JPS61120275A - 日本語ワ−ドプロセツサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野Ｊ 本発明は、入力された文章データの全部もしくは一部を
検索してディスプレイに表示させる様にした日本語ワー
ドプロセッサに関する。

［発明の技術的背景１ 従来、日本語ワードプロセッサにおいては、文字入力部
もしくは外部記憶装置から文書メモリ部に入力された文
章データの全部もしくは一部と同一の文章を入力する場
合に、いわゆる複写は能を用いてこれを行なうようにし
、又、上記文章データの全部もしくは一部を取出して入
力する場合に、いわゆる移動機能を用いてこれを行なう
様にしたものがある。複写機能は、既に入力されている
文章データをディスプレイに表示して適宜スクロールし
、そしてカーソルを入力すべき文章と同一の文章データ
の文頭文字に合せ、次にそのカーソルを該当文章データ
の文末文字を合せて複写すべき文章データの範囲を定め
、その後に複写実行を行なうことにより複写位置へ入力
する様にしている。

又、移ωノ機能は、上述の複写の場合と同様にディスプ
レイに表示された文章データについてスクロール及びカ
ーソルによる指定を行なって該当文章データの範囲を定
め、その後移動実行を行なうことにより該当文章データ
の消去と移動位置への入力を行なう様にしている。

［背景技術の問題点１ ところが上述のものでは、複写もしくは移動すべき文章
を文章データ中において指定するについて、複写もしく
は移動すべき文章が含まれる文章データを逐一ディスプ
レイに表示させ、しかもスクロール操作によってその文
章データ中から該当文章を検索し、その上カーソルを該
当文章の文頭文字と文末文字とに合せなければならず、
その操作が極めて面倒であった。特に、文章データが長
い場合にはスクロール操作及びカーソル操作に多大な手
間がかかる問題があった。

（発明の目的］ 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、予め入力された文章データ中から所定の文章を検
索し表示するについて、これを極めて簡単な操作にて行
ない得る日本語ワードプロセッサを提供するにある。

［発明の概要１ 本発明は、検索制御部を設けて、検索すべき文章の文頭
に相当する単位文頭文字列及び文末に相当する単位文末
文字列を文字入力部から入力してこれら単位文頭文字列
及び単位文末文字列を該検索制御部により文書メモリ部
中から検索し、検索された単位文頭文字列から単位文末
文字列までの該当文章をディスプレイに表示すると共に
、この該当文章が前記文書メモリ部中に複数存在する場
合にはその該当文章を順次表示する様にし、以て、入力
すべき文章の文頭部分と文末部分とを入力するのみの操
作で該当・文章をディスプレイに表示出来る様にし、し
かも、検索ミスをなくし得る様にしたものである。

［発明の実施例］ 以下本発明の一実施例につぎ図面を参照して説明する。

まず第１図において、ハードウェアの概略的構成につい
て述べると、１はキーボードで、これには、各種文字キ
ー及び記号キーの他、各種機能キーが備えられており、
＋ｇ！１能キーとしては検索選択／実行キー、複写キー
、移動キー、終了キー及び取消しキー等が設けられてい
る。２は例えば液晶パネルから成るディスプレイ、３は
例えばフロッピーディスクを記憶媒体として有する外部
記憶袋りとしてのディスクドライブユニット、４は例え
ば熱転写形のプリンタある。モして５はマイクロコンピ
ュータであり、これは、ＣＰＵ６゜ＲＯＭ７．ＲＡＭ８
．表示制御装置９．キーボード用の入出力装置１０及び
プリンタ用の入出力装置１１などから構成されている。

次に、第２図おいて、本発明に係わる部分についてのＦ
！略的構成を述べると、１２は文字入力部であり、これ
は前記キーボード１及び入出力装置１０を含めて成るも
ので・ある。１３は文書メモリ部であり、これは前記Ｒ
ＡＭ８に所定の領域にて確保されている。

１４は検索１１ｉ１１　ｍ部であり、これは文章エディ
タ部１５、第１のメモリ部１６．第２のメモリ部１７゜
検索スタートポイントメモリ部１８を含んで成るもので
ある。文書エディタ部１５は、周知の如くマイクロコン
ピュータ５内において、かな漢字変換等を含んだ文章作
成１文字の挿入、削除をはじめとする各種テキスト編集
をする。また、第１のメモリ部１６及び第２のメモリ部
１７並びに検索スタートポイントメモリ部１８は前記Ｒ
ＡＭ８に所定の領域にて確保されている。

さて本実施例の作用について第３図乃至第５図を参照し
て説明する。今、文書メモリ部１３に文字入力部１２も
しくはフロッピーディスクユニット３から第５図に示す
如き文章データ１９が既に入力されていて文章作成もし
くは校正あるいは追加が行われているものとする。ここ
で、該文章データ１９中から「新緑の候・・・・申し上
げます。

」までを検索すべき文章２０とする。而して、検索選択
／実行キーにより検索の選択を行なって検索処理を開始
する。即ち、第３図に示す様に、この検索選択／実行キ
ーの最初の入力により第１のメモリ部１６及び第２のメ
モリ部１７並びに検索スタートポイントメモリ部１８が
初期化され、文章２０についての単位文頭文字列及び中
間記号並びに単位文末文字列の入力を待つ。ここで中間
記号は単位文頭文字列と単位文末文字列と間の文を省略
したことを示すものであり、この場合「〜Ｊを中間記号
としている。今、単位文頭文字列として「新緑」が、中
間記号の「〜Ｊが、また単位文末文字列として「上げま
す。」が夫々キーボード１から入力されると、これら単
位文頭文字列及び中間記号並びに単位文末文字列が文書
メモリ部１３の現在の入力位置に入力される。尚、これ
ら単位文頭文字列及び中間記号並びに単位文末文字列の
入力が無い場合例えば取消しキーによる取消しが行われ
た場合には、この検索処理は終了する。

さて斯様にして単位文頭文字列及び中間記号並びに単位
文末文字列の入力が行われた後、検索選択／実行°キー
が押されるとこの検索選択／実行キーの操作が２回目で
あることによって検索の実行が行われる。即ち、単位文
頭文字列である「新緑」が第１のメモリ部１６に記憶さ
れると共に、単位文末文字列である「上げます。」が第
２のメモリ部１７に記憶され、そして検索制御部１４に
よって検索ポイントが検索スタートポイントメモリ部１
８の記憶内容即ち前述の初切値（文書メモリ部１３にお
ける文章データ１９の先頭位置）に設定される。この後
検索・表示処理ＲＤに移行する。

この検索・表示処理ＲＤの詳細を第４図を参照して説明
するに、文章データ１９に対し検索ポイントが現在の設
定検索スタートポイント（この場合先頭位置）から順次
繰下げられて単位文頭文字列「新緑」の検索が開始され
、この場合検索ポイントが文章データ１９の最後に達し
ても単位文頭文字列「新緑」が検索されない場合にはデ
ィスプレイ２にエラーメツセージが表示されて検索処理
が終了する。而して、ある検索ポイントにおいて「新緑
」が検索され且つその「新緑」の次の文字が中間記号「
〜」でない場合には、即ちその「新緑」が、検索のため
に入力された単位文頭文字列の「新緑」でなく、既゛に
入力されてあった「新緑」である場合には、当該検索ポ
イント（便宜上その位置をＳＴとする）を第１のメモリ
部１６に前記「新緑」なる記憶内容に加えて記憶し、そ
して検索スタートポイントを該検索ポイントＳＴの次（
ＳＴ＋１）に設定して検索スタートポイントメモリ部１
８に記憶させる。次いで、この新たに設定された検索ス
タートポイント（ＳＴ＋１）から検索ポイントを順次繰
下げて単位文末文字列「上げます。」を検索する。この
場合も上述と同様に検索ポイントが文章データ１９の最
後に達しても「上げます。」が検索されない場合にはデ
ィスプレイ２にエラーメツセージが表示されて検索を終
了する。而して、ある検索ポイントにおいて「上げます
。」が検索されると当該検索ポイント（ＥＮとする）が
第２のメモリ部１７に首記「上げます。Ｊなる記憶内容
に加えて記憶されると共に、検索スタートポイント（Ｓ
Ｔ＋１）がクリアされてその次（ＥＮ＋１）に設定され
、検索スタートポイントメモリ部１８に記憶される。斯
様にして単位文頭文字列１−新緑Ｊ及び単位文末文字列
「上げます。］が検索されると、文章データ１９中にお
ける「新緑」から［上げます。Ｊまでの該当文章がディ
スプレイ２に表示される。ここで、表示された文章が検
索すべき文章２０でない場合には、再び検索選択／実行
キーを押して検索・表示処理ＲＯを行なう。この場合検
索スタートポイントは（ＥＮ＋　１　）に設定されてい
るから、文章データ１９について該検索スタートポイン
ト（ＥＮ＋−１）から上述と同様の検索処理が行われる
。この２回目の検索処理はいわゆる次候補検索処理であ
る。

この次候補検索処理において該当文章が検索された場合
にはその該当文章が前回の該当文章に代わって表示され
る。言替えれば、文章データ１９中に該当文章が複数存
在する場合にこの次候補検索処理が有効化される。さて
、斯様な検索処理及び次候補検索処理を行なって表示さ
れた文章が検索すべき文章２０である場合には複写キー
もしくは移動キーを押してその文章２０の複写処理もし
くは移動処理を行なう。この場合そのいずれのキーも押
さないとき例えば終了キーを押した場合にはこれら複写
もしくは移動処理を行なわずに検索処理を終了する。

この様な本実施例によれば、予め入力された文章データ
１９から文章２０を検出するについて、文章２０の単位
文頭文字列及び中間記号並びに単位文末文字列を入力し
て検索を実行するのみの簡単な操作で、文章２０の検索
及び表示を行ない得、従って、従来とは違い、検索すべ
き文章２０が含まれた文章データ１９をディスプレイ２
に表示させる必要もなく、さらには、面倒なスクロール
操作及びカーソル操作も行なわずに済み、よって操作の
簡単化を大いに図り得る。しかも、該当文章が文章デー
タ１９中に複数存在する場合には該当文章を順次ディス
プレイ２に表示させるので、極めて便利で、且つ検索ミ
スも生じない。従って複写処理及び移動処理を極めて簡
単に行ない得る。

尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、・
例えば、次の様な変更も可能である。即ち、中間記号は
必ずしも必要ではなく、例えば単位文頭文字列を入力し
た時点で検索選択／実行キーを即すことによりその前後
が中位文頭文字列及び単位文末文字列であることを指定
する様にしてもよい。また、上記実施例では単位文頭文
字列及び単位文末文字列とを同時に入力する様にしたが
、まず中位文頭文字列を入力してこれを検索し、次いで
単位文末文字列を入力してこれを検索し、その単位文末
文字列が検索されたところで単位文頭文字列から単位文
末文字列までの該当文章をディスプレイ２に表示する様
にしてもよい。さらに上記実施例では検索・表示処理Ｒ
Ｄを行なった後に複写処理及び移動処理を選択的、に行
なう様にしたが、いずれか一方を行なう様にしてもよく
、またこれら処理に換えて外部記憶装置の文章データの
いわゆる切り張りを行なう様にしてもよい。

その他、本発明は上記実施例に限定されず、要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更して実施できる。

［発明の効果］ 本発明は以上の記述から明らかな様に、文字入力部及び
この文字入力部から入力された文字も、しくは外部記憶
装置から入力された文字を記憶する文書メモリ部並びに
これら入力文字を表示するディスプレイを有し、前記文
書メ［り部に記憶された文章データの全部もしくは一部
を検索してその検索した文章を該文書メモリ部に入力す
る様にしたものであって、検索、制御部を設けて、前記
検索すべき文章の文頭に相当する単位文頭文字列及び文
末に相当する単位文末文字列を前記文字入力部から入力
してこれら単位文頭文字列及び単位文末文字列を該検索
制御部により前記文書メモリ部中から検索し、検索され
た単位文頭文字列から単位文末文字列までの該当文章を
前記ディスブ、レイに表示すると共に、この該当文章が
面記文古メモリ部中に複数存在する場合にはその該当文
章を順次表示する様にしたことを特徴とする日本語ワー
ドプロセッナであり、これによって、予め入力された文
章データ中から所定の文章を検索し表示するについて、
これを極めて簡単な操作でおこないｖＩ、しかも・検索
ミスも防止し１ｑ、よって複写処理や移動処理を行なう
についてこれを迅速に且つ確実に行ない得るという優れ
た効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は概略的構成図
、第２図は要部に係わるブロック図、第３図及び第４図
はプローナート−ト、第５図は文章データを示す図であ
る。 図中、１はキーボード、２はディスプレイ、３はディス
クドライブユニット（外部記憶装置）、８はＲＡＭ、９
は表示制御装置、１２は文字入力部、１３は文書メモリ
部、１４は検索制御部である。 出願人　　株式会社　　東　　芝 第５図 手続補正書 昭和６０年　３月　２２日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、文字入力部及びこの文字入力部から入力された文字
   もしくは外部記憶装置から入力された文字を記憶する文
   書メモリ部並びにこれら入力文字を表示するディスプレ
   イを有し、前記文書メモリ部に記憶された文章データの
   全部もしくは一部を検索してその検索した文章を該文書
   メモリ部に入力する様にしたものであって、検索制御部
   を設けて、前記検索すべき文章の文頭に相当する単位文
   頭文字列及び文末に相当する単位文末文字列を前記文字
   入力部から入力してこれら単位文頭文字列及び単位文末
   文字列を該検索制御部により前記文書メモリ部中から検
   索し、検索された単位文頭文字列から単位文末文字列ま
   での該当文章を前記ディスプレイに表示すると共に、こ
   の該当文章が前記文書メモリ部中に複数存在する場合に
   はその該当文章を順次表示する様にしたことを特徴とす
   る日本語ワードプロセッサ。