JP2004102455A - タッチパネル付きディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】横書きおよび縦書きのいずれにおいても、ディスプレイ上に表示された手書き文字の文章に別の文字列を挿入し、整ったきれいな文章を表示可能とするタッチパネル付きディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ディスプレイ上の「エリア設定」により挿入文の範囲を指定し、挿入エリア文字列を決定した後、決定した挿入エリア文字列を、ディスプレイ上の「挿入場所設定」により決定された挿入される文字列の挿入場所に挿入し、挿入された挿入エリア文字列以降の文章を、挿入される文字列において挿入エリアで指定された文章の長さ分をシフトして、挿入エリア文字列の後続に接続する。また、「横書き」および「縦書き」のいずれかの設定をユーザが選択できる。
【選択図】 図1
【解決手段】ディスプレイ上の「エリア設定」により挿入文の範囲を指定し、挿入エリア文字列を決定した後、決定した挿入エリア文字列を、ディスプレイ上の「挿入場所設定」により決定された挿入される文字列の挿入場所に挿入し、挿入された挿入エリア文字列以降の文章を、挿入される文字列において挿入エリアで指定された文章の長さ分をシフトして、挿入エリア文字列の後続に接続する。また、「横書き」および「縦書き」のいずれかの設定をユーザが選択できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手書き入力データの画像処理機能を有するタッチパネル付きディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のタッチパネル付きディスプレイ装置は、パソコンからのデータを表示するモードや専用アプリケーションによりタッチパネルを利用し、専用ペンや指先で手書き文字や図形を描き、ペンや指先の動きをタッチパネル装置により軌跡データ化しディスプレイに表示する電子黒板モードがある。
【0003】
上記従来の一例として、タッチパネル付きディスプレイ装置の外観は図2に示す通りである。図2のタッチパネル付きディスプレイ装置は、大型のリアプロジェクター1を搭載し、画面の周囲にはレーザー光による専用ペンまたは指等の位置およびペンダウンを制御するタッチパネル2が取り付けられている一例である。
【0004】
タッチパネル付きディスプレイ装置の構成は、図3のブロック図に示すとおりである。パソコン4にはタッチパネル2のドライバーおよびディスプレイ6上に手書き入力したデータを、ディスプレイ6上に表示するための表示用アプリケーションが搭載されており、タッチパネル付きディスプレイ5と接続されている。このように構成された装置において通常の黒板と同じように、専用ペンや指等で文字や図形等を描画したものを即座にディスプレイ表示することにより、いわゆる電子黒板として使用される。
【0005】
従来技術例としては、入力された手書き文字を自由に編集することができる手書き文字入力表示装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、タッチパネル中の表示画面に、接触入力された位置にカーソルを表示し、表示後に手書き文字パッドからの入力に応じた文書編集をカーソル表示位置に対して行う文書編集装置がある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平08−185398号公報(1−4頁、図1)
【特許文献2】
特開平10−97531号公報(1−2頁、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように手書きで文字や図形を入力してディスプレイに表示する「電子黒板モード」において、手書き入力した文章の途中に別の文章や図形をそのまま挿入したい場合がある。今までの挿入方法には、一例として図4(a)に示すように、ディスプレイ上の挿入したい部分を吹き出しで囲み、その一角を挿入したい部分に示す方法がある。また,別の例として図4(b)に示すように、文章の挿入したい部分の近くに挿入したい文章を書き、その挿入したい文章の両脇を斜線の線分によって、挿入したい文章の境界に示すような方法があった。
【0008】
しかしながら、「電子黒板モード」で手書き入力した文章においては、一般的に使われているワープロ機能の挿入機能がないために、挿入後のできあがった文章は1つの文として整然とならず、図4(a)および(b)に示すように非常に見苦しい文章になってしまっていた。
【0009】
よって、図1(a)に示すように、例えばアルファベットの手書き文字列の「I」と「J」の間に、ひらがなの手書き文章の「あいうえお」を挿入したい場合に、図1(b)の示すように、1つの文章として整った表示をするタッチパネル付きディスプレイ装置が望まれる。
【0010】
また、上述の従来技術例である特許文献1の発明は、専用ペンを用いて手書き入力されたストロークデータのみ削除や挿入といった文書編集が有効であり、範囲が限定されているし、特許文献2の発明は、挿入する手段としてキー入力は不要とするが手書き文字パッドからの入力を必要とするものであり、画面上に表示されている文章に、同じ画面上に表示されている別の文章をつなげるというものではない。また、上記いずれの発明も横書きの編集についての発明であり、縦書きにおいては対応しない。
【0011】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、手書き文字の文章に別の文字列や図形を挿入する場合、挿入したい文章を選択し、その文章の挿入したいところに別の文章を挿入でき、挿入した部分の後に続いて残っている文章を挿入された文章の後に自然に接続し、1つの文章として構成されるように編集することによって、横書きおよび縦書きのいずれにおいても、きれいな文章を表示可能とするタッチパネル付きディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置は、電子黒板モードにより文字や図形をタッチパネルから入力する入力手段と、「エリア設定」指定と「挿入場所設定」指定の選択をする選択手段と、ディスプレイに表示された手書き文字列の文字や図形状態のまま、他の手書き文字や図形を挿入する挿入手段とを有し、挿入される文字列の途中に他の文字列を挿入する場合、「エリア設定」により挿入文の範囲を指定し、挿入エリア文字列を決定し、決定した挿入エリア文字列を、「挿入場所設定」により決定される挿入される文字列の挿入場所に挿入し、挿入された挿入エリア文字列以降の文章を、挿入される文字列において挿入エリアで指定された文章の長さ分をシフトして、挿入エリア文字列の後続に接続することを特徴としている。
【0013】
請求項2記載のタッチパネル付きディスプレイ装置は、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、「エリア設定」は、ユーザが挿入文領域を四角形で選択することにより、四角形の枠で挿入エリア文字列を明確に表示することを特徴としている。
【0014】
請求項3記載のタッチパネル付きディスプレイ装置は、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、「エリア設定」は、ユーザが挿入文領域を四角形で選択した後、四角形における挿入部分の色を変更することにより、視覚的に挿入部分を明確に表示することを特徴としている。
【0015】
請求項4記載のタッチパネル付きディスプレイ装置は、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、挿入される文字列の途中に他の文字列を挿入する場合において、「横書きモード」と「縦書きモード」の切り替え手段を有し、ユーザが切り替え手段により前記「横書きモード」および「縦書きモード」のいずれか1つを選択することにより、挿入エリア文字列の後続に接続する文字列の桁のシフト方向を決定することを特徴としている。
【0016】
請求項5記載のタッチパネル付きディスプレイ装置は、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、「挿入場所設定」は、ユーザがディスプレイ上に表示される矢印型のポインタを移動操作することにより、挿入される文字列の挿入場所を指定することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図1(a)に示すように「エリア設定」選択と「挿入場所設定」の選択をする機能を設け、画面の中に表示する。図1(a)に示すように、アルファベットの手書き文字列の途中にひらがなの手書き文字列を挿入する場合、挿入したいひらがなの手書き文字列部分を「エリア設定」によって四角形の図形で囲み、挿入したい文字列の範囲を指定する。
【0019】
ここで、挿入したい文字列部分は図1(a)に示した四角形で囲む方法のほかに、図示はしていないが、仮想の四角形で囲んで文章の色を変える方法でもよい。
【0020】
「エリア設定」で挿入したい文字列の範囲を決定した後、次に画面上の「挿入場所設定」を選択することにより挿入場所ポインタ7が表示される。このポインタは、例えば図1(a)の矢印のような表示をする。ユーザはこの挿入場所ポインタを、挿入される側の本文のユーザが挿入したい箇所にドラッグしながら移動させる。図1(a)に示すように、この場合では「I」と「J」の間に「あいうえお」を挿入したいので、「I」と「J」の間に挿入場所ポインタ7を移動させる。このポインタのドラッグ移動により、挿入される側の場所が決定し、挿入したい文書の挿入が実行される。
【0021】
文字列の挿入後の結果は、図1(b)に示すように「エリア設定」した範囲の文章、ここでは「あいうえお」が、挿入される側の本文であるアルファベットの手書き文字列に挿入されるとともに、本文の後続文章、ここでは「JKLMN」が挿入された「あいうえお」の後に接続されて、1つにまとまったきれいな文章表示にすることができる。
【0022】
次に、図5を参照にして本発明の制御フローについて説明する。まず、図5(a)においてタッチパネルのペンまたは指等の検出位置座標軸と表示ディスプレイ座標軸は、左上を原点(0,0)とし、右方向にX軸、下方向にY軸として表される。また、図5(a)では挿入エリアの四角形P1R1S1Q1の範囲を示しており、座標軸はP1(X1,Y1)、R1(X1,Y2)、S1(X2,Y2)、Q1(X2,Y1)で表される。
【0023】
挿入される場所は、図5(a)における画面上の矢印の挿入場所ポインタ7が示す場所から挿入され、点線で示した架空の挿入エリアの四角形P2R2S2Q2に挿入される。移される座標軸はP2(X3,Y3)、R2(X3,Y4)、S2(X4,Y4)、Q2(X4,Y3)である。
【0024】
ここで、P1R1=P2R2=X2−X1=X4−X3およびP1Q1=P2Q2=Y2−Y1=Y4−Y3の条件で挿入エリアが移動することになる。
【0025】
点線で示した架空の挿入エリアである四角形P2R2S2Q2の中に記載されている「JKLMN」の文字は挿入された文字列の後尾、X軸方向にP1R1=P2R2=X2−X1=X4−X3分右にシフトされて表示する。この時、Y軸方向の幅はP1Q1=P2Q2=Y2−Y1=Y4−Y3である。図5(b)は、シフト後の挿入が終了した状態を示す図である。
【0026】
この実施例では、四角形の枠で挿入エリアを表示する方法で説明しているが、上述の方法で挿入エリアを選択した後、挿入エリアを設定された部分を色で変化させる方法等もある。
【0027】
次に、図6において本発明の実施形態における操作フローについて説明する。まず、手書き文字を挿入する場合、ユーザは「エリア設定」をペンまたは指等で選択する(S101)。次に挿入文エリアを指定するために、図5(a)に示す四角形P1Q1S1R1の左上のP1点をペンまたは指等で押下し、ペンダウン状態にする(S102)。ペンダウン状態が検出されなかった場合は(S103/NO)、S101にもどる。
【0028】
ペンダウン状態を検出し、P1点(X1,Y1)を決定した場合は(S103/YES)、押下したままS1点までペンまたは指を移動させるドラッグ動作を行う(S104)。この時、ペンまたは指を画面から離すことにより、ペンアップ状態が検出され(S105/YES)、S1点(X2,Y2)が決定し挿入エリアが四角形P1Q1S1R1部分で確定される(S106)。以上の操作を行うことで挿入文の指定を完了する。ペンアップ状態が検出されなかった場合は(S105/NO)、S104にもどる。
【0029】
次に、挿入したい文章に挿入する場合は、画面上の「挿入場所設定」をペンまたは指等で指定した後、挿入したい文章の先頭にペンまたは指等で指定する。この実施例の場合は、画面上の「挿入場所設定」を選択することにより(S107/YES)、挿入場所設定のための矢印型挿入場所ポインタ7が現れる(S108)。そして、表示された挿入場所ポインタ7をペンまたは指等でペンダウンし、挿入文の先頭までドラッグ移動する(S109)。
【0030】
この結果、ペンアップされた時点で(S110/YES)、挿入エリアで設定された挿入文の挿入場所が決定し、挿入文は指定された所に挿入される。ペンアップされない場合は(S110/NO)、S109にもどる。
【0031】
上述において挿入文の挿入が実施される時、パソコンでのデータ処理として、図6の挿入文エリアP1Q1S1R1と同じP2Q2S2R2エリアのデータが右方向にシフトされる(S111)。これによってP2Q2S2R2エリアは空白データになる。
【0032】
P2Q2S2R2エリアに挿入文エリアP1Q1S1R1データを移動させ、張りつける(S112)。そして、挿入エリア設定されたP1Q1S1R1範囲内のデータが移動終了後に削除される空白処理が行われる(S113)。
【0033】
以上のように操作することにより、挿入される本文はユーザの挿入場所設定により前半と後半に分けられ、挿入される本文前半の文章の後に、挿入エリア設定された挿入文章が続き、その後に挿入される本文の後半の文章が接続されて、1つの文章として形成され、整ったきれいな文章とすることができる。
【0034】
上述までは横書き文章の手書き文字について説明したが、「縦書きモード」と「横書きモード」の2種類に分けた機能を設けることにより、縦書きおよび横書きのどちらのモードでも同じように挿入が可能である。
【0035】
「縦書きモード」と「横書きモード」の2種類のモードを設けた場合、前述した操作は「エリア設定」する前に、画面上にあらたに設けた「縦書き」と「横書き」の選択設定後に上述同様の操作を行うことで区別がつく。
【0036】
この場合のディスプレイ表示用のメモリデータはパソコン等の演算により下記の変更がなされるが、データの処理方向が縦書きモードと横書きモードでは異なり、縦書きモードではデータのシフト方向は、表示画面の下方向(Y方向)になる。主な変更点は、縦書きモードでは「縦書き」を押下する(横書きモードでは「横書き」を押下する)。また、挿入場所ポインタ7は横向きの矢印で表す(横書きモードでは下向きの矢印で表示する)。また、四角形PQSR部分のデータは縦書き方向(この場合画面下方向)にシフトされる(横書きモードではデータは右方向にシフトする)。以上のデータ変更により、図7(a)において挿入される文の「DE」の部分が下方向にシフトされ、図7(b)に示すように文章はきれいに接続される。
【0037】
以上のように、「縦書きモード」と「横書きモード」の2種類のモードを設けることにより、縦書きおよび横書きのどちらのモードでも同じように挿入が可能となり、ユーザにとっては大変便利である。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置によれば、手書き入力された文章に、別の文章の一部分を挿入する時、「エリア設定」と「挿入場所設定」の機能を設けることにより、手書き入力された文章に他の文章の一部分を挿入するとともに挿入された部分の後続に文章を詰めて表示することを特徴としているので、1つにまとまったきれいな文章とすることができる。
【0039】
請求項2記載のタッチパネル付きディスプレイ装置によれば、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、文章挿入のための「エリア設定」で設定された挿入エリアを四角形で囲むことを特徴としているので、挿入範囲が明確にでき、ユーザに知らしめることができる。
【0040】
請求項3記載のタッチパネル付きディスプレイ装置によれば、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、文章挿入のための「エリア設定」で設定された挿入エリアを四角形で囲むことで、挿入エリアを選択した後、挿入範囲を指定された色に変換することを特徴としているので、挿入範囲が明確にでき、ユーザに知らしめることができる。
【0041】
請求項4記載のタッチパネル付きディスプレイ装置によれば、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、縦書きおよび横書きでの挿入モードを設けたことを特徴としているので、挿入後の「桁詰め」が適切に行うことができる。
【0042】
請求項5記載のタッチパネル付きディスプレイ装置によれば、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、「挿入場所設定」は、ユーザがディスプレイ上に表示される矢印型のポインタを移動操作することにより、挿入される文字列の挿入場所を指定することを特徴としているので、ユーザは容易に挿入したい部分を指定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタッチパネル付きディスプレイ装置の実施例である「横書きモード」のディスプレイ表示を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例であるタッチパネル付きディスプレイ装置の外観図である。
【図3】本発明の実施例であるタッチパネル付きディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。
【図4】従来のタッチパネル付きディスプレイ装置の実施例におけるディスプレイ表示を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例であるタッチパネル付きディスプレイ装置のディスプレイ表示上の制御動作を示す説明図である。
【図6】本発明の実施例であるタッチパネル付きディスプレイ装置の操作の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明のタッチパネル付きディスプレイ装置の実施例である「縦書きモード」のディスプレイ表示を示す説明図である。
【符号の説明】
1 大型リアプロジェクター
2 タッチパネル
3 パソコン収容棚
4 パソコン
5 タッチパネル付きディスプレイ
6 ディスプレイ
7 挿入場所ポインタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、手書き入力データの画像処理機能を有するタッチパネル付きディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のタッチパネル付きディスプレイ装置は、パソコンからのデータを表示するモードや専用アプリケーションによりタッチパネルを利用し、専用ペンや指先で手書き文字や図形を描き、ペンや指先の動きをタッチパネル装置により軌跡データ化しディスプレイに表示する電子黒板モードがある。
【0003】
上記従来の一例として、タッチパネル付きディスプレイ装置の外観は図2に示す通りである。図2のタッチパネル付きディスプレイ装置は、大型のリアプロジェクター1を搭載し、画面の周囲にはレーザー光による専用ペンまたは指等の位置およびペンダウンを制御するタッチパネル2が取り付けられている一例である。
【0004】
タッチパネル付きディスプレイ装置の構成は、図3のブロック図に示すとおりである。パソコン4にはタッチパネル2のドライバーおよびディスプレイ6上に手書き入力したデータを、ディスプレイ6上に表示するための表示用アプリケーションが搭載されており、タッチパネル付きディスプレイ5と接続されている。このように構成された装置において通常の黒板と同じように、専用ペンや指等で文字や図形等を描画したものを即座にディスプレイ表示することにより、いわゆる電子黒板として使用される。
【0005】
従来技術例としては、入力された手書き文字を自由に編集することができる手書き文字入力表示装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、タッチパネル中の表示画面に、接触入力された位置にカーソルを表示し、表示後に手書き文字パッドからの入力に応じた文書編集をカーソル表示位置に対して行う文書編集装置がある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平08−185398号公報(1−4頁、図1)
【特許文献2】
特開平10−97531号公報(1−2頁、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように手書きで文字や図形を入力してディスプレイに表示する「電子黒板モード」において、手書き入力した文章の途中に別の文章や図形をそのまま挿入したい場合がある。今までの挿入方法には、一例として図4(a)に示すように、ディスプレイ上の挿入したい部分を吹き出しで囲み、その一角を挿入したい部分に示す方法がある。また,別の例として図4(b)に示すように、文章の挿入したい部分の近くに挿入したい文章を書き、その挿入したい文章の両脇を斜線の線分によって、挿入したい文章の境界に示すような方法があった。
【0008】
しかしながら、「電子黒板モード」で手書き入力した文章においては、一般的に使われているワープロ機能の挿入機能がないために、挿入後のできあがった文章は1つの文として整然とならず、図4(a)および(b)に示すように非常に見苦しい文章になってしまっていた。
【0009】
よって、図1(a)に示すように、例えばアルファベットの手書き文字列の「I」と「J」の間に、ひらがなの手書き文章の「あいうえお」を挿入したい場合に、図1(b)の示すように、1つの文章として整った表示をするタッチパネル付きディスプレイ装置が望まれる。
【0010】
また、上述の従来技術例である特許文献1の発明は、専用ペンを用いて手書き入力されたストロークデータのみ削除や挿入といった文書編集が有効であり、範囲が限定されているし、特許文献2の発明は、挿入する手段としてキー入力は不要とするが手書き文字パッドからの入力を必要とするものであり、画面上に表示されている文章に、同じ画面上に表示されている別の文章をつなげるというものではない。また、上記いずれの発明も横書きの編集についての発明であり、縦書きにおいては対応しない。
【0011】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、手書き文字の文章に別の文字列や図形を挿入する場合、挿入したい文章を選択し、その文章の挿入したいところに別の文章を挿入でき、挿入した部分の後に続いて残っている文章を挿入された文章の後に自然に接続し、1つの文章として構成されるように編集することによって、横書きおよび縦書きのいずれにおいても、きれいな文章を表示可能とするタッチパネル付きディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置は、電子黒板モードにより文字や図形をタッチパネルから入力する入力手段と、「エリア設定」指定と「挿入場所設定」指定の選択をする選択手段と、ディスプレイに表示された手書き文字列の文字や図形状態のまま、他の手書き文字や図形を挿入する挿入手段とを有し、挿入される文字列の途中に他の文字列を挿入する場合、「エリア設定」により挿入文の範囲を指定し、挿入エリア文字列を決定し、決定した挿入エリア文字列を、「挿入場所設定」により決定される挿入される文字列の挿入場所に挿入し、挿入された挿入エリア文字列以降の文章を、挿入される文字列において挿入エリアで指定された文章の長さ分をシフトして、挿入エリア文字列の後続に接続することを特徴としている。
【0013】
請求項2記載のタッチパネル付きディスプレイ装置は、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、「エリア設定」は、ユーザが挿入文領域を四角形で選択することにより、四角形の枠で挿入エリア文字列を明確に表示することを特徴としている。
【0014】
請求項3記載のタッチパネル付きディスプレイ装置は、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、「エリア設定」は、ユーザが挿入文領域を四角形で選択した後、四角形における挿入部分の色を変更することにより、視覚的に挿入部分を明確に表示することを特徴としている。
【0015】
請求項4記載のタッチパネル付きディスプレイ装置は、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、挿入される文字列の途中に他の文字列を挿入する場合において、「横書きモード」と「縦書きモード」の切り替え手段を有し、ユーザが切り替え手段により前記「横書きモード」および「縦書きモード」のいずれか1つを選択することにより、挿入エリア文字列の後続に接続する文字列の桁のシフト方向を決定することを特徴としている。
【0016】
請求項5記載のタッチパネル付きディスプレイ装置は、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、「挿入場所設定」は、ユーザがディスプレイ上に表示される矢印型のポインタを移動操作することにより、挿入される文字列の挿入場所を指定することを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図1(a)に示すように「エリア設定」選択と「挿入場所設定」の選択をする機能を設け、画面の中に表示する。図1(a)に示すように、アルファベットの手書き文字列の途中にひらがなの手書き文字列を挿入する場合、挿入したいひらがなの手書き文字列部分を「エリア設定」によって四角形の図形で囲み、挿入したい文字列の範囲を指定する。
【0019】
ここで、挿入したい文字列部分は図1(a)に示した四角形で囲む方法のほかに、図示はしていないが、仮想の四角形で囲んで文章の色を変える方法でもよい。
【0020】
「エリア設定」で挿入したい文字列の範囲を決定した後、次に画面上の「挿入場所設定」を選択することにより挿入場所ポインタ7が表示される。このポインタは、例えば図1(a)の矢印のような表示をする。ユーザはこの挿入場所ポインタを、挿入される側の本文のユーザが挿入したい箇所にドラッグしながら移動させる。図1(a)に示すように、この場合では「I」と「J」の間に「あいうえお」を挿入したいので、「I」と「J」の間に挿入場所ポインタ7を移動させる。このポインタのドラッグ移動により、挿入される側の場所が決定し、挿入したい文書の挿入が実行される。
【0021】
文字列の挿入後の結果は、図1(b)に示すように「エリア設定」した範囲の文章、ここでは「あいうえお」が、挿入される側の本文であるアルファベットの手書き文字列に挿入されるとともに、本文の後続文章、ここでは「JKLMN」が挿入された「あいうえお」の後に接続されて、1つにまとまったきれいな文章表示にすることができる。
【0022】
次に、図5を参照にして本発明の制御フローについて説明する。まず、図5(a)においてタッチパネルのペンまたは指等の検出位置座標軸と表示ディスプレイ座標軸は、左上を原点(0,0)とし、右方向にX軸、下方向にY軸として表される。また、図5(a)では挿入エリアの四角形P1R1S1Q1の範囲を示しており、座標軸はP1(X1,Y1)、R1(X1,Y2)、S1(X2,Y2)、Q1(X2,Y1)で表される。
【0023】
挿入される場所は、図5(a)における画面上の矢印の挿入場所ポインタ7が示す場所から挿入され、点線で示した架空の挿入エリアの四角形P2R2S2Q2に挿入される。移される座標軸はP2(X3,Y3)、R2(X3,Y4)、S2(X4,Y4)、Q2(X4,Y3)である。
【0024】
ここで、P1R1=P2R2=X2−X1=X4−X3およびP1Q1=P2Q2=Y2−Y1=Y4−Y3の条件で挿入エリアが移動することになる。
【0025】
点線で示した架空の挿入エリアである四角形P2R2S2Q2の中に記載されている「JKLMN」の文字は挿入された文字列の後尾、X軸方向にP1R1=P2R2=X2−X1=X4−X3分右にシフトされて表示する。この時、Y軸方向の幅はP1Q1=P2Q2=Y2−Y1=Y4−Y3である。図5(b)は、シフト後の挿入が終了した状態を示す図である。
【0026】
この実施例では、四角形の枠で挿入エリアを表示する方法で説明しているが、上述の方法で挿入エリアを選択した後、挿入エリアを設定された部分を色で変化させる方法等もある。
【0027】
次に、図6において本発明の実施形態における操作フローについて説明する。まず、手書き文字を挿入する場合、ユーザは「エリア設定」をペンまたは指等で選択する(S101)。次に挿入文エリアを指定するために、図5(a)に示す四角形P1Q1S1R1の左上のP1点をペンまたは指等で押下し、ペンダウン状態にする(S102)。ペンダウン状態が検出されなかった場合は(S103/NO)、S101にもどる。
【0028】
ペンダウン状態を検出し、P1点(X1,Y1)を決定した場合は(S103/YES)、押下したままS1点までペンまたは指を移動させるドラッグ動作を行う(S104)。この時、ペンまたは指を画面から離すことにより、ペンアップ状態が検出され(S105/YES)、S1点(X2,Y2)が決定し挿入エリアが四角形P1Q1S1R1部分で確定される(S106)。以上の操作を行うことで挿入文の指定を完了する。ペンアップ状態が検出されなかった場合は(S105/NO)、S104にもどる。
【0029】
次に、挿入したい文章に挿入する場合は、画面上の「挿入場所設定」をペンまたは指等で指定した後、挿入したい文章の先頭にペンまたは指等で指定する。この実施例の場合は、画面上の「挿入場所設定」を選択することにより(S107/YES)、挿入場所設定のための矢印型挿入場所ポインタ7が現れる(S108)。そして、表示された挿入場所ポインタ7をペンまたは指等でペンダウンし、挿入文の先頭までドラッグ移動する(S109)。
【0030】
この結果、ペンアップされた時点で(S110/YES)、挿入エリアで設定された挿入文の挿入場所が決定し、挿入文は指定された所に挿入される。ペンアップされない場合は(S110/NO)、S109にもどる。
【0031】
上述において挿入文の挿入が実施される時、パソコンでのデータ処理として、図6の挿入文エリアP1Q1S1R1と同じP2Q2S2R2エリアのデータが右方向にシフトされる(S111)。これによってP2Q2S2R2エリアは空白データになる。
【0032】
P2Q2S2R2エリアに挿入文エリアP1Q1S1R1データを移動させ、張りつける(S112)。そして、挿入エリア設定されたP1Q1S1R1範囲内のデータが移動終了後に削除される空白処理が行われる(S113)。
【0033】
以上のように操作することにより、挿入される本文はユーザの挿入場所設定により前半と後半に分けられ、挿入される本文前半の文章の後に、挿入エリア設定された挿入文章が続き、その後に挿入される本文の後半の文章が接続されて、1つの文章として形成され、整ったきれいな文章とすることができる。
【0034】
上述までは横書き文章の手書き文字について説明したが、「縦書きモード」と「横書きモード」の2種類に分けた機能を設けることにより、縦書きおよび横書きのどちらのモードでも同じように挿入が可能である。
【0035】
「縦書きモード」と「横書きモード」の2種類のモードを設けた場合、前述した操作は「エリア設定」する前に、画面上にあらたに設けた「縦書き」と「横書き」の選択設定後に上述同様の操作を行うことで区別がつく。
【0036】
この場合のディスプレイ表示用のメモリデータはパソコン等の演算により下記の変更がなされるが、データの処理方向が縦書きモードと横書きモードでは異なり、縦書きモードではデータのシフト方向は、表示画面の下方向(Y方向)になる。主な変更点は、縦書きモードでは「縦書き」を押下する(横書きモードでは「横書き」を押下する)。また、挿入場所ポインタ7は横向きの矢印で表す(横書きモードでは下向きの矢印で表示する)。また、四角形PQSR部分のデータは縦書き方向(この場合画面下方向)にシフトされる(横書きモードではデータは右方向にシフトする)。以上のデータ変更により、図7(a)において挿入される文の「DE」の部分が下方向にシフトされ、図7(b)に示すように文章はきれいに接続される。
【0037】
以上のように、「縦書きモード」と「横書きモード」の2種類のモードを設けることにより、縦書きおよび横書きのどちらのモードでも同じように挿入が可能となり、ユーザにとっては大変便利である。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置によれば、手書き入力された文章に、別の文章の一部分を挿入する時、「エリア設定」と「挿入場所設定」の機能を設けることにより、手書き入力された文章に他の文章の一部分を挿入するとともに挿入された部分の後続に文章を詰めて表示することを特徴としているので、1つにまとまったきれいな文章とすることができる。
【0039】
請求項2記載のタッチパネル付きディスプレイ装置によれば、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、文章挿入のための「エリア設定」で設定された挿入エリアを四角形で囲むことを特徴としているので、挿入範囲が明確にでき、ユーザに知らしめることができる。
【0040】
請求項3記載のタッチパネル付きディスプレイ装置によれば、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、文章挿入のための「エリア設定」で設定された挿入エリアを四角形で囲むことで、挿入エリアを選択した後、挿入範囲を指定された色に変換することを特徴としているので、挿入範囲が明確にでき、ユーザに知らしめることができる。
【0041】
請求項4記載のタッチパネル付きディスプレイ装置によれば、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、縦書きおよび横書きでの挿入モードを設けたことを特徴としているので、挿入後の「桁詰め」が適切に行うことができる。
【0042】
請求項5記載のタッチパネル付きディスプレイ装置によれば、請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置において、「挿入場所設定」は、ユーザがディスプレイ上に表示される矢印型のポインタを移動操作することにより、挿入される文字列の挿入場所を指定することを特徴としているので、ユーザは容易に挿入したい部分を指定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタッチパネル付きディスプレイ装置の実施例である「横書きモード」のディスプレイ表示を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例であるタッチパネル付きディスプレイ装置の外観図である。
【図3】本発明の実施例であるタッチパネル付きディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。
【図4】従来のタッチパネル付きディスプレイ装置の実施例におけるディスプレイ表示を示す説明図である。
【図5】本発明の実施例であるタッチパネル付きディスプレイ装置のディスプレイ表示上の制御動作を示す説明図である。
【図6】本発明の実施例であるタッチパネル付きディスプレイ装置の操作の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明のタッチパネル付きディスプレイ装置の実施例である「縦書きモード」のディスプレイ表示を示す説明図である。
【符号の説明】
1 大型リアプロジェクター
2 タッチパネル
3 パソコン収容棚
4 パソコン
5 タッチパネル付きディスプレイ
6 ディスプレイ
7 挿入場所ポインタ
Claims (5)
- パソコンの情報を表示し、専用ペンおよび指先で文字や画像を入力するタッチパネルを有するタッチパネル付きディスプレイ装置において、
電子黒板モードにより文字や図形をタッチパネルから入力する入力手段と、
「エリア設定」指定と「挿入場所設定」指定の選択をする選択手段と、
ディスプレイに表示された手書き文字列の文字や図形状態のまま、他の手書き文字や図形を挿入する挿入手段とを有し、
挿入される文字列の途中に他の文字列を挿入する場合、ユーザが前記「エリア設定」で挿入文の範囲を指定することにより挿入エリア文字列を決定し、決定した前記挿入エリア文字列を、ユーザが「挿入場所設定」で挿入したい場所を指定することにより決定する前記挿入される文字列の挿入場所に挿入し、挿入された前記挿入エリア文字列以降の文章を、前記挿入される文字列において、挿入エリアで指定された文章の長さ分をシフトして、前記挿入エリア文字列の後続に接続することを特徴とするタッチパネル付きディスプレイ装置。 - 前記「エリア設定」において、挿入文領域を四角形で選択して、前記四角形の枠で前記挿入エリア文字列を示すことを特徴とする請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置。
- 前記「エリア設定」において、挿入文領域を四角形で選択した後、選択した挿入部分の色を変更し、視覚的に前記挿入部分を示すことを特徴とする請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置。
- 挿入される文字列の途中に他の文字列を挿入する場合において、
「横書きモード」と「縦書きモード」の切り替え手段を有し、
ユーザが前記切り替え手段により前記「横書きモード」および前記「縦書きモード」のいずれか1つを選択することにより、前記挿入エリア文字列の後続に接続する文字列の桁のシフト方向を決定することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置。 - 前記「挿入場所設定」において、ユーザはディスプレイ上に表示される矢印型のポインタを移動操作することにより、挿入される文字列の挿入場所を指定することを特徴とする請求項1記載のタッチパネル付きディスプレイ装置。
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