JPH03288262A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH03288262A
JPH03288262A JP2088392A JP8839290A JPH03288262A JP H03288262 A JPH03288262 A JP H03288262A JP 2088392 A JP2088392 A JP 2088392A JP 8839290 A JP8839290 A JP 8839290A JP H03288262 A JPH03288262 A JP H03288262A
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禎司 桑原
Hiroyuki Koreeda
浩行 是枝
Naomichi Nonaka
尚道 野中
Keiichi Nakane
啓一 中根
Shinichi Hashimoto
真一 橋本
Kazunari Suzuki
一成 鈴木
Masaki Fujiwara
正樹 藤原
Hitoshi Tamura
等 田村
Shigeki Taniguchi
茂樹 谷口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、文書作成装置に係り、特に、文書の印刷イメ
ージを表示して、その上で、文章や図形などの様々なデ
ータを編集することを可能とする文書作成装置に関する
〔従来の技術〕
従来、この種の文書作成装置には、特開平123496
7号公報に記載されているように、頁の印刷イメージ上
での編集対象の切り替えにおける操作性を考慮したもの
がある。これは、ある領域のデータを編集中に、他の領
域を指示すると、ただちに指示された領域のデータの編
集が可能となるというものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、領域の位置だけで指示された領域を判
定するため、例えば、文章の編集中に、文章の領域内に
ある図形領域を指示することができず、該図形領域の編
集を開始するためには、旦、文章の編集を終了してから
、改めて、図形領域を指示する必要があり、操作性が悪
いという問題点があった。
また、図形領域の編集中に、編集中の図形領域のサイズ
を変更したり、移動したりすることができず、そのよう
な処理を行うためには、−旦、編集処理を終了してから
、改めて、領域の移動またはサイズ変更を指示しなけれ
ばならないという問題がある。
これに対し、文書作成の操作性を向上するためには、複
数の頁の印刷イメージを同時に表示し、それらの頁のう
ち任意の頁の印刷イメージを任意の大きさに設定して、
その上で編集作業を行えるようにすることが考えられる
しかし、これは、高性能なハードウェアを必要とするこ
とから、実現には至っていない。
また、頁の印刷イメージを表示するウィンドウと、個々
の編集データに対応した専用ウィンドウを設け、そのど
ちらでも編集できるようにすることが考えられる。この
際、どちらのウィンドウで編集するかを、予め、文書作
成装置に対して設定することができると、便利である。
さらには、どちらのウィンドウで編集した方が効率が上
がるかは、編集対象の文章によって異なるので、文書単
位で設定できるほうが、使い勝手が向上すると考えられ
る。
本発明の目的は、連続する複数頁の印刷イメージを、高
性能なハードウェアを必要とせずに、比較的高速に、同
時に表示することにより、印刷イメージ上でのテキスト
編集においても、テキスト編集専用ウィンドウでの編集
時と同じような使い勝手の良い操作性を有する文書作成
装置を提供することにある。
また、本発明の目的は、頁の印刷イメージを表示するウ
ィンドウと、個々の編集データに対応し】だ専用ウィン
ドウとを設け、そのどちらでも編集できるようにして、
さらに、文書単位で、編集モード(印刷イメージ上での
編集か専用ウィンドウでの編集か)を記憶することによ
り、文書の更新を行うときに、更新する文書に最適な編
集モード1を、自動的に設定することが可能な文書作成
装置を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、ある領域の編集中に、該領域
の編集を中断することなく、そのサイズを変更したり、
場所を移動することができ、また、編集中のテキスト領
域に完全に含まれる領域に対しても、領域を指示するだ
けで1編集対象を切り換えることができる、使い勝手の
良い文書作成装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、1頁以上の頁の
印刷イメージを同時に表示する手段と、上記表示手段に
より表示された頁の印刷イメージ上で編集を行う手段と
、上記表示手段により表示された頁の印刷イメージの表
示状態を管理する手段と、表示すべき行に基づいて、上
記管理手段が管理する表示状態を更新する手段とを有し
、上記表示手段は、上記更新手段により更新された表示
状態で表示する。
また、文書ごとに最適な編集モードを設定するために、
本発明は、頁の印刷イメージを表示したレイアウト表示
状態で編集する編集モードと、個々の領域を表示した個
別領域表示状態で編集する編集モードとを有し、文書の
編集中に設定されたモードを、該文書に対応して記憶し
ておき、該文書の更新処理を開始する際に、記憶してお
いた編集モードで編集処理を開始するようにしている。
設定された編集モードは、例えば、文書データの一部と
して記憶することができる。
また、本発明は、ある領域の編集中に、該領域の編集を
中断することなく、そのサイズを変更したり、場所を移
動することができるようにするために、領域に割当てら
れたデータに対する編集機能に加えて、該編集機能によ
り編集中の領域自体に対する編集機能を提供する。
これは、頁の印刷イメージを編集可能な状態で表示する
レイアウト表示手段と、上記レイアウト表示手段により
表示された頁の印刷イメージ上に存在する個々の領域に
割当てられたデータを編集する領域編集手段と、上記レ
イアウト表示手段により表示された頁の印刷イメージ上
に存在する領域自体を編集し、該領域の位置および大き
さの情報を管理し、上記領域編集手段を起動するレイア
ウト編集手段とを備え、上記領域編集手段は、文章デー
タ以外のデータを編集中に、該データが割当てられた領
域の移動やサイズ変更が指示されたことを検知すると、
指示された内容を上記レイアウト編集手段に通知し、上
記レイアウト編集手段は、通知された内容に基づいて、
該領域の大きさや位置の情報を変更することにより、達
成することができる。
さらに、編集中のテキスト領域に完全に含まれる領域に
対して、該領域を指示するだけで、編集対象を切り換え
ることができるようにするために、上記領域編集手段は
、文章データを編集中に、該文章データが割当てられた
領域内に関連づけられて存在する排他領域が指示された
ことを検知すると、指示された位置を上記レイアウト編
集手段に通知し、上記レイアウト編集手段は、通知され
た位置を含む領域を割出して、その領域に割当てられて
いるデータを編集する領域編集手段を起動するようにす
る。
〔作用〕
ユーザからの入力や編集結果と上記表示状態を管理する
管理手段が管理している表示状態とから、上記表示状態
を変更する変更手段は、新しい表示状態を決定し、上記
表示状態を変更する。従って、上記表示手段により、変
更後の表示状態に基づいた表示がなされることになる。
例えば、上記管理手段が管理している内容が、第8頁を
表示するという表示状態である場合に、スクロールキー
が入力されると、上記変更手段は、第8頁の末尾と第n
+1頁の先頭とを同時に表示するという表示状態に変更
する。これにより、自動的に、前頁の末尾と次頁の先頭
とを同時に表示することが可能となり、入力操作などの
操作性が向上する。
また、文書の編集中に、ユーザから編集モードが指示さ
れると、指示された編集モードは、文書データの一部と
して記憶される。文書の更新時には、更新すべき文書か
ら編集データが読み出され、読み出された編集モードで
更新処理を開始する。
従って、−旦、編集モードを指示することにより、以降
、文書の更新時には、自動的に、指示した編集モードで
編集を行えるので、最適な編集モードを文書ごとに設定
することができる。
また、領域を編集中に、該領域自体の移動やサイズ変更
が指示されると、領域に割当てられたデータを編集する
機能とは別の、領域自体を編集する機能が働いて、領域
の移動やサイズ変更を行い、その結果を表示する。この
ように、領域編集中に該領域自体のサイズ変更や移動を
行えるので、操作性が向上する。
また、領域を編集中に、該領域内に存在する領域が指示
された場合、該領域の編集を終了し、指示された位置に
該当する領域の編集が開始される。
これにより、テキスト編集中に、テキストの領域に完全
に含まれている領域であっても、その領域を指示するだ
けで、編集対象を切り換えることが可能となり、使い勝
手が向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
まず、第1図〜第17図を用いて、本実施例における編
集機能や操作について説明する。
第2図、第4図、第5図は、本実施例における編集ウィ
ンドウを説明する図である。
第2図において、200はレイアウト編集ウィンドウで
あり、このウィンドウ上で、頁のレイアウトの変更や、
文章、図形などのデータを編集することができる。
201は編集の終了を指示するための終了ボックス、2
02はウィンドウに表示されているデータをスクロール
するためのスクロールボックス、203はウィンドウの
サイズを変更するためのサイズ変更ボックスである。こ
れらのボックス201〜203は、第4図および第5図
で説明する文章や図形などのうち1種類のデータだけを
変種するための個別編集ウィンドウにも存在する。
210はガイダンス領域であり、機能を指示するための
アイコン211や、操作ガイダンスなどが表示される。
第2図は図形データを編集している状態を表しており、
アイコン211は図形編集用のものである。
220はスケール領域であり、第3図に示すスケール3
00または310が表示される。
スケール300は、レイアウト編集ウィンドウ200で
、レイアウトの変更や図形の編集を行うときに表示され
る、ミリ単位のメモリを持つスケールであり、スケール
310は、文章データの編集を行うときに使用される、
文字単位のメモリをもつスケールである。
230は頁を表す領域であり、221は頁の枠である。
頁には領域が定義され、対応する領域内で各々のデータ
を編集することが可能となる。
例えば、240は文章データが割当てられる本文領域、
250はグラフデータが割当てられるグラフ領域、26
0は図形データが割当てられる図形領域である。
図形やグラフなどの領域に対しては、領域の属性として
、排他/非排他を指定することができる。
排他を指定した領域に対しては、文章領域230の文章
データは重らないように配置されるが、非排他を指定し
た領域と文章データとは重なる。第2図のグラフ領域2
50および図形領域260は、排他が指定されている領
域である。
第4図において、400は本文領域240の文章データ
だけを編集するために用いられる本文編集ウィンドウで
ある。410はガイダンス領域、420はスケール表示
領域、425は本文編集領域である。430は排他領域
を表しており、第2図のグラフ領域250および図形領
域260の位置に対応する。編集プログラムにより、排
他領域430に文字が入らないように制御される。
第5図において、500は図形領域26の図形データだ
けを編集するために用いられる図形編集ウィンドウであ
り、510はそのガイダンス領域である。
次に、編集機能などを指示するためのメニューについて
、第6図〜第8図を用いて説明する。
以降の説明で、メニューや領域の指示とは、例えば、マ
ウスを用いて、マウスカーソルを指示対象の上に移動さ
せ、マウスのボタンを押すことを意味する。
第6図はレイアウトの修正や各領域の編集開始指示を与
えるためのメニューなどを表している。
第6図において、600は各メニュー601を一列に連
ねて表示したメニューバーである。メニュー601が指
示されると、指示されたメニュー601に対応するプル
ダウンメニュー610が表示される。このプルダウンメ
ニュー610の項目を指示することにより、プログラム
に編集指示を与えることができる。
印刷・登録メニュー601aに対応するプルダウンメニ
ュー610aには、印刷、登録、初期状態変更などを指
示するための項目611〜613がある。項目611を
指示することにより、編集中の文書の印刷を指示するこ
とができ、項目612を指示することにより、編集中の
文書をフロッピディスクやハードディスクに文書ファイ
ルとして保存するよう指示を与えることができる。また
、項目613を指示することにより、文書の編集開始モ
ードなどを変更することができる。なお、文書の編集開
始モードについては、後に、第9図により説明する。
本文作成メニュー601bを指示することにより、文章
の編集を開始することができる。メニュ601bに対応
するプルダウンメニューは無い。
領域作成メニュー601cに対応するプルダウンメニュ
ー610cには、領域に割当てるデータの種別を決定す
る項目614および615などがあり、頁内に新たに領
域を作成する場合に用いられる。項目614を指示する
ことにより図形領域を、項目615を指示することによ
りグラフ領域を作成することができる。
領域編集メニュー601dに対応するプルダウンメニュ
ー610dには、既に作成されている領域のデータを更
新するための項目616、領域のサイズを変更するため
の項目617などがある。
画面操作メニュー601eに対応するプルダウンメニュ
ーには、各編集データをレイアウト編集ウィンドウで編
集するのか、各々の個別編集ウィンドウで編集するのか
を指示するための項目618、表示の大きさを指定する
項目619、領域の粋を表示するかしないかを指示する
項目620などがある。
後述するように、文書マネジャと呼ばれるプログラムが
、メニューバー600やプルダウンメニュー610を表
示し、指示された項目を処理する。
そこで、メニューバー600を文書マネジャのメニュー
バーと呼ぶことがある。また、メニューバーのことを、
単にメニューと呼ぶこともある。
メニュー601bが指示されて、文章の編集開始が指示
されると、メニューバー600に代わり、第7図のメニ
ューバー700が表示される。このメニューバー700
には、文章編集時に指示を与えるためのメニュー701
が表示される。
印刷・登録メニュー701aに対応するプルダウンメニ
ュー710aには、印刷および登録の項目611および
612の他に、文章の編集を終了してレイアウト編集を
開始することを指示する項目713、文書編集の終了を
指示する項目716などがある。項目716が指示され
ると、メニューバー700は消去され、メニューバー6
00が表示される。
また、画面操作メニュー701bに対応するプルダウン
メニュー710bには、表示の大きさを指定する項目6
19の他に、編集中のデータの再表示を指示する項目7
14、異なる頁の文章を同時に表示するために、本文編
集ウィンドウを分割表示するよう指示する項目715な
どがある。
レイアウト編集ウィンドウ200での文章編集において
も、本文編集ウィンドウ400や図形編集ウィンドウ5
00などの個別編集ウィンドウでの文章編集においても
、メニューバー700が表示されるが、編集ウィンドウ
の種類によって、指示することができない項目がある。
例えば、項目715の画面分割は、本文編集ウィンドウ
400だけに有効な機能であり、レイアウト編集ウィン
ドウ200での文章編集においては、項目715を指示
することができない。このように、指示することができ
ない項目に対しては、例えば、半輝度表示により、指示
することができない旨を示す。
メニュー601cが指示されて、図形領域の作成が指示
された場合や、メニュー601dが指示されて、図形領
域の更新が指示された場合は、メニューバー600に代
わり、第8図のメニューバー800が表示される。この
メニューバー800には、文章編集時に指示を与えるた
めのメニュー801が表示される。
印刷・登録メニュー801aに対応するプルダウンメニ
ュー810aには、印刷および登録の項目611および
612、文章の編集を終了してレイアウト編集を開始す
ることを指示する項目713、文書編集の終了を指示す
る項目716の他に、図形領域の位置やサイズの変更を
指示する項目811および812がある。項目811お
よび812は、レイアウト編集ウィンドウ200での図
形編集だけに有効な項目であり、図形編集ウィンドウ5
00上での編集時には、半輝度で表示される。
以降、メニューバー700,800.のことを、それぞ
れ、本文メニュー、図形メニューと呼ぶことがある。
次に、第1図により、文書編集における操作の流れを説
明する。
まず、電源を投入すると、作業メニュー101が表示さ
れる。作業メニュー101には、新しい文書を作成する
ための新規作成や、既に作成した文書を修正するための
文書更新などのメニューが表示される。第1図では、文
書更新を指示して、修正すべき文書を呼び出した場合の
流れが記載されている。
文書を呼び出した後の画面の遷移が矢印111で示され
ているが、編集モードにより、遷移すべき編集初期状態
が異なる。例えば、本文自動起動モードが設定されてい
ると、本文メニュー700が表示され、文書の編集が可
能となる。この時、レイアウト編集モードが設定されて
いると、破線130内に示したように、レイアウト編集
ウィンドウ200cでの編集状態となり、個別編集モー
ドが設定されていると、破線140内に示したように、
本文編集ウィンドウ400での編集状態となる。
また、本文自動起動モードが設定されていない場合には
、破線100内に示したように、文書マネジャのメニュ
ー600が表示され、レイアウトの編集などが可能とな
る。
レイアウト編集ウィンドウ200には、頁のレイアウト
が表示されており、該頁には、本文領域240と図形領
域260とが存在する。
レイアウト編集ウィンドウ200aで、プルダウンメニ
ュー601eの項目620(枠表示しない)を指示する
と、レイアウト表示ウィンドウ200aの表示状態が、
矢印113に沿って遷移し、本文領域240と図形領域
260との間の枠が消去される。逆に、レイアウト編集
ウィンドウ200bで、プルダウンメニュー601eの
項目620(枠表示する)を指示すると、レイアウト表
示ウィンドウ200bの表示状態が、矢印112に沿っ
て遷移し、本文領域240と図形領域260との間の枠
が表示される。
破線100内の状態から、文章や図形の編集を開始する
手順について説明する。
編集開始時に、レイアウト編集モードが設定されている
か、個別編集モードが設定されているかによって、操作
の流れが異なる。編集モードは、プルダウンメニュー6
01eの項目618を指示することによって、必要に応
じて、変更することができる。
まず、最初に、レイアウト編集モードが設定されている
場合について説明する。
レイアウト編集ウィンドウ200aまたは20obで、
本文作成メニュー601bが指示されると、矢印114
に沿って状態が遷移し、本文メニュー700が表示され
、本文領域240の枠が太線で表示される。この状態で
、文章編集が可能となる。図形領域260の枠は、破線
100内での表示状態と同じである。
レイアウト編集ウィンドウ200aまたは200bで、
領域編集メニュー610dの項目616(更新)が指示
されると、矢印120に沿って状態が遷移し、図形メニ
ュー800が表示され、図形領域260の枠が太線で表
示される。この状態で、図形編集が可能となる。
破線130内での編集対象(文章データや図形データ)
の切替えは、領域を指示することによって行う。
例えば、レイアウト編集ウィンドウ200cで文章を編
集しているときに、図形領域260を指示すると、矢印
118に沿って状態が遷移し、図形メニュー800が表
示され、図形領域260の枠が太線で表示されて、20
0dに示す状態となる。文章編集中に、領域を指示する
ことによって、編集対象を切り替えることができるのは
、切り替えるべき編集対象の領域が排他領域である場合
に限られる。
また、レイアウト編集ウィンドウ200dで図形を編集
しているときに、本文領域240を指示すると、矢印1
19に沿って状態が遷移し、本文メニュー700が表示
され、本文領域240の枠が太線で表示されて、200
cに示す状態となる。
レイアウト編集ウィンドウ200c(200d)で、プ
ルダウンメニュー701a (801b)の項目713
(レイアウト編集)を指示すると、矢印115(121
)に沿って状態が遷移し、文書マネジャのメニュー60
0が表示され、破線100内に示す状態となる。
次に、個別編集モードが設定されている場合について説
明する。
個別編集モードでは、レイアウト編集ウィンドウ200
aまたは200bで、本文作成メニュー601bが指示
されると、矢印116に沿って状態が遷移し、本文編集
ウィンドウ400が表示され、本文メニュー700が表
示される。この状態で、本文編集ウィンドウ400内で
の文章編集が可能となる。
本文編集ウィンドウ400の終了ボックス201を指示
すると、矢印117に沿って状態が遷移し、本文編集ウ
ィンドウ400が閉じ、文書マネジャのメニュー600
が表示され、破filoo内に示す状態となる。
さて、レイアウト編集ウィンドウ200の表示の大きさ
を、プルダウンメニュー601e、701b、801b
によって変更することができる。
項目619に示す倍率は、次のことを意味する。
項目619の2倍、3/2倍、等倍、2/3倍、1/2
倍は、それぞれ、標準サイズの文字を、32ドツト、2
4ドツト、16ドツト、12ドツト、8ドツトの文字フ
ォントで表示することを意味する。標準サイズの文字と
は、印刷された結果の大きさが約10ポイントの大きさ
の文字のことであり、レーザプリンタ印刷時には、32
ドツトの文字フォントを、ワイヤドツトプリンタ印刷時
には、24ドツトの文字フォントを用いる。
また、レイアウト編集ウィンドウ200の終了ボックス
201を指示するか、プルダウンメニュー201を指示
するか、プルダウンメニュー701a、801aの項目
716(文書編集終了)を指示することにより、文書の
編集を終了することができる。
次に、第9図〜第13図を用いて、レイアウト編集ウィ
ンドウ200での文章編集機能について説明する。
第9図は文章編集時に表示されるスケール310を示す
図である。
第9図(a)は横書きの文章を編集する場合に表示され
るスケールであり、第2図のスケール表示領域220a
に表示される。
第9図(b)は縦書きの文章を編集する場合に表示され
るスケールであり、第2図のスケール表示領域220b
に表示される。
900はスケール表示用の文字フォントであり、8.1
6.24ドツトの大きさのフォントが用意されている。
カーソルが表示されている行の表示文字サイズにより、
どの大きさの文字フォントを使用するかが決められる。
表示文字サイズが、8.16.24ドツトの場合に使用
する文字フォントは、それぞれ、8.16.24ドツト
の大きさであるが、表示文字サイズが12ドツトの場合
は、24ドツトの文字フォントを半角に縮小して表示し
、表示文字サイズが32ドツトの場合は、16ドツトの
文字フォントを倍角に拡大して表示する。
910はスケール表示のための文字列を表している。ま
た、pは文字間隔を表しており、カーソルが表示されて
いる行の文字間隔と同じ値をとる。
スケールの表示は、後述する表示制御が提供する文字列
表示コマンドを用いて行う。文字列表示コマンドのパラ
メータとしては、表示すべき領域、文字列の起点座標(
x、y)、文字間隔p、文字列の幅W、文字の表示位置
of、文字列方向を指定する。第9図の(a)および(
b)は文字列方向が異なるだけである。
次に、スクロールの機能について、第10図を用いて説
明する。
第10図において、1210は入力された文字列であり
、1200は文字列121oのうち、ウィンドウに表示
されている部分を示している。1201は上スクロール
キーによる表示状態の遷移を、1202は下スクロール
キーによる表示状態の遷移を表している。
第10図に示すように、上スクロールキーが押された場
合には、表示されている最後の行1211の次の行12
12の全体が見えるように、スクロールの量を決定し、
下スクロールキーが押された場合には、表示されている
先頭の行1213の前の行1214の全体が見えるよう
に、スクロールの量を決定する。
従って、文字サイズや行間などにより、スクロールの量
が異なる。第10図では横書き時の場合について図示さ
れているが、縦書き時の横スクロールについても同様で
ある。
第11図はレイアウト編集ウィンドウ200での文章の
入力中の表示状態を示す図である。
第11図で示されるように、文字入力の操作性の向上を
図るため、入力中に頁が追加される場合には、追加され
る頁の先頭と前の頁の末尾とを同時に表示する。
第11図(a)は横書き時の表示状態を示している。第
11図(a)において、レイアウト編集ウィンドウ20
0には、連続する2頁のレイアウトが表示されている。
230は頁を、240は本文領域を表している。110
0は文字列である。
また、第11図(b)は縦書き時の表示状態を示してい
る。ここで、文字列111oは、実線で示されている。
以上説明したように、文字の入力中には、1頁だけを表
示する場合と、連続した2頁を表示する場合とがあるが
、以下、この表示状態の遷移について、第12図を用い
て説明する。
第12図において、1400および1430は、それぞ
れ、第9頁だけが表示されている状態と、第n+1頁だ
けが表示されている状態とを示している。1410およ
び1420は、第9頁と第n+1頁とが同時に表示され
ている状態を示しているが、状態1410では、カーソ
ル1o20が第n+1頁に表示されており、状態142
0では、カーソル1o20が第9頁に表示されている。
矢印は、表示状態の遷移を表す まず、状態1400からの遷移について説明する。
矢印1401で示される遷移は、文字入力により第n+
1頁が追加される場合、または、第9頁の最終行が表示
されており、上スクロールキーが押された場合に生じる
。矢印1402で示される遷移は、改頁キーか次頁キー
が押された場合に生じる。
次に、状態1410からの遷移について説明する。
矢印1411で示される遷移は、カーソルキーや文字列
の削除等によるカーソル1020の移動を示している。
矢印1412で示される遷移は、下スクロールキーか前
頁キーが押された場合に生じる。また、矢印1413で
示される遷移は、上スクロールキーが押された場合、ま
たは、入力された文字列を第n+1頁に表示できなくな
った場合に生じる。
次に、状態142oからの遷移について説明する。
矢印1421で示される遷移は、上スクロールキーか次
頁キーが押された場合に生じる。矢印1422で示され
る遷移は、カーソルキーや文字列の入力(挿入)などに
よるカーソル1020の移動を示している。矢印142
3で示される遷移は、下スクロールキーが押された場合
、または、文字列の削除などにより、カーソル1020
が第9頁の非表示部分に移動した場合に生じる。
次に、状態143oからの遷移について説明する。
矢印1431で示される遷移は、第n+1頁の先頭行が
表示されており、下スクロールキーが押された場合、ま
たは、文字列の削除などでカーソル1020が第9頁に
移動した場合に生じる。また、矢印1432で示される
遷移は、前頁キーが押された場合に発生する。
なお、第12図の例では、横書の文書の場合を説明して
おり、縦書の文書の場合は、上スクロールキーが右スク
ロールキーに、下スクロールキーが左スクロールキーに
、それぞれ代わるのみで、同様の遷移をたどる。
また、前頁キーまたは、次頁キーが押された場合の遷移
は、第12図の例に限らず、カーソル位置から1頁分の
量を前後に移動する場合や、該当する頁を頁の先頭から
表示したり頁の末尾から逆のぼって表示したりする場合
も考えられる。
最後に、領域の移動/サイズ変更の機能について、移動
を例にとり、第13図を用いて説明する。
第13図は図形領域260を編集中の状態を表しており
、図には示していないが、図形メニュー800が表示さ
れている。この状態で、プルダウンメニュー801aの
項目811(領域移動)を指示すると、図形領域260
の移動が可能となる。
例えば、第13図(a)の位置から第13図(b)の位
置に移動すると、移動した図形領域260が、排他属性
を持つ場合には、図に示すよう1に、本文領域240の
文章と図形領域260とが重ならないように、移動後の
文章の配置が変化する。項目812(領域サイズ変更)
を指示して、図形領域260サイズ変更を行った後も、
同様に、文字列の再配置が行われる。
さて、以上で本実施例における機能や操作に関する説明
を終了し、以降、今まで説明した機能や操作性の実現手
段について説明する。
まず、第14図に本実施例におけるハードウェア構成を
示す。
本実施例においては、編集や印刷処理を行うホストCP
U1800と、表示処理を行うサブCPU1801およ
びグラフィックプロセッサ(GP)1809とからなる
マルチCPU構成をとる。
ホストCPU1800およびサブCPtJ1801は、
共有メモリ1803を介して結合しており、共有メモリ
1803には、サブCPU1801が実行すべきプログ
ラムや両CPU間でのコミュニケーション用のデータな
どが置かれる。
サブCPU1801およびGP1809は、110ボー
トを介して結合されており、サブCPU1801は、G
P1809に対して、CRT1810への表示データの
生成を指示する。GP1809は、ソノ指示を受け、V
RAMI 812に表示用のビットマツプデータを作成
する。また、GP1809は、VRAMI 812!、
:生成したビットマツプデータをCRT1810に表示
するため、ビットマツプデータの転送を制御する。
CGROMI 811は、表示用の文字フォントを格納
するROM (読出し専用メモリ)である。
ホストCPU1800のバス1813には、ホストCP
U1800が実行すべき、編集、印刷処理などを行うプ
ログラムや編集データを、必要に応じて記憶する主メモ
リ1802、かな漢字変換処理で使用する辞書ROM1
805、プログラムやデータを格納するHD (ハード
ディスク)1804、文書データなどを格納するFD(
フロッピディスク)1806、文字や座標などを入力す
るキーボード(KB)1816やマウス1817が接続
されている。HD1804やFD1806と主メモリ1
802との間で、必要に応じて、プログラムやデータの
転送が行われる。
印刷装置としては、LP(レーザプリンタ)1808を
使用する。LD1808は、LPコントローラ1807
により制御される。LPコントローラ1807は、ホス
トCPU1800(7)指示に基づき、印刷イメージの
生成処理と、その結果をLP1808に出力するための
制御を行う。
1814および1815は、それぞれ、サブCPU18
01およびGP1809のバスである。
次に、第15図を用いて、本実施例におけるソフトウェ
ア構造について説明する。
第15図において、1900は文書の編集処理を行うA
P(アプリケーションプログラム)であり、1901は
編集された文書を印刷するためのAPである。これらの
APは、複数の独立したAPから構成される。本発明に
関わる、文書編集に関するAP1900については、後
に、詳細に説明する。
また、文書編集/印刷以外にも、張票を行うAP190
2などが存在する。これらのAPは、マルチタスクO5
(オペレーティングシステム)である基本081920
により、タスクとして管理され、その動作が制御される
ので、APのことをタスクと呼ぶことがある。
1903は初期表示タスクであり、電源投入後、基本0
51920の初期処理終了後、最初に起動されるタスク
である。
1910は各APで共通する処理をoSの機能として取
り込んだプログラム群であり、キーボード、マウス、メ
ニューなどの制御を行う入力制御1910a、マルチウ
ィンドウの制御を行うウィンドウ管理1910b、CR
Tへの表示を行うための機能を提供する表示制御191
0c、印刷機能を提供する印刷制御1910d、HDや
FDに格納される文書データなどをファイルとして管理
するファイル管理1910eなどがある。
1930はキーボード、HDなどのハードウェアを制御
するドライバ群である。
次に、第16図および第17図を用いて、文書編集タス
ク1900のプログラム構造と文書データの構造につい
て説明する。
第16図に示すように、文書編集用タスク1900は、
文章、図形、グラフなどの個々の領域のデータを編集す
る編集プログラム2010と、編集された個々のデータ
をレイアウト編集ウィンドウの各領域に表示する表示プ
ログラム2020と、文書のレイアウトなどの構造を管
理し、レイアウトの編集などを行い、編集プログラム2
010および表示プログラム2020の動作を制御する
文書マネジャと呼ばれるプログラム2000aと、文書
マネジャ2000aの指示を受け、表示プログラム20
20の起動を制御する文書マネジャサブと呼ばれるプロ
グラム2000bとからなる。
これらのプログラムは、基本051920により、お互
いに独立したタスクとして管理/制御される。2030
〜2035の矢印は、各タスク間でのメツセージの送受
信を表している。各メツセージの詳細については、後述
する。
第17図に示すように、文書データは、文書の構成や頁
のレイアウトに関する情報を保持する文書構成データ2
120と、文章や図形などの各領域のデータ2110と
からなる。
文書構成データ2120および各領域データ2110は
、それぞれ、独立したファイルに格納される。文書構成
データ2120は、文書マネジャ2000aにより生成
され、管理される。
各領域のデータ2110は、対応する編集プログラム2
01oによって生成され、管理される。
例えば、本文データ2110a、図形データ2110b
、グラフデータ2110cは、それぞれ、本文編集タス
ク2010a、図形編集タスク2010b、グラフ編集
タスク2010Cにより生成される。一つの文書を構成
する文書構成データ2120および各領域データ211
0は、同一のディレクトリ2100の下にファイルとし
て生成され、ディレクトリ2100と文書名とは1対1
に対応する。
次に、各タスク間で送受信されるメツセージについて、
第18図を用いて説明する。
メツセージ2200は、第18図に示すように、メッセ
ージ長22o1、メツセージ種別2202ごとに異なる
情報2203からなる。
第1表に、文書マネジャ2000aから編集タスク20
10に送信されるメツセージ2030の種別とその情報
を記載し、第4表に、文書マネジャ2000aから文書
マネジャサブ2000bに送信されるメツセージ2o3
3の種別とその情報を記載する。
また、第3表および第2表に、それぞれ、編集タスク2
010から文書マネジャ2000aに送信されるメツセ
ージ2032の種別とその情報、および、文書マネジャ
サブ2000bから表示タスク2020に送信されるメ
ツセージ2031の種別とその情報を記載する。
文書マネジャサブ2000bから文書マネジャ2000
aに送信されるメツセージ2034、および、表示タス
ク202から文書マネジャサブ2ooobに送信される
メツセージ2035は、処理の終了通知しかなく、通知
すべき情報は、送信側のタスク番号だけである。
第1表 以下余白 第1表 (続き) 第3表(続き) 第2表 第3表 第4表 各編集タスク2010の処理の説明に入る前に、以降の
説明で必要となる、第17図で示した基本○51920
やプログラム群1910の機能について、簡単に説明す
る。
先にも述べたように、基本081920は、マルチタス
クO5であり、各タスク間のメツセージの送受信や、共
有メモリの管理機能を持つ。各タスクは、第18図に示
すメツセージを生成後、基本051920に、送信先の
タスクを指定して、メツセージの送信を依頼する。
また、基本081920にメツセージの受信を依頼する
と、基本051920は、依頼したタスクにメツセージ
が送信されていれば、第18図に示すメツセージを受信
したタスクに通知する。
共有メモリの管理機能では、各タスクは、以下のような
基本081920の機能を使うことができる。
タスクが基本081920にメモリの割当てを要求する
と、要求されたサイズのメモリ領域を確保して、要求元
のタスクに共有メモリ番号を通知する。タスクは、この
共有メモリ番号に自分のデータエリアを割付け、データ
領域として使用することができる。複数のタスクが同じ
共有メモリ番号に対して、それぞれのデータエリアを割
り付けることにより、該複数のタスク間でデータを共有
することが可能となる。
入力制御タスク1910aでは、かな漢字変換を行い、
変換結果をタスクに通知する。また、入力制御タスク1
910aでは、メニューやプルダウンメニューの表示な
どの制御を行う。メニューやプルダウンメニューによる
入力時には、各タスクには、各メニューに対応するメニ
ュ一番号と、プルダウンメニューの各項目に対応する番
号が通知される。通知を受けたタスクは、メニューやプ
ルダウンメニューのデータを生成し、入力制御タ1スク
1910aに、メニュー表示を依頼する。この時、タス
クは、指示できないメニューやプルダウンメニューの項
目を、予め入力制御に通知することができる。
ウィンドウ管理タスク1910bでは、ウィン。
ドウのオープンやクローズなどの制御を行う。タスクは
、オープンしたウィンドウに対して、複数の表示領域を
指定することができる。
表示領域を指定する場合には、表示領域の番号、領域の
基点画面座標、領域のサイズ、領域の基点論理座標、座
標変換係数を指定する。画面座標は、ウィンドウ内の相
対座標であり、画面に対して規定される座標である。論
理座標は、用紙に対して規定される座標である。第1表
および第4表の物理座標は基点画面座標に、論理座標は
基点論理座標に対応する。
なお、ウィンドウ管理タスク1910では、これらの値
に基づいて、画面座標から論理座標への変換、論理座標
から画面座標への変換を行うので、論理座標に基づいて
編集処理を行えばよく、編集処理において、物理座標を
意識する必要はない。
表示や入力の要求は最前面にウィンドウを表示している
タスクに対してのみ受は付けられる。従って、通常は、
ウィンドウをオープンしたタスクしか表示処理や入力処
理を行えない。しかし、ウィンドウをオープンしたタス
クAが、ウィンドウ管理タスク1910bが提供するウ
ィンドウ権委譲機能を使用し、ウィンドウを他のタスク
Bに委譲した場合には、タスクBは、委譲されたウィン
ドウをオープンした場合と同様に使用することができる
。但し、この時、タスクAは、ウィンドウを使用するこ
とができず、表示も入力も行えないことになる。
各タスクは、表示制御タスク1910cが提供する表示
機能により、ウィンドウに指定された領域に対して、文
字列や図形などを表示することができる。表示の際には
、表示すべき領域の番号やその領域に対する論理座標に
より、表示位置を指定する必要がある。
文書データは、ファイル管理タスク1910eにより提
供される機能によって管理される。ファイル管理タスク
l ’IJ 10 eは、ディレクトリやファイルの生
成、削除、ファイルへの書き込み/読み出し、ファイル
のコピーなどのファイル管理機能を提供する。
さて、電源が投入されると、まず、初期表示タスク19
03が起動される。文書マネジャ2000aは、初期表
示タスク1903により起動される。
第19図(A)に初期表示タスク19o3の処理の流れ
を示す。
第19図(A)において、初期表示タスク1903は、
まず、ステップ2275′で起動モードおよび編集モー
ドを、HD1804の予め定められた場所から読み出し
、第19図(B)に示す2280および2281に設定
する。
次に、ステップ2261’で、ウィンドウをオーブンし
、ステップ2262で′、作業メニュー101を表示す
る。ステップ2263’で、入力を受は付け、ステップ
2264 ’で、その判定処理を行う。
入力が新規作成を指示するものであれば、ステップ22
70 ’で、文書マネジャ2000aをタスクとして生
成し、起動する。続いて、ステップ2271 ’で、起
動した文書マネジャ2000aに、文書マネジャ200
0aのタスク番号、処理モード(新規)、起動モード2
280、編集モード2281を内容とするメツセージを
送信する。
また、入力が文書更新であれば、ステップ2265′で
、HD1804やFD1806に格納されている文書の
一覧を表示する。続いて、ステップ2267 ’で、更
新対象の文書が指示されると、ステップ2268’で、
文書マネジャ2000aを生成して起動し、ステップ2
269 ’で、文書マネジャ2000aにメツセージを
送信する。この時のメツセージの内容は、文書マネジャ
2000aのタスク番号、処理モード(更新)、ステッ
プ2267 ’で指示された文書に対応するディレクト
リ2100の名称である。
メツセージを送信した後は、ステップ2272′で、メ
ツセージの受信処理を行い、ステップ2273′で、文
書マネジャ2000aからのメツセージ待ちとなると、
起動された文書マネジャ2000aが動作を開始する。
ステップ2273 ’は待ち状態を意味する記号であり
、以降、文書マネジャ2000aや編集タスク2010
の処理の流れを示す図でも、本記号を使用する。
文書マネジャ2000aからメツセージを受信すると、
ステップ2263 ’の入力処理に戻る。
次に、文書マネジャ2000aの制御データについて、
第20図を用いて説明する。
第20図(a)は文書構成データ2120である。文書
構成データ2120はは、本文自動起動か否かを示す起
動モード2210、レイアウト編集モードか個別編集モ
ードかを示す編集モード2220、頁数2230’、頁
管理テーブル2240、領域管理テーブル2150、書
式データ217oからなる。
頁管理テーブル2240は、頁に含まれる領域の領域管
理テーブル2150へのポインタからなる。例えば、ポ
インタ2241は、第1頁に含まれる領域の領域管理テ
ーブル2150aへのポインタであり、ポインタ224
2は、第2頁に含まれる領域の領域管理テーブル215
0cへのポインタである。
領域管理テーブル2150は、同一頁に含まれる領域に
対する領域管理テーブル2150を指すポインタ215
1、ポインタ2151と逆方向に領域管理テーブル12
50をたどるための逆方向ポインタ2152、領域の左
上隅論理座標2153および2154、領域の右下隅論
理座標2155および2156、領域に割り当て、られ
たデータが格納されているファイルのファイル名称21
57、データの種別(本文、図形、グラフなど)215
8、領域の属性(排他/非排他)2159、書式データ
217oへのポインタ2160、編集タスク制御テーブ
ル2230 (後述)へのポインタ2161からなる。
書式データ2170は、上余白2171、下余白217
2、左余白2173、右余白2174、段組数2175
、段間隔2176、横書き/縦書きの区別2177から
なる。
第20図の(b)は、本文編集タスク2010aを起動
する際に、文書マネジャ2000aが生成する本文生成
用データ2130である。
本文生成用データ2130は、頁数2180、頁管理テ
ーブル2190、排他領域管理テーブル2250、書式
データ2260からなる。
頁管理テーブル2190aは、排他領域管理テーブル2
250へのポインタから構成される装置ば、ポインタ2
191aは、第1頁の排他領域管理テーブル2250a
へのポインタを格納し、ポインタ2192aは、第2頁
の排他領域管理テーブル225oへのポインタを格納す
る。第20図では、第2頁に排他領域がないため、ポイ
ンタ2192aには、空記号が設定されている。
頁管理テーブル2190bは、書式データ226oへの
ポインタから構成され1例えば、ポインタ2191bは
、第1頁の頁書式データ2260へのポインタを格納し
、ポインタ2192bは、第2頁の頁書式データ226
0へのポインタを格納する。
排他領域管理テーブル2250は、同一頁の排他領域に
対する排他領域管理テーブル2250へのポインタ22
51、排他領域の左上隅論理座標2252および225
3、排他領域の右下隅論理座標2254および2255
からなる。書式データ2260の内容2261〜226
7は、文書構成データ2120の書式データ2170に
おける2171〜2177と同じ内容である。
第20図(C)は起動した編集タスク2010を管理す
る編集タスク管理テーブル2230を示す。
編集タスク管理テーブル2230は、複数のレコード2
231からなり、レコード2231は、起動したタスク
の番号2232、共有メモリ番号2233および223
4、編集モード2235、領域管理テーブル215oへ
のポインタ2236からなる。領域管理テーブル215
0のポインタ2161は、編集タスク管理テーブル22
30の個々のレコード2231の所在を示すものである
2270は文書マネジャサブタスク2000bのタスク
番号、2271は文書マネジャサブタスク2000bと
の共有メモリの番号である。また、2272および22
73は、レイアウト表示の拡大率および枠表示の有無を
示すものであり、2274および2275は、表示中の
頁番号を示す。
2246は、後述するデータ確定処理のために起動され
たタスクのタスク番号であり、2247はそのタスクに
対応するレコードの所在を示すポインタである。
第20図の(a)および第20図(C)で示されるデー
タは、同じ共有メモリ上に置かれ、第20図(b)で示
されるデータは、異なる共有メモリ上に置かれる。
第21図〔A〕〜〔N〕は文書マネジャ2o00aの処
理の流れを説明する図である。以下、各処理について説
明する。
[A]メイン処理 文書マネジャ2000aは、起動されると、まず、ステ
ップ2400で、初期処理を行い、ステップ2301で
、初期表示タスク1903から受信したメツセージの処
理モードを判定し、新規作成であれば、ステップ250
0で、新規作成開始処理を行い、文書更新であれば、ス
テップ2302で、受信メツセージで得た文書データに
対応するディレクトリ2100の下の文書構成データ2
120を読み出す。そして、ステップ3200で、第1
頁のレイアウトを表示する。
次に、ステップ2303で、起動モード221○を調べ
、本文自動起動モードならば、ステップ2600で、タ
スク起動処理を行い、そうでないならば、ステップ23
04で、入力処理を行う。
ステップ2305で、入力を判定し、判定結果に応じて
、タスク起動処理(ステップ2600)、領域作成処理
(ステップ2306)、登録処理(ステップ2307)
、印刷処理(ステップ2309)、領域判定処理(ステ
ップ2308)、初期状態変更処理(ステップ2310
)、拡大率変更処理(ステップ3400)、モード変更
処理(ステップ2312)、枠表示処理(ステップ35
00)、その他の処理(ステップ2314)を行う。
ステップ2307の登録処理は、プルダウンメニュー6
01aの項目612(登録)が指示された場合に行われ
る処理であり、編集タスク管理テーブル2230に登録
されているレコード2231の共有メモリ番号2233
の編集データを、ポインタ2141が指す、領域管理テ
ーブル2150のファイル名称2157に記載されてい
るファイル2110に格納する。全てのレコード223
1に対して、以上の処理を行った後、文書構成データ2
120を、文書構成データファイル2120に格納して
、登録処理を終了する。
ステップ2309の印刷処理は、プルダウンメニュー6
01aの項目611 (印刷)が指示された場合に行わ
れる処理であり、編集タスク管理テーブル2230に登
録されているレコード2231の共有メモリ番号223
3の編集データを、ポインタ2141が指す、領域管理
テーブル2150のファイル名称2157に記載されて
いるファイル2110に格納する。全てのレコード22
31に対して、以上の処理を行った後、文書構成データ
を、文書構成データファイル2120に格納して、文書
印刷タスク1901に印刷を指示する。
文書印刷タスク1901には、メツセージにて、印刷す
べき文書に対応するディレクトリ2100の名称を通知
する。
ステップ231oの初期状態変更処理は、プルダウンメ
ニュー601aの項目613(初期状態変更)が指示さ
れた場合に行われる処理であり、起動モード221Qが
本文自動モードならば、そうでない状態に設定し、また
、本文自動起動モードでなければ、本文自動起動モード
に設定する処理である。
ステップ2312のモード変更処理は、プルダウンメニ
ュー601eの項目618が指示された場合に行われる
処理であり、指示された項目(レイアウト/個別)に対
応するモードを、編集モード2220に設定する処理で
ある。
タスク起動処理(ステップ2600)、登録処理(ステ
ップ2307)、領域作成処理(ステップ2306)、
印刷処理(ステップ2309)、初期状態変更処理(ス
テップ2310)、モード変更処理(ステップ2312
)、その他の処理(ステップ2314)の終了後、およ
び、後に説明する拡大率変更処理(ステップ3400)
、枠表示処理(ステップ3500)の終了後は、ステッ
プ2320で、メツセージの受信処理を行う。
ステップ2304での入力が座標値の場合には、ステッ
プ2308で、編集頁番号2274および2275に記
載されている頁番号に対応する、頁管理テーブル224
0のポインタから領域管理テーブル2150をたどり、
入力された座標と、領域管理テーブル2150の領域左
上隅X座標2153、領域左上隅Y座標2154、領域
右下隅X座標2155、領域右下隅Y座標2156とを
比較することによって、指示された領域を割り出す。
続いて、ステップ2315で、入力処理を行い、ステッ
プ2317で入力を判定する。入力が、プルダウンメニ
ュー601dの項目616(更新)または、メニュー6
01b(本文作成)の場合には、ステップ2600で、
タスク起動処理を行い、プルダウンメニュー601dの
項目617(サイズ変更)の場合には、ステップ280
0で、サイズ変更/移動処理を行い、また、その他の場
合には、ステップ2318で、その他の処理を行う。サ
イズ変更/移動処理(ステップ2800)、その他の処
理(ステップ2318)が終了すると、ステップ232
0で、メツセージの受信処理を行う。
ステップ2305で、プルダウンメニュー601cの項
目が指示されたと判定された場合は、ステップ2306
で、領域作成処理を行う。
この処理は、ユーザにより、入力された矩形領域を、新
しい領域として設定する処理であり、領域が指示された
頁に対応する、頁管理テーブル2240のポインタに連
結されている領域管理テーブル2150の末尾に、新し
く生成された領域に対応する、領域管理テーブル215
0を追加する。
そして、ユーザが入力した矩形領域の座標を読み取り、
領域左上隅X座標2153、領域左上隅Y座標2154
、領域右下隅X座標2155、領域右下隅Y座標215
6を設定する。データ種別2158には、プルダウンメ
ニュー601cの項目が指示されたデータの種類を設定
する。領域属性2159の値は、ユーザの指定により設
定される。
また、ファイル名称2157には、今まで生成されたフ
ァイルの名称と異なる値が格納される。ポインタ216
0および2161には、空記号が設定される。
タスク起動処理(ステップ2600)の後、ステップ2
316で、編集モード222oを判定し、個別編集モー
ドならば、ステップ2320で、メツセージの受信処理
を行う。
ステップ2320のメツセージ受信処理では、メツセー
ジがなければ、直ちに、ステップ2304で、入力処理
を行うが、このときに入力待ちとなることによって、ス
テップ2600で起動された編集タスクの処理が開始さ
れる。メツセージがある場合には、その種類をステップ
2321で判定して、ステップ3450の編集終了処理
か、ステップ3300の真数変更処理を行い、ステップ
2304の入力処理に戻る。
また、ステップ2316の判定で、レイアウト編集モー
ドならば、ステップ2322で、メツセージの受信処理
を行う。この処理では、ステップ2600で起動したタ
スクからのメツセージを受信するまで、ステップ232
3で待つことになる。
この待ちにより、起動された編集タスクが処理を開始す
る。
メツセージを受信すると、ステップ3000で、受信し
たメツセージに対応する処理を行い、ステップ2319
で、その結果を判定してメツセージが文書編集終了なら
ば、ステップ3100で、終了処理をして、文書マネジ
ャ2000aの処理を終了し、編集タスクの終了ならば
、ステップ2320で、メツセージの受信処理を行う。
また、領域切替えならば、ステップ2324で、メツセ
ージで指示された座標から、指示された領域を割り出し
、編集領域内であれば、ステップ2600で、対応する
タスクの起動処理を行う。該座標が頁領域内にあり、編
集領域に含まれないものであれば、ステップ2320で
、メツセージの受信処理を行う。その他の場合は、再び
ステップ2322で、メツセージの受信処理を行い、メ
ツセージの受信待ちとなる。
[B]初期処理 初期処理では、ステップ2401で、初期表示タスク1
903からのメツセージを受信し、ステップ2402で
、処理モードを判定して、新規文書作成ならば、メツセ
ージで得た起動モードおよび編集モード2210および
2220に設定する。
続いて、ステップ2404で、処理に必要なテーブル類
を初期化する。この時、メツセージで得た文書マネジャ
2000aのタスク番号を2270に設定し、拡大率2
272に等倍表示を、枠表示2273に枠表示ありを、
2274の編集頁番号1に第1頁を設定する。ステップ
2405で、文書構成データ2120用の共有メモリを
獲得し、ステップ2406で、ウィンドウをオープンし
て、ステップ2407で、メニューバー600を表示す
る。
ステップ2408では、ウィンドウ管理タスク1910
bに対して、ガイダンス領域210、スケール表示領域
220、頁表示領域230を設定する。
頁表示領域230の設定では、ウィンドウ内の物理的な
位置/大きさと、用紙上のデータの論理的な位置/大き
さとの対応を取るため、領域の物理起点座標(画面上の
領域の左上隅座標)と、論理起点座標(物理起点座標に
対応する用紙上の座標)および座標変換率とを設定する
。これにより、座標入力処理においては、ウィンドウ管
理タスク1910bが座標変換を行い、文書マネジャ2
000aは、用紙上の論理座標をウィンドウ管理191
0bから受は取ることになる。
最後に、ステップ2409で、頁表示領域に用紙枠を表
示して、初期処理を終了する。
〔C〕新規作成開始処理 新規作成開始処理では、ステップ2501で、新規文書
に対応するディレクトリ2100を生成し、ステップ2
502で、文書構成データ2120の初期化処理を行う
。この時、頁管理テーブル2240のポインタ2241
などには、全て空記号が設定される。
続いて、ステップ2503で、ディレクトリ2100の
下に、文書構成データ2120用のファイルを生成し、
ステップ2504で、初期化した文書構成データ212
0を、生成したファイルに書き込み、処理を終了する。
(D)レイアウト表示処理 レイアウト表示処理では、ステップ3201で、文書マ
ネジャサブタスク2000bを生成し、ステップ32o
2で、メツセージを生成する。メツセージ種別2202
には、タスク起動を設定し、メツセージ情報2203に
は、文書構成データ2120用にに獲得された共有メモ
リの番号2271、レイアウトを表示する頁表示領域の
番号と頁番号2274、頁表示領域の基点物理座標、起
点論理座標、領域サイズを設定する。
ステップ3203〜ステツプ3205で、文書マネジャ
サブタスク2000bを起動し、ウィンドウ権を文書マ
ネジャサブタスク2000bに委譲して、ステップ32
02で生成したメツセージを文書マネジャサブタスク2
000bに送信する。
続いて、ステップ3206で、文書マネジャサブタスク
2000bからのメツセージの受信処理を行い、ステッ
プ3207で待ち状態となる。この時、文書マネジャサ
ブタスク2000bが動作を開始する。
メツセージを受信すると、ステップ3208で、文書マ
ネジャサブタスク2000bを削除して、処理を終了す
る。
[E)枠表示処理 枠表示処理では、まず、ステップ3501’で、プルダ
ウンメニュー601eで、指示された項目620と、枠
表示の有無2273とを比較し、等しければ、処理を終
了する。等しくなければ、ステップ3502’で、22
73の内容を指示された内容に書換え、ステップ350
3’で、頁表示領域230の内容を消去し、改めて用紙
枠を表示する。最後に、ステップ3200で、レイアウ
ト表示を行い、処理を終了する。
〔F〕拡大率変更/再表示処理 拡大率変更処理では、まず、ステップ34o2で、拡大
率2272を指定された値に変更し、ウィンドウ管理タ
スク1910bに対して、拡大率に対応した座標変換率
を設定する。続いて、ステップ3403で、頁表示領域
230を消去し、用紙枠を表示して、ステップ3200
で、頁番号2274で示される頁に対して、レイアウト
表示処理を行う。2頁表示時には、頁番号2275で示
される頁に対して、再び、ステップ3200で、レイア
ウト表示処理を行う。
[G)タスク起動処理 タスク起動処理では、まず、ステップ260iで、メイ
ン処理で指示された領域に対応する編集タスクを生成す
る。ステップ2602で、本文編集タスク2010aの
起動時には、頁管理テーブル2240の表示されている
頁に対応するポイン°りが指す領域管理テーブル215
oを取得する。
その他の場合には、メイン処理から与えられた座標から
、編集対象となる領域を割り出し、対応する領域管理テ
ーブル215oを取得する。
領域管理テーブル2150が存在しない場合には、ステ
ップ2604で、領域管理テーブル2150を生成する
。領域管理テーブル2150が存在しない場合は、本文
編集タスク2010a起動時に限られるので、領域左上
隅X座標2153、領域左上隅Y座標2154、領域右
下隅X座標2155、領域右下隅Y座標2156は、用
紙の予め定められた余白値から計算される。ファイル名
称2157には、今まで生成されたファイルの名称と異
なる名称が設定され、データ種別2158には、本文が
設定される。書式データ2170が生成され、ポインタ
2160には、書式データ2170の所在が格納される
。2161には、空記号が格納される。ステップ260
5では、編集データ2110用のファイルが生成され、
本文編集用に2つの共有メモリが獲得される。
領域管理テーブル2150が存在する場合には、ステッ
プ2606で、ポインタ2161を調べ、空記号であれ
ば、編集データ2110用の共有メモリを獲得し、領域
の更新であれば、獲得した共有メモリの1つに、編集デ
ータファイルから該当する編集データ2110を読み出
す。空記号でなければ、既に、編集データ2110が読
み出されているので、ステップ26o7の処理は行わな
い。
本文編集タスク2010a起動時には、ステップ260
9で、本文生成用データ213oを、もう1つの共有メ
モリに生成する。ここで、排他領域管理テーブル225
0には、排他属性が指定された領域の左上座標および右
下座標が設定される。
サイズ変更/移動処理(後述)以外から本処理が呼ばれ
た場合には、ステップ2610で、ウィンドウ管理タス
ク1910bに対して、編集領域(第2図の240.2
50.260など)の基点物理座標、物理サイズ、基点
論理座標、座標変換率を設定する。続いて、ステップ2
611で、第1表の編集タスク起動時のメツセージを生
成する。
領域X (Y)方向サイズは、編集領域の論理座標上で
の大きさである。起動種別には、新規/更新の区別の他
に、確定処理(〔M〕のサイズ変更/移動処理から本処
理が呼ばれた場合)の区別を格納する。また、編集対象
となる領域に他の領域が重なっているか否かをメツセー
ジに設定する。
ステップ2612で、編集タスクを起動し、レイアウト
編集モードで、かつ、確定処理でない場合は、ステップ
2614で、起動したタスクにウィンドウ権を委譲する
。ステップ2615で、メツセージを送信する。最後に
、ステップ2616で、編集タスク管理テーブル223
0の空きレコード2231を獲得し、編集タスク番号2
232、共有メモリ番号2232および2234、編集
モード2235を設定する。
編集モード2235は、編集モード2220と同じ値が
設定されるが、2603で編集中であると判定された場
合には、それに加え、複数編集状態が設定される。また
、この時、新しく起動したタスクの番号を2246に、
レコードの所在を2247に設定する。編集中でなかっ
た場合には、編集モード2220に加え、単独編集中が
設定される。ポインタ2236には、対応する領域管理
テーブル2150の所在、該領域管理テーブル2150
のポインタ2161には、獲得したレコードの所在が設
定される。
[H)編集タスク終了処理 編集タスク終了処理は、まず、ステップ3451で、受
信したメツセージから、メツセージを送信したタスクの
番号を求め、該タスクに対応する、編集タスク管理テー
ブル2230のレコード2231を取得する。
続いて、ステップ3452で、該タスクを削除し、ステ
ップ3453で、共有メモリ番号2232で示される共
有メモリの編集データを、ポインタ2236が示す領域
管理テーブル2150のファイル名称2157のファイ
ルに書き込む。その後、ステップ3200で、レイアウ
トを表示し、ステップ3454で、共有メモリを開放し
、ステップ3455で、編集タスク管理テーブル223
0から、レコード2231を削除して、ステップ345
6で、メニュー600を表示し、処理を終了する。
〔13頁数変更処理 頁数変更処理では、まず、ステップ3301で、メツセ
ージで通知された変更後の頁数と、頁数2230′とを
比較し、後者が大きければ、ステップ3302以降の処
理を行い、前者が大きければ、ステップ3306以降の
処理を行う。
ステップ33o2以降の処理では、ステップ3303か
らステップ330の処理で、頁数(2230’)+1頁
凹から、変更後の真数まで、頁管理テーブル2240の
対応するポインタ2241などに、空記号を設定する。
その後、ステップ3310で、頁数2230 ’の値を
更新する。
ステップ33o2以降の処理では、ステップ3306か
らステップ3395の処理で、増加した頁の数だけ、本
文編集領域の領域管理テーブル2150を作成し、頁管
理テーブル2240の対応するポインタ2241などに
、作成した領域管理テーブル2150の所在を設定し、
その後、ステップ3310で、頁数2230’の値を更
新する。
領域管理テーブル2150の内容は、変更前の最終頁の
ものと同じ値にする。
〔J〕メツセージ対応処理 メツセージ対応処理では、まず、ステップ3010で、
メツセージ種別2202を判定し、メツセージ種別に対
応する処理を行う。
文書編集終了の場合は、本処理では、何も処理を行わず
、終了する。
指定頁表示の場合には、ステップ3001で、編集頁番
号2274をメツセージで与えられた真数に更新し、該
当する頁に対して、頁表示領域230、本文編集領域2
40の起点物理座標、サイズ起点論理座標を、ウィンド
ウ管理タスク1910bに通知する。この時、メツセー
ジの表示モードを参照し、頁の先頭から表示するか、末
尾を表示するかを決定し、それによって、起点論理座標
をどのような値にするかを計算する。続いて、ステップ
3002で、頁表示領域を消去し、用紙枠を表示して、
ステップ3200で、レイアウト表示を行う。ステップ
3005で、メツセージを生成する。この時、メツセー
ジ種別2202に終了通知を設定し、情報2203に、
新しく設定した、本文編集領域240の起点物理座標、
起点論理座標、論理座標上での領域サイズをメツセージ
に設定する。ステップ3006で、メツセージを発行し
たタスクにウィンドウ権を委譲し、ステップ3007で
、該タスクに、メツセージを送信して、処理を終了する
メツセージ種別が拡大率変更または再表示の場合には、
ステップ3400で、拡大率変更/再表示処理を行う。
続いて、ステップ3013で、拡大率変更処理の場合に
は、拡大率および、座標変換率の変更に伴う、論理座標
上の領域サイズをメツセージに設定する。再表示処理の
場合には、座標やサイズの設定を行う必要はない。メツ
セージ種別2202には、処理終了を設定する。ステッ
プ3014で、編集タスクにウィンドウ権を委譲し、ス
テップ3015で、編集タスクにメツセージを送信して
処理を終了する。
メツセージ種別が印刷/登録の場合には、ステップ3o
11で、メツセージ種別2202を判定して、前述した
印刷処理か登録処理を行い、ステップ30o8で、メツ
セージを作成する。メツセージ作成では、終了通知をメ
ツセージ種別2202に設定するだけである。ステップ
3009で、編集タスクにウィンドウ権を委譲し、ステ
ップ3012で、メツセージを送信する。
メツセージ種別が頁更新の場合には、ステップ3300
で、頁更新処理を行い、ステップ3008で、メツセー
ジを生成して、ステップ3012で、生成したメツセー
ジを編集タスクに通知する。
この場合も、終了通知をメツセージ種別2202に設定
するするだけである。
メツセージ種別がサイズ変更/移動の場合には、ステッ
プ2800で、後述するサイズ変更/移動処理を行い、
ステップ3008で、メツセージを生成し、ステップ3
0o9で、ウィンドウ権を編集タスクに委譲して、ステ
ップ3012で、生成したメツセージを編集タスクに通
知する。メツセージ生成では、終了通知をメツセージ種
別2202に設定し、情報2203に物理基点座標、サ
イズ、論理基点座標を設定する。
メツセージ種別がスクロール、連続頁表示、編集終了処
理の場合には、それぞれ、ステップ3500、ステップ
3600、ステップ34 Cooで、対応する処理を行
い処理を終了する。
(K)スクロール処理 スクロール処理では、まず、ステップ3501で、受信
したメツセージのXおよびY方向の移動量より、スクロ
ール後の編集タスクの起点論理座標を計算し、ウィンド
管理タスク1910bに通知する。続いて、ステップ5
502で、頁表示領域230のイメージをスクロール量
に従って移動し、ステップ3503で、スクロールによ
り不要となった範囲を消去し、消去した範囲の用紙枠2
21を表示する。次に、ステップ3200で、レイアウ
ト表示処理を行い、ステップ35o4で、メツセージを
作成する。メツセージ種別2202に終了通知を設定し
、メツセージ情報2203には、起点論理座標と論理座
標上の領域サイズを設定する。ステップ35o5で、ウ
ィンドウ権を編集タスクに委譲し、ステップ3506で
、編集タスクにメツセージを送信して処理を終了する。
[L]連続頁表示処理 連続頁表示処理では、まず、ステップ3601で、メツ
セージで与えられた頁を表示するための領域を設定する
。第12図に示すように、横書き時は頁表示領域230
の上半分に、縦書き時は頁表示領域230の右半分に先
頭頁を表示する。そのために、頁表示領域230と本文
編集領域240の起点論理座標、基点物理座標、領域サ
イズを決定し、ウィンドウ管理タスク1910bに通知
する。頁表示領域230を消去し、先頭頁の用紙枠21
1を表示する。続いて、ステップ3200で、レイアウ
ト表示処理を行う。その後、ステップ3602で、編集
タスクに送信するメツセージ種別2202に終了通知を
、メツセージ情報2203に、先頭頁の本文編集領域の
領域番号、起点物理座標、起点論理座標、領域サイズを
設定する。
ステップ3603では、第12図に示すように、横書き
時は頁表示領域の下半分に、縦書き時は、頁表示領域の
左半分に、次の頁を表示するために、頁表示領域、本文
編集領域の起点論理座標、基点物理座標、領域サイズを
決定し、ウィンドウ管理1910bに通知し、次頁の用
紙枠を表示する。
ステップ3604で、編集頁番号2244および224
5に先頭頁およびその次の頁番号を設定し、ステップ3
200で、レイアウト表示処理を行う。
ステップ3605で、メツセージ情報2203に、次頁
の本文編集領域の領域番号、起点物理座標、起点論理座
標、領域サイズを設定する。ステップ3606で、編集
タスクにウィンドウ権を委譲し、ステップ3607で、
編集タスクにメツセージを送信して、処理を終了する。
[M]サイズ変更/移動処理 サイズ変更/移動処理では、まず、ステップ2801の
入力処理で、領域のサイズ変更/移動後の領域の位置(
左上隅座標および右下隅座標)を入力する。ステップ2
8o2で、入力結果の座標を、領域管理テーブル251
0の2153から2156に設定する。メツセージ対応
処理から本処理が呼ばれた場合には、メツセージで通知
された編集タスクの番号から、該編集タスクに対応する
管理テーブル2510を取得し、メイン処理から呼ばれ
た場合には、メイン処理のステップ2308の領域判定
処理で、変更すべき領域管理テーブル2510が取得さ
れる。
ステップ2600で、本文編集タスクを確定処理モード
で起動し、ステップ2804で、メツセージの受信処理
を行って、ステップ2805で、メツセージの受信待ち
となる。メツセージを受信すると、ステップ2806で
、メツセージのタスク番号が2246に登録されている
かどうかをチエツクし、登録されていなければ、ステッ
プ3450で、編集タスク終了処理を行って、処理を終
了する。
登録されていれば、ステップ2807で、データ確定処
理を行った編集タスクを削除し、ステップ3200で、
レイアウト表示処理を行う。そして、ステップ2808
で、メツセージのタスク番号から、編集タスク管理テー
ブル2230のレコード2231を取得し、編集モード
を単独処理に変更して、処理を終了する。
(N)終了処理 終了処理では、編集タスク管理テーブル2230に登録
されている全てのレコード2231について、ステップ
3102からステップ3105の処理を行う。
まず、ステップ3102で、登録されているタスク番号
2232を持つタスクをアボードし、削除する。そして
、ステップ3103で、共有メモリ番号2233の編集
データを、ファイル名称が、ポインタ2236が指し示
す領域管理テーブル2150の2157で与えられるフ
ァイルに格納し、ステップ3104で、共有メモリを解
放する。ステップ31o5で、レコード2231を削除
する。
全てのレコード2231について、ステップ3102か
らステップ3105の処理が終了すると、ステップ31
06で、文書構成データ212oをファイルに格納し、
ステップ3107で、文書構成データ2120用の共有
メモリを解放し、ステップ31o8で、初期表示タスク
1903に終了メツセージを送信して、処理を終了する
以上が文書マネジャ2000aの処理である。
次に、文書マネジャサブ2000bの処理について説明
する。
第22図は文書マネジャサブ2000bの処理の流れを
示す図である。
文書マネジャサブ2000bは、まず、ステップ37o
1で、文書マネジャ2000aからのメツセージを受信
し、メツセージの共有メモリ番号1で与えられた共有メ
モリに存在する表示すべき頁の頁管理テーブル2240
のポインタから、該頁の領域管理テーブル2150をた
どり、全ての領域について、ステップ3703からステ
ップ3716の処理を行い、ステップ3717およびス
テップ3718で、文書マネジャ2000aにウィンド
ウ権を委譲し、メツセージを送信して、処理を終了する
ステップ3703では、頁領域管理テーブル2150の
ポインタ2161を調べ、空であれば、ステップ370
4で、共有メモリを獲得し、ステップ3705で、領域
管理テーブル2150のファイル名称2157により示
される編集データ用ファイル2210から編集データを
読み出す。
ステップ3706で、領域管理テーブル2150のデー
タ種別2158に対応するレイアウト表示タスク202
0を生成する。ステップ3707では、表示領域座標2
153〜2156と、メツセージで通知された、頁表示
領域の起点物理座標、起点論理座標、領域サイズから、
表示すべき領域の起点物理座標、起点論理座標、領域サ
イズを計算し、ウィンドウ管理タスク1910bに通知
して、第2表のメツセージを生成する。続いて、ステッ
プ3708で、レイアウト表示タスク2020を起動し
、ステップ3709で、該タスクにウィンドウ権を委譲
し、ステップ3710で、メツセージを送信する。ステ
ップ3711で、メツセージ受信処理を行い、ステップ
3712で、レイアウト表示タスク2020からのメツ
セージ受信待ちとなり、レイアウト表示タスク202o
が処理を開始する。レイアウト表示タスク2020かも
のメツセージを受信すると、ステップ3704で、共有
メモリを獲得した場合には、ステップ3713で、該共
有メモリを解放する。そして、ステップ3714で、レ
イアウト編集タスク2020を削除し、ステップ371
5で、枠表示の有無2273をチエツクし、領域枠表示
が必要であれば、ステップ3716で表示する。
編集タスク管理テーブル223oの編集モード2235
が、レイアウト編集になっているレコード2231に対
応する領域に対しては、ステップ3703〜ステツプ3
716の処理は行わない。
第2表の共有メモリ番号は、ステップ3704で、獲得
したものか、編集タスク管理テーブル2230の共有メ
モリ番号2233の値が設定される。領域番号は、ステ
ップ37o7でウィンドウ管理タスク1910bに通知
した領域のものであ°る。
レイアウト表示タスク2020は、受信したメツセージ
の共有メモリ番号で示されるメモリ上にある編集データ
を、メツセージで与えられた表示領域に表示し、表示終
了後、文書マネジャサブタスク2000bにウィンドウ
権を委譲し、終了メツセージを送信して、処理を終了す
る。
次に、本文編集タスク2010aの処理について説明す
る。
まず、第23図および第24図により、本文編集の制御
データについて説明する。
第23図は本文データ2110aを示す図である。本文
データ2110aは、頁数5000、頁単位の頁制御テ
ーブル5100、文字コードテーブル5400からなる
頁制御テーブル5100は、段管理テーブル5200と
行管理テーブル5300とからなる。段管理テーブル5
200は、頁に含まれる段の数5201、各段毎に含ま
れる行の行数5202、行間5203、段の先頭行の行
管理テーブル5300へのポインタ5204を持つ。行
管理テーブル5300は、各行ごとの行情報からなり、
行情報は、文字サイズ5301、文字間5302、行先
頭の文字コードへのポインタ5303からなる。
文字コードテーブル5400は、文字コードと文字属性
とを格納するテーブルである。
第24図は本文の制御データを示す図である。
制御データは、現在表示している員数を格納する表示頁
数5501、現在の表示拡大率5502、レイアウト編
集か個別編集かを区別する編集モード5503、表示中
の頁の論理座標を保持する表示領域管理テーブル550
0、段の行座標を保持する行座標テーブル5600があ
る。
表示管理テーブル5500は、表示頁ごとに存在し、頁
番号5520、ウィンドウ管理タスク1910bに設定
した表示領域の番号5521、頁の段数5522、横/
縦書きの区別5523、段座標管理テーブル5510か
らなる。
段座標管理テーブル5510は、各段の段左上隅論理X
座標5511、段の段左上隅論理Y座標5512、段右
下隅論理X座標5513、股布下隅論理Y座標5513
を保持する。
次に、本文編集タスク2010aの処理の流れについて
、第25図により説明する。
本実施例においては、レイアウト編集モードでの処理を
中心に記載してあり、特に、 〔C〕〜[I)の各処理
については、レイアウト編集モード時の処理だけを取り
出して記述しである。レイアウト編集モードと個別編集
モードで処理が異なる場合は、編集モード5503によ
り、どちらの処理を行うかを決定する。以下、第25図
[A)〜(Klの処理について説明する。
〔A〕メイン処理 本文編集タスク2010aは、起動されると、まず、ス
テップ3900で、初期処理を行い、ステップ3801
で、入力待ちとなる。ステップ3802で、入力の判定
処理を行い、その結果によって、スクロール処理、座標
変換処理、再表示処理、印刷/登録処理やその他の処理
を行う。
スクロールキーが入力されたときには、ステップ410
0で、スクロール処理を行い、ステップ3801に戻っ
て、入力待ちとなる。
入力が本文の表示領域240または頁表示領域230の
座標であり、かつ、レイアウト編集モードのときには、
ステップ4000で、座標変換処理を行い、その結果に
よって、ステップ3803で、ステップ4600の終了
処理を行うか、ステップ3801の入力処理に戻って、
処理を続行するかを判断する。
プルダウンメニュー701aの項目713(レイアウト
編集)か項目716(文書編集終了)が入力された場合
、または、終了ボックス201が指示された場合には、
ステップ4600で、終了処理を行い、本文の編集処理
を終了する。
前頁/次頁キーが押下げられた場合、または、プルダウ
ンメニュー701bの項目714(再表示)か項目71
5(画面分割)が指示された場合には、ステップ430
0で、再表示などの処理を行い、ステップ3801に戻
って、入力処理を行う。
プルダウンメニュー701aの項目611 (印刷)か
項目612(登録)が指示された場合は、ステップ44
00で、印刷/登録処理を行い、ステップ38o1に戻
る。
その他の処理の場合は、入力に応じた編集処理を行い、
ステップ4550で、編集の結果真数に変更が有れば、
頁数変更処理を行い、ステップ4500で、編集結果を
表示して、ステップ3801に戻って、新たな入力処理
を行う。
CB)初期処理 初期処理では、本文編集タスク2010aは、起動され
ると、まず、ステップ3901で、文書マネシャからの
メツセージを受信する。ステップ3902で、メツセー
ジの起動種別を判定し、確定モードであれば、ステップ
4800で、確定処理を行う。確定処理では、終了メツ
セージを送信し、本文編集タスク2010aの処理は、
その時点で終了する。
レイアウト編集モードであれば、ステップ3904で、
表示管理テーブル5500aを生成する。
まず、共有メモリ2に置かれた本文生成用データ213
0の第1頁の書式データ2260から、段数2265お
よび横/縦書きの区別2267を読出し、それぞれ、5
522および5523に設定する。次に、余白2261
〜2264および段間2266より、各段の左上隅座標
および右下隅の論理座標を計算する。計算した結果と受
信したメツセージの起点論理座標とでサイズを比較し、
実際に各段が表示される範囲を計算し、その領域の左上
隅座標および右下隅の論理座標を求め、5511〜55
14に設定する。頁番号5520には、1を、領域番号
5521には、メツセージで得た編集領域番号を設定す
る。また、表示管理テーブル5500bには、頁番号5
52o、領域番号5521に、空記号を設定する。
個別編集モード時には、ステップ3903で、本文編集
ウィンドウ400をオープンし、ステップ3905で、
ウィンドウ管理タスク1910bに対して、ガイダンス
領域410、スケール表示領域420、本文編集領域4
25を設定する。本文編集領域425は、論理座標とし
て、行桁座標系が設定されており、本文編集領域425
でのマウスによる座標入力の結果は、行桁座標で与えら
れる。
ステップ39o6で、もう−度、起動種別を判定し、新
規文書作成のときは、ステップ39o7で、共有メモリ
1に本文データを生成し、初期化する。本文データの初
期化では、頁制御テーブル5100の段数5201に、
本文生成用データ2130の第1頁の書式データ226
oの段数2265を設定し、行数5202、行間52Q
3、文字サイズ53o1、文字間5302には、予め定
められた標準値を設定し、ポインタ5204および53
03には、空記号を設定する。
ステップ3908のメニューデータの初期化処理におい
ては、レイアウト編集モード時は、プルダウンメニュー
701bの項目715(画面分割)を、個別編集モード
時は、プルダウンメニュー701bの項目714(再表
示)および619(拡大率)とプルダウンメニュー70
1aの項目713(レイアウト編集)とを無効項目とし
て、入力制御タスク1910aに登録する。入力制御タ
スク1910aでは、ユーザが無効項目として登録され
た項目を指示できないよう制御する。ステップ3910
で、メニューバー700を表示し、ステップ4200で
、本文データ表示処理を行い、初期処理を終了する。
〔C〕座標変換処理 座標変換処理では、レイアウト編集モード時は、本文編
集領域240および頁表示領域230のマウスの座標入
力は、論理座標系の(x、y)座標なので、本処理で、
この値を行桁座標系に変換する。
まず、ステップ4001で、本文編集領域240内かど
うかを判定し、本文編集領域240内でなければ、(す
なわち、頁表示領域23’O)、処理を終了する。本文
編集領域240内であれば、ステップ4002で、排他
領域内かどうかをチエツクする。このチエツクは、以下
のようにして行う。
表示管理テーブル55oOの領域番号と、入力された本
文の領域を比較し、一致した表示管理テーブル5500
の領域番号5520を取得する。
本文生成用データ2130の取得した頁内にある排他領
域管理テーブル2250の座標2251〜2255と入
力した座標とを比較し、排他領域かどうかを判定する。
排他領域でなければ、ステップ4o03で、行桁座標に
変換する。変換の方法は以下の通りである。
まず、入力した座標と、表示管理テーブル5550の段
座標管理テーブル5510とを比較し、どの段に含まれ
るかを判定する。頁番号および段番号により、本文デー
タの頁制御テーブル5100から該当する段の行間52
03を求め、入力座標および行間5203より何行目か
を計算し、文字サイズ5301、文字間5302および
入力座標により何桁目かを計算する。
なお、ステップ4001またはステップ4002の判定
により処理を終了した場合には、メイン処理[A〕のス
テップ3803とステップ4600では、領域切替えに
よる終了処理と判断される。
(D)印刷登録処理 印刷登録処理では、まず、ステップ4301で、第3表
の印刷などのメツセージを生成する。メツセージ種別2
202は、印刷/登録の区別を表す。
ステップ4302〜ステツプ4305で、ウィンドウ権
を文書マネジャ2000aに委譲し、メツセージを送信
して、文書マネジャからのメツセージ受信待ちとなる。
メツセージを受信すると、処理を終了する。
〔E〕再表示、前頁/次頁、拡大率変更処理拡大率変更
処理の場合は、ステップ4301で、指示された拡大率
と、表示拡大率とを比較し、等しければ、処理を終了す
る。ステップ4302では、以下の処理を行う。
再表示および拡大率変更の場合には、それぞれ、第3表
の再表示および拡大率変更のメツセージを生成する。前
頁/次頁キーの入力により本処理が呼ばれた場合には、
カーソルが存在する頁に対して、前頁/次頁の頁数を計
算し、メツセージの頁番号に設定する。この時、表示モ
ードには、頁先頭からを設定する。他の処理から本処理
が呼ばれた場合には、他の処理から指定された頁数およ
び表示モードを、メツセージに設定する。
ステップ4303〜ステツプ430で、文書マネジャ2
000aにウィンドウ権を委譲し、メツセージを送信し
て、文書マネジャ2000aからのメツセージを受信待
ちとなる。メツセージを受信すると、再表示以外なら、
ステップ4308で、表示管理テーブル5500を変更
する。変更の方法は、初期処理で述べた生成処理と、は
ぼ同じである。頁は、メツセージに設定した頁、または
、本処理以前に設定されていた頁と同じである。その後
、ステップ4200で、本文データ表示処理を行い、処
理を終了する。
CF]スクロール処理 スクロール処理では、まず、ステップ4101で、表示
頁数5501をチエツクし、2頁表示している場合には
、ステップ4300で、指定頁の表示処理を行う。この
時、設定する頁番号および、表示モードは以下の通りで
ある。
カーソルが前頁に表示されており、かつ、上スクロール
キー(縦書き時は右スクロールキー)が押された場合は
、頁番号に、後頁の頁番号を設定し、表示モードに、頁
の先頭を設定する。下スクロールキー(縦書き時は左ス
クロールキー)または横スクロールキーが押された場合
には、頁番号に、前頁の頁番号を設定し、表示モードに
、頁の末尾を設定する。
また、カーソルが後頁に表示されており、かつ、上スク
ロールキー(縦書き時は右スクロールキー)または横ス
クロールキーが押された場合は、頁番号に、後頁の頁番
号を設定し、表示モードに、頁の先頭を設定する。上ス
クロールキー(縦書き時は右スクロールキー)が押され
た場合には、頁番号に、前頁の頁番号を設定し、表示モ
ードに、頁の末尾を設定する。
次に、ステップ4102で、スクロール量を計算する。
計算方法は以下の通りである。
まず、スクロールキーが押された場合の移動量について
説明する。上スクロール(縦書き時は右スクロール)の
場合、表示管理テーブル5500から、カーソルが表示
されている段の右下隅Y座標より下にあり、全く表示さ
れていない行で最も上にある行(縦書き時は、左上隅X
座標より左にあり、全く表示されていない行で最も右に
ある行)を完全に表示するための移動量を求める。下ス
クロール(縦書き時は左スクロール)の場合、表示管理
テーブル5500から、カーソルが表示されている段の
左上隅Y座標より上にあり、全く表示されていない行で
最も下にある行(縦書き時は、右下隅X座標より右にあ
り、全く表示されていない行で最も左にある行)を完全
に表示するための移動量を求める。
次に編集結果表示処理から本処理が呼ばれた場合の移動
量について述べる。この場合は、表示先頭行が表示範囲
の先頭に表示されるよう、スクロールの向きおよび量を
決定する。もし、2頁表示中であれば、ステップ410
1の判定により、ステップ4300の処理を行うが、指
定頁を決定する際のスクロール方向も同様に決定される
この計算の過程で、次頁または前頁に表示頁を切替る必
要があることが判った場合には、第3表の連続頁表示の
メツセージを設定し、そうでない場合には、ステップ4
104で、第3表のスクロールのメツセージを生成する
連続頁表示での頁番号は、以下のように決定する。上ス
クロール(縦書き時は右スクロール)の場合は、カーソ
ルが表示された頁の頁番号を、下スクロール(縦書き時
は左スクロール)の場合には、カーソルが表示された頁
の前頁の頁番号を設定する。
ステップ4106〜ステツプ4109で、文書マネジャ
2000aにウィンドウ権を委譲し、メツセージを送信
して、文書マネジャ2000aからのメツセージ受信待
ちとなる。メツセージを受信すると、ステップ4110
で1表示管理テーブル5500を更新し、ステップ42
00で、本文データを表示し、処理を終了する。連続頁
表示のメツセージを送信した場合には、メツセージで指
定した頁およびその次頁に関して、表示管理テーブル5
500aおよび5500bを生成し、スクロールのメツ
セージを送信した場合には、以前から表示していた頁に
関して、表示管理テーブル5500を生成する。
[G]編集結果表示処理 編集結果表示処理では、表示先頭行が、表示管理テーブ
ル5500の段管理テーブル5510で示される範囲内
であれば、ステップ4700の指定行表示処理を行い、
処理を終了する。
そうでなければ、ステップ4502で、同一頁かどうか
を判定して、同一頁ならば、ステップ4100で、スク
ロール処理を行い、処理を終了する。
ステップ4503では、表示管理テーブル55oOから
表示状態を判定し、2頁表示で、かつ、表示先頭行が、
次頁の先頭か前頁の末尾行の場合は、ステップ45o4
で、連続表示頁のメツセージを生成する。前者の場合、
メツセージの頁番号には、処理の前まで表示されていた
頁の頁番号を設定し、後者の場合は、処理の前まで表示
されていた頁の前頁の頁番号を設定する。その他の場合
には、表示先頭行が表示される頁を指定して、指定頁表
示のメツセージを生成する。この場合、表示先頭行が頁
の末尾側に有れば、表示モードを頁末尾に設定し、先頭
側に有れば、表示モードを頁先頭に設定する。
本実施例では、指定頁表示では、頁の先頭から表示する
か末尾から表示するかしか指定できないが、頁の任意の
位置から表示できるようにすることは簡単であり、そう
することにより、必ず表示先頭行を表示することができ
るようになる。
ステップ4505〜ステツプ4509て、文書マネジャ
2000aにウィンドウ権を委譲し、メツセージを送信
して、文書マネジャ2000aからのメツセージ受信待
ちとなる。メツセージを受信すると、ステップ4510
で、表示管理テーブル5500を更新し、ステップ47
00の指定頁表示処理を行い、処理を終了する。
〔H〕本文データ表示処理 初期処理から本処理が呼ばれた場合には、ステップ42
01て、受信したメツセージの重なり領域の有無を判定
し、重なり領域が無ければ、処理を終了する。
ステップ4202では、表示管理テーブル5500から
表示範囲(表示先頭行および表示終了行)を計算し、ス
テップ4700で、指定頁表示を行い、処理を終了する
[I)指定頁表示処理 指定された表示先頭行から表示終了行までを含む段を、
本文データから求め、その全ての段について、ステップ
4601からステップ46o3まての処理を行う。
ステップ4601では、段に含まれる行の行座標を、頁
管理テーブル5500を参照して計算し、行座標テーブ
ル5600に設定する。ステップ4602およびステッ
プ46o3で、行座標を計算した段に含まれる表示対象
行を、行座標テーブル5600を参照して表示する。
全ての行を表示した後、ステップ4604で、カーソル
が表示されている行の文字サイズおよび文字間隔を取得
する。そして、ステップ4605で、スケール表示領域
の起点物理座標、起点論理座標、座標変換率を、本文編
集領域240と同じ値に設定して、第9図に示したスケ
ール表示用の文字列910を作成し、ステップ4606
で、カーソルが存在する段の左上隅X座標を起点として
、文字列を表示する。
〔J〕終了処理 終了処理では、まず、ステップ4601 ’で、終了状
態に応じて、文書作成終了処理のメツセージおよび領域
編集処理のメツセージのいずれかを生成する。
個別編集モードでは、終了ボックス201が指示された
場合は、領域編集終了であり、プルダウンメニュー70
1bの項目716(文書編集終了)が指示された場合は
、文書編集終了である。
レイアウト編集モードでは、終了ボックス201が指示
された場合およびプルダウンメニュー701bの項目7
16(文書編集終了)が指示された場合は、文書編集終
了であり、項目713(レイアウト編集)が指示された
場合、座標変換処理で頁領域230か排他領域430が
指示された場合は、領域編集終了である。頁領域230
か排他領域430が指示された場合は、領域切替えモー
ドと入力した座標とをメツセージ情報2203に設定す
る。その他の場合は、編集終了モードをメツセージ種別
2202に設定する。
レイアウト編集モードの場合は、ステップ4603′で
、ウィンドウ権を文書マネジャ2000aに委譲し、個
別編集モードの場合は、ステップ4604’で、ウィン
ドウをクローズする。そして、ステップ4605’で、
文書マネジャ2000aにメツセージを送信して、処理
を終了する。
CK1頁数変更処理 頁数変更処理では、まず、ステップ4511で、編集処
理の結果、真数に変更があったかどうかを判定し、あれ
ば、ステップ4552〜ステツプ4553で、真数変更
処理のためのメツセージを文書マネジャ2000aに送
信し、文書マネジャ2000aからのメツセージ受信待
ちとなる。ステップ4554で、メツセージを受信する
と、ステップ4555で、文書構成データ2210の頁
数2230’を変更して、処理を終了する。
〔L〕確定処理 確定処理では、本文データのすべての行について、ステ
ップ4802〜ステツプ4807の処理を行う。
まず、ステップ4802で、行が占める矩形領域の行座
標を計算する。これを、yl、y2 (縦書き時はxi
、x2)とする。行の全ての文字について、ステップ4
804〜ステツプ4807の処理を行う。
ステップ4804で、その文字が占める矩形領域の桁座
標xi、x2 (縦書き時は、yl、y2)を計算する
。ステップ4805で、xi、  x2゜yl、y2で
与えられる矩形領域と、その行が存在する頁の排他領域
との重なり具合を、本文生成用データ2130の排他領
域管理テーブル2250を用いてチエツクする。重なっ
ていれば、ステップ4807で、その文字の前に空記号
を挿入する。
全ての行について、以上の処理が終了すると、ステップ
4808で、終了メツセージを生成し、ステップ480
9で、文書マネジャ2000aにメツセージを送信して
、本文編集タスク2010aの処理を終了する。
以上で、本文編集タスク2110aの処理の説明を終了
する。他の編集タスクには、本文生成用データ2130
に対応するデータを持たないものもあるが、本文編集タ
スク2110.aとほぼ同じ処理を行うと考えてよい。
ただ、領域の移動/サイズ変更は、本文編集タスク21
10a以外のタスクでしか行わない処理なので、第26
図により、領域の移動/サイズ変更処理について説明す
る。
本処理は、入力処理により、プルダウンメニュー801
aの項目811 (領域移動)が項目812(領域サイ
ズ変更)が指示された場合に行われる。
ステップ4901で、メツセージを生成する。
領域の移動/サイズ変更の区別を、メツセージ種別22
o2に設定する。ステップ4902で、ウィンドウ権を
文書マネジャ2000aに委譲し、ステップ4903で
、メツセージを送信する。メツセージを受信すると、ス
テップ4906で、受信メツセージで通知された領域に
、編集タスクのデータを表示して、領域の移動/サイズ
変更処理を終了する。
以上説明したように、本実施例によると、必要に応じて
、レイアウト編集モードおよび個別編集モードのいずれ
かを選択することができるので、編集対象や編集内容に
応じて、常に最適な編集環境を設定できるという効果が
ある。
さらに、文書更新時には、更新する文書に応じた編集モ
ードを自動的に設定するので、−度編集モードを設定す
ると、更新の度に、編集モードを設定しなければならな
いという煩わしさから解放されるという効果もある。
また、入力や編集中の状態に応じて、連続する2頁を同
時に表示したり、1頁だけを表示するといった表示状態
の切り換えを行うので、入力/編集操作の効率が荒馬的
に向上するといった効果もある。
さらに、領域の編集中に、該領域のサイズ変更や移動が
行え、また、領域を指示するだけで、編集対象を切り換
えることが出きるので、文章、図形、イメージなどが混
在した文書を、効率よく編集できるという効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、レイアウト編集モードお
よび個別編集モードのうちのどちらの編集モードで編集
するのかを、文書単位で、設定し、設定した編集モード
を記憶することができるので、文書更新時に、自動的に
最適な編集環境が設定できるという効果がある。
さらに、レイアウト編集モード時においては、編集対象
文字列の前後の文字列が、他の頁に含まれていても、必
要な複数の頁を自動的に、しかも、比較的高速に表示す
るので、レイアウト編集モード時の文字列編集/入力の
操作性が飛鵡的に向上するという効果がある。
また、テキスト領域を編集中に、テキスト領域に完全に
含まれる領域に対しても、該領域を指示するだけで、編
集対象が切り換えられ、しかも、該領域の編集中に、領
域のサイズ変更や移動を可能とするので、レイアウト編
集作業の効率が著しく向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における操作体系を示す説明
図、第2図はレイアウト編集ウィンドウを示す説明図、
第6〜第8図はメニューおよびプルダウンメニューの一
例を示す説明図、第9図はスケール表示のための文字列
の列を示す説明図、第10図はスクロールの説明図、第
11図は連続頁の表示列を示す説明図、第12図は頁表
示状態の遷移を示す説明図、第13図は領域の移動処理
を示す説明図、第14図および第15図は本発明の一実
施例におけるハードウェア構成図およびソフトウェア構
成図、第16図および第17図は文書編集タスクのプロ
グラム構成図と文書データの構成図、第18図はメツセ
ージの構造を示す説明図、第19図は初期表示タスクの
処理の流れ図、第2o図は文書構成データ、本文生成用
データおよび編集タスク管理テーブルの構造図、第21
図は文書マネジャの処理の流れ図、第22図は文書マネ
ジャサブタスクの処理の流れ図、第23図は本文データ
の構造図、第24図は表示制御データの構造図、第25
図および第26図・は本文編集タスクとその他の領域編
集タスクの処理の流れ図である。  200・・・レイ
アウト編集ウィンドウ、240・・・本文領域、260
・・図形領域、400・・・本文編集ウィンドウ、50
0・・・図形編集ウィンドウ、600.70o、soo
・・・メニューバー 1800−・ホストCPU、l 
801−・・サブCPU、1802・・主メモリ、18
o3・・・共有メモリ、1804・・・ハードディスク
、1805・・・辞書ROM、1806・・・フロッピ
ディスク、1807・・・LPコントローラ、18o8
・・・レーザプリンタ、1809グラフイツクプロセツ
サ、181o・・・CRT、1811・・・CGROM
、1812・・・VRAM、1813.1814.18
15・・・バス、1816・・・キーボード、1817
・・・マウス、190o・・・文書編集タスク、190
1・・・文書印刷タスク、1902・・・帳票タスク、
1903・・・初期表示タスク、1910a・・・入力
制御タスク、1910b・・・ウィンドウ管理タスク、
1910c・・表示制御タスク、1910d・・・印刷
制御タスク、1910e・・・ファイル管理タスク、1
920・・・基本O8,193Q・・・ドライバ群、2
000a・・・文書マネジャ、2゜OOb・・・文書マ
ネジャサブタスク、2010a・・・本文編集タスク、
2020・・・レイアウト表示タスク、2200・・・
メツセージ、2110a・・・本文データ、2120・
・・文書構成データ、2130・・・本文生成用データ
、2150・・・領域管理テーブル、217o・・・書
式データ、2190・・・頁管理テーブル、2230・
・・編集タスク管理データ、2240・・・頁管理テー
ブル、225o・・・排他領域管理テーブル、5100
・・・頁制御テーブル、5200・・・段管理テーブル
、5300・・・行管理テーブル、540o・・・文字
コードテーブル、5500・・・表示管理テーブル、5
510・・・段座標管理テーブル、5600・・・行座
標テーブル。 纂 図 to      、310 稟 10 一^亭LL7ヒ。 図 算 // 図 纂 I2 閏 稟 ノア 図 集 4 図 纂 8 図 稟19 図 〔A] 集 20 図 (八) 纂20 図 fB) 稟21 CB) 稟Z1 図(C) 島 1 図 (r−) 稟 I 図 (2)) 纂 1 図(V:) [N] #3 嵩 22 図 稟 4 図 纂 3 図 嵩 5 図 (A) 察 25 図([3) 稟 5 関 (○) 秦 5 図(C) 嶌 5 図(E)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1頁以上の頁の印刷イメージを同時に表示する手段
    と、上記表示手段により表示された頁の印刷イメージ上
    で編集を行う手段と、上記表示手段により表示された真
    の印刷イメージの表示状態を管理する手段と、表示すべ
    き行に基づいて、上記管理手段が管理する表示状態を更
    新する手段とを有し、 上記表示手段は、上記更新手段により更新された表示状
    態で表示することを特徴とする文書作成装置。 2、上記管理手段は、1頁の印刷イメージだけが表示さ
    れており、かつ、その末尾行が表示されている表示状態
    と、2頁の印刷イメージが同時に表示されており、かつ
    、一方の頁の末尾行ともう一方の頁の先頭行とが表示さ
    れている表示状態と、1頁の印刷イメージだけが表示さ
    れており、かつ、その先頭行が表示されている表示状態
    との3つの表示状態を、少なくとも管理することを特徴
    とする請求項1記載の文書作成装置。 3、1頁の印刷イメージだけが表示されており、かつ、
    その末尾行が表示されている表示状態Aと、2頁の印刷
    イメージが同時に表示されており、かつ、一方の頁の末
    尾行ともう一方の頁の先頭行とが表示されている表示状
    態Bと、1頁の印刷イメージだけが表示されており、か
    つ、その先頭行が表示されている表示状態Cとの3つの
    表示状態を、少なくとも有し、 入力/編集結果の表示処理又はスクロール処理を行うこ
    とにより、表示状態A、B、Cのうちのいずれかの状態
    から、表示状態A、B、Cのうちのいずれか他の状態に
    遷移することを特徴とする文書作成装置。 4、表示状態Bにおいて、カーソルが前の頁に表示され
    ている場合に、次頁の方向のスクロールキーが入力され
    たときに、表示状態Aに遷移し、前頁の方向のスクロー
    ルキーが入力されたときに、表示状態Cに遷移し、また
    、表示状態Bにおいて、カーソルが後の頁に表示されて
    いる場合に、次頁の方向のスクロールキーが入力された
    ときに、表示状態Aに遷移し、前頁の方向のスクロール
    キーが入力されたときに、表示状態Cに遷移することを
    特徴とする請求項3記載の文書作成装置。 5、表示状態Bにおいて、前頁を表示するよう指示され
    たときに、カーソルが表示されている頁の前頁を表示状
    態AまたはCで表示し、次頁を表示するよう指示された
    ときに、カーソルが表示されている頁の次頁を表示状態
    AまたはCで表示することを特徴とする請求項3記載の
    文書作成装置。 6、表示状態Aまたは表示状態Cにおいて、上スクロー
    ルキーか下スクロールキーが入力されたとき、または、
    カーソルが前頁または次頁に移動したときに、表示状態
    Bに遷移することを特徴とする請求項1記載の文書作成
    装置。 7、ある頁の印刷イメージを表示している状態から、該
    頁の前頁または次頁の印刷イメージを表示する状態に遷
    移し、かつ、遷移の過程で、2つの頁が同時に表示され
    、一方の頁の末尾行ともう一方の頁の先頭行とが同時に
    表示されている状態を通過するスクロール機能を有する
    ことを特徴とする文書作成装置。 8、上記スクロール機能により1回にスクロールする量
    は、表示されている頁または段の行間隔、並びに、表示
    されている行の文字サイズおよび文字間隔によって、可
    変であることを特徴とする請求項7記載の文書作成装置
    。 9、上方向(または下方向)のスクロールの際、スクロ
    ール後に上端(または下端)に表示される行が欠けるこ
    とがないよう、スクロール量を調整することを特徴とす
    る請求項8記載の文書作成装置。 10、左方向(または右方向)のスクロールの際、スク
    ロール後に左端(または右端)に表示される行が欠ける
    ことがないよう、スクロール量を調整することを特徴と
    する請求項8記載の文書作成装置。 11、複数の領域から構成され、該領域のそれぞれに対
    して1種類のデータを割当てた統合文書を作成する文書
    作成装置において、 頁の印刷イメージを編集可能な状態で表示するレイアウ
    ト表示手段と、上記レイアウト表示手段により表示され
    た頁の印刷イメージ上で、ある領域を編集中に、該領域
    内に関連づけられて存在する他の領域が指示されたとき
    に、該領域の編集を終了または中断する手段と、指示さ
    れた領域を編集を開始する手段とを備えたことを特徴と
    する文書作成装置。 12、上記指示された領域は、文章データが割当てられ
    た領域とは排他であることを特徴とする請求項11載の
    文書作成装置。 13、複数の領域から構成され、該領域のそれぞれに対
    して1種類のデータを割当てた統合文書を作成する文書
    作成装置において、 領域に割当てられたデータに対する編集機能に加えて、
    該編集機能により編集中の領域自体に対する編集機能を
    提供することを特徴とする文書作成装置。 14、複数の領域から構成され、該領域のそれぞれに対
    して1種類のデータを割当てた統合文書を作成する文書
    作成装置において、 頁の印刷イメージを編集可能な状態で表示するレイアウ
    ト表示手段と、上記レイアウト表示手段により表示され
    た頁の印刷イメージ上に存在する個々の領域に割当てら
    れたデータを編集する領域編集手段と、上記レイアウト
    表示手段により表示された頁の印刷イメージ上に存在す
    る領域自体を編集し、該領域の位置および大きさの情報
    を管理し、上記領域編集手段を起動するレイアウト編集
    手段とを備え、 上記領域編集手段は、文章データを編集中に、該文章デ
    ータが割当てられた領域内に関連づけられて存在する排
    他領域が指示されたことを検知すると、指示された位置
    を上記レイアウト編集手段に通知し、上記レイアウト編
    集手段は、通知された位置を含む領域を割出して、その
    領域に割当てられているデータを編集する領域編集手段
    を起動することを特徴とする文書作成装置。 15、上記領域編集手段は、上記レイアウト編集手段に
    よる編集を開始するよう指示されたことを検知すると、
    その旨を上記レイアウト編集手段に通知し、上記レイア
    ウト編集手段は、該通知を受けると、動作を開始するこ
    とを特徴とする請求項14記載の文書作成装置。 16、複数の領域から構成され、該領域のそれぞれに対
    して1種類のデータを割当てた統合文書を作成する文書
    作成装置において、 頁の印刷イメージを編集可能な状態で表示するレイアウ
    ト表示手段と、上記レイアウト表示手段により表示され
    た頁の印刷イメージ上に存在する個々の領域に割当てら
    れたデータを編集するデータを編集する領域編集手段と
    、上記レイアウト表示手段により表示された頁の印刷イ
    メージ上に存在する領域自体を編集し、該領域の位置お
    よび大きさの情報を管理し、上記領域編集手段を起動す
    るレイアウト編集手段とを備え、 上記領域編集手段は、文章データ以外のデータを編集中
    に、該データが割当てられた領域の移動やサイズ変更が
    指示されたことを検知すると、指示された内容を上記レ
    イアウト編集手段に通知し、上記レイアウト編集手段は
    、通知された内容に基づいて、該領域の大きさや位置の
    情報を変更することを特徴とする文書作成装置。 17、複数の領域から構成され、該領域のそれぞれに対
    して1種類のデータを割当てた統合文書を作成する文書
    作成装置において、 頁の印刷イメージを表示したレイアウト表示状態で編集
    する編集モードと、個々の領域を表示した個別領域表示
    状態で編集する編集モードとを有する文書作成装置であ
    って、 文書の編集中に設定されたモードを、該文書に対応して
    記憶しておき、該文書の更新処理を開始する際に、記憶
    しておいた編集モードで編集処理を開始することを特徴
    とする文書作成装置。 18、複数の領域から構成され、該領域のそれぞれに対
    して1種類のデータを割当てた統合文書を作成する文書
    作成装置において、 頁の印刷イメージを表示したレイアウト表示状態で編集
    する編集モードと、個々の領域を表示した個別領域表示
    状態で編集する編集モードと、各種編集の指示をするた
    めに表示されるメニューとを有し、 文書の編集中に設定されたモードを、該文書に対応して
    記憶しておき、該文書の更新処理を開始する際に、記憶
    しておいた編集モードに応じて、有効となるメニューの
    みを表示して、編集処理を開始することを特徴とする文
    書作成装置。
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