JPH06131143A - 文書入力・検索装置 - Google Patents

文書入力・検索装置

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JPH06131143A
JPH06131143A JP4284356A JP28435692A JPH06131143A JP H06131143 A JPH06131143 A JP H06131143A JP 4284356 A JP4284356 A JP 4284356A JP 28435692 A JP28435692 A JP 28435692A JP H06131143 A JPH06131143 A JP H06131143A
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JP4284356A
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Inventor
Takashi Kakiuchi
隆志 垣内
Shinji Inoue
信治 井上
Hiroyuki Wake
裕之 和氣
Masahiro Ooashi
雅弘 大蘆
Hiroki Nakamura
裕樹 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書の注釈を入力・検索する装置において、
本文の読み易さを損なうことなく、注釈内容と注釈箇所
の対応を図形で表示する文書入力・検索装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 使用者が文書や注釈の表示を行わせる位置情
報やコマンドを入力する入力装置1と、入力装置1から
入力した位置とコマンドを解釈して文書表示制御部3と
注釈表示制御部6と図形表示制御部7に表示指示を発行
する表示制御部2と、表示制御部2からの表示指示によ
り記憶装置4から文書データと注釈情報を読み出し、画
面表示装置5に文書ウインドウと注釈指示箇所を表示す
る文書表示制御部3と、文書データと注釈情報を格納す
る記憶装置4と、文書表示制御部3と注釈表示制御部6
と図形表示制御部手段7が出力する画像データを表示す
る画面表示装置5と、表示制御部2からの表示指示に従
って画面表示装置5に注釈ウインドウを表示する注釈表
示制御部6と、注釈指示箇所の表示位置から注釈ウイン
ドウへ至る連結図形を表示する図形表示制御部7とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書内に本文以外の注
釈を記入し、その位置を高速に検索することができる文
書入力・検索装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複数人が共同で文書の入力、校正
作業を行なうシステムが利用され始めている。共同で文
書を入力、校正する際には、校正者が文書の校正箇所を
注釈で指示し、入力者が注釈を見て文書を変更する作業
が発生する。このような作業を支援するために文書と独
立に注釈を付加できるハイパーテキストシステムなどが
提供されつつある。
【0003】従来のハイパーテキストシステムを用いた
文書入力・検索装置として、例えば特開平2−1091
24号公報に示されるものがある。この装置は、マルチ
ウインドウ形式で表示される各ハイパーテキスト間の関
連性を表示する機能を有している。その構成は、主に表
示装置と、ハイパーテキストを格納する為のビデオRA
Mと、マルチウインドウ表示制御を行うCPUから構成
される。
【0004】図12は、この従来の装置によって処理さ
れた画面表示の例を示す画面表示図である。表示装置の
画面30には、文書ウインドウ35と二つの注釈ウイン
ドウ32、33が表示されている。さらに、文書ウイン
ドウ35の内部に表示された文章中には、注釈指示部3
4、35が示され、この注釈指示部34、35に各々対
応する注釈ウインドウ32、33が矢印36、37によ
って結び付けられている。この矢印の表示によって、文
書の注釈指示部と注釈ウインドウとの関連性が明らかに
されている。
【0005】このような矢印表示の制御動作は、以下の
ように行われる。図13は文書ウインドウの注釈指示部
と注釈ウインドウとの関連性を示す矢印を画面表示させ
るための制御動作を示すフローチャートである。図12
及び図13を参照して、先ず、ウインドウ表示コマンド
を検出すると(S10)、文書ウインドウ35を画面に
表示するとともに、文書中の注釈指示部34、35の矢
印36、37の起点となる座標(リンク始点ウインドウ
表示座標)を決定する(S12)。さらに、リンク開始
アクセスコマンドを検出すると(S14のYES)、注
釈ウインドウ32のリンク終点ウインドウ表示座標を決
定して注釈ウインドウ32を表示する(S16、S1
8)。注釈ウインドウ32を表示した後、リンク始点ウ
インドウ表示座標からリンク終点ウインドウ表示座標へ
リンク表示(矢印36)を描画する。
【0006】このリンク表示を描画した後に、さらにリ
ンク開始アクセスコマンドが検出されれば(S22のY
ES)、リンク終点ウインドウ表示座標のための変数n
をn+1にし、次の注釈ウインドウ33のリンク終点ウ
インドウ表示座標を同様に決定し、注釈ウインドウ33
の表示及びリンク表示(矢印37)の描画を行なう(S
16、S18、S20、S22)。
【0007】このような処理を、画面に表示される各ウ
インドウ内の注釈指示部から、この注釈指示部で索引さ
れるテキストを表示しているウインドウに対して施すこ
とにより、図12に示すようなテキスト間の関連性を表
示する矢印36、37が描画される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、ウインドウを自由に移動できないため
に、矢印が本文の一部を覆い隠す場合には本文が読みづ
らくなるという不都合があった。また、ウインドウの位
置を変更するためには、最初の文書ウインドウの表示動
作からやり直す必要があり、操作が煩雑になるという問
題点があった。
【0009】本発明はかかる点に鑑み、ウインドウ相互
間を関連付ける関連表示図形によってウインドウ内の表
示内容が読み難くなることのない文書入力・検索装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る文
書入力・検索装置は、使用者が入力命令を与えるための
入力手段と、文書や図形などを画面上に表示する画面表
示手段と、画面上に第1及び第2のウインドウ領域を表
示させるとともに、第1及び第2のウインドウ領域の表
示位置を移動して表示させるウインドウ表示制御手段
と、第1ウインドウと第2ウインドウとの関連性を示す
ように第1ウインドウと第2ウインドウとの間を結ぶ連
結図形を画面上に表示する図形表示制御手段とを備え
る。
【0011】さらに、入力手段から第1及び第2ウイン
ドウの表示命令を受け取った場合に、画面上に第1、第
2ウインドウと連結図形を表示するようにウインドウ表
示制御手段と図形表示制御手段とを制御し、また入力手
段から第1及び第2ウインドウのいずれか一方のウイン
ドウの表示位置を移動する命令を受け取った場合には、
移動すべきウインドウの移動後の位置と、このウインド
ウに追従して移動すべき連結図形の移動後の位置とを求
めて移動すべきウインドウと連結図形とを移動後の位置
に表示するようにウインドウ表示制御手段と図形表示制
御手段とを制御する表示制御手段を備えている。
【0012】請求項2の発明に係る文書入力・検索装置
は、使用者が表示や実行等の入力命令を入力する入力装
置と、文書情報及びこの文書中の注釈指定箇所に関する
注釈情報を格納する記憶手段と、文書や図形などを画面
上に表示する画面表示手段と、記憶手段から文書情報と
注釈情報を読み出すとともに、画面表示装置の画面上に
文書と注釈指定箇所を表示する文書ウインドウを表示す
る文書表示制御手段と、記憶手段から注釈データを読み
出し、画面表示装置に注釈内容を表示する注釈ウインド
ウを表示する注釈表示制御手段と、文書ウインドウに表
示された文書中の注釈指定箇所と注釈ウインドウとを関
連付けるように注釈指定箇所と注釈ウインドウとの間を
結ぶ連結図形を画面上に表示する図形表示制御手段と、
表示制御手段とを備えている。
【0013】さらに、該表示制御手段は、入力装置から
文書ウインドウ及び注釈ウインドウの表示命令を受け取
った場合には、画面上に文書ウインドウ、注釈ウインド
ウ及び連結図形を表示するように文書表示制御手段、注
釈表示制御手段及び図形表示制御手段を制御し、文書ウ
インドウあるいは注釈ウインドウのいずれか一方のウイ
ンドウの表示位置を移動する入力命令を受け取った場合
には、移動すべきウインドウの移動後の位置を求めると
ともにこのウインドウに連動すべき連結図形の移動後の
位置を求めて画面上に表示するように、文書表示制御手
段、注釈表示制御手段及び図形表示制御手段を制御す
る。
【0014】請求項3の発明にかかる文書入力・検索装
置は、使用者が表示や実行等の入力命令を入力する入力
装置と、文書情報及びこの文書中の注釈指定箇所に関す
る注釈情報を格納する記憶手段と、文書や図形などを画
面上に表示する画面表示手段と、記憶手段から文書情報
と注釈情報を読み出すとともに、画面表示装置の画面上
に文書と注釈指定箇所を表示する文書ウインドウを表示
する文書表示制御手段と、記憶手段から注釈データを読
み出し、画面表示装置に注釈ウインドウを表示する注釈
表示制御手段と、文書ウインドウに表示された文書中の
注釈指定箇所と注釈ウインドウとを関連付けるように注
釈指定箇所と注釈ウインドウとの間を結ぶ網掛けパター
ン表示された連結図形を画面表示手段の画面上に表示す
る図形表示制御手段と、入力装置から入力された入力命
令を解釈して文書表示制御手段、注釈表示制御手段及び
図形表示制御手段の表示動作を制御する表示制御手段と
を備えている。
【0015】
【作用】請求項1及び2の発明においては、ウインドウ
の移動指示を入力すると、表示制御手段がウインドウ表
示制御手段及び図形表示制御手段を制御し、指定された
ウインドウを移動させるとともに、このウインドウの移
動に伴ってウインドウ間の関連性を表示する連結表示図
形も同時に追従して移動させる。この機能によって、ウ
インドウを移動し、連結表示図形がウインドウ内の表示
内容を覆い隠さないような位置に移動させることができ
る。
【0016】請求項3の発明においては、ウインドウ間
を関連付ける図形表示をドットパターンを用いて行って
いる。ドットパターンは、重複部分を塗りつぶさないた
め、ウインドウ内の表示内容が読みづらくなることを防
止できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて詳
細に説明する。図1は、本発明の第1の実施例による文
書入力・検索装置の構成を示すブロック図である。図1
において、1は使用者が文書や注釈指示箇所あるいは注
釈情報等を表示する為の位置情報やコマンドを入力する
入力装置であり、例えばキーボードやマウス等が用いら
れる。2は入力装置から入力した位置情報とコマンドを
解釈して文書表示制御部と注釈表示制御部と図形表示制
御部に画面表示指示を発行する表示制御部である。3は
表示制御部2からの指示に従って記憶装置から文書デー
タと注釈情報を読み出し、画面表示部に文書ウインドウ
と注釈指示箇所を表示する文書表示制御部である。4は
文書データと注釈情報を格納する記憶装置である。5は
文書表示制御部3と注釈表示制御部と図形表示制御部が
出力する画像データを表示する画面表示部である。6は
表示制御部2からの表示指示に従って注釈データを入力
して画面表示部に注釈ウインドウを表示する注釈表示制
御部である。7は注釈指示箇所の表示位置から注釈ウイ
ンドウへ至る図形を表示する図形表示制御部である。
【0018】記憶装置4には、文書情報と注釈情報が格
納されている。文書情報は、文書作成者が作成した文字
や図形から構成される文書を表現したものである。注釈
情報は、校正者が作成した注釈文等を含んでおり、注釈
の内容を示す注釈データと、注釈の内容が文書内のどの
箇所に該当するかを示す文書データ内位置と、注釈指示
箇所表示位置と、注釈表示位置の各情報を表形式で格納
したものである。図2に注釈情報40の一例を示す。文
書データ内位置欄は、文書データの中のどこに注釈箇所
が存在するかを示すものであり、文書データ内の文字数
で示された位置を格納している。注釈データ欄は、注釈
の内容を示すもので、例えば注釈文の文字列データを格
納している。注釈指示箇所表示位置欄は、注釈指示箇所
を画面上に表示したときの画面表示座標上の位置を格納
するものであり、注釈指示箇所が画面に表示されていな
い時は空のデータが格納されている。注釈表示位置欄
は、注釈ウインドウを画面に表示したときの画面表示座
標上の位置を格納するものであり、注釈ウインドウが画
面に表示されていない時は空のデータが格納されてい
る。
【0019】画面表示部5は、マルチウインドウ形式の
表示が可能であり、表示制御部2が各ウインドウの表示
動作を制御する。次に本装置の動作について説明する。
図3は、本装置の動作手順を示す動作フロー図である。
図4及至図6は、本装置の各動作段階に置ける画面上の
表示状態を示す画面表示図である。
【0020】本装置の動作に先立って、記憶装置4に
は、既に文書作成者が作成した原稿文書が文書データと
して記憶され、更に校正者が校正した注釈情報が図2に
示すような状態で記憶されている。以下、図1〜図6を
適宜参照して説明する。まず、使用者が表示画面上に文
書の表示を指示する場合の動作を説明する。使用者が入
力装置1を用いて文書表示コマンドを実行すると、入力
装置1は文書表示命令及び表示位置情報を表示制御部2
に出力する(S50)。表示制御部2は、文書表示命令
等を文書表示制御部3に出力する。文書表示制御部3
は、記憶装置4から文書データと注釈情報を読み出す。
そして、図4に示すように、入力された表示位置情報に
基づいて画面表示部5の表示画面30上に文書ウインド
ウ31を表示し、文書データ内の注釈箇所に注釈指示箇
所34、35を表示する(S51)。次に文書表示制御
部3は、画面に表示した各々の注釈項目指示部34、3
5の画面上での表示位置を認識し、図2に示す記憶装置
4内の注釈情報40の中の注釈指示箇所表示位置欄に格
納する(S52)。
【0021】次に、使用者が注釈指示箇所を指定して注
釈ウインドウを表示する場合の動作を説明する。使用者
が入力装置1を用いて注釈指示箇所34及び注釈ウイン
ドウ表示位置を指示して注釈表示コマンドを実行する
と、入力装置1は指示位置と注釈表示コマンドを表示制
御部2に出力する(S60)。表示制御部2は、記憶装
置4に格納された注釈指示箇所表示位置を読み出して、
入力装置1から入力された注釈指示箇所に一致する表示
位置情報を有する注釈データを検索する。そして、一致
した注釈指示箇所のデータが記憶された注釈情報40の
アドレス情報を注釈表示制御部6と図形表示制御部7に
出力する。この例ではアドレス値1が出力される。注釈
表示制御部6は、アドレス値を参照して記憶装置4から
注釈データを読み出し、図5に示すように、入力された
注釈ウインドウ表示位置データに基づいて画面表示装置
5の画面上に注釈ウインドウ32を表示する。更に、注
釈ウインドウ32を表示した画面座標上の位置を記憶装
置4の注釈情報40の中の注釈表示位置に格納する(S
61)。図形表示制御部7は、与えられたアドレス値を
参照して注釈情報40中から注釈指示箇所34に対応す
る注釈指示箇所表示位置と注釈表示位置とを読み出し、
表示画面上の注釈指示箇所表示位置から注釈表示位置に
至る矢印線を表示する。この動作により、図5に示す矢
印線36が表示される(S62)。
【0022】ここで、矢印線36の描画方法について図
7ないし図9を参照してさらに詳細に説明する。図7に
示すように、文書内の注釈指示箇所Pが、1行内に納ま
る場合には、注釈指示箇所Pの矩形領域の中心点と注釈
ウインドウの表示領域の中心点を結ぶ線に沿って注釈指
示箇所Pの縁から注釈ウインドウの縁まで矢印線Lが描
画される。また、図8あるいは図9に示すように、注釈
指示箇所Pが複数行(n行)またがる場合には、「n/
2」行目に存在する注釈指示箇所の矩形領域について、
その中心点と注釈ウインドウの表示領域の中心点とを結
ぶ線に沿って描画される。
【0023】以上の処理が終了すると、入力コマンドの
受付状態(開始状態)に復帰する。そして、更に、注釈
ウインドウ33の表示コマンドが入力されると、注釈ウ
インドウ32の表示動作と同様の動作が繰り返され、図
5に示すような画面表示がなされる。図5の状態は、文
書内の注釈指示箇所34についての注釈が注釈ウインド
ウ32に示されていることを矢印線36が関連付けて示
しており、また注釈指示箇所35についての注釈が注釈
ウインドウ33に示されていることを矢印線37が示し
ている。
【0024】ところが、矢印線36、37は、文書の本
文中の文字と重なっているため、本文が読みづらい状態
にある。そこで、これを回避するために、注釈ウインド
ウを移動させること、あるいは文書ウインドウを移動さ
せることによって矢印線を移動させる動作が行われる。
先ず第1の方法として、使用者が注釈ウインドウを画面
上で移動する場合の動作を説明する。使用者が入力装置
1を用いて注釈ウインドウを移動するコマンドを実行す
ると、入力装置1は移動前表示位置と移動後表示位置と
注釈移動コマンドを表示制御部2に出力する(S7
0)。表示制御部2は、記憶装置4に格納された注釈情
報40内から注釈表示位置欄のデータを読み出して、入
力装置1から入力した移動前表示位置と一致する注釈デ
ータを検索し、一致した場合には、その注釈データが記
憶された記憶場所のアドレス値と入力された移動後表示
位置を注釈表示制御部6に出力する。さらに、表示制御
部2は、注釈情報のアドレス値を図形表示制御部7に出
力する。
【0025】注釈表示制御部6は、入力された注釈情報
のアドレス値を使用して記憶装置4から注釈情報を読み
出し、画面表示装置5の画面上に表示された注釈ウイン
ドウ32(33)を消去し、さらに画面上の移動後表示
位置に注釈ウインドウ32(33)を再表示する。そし
て、注釈ウインドウ32(33)を再表示した画面座標
上の位置を記憶装置4の注釈情報40内の注釈表示位置
に格納する(S71)。
【0026】図形表示制御部7は、与えられた注釈情報
のアドレス値を使用して記憶装置4内から該当する注釈
情報を読み出し、画面表示装置5の画面上に表示された
矢印線36(37)を消去し、さらに再表示された注釈
ウインドウの表示位置から注釈指示箇所表示位置へ至る
矢印線36(37)を再表示する。図6に注釈移動後の
画面表示例を示す。図6に示すように、矢印線36(3
7)は文書ウインドウ内の本文中の文字を覆い隠さない
位置に移動しているため、注釈と本文の両方を見渡すこ
とができる。
【0027】さらに、第2の方法として、使用者が文書
ウインドウを画面上で移動する場合の動作を説明する。
使用者が入力装置1を用いて文書ウインドウを移動する
コマンドを実行すると、入力装置1は、文書ウインドウ
の移動後表示位置と文書移動コマンドとを表示制御部2
に出力する(S80)。表示制御部2は、入力装置1か
ら入力された移動後表示位置と文書移動コマンドを文書
表示制御部3に出力する。また表示制御部2は、文書移
動コマンドを図形表示制御部7に出力する。
【0028】文書表示制御部3は、画面表示装置5の画
面上に表示された文書ウインドウと注釈指示箇所を消去
する。さらに、記憶装置4から文書データと注釈情報を
読み出し、画面表示装置5の移動後表示位置に文書ウイ
ンドウを再表示し、また文書データの注釈箇所に注釈指
示箇所を再表示する。さらに、文書表示制御部3は、画
面表示装置5に表示した各々の注釈指示箇所の画面上で
の表示位置を記憶装置4の注釈情報40中の注釈指示箇
所表示位置に格納する(S81)。
【0029】図形表示制御部7は、画面表示部5に表示
された全ての矢印線を消去し、記憶装置4から注釈情報
を読み出し、既に表示されている全ての注釈ウインドウ
について、注釈ウインドウの表示位置から項目指示部表
示位置へ至る矢印線を再表示する。矢印線の描画方法は
既に述べた方法と同様に行われる。以上のようにこの実
施例によれば、画面上の注釈ウインドウや文書ウインド
ウを移動しても、図形表示手段7が項目指示部の表示位
置から注釈ウインドウへ至る矢印線を追従して表示する
ため、注釈ウインドウと注釈箇所との対応を矢印線で表
示しつつ、注釈ウインドウを本文を読むのに邪魔になら
ない位置へ移動することができる。なお、この結果得ら
れる画面表示例は図6と同様であるので、図面表示を省
略する。
【0030】この後、再びコマンド待ち受け状態に復帰
し、終了コマンドを検出することによって、動作が終了
する(S90)。なお、第1実施例のような動作によっ
ても、移動後の矢印線がなお本文の文字上に重なる場合
が生じるおそれがある。しかし、移動後に矢印線が重な
る部分は移動前に既に判読できているはずであるので、
このような場合でも、矢印線を移動することによって本
文の判読を可能とする本発明の効果を十分に達成するこ
とができる。
【0031】また、この実施例では、文書に対して注釈
を表示するという用途について説明したが、例えば文書
作成動作時のヘルプの表示や一般的なハイパーテキスト
システムに応用しても良いことは言うまでもない。さら
に、この実施例では文書や注釈を移動した時に、文書ウ
インドウの注釈指示箇所と注釈ウインドウとを関連付け
る矢印等の図形を一度消去してから再表示するように動
作するが、移動前の画像データを移動後の位置へブロッ
ク転送するなどの方法を用いて移動のための処理を高速
に行なうようにしても良い。
【0032】さらに、この実施例では注釈指示箇所の表
示を注釈箇所を囲む矩形で示しているが、注釈箇所に下
線やマークを表示するなど、使用者が注釈箇所を認識で
きる他の方法で表示しても良い。この場合、矢印の起点
となる位置は、下線の中点やマークの表示位置等適宜定
めればよい。さらに、この実施例では、注釈ウインドウ
と注釈指示箇所との間を結ぶ図形に、矢印線を使用して
いるが、矢印なしの直線や曲線など、他の図形を使って
表示しても良い。
【0033】なお、この実施例では、注釈の表示方法に
ついてのみ説明したが、注釈を表示した後、データを入
力できるようにしても良い。また、この実施例では文書
データと注釈データが文字から構成される例を示してい
るが、図形データや画像データが含まれていても良いこ
とは言うまでもない。
【0034】次に、本発明の第2の実施例による文書入
力・検索装置について説明する。第2の実施例による装
置は、文書ウインドウと注釈ウインドウとの関連付けを
示す連結図形として、半透明の表示が可能なビットパタ
ーン表示された図形を用いている。この実施例の装置の
基本的な構成は、図1に示す構成と同様であり、主に図
形表示制御部7の制御動作が異なるものである。
【0035】図10は、この実施例における注釈表示の
画面表示例である。図10を参照して、図形表示制御部
7は、注釈ウインドウの矩形領域の両端と文書ウインド
ウ内の注釈項目指示部表示位置とを結ぶ図形領域を、網
掛けパターンと称される半透明なビットパターン39で
塗りつぶす。このビットパターンは一つの文字表示カラ
ム内で少数のビットを塗りつぶすように表示されてい
る。したがって、このビットパターン内に本文の文字が
重なる場合でも、重なった文字が見づらくなることを防
ぐことができる。図11は、ビットパターン表示の他の
例であり、注釈指示箇所Pの矩形領域の中点と注釈ウイ
ンドウRの対角点とを結ぶ領域Dが網掛け表示されてい
る。
【0036】なお、第2の実施例の変形例として、第1
実施例と同様に、注釈ウインドウや文書ウインドウを移
動させるように構成してもよい。そして、この場合に
も、ウインドウの移動にともなって、自動的にビットパ
ターンの連結図形を同時に移動させるようにする。ま
た、この第2実施例では、注釈指示箇所から注釈ウイン
ドウへ至る図形に三角形を使用しているが、半透明なビ
ットパターンで塗りつぶす限りにおいては、この図形を
他の形状のもので置き換えても良いことは言うまでもな
い。
【0037】また、この実施例では、ビットパターンで
塗りつぶす際に不透明な部分を黒色で表示しているが、
他の色で表示しても良いことは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】このように、請求項1、2の発明に係る
文書入力・検索装置は、例えば文書ウインドウあるいは
注釈ウインドウを画面上で移動した場合でも、両者を連
結して表示する連結図形が追従して移動表示されるよう
に構成されているので、この連結図形を本文を読むのに
邪魔にならない位置へ移動することによって、本文の読
み取り作業が阻害されることなく本文の注釈箇所と注釈
との対応関係を容易に認識することができる。
【0039】また、請求項3の発明に係る文書入力・検
索装置は、本文の注釈指示箇所と注釈内容の表示領域と
の関連性を示すための連結図形として半透明なビットパ
ターン(網掛け)図形を用いて表示するように構成され
ているため、連結図形によって注釈と注釈箇所との間に
ある本文が覆い隠されることなく注釈と注釈箇所との対
応を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における文書入力・検索
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例における記憶装置に格納
された注釈情報の内容の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例の装置の動作を示す動作
フロー図である。
【図4】本発明の第1の実施例の装置の文書表示段階の
画面表示例を示す画面表示図である。
【図5】本発明の第1の実施例の装置の注釈表示段階の
画面表示例を示す画面表示図である。
【図6】本発明の第1の実施例の装置の注釈移動段階の
画面表示例を示す画面表示図である。
【図7】本発明の第1の実施例の装置の図形表制御部の
連結図形描画動作を説明するための図形描画説明図であ
る。
【図8】図7の描画動作において、注釈指示部表示位置
の認識動作を説明するための説明図である。
【図9】図8と同様の注釈指示部表示位置の認識動作の
他の例を説明するための説明図である。
【図10】本発明の第2の実施例の装置によって表示さ
れた画面表示を示す画面表示図である。
【図11】本発明の第2の実施例の装置の連結図形の描
画動作を説明するための説明図である。
【図12】従来の文書入力・検索装置の画面表示例を示
す表示画面図である。
【図13】従来の文書入力・検索装置の動作を示す動作
フロー図である。
【符号の説明】 1 入力装置 2 表示制御部 3 文書表示制御部 4 記憶装置 5 画面表示制御部 6 注釈表示制御部 7 図形表示制御部 30 表示画面 31 文書ウインドウ 32、33 注釈ウインドウ 34、35 注釈指示箇所 36、37 矢印線 38、39 ビットパターン図形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大蘆 雅弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 裕樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が入力命令を与えるための入力手
    段と、 文書や図形などを画面上に表示する画面表示手段と、 画面上に第1及び第2のウインドウ領域を表示させると
    ともに、前記第1及び第2のウインドウ領域の表示位置
    を移動して表示させるウインドウ表示制御手段と、 前記第1ウインドウと前記第2ウインドウとの関連性を
    示すように前記第1ウインドウと前記第2ウインドウと
    の間を結ぶ連結図形を前記画面上に表示する図形表示制
    御手段と、 前記入力手段から前記第1及び第2ウインドウの表示命
    令を受け取った場合に、画面上に前記第1、第2ウイン
    ドウと前記連結図形を表示するように前記ウインドウ表
    示制御手段と前記図形表示制御手段とを制御し、また前
    記入力手段から前記第1及び第2ウインドウのいずれか
    一方のウインドウの表示位置を移動する命令を受け取っ
    た場合には、移動すべきウインドウの移動後の位置と、
    このウインドウに追従して移動すべき前記連結図形の移
    動後の位置とを求めて前記移動すべきウインドウと前記
    連結図形とを移動後の位置に表示するように前記ウイン
    ドウ表示制御手段と前記図形表示制御手段とを制御する
    表示制御手段とを備えた、文書入力・検索装置。
  2. 【請求項2】 使用者が表示や実行等の入力命令を入力
    する入力装置と、 文書情報と、この文書中の注釈指定箇所に関する注釈情
    報を格納する記憶手段と、 文書や図形などを画面上に表示する画面表示手段と、 前記記憶手段から文書情報と注釈情報を読み出すととも
    に、前記画面表示装置の画面上に文書と注釈指定箇所と
    を表示する文書ウインドウを表示する文書表示制御手段
    と、 前記記憶手段から注釈情報を読み出し、前記画面表示装
    置に注釈内容を表示する注釈ウインドウを表示する注釈
    表示制御手段と、 前記文書ウインドウに表示された文書中の注釈指定箇所
    と前記注釈ウインドウとを関連付けるように前記注釈指
    定箇所と前記注釈ウインドウとの間を結ぶ連結図形を前
    記画面表示装置の画面上に表示する図形表示制御手段
    と、 前記入力装置から文書ウインドウ及び注釈ウインドウの
    表示命令を受け取った場合には、前記画面表示装置の画
    面上に前記文書ウインドウ、前記注釈ウインドウ及び前
    記連結図形を表示するように前記文書表示制御手段、前
    記注釈表示制御手段及び前記図形表示制御手段を制御
    し、また、前記文書ウインドウあるいは前記注釈ウイン
    ドウのいずれか一方のウインドウの表示位置を移動する
    入力命令を受け取った場合には、移動すべきウインドウ
    の移動後の位置を求めるとともに、このウインドウに連
    動すべき前記連結図形の移動後の位置を求めて前記画面
    上に表示するように前記文書表示制御手段、前記注釈表
    示制御手段及び前記図形表示制御手段を制御する表示制
    御手段とを備えた、文書入力・検索装置。
  3. 【請求項3】 使用者が表示や実行等の入力命令を入力
    する入力装置と、 文書情報と、この文書中の注釈指定箇所に関する注釈情
    報を格納する記憶手段と、 文書や図形などを画面上に表示する画面表示手段と、 前記記憶手段から文書情報と注釈情報を読み出すととも
    に、画面表示装置の画面上に文書と注釈指定箇所を表示
    する文書ウインドウを表示する文書表示制御手段と、 前記記憶手段から注釈情報を読み出し、前記画面表示装
    置に注釈内容を表示する注釈ウインドウを表示する注釈
    表示制御手段と、 前記文書ウインドウに表示された文書中の注釈指定箇所
    と前記注釈ウインドウとを関連付けるように前記注釈指
    定箇所と前記注釈ウインドウとの間を結ぶ網掛けパター
    ン表示された連結図形を画面上に表示する図形表示制御
    手段と、 前記入力装置から入力された入力命令を解釈して前記文
    書表示制御手段、前記注釈表示制御手段及び前記図形表
    示制御手段の表示動作を制御する表示制御手段とを備え
    た、文書入力・検索装置。
JP4284356A 1992-10-22 1992-10-22 文書入力・検索装置 Pending JPH06131143A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0969112A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Nippon Kaihatsu Ginkou 知的財産情報管理システム
JP2002163273A (ja) * 2000-11-22 2002-06-07 Hitachi Ltd 文書管理方法およびシステム
CN100380300C (zh) * 2005-05-26 2008-04-09 富士通株式会社 用于展示的信息处理系统和方法
JP2014529800A (ja) * 2011-08-19 2014-11-13 マイクロソフト コーポレーション ドキュメントマークアップのプログレッシブな提示
US9996516B2 (en) 2012-05-16 2018-06-12 Rakuten, Inc. Image processing device for determining a display position of an annotation

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