JPH0749757A - データ一覧表示装置 - Google Patents

データ一覧表示装置

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JPH0749757A
JPH0749757A JP5212351A JP21235193A JPH0749757A JP H0749757 A JPH0749757 A JP H0749757A JP 5212351 A JP5212351 A JP 5212351A JP 21235193 A JP21235193 A JP 21235193A JP H0749757 A JPH0749757 A JP H0749757A
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Pending
Application number
JP5212351A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Sakakibara
正義 榊原
Toshikatsu Suzuki
敏克 鈴木
Shinichiro Taniguchi
慎一郎 谷口
Makoto Yoshimi
信 吉見
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あらかじめ表示順序の設定をすることが困難
なデータ群であっても、利用者が所望する順序で一覧表
示することが可能なデータ一覧表示装置を提供する。 【構成】 一覧表示すべきデータが表示順序の情報とと
もに一覧データとして一覧データ保持部4に保持され
る。この一覧データに対し、一覧データ編集部9は、ユ
ーザの入力部1からの指示に従って、表示順序の変更、
データの削除等の編集処理を行なうことができる。一覧
データは、一覧データ記録部5に記録しておくことがで
きる。一覧表示すべきデータが変更されたり、類似した
一覧表示すべきデータが一覧データとして一覧データ保
持部4に保持された場合、一覧データ記録部5に記録さ
れている任意の一覧データを用い、一覧データ配置部6
によって、以前設定した表示順序に従った一覧表示を行
なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のデータを一覧表
示するデータ一覧表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多数のデータを扱う計算機システムにお
いて、それぞれのデータ内容を参照する際に、各データ
の名前等の一覧を表示し、その一覧に基づいて必要なデ
ータを選択し、内容を表示させるための機能が用意され
ている。多数のデータを一覧する場合、利用者が把握し
やすいように、五十音順、アルファベット順等、特定の
順序に基づいて各データが表示される。
【0003】しかし、これらの順序が常に利用者にとっ
て便利であるとは限らない。そのため、例えば、特開平
4−186424号公報では、格納されているデータの
特定のエリアのデータを並べ替えて作成されるテーブル
を用いて表示順を指定し、一覧表示を行なう方法が提案
されている。しかし、この方法で指定できる順序は、デ
ータが持つ指定可能なエリアの種類に依存しており、そ
れ以外の順序で表示することができない。
【0004】一方、特開平4−260140号公報にお
いては、OSやワードプロセッサの文書ファイル等に対
して、利用者が望む表示順や注釈情報を指定するファイ
ルを作成、編集し、そのファイルに基づいて表示する方
法が提案されている。ところが、この方法では、あらか
じめ利用者が表示順を指定するファイルを編集しなけれ
ばならず、操作が煩雑である。また、この方法では、あ
らかじめ指定したファイルの表示順は変更できるが、指
定後に追加されたファイル等、指定時に想定していない
ファイルや、データベースの検索等により実行時に得ら
れたデータの表示順を変更することはできなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、データの持つ指定可能エリ
アのみに限定されることなく、また、あらかじめ設定さ
れていないデータ群をも、利用者が所望する順序で一覧
表示可能なデータ一覧表示装置を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のデータ
を一覧表示するデータ一覧表示装置において、一覧表示
すべき複数のデータおよびそれらの表示順序からなる一
覧データを保持する一覧データ保持手段と、一覧データ
を複数記録可能な一覧データ記録手段と、該一覧データ
記録手段に記録されている任意の一覧データに基づいて
前記一覧データ保持手段に保持されている一覧データの
表示順序を変更する一覧データ配置手段と、ユーザから
の指示に基づき前記一覧データ保持手段に保持されてい
る一覧データの表示順序を変更する一覧データ編集手段
と、少なくとも前記一覧データ保持手段に保持されてい
る一覧データを表示する表示手段を有することを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、例えば、検索されたデータな
ど、一覧表示すべきデータが表示順序の情報とともに一
覧データとして一覧データ保持手段に保持される。この
一覧データ保持手段に保持されている一覧データに対
し、一覧データ編集手段は、ユーザからの指示に従っ
て、表示順序の変更を行なうことができる。一覧データ
は、一覧データ記録手段に記録しておくことができる。
一覧表示すべきデータが変更されたり、類似した一覧表
示すべきデータが一覧データとして一覧データ保持手段
に保持された場合、一覧データ記録手段に記録されてい
る任意の一覧データを用い、一覧データ配置手段によっ
て、以前設定した表示順序に従った一覧表示を行なうこ
とができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明のデータ一覧表示装置の第1
の実施例を示すブロック図である。図中、1は入力部、
2はデータ検索部、3はデータファイル、4は検索デー
タ保持部、5は一覧データ記録部、6は一覧データ配置
部、7はデータ表示制御部、8は出力部、9は一覧デー
タ編集部である。この実施例では、データファイル3中
のデータを検索して、検索結果のデータを一覧表示する
場合の構成を示している。
【0009】入力部1は、マウスなどのポインティング
デバイスやキーボード等の入力装置で構成される。これ
らの入力装置をユーザが操作することにより、操作情報
が、データ検索部2、データ表示制御部7、一覧データ
編集部9に対して与えられる。データ検索部2は、入力
部1から得られた操作情報の一つである検索情報に基づ
いて、データファイル3から必要なデータを検索して取
り出し、結果を検索データ保持部4に渡す。検索される
データは、大量の内容を有する場合もあるが、検索デー
タ保持部4に渡される検索結果としては、一覧表示に必
要な、個々のデータを特定する識別情報を少なくとも有
していればよく、例えば、検索されたデータのタイトル
を検索結果として検索データ保持部4に渡すように構成
することができる。また、データの内容を表示させるた
めに、データファイル3中のデータのアドレス等も一緒
に渡すようにすることができる。さらに、別の情報も一
緒に渡すように構成することも、もちろん可能である。
【0010】検索データ保持部4は、データ検索部2か
ら渡される検索結果に対して、表示順序の情報を付加
し、一覧データとして保持する。図2は、検索データ保
持部4で保持される一覧データの一例の説明図である。
図中、21は一覧テーブル、22はアドレスフィール
ド、23はタイトルフィールド、24は選択状態フィー
ルドである。検索データ保持部4に保持される一覧デー
タは、図2に示すような一覧テーブル21として保持す
ることができ、表の並びによって表示順が表現されてい
る。アドレスフィールド22は、各データが保存されて
いるデータファイル3中のアドレスが記述される。タイ
トルフィールド23は、データに対応し、一覧表示可能
な識別情報として、タイトルが記述されている。また、
選択状態フィールド24は、現在選択されているデータ
を示している。検索データ保持手段4は、利用者からの
指示により、一覧データを一覧データ記録部5に保存す
る機能も有する。
【0011】一覧データ記録部5には、一覧データを複
数記録しておくことができる。一覧データ配置部6は、
一覧データ記録部5に保持されている任意の一覧データ
をもとに、検索データ保持部4に保持されている一覧デ
ータを再配置する。
【0012】データ表示制御部7は、検索データ保持部
4に保持されている一覧データを、その表示順序に従っ
て一覧表示したり、データファイル3から得られる詳細
な内容を出力部8に表示する。出力部8は、表示装置な
どで構成され、データ表示制御部7の制御に従って各種
の表示を行なう。
【0013】一覧データ編集部9は、入力部1からの入
力に基づいて、検索データ保持部4に保持されている一
覧データの表示順の変更や、消去等の編集処理を行な
う。編集処理の結果、データ表示制御部7を介して、検
索データ保持部4の一覧データが変更されるとともに、
出力部8の表示が更新される。
【0014】図3は、表示部8に表示される表示画面の
一例の説明図である。図中、31は指示エリア、32は
キーワード入力エリア、33はタイトル表示エリア、3
4はデータ表示エリア、35はマウスカーソル、36は
検索指示エリア、37は再配置指示エリア、38は移動
指示エリア、39は消去指示エリア、40は保存指示エ
リア、41はスクロールバーである。
【0015】指示エリア31は、検索指示エリア36、
再配置指示エリア37、移動指示エリア38、消去指示
エリア39、保存指示エリア40等、各種の処理の指示
を行なうためのエリアが配置されている。キーワード入
力エリア32は、データファイル3に対して検索を行な
う場合の検索キーを入力するためのエリアである。タイ
トル表示エリア33は、検索データ保持部4に保持され
ている一覧データの識別情報、例えば、タイトルを一覧
表示するエリアである。このエリア内に識別情報をすべ
て表示することができない場合もあるので、この一覧表
示は、スクロールバー41によりスクロール表示させる
ことができる。太線で囲まれているタイトルは、選択さ
れている状態を示している。図3では、「一覧の編集方
法」というタイトルが選択されている。データ表示エリ
ア34は、データファイル中のデータの内容を表示する
ためのエリアである。
【0016】指示エリア31内の各処理の指示や、タイ
トル表示エリア33のスクロールバー41の指示、およ
び、タイトルの選択等は、マウスカーソル35により指
示を行なうことができる。マウスカーソル35は、例え
ば、入力部1のマウスの移動等、ポインティングデバイ
スにより移動させ、マウスクリックやキー入力等の決定
動作により指示を行なうことができる。
【0017】なお、指示エリア31内の各指示領域は、
常に表示されている必要はなく、タイトル表示エリア3
3と同様に、いくつか表示し、残りはスクロールにより
表示させるように構成することもできるし、また、ある
指示によりメニューを表示する構成とすることもでき
る。さらに、例えば、削除の指示を“Delete”キ
ーにより行なう等、各処理の指示をキーボードによって
行なうように構成することもでき、その場合には、指示
エリア31は設けなくともよい。また、キーワード入力
エリア32やデータ表示エリア34にもスクロールバー
を設けることもできる。各エリアは、別々のウィンドウ
として表示させることも可能である。
【0018】データファイル3から検索されるデータ
が、例えば、数値データや短文程度のデータである場合
には、それらをタイトルの代わりに一覧表示するととも
に、データ表示エリア34を設けないように構成するこ
ともできる。
【0019】本発明のデータ一覧表示装置の第1の実施
例の動作を図1および図3を用いて説明する。マウスカ
ーソル35により検索指示エリア36が指示されると、
データ検索部2は、キーワード入力エリア32を介して
得られた検索キーをもとに、所定の検索方法によりデー
タファイル3に蓄積されているデータを検索し、検索結
果を検索データ保持部4に渡す。検索データ保持部4は
保持している一覧データに検索結果を追加する。データ
表示制御部7は、検索データ保持部4に保持されている
一覧データからタイトルを得て、その表示順序でタイト
ル表示エリア33に表示する。
【0020】また、マウスカーソル35により、タイト
ル表示エリア33の任意のタイトルを指定すると、検索
データ保持部4に保持されている一覧データより、指定
されたタイトルに対応するデータファイル3のアドレス
情報を得て、データファイル3にアクセスし、その内容
をデータ表示エリア34に表示する。
【0021】あるタイトルが選択されている状態で、マ
ウスカーソル35により移動指示エリア38が指示さ
れ、続いてタイトル表示エリア33の任意のタイトルが
選択されると、一覧データ編集部9は、予め選択されて
いるタイトルを、後から選択されたタイトルの前あるい
は後ろに移動する。この移動処理に従って、検索データ
保持部4が保持している一覧データを変更する。例え
ば、図3に示すように、タイトル「一覧の編集方法」が
選択されている状態で、移動指示エリア38を指示し、
タイトル「検索方法」を指示すると、タイトル「一覧の
編集方法」がタイトル「検索方法」の後ろに移動され
る。
【0022】また、あるタイトルが選択されている状態
で消去指示エリア39が指示されると、選択されている
タイトルを検索データ保持部4の一覧データから削除す
る。例えば、図3に示すように、タイトル「一覧の編集
方法」が選択されている状態で、消去指示エリア39が
指示されると、タイトル「一覧の編集方法」は削除さ
れ、以下のタイトルが繰り上げられる。
【0023】移動処理、消去処理のいずれの場合も、変
更内容は、データ表示制御部7に通知され、検索データ
保持部4が保持している一覧データの変更が行なわれる
とともに、タイトル表示エリア33の表示内容を更新
し、消去の処理の場合には、データ表示エリア34の内
容をクリアする。
【0024】保存指示エリア40が指示されると、検索
データ保持部4は、保持している一覧データを一覧デー
タ記録部5に記録する。
【0025】再配置指示エリア37が指示されると、一
覧データ記録部5に保持されている一覧データの一覧が
表示される。図4は、一覧データ記録部5に保持されて
いる一覧データの表示の一例の説明図である。図中、5
1,52は状態変更指示エリアである。図4において、
「1:編集」、「2:検索」等の状態変更指示エリア5
1は、それぞれ、一覧データ記録部5に記録されている
一覧データの識別子である。この識別子の表示されてい
る状態変更指示エリア51を指示することにより、その
識別子を有する一覧データを使用するまたは使用しない
という使用状態を変更することができる。また、状態変
更指示エリア52は、一覧データ記録部5に記録されて
いる一覧データをすべて使用するか、あるいは、すべて
使用しないかを指示する場合に、このエリアを指示す
る。この状態変更指示エリア52によって、多数の一覧
データが登録されている場合に、いちいち個々の識別子
を指示しなくてよくなるので、ユーザの指示の労力を軽
減することができる。
【0026】状態変更指示エリア51,52への指示に
より、使用状態が「使用する」となった一覧データは、
一覧データ配置部6によって使用され、検索データ保持
部4に保持されている一覧データの再配置が行なわれ
る。この処理において、検索データ保持部4に保持され
ている一覧データの表示順序は、一覧データ記録部5に
記録され、使用可能となっている一覧データの表示順序
にもとづいて決定され、並びかえられる。
【0027】なお、この一覧データの再配置処理は、再
配置された一覧データを仮に表示するように構成するこ
とにより、どのように配置されるのかを確認するための
プレビューワとして使うこともできるようになる。ま
た、一覧データの再配置処理は、上述のように、一覧デ
ータ保持部4にすでに保持されている一覧データに対し
て処理してもよいし、または、検索結果に対して行な
い、その結果を一覧データ保持部4に渡すように構成す
ることもできる。検索結果に対して再配置を行なうよう
に構成すれば、指定されているデータが検索結果に含ま
れていると再配置処理が行なわれ、データ配置の学習機
能として使うことができる。さらに、一覧データ保持部
4に一覧データを保持する際に検索条件の情報も一緒に
保持することにより、検索条件が一致したときのみ、上
記一覧データの再配置処理を行なわせるように制御する
ことが可能である。
【0028】以下、上述の各指示に対応した処理につい
て図1乃至図8を用いて詳述する。図5は、タイトル表
示エリア33に表示されたデータ項目の1つが指示され
た時の処理の一例の概略を示すフローチャートである。
まず、S61において、すでに選択されているデータ項
目があるかどうかを調べ、もしある場合には、S62に
おいて、そのデータ項目に対応する一覧テーブル21の
選択状態フィールド24に付けられたマークを削除し、
S63において、データ表示エリア34の内容をクリア
する。データ項目が選択されていない状態の場合には、
そのままS64へ進む。
【0029】S64において、新たに選択されたデータ
項目に対応する選択状態フィールド24にマークを付
け、さらに、S65において、アドレスフィールド22
の内容を得て、アドレスnとする。そして、S66にお
いて、データ表示制御部7は、データファイル3中のア
ドレスnからデータの内容を取得し、データ表示エリア
34に表示する。
【0030】図6は 移動指示エリア38によるタイト
ル表示エリア33での表示順変更処理の一例の概略を示
すフローチャートである。まず、S71において、移動
指示エリア38が指示された時に、すでに選択されてい
るデータ項目があるかどうかを調べ、なければS79に
おいて、例えば、「移動対象のデータがありません」等
のメッセージを出して終了する。
【0031】すでに選択されているデータ項目が存在す
る場合には、S72において、移動対象となる選択され
ているデータ項目をmとし、S73およびS74のルー
プにより利用者からの移動先の指示を待つ。すなわち、
S73において、タイトル表示エリア33で移動先とな
るデータ項目が指示されたか否かを判断し、指示されて
いない場合は、さらにS74において、コマンドが中止
されたか否かを判断し、中止されていない場合には、S
73へ戻る。S74において、コマンドの中止がされた
場合には、処理を中断して終了する。
【0032】S73において、移動先が指示されたとき
には、S75において、指示されたデータ項目をsと
し、S76において、データ項目mとデータ項目sを比
較する。もし、同じデータであれば、移動の必要がない
ため終了する。データ項目mとデータ項目sが異なる場
合は、S77において、データ項目mをデータ項目sの
次の位置に移動するように一覧テーブル21を更新す
る。また、S78において、変更された表示順に合わせ
てタイトル表示エリア33の内容を更新し、移動処理を
終了する。
【0033】図7は、消去指示エリア39によるタイト
ル表示エリア33内のデータ項目の消去処理の一例の概
略を示すフローチャートである。まず、S81におい
て、消去指示エリア39が指示された時に、すでに選択
されているデータがあるかどうかを調べ、なければS8
5において、例えば、「消去対象のデータがありませ
ん」等のメッセージを出して終了する。
【0034】消去対象となる選択されたデータ項目があ
る場合は、S82において、このデータ項目を一覧テー
ブル21から削除し、S83において、データ表示エリ
ア34をクリアする。そして、S84において、削除に
伴って変更となった表示順に合わせて、タイトル表示エ
リア33の内容を更新する。
【0035】この処理では、削除されるデータ項目は、
一覧テーブル21から消去されるだけであり、データフ
ァイル3を変更するものではない。そのため、後で必要
となった時には、再び一覧テーブル21に追加すること
により、参照することができる。また、一覧テーブル2
1に消去状態を示すフィールドを追加して、実際にテー
ブルから削除しないようにすることにより、消去された
データを再び参照可能にすることもできる。
【0036】図8は、一覧データを再配置する場合の処
理の一例を示すフローチャートである。ここで、一覧デ
ータ記録部5に記録され、再配置に使用するよう指定さ
れた一覧データのリストを記録一覧データリストLと
し、再配置する一覧データを旧一覧データSとし、再配
置された結果の一覧データを新一覧データNとする。記
録一覧データリストLは、例えば、図3の例では、
「2:検索」,「3:表示」の使用状態が「使用する」
となっているので、この2つが記録一覧データリストL
となる。また、旧一覧データSは、検索データ保持部4
に保持されている一覧データであり、例えば、検索結果
のデータである。新一覧データNは、初期値は空となっ
ている。
【0037】まず、S91において、記録一覧データリ
ストLを読み込み、また、検索データ保持部4に保持さ
れている一覧データを旧一覧データSとし、新一覧デー
タNを空とする。ここで、再配置する旧一覧データSに
対して、例えば、アルファベット順にソートするなどの
前処理を施しておいても良い。S92において、もし記
録一覧データリストLが空であれば、S99において、
旧一覧データSの残りの要素を新一覧データNに追加
し、処理を終了する。S92において、記録一覧データ
リストLが空でなければ、S93において、先頭の一覧
データを取り出し、記録一覧データDとする。S94に
おいて、記録一覧データDが空であるか否かを判断し、
記録一覧データDが空であれば、次の記録一覧データを
用いるべく、S92に戻る。記録一覧データDが空でな
ければ、S95において、記録一覧データDの先頭のデ
ータを取り出し、データRとする。S96において、デ
ータRと同じデータが旧一覧データSに含まれているか
否かを判断し、もし含まれていなければ、S94に戻
り、次の記録一覧データの処理を継続する。S96にお
いて、データRと同じデータが旧一覧データSに含まれ
ていれば、S97において、旧一覧データSからデータ
Rと同じと判定されたデータを取り出し、新一覧データ
Nに追加する。S98において、旧一覧データSが空に
なれば、再配置すべき一覧データがなくなったことを意
味するので、再配置処理を終了する。旧一覧データSが
空でなければ、S94に戻り、次の記録一覧データの処
理を継続する。S91において、記録一覧データリスト
Lにリストされる記録一覧データの順は、新しく作成さ
れたもの、一覧データに含む要素の多いもの、再配置に
使用すると指定された順など、種々の順序によって決め
ることができる。
【0038】上述の説明において、一覧テーブル21
は、図2に示したように、アドレスフィールド22、タ
イトルフィールド23、選択状態フィールド24を有す
るものとして説明したが、このほかの情報を一覧テーブ
ル21に持つように構成することもできる。図9は、一
覧データの別の例の説明図である。図中、25は順序情
報フィールドである。例えば、図9に示すように、一覧
テーブル21に順序情報フィールド25を設け、通常の
1,2,3といった順序数の他に、例えば、常に一番先
頭に配置するための順序情報「(first)」や、常
に一番後ろに配置するための順序情報「(last)」
などの順序指定をすることを可能とすることができる。
【0039】図10は、一覧データのさらに別の例の説
明図、図11は、表示画面の別の例の説明図である。図
中、26は位置情報フィールド、42は2次元表示フィ
ールドである。一覧テーブル21は、図10に示すよう
に、位置情報フィールド26を設け、この位置情報フィ
ールド26に位置情報を格納するように構成することも
できる。図11に示す表示画面において、2次元表示フ
ィールド42のように、データの一覧を2次元表示可能
なシステムであれば、位置情報フィールド26の位置情
報に従って、データ項目を2次元配置して表示すること
ができる。また、位置情報フィールド26の情報があれ
ば、以前、平面上に配置された状況を容易に再現するこ
とができる。また、配置のしかたによっては、一覧デー
タによる2次元のテーブルを表示させることができる。
【0040】図10の例では、順序情報25に格納され
ている位置情報は2次元であるが、3次元の情報にする
ことも可能である。その場合、例えば、2次元表示する
際のデータの前後関係を表すことが可能となる。
【0041】図12は、本発明のデータ一覧表示装置の
第2の実施例を示すブロック図である。図中、図1と同
様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。10は
一覧データ付加部である。一覧データ付加部10は、ユ
ーザからの指定に基づいて、一覧データ記録部5の任意
の一覧データを選択し、検索データ保持部4中の一覧デ
ータに追加する。このとき、検索データ保持部4に一覧
データが何もない時には、一覧データ記録部5からの一
覧データのロードを行なうことができる。これにより、
あらためて検索し、表示順を変更せずに、以前表示させ
たデータの一覧を、簡単にタイトル表示エリア33に表
示することができる。
【0042】図13は、本発明のデータ一覧表示装置の
第3の実施例を示すブロック図である。図中、図1と同
様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。11は
モード制御部である。モード制御部11は、入力部1お
よび一覧データ編集部9と接続されており、ユーザから
の入力に従って、一覧データ編集部9の編集可能または
編集不可能の状態を切り替え、その状態の情報を保持す
る。この構成において、一覧データ編集部9は、モード
制御部11で編集不可能状態が設定されている場合に
は、一覧データに対する編集処理を行なわない。
【0043】図14および図15は、モード制御部11
を有する構成における表示画面の一例の説明図である。
図中、図3と同様の部分には同じ符号を付して説明を省
略する。43は表示順変更指示エリア、44は変更終了
指示エリア、45はモード表示エリアである。変更終了
指示エリア44あるいは表示順変更指示エリア43が指
示されると、モード制御部11は、変更可能状態と変更
不可能状態の2つの状態を遷移する。データ表示制御部
7は、モード制御部11の状態の変化に合わせて、それ
ぞれ、表示画面を切り換える。図14は、変更不可能状
態の時の表示画面を示しており、表示順変更指示エリア
43が表示されている。また、図15は、変更可能状態
の時の表示画面を示しており、移動指示エリア38、消
去指示エリア39、および、変更終了指示エリア44の
3つが表示されている。また、モード制御部11の状態
の変化に合わせて、モード表示エリア45の内容が更新
され、図14,図15では、それぞれ、「変更不可」、
「変更可能」と表示される。また、変更不可能状態の場
合には、移動指示エリア38や消去指示エリア39の代
わりにキーを割り当てたり、メニューの選択により処理
を選択している構成の場合にも、移動や消去の操作は不
可能となる。
【0044】このようなモード制御部11の状態に応じ
て一覧データ編集部9の動作の可否を制御する構成によ
り、通常のデータ参照において利用者が意図しない変更
操作等による、不用意な一覧データの編集を防止するこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、データの検索結果等、あらかじめ設定が困難
なデータ群の表示順序を、利用者の必要に応じて変更
し、記憶された複数の一覧データに基づいて表示順を決
定することが可能となる。これにより、利用者の所望す
る順序で一覧データを表示させることができる。例え
ば、相互のデータを交互に参照しながら検討を進めるよ
うな場合、相互に関係が深いデータは比較的隣接して表
示させるため、データ参照が行ないやすくなる。あるい
は、検索されても当面参照の必要がないデータを後の方
に移動したり、消去することにより、必要なデータを最
初に表示することができ、一覧したときのデータの把握
が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ一覧表示装置の第1の実施例
を示すブロック図である。
【図2】 検索データ保持部4で保持される一覧データ
の一例の説明図である。
【図3】 表示部8に表示される表示画面の一例の説明
図である。
【図4】 一覧データ記録部5に保持されている一覧デ
ータの表示の一例の説明図である。
【図5】 タイトル表示エリア33に表示されたデータ
項目の1つが指示された時の処理の一例の概略を示すフ
ローチャートである。
【図6】 移動指示エリア38によるタイトル表示エリ
ア33での表示順変更処理の一例の概略を示すフローチ
ャートである。
【図7】 消去指示エリア39によるタイトル表示エリ
ア33内のデータ項目の消去処理の一例の概略を示すフ
ローチャートである。
【図8】 一覧データを再配置する場合の処理の一例を
示すフローチャートである。
【図9】 一覧データの別の例の説明図である。
【図10】 一覧データのさらに別の例の説明図であ
る。
【図11】 表示画面の別の例の説明図である。
【図12】 本発明のデータ一覧表示装置の第2の実施
例を示すブロック図である。
【図13】 本発明のデータ一覧表示装置の第3の実施
例を示すブロック図である。
【図14】 モード制御部11を有する構成における変
更不可能状態の表示画面の一例の説明図である。
【図15】 モード制御部11を有する構成における変
更可能状態の表示画面の一例の説明図である。
【符号の説明】
1 入力部、2 データ検索部、3 データファイル、
4 検索データ保持部、5 一覧データ記録部、6 一
覧データ配置部、7 データ表示制御部、8出力部、9
一覧データ編集部、10 一覧データ付加部、11
モード制御部、21 一覧テーブル、22 アドレスフ
ィールド、23 タイトルフィールド、24 選択状態
フィールド、25 順序情報フィールド、26 位置情
報フィールド、31 指示エリア、32 キーワード入
力エリア、33 タイトル表示エリア、34 データ表
示エリア、35 マウスカーソル、36 検索指示エリ
ア、37 再配置指示エリア、38 移動指示エリア、
39 消去指示エリア、40 保存指示エリア、41
スクロールバー、42 2次元表示フィールド、43
表示順変更指示エリア、44 変更終了指示エリア、4
5 モード表示エリア、51,52 状態変更指示エリ
ア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉見 信 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー 富 士ゼロックス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータを一覧表示するデータ一覧
    表示装置において、一覧表示すべき複数のデータおよび
    それらの表示順序からなる一覧データを保持する一覧デ
    ータ保持手段と、一覧データを複数記録可能な一覧デー
    タ記録手段と、該一覧データ記録手段に記録されている
    任意の一覧データに基づいて前記一覧データ保持手段に
    保持されている一覧データの表示順序を変更する一覧デ
    ータ配置手段と、ユーザからの指示に基づき前記一覧デ
    ータ保持手段に保持されている一覧データの表示順序を
    変更する一覧データ編集手段と、少なくとも前記一覧デ
    ータ保持手段に保持されている一覧データを表示する表
    示手段を有することを特徴とするデータ一覧表示装置。
JP5212351A 1993-08-04 1993-08-04 データ一覧表示装置 Pending JPH0749757A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006035523A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Sato Corp プリンタ
JP2009176149A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Yahoo Japan Corp 情報検索サーバおよび情報検索システムおよび情報検索方法並びにプログラム
JP2010079690A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 端末装置及びプログラム
JP2012006407A (ja) * 2011-09-29 2012-01-12 Sato Holdings Corp プリンタ

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