JP2008076667A - 画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム - Google Patents

画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】文書内の複数のページを任意の位置に表示させ、複数ページの所定位置に含まれる情報をユーザが同時に参照することを可能にする。
【解決手段】複数のページを含む文書を表示する画像表示装置であって、ディスプレイ30の表示領域内にて文書の所定ページである第1のページが表示されている第1の表示位置とは異なる位置である第2の表示位置のユーザ指定を受け付けるページ表示位置指定部12と、この第1の表示位置の情報と第2の表示位置の情報とを格納する複数ページ位置記憶部14と、この複数ページ位置記憶部14に格納されている第1の表示位置の情報と第2の表示位置の情報とに従って、第1のページと文書の他のページである第2のページとを表示するページ表示部21とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータなどで実現される画像表示装置、プログラム等に係り、より詳しくは、複数ページを含む文書データを表示画面上に表示する画像表示装置、プログラム等に関する。
従来より、複数のページを含む文書データを表示させる際に、1つの文書に含まれる複数のページを同時に表示させる技術が存在している。例えば、文書作成ソフトウェアであるMicrosoft Word(商標)では、表示領域の大きさと、ページを表示する倍率に応じて、表示可能な数のページを表示領域内に一定の順序で並べて表示する技術が実施されている。また、このMicrosoft Wordでは、表示領域を分割して、それぞれの表示領域内に文書の任意の位置を表示する技術も採用されている。更に、Adobe Reader(商標)では、設定に応じて見開き状態を反映して左右にページを並べて表示する技術が実施されている。
また、公報記載の従来技術として、指定されたページを現在の表示位置の他の位置に表示させるものが存在する(例えば、特許文献1参照。)。
また、Windows(登録商標)などのOSにて採用されているマルチウィンドウシステムでは、同じ文書データを複数のウィンドウ内に表示し、画面内の任意の位置に配置することが可能である。
特開平3−201024号公報
しかしながら、Microsoft WordやAdobe Readerにて採用されている技術では、同じ文書ファイルにて、複数のページの配置は決められた位置関係でしか表示できない。そのために、例えば1ページ目の右上部分と5ページ目の左下部分とを左右に並べて表示する、というような柔軟な表示ができない。
また、上記特許文献1では、ユーザが表示する位置を指定する手段は存在しないことから、所望の位置関係に複数ページを指定させることはできない。また、複数ページを同時に表示させることは可能であっても、ページ順が保存されていないことから、ユーザの文書処理が煩雑化してしまう。
更に、Windows(登録商標)などのマルチウィンドウシステムにて、ユーザが表示中の文書の中の特定のページを表示させようとする場合には、同じ文書ファイルを開き、所望のページの表示を指定するなど、煩雑な手順が必要となる。また、表示ページや表示倍率の変更操作、編集、保存などの操作がそれぞれのウィンドウで連動していないため、ユーザが各々のウィンドウ内に表示されるデータの関係を把握することが容易でなく、各々のウィンドウの操作が煩雑になる。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、文書内の複数のページを任意の位置に表示させ、複数ページの所定位置に含まれる情報をユーザが同時に参照することを可能にすることにある。
また他の目的は、ページ順または巡回させたページ順を維持した状態で複数ページをユーザが任意に指定でき、文書内における離れたページ内の情報を同時に参照可能とすることにある。
更に他の目的は、表示するページや表示の位置を、ユーザが入力装置を通して直感的に指定できる画像表示装置等を提供することにある。
また更に他の目的は、ユーザに対し、表示されているページの順序関係を直感的に把握させることにある。
かかる目的を達成するために、本発明が適用される画像表示装置は、ページ表示位置指定手段、複数ページ位置記憶手段、ページ表示手段を備え、ユーザ入力などに応じて指定された任意の位置に複数のページを表示することを可能としている。また、ページ枠の表示、陰影の表示、または重複領域に表示する内容によって、表示されている複数のページの順序関係を表現することを可能としている。即ち、本発明は、複数のページを含む文書を表示する画像表示装置であって、表示領域内にて文書の所定ページである第1のページが表示されている第1の表示位置とは異なる位置である第2の表示位置のユーザ指定を受け付けるページ表示位置指定手段と、この第1の表示位置の情報と第2の表示位置の情報とをメモリに格納する格納手段(複数ページ位置記憶手段)と、この格納手段に格納されている第1の表示位置の情報と第2の表示位置の情報とに従って、第1のページと文書の他のページである第2のページとを表示する表示手段とを備えた。
ここで、この表示手段は、そのままのページ順、または巡回させたページ順を維持させて、第1の表示位置と第2の表示位置に、第1のページと第2のページとを表示することを特徴としている。より具体的には、第1の表示位置に第1のページを第2の表示位置に第2のページを表示する態様の他に、第1の表示位置に第2のページを第2の表示位置に第1のページを表示する態様が存在する。
また、ページ表示位置指定手段は、第1の表示位置と予め定められた距離を超える第2の表示位置のユーザ指定を禁止することを特徴とすれば、同時に表示する複数のページ表示の関連性を確保することができる点で好ましい。
更に、このページ表示位置指定手段は、第1の表示位置の領域内にて入力装置から受け取る第1の状態によって得られる第1の座標値と、この入力装置から第1の状態とは異なる第2の状態によって得られる第2の座標値とを用いて第2の表示位置を認識することを特徴とすることができる。この第1の状態としては、例えばマウスの左ボタンのONの状態であり、第2の状態としては、例えばマウスの左ボタンのOFFの状態とすることができる。
また、この第1の表示位置および/または第2の表示位置に対応させて、文書の中の表示されていないページを、文書の中のページ順または巡回させたページ順に基づいてページ枠として表示するページ枠表示手段を更に備えたことを特徴とすることができる。
また更に、このページ表示位置指定手段は、ページ枠表示手段により表示されるページ枠に対してなされる入力装置からの情報により、ユーザ指定を受け付けることを特徴とすることができる。
また、この表示手段により表示される第1のページおよび第2のページの少なくとも何れか一方に対し、ページ順または巡回させたページ順に基づいて形成されるページの陰影を表示するページ陰影表示手段を更に備えたことを特徴とすれば、例えば、複数のページが離れて表示される場合であっても、例えばページの上下関係を明確にすることができる点で優れている。
更に、この表示手段により表示される第1のページおよび第2のページが互いに重なる場合に、重なる領域の表示内容をページ順または巡回させたページ順に基づいて決定する重複領域制御手段を更に備えたことを特徴とすることができる。
一方、本発明を方法のカテゴリから捉えると、本発明は、記憶手段に記憶されている複数のページを含む文書画像をディスプレイ上に表示する画像表示方法であって、表示領域内にて文書画像の所定ページである第1のページが表示されている第1の表示位置とは異なる位置である第2の表示位置のユーザ指定を認識するステップと、この第1の表示位置の情報と第2の表示位置の情報とをメモリに格納するステップと、このメモリに格納されている第1の表示位置の情報と第2の表示位置の情報とに従って、第1のページと文書画像の他のページである第2のページとをディスプレイに表示するステップとを含む。
ここで、この第1の表示位置および/または第2の表示位置に対応させて、文書画像の中の表示されていないページを、文書画像の中のページ順または巡回させたページ順に基づいてページ枠として表示するステップを更に含むことを特徴とすることができる。
また、このユーザ指定を認識するステップは、ページ枠に対するユーザ指定を認識し、表示するステップは、この第1の表示位置に対してページ枠の指定位置からの移動方向に基づいて、第2の表示位置に第1のページまたは第2のページを表示することを特徴とすることができる。
更に、この第1のページと第2のページとがディスプレイに表示された状態にてページ送りのユーザ指示操作が認識された場合に、第1のページおよび第2のページの何れか一方、または両方のページ送りを実行するステップを更に含むことを特徴とすることができる。
更に他の観点から捉えると、本発明が適用されるプログラムは、ディスプレイ上の表示領域内にて、記憶手段に記憶されている複数のページを含む文書画像の所定ページである第1のページが表示されている第1の表示位置とは異なる位置として第2の表示位置のユーザ指定を認識する機能と、第1の表示位置の情報と第2の表示位置の情報とをメモリに格納する機能と、メモリに格納されている第1の表示位置の情報と第2の表示位置の情報とに従って、第1のページと文書画像の他のページである第2のページとをディスプレイに表示する機能とをコンピュータに実現させる。
ここで、この認識する機能は、第1の表示位置の領域内にて入力装置から受け取る第1の状態によって得られる第1の座標値と、入力装置から第1の状態とは異なる第2の状態によって得られる第2の座標値とを用いて第2の表示位置を認識することを特徴とすることができる。
また、この第1の表示位置および/または第2の表示位置に対応させて、文書画像の中の表示されていないページを、文書画像の中のページ順または巡回させたページ順に基づいてページ枠として表示するページ枠表示機能と、表示手段により表示される第1のページおよび第2のページが互いに重なる場合に、重なる領域の表示内容をページ順または巡回させたページ順に基づいて決定する重複領域制御機能と、表示する機能により表示される第1のページおよび第2のページの何れか一方に対し、ページ順または巡回させたページ順に基づいて形成されるページの陰影を表示するページ陰影表示機能とをコンピュータに更に実現させることを特徴とすることができる。
尚、これらのプログラムとしては、コンピュータを顧客に対して提供する際に、装置の中にインストールされた状態にて提供される場合の他、コンピュータに実行させるプログラムをコンピュータが読取可能に記憶した記憶媒体にて提供する形態が考えられる。この記憶媒体としては、例えばCD−ROM媒体等が該当し、CD−ROM読取装置等によってプログラムが読み取られて実行される。また、これらのプログラムは、例えば、プログラム伝送装置によってネットワークを介して提供される形態がある。このプログラム伝送装置としては、例えば、ホスト側のサーバに設けられ、プログラムを格納するメモリと、ネットワークを介してプログラムを提供するプログラム伝送手段とを備えている。
以上のように構成された本発明によれば、文書内の複数のページを任意の位置に表示させることが可能となり、ユーザは、複数ページの所定位置に含まれる情報を同時に参照することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像表示装置を説明するための機能構成図である。この画像表示装置は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)などのコンピュータ装置によって実現される。図示はしないが、ハードウェア資源として、各種ソフトウェアを実行し全体を制御するCPU、作業用のメモリであるRAM、画像処理プログラムなどの各種プログラムが格納されるROMを備えている。また、ハードディスクドライブ(HDD)などの記憶媒体や、ディスプレイなどの表示装置、マウスなどのポインタ、タッチパネル、キーボードなどの各種入力装置、各種インタフェースなどを備えている。
この図1には、これらのハードウェア資源にて実現される各種機能が示されている。図1に示す画像表示装置は、例えばマウスなどのポインタやキーボードなどで実現される座標入力装置10と、例えばHDDなどに文書画像を記憶する文書画像記憶部20と、実際に文書を表示するディスプレイ30とを備えている。座標入力装置10を介してなされたユーザの入力に基づいて各種処理を実行する計算機は、上述したCPU、RAM、ROM、HDDなどのハードウェア資源を用いて実現される。尚、「文書画像」はテキストデータに限定されるものではなく、スキャナで読み込まれた画像や、デジタルカメラで撮影された写真画像など、各種ドキュメントを含む。
また、図1に示す画像表示装置は、座標入力装置10を介してなされたユーザの入力を認識しシステム側へ出力するI/Oインタフェース11を備えている。また、CPUによって実行されるものとして、以下に示す各種機能を備えている。例えば、ユーザによる座標入力装置10を用いてなされた情報をもとに、ディスプレイ30の表示領域内にてページを表示する位置を指定するページ表示位置指定部12と、ユーザによる座標入力装置10を用いてなされた情報をもとに、表示ページを指定する表示ページ指定部13とを備えている。また、RAM等のメモリを構成として備え、ページ表示位置指定部12により指定される位置に基づき、ページ表示位置を複数記憶する複数ページ位置記憶部14を備えている。更に、表示ページ指定部13により指定される表示ページに基づき、文書画像記憶部20から文書画像を読み出し、複数表示ページを例えばRAMに一時的に記憶する複数表示ページ記憶部15と、この表示ページ指定部13により指定される表示ページに基づき、ページの表示順序を記憶するページ表示順序記憶部16とを備えている。
また、図1に示す画像表示装置は、複数ページ位置記憶部14から複数ページ位置の情報を読み出し、表示される複数ページの重複領域を制御する重複領域制御部17を有している。そして、ディスプレイ30に複数のページを表示するための機能として、ページ表示部21と、ページ枠表示部22と、ページ陰影表示部23とを備えている。ページ表示部21は、複数ページ位置記憶部14に記憶されている各々のページ表示位置に従ってページを表示する。ページ枠表示部22は、複数ページ位置記憶部14に記憶されている各々のページ表示位置に対応して、表示されていないページを表す枠を表示する。より具体的には、ページ枠表示部22は、複数ページ位置記憶部14に記憶されている各々のページ表示位置に対応して表示するページ枠を、複数ページ位置記憶部14に記憶された表示ページと、表示ページの文書中での順序関係に従って表示する。ページ陰影表示部23は、複数ページ位置記憶部14に記憶されている各々のページ表示位置に対応して、ページの陰影を表示する。より具体的には、ページ陰影表示部23は、複数ページ位置記憶部14に記憶されている各々のページ表示位置に対応して表示するページの陰影を、複数表示ページ記憶部15に記憶された表示ページと、表示ページの文書中での順序関係に従って表示する。
ここで、ページ表示位置指定部12は、それぞれのページ表示位置の間の距離が予め定められた距離より大きくなるようなページ表示位置を指定させないように制御を行う。例えば、ページ表示位置の間の距離として所定の値(例えば5cm)をメモリ(図示せず)に格納しておき、例えばマウスを用いたユーザの操作によってそれ以上離れる操作がなされた場合であっても、その操作を禁止する。このような設定を行うことで、ディスプレイ30の画面上にて例えば一度に見える範囲内に複数ページを表示することが可能となる。また、例えば画面をスクロールして複数ページを参照する場合であっても、これら複数ページが離れすぎることによってこれらの関連性が不明となることを防ぐことが可能となる。
また、ページ表示位置指定部12は、ディスプレイ30内に表示された表示ページに対応付けられた座標値、およびON/OFFなどの少なくとも2つの状態、を入力可能な座標入力装置10からの信号を受け取っている。例えばマウスの位置とマウスボタンのON/OFFを受け取り、ページ位置の指定を制御する。
更に、その具体的な制御として、ページ表示位置指定部12は、座標入力装置10から受け取る状態が、予め定められた状態1(例えばマウスボタンが押し下げられ、ONされた状態)へ変わったときに座標入力装置10から受け取る第1の座標値を認識する。また、座標入力装置10から受け取る状態が状態1とは異なる状態(例えばマウスボタンが押し上げられ、OFFされた状態)へ変わったときに座標入力装置10から受け取る第2の座標値を認識する。そして、この第1の座標値の認識と第2の座標値の認識とに基づいて、ページ位置を認識し、複数ページ位置記憶部14に格納している。
重複領域制御部17は、ページ表示部21によって表示される複数のページ表示の領域が重なる場合に、重なる領域の表示内容を決定する。例えば、重複するそれぞれのページ表示領域に対応するページの文書中での順序関係に従って、重なる領域の表示内容を決定している。また、この重複領域制御部17は、文書中で最も先頭に近いページの内容を、重なる領域の表示内容として決定している。
更に、ページ表示順序記憶部16は、文書内の各ページを表示する順序を記憶するが、このページ表示順序記憶部16に記憶されている順序の中で最も先頭に近いページの内容が、重なる領域の表示内容として決定される。
図2は、図1に示す各種機能によって実行される処理を示すフローチャートである。まず、I/Oインタフェース11を介して、座標入力装置10のキーボードのシフトキーが押下されたか否かを判断する(ステップ101)。本実施の形態では、シフトキーの押下の有無によって、ページ全体を動かす処理か、そのページだけを動かす処理か、を区別している。ここでは、シフトキーが押された場合には、本実施の形態の特徴的な構成のように、複数ページを同時に表示させるための処理を実行する。そこで、このステップ101にて、シフトキーが押下されていなければ待機し、押下されている場合には、ボタンダウンがされたか否か(例えばマウスの左ボタンが押下されたか否か)を判断している(ステップ102)。ボタンダウンがされていない場合には待機し、ボタンダウンがされた場合には、マウスの位置が表示ページ内か否かを判断する(ステップ103)。マウスの位置が表示ページ内である場合には、ステップ104以下の処理を実行し、マウスの位置が表示ページ内ではない場合には、ステップ111以下の処理を実行する。
ステップ104以下の処理では、まず、ページ表示位置指定部12にて、最初のボタンダウン時の座標が読み取られ、座標Aの情報が複数ページ位置記憶部14に格納される(ステップ104)。次に、例えばマウスを使ったドラッグ操作を認識し、初期の位置から移動した位置として座標が読み取られ、座標Bの情報が複数ページ位置記憶部14に適宜、格納される(ステップ105)。ページ表示位置指定部12では、この座標Aと座標Bとから現在表示されている表示ページの位置を更新する(ステップ106)。このとき、現在表示されている第1の表示ページ(第1のページ)が移動し、この第1の表示ページの次のページ(第2のページ)が、第1の表示ページの下側に重ねて表示される。そして、ボタンアップがされたか否か(例えばマウスの左ボタンが解除されたか否か)を判断し(ステップ107)、ボタンアップがなされた場合には確定されたページ位置を複数ページ位置記憶部14に格納して処理が終了する。ボタンアップがなされていない場合には、ステップ105からの処理が繰り返される。
ステップ111以下の処理では、まず、マウスの位置がページ枠内か否かが判断される(ステップ111)。ページ枠内ではない場合には処理が終了する。ページ枠内である場合には、ページ表示位置指定部12にて、最初のボタンダウン時の座標が読み取られ、座標Cが複数ページ位置記憶部14に格納される(ステップ112)。そして、この座標Cから、新規に表示すべきページを決定する(ステップ113)。その後、例えばマウスを使ったドラッグ操作を認識し、初期の位置から移動した位置として座標が読み取られ、座標Dが複数ページ位置記憶部14に適宜、格納される(ステップ114)。ページ表示位置指定部12は、座標値Cから座標値Dへの変化を認識することで、マウス指示が、動き出しのときに表示ページから離れる方向でなされたか否かを判断する(ステップ115)。本実施の形態では、このように、動き出しの状態を観察することで、表示内容を変えている。
例えば、動き出しが表示ページから離れる方向ではない(表示ページに近づく方向である)場合には、現在表示されているページの移動位置として座標Eを座標値として捉え(ステップ116)、座標Cと座標値Eとから表示ページの位置を更新する(ステップ117)。そして、ボタンアップがなされたか否かを判断し(ステップ118)、ボタンアップがなされた場合に位置を確定して複数ページ位置記憶部14に格納し(ステップ119)、処理が終了する。ボタンアップがなされるまで、ステップ116からの処理が繰り返される。
ステップ115にて、動き出しが表示ページから離れる方向である場合には、ページの束の中から選定された特定のページの移動位置として座標Fを座標値として捉え(ステップ121)、座標Cと座標値Fとから表示ページの位置を更新する(ステップ122)。そして、ボタンアップがなされたか否かを判断し(ステップ123)、ボタンアップがなされた場合に位置を確定して複数ページ位置記憶部14に格納し(ステップ124)、処理が終了する。ボタンアップがなされるまで、ステップ121からの処理が繰り返される。
このように、ステップ104〜ステップ108の処理によって、現在表示されている第1の表示ページ(第1のページ)が移動し、この第1の表示ページの次のページ(第2のページ)が、第1の表示ページの下に重なるようにして表示される。
一方、ステップ112以下の処理の中で、ステップ116以下の処理、即ち、ユーザのマウス操作などにより、動き出しのときに表示ページに向かう方向に指示された場合には、現在表示されている第1の表示ページ(第1のページ)を移動させ、ページ枠により上のページが押されて現れた他の表示ページ(第2のページ)が、第1の表示ページの下に現れる。また、ステップ121以下の処理、即ち、ユーザのマウス操作などにより、動き出しのときに表示ページから離れる方向に指示された場合には、現在表示されている第1の表示ページ(第1のページ)の位置はそのまま維持され、ページ枠により指定された他の表示ページ(第2のページ)が動かされ、この他の表示ページが、第1の表示ページの下に現れる。
図3は、表示ページ内のカーソル移動の例を示す図である。座標入力装置10(図1参照)を用いてなされたユーザ操作を認識して実行されるステップ104〜ステップ108の処理(図2参照)によって、表示中のページをずらした状態で表示される。図3の左側図は、ページ表示部21(図1参照)によって文書の3ページ目(第1のページ)が表示されている状態であり、ページ枠表示部22によって、ページ数が全部で8ページである場合に、4、5、6、7、8、1、2ページ目に相当するページ枠が表示されている。図3の左側図のように、表示中の3ページ目のページ内にカーソルが置かれた状態で、Shiftキーが押されながら、マウスの左ボタンが押下されたことを認識すると、ずらし操作が開始される。この状態にてカーソルが動かされると、図3の右側図に示すように、表示中のページ(3ページ目)の位置が変わる。また表示中の次のページ(この例では4ページ目、第2のページ)が、ページ表示部21によって新たな表示ページとして表示される。4ページ目の表示領域に対応して、5、6、7、8、1、2ページ目を表すページ枠が、ページ枠表示部22によって表示される。マウス左ボタンが解放されると、そのときのカーソルの位置に応じて、3ページ目の表示位置が確定する。
このように、例えば、その第1の座標値がページ表示部21により表示された3ページ目の表示領域(第1の表示位置)に存在する状態から第2の座標値が認識された場合には、この第2の座標値に基づいて3ページ目の表示位置(第2の表示位置)を決定し、その一方で、第1の表示位置をその次のページ(4ページ目)の表示位置とする。そして、認識された座標位置に基づいて決定された表示位置を、ページ情報と関連付けて複数ページ位置記憶部14に記憶する。即ち、このとき、表示ページ指定部13(図1参照)は、ページ表示位置指定部12が3ページ目の表示位置(第2の表示位置)を決定するとき、文書中での順序関係に従って3ページ目の次に位置する4ページ目を新たな表示ページとして決定し、複数表示ページ記憶部15は、4ページ目を表示ページとして記憶する。そして、このとき、複数ページ位置記憶部14は、以前は3ページ目に対応する表示位置として記憶されていた第1の表示位置を、4ページ目に対応する表示位置に変えて、複数表示ページ記憶部15に記憶する。
決定されたページ表示位置は、複数ページ位置記憶部14に保存される。また、複数ページ位置記憶部14から、ここに格納されているページ表示位置を読み出す。そして、ページ表示部21は、複数ページ位置記憶部14に記憶されている各々のページ表示位置に表示するページを、文書に含まれるページの中から指定する。更に、複数ページ位置記憶部14に記憶されている各々のページ表示位置に対応して、指定された表示ページを複数ページ位置記憶部14に記憶する。
このとき、ページ表示位置指定部12は、同一のページを異なるページ表示位置に同時に指定させないように制御する。これによって、同じページが異なる位置に同時に表示されることを防ぐことができる。
図4(a)、(b)は、ページ枠に対する操作で、新たな表示ページとその位置を指定する操作例を示す図である。図4(a)は、図2に示すステップ116〜ステップ119の処理によって複数ページを表示する例を示している。一方、図4(b)は、図2に示すステップ121〜ステップ124の処理によって複数ページを表示する例を示している。ページ数は、図3と同様に、全部で8ページである。
図4(a)の左側図では、ページ表示部21によって文書の3ページ目(第1のページ)が表示されており、ページ枠表示部22によって、4、5、6、7、8、1、2ページ目に相当するページ枠が表示されている。即ち、ページ表示順序記憶部16によって文書内の各ページを表示する順序が記憶されており、この記憶内容に基づき、ページ枠表示部22によってページ枠が表示される。尚、この例では、最後のページである8ページ目の後ろに、巡回した1ページ目からのページ順に相当するページ枠が表示される。
ここで、5ページ目に相当するページ枠表示部分にカーソルがある状態で、Shiftキーが押されながら、マウスの左ボタンが押下されると、ずらし操作が開始される。そして、カーソルが左方向に動かされると、即ち、表示ページに近づく方向の動き出しが認識されると、図4(a)の右側図のごとく、表示中のページ(3ページ目)の位置が変わり、また5ページ目(第2のページ)が新たな表示ページとなる。また、3ページ目の表示領域に対応して4ページ目を表すページ枠が表示され、5ページ目の表示領域に対応して6、7、8、1、2ページ目を表すページ枠が表示される。マウス左ボタンが解放されると、そのときのカーソルの位置に応じて、3ページ目の表示位置が確定する。
尚、前述のように、図1に示す重複領域制御部17は、文書中で最も先頭に近いページの内容を、重なる領域の表示内容として決定している。この図4(a)に示す例では、3ページ目と5ページ目とにおいて、3ページ目の内容と4ページ目を表すページ枠が、5ページ目の内容と6、7、8、1、2ページ目を表すページ枠に優先して表示される。
一方、図4(b)の左側図では、図4(a)と同様に、ページ表示部21によって文書の3ページ目(第1のページ)が表示されており、ページ枠表示部22によって、4、5、6、7、8、1、2ページ目に相当するページ枠が表示されている。5ページ目に相当するページ枠表示部分にカーソルがある状態で、Shiftキーが押されながら、マウスの左ボタンが押下されると、ずらし操作が開始される。カーソルが右方向に動かされると、即ち、表示ページから離れる方向の動き出しが認識されると、図4(b)の右側図に示すように、5ページ目の位置が変わり、5ページ目(第2のページ)が新たな表示ページとなる。また、3ページ目の表示領域に対応して4ページ目を表すページ枠が表示され、5ページ目の表示領域に対応して6、7、8、1、2ページ目を表すページ枠が表示される。マウス左ボタンが解放されると、そのときのカーソルの位置に応じて、5ページ目の表示位置が確定する。
このように、本実施の形態では、複数ページ位置記憶部14に記憶されている各々のページ表示位置に対応して、表示されていないページを表すページ枠を表示するページ枠表示部22を備えた。そして、このページ枠表示部22は、複数ページ位置記憶部14に記憶されている各々のページ表示位置に対応して表示するページ枠を、複数表示ページ記憶部15に記憶された表示ページと、表示ページの文書中での順序関係に従って表示している。
そして、例えば図4(a)に示すように、ページ表示位置指定部12は、座標入力装置10から受け取る状態が、予め定められた第1の状態(例えばマウスボタンのオフからオン)へ変わったときに座標入力装置10から受け取る第1の座標値を認識する(図4(a)の左側図を参照)。この第1の座標値が、ページ枠表示部22により表示されたページ枠の中のページ(図4(a)では5ページ目)に対応する枠領域に存在し、座標入力装置10から受け取る座標値が第1の座標値とは異なる第2の座標値に変わったとき(図4(a)の右側図を参照)、ページ表示位置指定部12は、第1の座標値と第2の座標値とに基づいて第2の表示位置(マウス移動後の表示位置)を決定する。尚、この前提として、複数ページ位置記憶部14は、マウス移動前の表示位置として第1の表示位置を記憶している。このとき、複数表示ページ記憶部15は、3ページ目と5ページ目とを表示ページとして記憶している。また、複数ページ位置記憶部14は、ページ表示位置指定部12が決定した第2の表示位置を3ページ目(第1のページ)に対応する表示位置として記憶し、第1の表示位置(マウス移動前の表示位置)を5ページ目(第2のページ)の表示位置として記憶する。
また、図4(b)に示した場合では、ページ表示位置指定部12は、予め定められた第1の状態(例えばマウスボタンのオフからオン)へ変わったときに認識される第1の座標値が、ページ枠表示部22により表示された第1のページ枠の中のページ(図4(b)では5ページ目)に対応する第1の枠領域の中に存在する場合、座標入力装置10から受け取る座標値が第1の座標値とは異なる第2の座標値に変わったとき、第1の座標値と第2の座標値とに基づいて第2の表示位置(マウス移動後の表示位置)を決定する。尚、移動前の表示位置を第1の表示位置とする。そして、複数表示ページ記憶部15は、3ページ目および5ページ目を表示ページとして記憶する。また、複数ページ位置記憶部14は、第1の枠領域が表示される位置に基づいてページ表示位置指定部12が決定した第2の表示位置を5ページ目(第2のページ)に対応する表示位置として記憶し、第1の表示位置を3ページ目(第1のページ)に対応する表示位置として記憶する。
このように、第1の表示位置(マウス移動前の表示位置)と第2の表示位置(マウス移動後の表示位置)とが記憶される場合に、この図4(a)の場合と図4(b)の場合とで、異なるページが対応付けられる。
次に、複数のページを表示している状態でページ送り(「次のページ」)操作が行われた場合について説明する。
図5(a)、(b)は、複数ページ表示状態でのページ送り操作の第1例および第2例を示す図である。
図5(a)の左側図は、3ページ目および5ページ目の複数ページが表示されている状態が示されている。この状態にて、図5(a)の右側図に示す第1例では、メニューやアイコン操作によって「次のページ」が指示された場合、3ページ目を表示していた表示領域には4ページ目を表示し、5ページ目を表示していた表示領域には6ページ目を表示する。このとき、ページ枠表示部22の操作によって、4ページ目を表示する表示領域に対応して5ページ目を表すページ枠が表示され、6ページ目の表示領域に対応して7、8、1、2、3ページ目を表すページ枠が表示される。
一方、図5(b)に示す第2例では、同様に、図5(b)の左側図に示すように3ページ目および5ページ目が表示されている状態で、メニューやアイコン操作によって「次のページ」が指示された場合、図5(b)の右側図に示すように3ページ目を表示していた表示領域には4ページ目を表示し、5ページ目を表示していた表示領域にはそのまま5ページ目を表示する。そして、このとき、ページ枠表示部22によって、5ページ目の表示領域に対応して6、7、8、1、2、3ページ目を表すページ枠が表示される。
次に、主にページ陰影表示部23によって実行されるページ陰影表示処理について説明する。
図6は、ページ陰影表示処理の流れを示すフローチャートである。まず、ページ表示部21(図1参照)によってN番目の表示ページを描画する(ステップ201)。例えば、N番目として3ページ目がユーザにより指定されたことを認識した場合には、この3ページ目が描画される。次に、ページ陰影表示部23(図1参照)は、影のずれ量を計算し(ステップ202)、影を描画する(ステップ203)。
ここで、ページ枠表示部22(図1参照)は、M番目の枠を描画する(ステップ204)。このMの値は、例えばNが「3」である場合には、「4」から開始し、4ページ目の枠が描画される。そして、ページ陰影表示部23は、影のずれ量を計算し(ステップ205)、影を描画する(ステップ206)。ここで、ページ枠表示部22は、N番目の表示ページに対応するすべての枠の描画が終了したか否かを判断する(ステップ207)。この「すべての枠」とは、ユーザの指定操作によって表示ページの下に存在することとなったページに対応して決定される値であり、例えば、3ページ目から6ページ目までが1つのまとまりである場合には、4から6までが該当する。このすべての枠の描画が終了していない場合には、ステップ204へ戻り、Mの値を1つ繰り上げてその後の処理を行う。すべての枠の描画が終了した場合には、すべての表示ページの描画が終了したか否かが判断される(ステップ208)。終了していない場合にはステップ201へ戻り、すべての表示ページの描画が終了した場合には、処理がすべて終了する。
図7は、図6に示すような処理によってページ陰影表示部23によりページの陰影を表示する第1の表示例を示した図である。この図7では、文書の3ページ目を最前面に表示していて、かつ3ページ目および7ページ目が重複することなく表示されている状態が示されている。3ページ目を表示する表示領域には、4〜6ページ目を表すページ枠と、7、8、1、2ページ目に相当する高さを表す陰影とが表示される。この図7に示すように、複数の表示領域における各表示領域に重複が無く、前後関係が理解し難い場合であっても、陰影の表示により、ユーザが前後関係を容易に把握することが可能となる。
図8は、図6に示すような処理によってページ陰影表示部23によりページの陰影を表示する第2の表示例を示した図である。ここでは、文書の3ページ目を最前面に表示していて、かつ3ページ目および7ページ目が重複して表示されている状態が示されている。3ページ目を表示する表示領域には、4、5、6ページ目を表すページ枠と、7、8、1、2ページ目に相当する高さを表す陰影が表示されている。また、7ページ目を表示する表示領域に対して、7ページ目の表面と8、1、2ページ目の枠部分とに投影されている状態を表すように陰影を表示する。
このようにして、複数ページ位置記憶部14に記憶されている複数ページ位置に各々表示された各ページの表示位置に対応して、ページ陰影表示部23ではページ陰影を生成し、一定の制御下にて表示処理を行っている。より具体的には、このページ陰影表示部23は、複数ページ位置記憶部14に記憶されている各々のページ表示位置に対応して表示するページの陰影を、複数表示ページ記憶部15に記憶された表示ページと、表示ページの文書中での順序関係に従って表示している。これによって、例えば離れてしまった部分について上下関係を明らかにすることが可能となり、表示されているページの順序関係を直感的に把握することが可能となる。
以上、詳述したように、本実施の形態(実施の形態1および2)では、ページ表示位置指定部12と、複数ページ位置記憶部14と、ページ表示部21とを備え、ユーザの入力操作などに応じて指定された任意の位置に、複数のページを表示することができる。また、ページ枠表示部22によるページ枠の表示、ページ陰影表示部23による陰影の表示、重複領域制御部17による重複領域に表示する内容によって、表示されている複数のページの順序関係を表現することができる。このように、本実施の形態によれば、ユーザは文書内の複数のページを任意の位置に表示させることができ、複数ページの任意位置に含まれる情報を同時に参照することが可能になる。また、表示させる複数ページを任意に指定することができるため、例えば文書内の離れたページ内の情報を同時に参照することが可能となる。更に、表示するページや表示の位置を座標入力装置10などの入力装置を通して直感的に指定することができる。また更に、表示されているページの順序関係を直感的に把握することが可能となる。
本実施の形態が適用される画像表示装置を説明するための機能構成図である。 図1に示す各種機能によって実行される処理を示すフローチャートである。 表示ページ内のカーソル移動の例を示す図である。 (a)、(b)は、ページ枠に対する操作で、新たな表示ページとその位置を指定する操作例を示す図である。 (a)、(b)は、複数ページ表示状態でのページ送り操作の第1例および第2例を示す図である。 ページ陰影表示処理の流れを示すフローチャートである。 ページ陰影表示部によりページの陰影を表示する第1の表示例を示した図である。 ページ陰影表示部によりページの陰影を表示する第2の表示例を示した図である。
符号の説明
10…座標入力装置、11…I/Oインタフェース、12…ページ表示位置指定部、13…表示ページ指定部、14…複数ページ位置記憶部、15…複数表示ページ記憶部、16…ページ表示順序記憶部、17…重複領域制御部、20…文書画像記憶部、21…ページ表示部、22…ページ枠表示部、23…ページ陰影表示部、30…ディスプレイ

Claims (16)

  1. 複数のページを含む文書を表示する画像表示装置であって、
    表示領域内にて前記文書の所定ページである第1のページが表示されている第1の表示位置とは異なる位置である第2の表示位置のユーザ指定を受け付けるページ表示位置指定手段と、
    前記第1の表示位置の情報と前記第2の表示位置の情報とをメモリに格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されている前記第1の表示位置の情報と前記第2の表示位置の情報とに従って、前記第1のページと前記文書の他のページである第2のページとを表示する表示手段と
    を含む画像表示装置。
  2. 前記表示手段は、そのままのページ順、または巡回させたページ順を維持させて、前記第1の表示位置と前記第2の表示位置に、前記第1のページと前記第2のページとを表示する請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記ページ表示位置指定手段は、前記第1の表示位置と予め定められた距離を超える前記第2の表示位置のユーザ指定を禁止することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  4. 前記ページ表示位置指定手段は、前記第1の表示位置の領域内にて入力装置から受け取る第1の状態によって得られる第1の座標値と、当該入力装置から当該第1の状態とは異なる第2の状態によって得られる第2の座標値とを用いて前記第2の表示位置を認識することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  5. 前記第1の表示位置および/または前記第2の表示位置に対応させて、前記文書の中の表示されていないページを、当該文書の中のページ順または巡回させたページ順に基づいてページ枠として表示するページ枠表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  6. 前記ページ表示位置指定手段は、前記ページ枠表示手段により表示される前記ページ枠に対してなされる入力装置からの情報により、前記ユーザ指定を受け付けることを特徴とする請求項5記載の画像表示装置。
  7. 前記表示手段により表示される前記第1のページおよび前記第2のページの少なくとも何れか一方に対し、ページ順または巡回させたページ順に基づいて形成されるページの陰影を表示するページ陰影表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  8. 前記表示手段により表示される前記第1のページおよび前記第2のページが互いに重なる場合に、重なる領域の表示内容をページ順に基づいて決定する重複領域制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  9. 記憶手段に記憶されている複数のページを含む文書画像をディスプレイ上に表示する画像表示方法であって、
    表示領域内にて前記文書画像の所定ページである第1のページが表示されている第1の表示位置とは異なる位置である第2の表示位置のユーザ指定を認識するステップと、
    前記第1の表示位置の情報と前記第2の表示位置の情報とをメモリに格納するステップと、
    前記メモリに格納されている前記第1の表示位置の情報と前記第2の表示位置の情報とに従って、前記第1のページと前記文書画像の他のページである第2のページとをディスプレイに表示するステップと
    を含む画像表示方法。
  10. 前記第1の表示位置および/または前記第2の表示位置に対応させて、前記文書画像の中の表示されていないページを、当該文書画像の中のページ順または巡回させたページ順に基づいてページ枠として表示するステップを更に含む請求項9記載の画像表示方法。
  11. 前記ユーザ指定を認識するステップは、前記ページ枠に対するユーザ指定を認識し、
    前記表示するステップは、前記第1の表示位置に対して前記ページ枠の指定位置からの移動方向に基づいて、前記第2の表示位置に前記第1のページまたは前記第2のページを表示することを特徴とする請求項9記載の画像表示方法。
  12. 前記第1のページと前記第2のページとがディスプレイに表示された状態にてページ送りのユーザ指示操作が認識された場合に、当該第1のページおよび当該第2のページの何れか一方、または両方のページ送りを実行するステップを更に含む請求項9記載の画像表示方法。
  13. コンピュータに、
    ディスプレイ上の表示領域内にて、記憶手段に記憶されている複数のページを含む文書画像の所定ページである第1のページが表示されている第1の表示位置とは異なる位置として第2の表示位置のユーザ指定を認識する機能と、
    前記第1の表示位置の情報と前記第2の表示位置の情報とをメモリに格納する機能と、
    前記メモリに格納されている前記第1の表示位置の情報と前記第2の表示位置の情報とに従って、前記第1のページと前記文書画像の他のページである第2のページとをディスプレイに表示する機能と
    を実現させるプログラム。
  14. 前記認識する機能は、前記第1の表示位置の領域内にて入力装置から受け取る第1の状態によって得られる第1の座標値と、当該入力装置から当該第1の状態とは異なる第2の状態によって得られる第2の座標値とを用いて前記第2の表示位置を認識することを特徴とする請求項13記載のプログラム。
  15. 前記第1の表示位置および/または前記第2の表示位置に対応させて、前記文書画像の中の表示されていないページを、当該文書画像の中のページ順または巡回させたページ順に基づいてページ枠として表示するページ枠表示機能を前記コンピュータに更に実現させる請求項13記載のプログラム。
  16. 表示手段により表示される前記第1のページおよび前記第2のページが互いに重なる場合に、重なる領域の表示内容をページ順に基づいて決定する重複領域制御機能と、
    前記表示する機能により表示される前記第1のページおよび前記第2のページの何れか一方に対し、ページ順または巡回させたページ順に基づいて形成されるページの陰影を表示するページ陰影表示機能と
    を前記コンピュータに更に実現させる請求項13記載のプログラム。
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