JPH04148370A - 文書処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、キーワード検索機能を有する文書処理装置に
関する。

〔従来の技術〕

従来、文書処理装置では作成した文書を表示する場合、
文書の頁単位で画面の切換え表示を行う場合が多い。

また、ウィンドウを用いて文書を表示する場合は、文書
を行送り（スクロール）して画面の表示変更を行なって
いる。このような文書処理装置によりオペレータが文書
中の特定の記載部分を見つけたい場合、特に、オペレー
タが記載位置を知らない場合、次の操作処理のいずれか
が実行される。

（１）頁単位での表示画面の切換操作を行なって、特定
部分の含まれる頁を発見し、スクロール表示により行単
位での表示画面の移動操作を行なう。

（２）発見したい記載部分中の単語についてのキーワー
ド検索を指示し、文書の中からキーワード検索によりキ
ーワードと同一の単語を検出し、その単語が含まれる頁
部分を表示する。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来この種装置で上述のいずれの操作を
行なっても所望の記載部分の検出に時間がかかるという
不具合があった。

そこで、本発明の目的は、このような不具合を解消し、
オペレータには記載位置が判らない文書中の文章情報を
迅速に表示することの可能な文書処理装置を提供するこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

このような目的を達成するために、本発明は、キーワー
ドとして予め指定された単語情報および当該単語情報と
同一の単語情報が記載された文書中の位置を示す位置情
報を予め登録記憶しておく記憶手段と、キーワードとし
ての単語情報を入力する入力手段と、当該入力された単
語情報と同一の単語情報についての位置情報を前記記憶
手段の中から、検索により抽出する抽出手段と、当該抽
出された位置情報に基き、当該位置情報の示す位置の単
語情報を含む所定長さの文章情報を表示する表示手段と
を具えたことを特徴とする。

〔作　用〕

本発明は、キーワード検索のために登録しておくキーワ
ードに対してキーワードと同一の単語情報が記載された
文書の位置情報を記憶しておく。

次にキーワード検索のために、単語情報を入力手段から
入力すると、この単語情報に対応する位置情報が記憶手
段から抽出手段により自動抽出されるので、この位置情
報に基き、キーワードの単語情報を含むたとえば１画面
分の文章情報を表示手段に表示することができる。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明実施例の基本構成を示す。

第１図において、１００はキーワードとして予め指定さ
れた単語情報および当該単語情報と同一の単語情報が記
載された文書中の位置を示す位置情報を予め登録記憶し
ておく記憶手段である。

２００はキーワードとしての単語情報を入力する入力手
段である。

３００は当該入力された単語情報と同一の単語情報につ
いての位置情報を前記記憶手段の中から、検索により抽
出する抽出手段である。

４００は当該抽出された位置情報に基き、当該位置情報
の示す位置の単語情報を含む所定長さの文章情報を表示
する表示手段である。

第２図は本発明実施例の具体的な回路構成を示す。

第２図において、中央演算処理装置（ＣＰＵ）　１０は
装置全体の動作制御を司どる他、文書の作成。

編集処理を実行する。後述するがＣＰＵｌ０が本発明の
抽出手段および表示手段の一部として動作する。

座標入力装置（マウス）２０は表示装置９０の表示画面
の座標位置をカーソルで指定することにより、表示画面
上に表示されている情報、本実施例ではキーワードの単
語情報の入力を行う。座標入力装置２０が本発明の入力
手段として動作する。

文書メモリ３０にはＩＣメモリやフロッピーディスク記
憶装置などの不揮発性の記憶手段が用いられ、作成済の
文書情報の他、予め登録されたキーワードの単語情報、
この単語情報と同一の単語情報が記載された文書中の位
置を示す位置情報が格納されている０文書メモリ３０が
本発明の記憶手段として動作する。

なお、本実施例では位置情報は文書名、単語の記載頁、
記載行を用いるが、位置情報として文書メモリ３０中の
格納アドレスを用いてもよい。

キーボード入力装置４０からは文書作成のための文字情
報や文書作成に関わる文書処理命令を入力する。

システムメモリ５０はＣＰＵｌ０の実行する制御処理を
規定したシステムプログラムが格納され、ｃｐｕｔ。

はシステムプログラムを読出し、演算実行することによ
り上述の各種処理を実行する。

ワークメモリ６０はＣＰＵｌ０の演算に用いられる情報
、たとえば作成途中の文書情報を一時記憶するために用
いられる。

表示用メモリ７０は表示装置９０の表示画面に表示すべ
き情報を記憶する。

表示用コントローラ８０は表示用メモリ７０から表示情
報を一定周期で読出し、表示用のパターン情報に変換し
て表示装置９０に転送する。表示装置９０はこのパター
ン情報を表示することにより情報の可視出力を行う。表
示用メモリ７０９表示用コントローラ８０１表示装置９
０およびＣＰＵｌ０が本発明の表示手段として動作する
。

このような回路構成において実行する文書のキーワード
検索および検索結果の表示処理を第３図を用いて説明す
る。第３図はｃｐｕｉｏにより実行する制御手順を示し
、この制御手順はプログラム言語で記載され、システム
メモリ５０に格納されている。

指定文書の表示がキーボード入力装置４０からオペレー
タにより要求されたとき、ＣＰＵｌ０は従来通り、指定
された文書名の文書の先頭から１画面分の文章情報を文
書メモリ３０から読出し、表示用メモリ７０に転送する
。また文書メモリ３０からこの文書名についてのキーワ
ード情報を読み圧し、表示用メモリ７０に転送する。こ
の結果、表示装置９０の表示画面には第４図（ａ）に示
すように、文書中の文章情報および登録のキーワード情
報が表示される。

次に、ＣＰＵｌ０では第３図の制御手順が開始される。

すなわち、オペレータが座標入力装置２０を操作して第
４図（ａ）において、キーワードａをカーソルにより指
示入力すると、ＣＰＵｌ０ではこの指示入力を検知して
、表示用メモリ７０からカーソル位置の表示情報を読出
し、この読出しの表示情報（キーワード情報ａ）を入力
情報としてワークメモリ６０に記憶する（第３図のステ
ップ５ＩＯ５−３２０）。

次に、ＣＰＵｌ０は、入力のキーワード情報によりキー
ワード検索を行って文書メモリ３０から位置情報を抽出
する。具体的には、文書メモリ３０から登録のキーワー
ド情報を順次に読み出してワークメモリ６０の入力キー
ワード情報との一致比較を行う。この比較により、一致
のキーワード情報が検出された場合は、このキーワード
情報に対応の位置情報を文書メモリ３０から読出す（第
３図のステップ５３０）、このときのＣＰＵｌ０が本発
明の抽出手段として動作する。

次に、ＣＰＵｌ０は抽出の位置情報を規準として１画面
分の文章情報の文書メモリ３０の読出し範囲を設定する
０本実施例では、原則的にはキーワードが表示画面の中
央に位置するように読出しアドレス範囲を設定し、文書
の先頭部分については表示画面の先頭から表示するよう
に上記読出し範囲を設定する（第３図のステップ５４０
）。

このように設定されたアドレス範囲の文章情報を文書メ
モリ３０から読出し、表示用メモリ７０に転送する。な
お、キーワード情報については白黒反転表示等の強調表
示命令を付加する。

この強調表示命令により表示用コントローラ８０で白黒
反転画像が作成される。この結果、表示画面上では第４
図（ｂ）に示すように文章中のキーワードａが強調表示
される。また、オペレータが座標入力装置２０によりキ
ーワードＣを指示した場合は上述と同様の処理手順が繰
り返されて、第４図（ｃ）に示すようにキーワードＣを
中心とした文章情報が表示される。

また、文節などのノード（所定範囲の文章情報）表示が
座標入力装置２０のダブルクリック等により指示された
場合、ＣＰＵｌ０は表示用メモリ７０又は文書メモリ３
０から、キーワードに関連したノード情報を抽出し、表
示用メモリ７０の配憶内容を更新して、第４図（ｄ）の
ようにウィンドウ表示を行なう（第３図のステップ３７
０〜５９０）。

本実施例の他、次の例が挙げられる。

１）本実施例においてはキーワードの登録について言及
しなかったが、次のような処理によりキーワードとして
の単語情報（単語以上の句１文章を含む）を文書メモリ
３０に登録するとよい。

（ａ）文書作成時に表示画面上の文書情報においてカー
ソル指定により登録用キーワードをユーザにより指定し
、ＣＰＵｌ０によりその単語の文書位置を検出し、キー
ワード情報と文書位置情報を文書メモリ３０に登録記憶
する。このためのＣＰＵｌ０の制御手順を第５図に示す
。

（ｂ）索引を作成する機能を有する文書処理装置では索
引に用いる単語が入力又は文書中で指定されたときに、
文書位置をＣＰＵｌ０により検出し、文書メモリ３０に
自動登録する。

（ｃｌ従来のキーワード検索を実行したときに入力のキ
ーワードおよび検索により得られた文、書中のキーワー
ドの文書位置をＣＰＵｌ０により文書メモリ３０に自動
登録する。

２）本実施例ではキーワード情報および文書情報を共に
表示画面上に表示するようにしているが、別個に表示す
るようにしてもよい。この場合、文書メモリ３０上のキ
ーワード群に対してソーティング（並べ換え）処理を行
って、たとえばアイウェオ順にキーワードおよびそのキ
ーワードが含まれる文書名や文書位置を表示すると、こ
れら表示を文書の索引としても使用できる。

また、この表示画面上で、文章表示したい箇所のキーワ
ードを指定すればよいことは言うまでもない。

３）キーワードと同一の単語情報が文書中に複数有る場
合は、各記載位置を示す位置情報を記憶しておき、表示
の際には記憶順に位置情報を用いて文章情報を切換え的
に表示すればよい。

〔発明の効果〕

以下、説明したように、本発明によれば、キーワードに
よる単語検索が可能となるだけでなく、キーワード近辺
の文章情報を直ちに表示することができるので、文章位
置が判らない場合の文書検索に好適である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、 第２図は本発明実施例の具体的な回路構成を示すブロッ
ク図、 第３図、第５図は第２図のＣＰＵｌ０の実行する制御手
順を示すフローチャート、 第４図（ａ）〜（ｄ）は本発明実施例の表示例を示す説
明図である。 １０・・・ｃｐｕ　　。 ２０・・・座標入力装置、 ３０・・・文書メモリ、 ９０・・Ｉ表示装置。 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）キーワードとして予め指定された単語情報および当
   ・該単語情報と同一の単語情報が記載された文書中の位
   置を示す位置情報を予め登録記憶しておく記憶手段と、 キーワードとしての単語情報を入力する入力手段と、 当該入力された単語情報と同一の単語情報についての位
   置情報を前記記憶手段の中から、検索により抽出する抽
   出手段と、 当該抽出された位置情報に基き、当該位置情報の示す位
   置の単語情報を含む所定長さの文章情報を表示する表示
   手段と を具えたことを特徴とする文書処理装置。