JP2010201807A - インタラクティブボード - Google Patents

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Abstract

【課題】送受信センサー方式による位置検知式送受信機能を用いたインタラクティブボードでありながら、タッチパネルセンサー方式を用いたインタラクティブボードと同等の仕様であり、使用者だけでなく施工業者にとっても利便性が高く、しかも環境に優しいインタラクティブボードを提供すること。
【解決手段】プロジェクター1を支持するためのプロジェクターハンガー2と、マーカー等の入力手段のボード5上における位置を検知する位置検知センサー3と、パソコン置き台4とを備えていることを特徴とするインタラクティブボードで、位置検知センサー3は、プロジェクターハンガー2に一体に設置される場合とボード5のボード面又は枠部分に設置される場合とがある。また、プロジェクターハンガー2がボード5に対して横方向に移動可能に設置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、インタラクティブボード、より詳細には、電子黒板、ホワイトボード、スクリーンボード等の投影表示面を有するボードで、超音波・赤外線型、光学・赤外線型及びレーザ光線型等の送受信センサー方式による位置検知式送受信機能を備えたインタラクティブボードに関するものである。
近時、学校等の教育関連施設や病院等の公共施設、あるいは、企業等において、インタラクティブボードが広く使用されるようになってきている。このインタラクティブボードは、コンピュータのデスクトップを投影する二次元表面型のデバイスであって、ユーザーがその表面上に行ったことをコンピュータに入力する機能を備えたものである。もちろん電子黒板としての使用も可能であるが、それにプロジェクターを装備して使用することで、汎用的な対話型コンピュータスクリーンとなり得るものである。
このインタラクティブボードにおける、機器間の双方向通信のための位置検知方式としては、デジタル感圧型や電磁気型等のタッチパネルセンサー方式のものと、超音波・赤外線型、光学・赤外線型及びレーザ光線型等の送受信センサー方式のものとがある。このうち後者のものにあっては、ホワイトボ―ド、電子黒板あるいはスクリーン面等の投影表示面に、位置検出用の送受信センサー機器をポータブル型として単独で貼り付け設置するか、センサー機器自体を投影表示面本体に埋設したりするかして、インタラクティブボードとしての機能を実現させて、市場への製品提供がなされている。
しかるに、これらの従来のインタラクティブボードの使用環境を整える場合、投影表示面に映像等の情報の投写をする必要から、多くの場合プロジェクターを、天井や壁等のボード以外の場所に固定していた。そのために、各種のプロジェクター吊り下げ固定装置の配設工事をしたり、その都度ボードの前面に机等のプロジェクター設置台を配置したりする必要があり、それは、使用者にとって煩わしい作業であった。
このように使用者にとって煩わしく、手間の掛かる映像情報の表示のための事前準備作業を省略するため、タッチパネルセンサー式を用いたインタラクティブボードにつき、電子ボード自体にプロジェクターの可動式吊り下げ装置を実装させる提案が、本願出願人によって種々なされると共に(特願2008−318419号、特願2007−291736号、特願2007−291826号等)、使用者に対する利便性や機器省略等による環境性の向上を図った製品も既に市場に提供されている。
しかしながら一方、超音波・赤外線型、光学・赤外線型及びレーザ光線型等の送受信センサー方式による位置検知式送受信機能を用いたインタラクティブボードについては、上述した使用者の利便性は十分に考慮されておらず、また一方で、機器の据付設置工事の施工業者等に対する利便性の考慮も不足しており、利用者及び施工業者の双方を満足させる仕様を実現し得る製品は、未だ市場に提供されていない。
特願2008−318419号 特願2007−291736号 特願2007−291826号
本発明は上記背景の下になされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、超音波・赤外線型、光学・赤外線型及びレーザ光線型等の送受信センサー方式による位置検知式送受信機能を用いたインタラクティブボードでありながら、タッチパネルセンサー方式を用いたインタラクティブボードと同等の仕様であり、各種の黒板やホワイトボードにつき、既設、新設を問わず採用可能であって、使用者だけでなく施工業者にとっても利便性が高く、しかも環境に優しいインタラクティブボードを提供するところにある。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、プロジェクターを支持するためのプロジェクターハンガーと、マーカー、スタイラスその他の入力手段のボード上における位置を検知する位置検知センサーと、パソコン置き台とを備えていることを特徴とするインタラクティブボードである。
前記位置検知センサーは、前記プロジェクターハンガーに一体に設置される場合と前記ボードのボード面又は枠部分に設置される場合とがあり、また、前記プロジェクターハンガーがボードに対して横方向に移動可能に設置されて、前記位置検知センサーが前記プロジェクターハンガーに一体に設置される場合と、前記プロジェクターハンガーがボードに対して横方向に移動可能に設置されて、前記位置検知センサーが前記ボードのボード面又は枠部分に設置される場合とがある。
一実施形態においては、前記プロジェクターハンガーの横方向への移動は、前記ボードの上辺及び下辺に沿って設置されたスライドレールに沿って行われ、前記上辺のスライドレール及び/又は下辺のスライドレールは、平行に複数本敷設されることがあり、その場合、前記複数本敷設されるスライドレールのスライド面は、同じ方向を向く場合と互いに異なる方向を向く場合とがある。そして、前記パソコン置き台は、前記プロジェクターハンガーに一体に設置され、あるいは、前記プロジェクターハンガーと切り離して設置される。
また、一実施形態において前記プロジェクターハンガーは、プロジェクターを映写に好適な位置に移動させ、且つ、好適な向きに向けることが可能な状態にて前記プロジェクターを吊持するアームを有し、前記アームは、前記プロジェクターが、上下方向及び/又は前記アームの長さ方向に移動し得るように吊持すると共に、前記プロジェクターが、所望の方向に向けて回動し得るように支持する。前記アームは、水平方向に旋回可能に軸支され、また、上下方向に移動可能に支持される。
本インタラクティブボードは、壁面固定式のものであってもよいし、移動式のものであってもよい。また、好ましくは、スライドコンセントを備え付けたものとされる。
本発明は上述したとおりであって、本発明に係るインタラクティブボードは、プロジェクターを支持するためのプロジェクターハンガーと、マーカーやスタイラス等の入力手段のボード上における位置を検知する位置検知センサーと、パソコン置き台とを備えて成るので、超音波・赤外線型、光学・赤外線型及びレーザ光線型等の送受信センサー方式による位置検知式送受信機能を用いたインタラクティブボードでありながら、タッチパネルセンサー方式を用いたインタラクティブボードと同様に、各種の黒板やホワイトボードにつき、既設、新設を問わず採用可能であり、且つ、使用者並びに施工業者にとって利便性が高く、しかも環境に優しいインタラクティブボードを提供し得る効果がある。
また、別途パソコン台を用意することなく、プロジェクター、ボード、パソコンを三位一体として即時プロジェクターの使用が可能となり、プロジェクターの使用者が、最適な状態にて映写するために、映写ボード面に対するプロジェクターの高さ位置、傾斜角度、前後方向の位置、旋回角度等の調節を任意に行うことができて、使用者の利便性を飛躍的に高めることができる効果がある。
更に、新規設置の場合に限らず、既存の黒板補修時等の機会においても、容易に据付設置が可能で、既存の黒板等の機能を拡大し得る効果があり、請求項13に記載の発明においては、電源コード類が散乱して見苦しくなることを回避できて、周辺の安全性を向上させ得る効果がある。
本発明に係るインタラクティブボードの一実施形態(壁面固定型)を示す概略正面図である。 図1に示す実施形態の変形例を示す概略正面図である。 図1に示す実施形態の他の変形例を示す概略正面図である。 本発明に係るインタラクティブボードの他の実施形態(移動式)を示す概略側面図である。 本発明に係るインタラクティブボードにおけるスライドレールとスライダーとの係合関係を示す図である。 図2に示す実施形態における並走レールのそれぞれ異なる構成例を示す断面図である。 本発明に係るインタラクティブボードにおけるプロジェクターハンガーの構成例を示す図である。 本発明に係るインタラクティブボードにおいて用いることのあるプロジェクター吊持具の構成例を示す図である。 本発明に係るインタラクティブボードにおいて用いることのあるプロジェクター吊持具の他の構成例を示す図である。 本発明に係るインタラクティブボードにおいて用いることのあるスライドコンセント及び集中電源コンセントの構成例を示す図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面に依拠して説明する。本発明に係るインタラクティブボードは、プロジェクター1を支持するためのプロジェクターハンガー2と、マーカーやスタイラス等の入力手段のボード上における位置を検知する位置検知センサー3と、パソコン置き台4とを備えていることを特徴とするものである。
本発明は、壁面固定型と移動型のいずれのボードに対しても適用可能である。図1及び図2に示される第1の実施形態は、既設の壁面固定型の大型平面黒板についてのものであり、プロジェクターハンガー2をボード5に沿って横方向に移動可能にしたものである。この実施形態における位置検知センサー3は、プロジェクターハンガー2に一体に設置されるが、後述する第2の実施形態におけるように、別体にて設置することもできる(図3参照)。
図1に示す例では、壁面に固定されたボード5の上辺及び下辺に沿ってスライドレール6、7がそれぞれ1本ずつ敷設され、各スライドレール6、7に、摺動又は転動可能なスライダー8、9が設置される。また、更に使用上の利便性を高めるために、図2に示す例のように、スライドレール6、7を、それぞれ複数(図では2本)ずつ敷設することもある。図2においては、その利用例として、下側のスライドレール7の下段に、フック型吊下げ具32が取り付けられ、そこに配線コード33を吊下げる例が示されている。
スライドレール6、7とこれに係合するスライダー8、9の構成は任意で、例えば、スライドレール6、7として断面が角C字形のものを用い、スライダー8、9として、スライドレール6、7内に係止されて転動するコロ8a、9aを備えたブロックとすることができる(図5参照)。あるいは、スライドレール6、7としてLMガイドを用い、スライダー8、9として、LMボールを備えたブロックとすることもできる。
図6は、スライドレール6、7をそれぞれ複数並走させる場合におけるスライドレール6、7の断面形状例を示すもので、(A)に示す例は、正面向きレールを二段近接させて設けたもので、(B)に示す例は、正面向きレールを二段離隔させて設けたもので、(C)に示す例は、上段を上向きレールとし、下段を正面向きレールとしたもので、(D)に示す例は、上段を正面向きレールとし、下段を下向きレールとしたものであり、他にも、用途に応じて種々の組み合わせが可能である。また、図示してないが、更に必要に応じて、スライドレール6、7の他に、ボード5の側辺に縦レールを配することもできる。
第1の実施形態においては、スライダー8、9は連結支柱10によって連結され、スライダー8とスライダー9とが一体となって、スライドレール6、7に沿って移動する。例えば、位置検知センサー3は、この連結支柱10に固定されることで、プロジェクターハンガー2に一体化され、プロジェクターハンガー2と共に移動可能となる。
プロジェクターハンガー2は、電子黒板、ホワイトボード、スクリーンボード等の各種ボードの機能を有するボード5の画像投影面に向けて支持するためのアーム11を有し、通例該アーム11は、上側のスライダー8に設置される。アーム11は、プロジェクター1が映写に好適な位置に移動し、且つ、好適な向きに向くように、例えば、プロジェクター1が、上下方向及び/又はアーム11の長さ方向に移動し得るように支持すると共に、水平方向及び/又は垂直方向に旋回し得るように支持する。
好ましくはアーム11は、それ自体がボード5に対して旋回可能となるようにしてスライダー8に設置される。そのためには、例えば、スライダー8にパイプ状の軸支筒12を埋設し、アーム11を軸支筒12内に旋回可能に挿入するようにすればよい。その場合、アーム11を所望の旋回位置並びに高さ位置に固定するための手段を配することが好ましい。
その手段としては、軸支筒12の上端部に、アーム11を取り巻いて緊締可能な締付バンド13を配設する構成(図7(A)参照)、軸支筒12の外側から止めネジをねじ込み、その先端でアーム11を押圧してその動きを制止させる構成、外側からスプリング付きピン41を差し込み、そのスプリングの作用でピンの先端がアーム11に適宜穿設されたピン孔42内に進入してロックする構成(図7(B))、その他任意のロック手段を採用することができる。あるいは、それらのロック手段を配することなく、例えば、アーム11の外周面と軸支筒12の内周面とのクリアランスを約0.6mmとすると共に、アーム11の挿入深さを250mm以上確保することによって、両周面間に十分な摺動抵抗を持たせる方法を採用することもできる。
このような構成とすることによりアーム11は、緊締手段等を緩めた状態において、スライダー8に軸支されて旋回可能且つ上下動可能となり、その先端に取り付けられるプロジェクター1を任意の高さ及び向きに配置することが可能となる。なお、通例、このアーム11の旋回及び上下動は手動で行うが、シリンダーやモーター等による機械的駆動によって行うようにすることもできる。
アーム11の先端部に対するプロジェクター1の取り付けは、直接、あるいは、プロジェクター吊持具21を介して行う。例えば、プロジェクター吊持具21は、アーム11を進入させることによってアーム11に設置される筒状のスライド枠22と、垂直方向に向けてスライド枠22に付設される摺動支持筒23と、摺動支持筒23内に摺動可能に挿入される吊持軸24と、吊持軸24の下端に取り付けられて吊持軸24と直交方向にスライドするスライド棒25と、スライド棒25に吊持されるプロジェクター固定板26とで構成される(図8参照)。
この場合アーム11は、スライド枠22内を摺動可能、換言すれば、スライド枠22はアーム11に沿って移動可能となる。このスライド枠22の移動は、固定ネジ27を緩めることにより行うことができ、また、吊持軸24の摺動は、摺動支持筒23にねじ込まれた固定ネジ28を緩めることにより行うことができる。スライド棒25は、フレキシブルクランプ29を介して吊持軸24の下端部に取り付けられる。フレキシブルクランプ29は、2軸を所望の角度にして連結し得る金具であり、垂直状態の吊持軸24に対してスライド棒25を水平状態、あるいは、任意の傾斜状態にすることが可能である。
図9は、アーム11に対するプロジェクター吊持具21の他の取付方法を示すものである。それは、基板35の一方の面に、プロジェクター吊持具21の吊持軸24を挿通するための軸挿入部36を設け、その他方の面に、アーム11の先端部を吊持軸24と直交方向に挿入して受けるU型ベンダーボルト37を設けたアーム取り付け具34を用いるもので、その軸挿入部36には緊締ネジ38がねじ付けられ、また、基板34を通り抜けるU型ベンダーボルト37の一端部に緊締ナット39がねじ付けられる。
この場合は、軸挿入部36の緊締ネジ38を緩めることで、軸挿入部36に挿通されている吊持軸24を上下動させることができ、また、U型ベンダーボルト37の緊締ナット39を緩めることで、そこに挿通されているアーム11の先端部を摺動可能となり、それぞれの操作で、プロジェクター1の横方向位置及び高さ位置の調整が可能となる。
なお、プロジェクター固定板26としては、あらゆるメーカーのプロジェクターに対応可能となるという意味において、パンチングメタルを採用し、これを適宜折曲して用いることが好ましい。
以上の構成によりプロジェクター1は、アーム11の長さ方向に移動可能であると共に上下方向に移動可能である。また、プロジェクター1はプロジェクター固定板26を介してスライド棒25に連結されているので、フレキシブルクランプ29の締め付けネジを緩めてスライド棒25の傾斜角度を変更することにより、プロジェクター1の傾斜角度を任意に設定することができ、以て、アーム11を旋回させることと相俟って、プロジェクター1を映写に最適な位置及び角度に配置する操作を、容易且つ迅速に行うことが可能となる。
プロジェクター吊持具21としては、上記の他に、吊持軸24とスライド棒25とを自在軸継手(ユニバーサルジョイント)を介して連結する構成、あるいは、スライド棒25を省略し、吊持軸24に自在軸継手を介して直接プロジェクター1(又はプロジェクター固定板26)を連結する構成も考えられる。この自在軸継手を用いた構成の場合は、プロジェクター1の首振り動作の自由性がより高まる。
位置検知センサー3は、図1及び図2に示される第1の実施形態におけるように、プロジェクターハンガー2に一体に設置される場合のほか、図3に示す第2の実施形態におけるように、プロジェクターハンガー2とは独立したものとして、別個にボード5のボード面又は枠部の適宜位置に設置されることもある。その設置は、恒久的な埋設方法であってもよいし、脱着可能な方法であってもよい。
パソコン置き台4も、プロジェクターハンガー2に一体に設置される構成と、別体にて設置される構成とがあり、図1及び図2には前者の例が示されている。その場合のパソコン置き台4は、下側のスライダー9と一体に設置されていて、スライダー9と共にスライドレール7に沿って移動可能である。
パソコン置き台4をプロジェクターハンガー2とは別体にする場合は、ボード5の下部等に固定的に設置することとしてもよいし(後述する移動式ボードの場合には、スタンドに設置することも可能)、スライドレール7又はこれに平行に敷設される別のスライドレールに、スライド可能に設置することとしてもよい。
上記いずれの場合においても、パソコン置き台4は、不使用時には邪魔にならないように折り畳み収納可能にし、パソコン使用時に起こしたり、引き出したりして水平状態にすることができるような構成にすることが好ましい。そのためのパソコン置き台4の構成としては種々のものが考えられ、L型蝶番の水平部を介して水平に支持させる構成、周回可能に取り付けて水平位置においてロックする機構を設ける構成、パソコン置き台4と連結支柱10とにそれぞれ設けた角型パイプ同士を、挿入角度を変えて抜き差し可能にする構成、あるいは、航空機や新幹線の座席に設置されているような、引出し式テーブルの如き構成等を採用することができる。
特に、図1乃至図3に示されるような大型の固定式黒板においては、ボードの上辺部及び/又は下辺部、あるいは、側辺部の沿面等に、スライドコンセントを設置することが好ましい(図10(A)参照)。このスライドコンセントは、導電レールを内設した絶縁レールに対し、導電レールに摺接する導電端子を有する絶縁プラグを係合させたもので、絶縁プラグを絶縁レールに沿って任意の位置にずらし動かして使用することができる。また同時に、螺旋コード付き集合電源コンセント(図10(B)参照)を用いることが好ましい。このスライドコンセントを配設し、また、集合電源コンセントを使用することにより、電源コード類が散乱して見苦しくなることを回避することができ、また、適宜照明器具を設置したりすることもでき、周辺の安全性を向上させることが可能となる。
なお、図中の符号12は、上側のスライダー8に取り付けられたスピーカーであり、符号13は、スライダー9をロックして固定するためのロック機構の例であり、また、符号14は、プロジェクター1による投影面を表わしている。
図1乃至図3に示されるような大型の固定式黒板においては、プロジェクターハンガー2、位置検知センサー3、パソコン置き台4、スライダー8、9、連結支柱10等の構成を、左右対称に一対設けることとしてもよい。その場合は、状況に応じて、左右いずれかのセットを利用することができ、また、左右のセットを同時に使用することもできる。
なお、黒板には、複数の筆記面を有するものとして、上げ下げ式黒板や引き分け式黒板があるが、本発明は、これらの構成の場合にも適用可能である。即ち、上げ下げ式黒板の場合は、前面側の上下動するボードに、また、引き分け式黒板の場合は、やはり前面側のボードに、それぞれ上記プロジェクターハンガー2、位置検知センサー3、パソコン置き台4、スライダー8、9、連結支柱10等の構成を設置することができる。
図4に示す第3の実施形態は、ボード5をキャスター付きスタンド(支持脚)21に設置することによって移動可能にした、移動式インタラクティブボードに関するものである。そこにおいて、上述した図1乃至図3に示される実施形態におけると同じ符号を付した部分の構成は、上記実施形態における構成に準じるので、説明を省略する。
この図4に示された実施形態においては、パソコン置き台4はスタンド31に設置されているが、スライダー9に設置することができることは、上述した実施形態の場合と同様である。
このように本発明に係るインタラクティブボードは、プロジェクター1を支持するためのプロジェクターハンガー2と、マーカーやスタイラス等の入力手段のボード5上における位置を検知する位置検知センサー3と、パソコン置き台4とを備えて成るので、超音波・赤外線型、光学・赤外線型及びレーザ光線型等の送受信センサー方式による位置検知式送受信機能を用いたインタラクティブボードでありながら、タッチパネルセンサー方式を用いたインタラクティブボードと同様に、各種の黒板やホワイトボードにつき、既設、新設を問わず採用可能であり、且つ、使用者並びに施工業者にとって利便性が高いものである。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白なので、この発明は添付請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 プロジェクター
2 プロジェクターハンガー
3 位置検知センサー
4 パソコン置き台
5 ボード
6、7 スライドレール
8、9 スライダー
10 連結支柱
11 アーム
14 画像投影面
21 プロジェクター吊持具

Claims (18)

  1. プロジェクターを支持するためのプロジェクターハンガーと、マーカー、スタイラスその他の入力手段のボード上における位置を検知する位置検知センサーと、パソコン置き台とを備えていることを特徴とするインタラクティブボード。
  2. 前記位置検知センサーは、前記プロジェクターハンガーに一体に設置される、請求項1に記載のインタラクティブボード。
  3. 前記プロジェクターハンガーは、ボードに対して横方向に移動可能に設置され、前記位置検知センサーは、前記プロジェクターハンガーに一体に設置される、請求項2に記載のインタラクティブボード。
  4. 前記位置検知センサーは、前記ボードのボード面又は枠部分に設置される、請求項1に記載のインタラクティブボード。
  5. 前記プロジェクターハンガーは、ボードに対して横方向に移動可能に設置され、前記位置検知センサーは、前記ボードのボード面又は枠部分に設置される、請求項4に記載のインタラクティブボード。
  6. 前記プロジェクターハンガーの横方向への移動は、前記ボードの上辺及び下辺に沿って設置されたスライドレールに沿って行われる、請求項3又は5に記載のインタラクティブボード。
  7. 前記上辺のスライドレール及び/又は下辺のスライドレールは、平行に複数本敷設される、請求項6に記載のインタラクティブボード。
  8. 前記複数本敷設されるスライドレールのスライド面は、同じ方向を向く、請求項7に記載のインタラクティブボード。
  9. 前記複数本敷設されるスライドレールのスライド面は、互いに異なる方向を向く、請求項7に記載のインタラクティブボード。
  10. 前記パソコン置き台は、前記プロジェクターハンガーに一体に設置される、請求項1乃至9のいずれかに記載のインタラクティブボード。
  11. 前記パソコン置き台は、前記プロジェクターハンガーと切り離して設置される、請求項1乃至9のいずれかに記載のインタラクティブボード。
  12. 前記プロジェクターハンガーは、プロジェクターを映写に好適な位置に移動させ、且つ、好適な向きに向けることが可能な状態にて前記プロジェクターを吊持するアームを有する、請求項1乃至11のいずれかに記載のインタラクティブボード。
  13. 前記アームは、前記プロジェクターが、上下方向及び/又は前記アームの長さ方向に移動し得るように吊持すると共に、前記プロジェクターが、所望の方向に向けて回動し得るように支持することを特徴とする、請求項12に記載のインタラクティブボード。
  14. 前記アームは、水平方向に旋回可能に軸支される、請求項12又は13に記載のインタラクティブボード。
  15. 前記アームは、上下方向に移動可能に支持される、請求項12乃至14のいずれかに記載のインタラクティブボード。
  16. 壁面固定式である、請求項1乃至15のいずれかに記載のインタラクティブボード。
  17. 移動式である、請求項1乃至15のいずれかに記載のインタラクティブボード。
  18. スライドコンセントを備えている、請求項1乃至17のいずれかに記載のインタラクティブボード。
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