JPH0728801A - イメージデータ処理方法及びその装置 - Google Patents

イメージデータ処理方法及びその装置

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JPH0728801A
JPH0728801A JP5169371A JP16937193A JPH0728801A JP H0728801 A JPH0728801 A JP H0728801A JP 5169371 A JP5169371 A JP 5169371A JP 16937193 A JP16937193 A JP 16937193A JP H0728801 A JPH0728801 A JP H0728801A
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JP
Japan
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image data
character
designated
point
display
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JP5169371A
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English (en)
Inventor
Keisuke Rokuto
圭介 六藤
Satoshi Fujiwara
聡 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Rios Systems Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Rios Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージデータ中の所要部分の文字認識結果
を他のアプリケーションプログラムによる処理で直ちに
利用できるようにする。 【構成】 イメージデータ入力部2からイメージデータ
を入力して画像メモリ5に格納し、入力部1からイメー
ジデータに対する罫線の始点を入力し、指定点座標取得
部7でその始点の座標を取得し、罫線位置情報算出部1
2でその座標から罫線位置情報を算出し、イメージデー
タ切出部13でその罫線位置情報による画像メモリ5内
のイメージデータの罫線で囲まれた部分を切り出し、文
字認識処理部14でその切り出されたイメージデータ中
の文字を認識して文字コードデータに変換し、転送部1
5でその文字コードデータをアプリケーションプログラ
ム処理部16の文書作成(編集)を行なう領域の指定さ
れたエリアへ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字を含むイメージ
データを入力し、その所要部分の文字を認識してコード
データとして利用可能にするイメージデータ処理方法及
びその処理を行なう装置に関する。なお、この明細書中
でいう「文字」には、ひらがな,カタカナ,漢字,数
字,アルファベット等の外国文字などの文字の他に、各
種符号や記号等も含めることができる。
【0002】
【従来の技術】近年、イメージスキャナによって紙に記
載された文字を含む画像をイメージデータとして読み取
って、その中の文字を認識して文字コードデータに変換
する光学式文字読取装置(OCR)等に見られるよう
に、文字読み取り及び文字認識技術が実用化されるよう
になってきている。
【0003】そして、このような技術によってイメージ
データから変換した文字コードデータをファイル化して
各種記憶媒体(フロッピディスク,ハードディスク,光
磁気ディスク等)に格納し、そのデータをパーソナルコ
ンピュータ(以下「パソコン」と略称する)等の各種コ
ンピュータやワードプロセッサ等に読み込ませて、入力
データとして利用するようなことも行なわれている。
【0004】また、パッケージソフトとしてOCR等の
文字認識処理プログラムを格納した記憶媒体を提供し、
それを従来から多用されている文書作成編集,会計処
理,在庫管理,表計算及びグラフ作成,翻訳等の各種パ
ッケージソフトと同様にパソコン等の情報処理装置にア
プリケーションプログラムとしてロードして、イメージ
データからの文字認識処理を行なわせることもできる。
【0005】このような従来の文字認識処理を行なう装
置において、イメージスキャナやイメージファル等から
読み込んだイメージデータ中の文字認識が必要な部分を
指定するには、そのイメージデータをCRTディスプレ
イや液晶ディスプレイ等の表示装置の画面に表示させ、
その表示画面上でマウス等のポインティング・デバイス
によって2点を指定してその2点を対角点とする矩形領
域をラバーバンドで表示させ、その領域を確定すること
により、その領域内のイメージデータのみを文字認識対
象とするのが一般的であった。
【0006】あるいは、帳票などのように表のイメージ
データ中から表を構成する罫線を自動的に認識して、そ
の罫線に囲まれた各欄内のイメージデータ毎に文字認識
するようにしたものもあった。このようにすると、認識
した数字等の文字データを表計算などに利用するのに便
利であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のOCRあるいは文字認識用アプリケーショ
ンプログラムをロードしたパソコン等の情報処理装置に
おいては、読み込んだイメージデータから文字認識して
変換した文字コードデータは、ファイル化して記憶媒体
(メモリ)に格納しなければならなかったので、それを
他のアプリケーションプログラムによる処理に利用する
ためには、一旦文字認識処理を終了した後、その認識結
果を利用したい他のアプリケーションプログラムによる
処理を起動して、記憶媒体のファイルから所望の文字コ
ードデータを読み込まなければならなかった。
【0008】したがって、マルチウンドウによって異な
るアプリケーシヨンプログラムによる処理を平行して行
なうような場合に、イメージデータから認識した文字コ
ードデータを、文書編集や表計算等の任意の処理中に必
要な個所ですぐに利用できないという問題があった。
【0009】また、イメージデータを表示させた画面上
にラバーバンドによる矩形の領域を指定し、そのラバー
バンドによって囲まれた領域内のイメージデータのみを
文字認識対象として指定するのでは、表のイメージデー
タ中の各欄内の文字を個別に認識させるには、各欄ごと
にラバーバンドによる矩形領域を指定しなければなら
ず、その指定作業に手間がかってしまうという問題があ
った。
【0010】そこで、前述のように表イメージデータの
罫線を認識して、その罫線によって囲まれた各欄内のイ
メージデータ毎に文字認識するようにすれば、上記のよ
うな指定作業は不要になるので便利であるが、表を構成
する罫線のイメージデータにカスレや途切れ,あるいは
汚れ等があると、罫線なのか文字なのか判別が困難にな
り、罫線の一部を文字として誤認識してしまうことがあ
る。
【0011】そのため、上記のような罫線が不鮮明なイ
メージデータの場合には、その原稿上で罫線を修正ある
いは引き直してから再度イメージスキャナで読み込むこ
とが必要になり、余分な手間がかかってしまうという問
題がある。さらに、罫線なしで表形式に配列された数値
等のイメージデータを、個々に区分して文字認識するこ
とは出来なかった。
【0012】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、イメージデータ中の所要部分の文字認識結果を
他のアプリケーションプログラムによる処理で直ちに利
用できるようにすることを目的とする。また、表のイメ
ージデータ中の各欄ごとの文字認識を、簡単な操作で正
確に行なえるようにすることも目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、文字を含むイメージデータを入力して表
示し、その表示したイメージデータの指定された部分を
切り出し、その切り出したイメージデータ中の文字を認
識して文字コードデータに変換し、その文字コードデー
タをそれを利用して文書編集又は情報処理を行なう手段
の指定されたエリアへ転送する第1のイメージデータ処
理方法を提供する。
【0014】そして、上記の第1のイメージデータ処理
方法を実施するための装置として、文字を含むイメージ
データを入力するイメージデータ入力手段と、その手段
によって入力されたイメージデータを表示する表示手段
と、その手段によって表示されたイメージデータに対し
て文字認識の対象とする部分を指定する手段と、その手
段によって指定された部分のイメージデータを切り出す
手段と、その手段によって切り出されたイメージデータ
中の文字を認識して文字コードデータに変換する文字認
識手段と、その手段によって変換された文字コードデー
タをそれを利用して文書編集又は情報処理を行なう手段
の指定されたエリアへ転送する手段とを備えたイメージ
データ処理装置を提供する。
【0015】また、文字を含むイメージデータを入力し
て表示し、その表示したイメージデータに対して指定さ
れた位置に複数本の縦罫線及び横罫線を引き、その罫線
によって囲まれた各部分のイメージデータをそれぞれ切
り出し、その切り出した各イメージデータ中の文字をそ
れぞれ認識して文字コードデータに変換する第2のイメ
ージデータ処理方法も提供する。
【0016】そして、上記第2のイメージデータ処理方
法を実施するための装置として、文字を含むイメージデ
ータを入力するイメージデータ入力手段と、その手段に
よって入力されたイメージデータを表示する表示手段
と、その手段によって表示されたイメージデータに対し
て指定された位置に複数本の縦罫線及び横罫線を引く罫
線描画手段と、その手段によって引かれた罫線で囲まれ
た各部分のイメージデータをそれぞれ切り出す手段と、
その手段によって切り出された各イメージデータ中の文
字をそれぞれ認識して文字コードデータに変換する文字
認識手段とを備えたイメージデータ処理装置を提供す
る。
【0017】さらに、上記罫線描画手段を、上記表示手
段のイメージデータ表示画面上の任意の点を指定する点
指定手段と、その手段によって最初に指定された点を縦
及び横罫線の基準始点とし、その後基準始点より右方向
で指定される点を縦罫線の始点,下方向で指定される点
を横罫線の始点としてそれぞれ縦罫線及び横罫線を自動
的に描画する手段とによって構成するとよい。
【0018】また、上記点指定手段によって最初に指定
された基準始点から右方向及び下方向へガイドラインを
前記表示手段に表示させる手段を設けるとよい。なおま
た、上記点指定手段によって指定される各始点を上記表
示手段に上記ガイドラインと識別可能に表示する手段を
設けるとよい。そして、上記罫線描画手段に、上記点指
定手段によって指定された始点が再度指定されたとき、
その始点の指定を解除して該点を始点とする罫線の描画
を消去する手段を設けるとよい。
【0019】
【作用】この発明による上記第1のイメージデータ処理
方法及びその装置によれば、文字を含むイメージデータ
中の指定した部分の文字を認識して文字コードデータに
変換し、その文字コードデータをそれを利用して文書編
集又は情報処理を行なう手段の指定されたエリアへ転送
することができるので、文書編集又は情報処理(例えば
平行処理可能な他のアプリケーションプログラムによる
処理)を行なう手段においては、それを受け取るエリア
(位置)を指定しておけば、変換された文字コードデー
タがそこへ直接転送されてくるので、それを直ちに利用
して所要の処理を行なうことができる。その際、誤認識
文字などがあれば、それを利用する処理において簡単に
訂正することができる。
【0020】また、この発明による前記第2のイメージ
データ処理方法及びその装置によれば、表のイメージデ
ータ中の各欄の文字を区分して認識したい場合に、表示
されたイメージデータ中の罫線の有無に係わり無く、表
の各欄を区切る各位置を指定して所要本数の縦罫線及び
横罫線を引くことにより、その罫線によって囲まれた各
部分のイメージデータをそれぞれ切り出して、その中の
文字をそれぞれ認識して文字コードデータに変換するの
で、表のイメージデータに罫線が無くても、あるいはカ
スレや途切れのある不鮮明な罫線がある場合でも、画面
上で所要の罫線を引くだけで、表の各欄内の文字を正確
に認識してコードデータに変換することができる。
【0021】さらに、そのイメージデータが表示された
画面上に所要の罫線を引く際に、表の左上の角を基準始
点として指定し、その右方向に各縦罫線の始点を、下方
向に各横罫線の始点を指定するだけで、必要な縦罫線と
横罫線が自動的に描画されるようにすることもできる。
【0022】また、最初に基準始点を指定すると、そこ
から右方向及び下方向へガイドラインが表示されるよう
にすれば、そのガイドラインに沿って縦罫線及び横罫線
の各始点を容易に指定することができ、その指定された
各始点がガイドラインと識別可能に表示されるようにす
れば、指定した各始点の確認が容易である。
【0023】そしてまた、一度指定した始点を再度指定
することにより、その始点の指定が解除され、その点を
始点とする罫線が消えるようにすれば、罫線を容易に訂
正することができる。
【0024】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例であるイメ
ージデータ処理装置の構成を示すブロック図である。
【0025】このイメージデータ処理装置は、イメージ
データから文字認識して変換した文字コードデータを文
書編集や表計算等の他のアプリケーションプログラムの
処理上で利用することができる。また、イメージデータ
に対して任意の縦及び横罫線を描画して、その罫線で囲
まれたイメージデータ毎に文字認識することができる。
【0026】このイメージデータ処理装置は、図1に示
すように、入力部1,イメージデータ入力部2,ディス
プレイ3,入力制御部4,画像メモリ5,ディスプレイ
表示制御部6,指定点座標取得部7,指定点座標制御部
8,ガイドライン表示部9,ガイドライン上始点表示部
10,罫線描画部11,罫線位置情報算出部12,イメ
ージデータ切出部13,文字認識部14,転送部15,
及びアプリケーションプログラム処理部16からなる。
【0027】入力部1は、各種の操作情報を入力するた
め、特にディスプレイ3の表示画面上の任意の点を指定
するポインティング・デバイスとして用いられるマウ
ス,キーボード,ペン入力装置,デジタイザ等の入力装
置である。イメージデータ入力部2は、スキャナ等の画
像読取装置や光磁気ディスク,ハードディスク,フロッ
ピディスク等の記憶媒体からイメージデータを入力する
装置である。
【0028】ディスプレイ3は、イメージデータ,罫
線,各種作業画面,及び各種メッセージ等を表示するC
RT,LCD等の表示装置である。入力制御部4は入力
部1の入力制御を司る。画像メモリ5は、イメージデー
タ入力部2から入力される文字を含むイメージデータを
格納するメモリである。
【0029】ディスプレイ表示制御部6はディスプレイ
3の表示制御を司る。指定点座標取得部7は、入力部1
によって指定された点の座標を入力制御部4を介して取
得する。
【0030】指定点座標制御部8は、指定点座標取得部
7によって取得された基準始点,縦及び横罫線の各始点
等の指定点の座標を管理し、その指定点の座標をガイド
ライン表示部9,ガイドライン始点表示部10,罫線描
画部11,又は罫線位置情報算出部12へ送る。
【0031】ガイドライン表示部9は、指定点座標制御
部8から受け取った指定点(基準始点)の座標を基にし
てディスプレイ表示制御部6を介してディスプレイ3に
ガイドラインを表示する。ガイドライン上始点表示部1
0は、指定点座標制御部8から受け取った指定点(始
点)の座標を基にしてディスプレイ表示制御部6を介し
てディスプレイ3のガイドライン上に縦及び横罫線の各
始点を表示する。
【0032】罫線描画部11は、指定点座標制御部8か
ら受け取った縦及び横罫線の各始点の座標を基にしてデ
ィスプレイ表示制御部6を介してディスプレイ3のガイ
ドライン上の各始点から縦及び横罫線を描画する。罫線
位置情報算出部12は、指定点座標制御部8から受け取
った縦及び横罫線の各始点の座標を基にして縦及び横罫
線の位置情報を算出し、その位置情報をイメージデータ
切出部13へ送る。
【0033】イメージデータ切出部13は、画像メモリ
5に格納されているイメージデータから、罫線位置情報
算出部12から受け取った位置情報を基にして縦及び横
罫線で囲まれた各部分のイメージデータをそれぞれ切り
出して文字認識部14へ渡す。文字認識部14は、イメ
ージデータ切出部13から区分されて受け取る各イメー
ジデータ中の文字を認識して文字コードデータに変換す
る。
【0034】転送部15は、文字認識部14によって変
換された文字コードデータをアプリケーションプログラ
ム処理部16へ転送する。アプリケーションプログラム
処理部16は、各種のアプリケーションプログラムによ
って動作し、転送部15から受け取った文字コードデー
タを用いて文書編集や表計算等の情報処理を行なう手段
である。
【0035】この実施例において、イメージデータ入力
部2は、文字を含むイメージデータを入力するイメージ
データ入力手段である。ディスプレイ3及びディスプレ
イ表示制御部6は、イメージデータ入力部2によって入
力されたイメージデータ及びガイドラインや罫線等を表
示する表示手段である。
【0036】イメージデータ切出部13は、罫線位置情
報算出部12によって指定された部分のイメージデータ
を切り出す手段であり、文字認識部14は、イメージデ
ータ切出部13によって切り出されたイメージデータ中
の文字を認識して文字コードデータに変換する文字認識
手段である。
【0037】転送部15は、文字認識部14によって変
換された文字コードデータをそれを利用して文書編集又
は情報処理を行なう手段の指定されたエリアへ転送する
手段である。
【0038】罫線描画部11は、ディスプレイ3の画面
に表示されたイメージデータに対して指定された位置に
複数本の縦罫線及び横罫線を引く罫線描画手段であり、
イメージデータ切出部13は、罫線描画部11によって
引かれた罫線で囲まれた各部分のイメージデータをそれ
ぞれ切り出す手段でもある。
【0039】また、入力部1,入力制御部4及び指定点
座標取得部7が、ディスプレイ3のイメージデータ表示
画面上の任意の点を指定する点指定手段であり、それに
よって最初に指定された点を縦及び横罫線の基準始点と
し、その後その基準始点より右方向で指定される点を縦
罫線の始点,下方向で指定される点を横罫線の始点とし
てそれぞれ縦罫線及び横罫線を罫線描画部11が自動的
に描画する。さらに、この罫線描画部11は、指定され
た始点が再度指定されたとき、その始点の指定を解除し
てその点を始点とする罫線の描画を消去する。
【0040】文字認識部14は、イメージデータ切出部
13によって切り出された各イメージデータ中の文字を
それぞれ認識して文字コードデータに変換する文字認識
手段である。
【0041】ガイドライン表示部9は、入力部1によっ
て最初に指定された基準始点から右方向及び下方向へガ
イドラインをディスプレイ3に表示させる手段である。
ガイドライン上始点表示部10は、入力部1によって指
定される各始点をディスプレイ3にガイドラインと識別
可能に表示する手段である。
【0042】次に、このイメージデータ処理装置の主な
処理について説明する。まず、文書作成(編集)のアプ
リケーションプログラムを起動中に、このイメージデー
タ処理を実行する場合について説明する。この場合は、
文字を含むイメージデータを入力して表示し、その表示
したイメージデータの従来と同様にラバーバンドによっ
て指定された部分を切り出し、その切り出したイメージ
データ中の文字を認識して文字コードデータに変換し、
その一連の文字コードデータを、文書作成(編集)を行
なう処理において予めカーソルで指定されたエリアへ転
送する。
【0043】次に、表計算のアプリケーションプログラ
ムを起動中に、このイメージデータ処理を実行する場合
について説明する。この場合は、文字を含むイメージデ
ータを入力して表示し、その表示したイメージデータに
対して指定された位置に複数本の縦罫線及び横罫線を引
き、その罫線によって囲まれた各部分のイメージデータ
をそれぞれ切り出し、その切り出した各イメージデータ
中の文字をそれぞれ認識して文字コードデータに変換
し、その各文字コードデータを、表計算を行なう処理に
おいて予めカーソルで指定されたエリアへ転送する。
【0044】図2はその処理を示すフローチャートであ
る。まず、イメージ上で(イメージデータ上に対して)
最初の始点を指定し、その最初の始点を基準(基準始
点)にしてガイドラインを表示し、そのガイドラインを
利用した表の内側の線(縦及び横罫線)の始点を指定
し、その始点が既に指定された点か否かを判断して、既
に指定された点なら登録を解除し、まだ指定された点で
なければ始点として登録し、始点の決定か否かを判断す
る。
【0045】その判断によって、決定でなければ点の指
定の処理に戻るが、決定ならその始点を基にして罫線の
位置情報を取得し、その罫線の位置情報を基にして罫線
で囲まれた各イメージデータを切り出し、その切り出さ
れた各イメージデータの文字認識をし、認識された文字
を文字コードに変換して表計算処理上の指定されたエリ
アへ転送してこの処理を終了する。
【0046】さらに、詳述すると、入力部1からディス
プレイ3に表示されているイメージデータ上に対して最
初の始点が指定入力されると、指定点座標取得部7によ
ってその点の座標情報を取得し、指定点座標制御部8に
よってその点を基準始点として管理し、ガイドライン表
示部9によってその基準始点を基にしてガイドラインを
ディスプレイ3のイメージデータ表示画面上に表示す
る。
【0047】次に、入力部1からイメージデータ表示画
面上のガイドライン上に縦及び横罫線の各始点が指定入
力されると、指定点座標取得部7によってその各始点の
座標情報を取得し、指定点座標制御部8によって既に登
録された始点か否かを判断する。
【0048】その判断の結果で未登録の始点なら登録
し、その登録された始点をガイドライン上始点表示部1
0によってイメージデータ表示画面上のガイドライン上
に表示する。そして、罫線描画部11によってイメージ
データ表示画面上の始点から罫線を描画する。また、も
し、既に登録されている始点なら登録を解除し、ガイド
ライン上始点表示部10によってイメージデータ表示画
面上のガイドライン上の該当する始点を消去する。そし
て、罫線描画部11によってイメージデータ表示画面上
のその始点から描画されている罫線を消去する。
【0049】上述のような処理を繰り返し、各始点の指
定が決定されたら、指定点座標制御部8に登録されてい
る各始点の全ての位置座標を罫線位置情報算出部12へ
送り、罫線位置情報算出部12はその位置座標を基にし
て罫線位置を算出し、その結果をイメージデータ切出部
13へ送る。
【0050】イメージデータ切出部13は、その罫線位
置を基にして罫線で囲まれた各部分のイメージデータを
個々に切り出し、文字認識部14によってその切り出さ
れた各イメージデータ中の文字を認識し、認識した文字
を文字コードデータに変換して転送部15によって表計
算の処理において指定されたエリア(画面上及びメモリ
上の位置)へ転送する。
【0051】次に、罫線描画の処理について説明する。
この処理では、イメージデータ表示画面上の任意の点を
指定し、その最初に指定された点を縦及び横罫線の基準
始点とし、その基準始点から右方向及び下方向へガイド
ラインをイメージデータ表示画面上に表示する。
【0052】その後、ガイドライン上において、基準始
点より右方向で指定される点を縦罫線の始点,下方向で
指定される点を横罫線の始点としてガイドラインと識別
可能に表示し、それぞれ各始点からの縦罫線及び横罫線
を自動的に描画する。そして、指定された始点が再度指
定されたときには、その始点の指定を解除して点を始点
とする罫線の描画を消去する。
【0053】次にこのイメージデータ処理装置における
操作例と表示例について説明する。図3はこのイメージ
データ処理装置におけるディスプレイ3の初期画面の図
である。この画面20のコマンド表示エリアには、文書
作成キー21と表計算キー22とが表示されており、そ
の文書作成キー21を指定すると、文書作成・編集のア
プリケーションプログラムが起動して文書作成・編集モ
ードに移行する。また、表計算キー22を指定すると、
表計算のアプリケーションプログラムが起動して表計算
モードに移行する。
【0054】(1)文書作成・編集モード 図4は文書作成・編集モード時の初期画面の図である。
この画面20には、コマンド表示エリアに訂正キー2
3,追加キー24,削除キー25,認識入力キー26等
の各種コマンドキーが表示される。その認識入力キー2
6を指定すると、イメージデータの入力及び文字認識の
ための作業画面に変わる。
【0055】図5は文書作成・編集モード中におけるイ
メージデータ入力のときの画面の図である。この画面2
0には、予め書式設定の作業において設定されている文
書作成・編集エリア27と、イメージ表示ウインドウ2
8が表示され、コマンド表示エリア中には新たにイメー
ジ入力キー29が表示される。
【0056】この画面20において、文書作成・編集エ
リア27内のイメージデータから認識した文字を入力し
たいエリアの先頭位置を、予めカーソルCSで指定して
おく。そして、イメージ入力キー29を指定した後、ス
キャナとファイルのいずれからイメージデータを入力す
るのかを選択し、スキャナを選択した場合は、スキャナ
によるイメージ読取時のパラメータの設定をしてイメー
ジデータの入力を開始させる。また、ファイルを選択し
た場合は、所望のファイルを選択してそのファイルから
のイメージデータの入力を開始させる。
【0057】図6は文章のイメージデータを入力したと
きの画面を示す図である。その画面20には、イメージ
表示ウインドウ28に入力された文章のイメージデータ
が表示される(図示の都合上各文字を黒丸で示してい
る)。そのイメージデータ中の文字認識対象領域を指定
するには、まず、図7に示すように、マウスカーソルM
Cによって領域の1点を指定した後、マウスカーソルM
Cを移動させると、図8に示すように、矩形のラバーバ
ンド30が表示されるので、それを所要の大きさに設定
することにより、そのラバーバンド30によって囲まれ
る領域が文字認識対象として確定する。
【0058】そして、イメージ表示ウインドウ28の上
部に表示された実行キー31を指定すると、文字認識時
のパラメータ設定画面が表示されるので、その設定画面
によって必要なパラメータを設定した後に文字認識を開
始させる。
【0059】図9はイメージデータの文字認識中の画面
を示す図である。文字認識が開始されると、イメージ表
示ウインドウ28中の文字認識が終了したイメージデー
タには行単位で帯32が逐次表示される。このようにす
れば、文字認識の処理経過が一目でわかるようになり、
オペレータは処理の進行状況を素早く把握することがで
きる。
【0060】図10はイメージデータの文字認識終了時
の画面を示す図である。図9の画面20において、イメ
ージ表示ウインドウ28内でラバーバンド30によって
指定された領域内のイメージデータの文字認識が終了す
ると、図10に示すように、文書作成エリア27の予め
カーソルCSによって指定された位置を開始位置として
文字認識によって文字コードに変換されて転送された文
字列が表示される。さらに、その文字列の最後尾にカー
ソルCSが移動して表示される。
【0061】そして、文書作成・編集エリア27に表示
された文字列に対して編集したい場合、コマンド表示エ
リア中の訂正キー23,追加キー24,削除キー25を
指定して文字の訂正,追加,削除を容易に行なえる。ま
た、各キーを指定せずに直接編集を行なえるようにして
もよい。
【0062】図11はスキャナによるイメージデータ入
力時の初期設定を行なうためのウインドウの表示例を示
す図である。このウインドウ40には、スキャンサイズ
入力欄41,階調入力欄42a,42b,明度入力欄4
3,コントラスト入力欄44,スレッシュホールド入力
欄45,解像度入力欄46a,46b,給紙指定入力欄
47,了解キー48,取消キー49,プレビューキー5
0,及びイメージ表示エリア51等が表示され、これら
によって各種の読取条件を設定入力する。
【0063】そして、上記各入力欄41〜47に必要な
入力を行ない、了解キー48を指定すると、スキャナに
よって入力されたイメージデータがイメージ表示エリア
51に表示され(この図では具体的なイメージの図示は
省略している)、そのイメージデータ中の必要な部分を
ラバーバンド52で囲まれる領域によって指定すると、
その領域内のイメージデータのみを切り取り、図6に示
した画面20のイメージ表示ウインドウ28に表示す
る。
【0064】図12はイメージファイルを選択するため
のウインドウの表示例を示す図である。このウインドウ
60には、ファイル名入力欄61,ファイル名一覧表示
欄62,ファイル種類入力欄63,ディレクトリ一覧表
示欄64,ドライブ名入力欄65,OKキー66,及び
キャンセルキー67等が表示される。
【0065】そして、上記各欄61〜65に必要な入力
を行ない、所望のファイルを選択した後にOKキー66
を指定すると、その選択されたファイルに格納されてい
るイメージデータを、図6に示した画面20のイメージ
表示ウインドウ28に表示する。
【0066】図13はイメージデータの文字認識時のパ
ラメータを設定するためのウインドウの表示例を示す図
である。このウインドウ70には、行方向選択欄71,
文字方向選択欄72,認識対象文字種選択欄73,言語
処理選択欄74,出力モード選択欄75,改行コード選
択欄76,OKキー77,及びキャンセルキー78等が
表示される。そして、上記各欄71〜76において必要
な項目を選択し、OKキー77を指定すると、イメージ
データの文字認識処理が開始される。
【0067】さらに、具体的な文章の入力について説明
する。図14乃至図17はそのときの表示例を示す図で
ある。図14に示すように、イメージ表示ウインドウ2
8にある文章のイメージが表示されており、図15に示
すように、その文章のイメージに対してラバーバンド8
0によって認識対象領域を指定して文字認識を実行す
る。この場合の実行指示は他のキーによって行なってい
る。
【0068】すると、図16に示すように、文書作成エ
リア27内に予め指定しておいた入力箇所(エリア27
の左上の位置)からイメージデータの認識結果の文字列
が表示される。そして、このエリア27において、例え
ば、破線枠81で囲んだ文字「両」は誤認識されている
ので、これを通常の文書編集時のキー操作によって
「再」と訂正することができ、図17に示すように表示
される。
【0069】このように、イメージデータから認識され
た文字を文書作成・編集のアプリケーション処理上で即
座に編集処理することができるので、イメージデータの
認識結果に対する訂正,追加,削除や、誤認識の訂正等
の作業を自在に行なえる。
【0070】(2)表計算モード 図18は表計算モード時の初期画面の図である。この画
面20には、コマンド表示エリアに訂正キー23,追加
キー24,削除キー25,認識入力キー26等の各種コ
マンドキーが表示される。また、表計算エリア33も表
示される。そして、認識入力キー26を指定すると、表
のイメージデータの入力及び文字認識のための作業画面
に変わる。
【0071】図19は表計算モード時の表のイメージデ
ータ入力のときの画面の図である。この画面20には、
表計算のための表計算エリア33と共に、イメージ表示
ウインドウ28が表示され、コマンド表示エリア中には
新たにイメージ入力キー29が表示される。
【0072】この画面20において、表計算エリア33
内のイメージデータから認識した文字を入力したいエリ
アの先頭位置を予めカーソルCSで指定しておく。そし
て、イメージ入力キー29を指定した後、スキャナとフ
ァイルのいずれからイメージデータを入力するのかを選
択し、スキャナを選択した場合は、図11に示したウイ
ンドウ40によって、スキャナによるイメージ読取時の
パラメータの設定をしてイメージデータの入力を開始さ
せる。また、ファイルを選択した場合は、図12に示し
たウインドウ60によって、所望のファイルを選択して
そのファイルからのイメージデータの入力を開始させ
る。
【0073】図20は表のイメージデータを入力したと
きの画面を示す図である。その画面20には、イメージ
表示ウインドウ28に入力された表のイメージデータが
表示される(図示の都合上表中の各文字を黒丸で示して
いる)。なお、この図ではイメージデータ中の罫線部分
がかすれた状態で表示された場合を示している。そし
て、そのイメージデータの所望の部分を表として認識さ
せるために、必要な部分に罫線を引く。
【0074】その罫線を引くには、図21に示すよう
に、マウスカーソルMCによって罫線枠の基準となる基
準始点を指定すると、図22に示すように、その基準始
点から右方向及び下方向へガイドライン34が表示され
る。このガイドライン34は、一定の太い幅の線でイメ
ージデータと識別可能に表示される。このガイドライン
34を地の色と異なる色や輝度、又は反転表示するよう
にしてもよい。そして、そのガイドライン34に沿って
縦及び横罫線の始点を指定する。その際、マウスカーソ
ルMCの形状が、例えば、点や矢印等のような始点を指
定し易いような形状で表示するようにするとよい。この
場合は点形状としてガイドライン34上を移動してお
り、図中ではその形状を明瞭に表記していないが実際に
はガイドライン34と識別可能に表示している。
【0075】その後、図23に示すように、マウスカー
ソルMCをガイドライン34の右方向に移動させて始点
P1を指定すると、その始点P1がガイドライン34と
識別可能に表示されると共に、その始点P1から下方向
に縦罫線L1が表示される。
【0076】次に、図24に示すように、マウスカーソ
ルMCをガイドライン34の下方向に移動させて始点P
2を指定すると、その始点P2がガイドライン34と識
別可能に表示されると共に、その始点P2から下方向に
横罫線L2が表示される。この各始点P1,P2は、反
転表示したり、ガイドライン34と異なる色又は輝度に
よって表示するようにするとよい。
【0077】このようにして、ガイドライン34上に罫
線の始点を指定すると、その各始点から縦罫線又は横罫
線が自動的に描画される。そして、図25に示すよう
に、必要な罫線として、始点P1〜P5を指定して、そ
れぞれの始点からの罫線L1〜L5を引いた後に実行キ
ー31を指定すると、図26に示すように、閉じた欄を
形成しない罫線の不要な部分が消去される。
【0078】その後、図13に示したウインドウ70が
表示されるので、それによって文字認識時の必要なパラ
メータを設定した後、残った罫線で囲まれた部分のイメ
ージデータの文字認識が開始される。
【0079】図27は表のイメージデータの文字認識中
の画面を示す図である。文字認識が開始されると、イメ
ージ表示ウインドウ28中の罫線で囲まれた各欄の文字
認識が終了した欄にはそれぞれ帯32が逐次表示され
る。このようにすれば、文字認識の処理経過が一目でわ
かるようになり、オペレータは処理の進行状況を素早く
把握することができる。
【0080】図28は表のイメージデータの文字認識終
了時の画面を示す図である。図27の画面20におい
て、イメージ表示ウインドウ28中の指定された罫線で
囲まれた部分の各イメージデータの文字認識が終了する
と、それによって変換された各文字コードデータがそれ
ぞれ表計算処理手段に転送され、図28に示すように、
表作成エリア33のカーソルCSによって指定された位
置から表の各欄にそれぞれ認識された文字が表示され
る。
【0081】そして、表作成エリア33に表示された文
字や数字等に対して編集したい場合、コマンド表示エリ
ア中の訂正キー23,追加キー24,削除キー25を指
定して文字や数字の訂正,追加,削除を容易に行なえ
る。また、各キーを指定せずに直接編集を行なえるよう
にしてもよい。
【0082】さらに、具体的な表の入力について説明す
る。図29乃至図32はそのときの表示例を示す図であ
る。図29に示すように、イメージ表示ウインドウ28
にある表のイメージが表示されており、その罫線は所々
かすれている。そこで、図30に示すように、この表の
イメージに対して縦及び横罫線を描画し、文字認識を実
行する。その際、新たに描画された罫線で囲まれた各部
分の各罫線より少し内側のエリアのイメージデータを文
字認識対象として切り出すので、イメージデータ中の罫
線は除去される。
【0083】すると、図31に示すように、表作成エリ
ア33内の各エリアに認識結果の文字と数字が表示さ
れ、そのエリア33において、例えば、破線枠82で囲
んだ数字「21」は誤認識されているので、これを「2
7」に訂正すれば、図32に示すように表示される。な
お、A列の各欄に表示されている文字列は枠のスペース
の大きさの関係上一度に表示されていないのであり、ス
クロールによって後半の部分も表示させることができ
る。また、A列の欄の大きさを行方向に任意の大きさに
拡大することもできる。その後、この表の各横欄及び縦
欄の集計演算や百分比の計算,その結果に基づくグラフ
の作成等を行なうことができる。
【0084】このように、表のイメージデータから表中
の各欄毎の文字や数字をそれぞれ正確に区切って認識
し、その認識された文字及び数字を表作成のアプリケー
ション上で即座に処理することができるので、イメージ
データの認識結果に対する訂正,追加,削除や、誤認識
の訂正等の作業が自在に行なえる。
【0085】また、表のイメージデータに対して表を構
成するのに必要な罫線を素早く且つ容易に描画すること
ができるので、その罫線で囲んだ部分のイメージデータ
を他の部分と区切って正確に認識することができる。そ
の際、ガイドラインを表示することができるので、縦及
び横罫線の描画の際の各始点の指定作業を容易に行なえ
る。
【0086】さらに、このイメージデータ処理装置にお
ける入力手段としてマウスやペン入力装置等のポインテ
ィングデバイスを用いれば、罫線描画の際の始点の位置
を正確に指定することができ、その始点の入力作業を能
率良く行なえる。さらにまた、一旦指定した始点を再度
指定するだけでその指定を解除することができるので、
罫線の描画位置の修正作業も迅速に行なえる。
【0087】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る第1のイメージデータ処理方法及びその装置によれ
ば、文字を含むイメージデータの指定した部分の文字を
コードデータに変換して、それを文書編集又は情報処理
を行なう手段に転送し、そこで直ちに利用することがで
きる。
【0088】また、この発明による第2のイメージデー
タ処理方法及びその装置によれば、表示された文字を含
むイメージデータに対して表の各欄として区分したい各
位置にそれぞれ縦罫線及び横罫線を引くことができ、そ
の罫線によって囲まれた各部分、すなわち表の各欄内の
イメージデータの文字をそれぞれ区分してコードデータ
に変換することができ、比較的簡単な作業でどのような
表のイメージデータでも、その各欄ごとの文字をそれぞ
れ正確に区分して文字コードデータ化することができ
る。
【0089】その際に所要数の縦罫線及び横罫線を、表
の基準始点及び各罫線の始点を指定するだけで自動的に
描画できるようにしたり、ガイドラインの表示によって
各始点の指定を容易にしたり、指定した各始点の視認性
を向上させたり、一旦描画した罫線の訂正も容易にした
りすることができるので、必要な罫線を能率良く引くこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるイメージデータ処理
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のイメージデータ処理装置において表計算
のアプリケーションプログラム起動中のイメージデータ
処理を示すフローチャートである。
【図3】図1のイメージデータ処理装置の表示画面にお
ける表示例を示す図である。
【図4】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示画
面における表示例を示す図である。
【図5】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示画
面における表示例を示す図である。
【図6】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示画
面における表示例を示す図である。
【図7】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示画
面における表示例を示す図である。
【図8】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示画
面における表示例を示す図である。
【図9】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示画
面における表示例を示す図である。
【図10】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図11】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図12】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図13】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図14】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図15】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図16】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図17】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図18】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図19】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図20】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図21】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図22】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図23】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図24】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図25】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図26】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図27】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図28】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図29】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図30】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図31】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【図32】同じく図1のイメージデータ処理装置の表示
画面における表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 イメージデータ入
力部 3 ディスプレイ 4 入力制御部 5 画像メモリ 6 ディスプレイ表示
制御部 7 指定点座標取得部 8 指定点座標制御部 9 ガイドライン表示部 10 ガイドライン上
始点表示部 11 罫線描画部 12 罫線位置情報算
出部 13 イメージデータ切出部 14 文字認識部 15 転送部 16 アプリケーショ
ンプログラム処理部 34 ガイドライン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を含むイメージデータを入力して表
    示し、その表示したイメージデータの指定された部分を
    切り出し、その切り出したイメージデータ中の文字を認
    識して文字コードデータに変換し、その文字コードデー
    タをそれを利用して文書編集又は情報処理を行なう手段
    の指定されたエリアへ転送することを特徴とするイメー
    ジデータ処理方法。
  2. 【請求項2】 文字を含むイメージデータを入力するイ
    メージデータ入力手段と、該手段によって入力されたイ
    メージデータを表示する表示手段と、該手段によって表
    示されたイメージデータに対して文字認識の対象とする
    部分を指定する手段と、該手段によって指定された部分
    のイメージデータを切り出す手段と、該手段によって切
    り出されたイメージデータ中の文字を認識して文字コー
    ドデータに変換する文字認識手段と、該手段によって変
    換された文字コードデータをそれを利用して文書編集又
    は情報処理を行なう手段の指定されたエリアへ転送する
    手段とを備えたことを特徴とするイメージデータ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 文字を含むイメージデータを入力して表
    示し、その表示したイメージデータに対して指定された
    位置に複数本の縦罫線及び横罫線を引き、その罫線によ
    って囲まれた各部分のイメージデータをそれぞれ切り出
    し、その切り出した各イメージデータ中の文字をそれぞ
    れ認識して文字コードデータに変換することを特徴とす
    るイメージデータ処理方法。
  4. 【請求項4】 文字を含むイメージデータを入力するイ
    メージデータ入力手段と、該手段によって入力されたイ
    メージデータを表示する表示手段と、該手段によって表
    示されたイメージデータに対して指定された位置に複数
    本の縦罫線及び横罫線を引く罫線描画手段と、該手段に
    よって引かれた罫線で囲まれた各部分のイメージデータ
    をそれぞれ切り出す手段と、該手段によって切り出され
    た各イメージデータ中の文字をそれぞれ認識して文字コ
    ードデータに変換する文字認識手段とを備えたことを特
    徴とするイメージデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報処理装置において、 前記罫線描画手段が、前記表示手段のイメージデータ表
    示画面上の任意の点を指定する点指定手段と、該手段に
    よって最初に指定された点を縦及び横罫線の基準始点と
    し、その後該基準始点より右方向で指定される点を縦罫
    線の始点,下方向で指定される点を横罫線の始点として
    それぞれ縦罫線及び横罫線を自動的に描画する手段とか
    らなることを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報処理装置において、 前記点指定手段によって最初に指定された基準始点から
    右方向及び下方向へガイドラインを前記表示手段に表示
    させる手段を設けたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の情報処理装置において、 前記点指定手段によって指定される各始点を前記表示手
    段に前記ガイドラインと識別可能に表示する手段を設け
    たことを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7記載の情報処理装置にお
    いて、 前記罫線描画手段に、前記点指定手段によって指定され
    た始点が再度指定されたとき、該始点の指定を解除して
    該点を始点とする罫線の描画を消去する手段を設けたこ
    とを特徴とする情報処理装置。
JP5169371A 1993-07-08 1993-07-08 イメージデータ処理方法及びその装置 Pending JPH0728801A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08314963A (ja) * 1995-05-18 1996-11-29 Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp 情報検索方法および情報利用方法
JPH11272794A (ja) * 1998-03-24 1999-10-08 Sanyo Electric Co Ltd レシートデータ処理装置
US7958458B2 (en) 2003-01-28 2011-06-07 Fujitsu Limited Method for supporting data linkage between applications
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JP2017519288A (ja) * 2014-05-21 2017-07-13 ゼットティーイー コーポレイション データ入力方法及び端末

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