに関する情報の表示例を示す図。
【符号の説明】
1…制御装置、2…入力装置、3…表示装置、4…外部
記憶装置、201…初期化部、202…データ読み込み
部、203…データ保存部、204…検索キーワード判
別部、205…マッチング部、206…しおりマッチン
グ部、207…しおり付与部、208…該当文書一覧表
示部、209…しおり付与判別部、210…該当文書内
容表示部、211…しおり一覧表示部、212…しおり
削除部、213…しおり登録部、214…検索キーワー
ド分割部、215…しおり取りはずし部、220…論理
式格納バッファ、221…作業バッファ、222…キー
ワード格納バッファ、223…該当文書番号格納バッフ
ァ、224…しおり該当文書番号格納バッファ、225
…しおり名称格納バッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野上 謙一 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中本 幸夫 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 尾崎 敏宏 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索キーワードとして入力された文字列
    をもとに大量の文書からなる検索対象文書から該当する
    文書を検索して表示する文書検索装置において、 前記検索対象文書から検索された文書に対して、任意の
    文字列に基ずく識別情報を付与する識別情報付与手段
    と、 前記識別情報付与手段によって付与された識別情報の文
    字列を格納するための識別情報名格納手段と、 前記識別情報名格納手段に格納された各識別情報の文字
    列毎に、対応する文書を示す情報を格納するための識別
    情報該当文書格納手段と、 検索キーワードとして入力された文字列が、前記識別情
    報付与手段によって設定された識別情報を示すか否かを
    判別する検索キーワード判別手段と、 前記キーワード判別手段によって入力された検索キーワ
    ードが識別情報と判別された場合に、前記識別情報該当
    文書格納手段に格納された情報を参照して識別情報に対
    応する文書を検索する識別情報付与文書検索手段と、 を具備したことを特徴とする文書検索装置。
  2. 【請求項2】 前記検索対象文書から検索された文書
    が、前記識別情報付与手段によって識別情報が付与され
    ていれば、文書と共に識別情報を明示する表示を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の文書検索装置。
  3. 【請求項3】 前記識別情報名格納手段によって格納さ
    れた識別情報の文字列を一覧表示する識別情報名一覧表
    示手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載
    の文書検索装置。
  4. 【請求項4】 前記識別情報付与手段によって付与され
    た識別情報を削除する識別情報削除手段とをさらに具備
    したことを特徴とする請求項1記載の文書検索装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113395A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Casio Computer Co Ltd 辞書機能を備えた電子機器およびプログラム
JP2011134209A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Fujifilm Corp ドキュメント検索システム

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