JPH09230992A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH09230992A
JPH09230992A JP3796596A JP3796596A JPH09230992A JP H09230992 A JPH09230992 A JP H09230992A JP 3796596 A JP3796596 A JP 3796596A JP 3796596 A JP3796596 A JP 3796596A JP H09230992 A JPH09230992 A JP H09230992A
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editing
handwriting
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edit command
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JP3796596A
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Hiroyuki Kishida
裕之 岸田
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の編集コマンドを組み合わせてなる一連
のキーコードを手続きとして、その手続きの登録と読み
出しを簡単に行えるようにする。 【解決手段】 手続き登録部1611において複数の編
集コマンドを組み合わせてなる一連のキーコードを手続
きとして入力し、その手続きを手続き発生部1612の
手続き記憶部1615に記憶する。手書き編集コマンド
入力部1607において手続きを示す手書き編集コマン
ドの描画を入力すると、手書き編集コマンド認識部16
08は手書き編集コマンド認識辞書1613を検索して
入力された編集コマンドが手続きをあることを認識し、
それを文書編集部1603に伝える。文書編集部160
3は手続き発生部1612をアクセスし手続き記憶部1
615から手続きに係る一連のキーコードを読み出し、
編集処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面上でペンなど
により文書の手書き編集(削除・挿入・移動・複写な
ど)を行えるようにした情報処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】文書を扱う情報処理装置すなわちパーソ
ナルコンピュータや日本語ワードプロセッサなどの文書
処理装置において、ペンなどのポインティングデバイス
を有しているものでは、画面上で手書き入力手段にて描
画(ジェスチャー)を入力することにより、削除・挿入
・移動・複写などその描画に対応した編集命令を実行で
きるようにしたものがある。
【0003】また、特公平6−48491号公報におい
ては、手書き描画による編集命令を実行できる文書処理
装置において、使用者によって描画の書き方が異なるこ
とに起因した編集命令の入力拒絶や誤認識を軽減するた
めに、手書き編集命令(編集命令に対応した描画)を使
用者が決定し登録することを可能にする技術について開
示されている。この場合、予め定められた編集命令以外
の複雑な編集命令に対しては手書き編集命令を登録する
ことはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の文書処理装
置においては、手書き編集命令に複数のキーコードを割
り付けることにより多彩な編集を実現する手法や、各描
画に対応した編集命令設定時の操作を容易にする手法に
ついては、特に開示されていない。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、複数のキーコードの組み合わせに対
して手書き編集命令を登録できるようにすることを目的
としており、また、上記のような複数のキーコードの組
み合わせに対応した手書き編集命令が複数登録されてい
る場合に、それぞれの手書き編集命令の入力操作が容易
に行えるようにすることを目的としており、さらに、手
書き入力手段による描画に対する編集命令を登録するに
際して、その設定操作を容易に行えるようにすることを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
情報処理装置は、手書き入力および手書き編集が可能な
情報処理装置であって、複数の編集コマンドを一連に組
み合わせたキーコードを手続きとして登録する手段と、
前記手続きを指定する手書き編集コマンドの描画と編集
コマンドとしての手続きとを対応つけて記憶してある手
段と、前記手続きを指定する手書き編集コマンドの描画
が入力されたときに編集コマンドとして前記手続きを検
索し、前記登録手段から前記手続きに係る一連のキーコ
ードを読み出してその一連のキーコードに対応した編集
処理を行う手段とを備えたことを特徴としている。複数
の編集コマンドを組み合わせてなる一連のキーコードを
手続きとして記憶しておき、その一連のキーコードを手
続きを示す手書き編集コマンドの描画によって読み出し
て編集処理させることができる。
【0007】本発明に係る請求項2の情報処理装置は、
上記請求項1において、一連のキーコードからなる手続
きが複数登録されている場合に、各手続きごとに番号等
の識別記号を割り当てて登録しておき、手続きを指定す
る手書き編集コマンドの描画に引き続いて前記識別記号
の描画が入力されたとき、前記登録手段から複数の手続
きのうち前記識別記号に該当する手続きに係る一連のキ
ーコードを読み出す手段を備えたことを特徴としてい
る。一連のキーコードからなる手続きが複数登録されて
いる場合であっても、各手続きを読み出す操作が容易な
ものとなる。
【0008】本発明に係る請求項3の情報処理装置は、
手書き入力および手書き編集が可能な情報処理装置であ
って、手書き編集コマンドの描画を入力したときに該当
する編集コマンドが存在しないとき、入力された描画の
状況と既に登録されている編集コマンドの状況との間の
関連性の軽重の演算を行う手段と、その演算結果に基づ
いて入力描画に対応する編集コマンドの候補として関連
性の高いものから順に表示する手段とを備えたことを特
徴としている。適当に入力した手書き編集コマンドの描
画がアクセス不能である場合には、既に登録されている
編集コマンドに対応した描画のうち入力描画により近い
ものほど優先されて表示されるから、そのアクセス不能
とされた描画に対応した編集コマンドの選択登録の操作
を容易に行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報処理装置
の実施の形態について、文書処理装置である日本語ワー
ドプロセッサに適用した場合を図面に基づいて詳細に説
明する。
【0010】〔実施の形態1〕図1は実施の形態1に係
る日本語ワードプロセッサの構成を示すブロック図であ
る。この日本語ワードプロセッサは、制御部として、C
PU101とRAM102とROM103とプリンタコ
ントローラ104と表示コントローラ108とフロッピ
ーディスクコントローラ114とキーインタフェース1
12とペンインタフェース110を備えている。この日
本語ワードプロセッサは、キーインタフェース112に
接続されるキーボード113によりカーソル移動や文字
の入力、編集などを行うほか、ペンインタフェース11
0に接続される入力ペン111により同様の操作を行う
ことができるように構成されている。CPU101は日
本語ワードプロセッサの動作を制御する中央制御部であ
り、メインバス116を介して上記の各部と接続されて
いる。このCPU101は、キーボード113および入
力ペン111による入力操作に基づいてカーソル移動や
文字の入力、編集などを実行するようになっている。通
常、入力ペン111により入力されたペン位置座標はR
AM102に記憶され、また、表示コントローラ108
を経て表示装置109に出力される。RAM102に記
憶されたペン位置座標の情報はRAM102に設定され
る図2に示す手書き編集コマンド入力部1607、RO
M103に設定される手書き編集コマンド認識部160
8等を経てジェスチャーとして認識され、ROM103
に記憶の編集プログラムにより編集命令(削除・挿入・
移動・複写など)が実行される。
【0011】図2は上記したハードウエア構成の日本語
ワードプロセッサの手書き編集に係る機能ブロック図で
ある。図2において、1601はキーボード113や入
力ペン111で構成されて文書データを入力する文書デ
ータ入力部、1602はRAM102で構成されて入力
された文書データを格納する文書データ格納部、160
3はROM103に記憶の編集プログラムに従ってCP
U101が動作して文書データ格納部1602から取り
出した文書データに対して削除・挿入・移動・複写など
編集命令を実行し、その結果の文書データを再び文書デ
ータ格納部1602に格納する文書編集部、1604は
表示コントローラ108および表示装置109で構成さ
れて文書編集部1603が処理する文書データや編集命
令を表示する表示部、1605は入力ペン111とペン
インタフェース110で構成されて手書き文字が入力さ
れる手書き文字入力部、1606は入力された手書き文
字を認識して正規も文字コードとして文書編集部160
3に送る手書き文字認識部である。文書編集部1603
に送られてきた文字コードは挿入あるいは新規に追加さ
れる。1607は入力ペン111とペンインタフェース
110で構成されて手書き編集命令である描画データ
(ジェスチャー)を描くことで手書き編集コマンドを入
力する手書き編集コマンド入力部、1608は入力され
た手書き編集コマンドを認識して正規の編集コマンドと
して文書編集部1603に送る手書き編集コマンド認識
部であり、この手書き編集コマンド認識部1608は描
画データと編集コマンドとを1対1に対応付けた図3に
示すような手書き編集コマンド認識辞書1613を有し
ている。V字形の描画データは編集コマンドの「文字削
除」に対応し、L字形の描画データは編集コマンドの
「スペース」に対応し、左側のU字形に続けての水平線
の描画データは編集コマンドの「左寄せ」に対応し、水
平線に続けてU字形を描き引き続いて水平線を描く描画
データは編集コマンドの「センタリング」に対応し、水
平線に続けて右側のU字形の描画データは編集コマンド
の「右寄せ」に対応し、斜め右上に向かう斜線の描画デ
ータは編集コマンドの「手続き」に対応する。「手続
き」というのは複数の編集コマンドを組み合わせた本発
明独特の編集コマンドである。1611はユーザーが手
続きを登録するための手続き登録部である。図4に示す
ようにキーボード113には手続きの記憶の開始を示す
手続き始めキー1401と手続きの記憶の終了を示す手
続き終わりキー1402が備えられており、手続き登録
部1611において手続き始めキー1401に続いて手
続き実行キーがいくつか操作され最後に手続き終わりキ
ー1402が操作される。これにより、手続き発生部1
612においてその手続き発生プログラムにより手続き
記憶部1615に手続きに係る一連のキーコードが記憶
される。図5は手続きに係る一連のキーコードの一例を
示したもので、“文頭”は文頭のキーコードを示し、
“センタリング”はセンタリングのキーコードを示し、
“↓”はカーソル下移動のキーコードを示し、“右寄
せ”は右寄せのキーコードを示し、“FFFF”は手続
きの終了を示している。このような複数の編集コマンド
を組み合わせたものが手続きとして手続き登録部161
1より入力され手続き記憶部1615に記憶されるので
ある。なお、入力ペン111の操作ではなくキーボード
113において手続きキーを操作すると、登録されてい
る一連のキーコードの編集処理が実行される。
【0012】本実施の形態においては、手書き編集コマ
ンド入力部1607から入力された描画が手続きを示す
斜め右上に向かう斜線の描画であるとき、そのことが手
書き編集コマンド認識部1608において手書き編集コ
マンド認識辞書1613を参照することにより認識さ
れ、手続きとしての編集コマンドが文書編集部1603
に渡される。文書編集部1603では受け取った編集コ
マンドが手続きを示しているため、手続き発生部161
2にアクセスして手続き記憶部1615から手続きに係
る一連のキーコード(図5参照)を読み出し、文書編集
部1603ではその手続きに係る一連のキーコードに応
じて編集処理を行う。
【0013】次に、手続きの記憶の動作を図6のフロー
チャートに基づいて説明する。手続き登録部1611に
おいてキーボード113または入力ペン111から入力
が行われると(ステップS901)、手続き記憶中かを
示す手続きフラグをチェックし(ステップS902)、
手続き記憶中でない場合は入力キーが手続き始めキー1
401かどうかをチェックし(ステップS903)、手
続き始めキーの場合は手続きフラグをセットする(ステ
ップS904)。それ以外の場合は入力されたキーコー
ドを発生する(ステップS905)。キーボード113
または入力ペン111からの入力時に手続きフラグがオ
ンの場合には入力キーが手続き終わりキー1402かど
うかをチェックし(ステップS906)、手続き終わり
キーでない場合はその入力キーのキーコードを手続き記
憶部1615に記憶し(ステップS907)、そのキー
コードを発生する(ステップS908)。このキーコー
ドの記憶をいくつか繰り返すと例えば図5のような手続
きに係る一連のキーコードが手続き記憶部1615に記
憶される。入力キーが手続き終わりキー1402である
ときは手続きフラグをオフにする(ステップS90
9)。
【0014】次に、手続きの実行の動作を図7、図8の
フローチャートに基づいて説明する。手書き編集コマン
ド入力部1607により入力ペン111にて手書き編集
コマンドの描画が入力されると(ステップS100
1)、手書き編集コマンド認識部1608は図3のよう
に構成されている手書き編集コマンド認識辞書1613
を検索し(ステップS1002)、その認識辞書に入力
された手書き編集コマンドの描画に対応するものがある
かをチェックする(ステップS1003)。対応するも
のがないときはエラー処理を行う。対応するものがある
ときは、それが手続きに係る描画かどうかをチェックし
(ステップS1004)、手続きであるときは手続きを
示すキーコードを編集コマンドとして文書編集部160
3に渡す。文書編集部1603では図8のように編集コ
マンドの種類がチェックされ、手続きを示すキーコード
であると判断されると(ステップS1705)、手続き
発生部1612をアクセスしてその手続き記憶部161
5から該当する手続きに係る一連のキーコードを読み出
し、文書編集部1603においてその一連のキーコード
に係る編集処理を実行する(ステップS1706)。つ
まり、手続き記憶部1615に記憶されている内容が図
5のとおりであるとすると、手続きを示す斜め右上に向
かう斜線の描画(図3の最下段参照)が入力されたとき
に、“文頭”、“センタリング”、“↓”、“右寄せ”
の編集が連続して行われる。
【0015】本実施の形態によれば、複数の編集コマン
ドを組み合わせてなる一連のキーコードを手続きとして
記憶しておき、その一連のキーコードを手続きを示す手
書き編集コマンドの描画によって読み出して実行させる
ことができる。これにより、従来ではキーでのみ実行可
能であった機能が入力ペンを使用して実行可能となり、
キーと入力ペンを持ち替えて使用することなく、入力ペ
ンのみの編集が可能となる。
【0016】〔実施の形態2〕この実施の形態2は、手
続きに係る一連のキーコードからなる手続きを複数登録
し、個々の手続きを区別して編集処理できるようにする
ものである。日本語ワードプロセッサの手書き編集に係
る機能ブロック図を示す図2において、手書き編集コマ
ンド認識部1608は図9に示すような手続き判断辞書
1614を有している。左側が手書きによる描画の例で
あり、右側がそれに対応した手続きナンバーである。手
書き編集コマンド認識部1608は、手書き編集コマン
ド入力部1607から入力された描画が手続きを示す斜
め右上に向かう斜線の描画であることを手書き編集コマ
ンド認識辞書1613において確認したときに限り、手
続き判断辞書1614を検索して、その手続きが何番目
の手続きであるかのチェックを行う。ユーザーは入力ペ
ン111により例えば手続きの2を入力する場合、図1
0に示すように、手続きを示す斜め右上に向かう斜線の
描画に引き続いて手続きナンバーの2の描画を行う。同
様に、手続きの1を入力する場合、斜め右上に向かう斜
線の描画に引き続いて手続きナンバーの1の描画を行
い、手続きの3を入力する場合、斜め右上に向かう斜線
の描画に引き続いて手続きナンバーの3の描画を行い、
手続きの4を入力する場合、斜め右上に向かう斜線の描
画に引き続いて手続きナンバーの4の描画を行い、手続
きの5を入力する場合、斜め右上に向かう斜線の描画に
引き続いて手続きナンバーの5の描画を行う。
【0017】図2の手続き登録部1611において図4
の手続き始めキー1401に続いて手続き実行キーの手
続き1から手続き5までのいずれかのキー1403〜1
407が操作され最後に手続き終わりキー1402が操
作される。これにより、手続き発生部1612において
その手続き記憶部1615に手続きに係る一連のキーコ
ードがその手続きナンバーとともに記憶される。図11
はそれら複数の手続きに係る一連のキーコードの一例を
示したもので、“FFFF”は手続きの終了を示し、手
続き1は“文頭”、“センタリング”、“↓”、“右寄
せ”からなり、手続き2は“文頭”、“範囲指定”、
“文末”、“コピー”、“文末”、“実行”からなり、
手続き3は“文頭”、“行右消去”、“行右消去”、
“行右消去”からなっている。このようにそれぞれ複数
の編集コマンドを組み合わせたものが手続き1〜5とし
て手続き登録部1611より入力され手続き記憶部16
15に記憶されるのである。なお、入力ペン111の操
作ではなくキーボード113において手続きキーを操作
すると、登録されている一連のキーコードの編集処理が
実行される。
【0018】手書き編集コマンド入力部1607から入
力された手書き編集コマンドが手書き編集コマンド認識
部1608において手続きの1〜5のいずれかであると
判断されたとき、その手続きのナンバーが文書編集部1
603に送られる。文書編集部1603では受け取った
編集コマンドが手続きの1〜5のいずれかを示している
ため、手続き発生部1612にアクセスして手続き記憶
部1615からその手続きナンバーの手続きに係る一連
のキーコードを読み出し、文書編集部1603ではその
手続きに係る一連のキーコードに応じて編集処理を行
う。
【0019】次に、手続きの実行の動作を図12、図8
のフローチャートに基づいて説明する。手書き編集コマ
ンド入力部1607により入力ペン111にて手書き編
集コマンドの描画が入力されると(ステップS110
1)、手書き編集コマンド認識部1608は図3のよう
に構成されている手書き編集コマンド認識辞書1613
を検索し(ステップS1102)、その認識辞書に入力
された手書き編集コマンドの描画に対応するものがある
かをチェックする(ステップS1103)。対応するも
のがないときはエラー処理を行う。対応するものがある
ときは、それが手続きに係る描画かどうかをチェックし
(ステップS1104)、手続きであるときはさらに図
9のように構成されている手続き判断辞書1614を検
索し(ステップS1105)、手続きナンバーが1であ
ると判断したときは(ステップS1106)、手続き1
を示すキーコードを編集コマンドとして文書編集部16
03に渡し(ステップS1107)、手続きナンバーが
2であると判断したときは(ステップS1108)、手
続き2を示すキーコードを編集コマンドとして文書編集
部1603に渡し(ステップS1109)、以下同様
に、手続きナンバーがx(x=3,4,5)であると判
断したときは(ステップS1110)、手続きxを示す
キーコードを編集コマンドとして文書編集部1603に
渡す(ステップS1111)。文書編集部1603では
図8のように編集コマンドの種類がチェックされ、手続
き1を示すキーコードであると判断されると(ステップ
S1707)、手続き発生部1612をアクセスしてそ
の手続き記憶部1615から該当する手続き1に係る一
連のキーコードを読み出し、文書編集部1603におい
てその手続き1に係る一連のキーコードの編集処理を実
行し(ステップS1708)、以下同様に、手続きx
(x=2,3,4,5)を示すキーコードであると判断
されると(ステップS1709)、手続き発生部161
2をアクセスしてその手続き記憶部1615から該当す
る手続きxに係る一連のキーコードを読み出し、文書編
集部1603においてその手続きxに係る一連のキーコ
ードの編集処理を実行する(ステップS1710)。つ
まり、手続き記憶部1615に記憶されている内容が図
11のとおりであるとすると、例えば図10に示すよう
に手続きを示す斜め右上に向かう斜線の描画に引き続い
て2の描画が入力されたときに、手書き編集コマンド認
識部1608における手書き編集コマンド認識辞書16
13と手続き判断辞書1614において手続き2と判断
され、文書編集部1603から手続き発生部1612を
アクセスした結果として、“文頭”、“範囲指定”、
“文末”、“範囲指定”、“コピー”、“実行”の編集
が連続して行われる。
【0020】本実施の形態によれば、複数の編集コマン
ドを組み合わせてなる一連のキーコードである手続きが
複数存在する場合に、各々の手続きにナンバーを付与し
て記憶させておくだけで、あとは手続きを示す斜め右上
に向かう斜線の描画とナンバーを示す描画との組み合わ
せのみで必要とする手続きを簡単に読み出して実行させ
ることができる。これにより、入力ペンによる手続き選
択の操作が容易になる。
【0021】〔実施の形態3〕この実施の形態3は、手
書き編集コマンドの描画が手書き編集コマンド認識部1
608において認識できない場合に、その描画を新たに
手書き編集コマンド認識辞書1613に設定できるよう
にするものである。日本語ワードプロセッサの手書き編
集に係る機能ブロック図を示す図2において、1609
は手書き編集コマンド重み演算部、1610は手書き編
集コマンド登録部である。手書き編集コマンド認識部1
608において、手書き編集コマンド認識辞書1613
に付帯して図13に示す重みテーブル1616と図14
に示す入力テーブル1617とが設けられている。この
重みテーブル1616と入力テーブル1617におい
て、位置1〜位置9は図15に示す表示部1604の画
面を3×3に区分した個々の位置を示している。重みテ
ーブル1616において数値の0,1,2は重みを表
す。重みテーブル1616は各編集機能についてどのよ
うな状況での発生率が高いかを重みによって示してい
る。入力テーブル1617は描画の入力時の状況を示
す。入力テーブル1617において0は条件不一致、1
は条件一致を表す。範囲指定中はその描画が範囲を指定
しているものか否かの情報を表し、移動や複写では重み
が1である。文字入力位置はその描画が文書上に入力さ
れたか否かの情報を表し、文字削除やスペースでは重み
が2である。右寄せについては画面の位置1から位置6
まで1の重みをもち、左寄せについては位置4から位置
9まで1の重みをもち、移動や複写では文字入力位置の
重みが1である。重みテーブル1616のデータは日本
語ワードプロセッサの設計時に決定しておく。手書き編
集コマンド重み演算部1609は、各編集機能ごとに重
みテーブル1616と入力テーブル1617の各項目の
数値を掛け合わせたものを加算し、その演算結果の大き
い順にソートし、そのソート結果を例えば図16に示す
ように表示部1604において編集コマンド設定画面と
して表示するものである。手書き編集コマンド登録部1
610は、編集コマンド設定画面において選択された編
集コマンドを入力された描画に対応するものとして新た
に手書き編集コマンド認識辞書1613に登録するもの
である。
【0022】手書き編集コマンドの登録の動作を図1
7、図18のフローチャートに基づいて説明する。手書
き編集コマンド入力部1607により入力ペン111に
て手書き編集コマンドの描画が入力されると(ステップ
S1201)、その描画データの入力位置が図15の画
面位置のどこに該当するか、またその描画が文書上に入
力されたものか、またその描画入力時は範囲指定中か否
かをチェックし、該当する項目を“1”とし、該当しな
い項目を“0”として入力テーブル1617にセットす
る(ステップS1202)。この入力テーブルセットの
詳しい動作を図18のステップS1501〜S1506
に示してある。次に、入力された描画データに基づいて
手書き編集コマンド認識辞書1613を検索し(ステッ
プS1203)、該当する編集コマンドが存在している
かどうかをチェックし(ステップS1204)、存在す
る場合にはその手書き編集コマンドをそのまま実行する
(ステップS1205)。しかし、入力された描画デー
タに該当する編集コマンドが手書き編集コマンド認識辞
書1613に存在しない場合には、手書き編集コマンド
重み演算部1609において各編集機能ごとに重みテー
ブル1616と入力テーブル1617の各項目の数値を
掛け合わせたものを加算し(ステップS1206)、そ
の演算結果の大きい順にソートし(ステップS120
7)、そのソート結果を例えば図16に示すように表示
部1604において編集コマンド選択画面として表示す
る(ステップS1208)。この編集コマンド選択画面
において1つの編集コマンドを選択すると、手書き編集
コマンド登録部1610は選択された編集コマンドを入
力された描画に対応するものとして新たに手書き編集コ
マンド認識辞書1613に登録する(ステップS120
9)。
【0023】例えば入力された描画が図16のようであ
って、このときの入力テーブル1617の状況が図14
のようであるならば、重み演算結果は、文字削除=2、
右寄せ=0、左寄せ=1、スペース=2、移動=1、複
写=1、印刷イメージ=0となり、図16に示すよう
に、優先順位が文字削除、スペース、左寄せ、移動、複
写、右寄せ、印刷イメージとなって表示される。
【0024】本実施の形態によれば、手書き編集コマン
ドの描画が認識されない場合に、その描画に対応する編
集コマンドの候補を一覧表示するが、描画の入力状況に
適した編集コマンドが優先的に表示されるので、容易に
編集コマンドを選択することができる。また、優先順位
に沿って表示するので、多数ある編集コマンドをすべて
表示する必要はなく、最も優先度の高いものから順に数
個表示すればよく、選択の操作性が良い。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る請求項1の情報処理装置に
よれば、複数の編集コマンドを一連に組み合わせたキー
コードを手続きとなしており、この手続きを指定する手
書き編集コマンドの描画が入力されたときに編集コマン
ドとして前記手続きを検索し、前記手続きに係る一連の
キーコードを読み出してその一連のキーコードに対応し
た編集処理を行うように構成してあるから、手続きであ
るその一連のキーコードを手続きを示す描画の入力によ
って簡単に読み出して編集処理させることができる。
【0026】本発明に係る請求項2の情報処理装置によ
れば、一連のキーコードからなる手続きが複数登録され
ている場合に、手続きを示す描画に引き続いて手続きご
との識別記号の描画を入力するだけで、所望の手続きに
係る一連のキーコードを読み出すことができ、各手続き
の読み出す操作を容易なものにすることができる。
【0027】本発明に係る請求項3の情報処理装置によ
れば、適当に入力した手書き編集コマンドの描画が受け
付けられない場合に、既に登録されている編集コマンド
に対応した描画のうち入力描画により近いものほど優先
されて表示されるから、その受け付けられなかった描画
に対応した編集コマンドの選択登録の操作を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る情報処理装置の一
例としての日本語ワードプロセッサの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】実施の形態1の日本語ワードプロセッサの手書
き編集に係る機能ブロック図である。
【図3】図2における手書き編集コマンド認識辞書の内
容の一例を示す模式図である。
【図4】実施の形態1におけるキーボードの概略の平面
図である。
【図5】実施の形態1における手続きに係る一連のキー
コードの一例を示す図である。
【図6】実施の形態1における手続きの記憶の動作を説
明するフローチャートである。
【図7】実施の形態1における手続きの認識の動作を説
明するフローチャートである。
【図8】実施の形態1および実施の形態2における編集
処理の動作を説明するフローチャートである。
【図9】実施の形態2の日本語ワードプロセッサにおけ
る手続き判断辞書の内容の一例を示す模式図である。
【図10】実施の形態2の場合に入力ペンにより手続き
の2を選択する場合の手書き編集コマンドの描画の例を
示す図である。
【図11】実施の形態2における複数の手続きに係る一
連のキーコードの一例を示す図である。
【図12】実施の形態2における手続きの認識の動作を
説明するフローチャートである。
【図13】実施の形態3の日本語ワードプロセッサにお
ける重みテーブルの内容を示す図である。
【図14】実施の形態3の入力テーブルの内容を示す図
である。
【図15】実施の形態3の場合の重みテーブルおよび入
力テーブルにおける画面上での位置の配置状態図であ
る。
【図16】実施の形態3における手書き編集コマンド設
定画面の表示状態図である。
【図17】実施の形態3における手書き編集コマンドの
登録の動作を説明するフローチャートである。
【図18】実施の形態3における入力テーブルセットの
フローチャートである。
【符号の説明】
111……入力ペン 113……キーボード 1601……文書データ入力部 1602……文書データ格納部 1603……文書編集部 1604……表示部 1605……手書き文字入力部 1606……手書き文字認識部 1607……手書き編集コマンド入力部 1608……手書き編集コマンド認識部 1609……手書き編集コマンド重み演算部 1610……手書き編集コマンド登録部 1611……手続き登録部 1612……手続き発生部 1613……手書き編集コマンド認識辞書 1614……手続き判断辞書 1615……手続き記憶部 1616……重みテーブル 1617……入力テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書き入力および手書き編集が可能な情
    報処理装置であって、複数の編集コマンドを一連に組み
    合わせたキーコードを手続きとして登録する手段と、前
    記手続きを指定する手書き編集コマンドの描画と編集コ
    マンドとしての手続きとを対応つけて記憶してある手段
    と、前記手続きを指定する手書き編集コマンドの描画が
    入力されたときに編集コマンドとして前記手続きを検索
    し、前記登録手段から前記手続きに係る一連のキーコー
    ドを読み出してその一連のキーコードに対応した編集処
    理を行う手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
  2. 【請求項2】 一連のキーコードからなる手続きが複数
    登録されている場合に、各手続きごとに番号等の識別記
    号を割り当てて登録しておき、手続きを指定する手書き
    編集コマンドの描画に引き続いて前記識別記号の描画が
    入力されたとき、前記登録手段から複数の手続きのうち
    前記識別記号に該当する手続きに係る一連のキーコード
    を読み出す手段を備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 手書き入力および手書き編集が可能な情
    報処理装置であって、手書き編集コマンドの描画を入力
    したときに該当する編集コマンドが存在しないとき、入
    力された描画の状況と既に登録されている編集コマンド
    の状況との間の関連性の軽重の演算を行う手段と、その
    演算結果に基づいて入力描画に対応する編集コマンドの
    候補として関連性の高いものから順に表示する手段とを
    備えたことを特徴とする情報処理装置。
JP3796596A 1996-02-26 1996-02-26 情報処理装置 Pending JPH09230992A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010150764A1 (ja) * 2009-06-24 2010-12-29 京セラ株式会社 携帯端末、言語設定プログラムおよび言語設定方法
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US9619141B2 (en) 2011-06-07 2017-04-11 Sony Corporation Information processing terminal and method, program, and recording medium

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