JPH1021040A - 画面分割による文書表示方法及び装置 - Google Patents
画面分割による文書表示方法及び装置Info
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- JPH1021040A JPH1021040A JP8188356A JP18835696A JPH1021040A JP H1021040 A JPH1021040 A JP H1021040A JP 8188356 A JP8188356 A JP 8188356A JP 18835696 A JP18835696 A JP 18835696A JP H1021040 A JPH1021040 A JP H1021040A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 目的とする2つの文章を同一画面に位置させ
るまでの作業を、分割前の大画面の状態のままで行うこ
とができるようにした画面分割による文書表示方法及び
装置を提供すること。 【解決する手段】 画面分割指令操作に先立って行われ
る所定の文書箇所指定操作に応答して、当該指定された
文書箇所を前記小画面のいずれか一方に表示されるべき
第1の文書箇所として記憶させる、所定の画面分割指令
操作に応答して、その時点で画面に表示されている文書
の中から前記分割画面の他方に表示されるべき第2の文
書箇所を一定の法則に従って決定すると共に、前記画像
表示器の画面を上下に2分割して2個の小画面を生成
し、その一方の小画面には前記第1の文書箇所を表示さ
せ、かつ他方の小画面には前記第2の文書箇所を表示さ
せる。
るまでの作業を、分割前の大画面の状態のままで行うこ
とができるようにした画面分割による文書表示方法及び
装置を提供すること。 【解決する手段】 画面分割指令操作に先立って行われ
る所定の文書箇所指定操作に応答して、当該指定された
文書箇所を前記小画面のいずれか一方に表示されるべき
第1の文書箇所として記憶させる、所定の画面分割指令
操作に応答して、その時点で画面に表示されている文書
の中から前記分割画面の他方に表示されるべき第2の文
書箇所を一定の法則に従って決定すると共に、前記画像
表示器の画面を上下に2分割して2個の小画面を生成
し、その一方の小画面には前記第1の文書箇所を表示さ
せ、かつ他方の小画面には前記第2の文書箇所を表示さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワードプロセッ
サ専用機、或いは、ワープロソフトをパソコンにロード
してワードプロセッサとして機能させる場合などに好適
な画面分割による文書表示方法及び装置にかかり、特
に、画像表示器の画面を上下に分割して2個の小画面を
生成し、それぞれに個々の小画面の広さに相当する分量
の文書を表示させるための画面分割による文書表示方法
及び装置に関する。
サ専用機、或いは、ワープロソフトをパソコンにロード
してワードプロセッサとして機能させる場合などに好適
な画面分割による文書表示方法及び装置にかかり、特
に、画像表示器の画面を上下に分割して2個の小画面を
生成し、それぞれに個々の小画面の広さに相当する分量
の文書を表示させるための画面分割による文書表示方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワードプロセッサ専用機、或
いは、ワープロソフトをパソコンにロードしてワードプ
ロセッサとして機能させる場合などにおいては、画像表
示器の画面(画面上に表示されるウインドウも含む)を
上下に分割して2個の小画面を生成し、それぞれに個々
の小画面の広さに相当する分量の文書を表示させること
がしばしば行われている。即ち、このような画面分割に
よる文書表示は、ワードプロセッサで文書を作成中に、
当該文書の別のページから、或いは別の文書からすでに
作成された文書の一部を引用して、新たな文書を作成す
る場合などに行われる手法である。
いは、ワープロソフトをパソコンにロードしてワードプ
ロセッサとして機能させる場合などにおいては、画像表
示器の画面(画面上に表示されるウインドウも含む)を
上下に分割して2個の小画面を生成し、それぞれに個々
の小画面の広さに相当する分量の文書を表示させること
がしばしば行われている。即ち、このような画面分割に
よる文書表示は、ワードプロセッサで文書を作成中に、
当該文書の別のページから、或いは別の文書からすでに
作成された文書の一部を引用して、新たな文書を作成す
る場合などに行われる手法である。
【0003】このような画面分割による文書表示の際の
作業手順を図4の模式図を参照しながら説明する。図4
(a)に示される上下方向に細長い長方形は、作成中若
しくは作成された文書の全体を概念的に示すものであ
る。今仮に、文書上において異なるページに記載された
2つの文章A,Bを同一画面に表示して比較照合する場
合を想定する。このような場合、従来の方式にあって
は、図4(b)に示されるように、まず作成された文書
上において画面全体の広さに相当するウインドウWを文
章Aの位置まで移動させた後、例えばカーソルCSをそ
の下半分に位置させた状態で、所定の画面分割指令操作
を行う。すると、ウインドウW内の下半分領域に相当す
るハッチングで示された文書箇所P1が表示されるべき
第1の文書箇所として記憶されると同時に、図4(c)
に示されるように、表示画面の全体は上下に2分割され
て、下側の小画面G1と上側の小画面G2とが生成さ
れ、これらの小画面G1,G2には先に記憶された文書
箇所P1が表示される。すなわち、小画面G1と小画面
G2には、先に記憶された文書箇所P1がそれぞれ表示
され、その結果いずれの小画面G1,G2にも同一の文
章Aが写し出されることとなる。次いで、所定のスクロ
ール操作を行うと、図4(b)に示されるように、画面
全体の上半分に相当する幅の狭いウインドウW´が図中
矢印に示されるように文書頭に向けて移動していき、そ
の際に、図4(d)に示されるように、画面上半分に位
置する小画面G2には上から下へと文書が高速で流れた
状態となるのである。次いで、幅の狭い小ウインドウW
´が参照したい文章Bが位置する領域まで移動すると、
図4(e)に示されるように、画面の下半分に位置する
小画面G1には文章Aを含む文書箇所P1が表示された
状態となり、また上半分に位置する小画面G2には文章
Bを含む文書箇所P2が表示された状態となる。このよ
うにして、希望とする2つの文章A,Bを同一画面に同
時に表示させることが可能となるのである。
作業手順を図4の模式図を参照しながら説明する。図4
(a)に示される上下方向に細長い長方形は、作成中若
しくは作成された文書の全体を概念的に示すものであ
る。今仮に、文書上において異なるページに記載された
2つの文章A,Bを同一画面に表示して比較照合する場
合を想定する。このような場合、従来の方式にあって
は、図4(b)に示されるように、まず作成された文書
上において画面全体の広さに相当するウインドウWを文
章Aの位置まで移動させた後、例えばカーソルCSをそ
の下半分に位置させた状態で、所定の画面分割指令操作
を行う。すると、ウインドウW内の下半分領域に相当す
るハッチングで示された文書箇所P1が表示されるべき
第1の文書箇所として記憶されると同時に、図4(c)
に示されるように、表示画面の全体は上下に2分割され
て、下側の小画面G1と上側の小画面G2とが生成さ
れ、これらの小画面G1,G2には先に記憶された文書
箇所P1が表示される。すなわち、小画面G1と小画面
G2には、先に記憶された文書箇所P1がそれぞれ表示
され、その結果いずれの小画面G1,G2にも同一の文
章Aが写し出されることとなる。次いで、所定のスクロ
ール操作を行うと、図4(b)に示されるように、画面
全体の上半分に相当する幅の狭いウインドウW´が図中
矢印に示されるように文書頭に向けて移動していき、そ
の際に、図4(d)に示されるように、画面上半分に位
置する小画面G2には上から下へと文書が高速で流れた
状態となるのである。次いで、幅の狭い小ウインドウW
´が参照したい文章Bが位置する領域まで移動すると、
図4(e)に示されるように、画面の下半分に位置する
小画面G1には文章Aを含む文書箇所P1が表示された
状態となり、また上半分に位置する小画面G2には文章
Bを含む文書箇所P2が表示された状態となる。このよ
うにして、希望とする2つの文章A,Bを同一画面に同
時に表示させることが可能となるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画面分割による文書表示方式にあっては、図
4(c)に示されるように、画面分割指令操作を与える
と同時に、画面全体は下半分に位置する小画面G1と上
半分に位置する小画面G2とに分割されてしまうため、
参照したい文章Bを探すための作業は、図4(d)に示
されるように、上側の幅の狭い小画面G2を用いて画面
をスクロールさせつつ行わねばならず、画面G2の上下
方向の幅が狭いことから、スクロール中に目的とする文
書Bを見逃しやすく、使い勝手が悪いという問題点があ
る。すなわち、この種のワードプロセッサ若しくはワー
プロソフトには、スクロールキーの他に、ロールアップ
キー若しくはロールダウンキーによる操作、更にはペー
ジを指定していきなりそのページへ飛ぶ操作などが通常
可能とされているが、これらの操作にあっては、画面全
体の広さを基本単位としているため、一旦小画面G1,
G2に分割された後にあっては、そのようなロールアッ
プキー若しくはロールダウンキーを用いた画面移動操
作、或いはページ指定による画面移動操作を行うことは
困難であり、結局小画面G2内において画面を高速で移
動させつつ目的とする文書Bを探さなければならず、操
作性ないしは使い勝手が悪いという問題があるのであ
る。
うな従来の画面分割による文書表示方式にあっては、図
4(c)に示されるように、画面分割指令操作を与える
と同時に、画面全体は下半分に位置する小画面G1と上
半分に位置する小画面G2とに分割されてしまうため、
参照したい文章Bを探すための作業は、図4(d)に示
されるように、上側の幅の狭い小画面G2を用いて画面
をスクロールさせつつ行わねばならず、画面G2の上下
方向の幅が狭いことから、スクロール中に目的とする文
書Bを見逃しやすく、使い勝手が悪いという問題点があ
る。すなわち、この種のワードプロセッサ若しくはワー
プロソフトには、スクロールキーの他に、ロールアップ
キー若しくはロールダウンキーによる操作、更にはペー
ジを指定していきなりそのページへ飛ぶ操作などが通常
可能とされているが、これらの操作にあっては、画面全
体の広さを基本単位としているため、一旦小画面G1,
G2に分割された後にあっては、そのようなロールアッ
プキー若しくはロールダウンキーを用いた画面移動操
作、或いはページ指定による画面移動操作を行うことは
困難であり、結局小画面G2内において画面を高速で移
動させつつ目的とする文書Bを探さなければならず、操
作性ないしは使い勝手が悪いという問題があるのであ
る。
【0005】この発明は、従来の画面分割による文書表
示方式における以上の問題点を解決するためになされた
ものであり、その目的とするところは、目的とする2つ
の文章を同一画面に位置させるまでの作業を、分割前の
大画面の状態のままで行うことができるようにした画面
分割による文書表示方法及び装置を提供することにあ
る。
示方式における以上の問題点を解決するためになされた
ものであり、その目的とするところは、目的とする2つ
の文章を同一画面に位置させるまでの作業を、分割前の
大画面の状態のままで行うことができるようにした画面
分割による文書表示方法及び装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、画像表示器の画面を上下に分割して2個の
小画面を生成し、それぞれに個々の小画面の広さに相当
する分量の文書を表示させるための方法であって、画面
分割指令操作に先立って行われる所定の文書箇所指定操
作に応答して、当該指定された文書箇所を前記小画面の
いずれか一方に表示されるべき第1の文書箇所として記
憶させる文書箇所記憶ステップと、所定の画面分割指令
操作に応答して、その時点で画面に表示されている文書
の中から前記分割画面の他方に表示されるべき第2の文
書箇所を一定の法則に従って決定すると共に、前記画像
表示器の画面を上下に2分割して2個の小画面を生成
し、その一方の小画面には前記第1の文書箇所を表示さ
せ、かつ他方の小画面には前記第2の文書箇所を表示さ
せる画面分割表示ステップと、を具備することを特徴と
する画面分割による文書表示方法にある。
載の発明は、画像表示器の画面を上下に分割して2個の
小画面を生成し、それぞれに個々の小画面の広さに相当
する分量の文書を表示させるための方法であって、画面
分割指令操作に先立って行われる所定の文書箇所指定操
作に応答して、当該指定された文書箇所を前記小画面の
いずれか一方に表示されるべき第1の文書箇所として記
憶させる文書箇所記憶ステップと、所定の画面分割指令
操作に応答して、その時点で画面に表示されている文書
の中から前記分割画面の他方に表示されるべき第2の文
書箇所を一定の法則に従って決定すると共に、前記画像
表示器の画面を上下に2分割して2個の小画面を生成
し、その一方の小画面には前記第1の文書箇所を表示さ
せ、かつ他方の小画面には前記第2の文書箇所を表示さ
せる画面分割表示ステップと、を具備することを特徴と
する画面分割による文書表示方法にある。
【0007】また、この出願の請求項2に記載の発明
は、画像表示器の画面を上下に分割して2個の小画面を
生成し、それぞれに個々の小画面の広さに相当する分量
の文書を表示させるための装置であって、画面分割指令
操作に先立って行われる所定の文書箇所指定操作に応答
して、当該指定された文書箇所を前記小画面のいずれか
一方に表示されるべき第1の文書箇所として記憶させる
文書箇所記憶手段と、所定の画面分割指令操作に応答し
て、その時点で画面に表示されている文書の中から前記
分割画面の他方に表示されるべき第2の文書箇所を一定
の法則に従って決定すると共に、前記画像表示器の画面
を上下に2分割して2個の小画面を生成し、その一方の
小画面には前記第1の文書箇所を表示させ、かつ他方の
小画面には前記第2の文書箇所を表示させる画面分割表
示手段と、を具備することを特徴とする画面分割による
文書表示装置にある。
は、画像表示器の画面を上下に分割して2個の小画面を
生成し、それぞれに個々の小画面の広さに相当する分量
の文書を表示させるための装置であって、画面分割指令
操作に先立って行われる所定の文書箇所指定操作に応答
して、当該指定された文書箇所を前記小画面のいずれか
一方に表示されるべき第1の文書箇所として記憶させる
文書箇所記憶手段と、所定の画面分割指令操作に応答し
て、その時点で画面に表示されている文書の中から前記
分割画面の他方に表示されるべき第2の文書箇所を一定
の法則に従って決定すると共に、前記画像表示器の画面
を上下に2分割して2個の小画面を生成し、その一方の
小画面には前記第1の文書箇所を表示させ、かつ他方の
小画面には前記第2の文書箇所を表示させる画面分割表
示手段と、を具備することを特徴とする画面分割による
文書表示装置にある。
【0008】これらの請求項において、『それぞれに個
々の小画面の広さに相当する分量の文書を表示させる』
とあるのは、画像を縮小するのではなく、画像全体の縮
尺は維持しつつ、表示されるべき行数を減らすことによ
って、各小画面に文書を表示させることを意味してい
る。すなわち、画面が上下に2分割されても、表示され
る画像を1/2に縮小すれば、個々の小画面であっても
元の大画面と同一行数の文書を表示させることができる
が、本発明はこのような縮小を伴うものを排除する意味
である。
々の小画面の広さに相当する分量の文書を表示させる』
とあるのは、画像を縮小するのではなく、画像全体の縮
尺は維持しつつ、表示されるべき行数を減らすことによ
って、各小画面に文書を表示させることを意味してい
る。すなわち、画面が上下に2分割されても、表示され
る画像を1/2に縮小すれば、個々の小画面であっても
元の大画面と同一行数の文書を表示させることができる
が、本発明はこのような縮小を伴うものを排除する意味
である。
【0009】また、『画面分割指令操作に先立って行わ
れる所定の文書箇所指定操作』とあるのは、所定のファ
ンクションキーやモードキーなどを利用して特定の操作
を行うことを意味している。もっとも、マウスを用いて
カーソルを移動させるような、グラフィック・ユーザ・
インタフェースを備えたワープロソフトなどであれば、
そのようなマウス操作により、特定のアイコンをクリッ
クするなどによっても、そのような文書箇所指定操作を
行うことができるであろう。尚、画面を上下に分割する
関係上、文書箇所の指定のためには、例えば、当該画面
の上半分にカーソルが位置している場合には、当該画面
の上半分の領域を文書箇所として記憶させる一方、カー
ソルが下半分に位置する場合には画面下半分の領域を文
書箇所として記憶するなどのように、文書箇所指定のた
めにはその時のカーソル位置などとの関係において一定
の法則性が付与されるのが通例であろう。
れる所定の文書箇所指定操作』とあるのは、所定のファ
ンクションキーやモードキーなどを利用して特定の操作
を行うことを意味している。もっとも、マウスを用いて
カーソルを移動させるような、グラフィック・ユーザ・
インタフェースを備えたワープロソフトなどであれば、
そのようなマウス操作により、特定のアイコンをクリッ
クするなどによっても、そのような文書箇所指定操作を
行うことができるであろう。尚、画面を上下に分割する
関係上、文書箇所の指定のためには、例えば、当該画面
の上半分にカーソルが位置している場合には、当該画面
の上半分の領域を文書箇所として記憶させる一方、カー
ソルが下半分に位置する場合には画面下半分の領域を文
書箇所として記憶するなどのように、文書箇所指定のた
めにはその時のカーソル位置などとの関係において一定
の法則性が付与されるのが通例であろう。
【0010】尚、文書箇所の記憶は、当該文書箇所自身
をバッファエリアに転送して行っても良いが、バッファ
エリアの領域に制限があるならば、当該指定された文書
箇所のページと行数を記憶しても良いことはもちろんで
ある。
をバッファエリアに転送して行っても良いが、バッファ
エリアの領域に制限があるならば、当該指定された文書
箇所のページと行数を記憶しても良いことはもちろんで
ある。
【0011】また、『所定の画面分割指令操作に応答し
て、その時点で画面に表示されている文書の中から前記
分割画面の他方に表示されるべき第2の文書箇所を一定
の法則に従って決定する』とあるのは、例えば画面全体
を用いてスクロール操作、ロールオーバー操作、ページ
移動操作などを行って目的とする文書が見つかったなら
ば、その状態で画面分割指令操作を行うことにより、そ
の画面のカーソル位置にて定まる上半分若しくは下半分
領域などを自動的に第2の文書箇所として決定すること
を意味している。
て、その時点で画面に表示されている文書の中から前記
分割画面の他方に表示されるべき第2の文書箇所を一定
の法則に従って決定する』とあるのは、例えば画面全体
を用いてスクロール操作、ロールオーバー操作、ページ
移動操作などを行って目的とする文書が見つかったなら
ば、その状態で画面分割指令操作を行うことにより、そ
の画面のカーソル位置にて定まる上半分若しくは下半分
領域などを自動的に第2の文書箇所として決定すること
を意味している。
【0012】また、『画像表示器の画面を上下に2分割
して2個の小画面を生成し』とあるのは、例えばビデオ
RAM上の画面領域を、上半分と下半分に分け、それぞ
れに別のページから取り出した、第1の文書箇所と第2
の文書箇所とを書き込むことを意味している。
して2個の小画面を生成し』とあるのは、例えばビデオ
RAM上の画面領域を、上半分と下半分に分け、それぞ
れに別のページから取り出した、第1の文書箇所と第2
の文書箇所とを書き込むことを意味している。
【0013】そして、この請求項1若しくは請求項2に
記載の発明によれば、第1の文書箇所が記憶された状態
においては、画面分割は行われず、第2の文書箇所が見
つかって初めて画面分割が行われるため、第1の文書箇
所を記憶させた後、第2の文書箇所を探索する作業は、
分割されていない大画面のままで行うことができ、その
ためスクロールキーを用いたり、ロールオーバーキーを
用いたり、ページ移動キーを用いることによって、第2
の文書箇所の探索を容易に行うことができる。
記載の発明によれば、第1の文書箇所が記憶された状態
においては、画面分割は行われず、第2の文書箇所が見
つかって初めて画面分割が行われるため、第1の文書箇
所を記憶させた後、第2の文書箇所を探索する作業は、
分割されていない大画面のままで行うことができ、その
ためスクロールキーを用いたり、ロールオーバーキーを
用いたり、ページ移動キーを用いることによって、第2
の文書箇所の探索を容易に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0015】この実施の形態では、本発明に係る画面分
割による文書表示方法及び装置を、ワープロ専用機に適
用した場合を示している。
割による文書表示方法及び装置を、ワープロ専用機に適
用した場合を示している。
【0016】本発明が適用されたワードプロセッサ専用
機のハードウェア構成を図1のブロック図に示す。同図
に示されるように、ワードプロセッサ専用機のハードウ
ェア構成は、当業者に良く知られているように、CPU
100と、ROM101と、RAM102と、操作部1
03と、画像表示器104と、フロッピーディスクドラ
イバ105とから構成されている。
機のハードウェア構成を図1のブロック図に示す。同図
に示されるように、ワードプロセッサ専用機のハードウ
ェア構成は、当業者に良く知られているように、CPU
100と、ROM101と、RAM102と、操作部1
03と、画像表示器104と、フロッピーディスクドラ
イバ105とから構成されている。
【0017】CPU100はマイクロプロセッサを主体
として構成されており、ROM101に格納されたシス
テムプログラムを実行することによって、ワードプロセ
ッサの各種の機能を実現するようになされている。
として構成されており、ROM101に格納されたシス
テムプログラムを実行することによって、ワードプロセ
ッサの各種の機能を実現するようになされている。
【0018】RAM102はワーキングエリア並びに文
書編集エリアなどとして使用されるものであり、フロッ
ピーディスクドライバ105から読み込まれた文書は、
RAM102内の文書編集エリアに書き込まれる。
書編集エリアなどとして使用されるものであり、フロッ
ピーディスクドライバ105から読み込まれた文書は、
RAM102内の文書編集エリアに書き込まれる。
【0019】操作部103は、キーボードやマウスなど
で構成されており、本発明に係る各種の指令操作は、こ
の操作部103を介して行われる。
で構成されており、本発明に係る各種の指令操作は、こ
の操作部103を介して行われる。
【0020】画像表示器104はいわゆるラスタスキャ
ン型の画像表示器で構成され、またこの内部にはビデオ
RAMなどの画像表示用ハードウェアも含まれている。
ン型の画像表示器で構成され、またこの内部にはビデオ
RAMなどの画像表示用ハードウェアも含まれている。
【0021】フロッピーディスクドライバ105はオペ
レータが作成した文書をフロッピーディスクに登録する
ためのものであり、このフロッピーディスクドライバ1
05から読み込まれた文書は、任意にRAM102へ書
き込みが可能となされている。
レータが作成した文書をフロッピーディスクに登録する
ためのものであり、このフロッピーディスクドライバ1
05から読み込まれた文書は、任意にRAM102へ書
き込みが可能となされている。
【0022】次に、本発明に係る画面分割による文書表
示方法及び装置の作用を、図2のフローチャート並びに
図3の説明図を参照して詳細に説明する。尚、図3にお
いて、先に説明した図4の従来例と同一構成部分につい
ては同符号を付して説明は省略する。
示方法及び装置の作用を、図2のフローチャート並びに
図3の説明図を参照して詳細に説明する。尚、図3にお
いて、先に説明した図4の従来例と同一構成部分につい
ては同符号を付して説明は省略する。
【0023】図3(a)に示されるように、作成された
文書内には、文章Aと文章Bとが含まれており、これら
の文章は互いに異なるページに配置されている。そし
て、先の例と同様にして、これらの文章A,Bが含まれ
る所定の文書箇所を、画像表示器104の画面上に同時
に表示させることを想定する。
文書内には、文章Aと文章Bとが含まれており、これら
の文章は互いに異なるページに配置されている。そし
て、先の例と同様にして、これらの文章A,Bが含まれ
る所定の文書箇所を、画像表示器104の画面上に同時
に表示させることを想定する。
【0024】この場合、図2のフローチャートに示され
るように、まず所定のモードキー操作などにより画面分
割モードへの指定を行う。すると、システム側では、画
面分割モードであることを条件として(ステップ200
YES)、文書箇所記憶操作を待機する状態となる(ス
テップ201)。この状態において、オペレータはスク
ロールキー、ロールオアップ若しくはダウンキー、ペー
ジ移動キーなどを用いて、画面全体の広さに相当するウ
インドウWをRAM102上の文書の上において移動さ
せ、目的とする文章Aを探し出す。その後、そのような
文章Aが画面の下半分に位置する状態において、カーソ
ルCSを画面下半分に位置させて、所定の文書箇所記憶
指令操作を行う。すると、図3(b)に示されるよう
に、その時のウインドウWの下半分の領域(図中ハッチ
ングにより示す)の文書が記憶されるべき文書箇所P1
として、RAM102内に記憶され(ステップ20
2)、同時に画面G内には目的とする文章Aを含む画像
が表示された状態となる。ここで重要なことは、従来の
方式とは異なり、このような文書箇所記憶指令操作が行
われた時点においては、画像表示器100の画面はまだ
上下に2分割されておらず、元の広い画面Gの状態に維
持されている点である。
るように、まず所定のモードキー操作などにより画面分
割モードへの指定を行う。すると、システム側では、画
面分割モードであることを条件として(ステップ200
YES)、文書箇所記憶操作を待機する状態となる(ス
テップ201)。この状態において、オペレータはスク
ロールキー、ロールオアップ若しくはダウンキー、ペー
ジ移動キーなどを用いて、画面全体の広さに相当するウ
インドウWをRAM102上の文書の上において移動さ
せ、目的とする文章Aを探し出す。その後、そのような
文章Aが画面の下半分に位置する状態において、カーソ
ルCSを画面下半分に位置させて、所定の文書箇所記憶
指令操作を行う。すると、図3(b)に示されるよう
に、その時のウインドウWの下半分の領域(図中ハッチ
ングにより示す)の文書が記憶されるべき文書箇所P1
として、RAM102内に記憶され(ステップ20
2)、同時に画面G内には目的とする文章Aを含む画像
が表示された状態となる。ここで重要なことは、従来の
方式とは異なり、このような文書箇所記憶指令操作が行
われた時点においては、画像表示器100の画面はまだ
上下に2分割されておらず、元の広い画面Gの状態に維
持されている点である。
【0025】その後、オペレータは、画面分割が行われ
ていない広い画面Gのままで、スクロールキー、ロール
アップ若しくはダウンキー、ページ移動キーなどを用い
て、探索ウインドウWを図中矢印に示されるように移動
させつつ、他方の文章Bを探索する。この探索中にあっ
ては、図3(d)に示されるように、広い画面Gを用い
てスクロール操作を行うことができ、従来の上下の幅が
1/2になった狭い画面を用いた場合に比べ、目的とす
る文書Bを見逃すことなく、確実にこれを見つけ出すこ
とができる。このようにして、探索ウインドウW内に目
的とする文書Bが見出されると、オペレータは所定のキ
ー操作により画面分割指令操作を行う(ステップ20
3)。
ていない広い画面Gのままで、スクロールキー、ロール
アップ若しくはダウンキー、ページ移動キーなどを用い
て、探索ウインドウWを図中矢印に示されるように移動
させつつ、他方の文章Bを探索する。この探索中にあっ
ては、図3(d)に示されるように、広い画面Gを用い
てスクロール操作を行うことができ、従来の上下の幅が
1/2になった狭い画面を用いた場合に比べ、目的とす
る文書Bを見逃すことなく、確実にこれを見つけ出すこ
とができる。このようにして、探索ウインドウW内に目
的とする文書Bが見出されると、オペレータは所定のキ
ー操作により画面分割指令操作を行う(ステップ20
3)。
【0026】すると、例えばウインドウWの上半分に位
置する領域(図中ハッチングに示される)が第2の文書
箇所P2として記憶された後(ステップ204)、図3
(e)に示されるように画面Gは上下に2分割されて、
下側の小画面G1と上側の小画面G2とが生成され(ス
テップ205)、それらの小画面には目的とする文章A
を含む文書箇所P1と他の目的とする文章Bを含む文書
箇所P2とがそれぞれ表示されることとなる。そしてこ
れにより、目的とする文章Aと文章Bとを同一画面に表
示することが可能となるのである。
置する領域(図中ハッチングに示される)が第2の文書
箇所P2として記憶された後(ステップ204)、図3
(e)に示されるように画面Gは上下に2分割されて、
下側の小画面G1と上側の小画面G2とが生成され(ス
テップ205)、それらの小画面には目的とする文章A
を含む文書箇所P1と他の目的とする文章Bを含む文書
箇所P2とがそれぞれ表示されることとなる。そしてこ
れにより、目的とする文章Aと文章Bとを同一画面に表
示することが可能となるのである。
【0027】以上説明した本発明の画面分割による文書
表示方法及び装置によれば、図3(d)に示されるよう
に、第1の文書箇所P1が探索された後、更に目的とす
る文書箇所P2を見出すまでの作業は、図3(d)に示
されるように、分割されていない広い画面Gを用いて行
うことができ、そのためスクロールキーを用いて文書を
探す場合においても目的とする文書を見逃す恐れも少な
く、更にロールアップキーやロールダウンキーを用いた
り、更にはページ移動キーを用いれば、一層容易に目的
とする文章Bが含まれる文書箇所P2を探し出すことが
でき、この種の画面分割における作業性を格段に向上さ
せることができるのである。
表示方法及び装置によれば、図3(d)に示されるよう
に、第1の文書箇所P1が探索された後、更に目的とす
る文書箇所P2を見出すまでの作業は、図3(d)に示
されるように、分割されていない広い画面Gを用いて行
うことができ、そのためスクロールキーを用いて文書を
探す場合においても目的とする文書を見逃す恐れも少な
く、更にロールアップキーやロールダウンキーを用いた
り、更にはページ移動キーを用いれば、一層容易に目的
とする文章Bが含まれる文書箇所P2を探し出すことが
でき、この種の画面分割における作業性を格段に向上さ
せることができるのである。
【0028】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、目的とする2つの文章を同一画面に位置させる
までの作業を、分割前の大画面の状態のままで行うこと
ができるという効果がある。
よれば、目的とする2つの文章を同一画面に位置させる
までの作業を、分割前の大画面の状態のままで行うこと
ができるという効果がある。
【図1】本発明が適用されたワードプロセッサ専用機の
ハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
ハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】本発明にかかる画面分割による文書表示方法及
び装置のソフトウェア構成を概略的に示すフローチャー
トである。
び装置のソフトウェア構成を概略的に示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の作用を説明するための模式図である。
【図4】従来の画面分割による文書表示方式を説明する
ための模式図である。
ための模式図である。
100 CPU 101 ROM 102 RAM 103 操作部 104 画像表示器 105 フロッピーディスクドライバ
Claims (2)
- 【請求項1】 画像表示器の画面を上下に分割して2個
の小画面を生成し、それぞれに個々の小画面の広さに相
当する分量の文書を表示させるための方法であって、 画面分割指令操作に先立って行われる所定の文書箇所指
定操作に応答して、当該指定された文書箇所を前記小画
面のいずれか一方に表示されるべき第1の文書箇所とし
て記憶させる文書箇所記憶ステップと、 所定の画面分割指令操作に応答して、その時点で画面に
表示されている文書の中から前記分割画面の他方に表示
されるべき第2の文書箇所を一定の法則に従って決定す
ると共に、前記画像表示器の画面を上下に2分割して2
個の小画面を生成し、その一方の小画面には前記第1の
文書箇所を表示させ、かつ他方の小画面には前記第2の
文書箇所を表示させる画面分割表示ステップと、 を具備することを特徴とする画面分割による文書表示方
法。 - 【請求項2】 画像表示器の画面を上下に分割して2個
の小画面を生成し、それぞれに個々の小画面の広さに相
当する分量の文書を表示させるための装置であって、 画面分割指令操作に先立って行われる所定の文書箇所指
定操作に応答して、当該指定された文書箇所を前記小画
面のいずれか一方に表示されるべき第1の文書箇所とし
て記憶させる文書箇所記憶手段と、 所定の画面分割指令操作に応答して、その時点で画面に
表示されている文書の中から前記分割画面の他方に表示
されるべき第2の文書箇所を一定の法則に従って決定す
ると共に、前記画像表示器の画面を上下に2分割して2
個の小画面を生成し、その一方の小画面には前記第1の
文書箇所を表示させ、かつ他方の小画面には前記第2の
文書箇所を表示させる画面分割表示手段と、 を具備することを特徴とする画面分割による文書表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8188356A JPH1021040A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 画面分割による文書表示方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8188356A JPH1021040A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 画面分割による文書表示方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1021040A true JPH1021040A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16222197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8188356A Pending JPH1021040A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 画面分割による文書表示方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1021040A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160110330A1 (en) * | 2014-10-21 | 2016-04-21 | International Business Machines Corporation | Combining and displaying multiple document areas |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8188356A patent/JPH1021040A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160110330A1 (en) * | 2014-10-21 | 2016-04-21 | International Business Machines Corporation | Combining and displaying multiple document areas |
JP2016081417A (ja) * | 2014-10-21 | 2016-05-16 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation | 複数領域を結合して表示する方法、装置及びプログラム。 |
US9632993B2 (en) * | 2014-10-21 | 2017-04-25 | International Business Machines Corporation | Combining and displaying multiple document areas |
US10216710B2 (en) | 2014-10-21 | 2019-02-26 | International Business Machines Corporation | Combining and displaying multiple document areas |
US10241977B2 (en) | 2014-10-21 | 2019-03-26 | International Business Machines Corporation | Combining and displaying multiple document areas |
US11663393B2 (en) | 2014-10-21 | 2023-05-30 | International Business Machines Corporation | Combining and displaying multiple document areas |
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